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update2024.10.11 (金) 19:00
暗号資産 話題のニュース

BybitがMT5に移行!FXやCFD銘柄も取引可能に

2024年8月15日から、仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)で、MetaTrader 5(MT5)の提供が開始されました。Bybitでは以前はMetaTrader 4(MT4)が提供されていましたが、6月18日からMT5への移行へ向けて段階的にサービスを終了していました。そして6月21日午後5時(日本時間)以降、MT4上での取引は完全にできなくなりました。新たに提供が開始されたMT5では、FX通貨ペアやCFD銘柄など、仮想通貨銘柄以外の取引も可能になります。目次[非表示]MT4からMT5への移行スケジュールBybitで仮想通貨銘柄以外の取引が可能にBybitのMT5の特徴や取引条件最大レバレッジが500倍に90種類以上のインディケータを利用できる利用可能な注文方法が増加MT4との取引条件比較BybitのMT5の使い方MT5のダウンロード方法入金方法Bybitでの取引がより快適にMT4からMT5への移行スケジュールBybit(バイビット)は、2024年6月18日から段階的にMT4サービスを終了し、MT5への移行の準備を進めてきました。そして、2024年8月15日より正式にMT5の提供が開始され、取引が可能になっています。これまでのMT4からMT5への移行スケジュールは以下の通りです。日付概要2024年6月18日~MT4アカウントの新規登録受付を終了2024年6月18日午後5時(日本時間)~MT4アカウントへの入金受付を停止2024年6月20日午後5時(日本時間)~MT4上で新規ポジションの構築、ポジションの追加が不可能に。ただしポジションの決済または部分決済は可能。2024年6月21日午後5時(日本時間)~・MT4上の全ポジションが自動決済・MT4上のアクティブ注文が自動キャンセル・残高が資金調達アカウントへ移行2024年8月15日MT5の提供開始日付概要2024年6月18日~MT4アカウントの新規登録受付を終了2024年6月18日午後5時(日本時間)~MT4アカウントへの入金受付を停止2024年6月20日午後5時(日本時間)~MT4上で新規ポジションの構築、ポジションの追加が不可能に。ただしポジションの決済または部分決済は可能。2024年6月21日午後5時(日本時間)~・MT4上の全ポジションが自動決済・MT4上のアクティブ注文が自動キャンセル・残高が資金調達アカウントへ移行2024年8月15日MT5の提供開始Bybitで仮想通貨銘柄以外の取引が可能にBybit(バイビット)のMT5では、仮想通貨(暗号資産)銘柄以外の取引が可能になります。BybitのMT5で取引できる銘柄の詳細は以下の通りです。取扱商品取扱銘柄数最大レバレッジFX通貨ペア61種類500倍株式指数17種類500倍貴金属6種類500倍原油4種類500倍商品13種類50倍仮想通貨31種類以上200倍ドル円やユーロドルなどのFX通貨ペアや、貴金属、株価指数、コモディティなどのCFD銘柄の取引が可能になります。今までFX通貨ペアやCFD銘柄を別の取引所で取引していたトレーダーにとって、Bybitのみで取引を完結できるようになることはメリットだといえるでしょう。BybitのMT5の特徴や取引条件Bybit(バイビット)のMT5の特徴や取引条件に関して、以下の項目を解説します。最大レバレッジが500倍に90種類以上のインディケータを利用できる利用可能な注文方法が増加最大レバレッジが500倍にBybitのMT5では最大500倍のレバレッジで取引可能です。ただしFXや株式指数、貴金属などは最大500倍、仮想通貨(暗号資産)は最大200倍というように、取引銘柄によって最大レバレッジは異なります。また、仮想通貨の無期限契約取引に関しては、ポジション数量によるレバレッジ制限(証拠金率)があります。ポジションが大きくなるほど必要な証拠金率が高まるため、より強いレバレッジ制限がかかることになります。なお、制限されるレバレッジや取引量は、仮想通貨の銘柄によって異なるので注意が必要です。90種類以上のインディケータを利用できるBybitのMT5では、標準搭載されるインディケータが90種類以上に増加しました。以前提供されていたMT4に標準搭載されていたインディケータは50種類以上だったため、およそ2倍に増えたことになります。MT5のみで使える主なインディケータは以下の通りです。Adaptive Moving AverageVariable Index Dynamic AverageChaikin OscillatorBW-ZoneTradeFlameChartCHVMarketFacilitationIndexMFI利用可能な注文方法が増加MT5では、以下の注文方法を利用可能です。一括決済注文ストップリミット注文一括決済注文は、保有中のポジションをまとめて決済できる注文方法です。スキャルピングやデイトレードなど素早く利確や損切りをしたい場面で役立つでしょう。ストップリミット注文は、指定した価格に到達したときのみ、指値注文が自動的に発注される方法のことです。ストップリミット注文を活用すれば、レンジ相場からブレイク後の注文がしやすくなります。MT4との取引条件比較新たにリリースされたMT5と、以前提供されていたMT4の取引条件を比較します。項目MT5MT4最大レバレッジ500倍100倍インディケータ数90種以上50種以上取扱銘柄130種以上20種以上ストップリミット注文可不可一括決済注文可不可板注文FXのみ可不可ミニチャート表示可不可動作スピード速い遅いバックテスト機能詳細に可能シンプルEAの使用可最大レバレッジが大幅に高くなったり、取扱銘柄が豊富になったりと、以前提供されていたMT4と比べて格段に取引条件が向上しています。また、ミニチャートの表示や詳細なバックテストなど、MT5独自の機能も使えるようになります。スプレッドに変化はなしBybitのMT4とMT5における仮想通貨銘柄のスプレッドを比較したところ、変化はありませんでした。例えば、BTCUSDTは1.0pips、ETHUSDTは0.1pipsのスプレッドで以前と変わらず取引が可能です。BybitのMT5の使い方Bybit(バイビット)のMT5の使い方について、以下の項目で解説します。MT5のダウンロード方法入金方法MT5のダウンロード方法BybitのMT5をダウンロードする方法について解説します。なお、MT5アカウントの作成にはKYCレベル1を完了しておく必要があります。 KYC認証を済ませていない場合、ダウンロード手順の途中で手続きをしなければなりません。スムーズにMT5をダウンロードするためにも、事前にKYC認証を済ませておきましょう。手順1以下のリンクよりBybitへアクセスし、ログインします。Bybitの公式ページへ手順2Bybitの公式サイト画面上部の「ツール」を選択後、「MetaTrader 5」をクリックします。手順3画面に表示される「MT5アカウントを作成」をクリックします。手順4利用規約を確認し、チェックをして「次へ」をクリックします。手順5MT5のマスターパスワード設定を行い、「MT5アカウントを作成」をクリックします。マスターパスワード設定後にIDを含めたログイン情報が表示されるので、忘れずにメモをしておきましょう。手順6MT5アカウントの作成画面を下にスクロールすると、BybitのMT5をダウンロードできます。OSやデバイス別にMT5アプリが用意されているので、選んでダウンロードしましょう。手順7ダウンロードが完了したら、MT5を起動します。MT5へログインをするには、マスターパスワード設定後に表示されたIDなどのログイン情報が必要になります。MT5のメニューバーの「ファイル」をクリック後、「取引口座にログイン」を選択し、ログイン情報を入力すると取引を始められます。入金方法MT5口座へ入金をするには、BybitのMT5アカウント内で資金の振替をする必要があります。Bybitへの入金が完了していない方は、まずは入金を完了させておきましょう。手順1以下のリンクよりBybitへアクセスし、ログインします。Bybitの公式ページへ手順2画面上部の「ツール」を選択し、「MetaTrader 5」をクリックします。手順3MT5のページが表示されたら「マイダッシュボードを確認」をクリックします。手順4ダッシュボード画面で「入金」をクリックします。手順5Bybitのアカウント内(資金調達・現物・デリバティブ)で資金移動を行います。「振替(入金)」をクリックします。手順6振替先が「MT5」になっていることを確認したら、「通貨」と「数量」を選んで「確定」をクリックします。その後、MT5アカウントに残高が反映されます。なお、同様の手順でMT5アカウントから他のアカウントへ資産を振替することで、出金が可能です。Bybitでの取引がより快適にMT4の後継機であるMT5は動作スピードが改善されたり、標準搭載のテクニカルインディケータが豊富だったりと、取引機能面を大きく向上させています。MT5では取引できる銘柄も大幅に増えたことで仮想通貨(暗号資産)銘柄とFX通貨ペアを組み合わせてヘッジをしたり、さらなる取引チャンスを狙ったりと取引戦略も広がるでしょう。
update2024.10.10 (木) 19:30
FXブローカー 話題のニュース

XMTradingが日本円建てビットコインの提供開始!スプレッドを徹底比較

2024年10月から、海外FX業者のXMTrading(エックスエムトレーディング)で日本円建てビットコインを取引できるようになりました。ビットコイン円が取引できるようになった口座は、KIWAMI極口座とスタンダード口座、マイクロ口座です。ただし同じ銘柄でも口座によってスプレッドが異なるため、あらかじめ条件を確認しておくことが重要です。今回、XMTradingのビットコイン円のスプレッドを口座タイプ別だけでなく、主要な海外FX業者とも比較しました。ビットコイン円のトレードを検討している方は、取引条件を確認しておきましょう。目次[非表示]XMTradingで日本円建てビットコインを取引可能にXMTrading日本円建てビットコインの取引条件とは日本円建てビットコインのスプレッドを調査各口座タイプ別のスプレッドを比較時間帯別のスプレッドドル建てのビットコインと比較他の海外FX業者と比較海外FX業者の中でも人気のXMTrading銘柄の選択肢は広がるが取引コストに注意XMTradingで日本円建てビットコインを取引可能にXMTrading(エックスエムトレーディング)では、仮想通貨CFD銘柄としてドル・ユーロ・ポンド建てのビットコインを取引可能でした。そして2024年10月からはビットコイン円も取引できるようになっています。ビットコイン円が追加されたことで、デイトレのような短期取引はもちろん、円安を利用したビットコインの長期取引など、より幅広いニーズに対応できるようになりました。XMTrading日本円建てビットコインの取引条件とはビットコイン円を取引できる口座は、スタンダード口座とマイクロ口座、KIWAMI極口座の3つです。対象口座スタンダード口座マイクロ口座KIWAMI極口座最大レバレッジ最大250倍1ロットあたりのサイズ1BTC最大取引ロット20最小取引ロット0.01スワップ買い:-6,246.64売り:-6,246.64(*1)取引可能時間月曜午前6時00分~日曜午前6時00分(日本時間)(*2)取引プラットフォームMetaTrader 4(MT4MetaTrader 5(MT5)対象口座スタンダード口座マイクロ口座KIWAMI極口座最大レバレッジ最大250倍1ロットあたりのサイズ1BTC最大取引ロット20最小取引ロット0.01スワップ買い:-6,246.64売り:-6,246.64(*1)取引可能時間月曜午前6時00分~日曜午前6時00分(日本時間)(*2)取引プラットフォームMetaTrader 4(MT4MetaTrader 5(MT5)(*1)2024年10月8日時点(*2)土曜午後4時05分~午後4時35分は取引不可XMTrading(エックスエムトレーディング)のビットコイン円にはスワップが適用されますが、2024年10月8日時点では買い・売りともにマイナスになっています。ポジションの保有期間次第では、スワップポイントによる取引コストが大きくなる可能性があるので注意しましょう。またビットコイン円は、基本的に月曜日から土曜日は24時間取引できます。ただし、土曜の夕方に30分ほどレートの配信・取引がストップする時間帯があるため、週末に取引する場合は注意が必要です。なお、取引数量が5ロット以下の場合は最大250倍のレバレッジが適用されるものの、ロット数によって以下のように最大レバレッジが制限される点には注意しましょう。ロット数レバレッジ~5250倍5.1~1050倍10.1~1倍日本円建てビットコインのスプレッドを調査XMTrading(エックスエムトレーディング)でリリースしたての日本円建てビットコインの取引条件を、Myforexのリアルタイムスプレッド比較ツールで調査しました。参照:リアルタイム スプレッド比較各口座タイプ別のスプレッドを比較リアルタイムスプレッド比較ツールでは、各口座の1日の平均スプレッドは以下のようになりました。口座タイプ平均スプレッドKIWAMI極口座12,622.6スタンダード口座18,222.7マイクロ口座18,222.7KIWAMI極口座は低スプレッドが売りの口座ということもあり、3つの口座の中ではスプレッドがもっとも狭くなっています。スタンダード口座とマイクロ口座については平均スプレッドは同水準です。取引コストを抑えるのであれば、KIWAMI極口座を使用すべきでしょう。ただし、KIWAMI極口座は入金ボーナスの対象外となっている点には注意が必要です。時間帯別のスプレッド以下のグラフは、2024年10月8日時点におけるビットコイン円の1日のスプレッドです。おおむね安定しているものの、午前6時から午前7時までの時間帯は、スプレッドが広がっていることがわかります。早朝はスプレッドが拡大する傾向にあるため、この時間帯の取引は避けるべきでしょう。口座タイプ最小最大KIWAMI極12,105.016,051.0スタンダード17,706.021,651.0マイクロ17,706.021,651.0最もスプレッドが広がった口座タイプは、スタンダード口座とマイクロ口座です。ピーク時には、どちらも21,651.0までスプレッドが拡大しています。スタンダード口座とマイクロ口座は、最小スプレッドも同じ値になっており、グラフを見ても2つの口座にスプレッドの差はほぼないといえるでしょう。ドル建てのビットコインと比較XMTradingのビットコインドルのスプレッドは、ビットコイン円よりも安定しています。1日の中で時々スプレッドが広がることはあるものの、ビットコイン円のような早朝のスプレッド拡大は見られませんでした。口座タイプドル(*1)円KIWAMI極74.7(10,980円)12,622.6円スタンダード95.1(13,979.7円)18,222.7円マイクロ95.1(13,979.7円)18,222.7円(*1)1ドル=147円の場合円換算した1ロットあたりのスプレッドについては、どの口座もビットコインドルのほうが低くなっています。コストだけを比較した場合、ビットコインドルのほうが取引しやすい銘柄といえるでしょう。他の海外FX業者と比較ビットコイン円を取り扱っている主要な海外FX業者とXMTradingのスプレッドを比較しました。(KIWAMI極口座)12,622.6(ゼロ口座)1,167.7(ブレード口座)11,432.7(プレミアム口座)7,260.4(ECN口座)4,488.8今回比較したFX業者の中では、Exness(エクスネス)のスプレッドがもっとも狭くなっています。次いでFXGT(エフエックスジーティー)、HFM(エイチエフエム)となっています。XMTradingのビットコイン円のスプレッドがもっとも広くなっており、Exnessと比較すると10倍程の差があります。XMTradingのスプレッドは海外FX業者の中でもかなり広いといえそうです。ビットコイン円を頻繁に取引する方はXMTrading以外のFX業者の利用も検討すべきでしょう。海外FX業者の中でも人気のXMTradingXMTrading(エックスエムトレーディング)は、海外FX業者の中でも知名度が高く人気のブローカーです。サービスが充実している点や不定期で開催しているプロモーションが、トレーダーに支持されています。口座タイプマイクロ口座スタンダード口座KIWAMI極口座ゼロ口座最大レバレッジ1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/コモディティ】:ボーナス口座開設ボーナス入金ボーナスポイントプログラムなお、上記は2024年10月8日時点の情報です。XMTradingの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:XMTrading(エックスエムトレーディング)XMTradingでは口座開設ボーナスと入金ボーナスを提供しており、入金ボーナスは最大で10,000ドルが付与されます。また利用期間が長くなるほど付与率が高くなるポイントプログラムや、一定の条件を満たすとVPSサーバーを無料で利用できるサービスも提供しています。日本語によるサポートにも対応していることから、上級者はもちろん、FX初心者にも利用しやすく、多くの日本人トレーダーに利用されています。銘柄の選択肢は広がるが取引コストに注意日本円建てのビットコイン銘柄が追加されたことで、XMTrading(エックスエムトレーディング)におけるビットコイン取引の選択肢が広がることになるでしょう。ビットコインの取引に興味がある方は、この機会に挑戦してみるのも良いかもしれません。ただし、XMTradingのビットコイン円のスプレッドは、他のFX業者と比較すると広めの設定になっています。取引コストが他のブローカーよりも高くなるため、ビットコイン円をメインの銘柄として取引する場合は注意が必要です。お試しでビットコイン円を取引してみたいXMTradingユーザーにとっては、嬉しいニュースといえるでしょう。
update2024.10.10 (木) 19:00
FXブローカー 話題のニュース

Land PrimeがIB報酬を没収か?ブローカーとしての人気低迷も影響か

当サイトMyforexの関係会社にて、Land Prime(ランドプライム)からIB報酬の出金ができない状況が続いており、その中で同社サポート担当より「一部IB報酬を差し引く」との回答があったことが確認されました。偶然なのか意図的なのか、Land Primeは出金関連のもめごとが生じたタイミングで「紹介顧客による不正取引」を理由に報酬減額の旨を回答しており、これは通常の顧客やIBパートナーが業者を選ぶ上での重要な情報になると考えます。この記事では、Land Primeによる一連の対応とその背景、顧客・IBパートナーとして知っておきたい問題発生時の同社のサポート能力について記載します。目次[非表示]1ヶ月以上経つも出金できない銀行送金は国内銀行のみに対応のLand Primeここぞの場面でまったく機能しないIBサポート突然持ち出された不正取引疑惑ブローカーとしての人気低迷も影響かIB報酬の出し渋りとの関連性柔軟性が低く、問題発生時のサポート能力に疑問1ヶ月以上経つも出金できないMyforexの関係会社ではLand Prime(ランドプライム)に対して、IB報酬の出金をするために問い合わせをしていました。一連のやり取りの中では、Land PrimeのIBサポート担当者とは複数往復のやり取りを行っていますが、現在も出金ができそうな様子ではありません。この問い合わせを行った経緯として、IB報酬の出金方法についての確認が必要だったという状況がありました。そこで、その点から記載していきます。銀行送金は国内銀行のみに対応のLand PrimeLand Primeで利用できるIB報酬の出金方法は、国内(日本)銀行送金、bitwallet、Sticpayの3つのみです。それぞれの出金方法について、当関係会社での利用可否は以下の状況でした。国内銀行送金:利用不可(国内銀行口座は保有してないため)bitwallet:利用不可(サービス対象国ではないため)Stickpay:利用保留(アカウントを用意するのに時間がかかるため)銀行送金に関して、多くのFX業者は国内送金と海外送金の両方に対応しているものの、Land Primeが対応しているのは国内送金のみです。関連会社は海外法人であるため海外送金を使用していますが、Land Primeでは国内送金にしか対応しておらず、出金に関する問い合わせが必要となっていました。なお、Land Primeは海外法人がIBになることを禁止していません。そのため、海外送金を希望するIBが出てくることは事前に想定できるはずで、国内送金にしか対応していない現状はやや矛盾した状況だといえます。金融庁の許可もないのになぜ国内銀行のみ?また、日本国内向けにFX業者としてサービスを提供する場合、金融庁の認可を受ける必要がありますが、Land Primeは営業に必要な許可を受けていません。金融庁の認可を取得していないのにもかかわらず、利用可能な銀行送金が国内向けのみという点でも、Land Primeは矛盾している状況です。ここぞの場面でまったく機能しないIBサポートLand Primeでは出金方法に関する矛盾に加えて、IB向けのサポートが機能しないという問題もあります。例えば、当関連会社からは仮想通貨などの複数の代替手段での送金も提案しておりましたが、その際、IBサポートは「担当部署に申し伝えます」という旨の返信を繰り返すのみで、問題解決に向けた具体的なアクションは一切ありません。サポート担当者は、IBからの問い合わせをそのまま伝えるだけの伝書鳩のような状態なのでしょう。また、当関連会社が連絡をしてから返答が返ってくるまでには、1週間ほどと非常に時間がかかっていました。急ぎである旨を伝えても状況はほとんど改善しません。今回の問い合わせ内容は、お金の引き出しという非常に重要なものでしたが緩慢な対応が続いており、FX業者として真剣に集客する気がないのかという疑問を感じさせます。IBサポートの機能不全は、問い合わせ開始から1ヶ月以上が経っても状況に進展が見られていない大きな要因です。突然持ち出された不正取引疑惑今回の出金にまつわる一連のトラブルの中で、もっとも深刻な問題と考えられるのがIB報酬の没収とも捉えられるLand Prime(ランドプライム)の対応です。仮想通貨による出金を提案したのち、Land Primeの担当者からはその可否の返答はなく、その代わりに「貴社が紹介したユーザーの不正取引が発覚した」「不正取引分をIB報酬から差し引く」という旨の返信がありました。なぜこのタイミングで不正利用の話が持ち出されたのか、疑問を抱かざるを得ません。ちょうどこのタイミングで不正取引が発覚し、該当ユーザーと該当IBにちょうど連絡を行っていたという可能性は極めて低いでしょう。最初から出金に対応するつもりがなく、あらかじめどこかのタイミングで不正取引の話を持ち出すというシナリオがあったのではないかとも感じられます。ブローカーとしての人気低迷も影響かなぜLand Prime(ランドプライム)が報酬の支払いに後ろ向きなのか、その背景を考察します。今回、Webサイトのアクセス数などを比較できるSimilarWebを使い、Land Prime(ランドプライム)と同等の流入数がありそうなMilton Marketsを比較してみました(公式ページへのアクセス数を比較)。すると、Land Primeへのアクセス数がより大きく減少していました。(ランドプライム)・2024/7/1の週:8432・2024/9/23の週:2262・変動率: -73.17%(ミルトンマーケッツ)・2024/7/1の週:5956・2024/9/23の週:3716・変動率:-37.61%他の国内で主要な海外FX業者も対象とし、同様の条件で変動率を比較したところ次のような結果で、Land Primeの下落率はワーストでした。(ランドプライム)★ -73.17%(ミルトンマーケッツ)-37.61%(エックスエス)152.24%(スリートレーダー)39.19%(タイタンエフエックス)818.31%(エイチエフエム)4.31%(エックスエムトレーディング)-38.39%(エクスネス)8.97%また、SEOツールを使い、Land Prime(およびLand FX)とMilton Marketsの月間指名検索数の推移を調べてみても、同じような傾向が読み取れました。直近1年間を通して、Milton Marketsの指名検索数は横這いから上昇傾向であるのに対し、「land prime」「ランドプライム」「land prime ログイン」「land prime 評判」などのLand Primeの指名検索数は下落しています。IB報酬の出し渋りとの関連性先述した突然のIB報酬没収の背景には、このLand Primeの人気低迷が関係している可能性があります。少しでも利益を確保するための対応だとすれば、FX業者として異常ともいえる対応にも説明がつきます。なお、キャッシュバックサービスで有名なTariTaliが、Land Primeから報酬が一切支払われないことを公開しており、IB報酬の出金に関する問題が他にも複数発生していても不思議ではない状態です。IBパートナーとしては、コストをかけて集客に協力したのにもかかわらず、納得のできない理由でIB報酬が突然減額される可能性があるとなれば、わざわざリスクを負ってまでLand Primeの紹介は行いません。人気を失っている状況で、集客に協力しているIBからも支持を得られなくなれば、ますます厳しい状況に追い込まれることになります。柔軟性が低く、問題発生時のサポート能力に疑問Land Prime(ランドプライム)に関しては、トレーダーの利益取り消しを実行し、不満の問い合わせには十分に対応をしないとの口コミがSNS上で見つかります。例えば、利益を取り消されたトレーダーがサポートに問い合わせたところ、不正取引の証拠となるような資料は提示できないと返答された事例もあるようです。トレーダー向けの利用規約には、禁止行為の判断の有無はLand Prime側が行い、内容や根拠の説明・証明は行わない旨が記載されており、上記のLand Primeの対応は規約に沿ったものと考えられます。しかし、禁止行為を自覚しているトレーダー以外は、証拠を提示しないかぎり納得することはないでしょう。今回の一件を受け、あらためて柔軟性が低く顧客のニーズに沿ってないという点が確認されました。もともとそのような方針なのか、経営状況の悪化が原因なのかは不明ですが、いずれにせよ、今後Land Primeで自社のお金が絡むようなクリティカルな問題が生じたときも、十分な対応がされると期待することはできません。
update2024.10.08 (火) 19:00
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【超初心者向け】MT4とは?シェアNo.1の大人気FXツールを分かりやすく解説

MT4(MetaTrader4)は、世界中のFXブローカー(FX業者)が採用している大人気の取引ツールです。MT4の魅力のひとつに、自分好みにチャート分析を行いやすい点があります。MT4ではチャートの色などを自由自在に変更することができますし、「インディケータ」という分析ツールに関していえば、最初から備わっているものだけでなくインターネット上で配布・販売されているものも使えます。そのため、初心者にとっても上級者にとっても、自分の戦略に合った方法で分析がしやすくなっています。そのほか、多種多様な自動売買ツールを使える点でもMT4は好評です。この記事では初心者の方向けに、MT4のメリットや注意すべきポイントなどを解説します。目次[非表示]MT4とは?世界で6割超のシェアを占める取引ツールMT4とMT5の違いMT4を使用するには?MT4の使い心地が分かる!7つの基本機能を紹介1. さまざまな端末、環境での利用2. チャート画面のカスタマイズ3. インディケータなどを使ったチャート分析4. カスタムインディケータの利用5. さまざまな注文方法での取引6. EAを使った自動売買7. パフォーマンスレポートでの取引成績の確認MT4はこんなFXトレーダーにおすすめチャート分析に力を入れたい人複数のFXブローカーを利用する人お好みの戦略で自動売買をしたい人EAを使った機能強化に興味がある人MT4に対応している海外FX業者MT4に対応している国内FX業者は少ないMT4を利用する際の注意点慣れるまでに時間がかかる日本時間表示をするために設定が必要動作が重いことがあるインディケータ・EAの質にバラつきがあるMT4はFX初心者にもおすすめのツールMT4とは?MT4(MetaTrader4)は、MetaQuotes(メタクオーツ)社が2005年7月にリリースした取引ツールです。トレードで必要な基本機能が揃っており、操作性に優れていることから、リリースから19年経った2024年でも多くのFXトレーダーに利用されています。画像引用:MetaQuotes具体的に、MT4はどれほどの実績を持ち、どのような点で好評なのでしょうか。この点については次の項目で見ていきます。世界で6割超のシェアを占める取引ツール金融関連の情報提供サービスを行うFinance Magnates社の発表によると、取引ツールとしてのMT4の市場シェアは、2022年第2四半期時点で60.6%です。画像引用:Finance Magnates(当編集部で一部加工)MT4がここまでシェアを拡大できた主な理由は、以下の3点に集約されるでしょう。チャートのレイアウト・配色を自由自在に変更できるシンプルで直感的な操作感インディケータやEAの選択肢が豊富MT4は高機能な取引ツールですが、チャート分析や注文など、ひとつひとつの基本機能の操作は簡単です。またMT4対応のFX業者は多いため、MT4の使い方さえ分かっていれば、他の業者の取引口座でもスムーズに取引できるケースが多く便利です。MT4での基本操作についてはこちらMT4に対応しているFX業者はこちらさらに、取引ツールとして6割以上のシェアを持つMT4向けに、世界中の開発者がインディケータやエキスパートアドバイザー(EA)というツールを制作しています。外部で制作された数え切れないほどのインディケータやEAを利用できることも、MT4の人気を後押しする要因のひとつです。MT4とMT5の違いMetaQuotes社からは、MT4の後継版にあたる「MetaTrader5(MT5)」も提供されています。MT4とMT5の操作性はよく似ていますが、違いもあります。特に重要なのは、インディケータやEAの開発に使われるプログラミング言語の違いです。この違いにより、MT5用のインディケータ・EAはMT4では利用できませんし、MT4用のインディケータ・EAはMT5では使えません。MT4とMT5はどちらも初心者の方におすすめできるツールであり、どちらにするかを決めるにあたってはこのような違いが重要となりますが、まずは本記事でMT4について確認し、その上でMT5との違いを理解していくという流れがおすすめです。MT4を使用するには?MT4はあくまで取引ツールであるため、インストールするだけでは取引を始めることはできません。MT4を使って取引を開始するには、MT4に対応しているFX業者の口座を開設し、MT4にログインする必要があります。口座開設の手続きは、基本的にFX業者のサイト上で完結します。MT4を使用するまでの大まかな流れは以下のとおりです。FX業者で口座を開設MT4のダウンロード・インストールMT4でFX業者の取引口座にログイン取引開始FX業者で口座を開設すると、口座番号とログイン用のパスワードが発行されます。パスワードには、マスターパスワード(取引用)と閲覧専用パスワードがあり、マスターパスワードでログインしなければ取引できないので注意しましょう。MT4に対応しているFX業者であれば、通常は業者のサイトにMT4のダウンロードページが用意されています。ログインの手順については、下記の記事をご覧ください。MT4の使い心地が分かる!7つの基本機能を紹介MT4(MetaTrader4)では具体的にどのような機能が使えて、どのようなことができるのでしょうか。この章では、MT4の基本機能として以下の7点を紹介します。さまざまな端末、環境での利用チャート画面のカスタマイズインディケータなどを使ったチャート分析カスタムインディケータの利用EAを使った自動売買さまざまな注文方法での取引パフォーマンスレポートでの取引成績の確認1. さまざまな端末、環境での利用MT4は次のように、さまざまな環境に対応しています。デスクトップ版はPCに、モバイル版はスマホ等にインストールするタイプです。ブラウザ版は、Google Chromeなどのブラウザ上で操作するMT4で、インストールすることなく使えます。3つのうち好きなものだけを使うもよし、「分析や注文はデスクトップ版、外出中の確認はモバイル版」と使い分けるのもいいでしょう。機能が豊富なのはデスクトップ版最も機能が豊富なのはデスクトップ版で、本記事ではデスクトップ版の機能を中心に解説します。どれを使うか迷う場合はデスクトップ版から使ってみてはいかがでしょうか。なお、Mac版では文字化けなどの症状が出ることがあります。 MacでMT4を使う場合は、ブラウザ版の利用も候補になるでしょう。2. チャート画面のカスタマイズMT4では、チャートの背景色やローソク足の色、画面のレイアウトなどを自由にカスタマイズできます。キーボードの「F8」キーを押すと設定画面が表示され、次のように自分好みに変更できます。MT4では、チャートの配置レイアウトも自由自在にカスタマイズできます。例えば、画面全体を使ってUSDJPYの1分足チャートから週足チャートまでを同時に表示することもでき、マルチタイムフレーム分析を1つの画面で行うことも可能です。また、一つのチャートをより大きな画面で詳細に見たい場合は、以下のように余分な情報を削除し、チャートを全画面表示することもできます。FX業者が提供する独自の取引ツールでもレイアウト変更は可能ですが、独自ツールではローソク足の色を変更できないなど、カスタマイズ性に制限があるケースも少なくありません。それに比べて、MT4では配色やレイアウトなどをユーザーの好みに合わせて変更することが可能で、これはMT4の強みとなります。3. インディケータなどを使ったチャート分析FXのチャート分析ではインディケータやラインがよく使われます。このため、インディケータやラインは基本的にどの取引ツールでも使えますが、FX業者が独自に提供する取引ツールでは、利用できるインディケータやラインの種類が限られていることがあります。また、チャート上の表示方法に癖があるケースも珍しくありません。これに対して、MT4ではインディケータ・ラインの表示方法などを詳細に設定できます。また、MT4で標準搭載されているインディケータは30種、標準搭載されているオブジェクト(ラインなど)は31種と豊富なため、相場環境に合わせてチャート分析をしたい上級者でも満足できるケースが多いでしょう。「多くの人が見るチャート」という強みインディケータやローソク足の見え方は、取引ツールによってわずかに異なるものです。相場は大衆心理を反映するため、MT4のように多くのトレーダーが使用しているチャートを参考にすることも取引では大切になります。4. カスタムインディケータの利用FX業者が独自開発した取引ツールでは、もともと備わっている機能しか使えませんが、MT4では外部の人が作ったインディケータ「カスタムインディケータ」によって機能を拡張することができます。例えば、MT4ではラインの手描き機能は標準搭載されていませんが、当サイトが無料提供している「ペイントツール」を使えば、以下のように手描きなどが可能になります。このような機能拡張ができるため、「試したい取引戦略があるのに、あのインディケータがないので無理だ...」となってしまうことが減るでしょう。また、「もっと快適に取引や分析をしたい」というニーズを満たすことも可能です。なお、Myforexではペイントツール以外にも複数のインディケータを提供しております。どれも無料ですので、お気軽にお試しいただけます。5. さまざまな注文方法での取引MT4ではさまざまな注文方法での取引が可能です。まず、以下の基本的な発注方法についてはもちろんMT4でも行えます。番号説明1成行注文は、価格を指定せずに注文する方法です。「今すぐに取引を成立させたい」といった場合に使います。2指値注文は、価格を指定する発注方法です。買いの場合はより安い価格を指定可能で、「安くなったら買いたい」というときに便利です。3逆指値注文も価格を指定する発注方法です。ただし、名前のとおり「指値の逆」というイメージで、買いの場合はより高い価格を指定して発注します。このほか、MT4はトレイリングストップやIFD注文、OCO注文、IFO注文と呼ばれる注文方法にも対応しています。これらはやや応用的な注文方法ですが、使いこなすことでより確実性の高い取引を実現できるケースがあります。スピーディに発注するための機能もさらに、ワンクリックパネルをチャート上に表示しておけば、ボタンを1回押すだけで成行注文で発注することもできます。リアルタイムのチャートを確認しながらトレードが可能なため、短期トレードを行う際には大いに活躍するはずです。6. EAを使った自動売買EAを利用した自動売買ができる点もMT4の魅力のひとつです。FX業者が提供する独自取引ツールとの大きな違いは、実行できる自動売買戦略の豊富さにあります。MetaQuotes社が運営するMQL5マーケットだけでも、7千点以上のEAが出品されています。日本国内で有名なGogoJungle(通称ゴゴジャン)でも、以下のとおり数多くのEAが販売されています。FX業者の独自開発した取引ツールでは、あらかじめ提供されている自動売買ツールの中から選ぶのが基本となります。そのためツールの豊富さという点で、MT4と独自取引ツールでは天と地ほどの差があるといえます。「今は自動売買に興味がない」という人でも、自動売買を試したくなったら販売サイトでEAを探してみることができます。また、自分専用のEA制作を依頼することや、自分でEAの開発にチャレンジしてみるのも面白いでしょう。EAの自作ツールも登場最近では、プログラミング不要でEAを作成できるEA Builderなるツールも販売されています。また、ChatGPTなどAIの力を借りて自作EAを開発することも可能になりました。7. パフォーマンスレポートでの取引成績の確認MT4では、過去のトレード成績を詳細に確認することができます。以下の画像は「パフォーマンスレポート」という資料です。損益や口座残高だけでなく、平均損失や最大連勝数といった他社の取引ツールではあまり見られない項目も確認できます。番号項目説明1Closed Transaction新規注文から決済(手仕舞い)までが終わったトレードの履歴と、入出金履歴が確認できます。2OpenTrades現在保有しているポジションの情報が確認できます。3Working Orders注文済みであるものの、まだ成立していない指値注文や逆指値注文などの情報が確認できます。4Summary損益や口座残高、含み損益といった概要情報が確認できます。5Details総利益や総損失、平均利益などの詳細情報が確認できます。ただし、MT4のパフォーマンスレポートは文字が小さかったり英語で表示されたりと、確認しにくい部分があります。特に英語が苦手なトレーダーにとっては使いづらいはずです。そこで、トレード成績を確認する際には、Myforexのポートフォリオ機能をおすすめします。Myforexのポートフォリオは、日本語表示であることはもちろん、損益や最大ドローダウンなどのデータをグラフで確認することができます。さらに、多くのグラフがカラーで表示されるなど、初心者でも扱いやすく見やすい親切設計を採用しています。インディケータと同じくこちらも無料ですので、お気軽にお試しいただけます。取引成績の客観的な分析にぜひご活用ください。参照:ポートフォリオの登録方法についてはこちらMT4はこんなFXトレーダーにおすすめMT4(MetaTrader4)はオールラウンドな取引ツールですが、特にMT4の特性にマッチする人の特徴を4つ紹介します。チャート分析に力を入れたい人複数のFXブローカーを利用する人お好みの戦略で自動売買をしたい人EAを使った機能強化に興味がある人チャート分析に力を入れたい人チャート分析に力を入れたい人にとって、MT4は最適な取引ツールのひとつです。基本のインディケータやラインを使ったシンプルな分析はもちろん、複数のインディケータを使用した複雑な分析、さらにはカスタムインディケータを使った独自の分析も可能です。また、チャート画面を自由自在にカスタマイズできるので、ストレスのないチャート分析を実現しやすく、上級者になってからでも不満を感じることは少ないでしょう。複数のFXブローカーを利用する人取引コストや取引できる銘柄、ボーナスの有無などはFX業者によって異なります。そのため、取引スタイルごとに使う業者を分ける人もいます。そんな複数の業者を利用するトレーダーや、トレーダーとして長い道のりを歩むつもりの人にとって、MT4は非常に便利なツールです。MT4は高い市場シェアを誇るツールのため、これさえ使えれば数多くのFX業者ですぐに取引を始められます。またMT4の操作方法は、次世代版ツールのMT5と非常に似ているため、MT4に慣れていればMT5も違和感なく使えるという点もポイントです。お好みの戦略で自動売買をしたい人トレードを始めてみたところ、「土日にはまとまった時間が取れるが、平日に取引するのは難しい」と感じる人も少なくはないでしょう。また、「裁量トレードがうまくいかず別の方法を試したい」と感じる場合もあるでしょう。このような場合には自動売買への興味がわいてくるもので、自動売買取引の自由度が高いのがMT4です。MT4用のEAは何千種類もあり、MT4対応業者は特に海外FXではたくさんあります。そのため、「お好みのEA × お好みのFX業者」という好みの組み合わせで自動売買を行えます。もちろん、自動売買も裁量トレードと同様に一筋縄ではいきませんが、生活スタイルや性格的に自動売買のほうが向いている人もいるはずです。自動売買に興味がある方や、自由度の高い自動売買環境を探している方は、MT4の利用を検討してみてください。バックテスト機能も魅力また、MT4にはEAの性能をチェックするバックテスト機能が標準搭載されています。バックテスト機能を使うと、指定した期間中にそのEAがどれだけのパフォーマンスを出したかが、以下の画像のように表示されます。MT4のバックテスト機能を使えば、そのEAの戦略が有効かどうかや、どのような設定・使い方をすると成績が向上するかについて客観的に考えることができます。この過程では、対象期間やEAの設定を少し変えて「この条件ならどんな成績になるのか」と試行錯誤することになりますが、パズルを解くような面白さがあり、分析好きの人であれば楽しむことができるでしょう。MT5のバックテストのほうが高機能MT5はMT4の上位互換の性能を持っており、バックテストに関してもMT4に比べて高機能です。MT5ではバックテストの精度を高めやすいことに加え、バックテストにかかる時間が短くなると期待できます。EAを使った機能強化に興味がある人実は、EAは自動売買を実行するためだけのツールではありません。トレードを補助する機能を持つEAも多数存在します。例として、Myforexで提供予定のオリジナルEA「一括決済ツール」を使っている様子を紹介します。このEAを利用すると、以下画像のようにチャート上にパネルが表示されます。パネル上のボタンはクリックすることが可能です。例えば「売り全決済」ボタンをクリックすると、そのワンクリックで保有中のすべての売りポジションを決済することができ、短期売買をスムーズに行いやすくなります。このように、EAを活用すると新しい機能を追加したり、機能を強化したりもできます。「今すぐこの機能を強化したい」という状況でなくとも、MT4を使えば、将来的にこの恩恵を受けられるというメリットを得られます。MT4に対応している海外FX業者MT4(MetaTrader4)は、国内FX業者よりも海外FX業者で広く採用されている取引ツールです。主要な海外FX業者のMT4の導入状況は以下のとおりです。FX業者MT4対応状況(エックスエムトレーディング)〇(エクスネス)〇(タイタンエフエックス)〇(エイチエフエム)〇(スリートレーダー)〇(ビッグボス)〇(エフエックスジーティー)〇(エックスエス)〇XMTrading(エックスエムトレーディング)MT4対応状況〇Exness(エクスネス)MT4対応状況〇Titan FX(タイタンエフエックス)MT4対応状況〇HFM(エイチエフエム)MT4対応状況〇ThreeTrader(スリートレーダー)MT4対応状況〇BigBoss(ビッグボス)MT4対応状況〇FXGT(エフエックスジーティー)MT4対応状況〇XS.com(エックスエス)MT4対応状況〇このようにほとんどの海外FX業者がMT4を導入しています。繰り返しとなりますが、多くの海外FX業者ではMT4という共通の取引ツールを使用できるので、ブローカーごとに取引ツールの使い方を覚える必要がない点はうれしいポイントです。なお、ここで挙げた中でも特に知名度が高い業者は、XMTradingやExness、Titan FXなどです。MT4を学ぶ目的や海外FX業者を知る目的で、デモ口座を使ってみたいという場合、これらの業者のデモ口座が選択肢になります。MT4に対応している国内FX業者は少ない海外FX業者の状況とは違い、国内FX業者はそれぞれが独自の取引ツールを提供しているケースが多く、MT4に対応している業者はそれほど多くありません。FX業者MT4対応状況OANDA証券〇楽天証券〇みんなのFX✕GMOクリック証券✕GMO外貨✕外為オンライン✕外為どっとコム✕(*1)2024年5月25日時点の情報です。そのため、普段利用しているFX業者や、これから利用を検討している業者がMT4に対応していない可能性も考慮する必要があります。国内FXでMT4を使いたい場合は、事前に業者がどのような取引ツールを採用しているのか確認しておくことが重要です。MT4を利用する際の注意点MT4(MetaTrader4)は便利な取引ツールですが、他の取引ツールと同様に注意点が存在します。事前に注意点を押さえ、より効果的にMT4を使えるようになっておきましょう。慣れるまでに時間がかかる日本時間表示をするために設定が必要動作が重いことがあるインディケータ・EAの質にバラつきがある慣れるまでに時間がかかる他の取引ツールと同様に、MT4に慣れるまでには時間がかかるはずです。特にMT4は、国内のFX業者が独自に開発した取引ツールよりも高機能です。以下の画像のように機能が多く、カスタマイズできる項目も豊富なため、複雑だと感じることもあるでしょう。ただし、MT4の全機能をマスターする必要はありません。注文やインディケータの表示といった基本的な操作を覚えるだけでもまずは十分です。その上で自分の状況に合わせて使える機能を増やしていくスタイルなら、無理のないペースでMT4が使えるようになるでしょう。MT4を使いこなせば取引の幅が広がることは間違いありません。最初は焦らず、一歩ずつ慣れていきましょう。なお、MyforexではMT4のご利用ガイドを公開しております。約200本の記事の中からお好きなテーマを探すことが可能となっているため、MT4の使い方の習得にお役立ていただくことができます。日本時間表示をするために設定が必要MT4のチャートに表示される時間は、日本時間よりも7時間遅れ(または6時間遅れ)となるケースが多いです。例えば、午後10時の値動きを確認するには、MT4では午後3時を見るといったことになります。慣れないうちは、この時間差は意外と厄介です。しかし、詳細の説明は省きますが、慣れればむしろこちらのほうが違和感なく使える場合もありますし、カスタムインディケータを使えば、以下のように日本時間を表示させられるようになります。表示時刻を日本時間に変換するインディケータは、当サイトでも無料で配布しています。「時差が気になる」という場合はぜひお試しください。動作が重いことがある大きな支障がないケースがほとんどで過度な心配は不要ですが、使っているパソコンの性能によっては、MT4を起動すると動作が重くなることがあります。操作に時間がかかるだけでなく、強制終了することもあるため注意が必要です。特に注意が必要なのは、以下の状況です。複数のチャートウィンドウを開いた場合チャートに多数のインディケータを表示させた場合「A社のMT4、B社のMT4、C社の...」と、複数のMT4を同時起動した場合これらの状況では、CPUやメモリの負荷が高まり、MT4に影響が出るリスクが高まります。不要なプログラムの終了や、使用していないチャートを閉じるなどして対応しましょう。動作が重い場合の対処方法MT4の動作が重い場合は、チャートの最大バー本数を最小限にしたり使わないチャートを閉じたりすれば、改善する可能性があります。インディケータ・EAの質にバラつきがあるMetaQuotes社以外の会社・個人が開発したインディケータを使用できる点はMT4の利点です。しかし、そういった第三者が作ったツールの中には、意図したとおりに動かないものもあります。新しいインディケータやEAを追加する際は、取引に使用する前に十分な検証が欠かせません。特にEAを使用した自動売買を行う際は、事前にバックテストをしたりデモ口座を使ったりして検証しましょう。悪質なEAには要注意「月利100%達成」「破綻なし」など、短期間で大きな利益を出せることをアピールして、EAを売り出している人も少なくありません。制作者やその協力者の言葉をそのまま信じてしまうと、大きな損失が発生する恐れがあります。MT4はFX初心者にもおすすめのツールMT4(MetaTrader4)では、豊富なインディケータやラインを駆使したチャート分析、EAを用いた自動売買などの機能が無料で利用できます。その高機能さゆえに、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、基本的なチャート分析や注文操作なら初心者でもすぐに使いこなせるようになるでしょう。主要な海外FX業者ではMT4を導入しており、一度使い方を覚えてしまえば基本的にどのブローカーを利用しても注文で戸惑うことがなくなる点でもおすすめといえます。興味のある方は、まずはデモ口座を使ってみてください。たとえば、豪華なボーナスで人気のXMTrading(エックスエムトレーディング)や、24時間年中無休の日本語サポートが魅力のTitan FX(タイタンエフエックス)では、デモ口座の作成のみであれば本人確認書類の提出なしで簡単に行えます。
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