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update2024.03.28 (木) 20:00
暗号資産 話題のニュース

Zoomexが現物取引キャンペーンを開催!取引高の達成で最大50USDTのボーナスを獲得

2024年3月26日、仮想通貨(暗号資産)取引所のZoomex(ズーメックス)が、現物取引キャンペーンを開催しました。本キャンペーンでは、所定の現物取引高を達成するだけで、最大50USDT分のボーナスを獲得できます。キャンペーン期間は、2024年3月26日午前9時〜4月9日午前9時(日本時間)までです。当記事では、Zoomexの現物取引キャンペーンの内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]Zoomexの現物取引キャンペーン現物取引キャンペーンの参加方法現物取引キャンペーンの注意点日本のユーザー限定ボーナス有効期限は受取日から14日間複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止現物取引で手軽にボーナス獲得Zoomexの現物取引キャンペーン画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンの概要は、以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2024年3月26日午前9時〜4月9日午前9時特典・最大50USDT分のボーナス(*1)対象者Zoomexの日本ユーザー(*2)獲得の条件・キャンペーンページにて「参加登録」を完了・キャンペーン期間中に所定の現物取引高を達成(*3)(*1)キャンペーン期間中に達成した累計の現物取引高に応じて、獲得できるボーナス金額は異なります。(*2) 本キャンペーンの対象者は、日本に居住し、日本の携帯電話番号で登録・認証を完了したユーザーに限定されます。(*3)対象となる取引高は、キャンペーン期間中の現物アカウント内の総取引高です。デリバティブアカウントやコピートレードアカウントなどの取引高はカウントされません。上記の通り、まずは現物取引キャンペーンの専用ページで「参加登録」を完了します。その後、キャンペーン期間中に所定の現物取引高を達成すると、最大50USDT分のボーナスを獲得できます。獲得したボーナスは、デリバティブ取引の証拠金や損失補填、取引手数料の支払いなどに利用できます。ただし、現物取引やコピートレードでは利用できません。ZoomexのボーナスとはZoomexのボーナスは、証拠金および取引損失の穴埋め、取引手数料の支払いなどに利用できます。ユーザー自身の資金よりもボーナスが優先的に消費されます。ボーナスは出金できませんが、ボーナスを利用した取引から得られた収益は出金できます。また、ボーナス金額は、達成した累計の現物取引高によって異なります。獲得できるボーナス金額は、下記表のいずれかになる点には注意してください。累計取引高ボーナス金額100ドル5 USDT500ドル25 USDT1,000ドル50 USDT現物取引キャンペーンの参加方法Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。なお今回のキャンペーンに参加するには、携帯電話番号を使って口座開設をするか、メールアドレスでの登録後に携帯電話番号での認証を済ませる必要があります。手順1以下のリンクをクリックし、現物取引キャンペーンの専用ページにアクセスします。キャンペーンページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「キャンペーンに参加」ボタンをクリックします。手順3参加が完了したと表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。これでキャンペーンへの参加登録は完了です。手順4キャンペーンに参加できたら、Zoomexで現物取引を行いましょう。キャンペーン期間中に一定の現物取引高を満たすことで、取引高に応じたボーナスを獲得できます。Zoomexでの現物取引のやり方は、以下の記事で解説しています。所定の取引高を達成したユーザーには、キャンペーン終了後の10営業日後に特典センターにてボーナスが配布されます。ボーナスの配布が行われると、登録メールアドレスに通知が届くので、アカウントにメールアドレスを紐づけておき、こまめにチェックするとよいでしょう。また、ボーナスは配布されてから14日以内に特典センターから獲得する必要があるため、早めに受け取ることをおすすめします。Zoomexの特典センターへボーナスの有効期限に注意Zoomexのボーナスの有効期限は、ボーナスを受け取った日から14日間となっています。ボーナスの使用・不使用に関わらず、14日後には失効してしまうため、期間内に全て使い切るのがよいでしょう。現物取引キャンペーンの注意点Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加する上で、以下のような注意点があります。日本のユーザー限定ボーナス有効期限は受取日から14日間複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止日本のユーザー限定現物取引キャンペーンは、日本に居住しているユーザー限定です。キャンペーンへの参加には、日本国内の携帯電話番号を使用したアカウントの登録・認証が必要です。ボーナス有効期限は受取日から14日間先述のとおり、Zoomexが提供しているボーナスの有効期限は、受取日から14日間と決められています。ボーナスの使用・不使用に関わらず、14日間で失効してしまうため、早めに使い切るのがおすすめです。複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止Zoomexに限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のキャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しも禁止事項です。ウォッシュトレードとはウォッシュトレードとは、同一銘柄に対して買い注文と売り注文を同時に行って売買を成立させ、市場が活発であるかのように見せかける行為です。日本語では仮装売買と呼ばれ、株式の証券取引所などでも禁止されています。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。現物取引で手軽にボーナス獲得Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加すれば、所定の現物取引高を達成するだけで、最大50USDTのボーナスを獲得できます。設定されている取引高も決して大きくないため、手軽にボーナスを獲得できるチャンスです。獲得したボーナスは、デリバティブ取引の証拠金や損失補填などに使えます。自己資金を使わずにトレードを体験してみたい方は、本キャンペーンに参加してみるとよいでしょう。
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update2024.03.28 (木) 20:00
その他 話題のニュース

海外FX業者の口座開設手順を徹底調査|IB向きの業者を選ぶ基準

様々な海外FX業者が、ユーザーに向けてそれぞれ特徴が異なるサービスを提供しています。どの海外FX業者を利用するにしても口座開設手順を踏む必要がありますが、業者によって口座開設に必要な手順が異なります。口座開設手順があまりにも煩雑すぎると、ユーザーが途中で業者の利用を諦めてしまうケースも考えられます。したがってIBに向いている海外FX業者を選ぶ1つの基準として、口座開設手順についても考慮する必要があるのです。Myforexでは、2024年3月時点における各海外FX業者の口座開設時に必要となる入力項目数を調査しました。目次[非表示]各海外FX業者における口座開設時の入力項目数を比較海外FX業者における口座開設フローの特徴口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もあるボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある海外FX業者でeKYCの導入が進んでいるボーナスや取引条件など総合的に見てブローカーを選ぶ各海外FX業者における口座開設時の入力項目数を比較各海外FX業者において、口座開設時に必要となる入力項目数を比較しました。入力項目数が多い順にランク付けした結果は以下の通りです。ランキング業者入力項目数1位XS.com25項目+書類提出2位XMTrading23項目~24項目+書類提出3位ThreeTrader22項目+書類提出4位Titan FX17項目5位BigBoss15項目6位FXGT11項目7位Milton Markets9項目8位Land Prime8項目9位Exness4項目入力項目数が最も多かったのはXS.com(エックスエス)、第2位がXMTrading(エックスエムトレーディング)という結果になりました。XMTradingでは、4項目の入力を済ませるだけでリアル口座を開設できますが、入金やリアル口座を使った取引はできません。実際に取引を始めるためには、本人確認の書類の提出を含めプロフィール認証を行わなければなりません。一方、入力項目数が最も少ない海外FX業者はExness(エクスネス)となりました。Exnessでは、メールアドレスさえあれば4項目で口座開設が完了します。ただし本人確認まで完了しないと2,000ドルまでの入金・取引しかできません。ただしランキングはあくまでも入力項目の数であり、入力項目が多くても選択項目が多かったり、入力項目数が少なくても記入項目が多かったりするケースもあります。海外FX業者における口座開設フローの特徴今回の調査結果より、海外FX業者における口座開設フローにおいて、以下のような特徴があることが分かりました。口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もあるボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある海外FX業者でeKYCの導入が進んでいる口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設の項目が少ないブローカーを選ぶといち早く取引を始められますが、取引制限があるケースが多いのです。今回調査した中で、取引制限が定められているブローカーをまとめました。ブローカー名取引制限(タイタンエフエックス)100万円までの入金と取引(エクスネス)2,000ドルまでの入金と取引(エフエックスジーティー)2,000ドルまでの入金と取引(ランドエフエックス)3,000ドルまでの入金と取引(ビッグボス)出金不可口座開設の項目が少ないブローカーでは、数十万円~100万円までの入金と取引しかできません。また取引で得た利益を出金するためには、本人確認まで済ませる必要があります。口座開設の手順が少なく、すぐに取引を始められる点はユーザーにとってメリットがあります。しかし、より多くの資金で取引したり、利益を出金したりするためには追加項目を入力する必要があるので、実質手順の煩雑さは変わらないともいえます。口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もある口座開設時の入力項目が多く、手順が煩雑なブローカーであっても、その分ボーナスが充実している場合もあります。XMTrading(エックスエムトレーディング)がその代表的な例です。XMTradingは、口座開設をして取引を始めるために20項目以上の入力が必要となるものの、ボーナスキャンペーンが優れている業者としてユーザーから人気を集めています。ボーナスキャンペーンを目的としている海外FXのユーザーも多いので、口座開設の煩雑さに加えて、ボーナスキャンペーンの条件も考慮しなければなりません。ボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある口座開設時に本人確認が必要ない海外FX業者であっても、ボーナスを活用するために、認証ステップを追加で踏まなければならないケースもあります。例えばボーナスキャンペーンが豊富であることで知られているFXGT(エフエックスジーティー)では、アカウント認証を行わなくても2,000ドルまでの入金と取引ができます。しかし口座開設ボーナスを受け取るためにはアカウント認証まで完了させておく必要があるのです。海外FX業者でeKYCの導入が進んでいるセキュリティ強化の一環として、海外FX業者の口座開設時においてeKYC(electronic Know Your Customer)の導入が進んでいます。eKYCとはeKYCとは、オンライン上で本人確認を行う技術です。顔写真付きの本人確認書類とユーザーの顔データをセットでアップロードする「セルフィーアップロード型」と、ユーザーの同意のもとで過去に本人確認を実施した事業者に本人確認情報を提供してもらう「フェデレーション型」の2種類があります。海外FX業者の口座開設手順で主に採用されているのは、本人確認書類と顔データをセットでアップロードする「セルフィーアップロード型」です。例えばTitan FX(タイタンエフエックス)では、本人確認時に身分証明書を手に持った状態のセルフィ写真を提出します。またTitanFXではSMSによる携帯電話番号認証も取り入れられています。ボーナスや取引条件など総合的に見てブローカーを選ぶ各海外FX業者の口座開設手順を調査した結果、中には20以上の項目の入力が口座開設までに必要となる海外FX業者もあることが分かりました。ただし、入力項目が少ないからといってIBに適している業者であるかというと、そうでもありません。入力項目が少なくても取引制限があったり、ボーナスを利用するためには本人確認を済ませなければならなかったりするのです。また出金を行うためには、必ず認証ステップを踏まなければならないので、出金まで辿り着いたユーザーにとっては実質どの業者もそれほど手順は変わらないといえます。たしかに口座開設手順がシンプルだと取引をいち早く始められるという点で、ユーザーにメリットがあるといえます。しかし口座開設手順という観点だけでなく、ボーナスや取引条件など総合的に確認してユーザー獲得をしやすいブローカーを見極める必要があるのです。
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update2024.03.28 (木) 19:00
暗号資産 話題のニュース

Merlin Chainとは?話題のビットコインレイヤー2の評判や将来性を解説

Merlin Chainは、ビットコインのレイヤー2の一種です。ビットコインなどをステーキングしてポイントがもらえる「Merlin's Seal」というフェアローンチイベントを実施しており、現在注目を集めています。当記事では、Merlin Chainの将来性やX(旧Twitter)での評判、Merlin's Sealの詳細などについて解説します。目次[非表示]Merlin ChainとはMerlin's Sealを実施中4種類の受け取り報酬対応しているトークンとウォレットチームを組むことで報酬がアップ今後の動向についてX(旧Twitter)での評判Merlin Chainの将来性Bitmap Techが開発している多数のVCから資金調達に成功30億ドル以上のTVLを達成他のビットコインレイヤー2との比較ビットコインレイヤー2を牽引できるかMerlin ChainとはMerlin Chainは、ビットコインのレイヤー2ネットワークです。安価な手数料と優れたスケーラビリティを特徴とした、EVM互換性を持つブロックチェーンとされています。画像引用:Merlin Chainレイヤー2とは多くのブロックチェーンは、異なる役割を持つブロックチェーンが階層別に独立して相互通信する「レイヤー構造」になっています。基礎的な役割を担うブロックチェーン層をレイヤー1と呼び、レイヤー1の情報処理を助ける層をレイヤー2と呼びます。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。ビットコインは最大の時価総額を誇る仮想通貨(暗号資産)ですが、取引速度が遅く、手数料は高いという欠点があります。この欠点を克服するために、最近は様々なビットコインのレイヤー2プロジェクトが誕生しています。Merlin Chainは、ゼロ知識証明を使ったzkロールアップという仕組みを活用することで、スケーラビリティ問題の解決を目指します。なお、ロールアップとは、トランザクションの処理速度と効率性を向上させる仕組みです。代表的なものとして、zkロールアップの他にオプティミスティックロールアップがあります。ゼロ知識証明とはあるコンピュータが、情報を検証するコンピュータに対して、ある事柄は真実だという情報以外を公開しないで真実だと証明するメカニズムを指します。スケーラビリティ問題とはスケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの処理能力に起因する障害です。ブロックチェーンにトランザクションが集中すると、取引の遅延や手数料の高騰などが発生します。ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンは、慢性的にスケーラビリティ問題に悩まされています。Merlin's Sealを実施中画像引用:Merlin ChainMerlin's Sealは、特定のトークンをステーキングすることで「Mポイント」というポイントを獲得できるフェアローンチイベントです。獲得したMポイントは、Merlin ChainのガバナンストークンであるMERLに交換できます。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。4種類の受け取り報酬当記事執筆現在(2024年3月12日)、Merlin's Sealで受け取れる報酬には、以下の4つの種類があります。ガバナンストークンのMERL(すべてのMERLのうち20%が割り当てられる)DEX(分散型取引所)のMerlin Swapに流動性を提供して得られる追加報酬DeFiプロトコルを利用することで得られる利益ステーキングプロトコルのStakeStoneを通じて得られるETHの利回りMerlin Chainの公式ブログでは、今後上記以外の報酬が追加される可能性が示唆されています。対応しているトークンとウォレットMerlin's Sealでは、以下のトークンをステーキングすることで、Mポイントを獲得できます。今後、ステーキング対象となるトークンがさらに追加される可能性もあるようです。BTCBRC-20(ORDI、SATS、BTCS、RATS、MMSS、AINN、RCSV、MICE、TRAC)BitmapBRC-420(Blue Box、This song about NFTs、Mineral)ETHUSDTUSDCまた、利用できる仮想通貨(暗号資産)ウォレットは以下の通りです。UniSat ウォレットOKX ウォレットBitget ウォレットBybit ウォレットメタマスクや他のEVMウォレットチームを組むことで報酬がアップMerlin's Sealでは、チームを組むことで、獲得できる報酬がアップする仕組みがあります。各ユーザーは、自身がチームのリーダーとなるか、チームの一員として参加するかを選ぶことができます。チームの合計ステーキング量が特定の水準に達すると、日々の獲得ポイントに対して、以下の割合でボーナスを受け取ることができます。ステーキング量リーダーメンバー1 BTC+0.1%+0.05%5 BTC+0.2%+0.1%10 BTC+0.4%+0.2%50 BTC+0.8%+0.4%100 BTC+1.2%+0.6%なお、BTC以外のトークンをステーキングしている場合、それらのトークン価値をBTCに置き換えた上で、獲得できるMポイントが計算されます。今後の動向について2024年3月には、ユーザーは獲得したMポイントに基づいて、MERLを受け取れるようになるとされています。また、4月にはステーキングしていたトークンが引き出せるようになる予定です。X(旧Twitter)での評判Merlin Chainは、フェアローンチイベントのMerlin's Sealを実施していることもあり、X(旧Twitter)上で話題となっています。自身のMポイントの獲得状況を発信する個人ユーザーや、仮想通貨(暗号資産)ウォレットを開発するOKX Web3公式アカウントによるMerlin Chain関連の投稿も見られました。Merlin Chainの将来性Merlin Chainの将来性に関わる項目として、以下などが挙げられます。Bitmap Techが開発している多数の投資家から資金調達に成功30億ドル以上のTVLを達成Bitmap Techが開発しているMerlin Chainは、全体の時価総額が5億ドルを超える、Bitmap Techというチームによって開発されています。画像引用:Bitmap TechBitmap Techが手掛ける「Blue Box」コレクションは、Ordinals(ビットコイン上で発行されたNFT)の中で最も注目されるNFTの一つです。フロアプライスの最高値は3万4,000ドルを記録したことがあり、BAYCとCryptoPunksに次ぐ第3位の時価総額を達成しました。豊富な開発実績を持つBitmap Techが背後にいることは、Merlin Chainの将来性を期待できる一つのポイントだといえるかもしれません。ビットコインNFTとはビットコインNFTは、ビットコインブロックチェーン上で発行されるNFTです。正式には「デジタルアーティファクト」と呼ばれます。イーサリアムのNFTと同じく、マーケットプレイスで取引可能です。多数のVCから資金調達に成功Merlin Chainは、OKX Ventures、ABCDE、Foresight Ventures、Arkstream Capitalなど、24ものVC(ベンチャーキャピタル)から資金提供を受けています。画像引用:Merlin Chain多数のベンチャーキャピタルが投資をしていることは、Merlin Chainに対する期待の表れだといえるでしょう。30億ドル以上のTVLを達成2024年3月2日、Merlin Chainは公式X(旧Twitter)アカウントにて、TVL(預かり資産)が30億ドルを突破したことを発表しています。TVLのうち約60%がビットコイン(BTC)であり、多くのユーザーがMerlin Chainに期待して、BTCをステーキングしていることがわかります。画像引用:Merlin ChainTVLとはTVLはTotal Value Lockedの頭文字をつなげた言葉で、ブロックチェーンやDAppに預け入れられた仮想通貨の総額を示します。この金額は人気のバロメーターとしても使用されます。他のビットコインレイヤー2との比較Merlin Chainの公式ブログでは、Merlin Chainと他のビットコインレイヤー2との違いを比較しています。項目Merlin Chain他のビットコインレイヤー2ステーキング報酬20%5%ガバナンストークンBRC-20BRC-20ではないBRC-20トークンステーキングへの対応ORDI、SATS、RATSなど複数に対応少ない or なし他のOrdinalsへの対応Bitmap、BRC-420などなしメインネットありなしウォレットビットコイン + EVMメタマスクDAppsビットコインネイティブDAppsイーサリアムDAppsMerlin Chainステーキング報酬20%ガバナンストークンBRC-20BRC-20トークンステーキングへの対応ORDI、SATS、RATSなど複数に対応他のOrdinalsへの対応Bitmap、BRC-420などメインネットありウォレットビットコイン + EVMDAppsビットコインネイティブDApps他のビットコインレイヤー2ステーキング報酬5%ガバナンストークンBRC-20ではないBRC-20トークンステーキングへの対応少ない or なし他のOrdinalsへの対応なしメインネットなしウォレットメタマスクDAppsイーサリアムDAppsMerlin Chainによると、ステーキング報酬の多さ、対応するトークン・ウォレットの種類などの面で、他のビットコインレイヤー2よりも優れているとしています。また、ガバナンストークンがBRC-20トークンとされており、よりビットコインに特化している特徴もあるといえそうです。ビットコインレイヤー2を牽引できるかMerlin Chainは、現在注目を集めているビットコインレイヤー2の一つです。フェアローンチイベントのMerlin's Sealが注目を集めており、TVLも30億ドルを突破するなど、勢いを見せています。今後、Merlin Chainがビットコインレイヤー2の市場を牽引していけるのか注目です。
update2024.03.26 (火) 20:30
暗号資産 話題のニュース

メタマスクのイーサリアムステーキングのやり方|利率や仕組みも解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)では、イーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)をステーキングして報酬を獲得することが可能です。2024年1月には、従来のリキッドステーキングに加えて、ETHのバリデーターステーキングが加わり、ユーザーの選択肢が広がっています。この記事では、メタマスクの2種類のステーキングのやり方や仕組み、リスクなどを詳しく解説していきます。目次[非表示]メタマスクのステーキングとはメタマスクのステーキングの種類メタマスクのステーキングの利率【PC版】リキッドステーキングのやり方ステーキングする方法引き出す方法【スマホ版】リキッドステーキングのやり方stETHやrETHの活用方法wstETHへの変換【PC版】バリデーターステーキングのやり方ステーキングする方法引き出す方法【スマホ版】バリデーターステーキングのやり方メタマスクのステーキングの仕組みETHのバリデーターステーキングETHのリキッドステーキングガス代に注意メタマスクとTrust Walletのステーキング比較対応銘柄数と利回り手軽さメタマスクのステーキングのリスクリキッドステーキングトークン価格の乖離ハッキングによる資金流出ウォレットへのアクセスを失う可能性DeFi関連サービス普及を後押しメタマスクのステーキングとは画像引用:ConsenSysメタマスク(MetaMask)では、Dapps(分散型アプリケーション)を統合したポートフォリオ機能の1つとして、ステーキングのサービスを提供しています。これにより、メタマスク上で仮想通貨(暗号資産)を手軽にステーキングし、報酬を獲得することが可能です。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともありますDappsとはDappsとは「Decentralized Applications」の略称で、管理者がいなくても自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーション(分散型アプリケーション)を指します。分散管理されていることでサーバーダウンによるサービス停止が少ないという特徴があります。 メタマスクのステーキングの種類メタマスクで利用できるステーキングの種類は、以下の2つです。リキッドステーキングバリデーターステーキングリキッドステーキングメタマスクのリキッドステーキングは、2023年1月に開始されたサービスで、ETHとMATICの2銘柄に対応しています(2024年2月29日時点)。リキッドステーキングとはリキッドステーキングを利用すると、預け入れた仮想通貨の額に合わせて、リキッドステーキングトークンと呼ばれるトークンをもらえます。このリキッドステーキングトークンは他のサービスで運用したり、送金したりできます。銘柄ごとに以下のステーキングプールを利用可能です。ETHLidoRocket PoolMATICLidoStaderリキッドステーキングは少額からでも利用できるため、資金が少なくても手軽に利用できます。リキッドステーキングの詳細はこちらバリデーターステーキングメタマスクのバリデーターステーキングは、2024年1月に開始されたサービスで、対応銘柄はETHのみです(2024年2月29日時点)。バリデーターステーキングは、メタマスクがユーザーに代わって、バリデーターの運用を代行するサービスです。ユーザーは、メタマスクポートフォリオ上でETHを預け入れるだけで、バリデーターとしてのステーキング報酬を獲得できます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。なお、バリデーターステーキングを利用するには最低32ETHが必要となるため、一定の資金量が必要です。バリデーターステーキングの詳細はこちらメタマスクのステーキングの利率メタマスクのステーキングの利率は、以下のとおりです(2024年2月29日時点)。利率は一定ではなく変動します。銘柄ステーキングの種類利率ETHリキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICリキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%ETHステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%【PC版】リキッドステーキングのやり方PC版ブラウザのメタマスクでリキッドステーキングに預け入れる方法と、引き出す方法を解説します。ステーキングする方法メタマスクでETHをリキッドステーキングするやり方は、大まかに以下の通りです。ポートフォリオサイトへアクセス預入先を選択預け入れる数量を入力内容を確認して実行手順1メタマスクにアクセスし、「Portfolio」アイコンをクリックします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをクリックしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、ポートフォリオサイトの左側にある「Stake」をクリックします。手順4「Pooled staking」タブをクリックします。手順5預け入れたいステーキングプールにカーソルを合わせて「Stake」をクリックします。2024年2月現在、メタマスクが対応しているステーキングプールは以下のとおりです。通貨ステーキングプールETH・Lido・Rocket PoolMATIC・Lido・Staderここでは、ETHのLidoを例に手順を解説していきます。手順6ステーキングの条件を設定し「Review」をクリックします。番号項目説明1利用するアドレスステーキング時に利用するアドレスを選択します。2Send預け入れるETHの数量を入力します。3Get預け入れ時に獲得するトークンの数量が表示されます。何か操作を行う必要はありません。4報酬ステーキング報酬が表示されます。何か操作を行う必要はありません。手順7ステーキングする数量やステーキング時に受け取るトークンの量、推定される手数料(ガス代)の額などを確認し、問題なければ「Confirm」をクリックします。手順8ブラウザ拡張機能の場合、メタマスク画面が開きます。ガス代などを確認して「確認」をクリックします。手順9以下の画面が表示されたら、ステーキングは完了です。手順10ステーキング時に獲得したリキッドステーキングトークンは、ウォレットのネットワークをイーサリアムにすると確認できます。Lidoに預けた場合は「stETH」、Rocket Poolに預けた場合は「rETH」が表示されます。引き出す方法ステーキングしたETHを引き出す方法を紹介します。Lidoに預けた場合Lidoに預けたETHの引き出し方法は以下の通りです。「Stake」メニューを開くメニューアイコン「・・・」をクリックする「Withdraw」をクリックする引き出し数量を入力する「Withdraw」または「Swap」をクリックする画面に従って操作し、署名する「Withdraw」を選択した場合には、引き出し準備が整う予定日が表示されます。準備完了後に請求すると引き出せます。日々のステーキング報酬はstETHに反映される仕様です。つまり、stETHは報酬の分だけ自動で増えます。そのためstETHをETHに変更することは、ETHの引き出しに相当します。Rocket Poolに預けた場合Rocket Poolに預けたETHは、以下の手順で引き出せます。「Stake」メニューを開くメニューアイコン「・・・」をクリックする「Withdraw」をクリックする引き出し数量を入力する「Withdraw」または「Swap」をクリックする画面に従って操作し、署名するstETHとは異なり、rETHには獲得報酬が保有中に反映されません。引き出し時に「1ETH:1rETH =1:1.1」などの比率が適用され、引き出せる金額が決定する仕組みです。【スマホ版】リキッドステーキングのやり方続いて、スマホアプリ版のメタマスクでETHをリキッドステーキングするやり方を解説します。手順は大まかには以下の通りです。アプリの「Portfolio」をタップポートフォリオサイトへアクセスウォレットを接続Stake画面からステーキングを実施手順1メタマスクアプリを開いて「Portfolio」ボタン、または下段のブラウザアイコンをタップします。手順2ポートフォリオサイトが表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをタップしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、右上のメニューアイコン(≡)をタップし、開いたメニュー画面で「Stake」をタップします。手順4Stake画面で「Pooled staking」タブを選択すると、リキッドステーキング画面が表示されます。預け入れ方法はPCブラウザ版と同様であり、以下のように進めるとステーキングできます。預け入れ先をタップする「Stake」をタップする預け入れる量を入力する内容を確認する署名を行う預けたETHの引き出しも、PCブラウザ版と同様に行えると考えられます。stETHやrETHの活用方法メタマスクでETHをリキッドステーキングすると、「stETH」または「rETH」を獲得できます。stETHやrETHはDeFi関連サービスに預けることもできます。stETHやrETHの預け入れができる、主要なDeFi関連サービスは下記のとおりです。サービス名主な預け入れ通貨とAPYCurve FinanceETH/stETH(2.11%)1 inch Liquidity ProtocolETH/stETH(2.71%)AAVErETH(0.13%)ここでは例として、stETHの運用先としてポピュラーなCurve Financeへの預け入れ方法を紹介します。まず、下記のリンクからプールのサービスページにアクセスします。日本語対応はされていません。Curve Financeのプールへサービスを利用するには、画面右上にある「CONNECT WALLET」をクリックして、メタマスクなどのETHチェーンに対応したウォレットを接続します。その後、Poolのリストの中から預け入れたい通貨ペアを選択します。預け入れ数量を入力し、メタマスクなどのウォレットでトランザクションを承認すると預け入れ完了です。wstETHへの変換wstETH(ラップドstETH)は、stETHがよりDeFi関連サービスで使いやすくなるよう、一部変更を加えたトークンです。stETHにはステーキング報酬分を自動で反映されますが、一部のDeFi関連サービスに預けると、この反映機能が上手く機能しません。その点を改善したのがwstETHです。stETHをwstETHにすれば、より多くのDeFi関連サービスに預けやすくなります。wstETHへの変換方法ブリッジすると、wstETHをアービトラムやオプティミズム、ポリゴンで利用することも可能となります。ブリッジページのURLは、以下のページにまとめられています。ブリッジへアクセスクロスチェーンブリッジとはクロスチェーンブリッジとは、複数のブロックチェーンをつないで規格の異なる仮想通貨を相互に利用可能にする技術です。この技術が普及すれば、ブロックチェーンを跨いで仮想通貨をやり取りできます。ブロックチェーンが乱立している現在、クロスチェーンブリッジは重要な存在です。【PC版】バリデーターステーキングのやり方PCブラウザ版のメタマスクでETHをバリデーターステーキングに預け入れる方法と、引き出す方法を解説します。ステーキングする方法メタマスクでETHをバリデーターステーキングする方法は、大まかに以下の通りです。ポートフォリオサイトへアクセス預け入れる数量を入力内容を確認して実行手順1メタマスクにアクセスし、「Portfolio」アイコンをクリックします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをクリックしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、ポートフォリオサイトの左側にある「Stake」をクリックします手順4「Validator staking」タブが開かれていることを確認し、「Amount」にステーキングしたい数量を設定します。数量は32ETH、64ETH、96ETH...と、32の倍数で設定可能です。「Stake info」に記載された利率やガス代を確認し、問題なければ「Confirm」をクリックします。その後、トランザクション内容を確認して署名をすれば、ステーキング完了です。引き出す方法次に、ステーキングしたETHを引き出す方法を紹介します。報酬のみを引き出す方法バリデーターステーキングで獲得した報酬のみを引き出す方法は以下の通りです。Stakeメニューを開く「Validator staking」タブを選ぶ報酬を引き出したい明細の右の3点リーダーをクリックする「Withdraw rewards only」をクリックする引き出し内容を確認して「Confirm」をクリックする画面に従って署名する画像引用:MetaMask元本と報酬を引き出す方法預け入れた元本と報酬を全て引き出す方法は以下の通りです。Stakeメニューを開く「Validator staking」タブを選ぶ報酬を引き出したい明細の右の3点リーダーをクリックする「Withdraw total balance」をクリックする引き出し内容を確認して「Confirm」をクリックする画面に従って署名する画像引用:MetaMask引き出しプロセスが完了し、ステータスが「Withdrawal Complete」となったら、「Claim balance」ボタンをクリックして請求します。トランザクションに署名すると元本と報酬がアカウントに反映されます。画像引用:MetaMask【スマホ版】バリデーターステーキングのやり方続いて、スマホアプリ版のメタマスクでETHをバリデーターステーキングするやり方を解説します。手順は大まかには以下の通りです。アプリの「Portfolio」をタップポートフォリオサイトへアクセスウォレットを接続Stake画面からステーキングを実施手順1メタマスクアプリを開いて「Portfolio」ボタン、または下段のブラウザアイコンをタップします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをタップしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、右上のメニューアイコン(≡)をタップします。その後、開いたメニュー画面で「Stake」をタップします。手順4「Validator staking」タブが開かれていることを確認し、「Stake」ボタンをタップします。預け入れ方法はPCブラウザ版と同様であり、以下のように進めるとステーキングできます。預け入れる量を入力する内容を確認する署名を行う預けたETHの引き出しも、PCブラウザ版と同様に行えると考えられます。メタマスクのステーキングの仕組みメタマスクで利用できるバリデーターステーキングとリキッドステーキングの2種類のステーキングについて、仕組みを解説します。ETHのバリデーターステーキング通常、バリデーターとしてETHをステーキングするには、自身でノードを運用して最低32ETHを預け入れる必要があり、個人にはハードルの高い方法です。ノードとはノードとはブロックチェーンのネットワークを構成するコンピュータを指し、パソコンやスマホなどを含みます。ブロックチェーンを稼働させるために、ブロックの検証だけでなく取引情報の記録や情報伝達などの機能を提供します。しかし、メタマスクのバリデーターステーキングでは、メタマスクがConsensys Stakingのインフラを活用し、ユーザーに代わってバリデーターの運用を代行します。そのため、ユーザーはノードを運用する必要がなく、メタマスク上でETHを預け入れるだけでバリデーターステーキングを利用可能です。その対価として、ユーザーはステーキング報酬の10%の手数料を支払います。なお、メタマスクのバリデーターステーキングでも、最低32ETH以上の預け入れが必要となる点は変わりません。イーサリアムのステーキング2022年9月、イーサリアムは大型アップグレードのマージ(Merge)を完了させてイーサリアム2.0を稼働し、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しました。PoSのブロックチェーンでは、ステーキングでブロックを検証したり承認したりします。この作業はブロックチェーンから不正を排除するために必要不可欠なもので、ビットコイン(BTC)のマイニングと同じ役割を持っています。ステーキングでは、バリデーターと呼ばれるコンピュータが報酬と引き換えにブロックを検証して承認します。LidoやRocket Poolなどのステーキングプールも、バリデーターとしてノードを運用して報酬を受け取っています。このバリデーターにETHを委託することでステーキングに参加でき、委託したETHに応じてバリデーターから報酬の分配を受けられます。バリデーターの信頼性バリデーターの信頼性は委任されたETHの量などによって左右され、信頼性が高ければ一般的に多くの報酬を得られます。ETHのリキッドステーキングリキッドステーキングとはその名前のとおり「流動性のあるステーキング」です。イーサリアムのステーキングでは、預け入れたETHは上海アップグレードが完了するまで引き出し不可でした。引き出せない期間は投資家にとってリスクですが、リキッドステーキングでその問題を緩和できます。上海アップグレードとはイーサリアムの次期アップグレードの名称です。2023年4月12日に実装済みです。例えばLidoでは、ETHを預け入れるとリキッドステーキングトークン「stETH」を得られます。stETHは売却して現金化したり、他のDeFi関連サービスで運用したりできます。リキッドステーキングを利用すると上記のように、ステーキング中でもトークン預け入れ前のようにサービスを利用できます。ガス代に注意メタマスクでステーキングを行う場合には、ガス代がかかります。ガス代とはブロックチェーン上で仮想通貨を送付する際や、スマートコントラクトの実行時などに発生する手数料のことです。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデーターへの報酬としての側面も持ちます。ガス代は取引金額に関わらず、1取引ごとに必要です。ステーキングの場合、預け入れ時と引き出し時にそれぞれかかります。ガス代は一律ではなく、取引の混雑状況などによって増減します。当記事執筆時点(2024年3月5日)のETHの標準的なガス代は、1取引あたり0.001785ETH(約982円)でした。預け入れと引き出しの往復で、2,000円近くかかることになります。ETHの手数料はEtherscanなどのブロックチェーンエクスプローラーで確認できます。ガス代を抑えられる時間帯イーサリアムなどのブロックチェーンでは、ガス代を抑えて送金できる時間帯が存在します。主に一番良いとされているのが世界の金融市場である東京、ヨーロッパ、ニューヨーク市場が閉場している時間であり日本時間早朝の6時から9時の間となります。しかし、あくまでも傾向であり、イーサリアムを含むERC-20トークンの取引が頻繁に行われている時にはガス代が高騰し、時間帯などは関係がなくなってしまいます。そのため、リキッドステーキングを少額や短期間で利用する場合には、手数料負けしてしまう可能性があります。例えば、10万円分のETHを利率3%で半年間預け入れて獲得できる報酬は1,500円です。もし、ガス代に2,000円かかった場合、トータルではマイナスになってしまいます。ガス代を気にせずステーキングしたい場合には、取引所のステーキングサービスの利用も選択肢に入れると良いでしょう。例えば、BybitのETH2.0流動性ステーキングは手数料がかからず、0.1ETHから預け入れが可能です。メタマスクとTrust Walletのステーキング比較Trust Wallet(トラストウォレット)は大手取引所Binance(バイナンス)が開発するウォレットで、メタマスクの主な競合サービスとなっています。Trust Walletもステーキングに対応しています。ここではメタマスクのポートフォリオサイトのステーキング機能と、Trust Walletのアプリ内のステーキング機能を比較します。対応銘柄数と利回りメタマスクのステーキングはETHとMATICに対応しています。ETHはバリデーターステーキングまたは、LidoかRocket Poolのリキッドステーキングから選択可能です。MATICは、LidoまたはStaderのリキッドステーキングを利用できます。2024年2月29日時点の利率は以下の通りです。銘柄ステーキングの種類利率ETHリキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICリキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%ETHステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%一方、Trust Walleを利用すると、以下をはじめとした22銘柄をステーキングできます。ETH(イーサリアム)ATOM(コスモス)DOT(ポルカドット)SOL(ソラナ)XTZ(テゾス)TRX(トロン)ADA(カルダノ)BNB(バイナンスコイン)SEI(セイ)Trust Walletは、2024年1月23日にETHのステーキングに対応することを発表しました。0.025ETHからステーキングでき、利率も2024年2月29日時点で3.59%とメタマスクより高く設定されています。その他のリターンは銘柄によってまちまちで、例えばBNBは年利5%台、DOTは14%台となっています。ただし、Trust WalletではMATIC(ポリゴン)のステーキングはできません。手軽さメタマスクのステーキングもTrust Walletのステーキングも、どちらも手軽です。メタマスクではポートフォリオサイト、Trust Walletではスマホアプリ、またはブラウザ拡張機能のステーキング画面から簡単にステーキングができます。メタマスクのステーキングのリスクメタマスクのステーキング機能実装で便利になりましたが、リスクもあります。リキッドステーキングトークン価格の乖離リキッドステーキングトークンは、最終的に元本のETHとステーキング益を合計した額との交換が保証されています。このため、リキッドステーキングトークン価格とETH価格は同一になるはずですが、乖離することがあります。例えば、LidoのstETHは概ねETHと同じ価値、すなわち1stETH=1ETHですが、下振れする局面があります。直近では、大手仮想通貨レンディングCelsius Networkの経営破綻が噂となった2022年6月から7月にかけて、早期売却の動きが強まって価値が下落しています。画像引用:CoinMarketCapCelsius Networkの経営破綻Celsius Networkは中央集権型の仮想通貨レンディングサービスです。経営破綻に伴い、大量に抱えるstETHの精算リスクが高まりました。最終的に破産申請しましたが、stETHの価格崩壊は起きませんでした。ハッキングによる資金流出LidoとRocket Poolはスマートコントラクトで作られています。スマートコントラクトスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。そして、スマートコントラクトのバグを攻撃するハッキング事件が多発しています。2022年の代表的な事件だけでも、人気ブロックチェーンゲームAxie InfinityをサポートするRonin Networkや、クロスチェーンブリッジのWormholeなどが挙げられます。ハッキングで資金が流出する場合、自己資金は返金されないという想定が必要です。ウォレットへのアクセスを失う可能性メタマスクでステーキングするには、メタマスク経由でバリデーターノードやステーキングプールにETHを預け入れたり引き出したりします。このため、メタマスクへのアクセスを失ってしまえば、ステーキングに投入したETHを取り返せません。ただし、シードフレーズを持っていればメタマスクを復元できます。シードフレーズとはシードフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、リカバリーフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。身元確認などの情報でパスワードを再発行できないので、メタマスクの管理には細心の注意を払う必要があります。DeFi関連サービス普及を後押し仮想通貨市場でDeFiはトレンドとなっていますが、DeFi関連サービスのハードルは高く、一般層に広く普及していません。その中でメタマスクがETHのリキッドステーキングに対応しましたので、すそ野が広がると期待できます。DeFi関連サービスに関心があるならば、メタマスクを使ってETHのステーキングを体験してみるのも良いかもしれません。
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