作成日
:2026.06.02


2026.06.02 12:48
クロスボーダー収納代行への規制強化を背景に、海外FXにおける入出金ルートの封鎖が加速しています。国内銀行送金の利用に伴う銀行口座凍結のリスクも高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。
そんな中、海外FXユーザーから代替手段として注目を集めているのが、仮想通貨(暗号資産)での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
直近で、海外FXとの入出金ルートが制限される状況が続いています。海外FXでは以下の入出金方法を利用できますが、規制強化の影響により「国内銀行送金」「オンラインウォレット」「クレジットカード」はすでに使いづらい状況になりつつあります。
例えば、2025年6月30日にクレジットカードのエポスカードは、FXサービスの利用等を目的としたカード使用の停止を発表しました。また、SNS上ではGMOあおぞらネット銀行やPayPay銀行を利用する海外FXユーザーから「海外FXに送金していた銀行口座が凍結された」との報告が増加しています。
こういった状況を考えると、比較的安全な入出金方法としては「海外銀行送金」もしくは「仮想通貨(暗号資産)」が挙げられます。しかし、海外銀行送金は国内銀行口座から海外FX業者が持つ海外銀行口座に送金するケースが多いため、国内銀行によって送金が制限されてしまう可能性も否定できません。また、手数料が高い傾向にあります。
そのため、現時点では仮想通貨がより確実な海外FXとの入出金方法だといえるでしょう。
2025年6月に成立した資金決済法の一部改正により、海外FXにおける国内銀行送金は規制の影響を大きく受けると考えられます。今回の法改正では、海外FXブローカーとユーザーとの間で資金を仲介する「クロスボーダー収納代行」への規制が強化される見通しです。
なお、金融庁は2026年6月1日より、改正資金決済法を施行することを発表しました。施行日から6ヶ月間は経過措置が設けられているため、ただちに海外FXにおける国内銀行送金が制限されるとは考えにくいです。しかし、今後は多くの海外FX業者が採用する「収納代行業者を経由する国内銀行送金」の仕組みが、法的に封じられる可能性が高くなったといえるでしょう。
こうした状況の中、比較的規制の影響を受けにくいと考えられる「仮想通貨での入出金」に注目が集まっています。今後の規制強化の流れを考えると、仮想通貨による入出金手段を早めに整えておくことは、リスク回避の意味でも有効です。
仮想通貨の送金に不安を感じる方もいるかもしれませんが、慣れれば特に難しくありません。また、利用する取引所や送金通貨を選ぶことで、手数料を抑えて送金することも可能です。
以下は、仮想通貨で入出金できる海外FX業者をまとめたものです。すでに多くの海外FXが仮想通貨での入出金に対応していることがわかります(2026年5月22日現在)。
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・USDC(USDコイン)
・XRP(リップル)
・BNB(バイナンスコイン)など
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(エフエックスジーティー)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・XRP(リップル)
・ADA(カルダノ)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・USDC(USDコイン)
・TRX(トロン)
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(タイタンエフエックス)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・USDC(USDコイン)
・XRP(リップル)
・BNB(バイナンスコイン)
・SOL(ソラナ)
・LTC(ライトコイン)
・TRX(トロン)
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(イージーマーケッツ)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・USDC(USDコイン)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
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(エイチエフエム)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・USDC(USDコイン)
・LTC(ライトコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・ADA(カルダノ)
・DASH(ダッシュ)
・ZEC(ジーキャッシュ)
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(ビッグボス)
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・BTC(ビットコイン)
・ETH(イーサリアム)
・USDT(テザー)
・XRP(リップル)
・RSVC(RSVトークン)など
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なお、海外FXとの仮想通貨入出金には、大きく分けて以下の4つの送金ルートがあります。
国内取引所からの直接送金(ルートA)
ルートAは、国内取引所から海外FXに直接送金する方法です。最もわかりやすいルートですが、2025年6月30日に国内取引所のbitbank(ビットバンク)が利用規約の一部改定を行ったことで、今後国内取引所から海外FXへの直接送金は難しくなったと見られます。そのため、ルートAの利用は避けた方がよく、後述のルートB、C、Dのいずれかを使う必要があります。
海外取引所経由の送金(ルートB)
ルートBは、国内取引所から海外取引所を経由し、海外FXに送金するルートです。Bitget(ビットゲット)など日本語対応の海外取引所を使えば、初心者でも問題なく利用できるルートといえるでしょう。また、国内取引所からの送金はXRP(リップル)などの送金手数料が安い通貨を利用すれば、送金コストも抑えられます。
ウォレット経由の送金(ルートC)
ルートCは、国内取引所からメタマスクなどの個人ウォレットを経由する方法です。規制を受けにくい方法ではありますが、ウォレットの取り扱い方法や仮想通貨の関連知識が必要になります。海外取引所・ウォレットのどちらを経由するか迷う場合、まずはルートB(海外取引所経由)を使って、仮想通貨の扱いに慣れるのがよいかもしれません。
JPYCを利用する送金(ルートD)
ルートDは、今話題の日本円ステーブルコイン「JPYC」を使った送金ルートです。ウォレットに発行したJPYCを一度USDT等に交換し、海外FXに送金します。ウォレットを使用するため仮想通貨の関連知識が一定程度必要ですが、新たな入出金ルートとして海外FXユーザーの間で注目されています。
海外FXに仮想通貨(暗号資産)で入金する場合でも、海外取引所やウォレットを経由する方法、JPYCを使う方法など複数の送金ルートがあります。
ここでは海外取引所・ウォレット・JPYCを使うルートごとに、それぞれの入金手順を紹介します。
国内取引所からBitget(ビットゲット)などの海外取引所を経由し、海外FXに入金する手順は以下の通りです。
国内取引所で購入する仮想通貨は、送金手数料や送金スピードなどを考慮すると、XRP(リップル)が適しているでしょう。海外取引所に送金したXRPをUSDTに交換し、その後にUSDTを海外FXに送金する流れとなります。
なお、海外FX業者によって入金対応通貨が異なることがあり、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などでの入金に対応しているケースもあります。事前に入金できる仮想通貨を確認した上で、手続きを進めるようにしましょう。
送金手数料や着金時間は、利用する取引所や送金通貨などによって異なります。
例えば、XRPとUSDTを利用する場合、国内取引所からXRPを送金する手数料は「無料〜数十円」、海外取引所からUSDTを送金する手数料は「数十円〜数百円」程度であるケースが多いです。
着金時間に関しても、XRP・USDTともに送金してから数分程度で着金することが多く、迅速に送金できます。ただし、ネットワークが混雑していたりすると、着金までに時間がかかるケースもあるため、その点には注意が必要です。
国内取引所からメタマスクなどのウォレットを経由し、海外FXに入金する手順は以下の通りです。
海外取引所経由と同じく、まずは国内取引所で仮想通貨を購入し、ウォレットに送金します。その後、送金した仮想通貨をUSDTに交換(スワップ)し、海外FXに送金するという流れになります。
ウォレットでUSDTに交換するには、DEX(分散型取引所)やウォレットが提供しているスワップ機能などを利用します。ただし、DEXを利用するには一定の仮想通貨に関する知識が必要になるため、ハードルが高いと感じる場合は、比較的手軽に使えるスワップ機能を使う方がよいかもしれません。
例えば、人気ウォレットのメタマスクでは、通貨同士を簡単に交換できるスワップ機能を提供しています。なお、メタマスクのスワップ機能には0.875%の手数料が設定されているため、取引金額が大きくなるほどコスト負担も大きくなる点には注意が必要です。
その他の注意点として、ウォレットによって対応しているネットワーク(ブロックチェーン)が異なる点があります。例えば、メタマスクは基本的にイーサリアムに対応したウォレットであるため、国内取引所からETHを送金することは可能です。しかし、ネットワークが異なるXRPなどをメタマスクに送金することはできません。
また、ウォレットを使う場合は取引所と異なり、良くも悪くも自分で秘密鍵を管理する必要があります。海外取引所もしくはウォレットを使うか迷った場合、初心者の方ならまずは海外取引所を使って、仮想通貨の扱いに慣れるのがよいでしょう。
海外取引所経由と同様、送金手数料や着金時間は、利用する取引所やネットワークなどによって異なります。
例えば、国内取引所からメタマスクにETHを送金する場合、無料で送金できる取引所もあれば、約1,700円程度の手数料が必要になる取引所もあります(2026年5月22日現在)。また、ウォレットからUSDT等を送金する場合は、固定の手数料ではなく、ネットワークの需要で変動するガス代(トランザクション手数料)を支払います。
着金時間に関しては、ネットワークの混雑状況などにもよりますが、基本的に数分程度で着金するケースが多いでしょう。
日本円ステーブルコインのJPYCを利用して、海外FXに入金する手順は以下の通りです。
まずはメタマスクなどのウォレットにJPYCを発行します。JPYCは専用プラットフォームのJPYC EXで発行申込をした後、指定の銀行口座に日本円を振り込むことでウォレットに発行されます(発行手数料は無料)。
なお、当記事執筆時点(2026年5月22日)で、JPYCでの入出金に対応している主要海外FXブローカーは確認できていません。そのため、ウォレットに発行したJPYCをUSDTなどに交換し、海外FXに送金する必要があります。JPYCをUSDTに交換する際は、DEXやウォレットのスワップ機能などを利用します。
その後、交換したUSDTをウォレットから海外FXに送金するという流れになります。以下の記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順を検証しています。
JPYCを使った送金ルートは、海外取引所・ウォレット経由のルートのように国内取引所を利用することなく、海外FXに送金することが可能です。そのため取引所による規制の影響を受けにくく、比較的自由度の高い送金方法といえるかもしれません。ただし、メタマスクなどの個人ウォレットを使用するため、秘密鍵の管理などの知識が必要となります。
前述の通り、JPYCはJPYC EXで発行申込をした後、指定口座に日本円を振り込むことで発行される仕組みです。このときの日本円の振込手数料はユーザー負担となるため、利用する銀行口座によっては振込手数料がコストとして発生します。また、交換したUSDT等をウォレットから送金する際にはガス代が発生します。
JPYCの着金時間に関しては、銀行振込が完了後、数分程度でウォレットに着金するケースが多いです。USDTの送金に関してもネットワークの混雑状況によりますが、基本的に数分程度でブローカー側に着金するのが一般的でしょう。
海外FXから仮想通貨(暗号資産)で出金する場合、基本的に入金時と逆の手順で出金手続きをします。海外取引所・ウォレット・JPYCを使うルートごとに、出金手順をそれぞれ紹介します。
海外FXからBitget(ビットゲット)などの海外取引所を経由し、国内取引所に出金する手順は以下の通りです。
出金する場合は、基本的に入金方法と逆の手順になります。海外FXから海外取引所に仮想通貨で出金し、その後に海外取引所で国内取引所に入金できる通貨(XRPなど)に交換します。交換した通貨を国内取引所に送金して売却すれば、日本円で出金可能です。
国内取引所から日本円を出金する際に、取引所によっては出金手数料が発生します。数百円程度であることが多いですが、コストを抑えたい方はGMOコインやSBI VCトレードなど、出金手数料が無料の取引所を検討するとよいでしょう。
海外FXからメタマスクなどのウォレットを経由し、国内取引所に出金する手順は以下の通りです。
ウォレット経由の場合も、海外取引所経由と手順は大きく変わりません。海外FXからウォレットに送金し、DEX(分散型取引所)もしくはスワップ機能で国内取引所に入金できる通貨に交換します。その後、ウォレットから国内取引所に仮想通貨を送金し、日本円で出金する流れとなります。
ただし、ウォレットを利用するためには一定の仮想通貨の周辺知識が必要になります。特段ウォレットを使わなければいけない理由がなければ、まずは海外取引所を使う方がよいかもしれません。
日本円ステーブルコインのJPYCを利用して、海外FXから出金する手順は以下の通りです。
海外FXからウォレットに仮想通貨を送金し、DEXやスワップ機能でJPYCに交換します。その後、JPYC EXでJPYCの償還申込を行い、指定のアドレスにJPYCを送金すると、自分の銀行口座に日本円が振り込まれます。
なお、JPYCの償還手数料は無料ですが、JPYCの送金にかかるガス代は自己負担となるため、その点には注意が必要です。
海外取引所もしくはウォレット経由のルートを利用する場合、基本的にはまず国内取引所で仮想通貨(暗号資産)を購入する必要があります。以下は主要な国内取引所を比較した表です。
Coincheck
・XRPの送金手数料は安いものの、全体的に送金手数料は高め
・最低送金額が小さく、少額送金に使いやすい
・アプリでは販売所形式でしか取引できない
bitbank
・全ての仮想通貨を取引所形式で取引できる
・XRPの送金手数料は安いものの、全体的に送金手数料は高め
・PC・アプリともに使いやすい
bitFlyer
・送金手数料はかかるが、XRPなど一部の通貨は無料
・PC・アプリともに使いやすい
GMOコイン
・多数の仮想通貨を取引所形式で取引できる
・全ての仮想通貨の送金手数料が無料
・最低送金額が大きく、少額送金には向かない(*1)
SBI VCトレード
・全ての仮想通貨の送金手数料が無料
・最低送金額が小さく、少額送金に使いやすい
・PCでの操作がわかりにくく、送金完了までに長時間かかる
どの国内取引所がおすすめ?
コストを抑えて送金するなら、総合的にGMOコインがおすすめ
(*1)口座内の全数量を送金する場合は送金額の下限なし
Myforex編集部では、上記の主要取引所から海外取引所、ウォレットにそれぞれ実際に送金して検証を行っています。これら取引所の中でも、総合的に使いやすい取引所としてGMOコインが挙げられるでしょう。
GMOコインはPC・スマホともに使いやすく、全ての仮想通貨の送金手数料が無料となっています。また、多くの通貨を「取引所形式」で売買できるため、コストを抑えられる点が特徴です。
国内の仮想通貨取引所では、「取引所」と「販売所」という2つの取引方法を提供していることが多いです。「取引所」はユーザー同士で売買を行う取引形式であり、安価な手数料で売買できます。一方「販売所」は取引所よりも操作が簡単であるものの、スプレッドと呼ばれる売買時の価格差が大きく、取引コストが高くなる傾向があります。
デメリットとしては、他の取引所より最低送金額が高めに設定されており、少額送金に向かない点が挙げられます。しかし、口座内にある仮想通貨を全数量送金する場合は、最低送金額未満でも送金が可能です。
どの国内取引所を使えばよいかわからない方は、GMOコインの利用を検討してみてもよいでしょう。
海外取引所経由のルートを使う場合、Bitget(ビットゲット)の利用がおすすめできます。Bitgetは2018年に設立された日本ユーザーからの人気も高い海外取引所です。
取扱銘柄数も充実しており、現物取引では700以上、デリバティブ取引では500以上の銘柄を取引できます。海外FXとの入出金に広く利用されるUSDTやUSDCも取り扱いしているので、スムーズに入出金を行うことができるでしょう。
また、Bitgetはサイトや取引ページだけなく、カスタマーサポートが日本語に対応している点も特徴です。ライブチャットも日本語で回答してくれるため、日本人ユーザーにとって使いやすい海外取引所となっています。
仮想通貨(暗号資産)での入出金は便利ですが、送金先アドレスの入力ミスで資産を失ってしまうといった注意点もあります。ここでは、事前に押さえておきたい注意点を解説します。
仮想通貨を送金する際は、送金先アドレスの入力ミスには注意が必要です。また、XRP(リップル)を送金する場合、宛先タグと呼ばれる数字を入力しなければいけないことが多いです。その他、送金に利用するネットワーク(ブロックチェーン)を選択しなければいけないケースもあります。
もし、送金先アドレスや宛先タグ、利用ネットワークに入力・選択ミスがあると、送金した仮想通貨を失う可能性があります。慣れれば特別難しいことはありませんが、アドレスや宛先タグを入力する際は、手入力ではなくコピー&ペーストで入力するのがよいでしょう。
初めての送金で少しでも不安がある場合は、まず少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。ただし、取引所やブローカーによっては各通貨ごとに最低入金額が設定されているケースがあります。少額送金する場合は事前に確認しておく必要があるでしょう。
海外FXと仮想通貨で入出金する場合、国内取引所や海外取引所、ウォレットなどを利用することになります。取引所であれば取引手数料や送金手数料、ウォレットであれば送金や通貨交換時にガス代がかかります。
ガス代はイーサリアムであればETH、トロンであればTRX、ポリゴンならPOLといったように、利用するネットワークの基軸通貨で支払います。ガス代がないとウォレットにある仮想通貨の送金や交換ができないため、事前にウォレットにガス代用の通貨を準備しておくようにしましょう。
ウォレットやJPYCを使った送金ルートを利用する場合、シードフレーズ(リカバリーフレーズ)の管理には注意が必要です。シードフレーズは12〜24の英単語で構成されたマスターキーで、資産を守るために最も重要な情報です。ウォレットへアクセスしたり、資産を復元したりする際に必要になります。
もし、スマホの紛失やアプリの削除などによってウォレットへアクセスができない状態になっても、シードフレーズさえあれば別のデバイスを使ってウォレットを復元することができます。シードフレーズがあればウォレットにアクセスできる仕組み上、仮に第三者にシードフレーズが漏洩した場合、ウォレット内の資産は盗まれてしまう点には注意が必要です。
シードフレーズは絶対に紛失しない・他人に教えない管理を徹底するようにしましょう。スマホやクラウドなどにスクリーンショット等で保管するとハッキングのリスクがあるため、紙や金属板などに書き留めてオフラインで保管するのが基本となります。
仮想通貨を利用した入出金では、送金そのものに税金がかかるわけではありません。しかし、「仮想通貨を売却した時点」や「別の通貨に交換した時点」で課税対象となるケースがあります。
例1:送金用通貨が値上がりしたケース
国内取引所でXRPを購入し、海外取引所でUSDTに交換したとします。購入当初は1XRP=300円だったものが、USDTへの交換時には1XRP=350円に値上がりしていた場合、1XRPあたり50円の売却益が発生したとみなされ、雑所得として課税対象となります。
例2:既存の保有通貨にも課税されるケース
すでに含み益のあるBTC現物を保有している方が、国内取引所で改めてBTCを追加購入し、その一部(追加購入分)を海外取引所でUSDTに交換したとします。この場合、交換に使用されたBTCの取得価格は、保有しているすべてのBTCの平均取得価格で計算されます。そのため、USDT交換時点のBTC価格と平均取得価格の差額が売却益とみなされ、雑所得として扱われます。
例1は比較的わかりやすいですが、すでに含み益のある仮想通貨現物を保有している場合、税金の申告がより複雑になってしまう可能性があります。
また、海外FXに仮想通貨で入出金する場合、海外取引所やウォレットを複数回経由することになるため、どの時点でどれだけの利益が出たか正確に把握するのが難しくなります。
そのため「購入・売却時の価格」「購入・売却した数量」「日付」「発生した各種手数料」などを記録しておき、確定申告に備えることが重要です。税金の計算を手軽に行いたい方は、仮想通貨の損益計算ツールの利用を検討してみてもよいでしょう。
国内銀行送金やクレジットカードなど、従来の入出金ルートが使えなくなりつつある今、仮想通貨(暗号資産)での入出金が海外FXユーザーに注目されています。
初めて仮想通貨に触れる場合は多少の不安があるかもしれませんが、送金ルートを構築しておくことで将来的なリスク回避にもつながります。今後の利用に備え、早めに国内取引所や海外取引所、ウォレットを準備し、送金手順を把握しておいてもよいでしょう。
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作成日
:2026.06.02
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最終更新
:2026.06.02
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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