ビットコイン価格が1週間で30%の暴落
10月に6,400ドル付近を推移していたビットコイン(BTC/USD)価格は、今月20日に急落を見せ、現在は4,200.22ドル程度まで下がり、ここ1週間で30%下落した計算になる。2017年9月30日に記録された安値からは16%下がり、最安値を更新したビットコイン価格は、引き続きまだ底値を探っている状態にあるとのことだ。
OKEx、ビットコインキャッシュ先物を強制決済
世界でも人気の仮想通貨取引所であるOKEX Technology Company Limited(本社:255 Gloucester Road, Causeway Bay Hong Kong)【以下、OKExと称す】は、合計1億3,500万ドル相当のビットコインキャッシュの先物取引を強制的に決済したことが原因で、一部投資家が損害を被っていることが明らかになった。OKExは、ビットコインキャッシュが分裂することによる影響を受けて強行な動きに転じたという。
仮想通貨ETPがスイス証券取引所で上場予定
スイスのスタートアップ企業であるAmun AG【以下、Amunと称す】によって開発された、世界初となる複数の仮想通貨から構成される上場取引型金融商品(Exchange Traded Products)【以下、ETPと称す】が、今週中にスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)に上場されることが明らかになった。
米SEC、2つのICOプロジェクトに罰金を課す
Kobre & Kim LLP(本社:800 Third Avenue New York, New York 10022)の政府執行や証券訴訟を専門とする弁護士、Jake Chervinsly氏によると、米国証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission)【以下、SECと称す】は、仮想通貨規制の第二段階に移行しており、2つのICO(イニシャルコインオファリング)に対して罰金を課していることが明らかになった。
慈善団体がモネロのマイニングで寄付を実現
インターネット上で活動する慈善団体のBail Blocは、仮想通貨モネロ(Monero)のマイニングで資金の寄付を募っており、共同創設者であるMaya Binyam氏のSNS投稿よると、今月15日に活動が始まってちょうど1年が経過することが明らかとなった。
eToro、独自ステーブルコインを発行する意向
ソーシャルトレーディング・プロバイダーのeToro(UK)Ltd.(本社:24th floor, One Canada Square Canary Wharf E14 5AB London, United Kingdom)【以下、eToroと称す】のCEOであるYoni Assia氏が、2019年に独自のステーブルコインを発行する計画であることを発表した。
Google Playストアに詐欺ウォレットの存在
マルウェア研究者でブロガーでもあるLukas Stefanko氏は、Google Playストアで公開されていた少なくとも4つのアプリケーションが、仮想通貨の盗難を目的とする詐欺ウォレットであったことを特定した。これらのアプリケーションは、仮想通貨のネオ(NEO)、テザー(Tether)に対応したサービス、またはERC20向けのウェブウォレットであるメタマスク(MetaMask)を装って公開されていたが、現在では、Googleのセキュリティチームによって排除されている。
バイナンス、制裁を受けるイランで顧客資産の引上げを促す
仮想通貨取引所のBinance(本社:Suite 603, Tower 2, Lippo Centre, 89 Queensway, Admiralty, HongKong)【以下、バイナンスと称す】は、経済制裁の流れを受けて、イラン国内のユーザーに資金を引き出すよう促していることが明らかになった。
イラン、国家主導の仮想通貨開発を決定
世界200か国以上1,1000もの金融機関が利用する国際決済システムを提供する国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)【以下、SWIFTと称す】が、米国の経済制裁の影響で、イラン中央銀行の国際決済システムの利用を正式に禁止した。これを受けて、イラン政府は、国家主導の仮想通貨Crypto-Rialの開発を決定したことが明らかになった。
仏金融市場庁、調査報告でICO投資の限界を示唆
フランス金融市場庁(Autorité des marchés financiers)【以下、AMFと称す】は、ICO(イニシャルコインオファリング)に関する最新の報告書を発表し、仮想通貨を利用した資金調達額の拡大が続く反面、ICOが占める割合は他の市場と比較して低く、すでに限界に達していることを伝えた。
ビットコインキャッシュ、次期アップデートで分裂の可能性
今月15日にテクニカルアップデートが迫るビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)だが、Bitcoin ABCとBitcoin SVの異なる2つのプロトコルを支持する派閥の対立構造が明らかになった。現時点では、Bitcoin SVがオーストラリアの暗号技術の第一人者であるCarig Wright氏などを含む強力なバックアップを受けており、大多数のマイニングノードがこのプロトコルに移行することで、ビットコインキャッシュのブロックチェーンにフォークが発生する可能性が示唆されている。
スイス企業、中東での仮想通貨発行を承認される
スイスを本拠に仮想通貨関連事業を展開するX8 AG【以下、X8と称す】は、イスラム法であるシャリーア法の基、中東でのステーブルコイン発行が正式に承認されたことを発表した。承認を行った、バーレーン中央銀行から認可されているAheriyay Review Bureauは、イスラム法に基づいて、企業などに金融的なアドバイスを行うファイナンシャル・コンサルティング企業だ。
コインチェックのサービス再開を受けてネムが高騰
9億6,500万ドルで世界第17位の時価総額を誇るネム(NEM)は、コインチェック株式会社(本社:東京都渋谷区渋谷3-28-13 渋谷新南口ビル3F)【以下、コインチェックと称す】での取り扱い再開のニュースを背景に、多くの仮想通貨が値を下げる中、今月12日に12.55%以上の急激な価格上昇を記録している。
イラン、米国の圧力でSWIFTによる国際銀行間取引禁止へ
国際銀行間通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)【以下、SWIFTと称す】は、米国と対立関係にあるイランをブラックリストに追加しており、今月12日からイラン国内の銀行での同協会システムを利用した取引を停止することを発表した。
ビットウォレット、ビットコインキャッシュのハードフォークに伴う対応を発表
オンラインペイメントサービスのビットウォレットを運営するbitwallet PTE. LTD.(本社:#18-96 The Central, 8 Eu Tong Sen Street, Singapore)【以下、ビットウォレットと称す】は、ユーザーに対し、11月15日に予定されているビットコインキャッシュのハードフォークに伴う対応について告知している。
韓国政府の圧力で仮想通貨取引所Zeniexがサービス停止
韓国の仮想通貨取引所であるZeniex Inc.(本社:9, Yeoksam-ro 17-gil, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea)【以下、Zeniexと称す】が、同国政府の厳しい圧力によりサービス停止に追い込まていることが先日明らかになった。
Bitmain、550万ドル相当の仮想通貨を盗難したハッカーを提訴
大手マイニング企業のBitmain Technologies Ltd(本社:Building 25, North Olympic Science & Technology Park, Baosheng South Road, Haidian District, Beijing, China 100029)【以下、Bitmainと称す】は、同社が仮想通貨取引所バイナンスの取引口座から617BTC(当時換算約550万ドル以上)の仮想通貨を盗難した疑いがあるとして、匿名のハッカーを相手に、今月7日、訴訟を起こしていることが明らかになった。
Huobi、ロシア法人設立で市場開拓に注力
仮想通貨取引で世界第3位の日間取引量を誇るHuobiは、今月12日にロシア国内での活動を開始する現地法人を立ち上げたことを発表した。ロシア語による24時間オンラインサポートとコールセンタースタッフを配備するという。
Squareが第3四半期の業績を発表
モバイルカードリーダーと専用アプリケーションを展開する決済サービスプロバイダーのSquare, Inc.(本社:1455 Market Street, Suite 600 San Francisco, CA 94103, USA)【以下、Squareと称す】は、株主向けの報告書を公開し、第3四半期のビットコイン(Bitcoin)に関連する売上が4,300万ドルに達したことを明らかにした。
フランス、補正予算案で仮想通貨に関する税率を引下げ
フランス議会では、2019年の補正予算案が提出されており、その中で、仮想通貨のキャピタルゲインに掛かる税率を36.2%から30%へと引き下げることにより、仮想通貨も不動産以外から発生するキャピタルゲインと同等の扱いとなることが明らかとなった。この予算案は、下院の金融委員会によって採択されたもので、正式に採用されるためには、まず最終版の予算案が議会で承認される必要があり、もし承認されれば、来年1月には施行されるという。
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