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update2023.05.26 (金) 21:00
FXブローカー話題のニュース

IC Marketsが日本人の受け入れ再開!日本語にも順次対応予定

規制の厳しいオーストラリアの金融ライセンスを保有しているため、日本から撤退していたIC Markets(アイシーマーケッツ)が日本人の受け入れを再開しました。IC Marketsは、狭いスプレッドと大手ブローカーならではの安心感が魅力の海外FX業者です。撤退から数年経っても、一部の根強いファンからはまたIC Marketsを使いたいという声が絶えないほど人気がありました。現時点では公式サイトの日本語版も用意されておらず、ライブチャットの日本語サポートもないため、まだ注目度は高くありません。しかし、Myforex編集部がIC Marketsに取材したところ、「今後、日本語サポートを提供予定」という回答がありました。IC Marketsが日本人受け入れを再開したことで、海外FX業者のシェア争いが激化する可能性もあります。目次[非表示]日本人受け入れ再開は2023年始め公式サイト日本語版・サポートの予定は?2015年に一度撤退、今度は大丈夫?日本向けはモーリシャスライセンスにIC Marketsとは?世界規模の大手ブローカー狭いスプレッド取引銘柄日本語サポートなしで使う価値はある?主要ブローカーとのスプレッド比較主要ブローカーとの取引条件比較日本語対応が始まるまで様子見を推奨日本人受け入れ再開は2023年始めIC Markets(アイシーマーケッツ)の日本人の受け入れは2023年初めに再開しました。日本から新規口座開設ページにアクセスすると、居住国として「Japan」が選択された状態の口座開設フォームが日本語で表示されます。日本語サービスの提供予定はあるか、再度の撤退のリスクはないかなど、気になる疑問をIC Marketsサポートチームに問い合わせてみました。公式サイト日本語版・サポートの予定は?日本人の受け入れが再開されてから日が経っていないので、公式サイトの日本語版は提供されていません。IC Markets公式サイトで選択できる言語には、すでに日本語が含まれているのですが、日本語表示を選択しても英語が表示されてしまう状態です。現在日本語化されているのは、新規口座開設ページなどごく一部のコンテンツに限られるようです。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)など、日本語対応の海外FX業者の中でもスプレッドの狭いブローカーはたくさんあります。いつになるかは不明ですが、日本語で利用したい方は、日本語版サイトが用意されるのを待ってから利用を開始しても遅くはないでしょう。サポートについてはライブチャットとメール、電話、LINE、Skypeなどで提供する予定だということです。2015年に一度撤退、今度は大丈夫?IC Marketsには、一度日本市場から撤退したという過去があります。「今回も撤退になるのでは」と感じる人もいるかもしれません。この点を考えるために、まずIC Marketsが当時撤退した経緯を説明します。2015年の撤退の経緯2015年にIC Marketsが日本を撤退した要因として、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)による規制が挙げられます。IC Marketsの本社はASICのライセンスを保有しているため、ASICの規制に従う必要があります。このASICは当時、ライセンス保有企業が日本向けに営業することを規制したので、IC Marketsは日本撤退という判断をしました。日本の金融ライセンスを取得しない理由海外FX業者が日本の金融ライセンスを取得しない理由は、取得するとユーザーに好まれるサービスを自由に提供できないからです。日本の規制に従ってしまうと、海外FXの特徴であるハイレバレッジやボーナスは提供できなくなってしまいます。実は、XMTrading(エックスエムトレーディング)やExnessなども、金融ライセンスの規制により、本社の法人は日本向けに営業できません。しかし、本社以外の法人は日本向けに営業ができる状況のため、規制の緩い国のライセンスを取得し、別法人を設立することで営業しています。ASICは、こうした別の国のライセンス保有による営業も認めていないといわれています。そのため、ASICライセンスを保有する海外FX業者は日本から撤退するか、本社とは違うブランド名の会社を設立するなどの対策を立てて営業することが多くなっています。例えば、狭いスプレッドで人気を集めていた「VANTAGE FX」は2020年12月、ASICの規制や日本の金融庁による警告を受け、一度日本から撤退していました。しかし現在は、「Vantage」との別のブランド名で日本人受け入れを再開しています。IC Marketsは再度撤退とはならないかIC Marketsは、同じブランド名を使って再度日本市場に戻ってきました。ASICの規制にはひっかからないのか、再度撤退してしまうリスクはないのか不安を感じる方も多いのではないでしょうか。Myforex編集部はこの点についてIC Marketsのサポートに問い合わせをしてみました。弊チームとしては、問題になる可能性は少ないと考えております。弊チームはICMarkets本体と資本関係などの関連性はなく、あくまでクライアントとしての関係性でございます。そのため、日本へのICMarketsのサービス紹介については弊チームが行っており、ICMarkets本体は関係がないという認識です。IC Marketsサポートチーム - より引用IC Marketsは、日本向けに営業する会社はIC Marketsと資本関係がないため問題ないという姿勢です。サービスの一部をIC Marketsに委託することで委託料を払うという形式を採用しているものと思われます。日本向けはモーリシャスライセンスにIC Marketsブランドでサービスを提供する会社は複数あり、ASICのほかにもセーシェル、キプロス、バハマのライセンスを保有しています。ASICのライセンスを保有する会社は「International Capital Markets Pty Ltd」、セーシェルのライセンスを保有する「Raw Trading Ltd」という名称です。日本向けの営業は、現在セーシェルのライセンスで運営されている「Raw Trading Ltd」が、モーリシャス金融サービス員会(FSC)のライセンスで行う予定だそうです。モーリシャスライセンスは、Titan FX(タイタンエフエックス)やHFM(旧HotForex)などが保有しています。セーシェルなどほかの国の金融ライセンスに加えて取得されることの多いライセンスです。IC Marketsとは?IC Markets(アイシーマーケッツ)は、海外FX業者の中でも非常に規模の大きいブローカーです。スプレッドが狭い点に加えて、大手ブローカーで信頼性できるという点もユーザーから支持されています。世界規模の大手ブローカーIC Marketsの月間取引高は1兆ドルを超えていて、公式サイトでは「世界最大のFX取引量のFX会社」だとアピールされています。日本向けに知名度のある海外FX業者の中では、Exnessと規模が近いです。Exnessは2021年以降急速に取引高を伸ばしていますので、取引高のトップはもしかしたら交代しているかもしれません。しかし、IC Marketsが現在でもトップクラスの大手ブローカーであることは間違いありません。狭いスプレッドIC Marketsが支持される理由は、狭いスプレッドです。ユーロドルや、ポンドドルなどのドルストレート通貨ペアはスプレッドがゼロになるタイミングも多いです。ツールを利用し、1日の平均スプレッドを計測してみました。通貨ペア平均スプレッドユーロドル0pipsポンドドル0.1pipsドル円0.1pipsこの3つの通貨ペアはスプレッドがゼロに近いので、往復7ドルの取引手数料以外には取引コストはほとんどかかりません。約定も早く、平均の約定スピードは40ミリ秒です。取引銘柄IC Marketsは、取り扱い銘柄が非常に多いという特徴があります。ジャンル種類FX通貨ペア61種類貴金属11種類エネルギー5種類商品8種類株式2,100種類以上指数24種類債券9種類仮想通貨18種類日本語対応の海外FX業者の中では、HFM(旧HotForex)が取り扱い商品数の多い会社として知られていますが、IC MarketsはHFMに匹敵するほど銘柄数が豊富です。日本語対応の海外FX業者はエネルギーと貴金属以外の商品(コモディティ)CFDの取り扱いが少ないことが多いですが、IC Marketsではトウモロコシや大豆などの銘柄の取り扱いがあります。また、米国10年債などの債券銘柄を取引できるのもほかの海外FX業者にはない特徴となっています。仮想通貨の取り扱い数は18銘柄で、平均的な水準です。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)、FXGT(エフエックスジーティー)は30種類以上の仮想通貨のトレードができます。日本語サポートなしで使う価値はある?取引条件は優れているIC Markets(アイシーマーケッツ)ですが、現時点では日本語のサポートに非対応となっている点がデメリットといえるでしょう。日本語で使いたい方は日本語サポートが提供されるようになってからの利用をおすすめしますが、大手ブローカーということもあり、すぐに使い始めたい方もいるのではないでしょうか。そこで、すぐに使う価値がどのくらいあるのか、日本語対応の大手海外FX業者であるTitan FXブレード口座・Exnessプロ口座と取引条件を比較してみました。主要ブローカーとのスプレッド比較Titan FXとExnessは、Myforexで独自計測している「リアルタイム スプレッド比較」の1日平均値を比較に使用します。IC Marketsは、ロースプレッド口座を対象に別途ツールで1日の平均値を算出し、手数料相当を加算しました。通貨ペアIC Marketsロースプレッド口座Titan FXブレード口座Exnessプロ口座ユーロドル0.7pips0.9pips0.7pipsポンドドル0.8pips1.1pips0.9pipsドル円0.8pips1.4pips0.8pipsユーロドルIC Marketsロースプレッド口座0.7pipsTitan FXブレード口座0.9pipsExnessプロ口座0.7pipsポンドドルIC Marketsロースプレッド口座0.8pipsTitan FXブレード口座1.1pipsExnessプロ口座0.9pipsドル円IC Marketsロースプレッド口座0.8pipsTitan FXブレード口座1.4pipsExnessプロ口座0.8pipsIC Marketsのスプレッドは、Titan FXと比較するとかなり狭い水準、Exnessと比較すると同等の水準になっています。IC Marketsが日本人ユーザーの受け入れを再開したことで、狭いスプレッドの海外FX業者の選択肢が増えたといえるでしょう。主要ブローカーとの取引条件比較スプレッド以外のレバレッジや銘柄などの条件も比較してみました。IC Markets項目内容最大レバレッジ500倍銘柄数【FX/通貨ペア】:61【CFD/貴金属】:11【CFD/指数】:24 【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:18【CFD/株式】:2,100種類以上【CFD/商品】10種類【CFD/債券】9種類取引ツール・MT4・MT5・cTraderTitan FX項目内容最大レバレッジ500倍銘柄数【FX/通貨ペア】:59【CFD/貴金属】:11【CFD/株価指数】:21 【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:34【CFD/株式】:100取引ツール・MT4・MT5Exness項目内容最大レバレッジ無制限(有効証拠金額で変動)銘柄数【FX/通貨ペア】:95【CFD/貴金属】:10 【CFD/株価指数】:11【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:35【CFD/株式】:100取引ツール・MT4・MT5IC Marketsの最大レバレッジはTitan FXと同じ500倍で、特に高いわけではありません。極端なハイレバをしたいトレーダー以外には十分なレバレッジですが、特にハイレバをしたい場合はExnessの方が向いています。IC Marketsの取引銘柄数は全体的に多いですが、債券や商品といった特殊な銘柄の多さが目立ちます。FX通貨ペアや最近人気の高い仮想通貨銘柄はむしろ少なめなので、銘柄数の多さを活用できるトレーダーは限られるかもしれません。取引ツールの面では、日本語対応の海外FX業者が採用していることの少ないcTraderを採用していることが特徴です。cTraderはこれまで、AXIORY(アキシオリー)やTradeview(トレードビュー)といった限られたブローカーでしか使えませんでしたが、ツールとしての使い勝手や、ブローカー側が顧客に不利な操作をしにくい透明性の高さで人気があります。日本語対応が始まるまで様子見を推奨IC Markets(アイシーマーケッツ)の日本語対応は、順次進めていくことは決まっているものの、具体的なスケジュールも未定の状況のようです。日本語サポートがないとトラブルになった際に、対応に手間取る可能性があるので日本語に対応するまで利用は待った方がよいでしょう。Exnessも同程度のスプレッドを提供していますし、既存の日本語対応海外FX業者のレベルは世界的に見ても高いです。IC Marketsが使いやすくなるまでは、様子を見た方が良いかもしれません。
update2023.05.26 (金) 19:30
暗号資産話題のニュース

フラッシュローンとフラッシュローン攻撃を解説

フラッシュローンはローンの一種です。仮想通貨(暗号資産)を瞬時に借りて瞬時に返済するローンであり、これは従来の金融の仕組みでは存在しません。DeFi(分散型金融)の分野で登場した、新しいローン形態といえるでしょう。フラッシュローンは仮想通貨の有用性を高めている一方、この仕組みを悪用したフラッシュローン攻撃もたびたび発生しています。そこで本記事では、フラッシュローンとは何なのか、どのような有効性があるのか、そしてフラッシュローン攻撃の方法や対処方法などについて解説します。目次[非表示]フラッシュローンとは銀行などのローンDeFiの一般的なローンフラッシュローンフラッシュローン攻撃の方法フラッシュローン攻撃の仕組みフラッシュローン攻撃の事例フラッシュローン攻撃が実行される理由フラッシュローン自体の特徴ハッキング成功時の金額の大きさスマートコントラクトのバグアービトラージ自体は合法フラッシュローン攻撃の回避方法仮想通貨価格の参照先攻撃検知システムサーキットブレーカー一般ユーザーにもできる対策フラッシュローンの存在理由アービトラージによる市場効率化担保の入れ替え清算時の報酬受け取り使い方次第で有効活用フラッシュローンとはフラッシュローンを理解するために、銀行など現実世界のローン、DeFi上の一般的なローン、そしてフラッシュローンを比較します。銀行などのローン銀行ローンなどでお金を借りる場合、銀行に自分の個人情報を提供します。その後、返済能力等を銀行に判断してもらい、貸出条件の範囲内でお金を借ります。銀行の審査等が完了すれば比較的簡単に借りられる一方、審査を受けるには各種書類の提出が必要であり時間もかかります。また、個人の信用力に応じて金利が変わります。DeFiの一般的なローンDeFi(分散型金融)のローンは、一般的にレンディングと呼ばれています。自分のウォレットをレンディングプラットフォームに接続して、担保となる仮想通貨(暗号資産)を預け入れて仮想通貨を借ります。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とはブロックチェーンを活用した金融サービスのことで、分散型金融と呼ばれます。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。銀行などのローンと異なる点がいくつかあります。まず、個人情報を公開する必要はありません。また、借入限度額は担保として預けた仮想通貨の数量次第であり、誰かの審査を受ける必要はありません。また、一般的に信用力に応じて利率が変わることもなく、参加者全員が一律の利率となります。フラッシュローンフラッシュローンはDeFiのレンディングの一種で、借り入れから返済までの期間が極端に短いものを指します。具体的には、仮想通貨を借りたら、新規にブロックが作られる前に返済します。ビットコインのブロックはおよそ10分ごとに作られる一方、DeFiで使用されるブロックチェーンでは短時間でブロックが作られます。例えば、イーサリアムは10秒台前半であり、新興のブロックチェーンはさらに短時間です。ブロックが新規に生成される前に借り入れと返済をしますので、借り入れ期間は長くても秒単位という短時間になります。ブロックとはブロックとはブロックチェーン(分散型台帳技術)の各ページに相当する部分で、取引履歴などの情報が記載されています。フラッシュローンの特徴なお、フラッシュローンには独特な特徴があります。通常のレンディングでは仮想通貨を借りるために担保が必要ですが、フラッシュローンでは担保が不要です。さらに、借り入れた仮想通貨を期限内に返済できずに新ブロックが作られてしまった場合には、フラッシュローンでの借り入れがなかったことにされます。担保不要、そして期限内に返済できなかったら借り入れの事実が消されてしまうという特徴を利用して、仮想通貨を盗み取るハッキング事件が相次いでいます。これがフラッシュローン攻撃です。フラッシュローン攻撃の方法フラッシュローンの仕組みを悪用すると、対策を施していないDeFiプラットフォームから仮想通貨(暗号資産)を盗める場合があります。これをフラッシュローン攻撃と呼び、仮想通貨の市場価格を歪めて利益を得るという特徴があります。一般的に、トレーダーが相場の値動きを利用して利益を得ようとする場合、チャートを見たり各種ファンダメンタルズ情報を分析したりします。その結果に基づいてトレードしますが、将来の値動きは誰にもわかりません。このため、往々にして期待外れの値動きとなって損しがちです。では、仮想通貨価格の上下動を自分の意のままに操れるとしたら、どうでしょうか。特定の条件下でこれを実行するのが、フラッシュローン攻撃です。フラッシュローン攻撃の仕組みまず、レンディングプラットフォームで何か仮想通貨を大量に借ります。そして、その仮想通貨を他のDEXで売って暴落させたり、別の仮想通貨を買って暴騰させたりして価格操作し、資金を抜き取ります。最後に、最初に借りた仮想通貨を返済して完了です。この作業を、ブロックが新規に作られる前に短時間で実行します。何もないところから巨額の仮想通貨を借りて資金を抜き取る場合、抜き取られた資金は他人が負担することになります。それはすなわち、DeFiユーザーの損失になります。なお、フラッシュローン攻撃はいくつもの工程を経て実行されるので、手動では間に合いません。そこで、スマートコントラクトに書き込むことで手続きを自動化します。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。フラッシュローン攻撃の事例2023年に入ってからも、フラッシュローン攻撃は活発に行なわれています。その中から、事例をいくつか紹介します。Euler FinancePlatypus FinanceEuler Finance2023年3月、攻撃者はEuler Finance(オイラーファイナンス)のバグを悪用してフラッシュローン攻撃を実行し、およそ2億米ドル相当の仮想通貨を流出させました。また、この事件をきっかけにして、Euler Financeが発行しているトークン「Euler」の価格が大幅に下落しました。このため、フラッシュローンの被害だけでなく、Euler Financeの信用も失われる事態となりました。最終的に、Euler Finance開発チームは犯人と交渉して盗難資金の奪還に成功しています。Platypus Finance2023年2月、Platypus Finance(プラティパスファイナンス)がフラッシュローン攻撃を受け、850万ドル相当の仮想通貨が盗まれました。その後、開発チームの努力や関係機関の協力により、盗難資金のいくらかを回復しました。なお、フランス当局は容疑者2名の逮捕に成功しています。フラッシュローン攻撃が実行される理由2023年になってからもフラッシュローン攻撃が相次いでいます。この理由はいくつか考えられます。フラッシュローン自体の特徴ハッキング成功時の金額の大きさスマートコントラクトのバグアービトラージ自体は合法フラッシュローン自体の特徴一般的な視点で考えると、担保なしでいくらでも借りられる仕組みには違和感があります。しかし、フラッシュローンでは可能です。そして、フラッシュローンに失敗すれば何もなかったことにされるので、損失はありません。すなわち、一定の知識があれば誰でもフラッシュローン攻撃を試すことができます。このハードルの低さが、フラッシュローン攻撃を招いている可能性があります。ハッキング成功時の金額の大きさ攻撃が成功した場合の金額の大きさも、ハッカーを惹きつけている理由かもしれません。当記事で紹介したEuler Financeの場合、2億米ドル(2023年5月時点で約270億円)という巨額の資金がハッキングされています。スマートコントラクトのバグフラッシュローン攻撃では、プロトコルの開発側が見逃していたスマートコントラクトなどのバグ(脆弱性)を狙い、資金を抜き取るケースも非常に多いです。アービトラージ自体は合法フラッシュローンの主な攻撃方法は、仮想通貨(暗号資産)の価格を操作して市場価格と乖離させ、アービトラージを使って利益を狙うことです。アービトラージとはアービトラージとは、同一の価値を有する商品の価格差や金利差を利用して売買を行い、利益を狙う手法のことです。一時的な価格の歪みを機会と捉えて行う手法で、裁定取引やサヤ取りとも呼ばれています。その一方、この乖離は世界中のDEX等で日常的に発生しており、アービトラージを利用して利益を狙えます。この取引自体は合法です。また、アービトラージが活発に行なわれているため、世界中の仮想通貨価格が概ね同じ水準で推移しています。さらに、流動性を供給するという役割も果たしており、一般ユーザーにとってもメリットがあります。アービトラージを過度に実行して不当に利益を得ようとすると、フラッシュローン攻撃に行きついてしまう可能性があるでしょう。フラッシュローン攻撃の回避方法何か新しいサービスがリリースされる際、開発チームは不当な操作ができないように研究してから公開します。しかし、あらゆる脆弱性を事前にチェックするのは容易でなく、攻撃者はバグを見つけて攻撃してくる可能性があります。バグを狙った攻撃が行われると、その攻撃を無効化する技術が開発されて世の中に広まります。こうして攻撃が成功する可能性は徐々に小さくなっていきます。そこで、実際に導入された技術をいくつか紹介します。仮想通貨価格の参照先攻撃検知システムサーキットブレーカー仮想通貨価格の参照先DEXやレンディングサービスでは、仮想通貨(暗号資産)価格を参照する際にオラクル(Oracle)を使用しています。オラクルとは、ブロックチェーン外部の情報(オフチェーンデータ)を、オンチェーンに送信するシステムです。オラクル(Oracle)とはオラクルとは、ブロックチェーンに外部からデータを送ったり、データの正誤を判断したりするシステムのことです。ブロックチェーンには自ら外部からの情報を取り入れる機能がないため、オラクルから送られたデータを基に、スマートコントラクトにおいて誰とどのような契約を実行するのかを決定します。オラクルを使うDEXで攻撃者が大量に取引しても、大きな価格変動はありません。その一方、オラクルを使わないDEXで攻撃者が大量に取引すると、価格が歪んで資金を抜き取れるかもしれません。そこで注目を集めているのが、Chainlink(チェーンリンク)などの分散型オラクルプラットフォームです。Chainlinkは、複数の情報を検証し、信頼できる情報なのかを判断してから、オンチェーンにデータを送信します。信頼性の高い複数の情報ソースを参照することで、フラッシュローン攻撃による価格操作問題を軽減しています。Chainlink(チェーンリンク)とはチェーンリンクとは、ブロックチェーンに外部の情報を提供する分散型オラクルです。情報の信頼度を複数のオラクルで検証し、改ざんなどの問題がなければ情報を送信します。攻撃検知システムフラッシュローン攻撃の回避方法として、攻撃検知システムも挙げられます。スマートコントラクトへの攻撃などの異常を検知できます。サーキットブレーカーサーキットブレーカーとは相場急変時に取引を一時的に停止する仕組みで、投資家に冷静な判断を促して市場を安定させます。フラッシュローン攻撃にも有効です。一般ユーザーにもできる対策フラッシュローン攻撃は主に脆弱性(バグ)を狙って実行されますが、一般ユーザーがバグを見抜くのは難しいです。そこで、一般ユーザーの対策としては以下が挙げられます。DEXやレンディングサービスの分散利用実績があるプロトコルの利用DEXやレンディングサービスを分散することで、フラッシュローン攻撃のリスクを軽減できます。また、長期間にわたってハッキングされていないプロトコルは、セキュリティが強い傾向があります。こういったプラットフォームを中心に利用するのも有効です。フラッシュローンの存在理由フラッシュローンは悪用されることがありますが、メリットもあります。アービトラージによる市場効率化担保の入れ替え清算時の報酬受け取りアービトラージによる市場効率化フラッシュローンがアービトラージに利用されることで、取引所間の価格差が解消されます。一般投資家は、取引所間の価格差を気にすることなく取引できます。担保の入れ替えフラッシュローンは、担保の入れ替えにも利用されます。例えば、MakerDAOでETHを担保にしてDAIを発行していたとします。そして、担保を別の仮想通貨(暗号資産)に変えたいとしましょう。その際、フラッシュローンで新たにDAIを借り入れ、MakerDAOにDAIを返却してETHの担保を解除します。その後、すぐに別の仮想通貨を担保に預け入れ、再びDAIを借り入れます。最後に、借り入れたDAIでフラッシュローンを返済すれば、担保の入れ替えが完了します。この担保の入れ替えは担保スワップ(Collateral Swaps)と呼ばれており、フラッシュローンの有効な使い方の一つです。清算時の報酬受け取りフラッシュローンは、一般的なDeFiローンでの清算(Liquidation)にも活用できます。レンディングプラットフォームでは、仮想通貨を担保にして別の仮想通貨を借りられます。ユーザーは借りた仮想通貨を返済すると担保を回収できますが、その前に担保価値が一定の基準を下回ると強制的に清算されます。Aaveでは、清算発生時に第三者が部分的に返済することも可能です。借り入れた人に代わって返済すると、その第三者に報酬が支払われます。この仕組みの中で、フラッシュローンを活用できます。まず、フラッシュローンで資金を借り入れてローンを清算します。その後、清算して回収した担保を使ってフラッシュローンを返済すれば、清算の報酬が手元に残る計算となります。使い方次第で有効活用フラッシュローンを悪用した攻撃で、複数のプロトコルから資金が流出しています。しかし、フラッシュローンの仕組みは画期的であり、DeFi(分散型金融)だからこそ実現したローン形態です。アービトラージや担保スワップなど活用手段も多くあり、今後も有効に活用されることでしょう。
update2023.05.26 (金) 19:00
FXブローカー話題のニュース

ゴールドとドルインデックスの相関関係とは?直近の市場動向を解説

ゴールドとドルインデックスには、しばしば逆相関が見られます。逆相関とは、それぞれのレートが反対方向に動く関係のことです。ドルインデックスとゴールドの関係を理解しておけば、金取引で収益をあげる機会を見つけられる可能性があります。本記事では、ドルインデックスがゴールドの価格に影響を与える理由を解説します。また、ゴールドの価格に影響を与える他の要素についても解説するほか、ゴールド投資の種類もご紹介します。目次[非表示]ドルインデックスとゴールド価格の関係ドルインデックスとはドルインデックスとゴールドの基本的な相関関係ドルインデックスとゴールドが逆相関である理由直近のドルインデックスとゴールド価格の動向ドルインデックスとゴールド価格の相関性から予測される今後の動向ドルインデックス市場の傾向脱ドル化について脱ドル化によるゴールドへの影響ゴールド市場の傾向ゴールド価格へ影響を与える要素政治的リスクとゴールド価格の関係性経済とゴールド価格の関係性軍事的リスクとゴールド価格の関係性ゴールド投資のメリット・デメリットメリットデメリットゴールド投資の種類と特徴ゴールド現物保有ゴールドETF(上場投資信託)投資信託ゴールド先物取引ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点ポートフォリオの分散投資目的の明確化リスクとリターンの評価ゴールド取引ではドルインデックスをチェックしようドルインデックスとゴールド価格の関係ドルインデックスとゴールドの値動きの関係を知っておくと、ゴールドの動向を予測できる可能性があります。ドルインデックスとゴールドの相関関係について解説します。ドルインデックスとはドルインデックスとは、米ドルの相対的な強さや市場トレンドを示す指標です。「DXY」のように表記されることもあります。ドルインデックスは、米ドルを基準にして他の主要な通貨の価値を比較し、その変動を表す指標です。値が高いほど米ドルが強く、低いほど弱いことを示します。外国為替市場や商品市場、株式市場などで使用され、市場トレンドを分析するための重要な指標の1つです。ドルインデックスは相場の環境認識に役立つドルインデックスは、相場の環境認識に役立ちます。これにより、ドルが買われているのか(ドル高)、売られているのか(ドル安)、どちらでもないのかが分かります。その上で、ドル円やユーロドルなどの通貨ペアを見ると、ドルが牽引する方向性なのか、もう一方の通貨が牽引する方向性なのか、あるいは両者が合致しているのか、相反しているのかなどを判断できます。ドルインデックスとゴールドの基本的な相関関係ドルインデックスとゴールドは、一般的に逆相関の関係にあります。つまりドルインデックスが上昇するとゴールドの価格が下落します。逆にドルインデックスが下落するとゴールドの価格が上昇する傾向があるといわれています。経済指標の動向や最近の時事問題が相関関係にどのように影響するか解説しましょう。ドルインデックスとゴールドが逆相関である理由ドルインデックスは、先に述べたように米ドルの相対的な強さを示す指標です。一方、ゴールドは通貨ではなく、保有資産として需要が高い貴金属となります。ドルインデックスとゴールドの逆相関関係は、以下のような理由によって説明されます。安全資産としての役割があるゴールドは資産の避難先として広く認識されています。市場が不安定になると、投資家はリスク回避のために高リスクの資産を売却し、価格の変動が小さいゴールドなどの安全資産を購入する傾向にあります。一方、ドルは世界的な主要通貨です。安定的な経済と金融市場を持つアメリカのドルには多くの投資が集まります。市場の不安定性が高まると、ゴールドの需要が増え、同時にドルへの需要が減少する場合があります。通貨価値と逆相関があるドルインデックスは、米ドルの相対的な強さを示す指標です。ドルインデックスが上昇した場合、ドルの価値が上昇し、他の通貨に対してドルが強くなっていることを意味します。一方、ゴールドは通貨に対する代替資産として認識されています。そのため、ドルの価値が上昇すると、他の通貨やゴールドの需要が相対的に低下するケースも多いです。金利と逆相関の関係があるドルインデックスは、アメリカの金利と連動する傾向にあります。アメリカの金利が上昇すると米ドルや米国債投資の魅力が高まり、ドルの需要が増える傾向があります。これに対して、ゴールドには金利がつかないため、米ドル・米国債と比べると相対的に金融商品としても魅力が低下します。そのため、金利の上昇がドルの需要を高める一方で、ゴールドの需要が減少する可能性があります。ただし、金利の上昇が必ずしもゴールド価格の低下に繋がるわけではありません。過去には金利が上昇した後も、ゴールド価格が上昇を続けたケースもあるため注意が必要です。直近のドルインデックスとゴールド価格の動向近年の相場でも、インデックスとゴールドには逆相関の傾向がみられています。2022年11月にはFRBで年内に利上げのペースを減速させるとの観測が強まり、米ドル売りが加速しました。その際にもドルインデックスの下落に対し、ゴールドの需要が高まり上昇しています。更に2023年3月頭にもシリコンバレー銀行破綻問題に関する情報や、米金利の低下、株安等の流れを受け、リスク回避の米ドル売りが進みドルインデックスが低下しました。その際もドルインデックスとゴールド価格の逆相関が見られ、ゴールドが上昇してます。ドルインデックスとゴールド価格の相関性から予測される今後の動向今後についても銀行破綻のニュースが波及していく中で、リスク回避のドル売りが進むと、ゴールド価格が上昇していく可能性があります。2023年5月以降、ゴールド価格は下落傾向にあり、注目を集めています。必ずしも、ドルインデックスと逆相関となるわけではありませんが、ゴールドを取引するのであればドルの動向に注目する必要があるでしょう。ドルインデックス市場の傾向ドルインデックスとゴールドの相関を見ていく上で、ドルインデックス市場に関する動向も把握しておくべきでしょう。中でも大きく関係してくるのが「脱ドル化」です。脱ドル化について「脱ドル化」とは国や投資家などが、米ドルから他の通貨や金融商品へ資産を移行する動きを指します。ドルに対する依存度を減らし、他の通貨の利用や資産の多様化を図ることが主な目的です。米ドルによるリスクを軽減し、経済や金融の安定性を高める狙いがあります。脱ドル化の主な目的は以下の通りです。為替リスクの軽減金利リスクの緩和アメリカの政治的・経済的リスクへの対処米ドル以外の通貨の保有率を高めることで、為替リスクを分散できます。また、アメリカの金利政策により金利が変動した場合、ドルに依存していると金利リスクを直に受けてしまうこともあるでしょう。脱ドル化により金利によるリスクを分散できます。そのほか、アメリカの政治的・経済的な要因によって米ドルの価値や経済が影響を受けることもあります。脱ドル化を進めることで、政治的・経済的なリスクの軽減が期待できるのです。脱ドル化によるゴールドへの影響脱ドル化は、ゴールドに以下のような影響を与えると考えられます。保険としてゴールドの需要が上がるインフレへの対策としてのゴールド需要増加ドルに対する依存度が下がると、当然他の通貨や金融商品への需要が高まります。経済や通貨の不安定性によるリスクを回避するための保険として、ゴールド等の安全資産への需要が高まると考えられます。また、脱ドル化が進むとドルの価値が低下し、インフレが進む可能性があります。このような状況では、投資家や国が通貨価値の保全やインフレリスクへの対策として、ゴールドを選好する傾向があるため、需要が高まると考えられます。ただし、ゴールドの需要については米ドルだけでなく市場の様々な要素の影響を受けるため、単純に脱ドル化とゴールドの需要の因果関係を説明することはできません。あくまでも影響を受ける一つの要素として考えるべきでしょう。ゴールドは分散投資で利用される株式や債券の信頼性とリターンが低下する中で、上下動を繰り返しながらも長期的には価値を上昇させていくゴールドは、「分散投資先」として注目を高めています。これまでゴールドのリターンは株式に劣ってきました。しかし、株式や債券とは値動きの相関が弱いため、分散投資でゴールドを加えた方がポートフォリオとしての安定性・リターン共に高くなることが、過去の実績を用いたシミュレーションで示されています。ゴールド市場の傾向世界経済が不安定化すると、投資家はより安全な資産を求める傾向があります。中でも金は長い歴史を持つ安全資産として知られており、経済の不安定化や通貨の価値の低下に対する保険的な役割を担ってきました。その他、国債も安全資産と認識されており、政府が発行する債券であるため債務不履行リスクが極めて低いとされ、安定した収益と資本保全を重視する投資家にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。米国債の需要が高まると利回りが低下するため、ゴールドの需要が高まる可能性があります。ウクライナ戦争や米中対立などの不安定な世界情勢を背景に、ゴールド価格が上昇する可能性があります。ゴールド価格へ影響を与える要素ゴールドの価格に影響を与える要素は、ドルインデックスだけではありません。ゴールド価格に影響を与えるほかの要素について解説します。政治的リスクとゴールド価格の関係性ゴールドは、政治的なリスクが意識されている時にも需要が集まりやすく、価格が上昇する傾向にあります。政治的なリスクとして、政治的な対立や政策の変更などが挙げられます。上記のような要因が市場に不確実性や不安感をもたらす場合、投資家は資金をゴールドとして保有することで、リスクを回避しようとする場合があります。コロナウイルスの影響で政治的な不安が高まり、ゴールド価格にも影響を与えています。コロナウイルスの感染拡大によるリスクが意識され、ゴールドの価格が上昇する場面もありました。その他にもコロナウイルスの影響を受け、多くの国が経済への対策として金融刺激策を導入しました。結果としてインフレ懸念が高まり、ゴールド需要の増加につながりました。経済とゴールド価格の関係性経済的な要因がゴールドの価格に影響を与えることもあります。例えば、アメリカと中国の間で起きた貿易紛争は、世界経済に大きな不安を引き起こしゴールドの価格上昇に繋がりました。また、イギリスが欧州連合(EU)から離脱した通称「ブレグジット」は、経済的な不確実性をもたらしました。ブレグジットに伴う不安感の高まりは、投資家にリスク回避の需要を喚起し、ゴールド価格の上昇を促したと考えられています。ゴールドを取引する場合、経済的な要因も意識する必要があるでしょう。ブレグジットとはブレグジットとは、英国が欧州連合(EU)から離脱したことを指します。「British(英国)」と「exit(離脱)」を合わせて作られた造語です。イギリスでは、EUに加盟することによってそのルールに従わなければならず、自国が自由に政策を決定できない状況に不満が高まり、2016年6月にEU離脱の是非を問う国民投票が行われました。投票では51.9%の票がEU離脱に投じられ、EU離脱が決定しました。軍事的リスクとゴールド価格の関係性軍事的リスクも情勢不安を高めるため、ゴールドの価格に影響を与えます。ゴールドは安全資産ということを再三述べてきましたが、軍事的リスクは世界的にも大きな影響を与えるため、軍事的緊張が高まるとゴールドの需要が伸びる傾向があります。ウクライナ侵攻や北朝鮮の弾道ミサイル発射などの問題は大きな軍事的リスクとされています。また、中国やロシアなどの軍事的な脅威に対する懸念も高まっており、ゴールド価格に影響を与えています。軍事的リスクが高まると、ゴールドの価格が乱高下する可能性もあります。軍事的リスクも考慮した上でゴールドへの投資を検討することが重要です。ゴールド投資のメリット・デメリットゴールドを取引するのであれば、メリット・デメリットの両方を理解しておくことが重要です。ゴールド投資のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。メリット先に解説したようにゴールドは、安全資産と見なされている金融商品です。金は物理的な資産であり、経済や政治の不安定要因に対する保険として機能します。長期的な視点で見れば、金は価値を保持する可能性があります。ほかの金融商品と比較すると、経済の不安定や金融危機の際に価値を維持できる可能性が高いため、自身のポートフォリオに加えることでリスクを分散することができるでしょう。加えて、流通性が高く、取引が容易である点もゴールドのメリットです。必要な時に現金化できるので、扱いやすい資産といえるでしょう。デメリット価格が大きく変動する可能性がある点は、ゴールドのデメリットといえるでしょう。金の価格は市場の需要と供給によって変動するため、価格の変動リスクが当然ながら存在します。時期や市場状況によって価格が大きく変動することがあるため注意が必要です。金は物理的な資産であり、金自体は金利や配当等の収益を生みません。株式や債券などの金融資産と比較すると、金は収益性が限定的であることもデメリットといえます。また、実物の金を所有する場合、保管や保険などの追加コストがかかることがあります。特に大量の金を保管する場合は、セキュリティや管理に関するコストも考慮する必要があるでしょう。ゴールド投資の種類と特徴ゴールドへの主な投資方法として、以下の4つが挙げられます。現物ETF投資信託先物それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。ゴールド現物保有金貨やゴールドバーなどの金製品を購入し、現物で所有する投資方法です。メリット現物を直接保有できるため、必要な時にすぐに換金できます。デメリット保管や保険などの追加コストがかかる場合があります。必要な時にすぐに換金できるメリットがある一方で、貸金庫の手数料など、安全に保管するためのコストがかかる場合があります。ゴールドETF(上場投資信託)ゴールドETFは、価格がゴールド価格に連動する投資信託です。ETFは取引所で上場され、株式と同様に売買が可能です。通常の投資信託とは異なり、価格がリアルタイムで変化します。メリット取引所で簡単に売買できるため、流動性が高く、購入や売却が容易です。デメリット管理費用や信託費用がかかる場合があります。ゴールドETFは流動性が高く、その時々の市場価格で売買できるメリットがあります。ゴールドETFでは、管理費などの一定のコストがかかります。投資信託投資信託は、投資会社が運営するファンドに出資して、運用を任せる金融商品です。投資信託銘柄の中には、ゴールドに投資するものもあります。投資家は投資信託を購入することで、複数のゴールド銘柄に分散投資することができます。メリットプロに資産の運用を任せられます。デメリット保有中は手数料がかかります。投資信託のメリットは、プロにゴールドの運用を任せられる点です。ただし、投資信託では購入時だけではなく、運用中も一定の手数料がかかるので注意しましょう。ゴールド先物取引ゴールド先物は、あらかじめ決められた期日に、決められた価格でゴールドを売買できる取引です。ゴールド先物は、将来のゴールド価格を予測し、その価格差を利益とするデリバティブ取引です。メリットレバレッジを利用した資金効率的な投資が可能です。デメリットハイリスクであり、市場の変動に敏感なため注意が必要です。ゴールド先物ではレバレッジを利用した取引が可能です。一方で、レバレッジによって損失も大きくなる可能性があるため注意が必要です。ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点を解説します。ポートフォリオの分散ゴールドはリスクヘッジや安全資産としての役割があります。ただし、ポートフォリオがゴールドに偏りすぎないようにバランスをとることが重要です。株式や債券、不動産などの他の資産への適切な分散を検討しましょう。ゴールド投資に関して専門家の助言を受けるのもよいでしょう。ファイナンシャルアドバイザーや投資顧問と相談し、自身の投資目標やリスク許容度に合わせたアドバイスを受けてみるとよいでしょう。ポートフォリオとはポートフォリオとは、資金を複数の金融商品に分散投資した組み合わせのことをいいます。「ポートフォリオを組む」という場合は、株式・債券・為替・商品といったさまざまな金融商品を運用方針に沿って組み合わせることを指します。投資目的の明確化ゴールドの投資目的を明確にすることも大事な要素です。ゴールドはリスク回避やインフレヘッジ、ポートフォリオの安定化などの目的で保有されることがありますが、当然価格下落のリスクもあります。投資目的に応じて、適切なゴールド投資の形態を選びましょう。リスクとリターンの評価ゴールドの価格は市場の需要と供給によって変動します。ゴールドは相場変動リスクを伴いますので、リスクとリターンのバランスを考慮して投資を行いましょう。過度なリスクを取りすぎないように注意しましょう。ゴールドの価格は短期間で急激に変動することがありますが、長期的な視点で投資することも考慮していく必要があります。また、ゴールド投資には取引手数料や保管費用などのコストが発生する場合があります。これらのコストを評価し、投資の収益性を判断することも重要です。ゴールド取引ではドルインデックスをチェックしようゴールドの価格とドルインデックスは、逆相関関係にあります。ドルインデックス動向をチェックすればゴールドの動向を予測できる可能性があります。政治や経済、金利もゴールドの価格に影響を与える重要な要素です。一つの要素ばかりに着目するのではなく、ファンダメンタルズ的な背景も考慮することが大切です。また、ゴールド価格とドルインデックスは、必ずしも逆相関になるわけではありません。直近の値動きにドルインデックスとの逆相関が見られるかどうか、慎重に観察しましょう。一口にゴールド取引といっても、さまざまな金融商品があります。リスクの度合いや自身の目的などを考慮して、適切な商品を選びましょう。
update2023.05.25 (木) 21:00
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BRC-20ウォレットとは?主なウォレットや使い方を解説

BRC-20はビットコインのトークン規格です。仮想通貨市場で注目を集めており、複数の銘柄の価格が高騰しました。BRC-20トークンを取引するにはBRC-20ウォレットが必要ですが、どのようなウォレットがあるのでしょうか。また、どのような方法で取引するのでしょうか。当記事では、BRC-20ウォレットの概要や種類を解説します。目次[非表示]BRC-20ウォレットとはBRC-20トークンの管理で使用BRC-20トークンの流行で需要が高まるBRC-20ウォレットでできることBRC-20トークンの売買BRC-20トークンの生成や送付主要なBRC-20ウォレットOrdinals WalletUniSat WalletXverse WalletBRC-20トークンのマーケットプレイスUniSatMagic EdenBRC-20.ioOrdinals Walletの作り方・使い方拡大するBRC-20トークン市場無価値になるリスクも市場参入のハードルは低いBRC-20ウォレットとはBRC-20ウォレットとは、BRC-20トークンに対応するウォレットです。BRC-20とはBRC-20はビットコイン(BTC)ブロックチェーンのトークン規格で、Ordinalsによって開発されました。ビットコインの大型アップグレード「タップルート」の実装後、2023年3月から利用可能になっています。また、BRC-20ウォレットはメタマスクなどと同様、ユーザー自身がウォレットを管理します。BRC-20トークンの管理で使用BRC-20ウォレットでBRC-20トークンの購入、保管、送金ができますが、メタマスクなどはBRC-20規格に対応していません。このため、別途BRC-20ウォレットを使う必要があります。なお、Gate.ioやBitgetなどの取引所がBRC-20トークンを取り扱っていますので、取引所を利用しても良いでしょう。BRC-20トークンの流行で需要が高まる既に大量のBRC-20トークンが発行されており、仮想通貨PEPEなどに人気が集まっています。この流行を受けて、BRC-20ウォレットの需要も高まっています。画像引用:$pepe.BRC-20仮想通貨PEPEとは仮想通貨PEPEは、BRC-20トークンとして発行されたミームコインです。海外のインターネットミームとして有名な「カエルのぺぺ」をモチーフにしています。BRC-20ウォレットでできることBRC-20ウォレットでできることは限定的です。BRC-20トークンの売買BRC-20ウォレットをマーケットプレイスに接続して、BRC-20トークンを売買できます。同じ要領で、ビットコインNFTも売買できます。ビットコインNFTとはビットコインNFTは、ビットコインブロックチェーン上で発行されるNFTです。正式には「デジタルアーティファクト」と呼ばれます。イーサリアムのNFTと同じく、マーケットプレイスで取引可能です。BRC-20トークンの生成や送付インスクリプション(Inscription)を使って、BRC-20トークンの生成、転送、受け取りができます。インスクリプションとはインスクリプションは、BRC-20で利用される簡単な命令文です。ビットコインはスマートコントラクトに対応しておらず、インスクリプションを使ってトランザクションを実行します。主要なBRC-20ウォレット主なBRC-20ウォレットには、以下のようなものがあります。Ordinals Wallet画像引用:Ordinals WalletOrdinals Walletは代表的なBRC-20ウォレットです。専用のマーケットプレイスも用意されています。UniSat Wallet画像引用:UniSatUniSat Walletはビットコインと同じ感覚でBRC-20トークンやビットコインNFTを保管できます。Google Chromeの拡張機能でも提供されており、専用のマーケットプレイスでBRC-20トークンを取引できます。Xverse Wallet画像引用:xverseXverse Walletは先進的なBRC-20ウォレットです。Stacks(STX)を活用してWeb3.0環境にも対応しており、ライトニングネットワークを使った高速送金も可能です。StacksとはStacksは、ビットコインブロックチェーン上でのDApp(分散型アプリ)構築を目的としたプロトコルです。BRC-20トークンのマーケットプレイス複数のマーケットプレイスが公開されています。UniSat画像引用:unisatUniSatはUniSat Walletと同じく「UniSat.io」で使用できます。Magic Eden画像引用:Magic EdenMagic Edenはソラナ(SOL)のNFTを取り扱っており、さらにビットコインNFTやBRC-20トークンも取引できます。BRC-20.io画像引用:BRC-20.ioBRC-20.ioは非常にシンプルなマーケットプレイスです。Ordinals Walletの作り方・使い方Ordinals Walletの作り方はメタマスクと似ており、IDとパスワードを設定してからシードフレーズを保管すれば完了です。その後、入金して取引します。シードフレーズとはシードフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、リカバリーフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。画像引用:Ordinals Wallet拡大するBRC-20トークン市場仮想通貨分析サイト「Dune」によると、BRC-20トークン市場は拡大しており、特に2023年5月以降に急増しています。画像引用:Dune無価値になるリスクもしかし、BRC-20トークンは実験的な段階であり、利用価値はほとんどありません。このため、無価値になるリスクがあります。Stacksの開発活動が進めば本質的な価値が生まれるかもしれませんが、先行きは不透明です。市場参入のハードルは低いBRC-20はシンプルな作りとなっており、イーサリアムのERC-20と比べて市場参入のハードルは低いといえます。その一方、BRC-20トークンは価格変動リスクが大きいので、トークンを購入する前に事前調査が必要です。
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IC Marketsが日本人の受け入れ再開!日本語にも順次対応予定

IC Marketsが日本人の受け入れ再開!日本語にも順次対応予定

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update2023.05.26 21:00

規制の厳しいオーストラリアの金融ライセンスを保有しているため、日本から撤退していたIC Markets(アイシーマーケッツ)が日本人の受け入れを再開しました。IC Marketsは、狭いスプレッドと大手ブローカーならではの安心感が魅力の海外FX業者です。撤退から数年経っても、一部の根強いファンからはまたIC Marketsを使いたいという声が絶えないほど人気がありました。現時点では公式サイトの日本語版も用意されておらず、ライブチャットの日本語サポートもないため、まだ注目度は高くありません。しかし、Myforex編集部がIC Marketsに取材したところ、「今後、日本語サポートを提供予定」という回答がありました。IC Marketsが日本人受け入れを再開したことで、海外FX業者のシェア争いが激化する可能性もあります。目次[非表示]日本人受け入れ再開は2023年始め公式サイト日本語版・サポートの予定は?2015年に一度撤退、今度は大丈夫?日本向けはモーリシャスライセンスにIC Marketsとは?世界規模の大手ブローカー狭いスプレッド取引銘柄日本語サポートなしで使う価値はある?主要ブローカーとのスプレッド比較主要ブローカーとの取引条件比較日本語対応が始まるまで様子見を推奨日本人受け入れ再開は2023年始めIC Markets(アイシーマーケッツ)の日本人の受け入れは2023年初めに再開しました。日本から新規口座開設ページにアクセスすると、居住国として「Japan」が選択された状態の口座開設フォームが日本語で表示されます。日本語サービスの提供予定はあるか、再度の撤退のリスクはないかなど、気になる疑問をIC Marketsサポートチームに問い合わせてみました。公式サイト日本語版・サポートの予定は?日本人の受け入れが再開されてから日が経っていないので、公式サイトの日本語版は提供されていません。IC Markets公式サイトで選択できる言語には、すでに日本語が含まれているのですが、日本語表示を選択しても英語が表示されてしまう状態です。現在日本語化されているのは、新規口座開設ページなどごく一部のコンテンツに限られるようです。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)など、日本語対応の海外FX業者の中でもスプレッドの狭いブローカーはたくさんあります。いつになるかは不明ですが、日本語で利用したい方は、日本語版サイトが用意されるのを待ってから利用を開始しても遅くはないでしょう。サポートについてはライブチャットとメール、電話、LINE、Skypeなどで提供する予定だということです。2015年に一度撤退、今度は大丈夫?IC Marketsには、一度日本市場から撤退したという過去があります。「今回も撤退になるのでは」と感じる人もいるかもしれません。この点を考えるために、まずIC Marketsが当時撤退した経緯を説明します。2015年の撤退の経緯2015年にIC Marketsが日本を撤退した要因として、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)による規制が挙げられます。IC Marketsの本社はASICのライセンスを保有しているため、ASICの規制に従う必要があります。このASICは当時、ライセンス保有企業が日本向けに営業することを規制したので、IC Marketsは日本撤退という判断をしました。日本の金融ライセンスを取得しない理由海外FX業者が日本の金融ライセンスを取得しない理由は、取得するとユーザーに好まれるサービスを自由に提供できないからです。日本の規制に従ってしまうと、海外FXの特徴であるハイレバレッジやボーナスは提供できなくなってしまいます。実は、XMTrading(エックスエムトレーディング)やExnessなども、金融ライセンスの規制により、本社の法人は日本向けに営業できません。しかし、本社以外の法人は日本向けに営業ができる状況のため、規制の緩い国のライセンスを取得し、別法人を設立することで営業しています。ASICは、こうした別の国のライセンス保有による営業も認めていないといわれています。そのため、ASICライセンスを保有する海外FX業者は日本から撤退するか、本社とは違うブランド名の会社を設立するなどの対策を立てて営業することが多くなっています。例えば、狭いスプレッドで人気を集めていた「VANTAGE FX」は2020年12月、ASICの規制や日本の金融庁による警告を受け、一度日本から撤退していました。しかし現在は、「Vantage」との別のブランド名で日本人受け入れを再開しています。IC Marketsは再度撤退とはならないかIC Marketsは、同じブランド名を使って再度日本市場に戻ってきました。ASICの規制にはひっかからないのか、再度撤退してしまうリスクはないのか不安を感じる方も多いのではないでしょうか。Myforex編集部はこの点についてIC Marketsのサポートに問い合わせをしてみました。弊チームとしては、問題になる可能性は少ないと考えております。弊チームはICMarkets本体と資本関係などの関連性はなく、あくまでクライアントとしての関係性でございます。そのため、日本へのICMarketsのサービス紹介については弊チームが行っており、ICMarkets本体は関係がないという認識です。IC Marketsサポートチーム - より引用IC Marketsは、日本向けに営業する会社はIC Marketsと資本関係がないため問題ないという姿勢です。サービスの一部をIC Marketsに委託することで委託料を払うという形式を採用しているものと思われます。日本向けはモーリシャスライセンスにIC Marketsブランドでサービスを提供する会社は複数あり、ASICのほかにもセーシェル、キプロス、バハマのライセンスを保有しています。ASICのライセンスを保有する会社は「International Capital Markets Pty Ltd」、セーシェルのライセンスを保有する「Raw Trading Ltd」という名称です。日本向けの営業は、現在セーシェルのライセンスで運営されている「Raw Trading Ltd」が、モーリシャス金融サービス員会(FSC)のライセンスで行う予定だそうです。モーリシャスライセンスは、Titan FX(タイタンエフエックス)やHFM(旧HotForex)などが保有しています。セーシェルなどほかの国の金融ライセンスに加えて取得されることの多いライセンスです。IC Marketsとは?IC Markets(アイシーマーケッツ)は、海外FX業者の中でも非常に規模の大きいブローカーです。スプレッドが狭い点に加えて、大手ブローカーで信頼性できるという点もユーザーから支持されています。世界規模の大手ブローカーIC Marketsの月間取引高は1兆ドルを超えていて、公式サイトでは「世界最大のFX取引量のFX会社」だとアピールされています。日本向けに知名度のある海外FX業者の中では、Exnessと規模が近いです。Exnessは2021年以降急速に取引高を伸ばしていますので、取引高のトップはもしかしたら交代しているかもしれません。しかし、IC Marketsが現在でもトップクラスの大手ブローカーであることは間違いありません。狭いスプレッドIC Marketsが支持される理由は、狭いスプレッドです。ユーロドルや、ポンドドルなどのドルストレート通貨ペアはスプレッドがゼロになるタイミングも多いです。ツールを利用し、1日の平均スプレッドを計測してみました。通貨ペア平均スプレッドユーロドル0pipsポンドドル0.1pipsドル円0.1pipsこの3つの通貨ペアはスプレッドがゼロに近いので、往復7ドルの取引手数料以外には取引コストはほとんどかかりません。約定も早く、平均の約定スピードは40ミリ秒です。取引銘柄IC Marketsは、取り扱い銘柄が非常に多いという特徴があります。ジャンル種類FX通貨ペア61種類貴金属11種類エネルギー5種類商品8種類株式2,100種類以上指数24種類債券9種類仮想通貨18種類日本語対応の海外FX業者の中では、HFM(旧HotForex)が取り扱い商品数の多い会社として知られていますが、IC MarketsはHFMに匹敵するほど銘柄数が豊富です。日本語対応の海外FX業者はエネルギーと貴金属以外の商品(コモディティ)CFDの取り扱いが少ないことが多いですが、IC Marketsではトウモロコシや大豆などの銘柄の取り扱いがあります。また、米国10年債などの債券銘柄を取引できるのもほかの海外FX業者にはない特徴となっています。仮想通貨の取り扱い数は18銘柄で、平均的な水準です。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)、FXGT(エフエックスジーティー)は30種類以上の仮想通貨のトレードができます。日本語サポートなしで使う価値はある?取引条件は優れているIC Markets(アイシーマーケッツ)ですが、現時点では日本語のサポートに非対応となっている点がデメリットといえるでしょう。日本語で使いたい方は日本語サポートが提供されるようになってからの利用をおすすめしますが、大手ブローカーということもあり、すぐに使い始めたい方もいるのではないでしょうか。そこで、すぐに使う価値がどのくらいあるのか、日本語対応の大手海外FX業者であるTitan FXブレード口座・Exnessプロ口座と取引条件を比較してみました。主要ブローカーとのスプレッド比較Titan FXとExnessは、Myforexで独自計測している「リアルタイム スプレッド比較」の1日平均値を比較に使用します。IC Marketsは、ロースプレッド口座を対象に別途ツールで1日の平均値を算出し、手数料相当を加算しました。通貨ペアIC Marketsロースプレッド口座Titan FXブレード口座Exnessプロ口座ユーロドル0.7pips0.9pips0.7pipsポンドドル0.8pips1.1pips0.9pipsドル円0.8pips1.4pips0.8pipsユーロドルIC Marketsロースプレッド口座0.7pipsTitan FXブレード口座0.9pipsExnessプロ口座0.7pipsポンドドルIC Marketsロースプレッド口座0.8pipsTitan FXブレード口座1.1pipsExnessプロ口座0.9pipsドル円IC Marketsロースプレッド口座0.8pipsTitan FXブレード口座1.4pipsExnessプロ口座0.8pipsIC Marketsのスプレッドは、Titan FXと比較するとかなり狭い水準、Exnessと比較すると同等の水準になっています。IC Marketsが日本人ユーザーの受け入れを再開したことで、狭いスプレッドの海外FX業者の選択肢が増えたといえるでしょう。主要ブローカーとの取引条件比較スプレッド以外のレバレッジや銘柄などの条件も比較してみました。IC Markets項目内容最大レバレッジ500倍銘柄数【FX/通貨ペア】:61【CFD/貴金属】:11【CFD/指数】:24 【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:18【CFD/株式】:2,100種類以上【CFD/商品】10種類【CFD/債券】9種類取引ツール・MT4・MT5・cTraderTitan FX項目内容最大レバレッジ500倍銘柄数【FX/通貨ペア】:59【CFD/貴金属】:11【CFD/株価指数】:21 【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:34【CFD/株式】:100取引ツール・MT4・MT5Exness項目内容最大レバレッジ無制限(有効証拠金額で変動)銘柄数【FX/通貨ペア】:95【CFD/貴金属】:10 【CFD/株価指数】:11【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:35【CFD/株式】:100取引ツール・MT4・MT5IC Marketsの最大レバレッジはTitan FXと同じ500倍で、特に高いわけではありません。極端なハイレバをしたいトレーダー以外には十分なレバレッジですが、特にハイレバをしたい場合はExnessの方が向いています。IC Marketsの取引銘柄数は全体的に多いですが、債券や商品といった特殊な銘柄の多さが目立ちます。FX通貨ペアや最近人気の高い仮想通貨銘柄はむしろ少なめなので、銘柄数の多さを活用できるトレーダーは限られるかもしれません。取引ツールの面では、日本語対応の海外FX業者が採用していることの少ないcTraderを採用していることが特徴です。cTraderはこれまで、AXIORY(アキシオリー)やTradeview(トレードビュー)といった限られたブローカーでしか使えませんでしたが、ツールとしての使い勝手や、ブローカー側が顧客に不利な操作をしにくい透明性の高さで人気があります。日本語対応が始まるまで様子見を推奨IC Markets(アイシーマーケッツ)の日本語対応は、順次進めていくことは決まっているものの、具体的なスケジュールも未定の状況のようです。日本語サポートがないとトラブルになった際に、対応に手間取る可能性があるので日本語に対応するまで利用は待った方がよいでしょう。Exnessも同程度のスプレッドを提供していますし、既存の日本語対応海外FX業者のレベルは世界的に見ても高いです。IC Marketsが使いやすくなるまでは、様子を見た方が良いかもしれません。
フラッシュローンとフラッシュローン攻撃を解説

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update2023.05.26 19:30

フラッシュローンはローンの一種です。仮想通貨(暗号資産)を瞬時に借りて瞬時に返済するローンであり、これは従来の金融の仕組みでは存在しません。DeFi(分散型金融)の分野で登場した、新しいローン形態といえるでしょう。フラッシュローンは仮想通貨の有用性を高めている一方、この仕組みを悪用したフラッシュローン攻撃もたびたび発生しています。そこで本記事では、フラッシュローンとは何なのか、どのような有効性があるのか、そしてフラッシュローン攻撃の方法や対処方法などについて解説します。目次[非表示]フラッシュローンとは銀行などのローンDeFiの一般的なローンフラッシュローンフラッシュローン攻撃の方法フラッシュローン攻撃の仕組みフラッシュローン攻撃の事例フラッシュローン攻撃が実行される理由フラッシュローン自体の特徴ハッキング成功時の金額の大きさスマートコントラクトのバグアービトラージ自体は合法フラッシュローン攻撃の回避方法仮想通貨価格の参照先攻撃検知システムサーキットブレーカー一般ユーザーにもできる対策フラッシュローンの存在理由アービトラージによる市場効率化担保の入れ替え清算時の報酬受け取り使い方次第で有効活用フラッシュローンとはフラッシュローンを理解するために、銀行など現実世界のローン、DeFi上の一般的なローン、そしてフラッシュローンを比較します。銀行などのローン銀行ローンなどでお金を借りる場合、銀行に自分の個人情報を提供します。その後、返済能力等を銀行に判断してもらい、貸出条件の範囲内でお金を借ります。銀行の審査等が完了すれば比較的簡単に借りられる一方、審査を受けるには各種書類の提出が必要であり時間もかかります。また、個人の信用力に応じて金利が変わります。DeFiの一般的なローンDeFi(分散型金融)のローンは、一般的にレンディングと呼ばれています。自分のウォレットをレンディングプラットフォームに接続して、担保となる仮想通貨(暗号資産)を預け入れて仮想通貨を借ります。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とはブロックチェーンを活用した金融サービスのことで、分散型金融と呼ばれます。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。銀行などのローンと異なる点がいくつかあります。まず、個人情報を公開する必要はありません。また、借入限度額は担保として預けた仮想通貨の数量次第であり、誰かの審査を受ける必要はありません。また、一般的に信用力に応じて利率が変わることもなく、参加者全員が一律の利率となります。フラッシュローンフラッシュローンはDeFiのレンディングの一種で、借り入れから返済までの期間が極端に短いものを指します。具体的には、仮想通貨を借りたら、新規にブロックが作られる前に返済します。ビットコインのブロックはおよそ10分ごとに作られる一方、DeFiで使用されるブロックチェーンでは短時間でブロックが作られます。例えば、イーサリアムは10秒台前半であり、新興のブロックチェーンはさらに短時間です。ブロックが新規に生成される前に借り入れと返済をしますので、借り入れ期間は長くても秒単位という短時間になります。ブロックとはブロックとはブロックチェーン(分散型台帳技術)の各ページに相当する部分で、取引履歴などの情報が記載されています。フラッシュローンの特徴なお、フラッシュローンには独特な特徴があります。通常のレンディングでは仮想通貨を借りるために担保が必要ですが、フラッシュローンでは担保が不要です。さらに、借り入れた仮想通貨を期限内に返済できずに新ブロックが作られてしまった場合には、フラッシュローンでの借り入れがなかったことにされます。担保不要、そして期限内に返済できなかったら借り入れの事実が消されてしまうという特徴を利用して、仮想通貨を盗み取るハッキング事件が相次いでいます。これがフラッシュローン攻撃です。フラッシュローン攻撃の方法フラッシュローンの仕組みを悪用すると、対策を施していないDeFiプラットフォームから仮想通貨(暗号資産)を盗める場合があります。これをフラッシュローン攻撃と呼び、仮想通貨の市場価格を歪めて利益を得るという特徴があります。一般的に、トレーダーが相場の値動きを利用して利益を得ようとする場合、チャートを見たり各種ファンダメンタルズ情報を分析したりします。その結果に基づいてトレードしますが、将来の値動きは誰にもわかりません。このため、往々にして期待外れの値動きとなって損しがちです。では、仮想通貨価格の上下動を自分の意のままに操れるとしたら、どうでしょうか。特定の条件下でこれを実行するのが、フラッシュローン攻撃です。フラッシュローン攻撃の仕組みまず、レンディングプラットフォームで何か仮想通貨を大量に借ります。そして、その仮想通貨を他のDEXで売って暴落させたり、別の仮想通貨を買って暴騰させたりして価格操作し、資金を抜き取ります。最後に、最初に借りた仮想通貨を返済して完了です。この作業を、ブロックが新規に作られる前に短時間で実行します。何もないところから巨額の仮想通貨を借りて資金を抜き取る場合、抜き取られた資金は他人が負担することになります。それはすなわち、DeFiユーザーの損失になります。なお、フラッシュローン攻撃はいくつもの工程を経て実行されるので、手動では間に合いません。そこで、スマートコントラクトに書き込むことで手続きを自動化します。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。フラッシュローン攻撃の事例2023年に入ってからも、フラッシュローン攻撃は活発に行なわれています。その中から、事例をいくつか紹介します。Euler FinancePlatypus FinanceEuler Finance2023年3月、攻撃者はEuler Finance(オイラーファイナンス)のバグを悪用してフラッシュローン攻撃を実行し、およそ2億米ドル相当の仮想通貨を流出させました。また、この事件をきっかけにして、Euler Financeが発行しているトークン「Euler」の価格が大幅に下落しました。このため、フラッシュローンの被害だけでなく、Euler Financeの信用も失われる事態となりました。最終的に、Euler Finance開発チームは犯人と交渉して盗難資金の奪還に成功しています。Platypus Finance2023年2月、Platypus Finance(プラティパスファイナンス)がフラッシュローン攻撃を受け、850万ドル相当の仮想通貨が盗まれました。その後、開発チームの努力や関係機関の協力により、盗難資金のいくらかを回復しました。なお、フランス当局は容疑者2名の逮捕に成功しています。フラッシュローン攻撃が実行される理由2023年になってからもフラッシュローン攻撃が相次いでいます。この理由はいくつか考えられます。フラッシュローン自体の特徴ハッキング成功時の金額の大きさスマートコントラクトのバグアービトラージ自体は合法フラッシュローン自体の特徴一般的な視点で考えると、担保なしでいくらでも借りられる仕組みには違和感があります。しかし、フラッシュローンでは可能です。そして、フラッシュローンに失敗すれば何もなかったことにされるので、損失はありません。すなわち、一定の知識があれば誰でもフラッシュローン攻撃を試すことができます。このハードルの低さが、フラッシュローン攻撃を招いている可能性があります。ハッキング成功時の金額の大きさ攻撃が成功した場合の金額の大きさも、ハッカーを惹きつけている理由かもしれません。当記事で紹介したEuler Financeの場合、2億米ドル(2023年5月時点で約270億円)という巨額の資金がハッキングされています。スマートコントラクトのバグフラッシュローン攻撃では、プロトコルの開発側が見逃していたスマートコントラクトなどのバグ(脆弱性)を狙い、資金を抜き取るケースも非常に多いです。アービトラージ自体は合法フラッシュローンの主な攻撃方法は、仮想通貨(暗号資産)の価格を操作して市場価格と乖離させ、アービトラージを使って利益を狙うことです。アービトラージとはアービトラージとは、同一の価値を有する商品の価格差や金利差を利用して売買を行い、利益を狙う手法のことです。一時的な価格の歪みを機会と捉えて行う手法で、裁定取引やサヤ取りとも呼ばれています。その一方、この乖離は世界中のDEX等で日常的に発生しており、アービトラージを利用して利益を狙えます。この取引自体は合法です。また、アービトラージが活発に行なわれているため、世界中の仮想通貨価格が概ね同じ水準で推移しています。さらに、流動性を供給するという役割も果たしており、一般ユーザーにとってもメリットがあります。アービトラージを過度に実行して不当に利益を得ようとすると、フラッシュローン攻撃に行きついてしまう可能性があるでしょう。フラッシュローン攻撃の回避方法何か新しいサービスがリリースされる際、開発チームは不当な操作ができないように研究してから公開します。しかし、あらゆる脆弱性を事前にチェックするのは容易でなく、攻撃者はバグを見つけて攻撃してくる可能性があります。バグを狙った攻撃が行われると、その攻撃を無効化する技術が開発されて世の中に広まります。こうして攻撃が成功する可能性は徐々に小さくなっていきます。そこで、実際に導入された技術をいくつか紹介します。仮想通貨価格の参照先攻撃検知システムサーキットブレーカー仮想通貨価格の参照先DEXやレンディングサービスでは、仮想通貨(暗号資産)価格を参照する際にオラクル(Oracle)を使用しています。オラクルとは、ブロックチェーン外部の情報(オフチェーンデータ)を、オンチェーンに送信するシステムです。オラクル(Oracle)とはオラクルとは、ブロックチェーンに外部からデータを送ったり、データの正誤を判断したりするシステムのことです。ブロックチェーンには自ら外部からの情報を取り入れる機能がないため、オラクルから送られたデータを基に、スマートコントラクトにおいて誰とどのような契約を実行するのかを決定します。オラクルを使うDEXで攻撃者が大量に取引しても、大きな価格変動はありません。その一方、オラクルを使わないDEXで攻撃者が大量に取引すると、価格が歪んで資金を抜き取れるかもしれません。そこで注目を集めているのが、Chainlink(チェーンリンク)などの分散型オラクルプラットフォームです。Chainlinkは、複数の情報を検証し、信頼できる情報なのかを判断してから、オンチェーンにデータを送信します。信頼性の高い複数の情報ソースを参照することで、フラッシュローン攻撃による価格操作問題を軽減しています。Chainlink(チェーンリンク)とはチェーンリンクとは、ブロックチェーンに外部の情報を提供する分散型オラクルです。情報の信頼度を複数のオラクルで検証し、改ざんなどの問題がなければ情報を送信します。攻撃検知システムフラッシュローン攻撃の回避方法として、攻撃検知システムも挙げられます。スマートコントラクトへの攻撃などの異常を検知できます。サーキットブレーカーサーキットブレーカーとは相場急変時に取引を一時的に停止する仕組みで、投資家に冷静な判断を促して市場を安定させます。フラッシュローン攻撃にも有効です。一般ユーザーにもできる対策フラッシュローン攻撃は主に脆弱性(バグ)を狙って実行されますが、一般ユーザーがバグを見抜くのは難しいです。そこで、一般ユーザーの対策としては以下が挙げられます。DEXやレンディングサービスの分散利用実績があるプロトコルの利用DEXやレンディングサービスを分散することで、フラッシュローン攻撃のリスクを軽減できます。また、長期間にわたってハッキングされていないプロトコルは、セキュリティが強い傾向があります。こういったプラットフォームを中心に利用するのも有効です。フラッシュローンの存在理由フラッシュローンは悪用されることがありますが、メリットもあります。アービトラージによる市場効率化担保の入れ替え清算時の報酬受け取りアービトラージによる市場効率化フラッシュローンがアービトラージに利用されることで、取引所間の価格差が解消されます。一般投資家は、取引所間の価格差を気にすることなく取引できます。担保の入れ替えフラッシュローンは、担保の入れ替えにも利用されます。例えば、MakerDAOでETHを担保にしてDAIを発行していたとします。そして、担保を別の仮想通貨(暗号資産)に変えたいとしましょう。その際、フラッシュローンで新たにDAIを借り入れ、MakerDAOにDAIを返却してETHの担保を解除します。その後、すぐに別の仮想通貨を担保に預け入れ、再びDAIを借り入れます。最後に、借り入れたDAIでフラッシュローンを返済すれば、担保の入れ替えが完了します。この担保の入れ替えは担保スワップ(Collateral Swaps)と呼ばれており、フラッシュローンの有効な使い方の一つです。清算時の報酬受け取りフラッシュローンは、一般的なDeFiローンでの清算(Liquidation)にも活用できます。レンディングプラットフォームでは、仮想通貨を担保にして別の仮想通貨を借りられます。ユーザーは借りた仮想通貨を返済すると担保を回収できますが、その前に担保価値が一定の基準を下回ると強制的に清算されます。Aaveでは、清算発生時に第三者が部分的に返済することも可能です。借り入れた人に代わって返済すると、その第三者に報酬が支払われます。この仕組みの中で、フラッシュローンを活用できます。まず、フラッシュローンで資金を借り入れてローンを清算します。その後、清算して回収した担保を使ってフラッシュローンを返済すれば、清算の報酬が手元に残る計算となります。使い方次第で有効活用フラッシュローンを悪用した攻撃で、複数のプロトコルから資金が流出しています。しかし、フラッシュローンの仕組みは画期的であり、DeFi(分散型金融)だからこそ実現したローン形態です。アービトラージや担保スワップなど活用手段も多くあり、今後も有効に活用されることでしょう。
ゴールドとドルインデックスの相関関係とは?直近の市場動向を解説

ゴールドとドルインデックスの相関関係とは?直近の市場動向を解説

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update2023.05.26 19:00

ゴールドとドルインデックスには、しばしば逆相関が見られます。逆相関とは、それぞれのレートが反対方向に動く関係のことです。ドルインデックスとゴールドの関係を理解しておけば、金取引で収益をあげる機会を見つけられる可能性があります。本記事では、ドルインデックスがゴールドの価格に影響を与える理由を解説します。また、ゴールドの価格に影響を与える他の要素についても解説するほか、ゴールド投資の種類もご紹介します。目次[非表示]ドルインデックスとゴールド価格の関係ドルインデックスとはドルインデックスとゴールドの基本的な相関関係ドルインデックスとゴールドが逆相関である理由直近のドルインデックスとゴールド価格の動向ドルインデックスとゴールド価格の相関性から予測される今後の動向ドルインデックス市場の傾向脱ドル化について脱ドル化によるゴールドへの影響ゴールド市場の傾向ゴールド価格へ影響を与える要素政治的リスクとゴールド価格の関係性経済とゴールド価格の関係性軍事的リスクとゴールド価格の関係性ゴールド投資のメリット・デメリットメリットデメリットゴールド投資の種類と特徴ゴールド現物保有ゴールドETF(上場投資信託)投資信託ゴールド先物取引ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点ポートフォリオの分散投資目的の明確化リスクとリターンの評価ゴールド取引ではドルインデックスをチェックしようドルインデックスとゴールド価格の関係ドルインデックスとゴールドの値動きの関係を知っておくと、ゴールドの動向を予測できる可能性があります。ドルインデックスとゴールドの相関関係について解説します。ドルインデックスとはドルインデックスとは、米ドルの相対的な強さや市場トレンドを示す指標です。「DXY」のように表記されることもあります。ドルインデックスは、米ドルを基準にして他の主要な通貨の価値を比較し、その変動を表す指標です。値が高いほど米ドルが強く、低いほど弱いことを示します。外国為替市場や商品市場、株式市場などで使用され、市場トレンドを分析するための重要な指標の1つです。ドルインデックスは相場の環境認識に役立つドルインデックスは、相場の環境認識に役立ちます。これにより、ドルが買われているのか(ドル高)、売られているのか(ドル安)、どちらでもないのかが分かります。その上で、ドル円やユーロドルなどの通貨ペアを見ると、ドルが牽引する方向性なのか、もう一方の通貨が牽引する方向性なのか、あるいは両者が合致しているのか、相反しているのかなどを判断できます。ドルインデックスとゴールドの基本的な相関関係ドルインデックスとゴールドは、一般的に逆相関の関係にあります。つまりドルインデックスが上昇するとゴールドの価格が下落します。逆にドルインデックスが下落するとゴールドの価格が上昇する傾向があるといわれています。経済指標の動向や最近の時事問題が相関関係にどのように影響するか解説しましょう。ドルインデックスとゴールドが逆相関である理由ドルインデックスは、先に述べたように米ドルの相対的な強さを示す指標です。一方、ゴールドは通貨ではなく、保有資産として需要が高い貴金属となります。ドルインデックスとゴールドの逆相関関係は、以下のような理由によって説明されます。安全資産としての役割があるゴールドは資産の避難先として広く認識されています。市場が不安定になると、投資家はリスク回避のために高リスクの資産を売却し、価格の変動が小さいゴールドなどの安全資産を購入する傾向にあります。一方、ドルは世界的な主要通貨です。安定的な経済と金融市場を持つアメリカのドルには多くの投資が集まります。市場の不安定性が高まると、ゴールドの需要が増え、同時にドルへの需要が減少する場合があります。通貨価値と逆相関があるドルインデックスは、米ドルの相対的な強さを示す指標です。ドルインデックスが上昇した場合、ドルの価値が上昇し、他の通貨に対してドルが強くなっていることを意味します。一方、ゴールドは通貨に対する代替資産として認識されています。そのため、ドルの価値が上昇すると、他の通貨やゴールドの需要が相対的に低下するケースも多いです。金利と逆相関の関係があるドルインデックスは、アメリカの金利と連動する傾向にあります。アメリカの金利が上昇すると米ドルや米国債投資の魅力が高まり、ドルの需要が増える傾向があります。これに対して、ゴールドには金利がつかないため、米ドル・米国債と比べると相対的に金融商品としても魅力が低下します。そのため、金利の上昇がドルの需要を高める一方で、ゴールドの需要が減少する可能性があります。ただし、金利の上昇が必ずしもゴールド価格の低下に繋がるわけではありません。過去には金利が上昇した後も、ゴールド価格が上昇を続けたケースもあるため注意が必要です。直近のドルインデックスとゴールド価格の動向近年の相場でも、インデックスとゴールドには逆相関の傾向がみられています。2022年11月にはFRBで年内に利上げのペースを減速させるとの観測が強まり、米ドル売りが加速しました。その際にもドルインデックスの下落に対し、ゴールドの需要が高まり上昇しています。更に2023年3月頭にもシリコンバレー銀行破綻問題に関する情報や、米金利の低下、株安等の流れを受け、リスク回避の米ドル売りが進みドルインデックスが低下しました。その際もドルインデックスとゴールド価格の逆相関が見られ、ゴールドが上昇してます。ドルインデックスとゴールド価格の相関性から予測される今後の動向今後についても銀行破綻のニュースが波及していく中で、リスク回避のドル売りが進むと、ゴールド価格が上昇していく可能性があります。2023年5月以降、ゴールド価格は下落傾向にあり、注目を集めています。必ずしも、ドルインデックスと逆相関となるわけではありませんが、ゴールドを取引するのであればドルの動向に注目する必要があるでしょう。ドルインデックス市場の傾向ドルインデックスとゴールドの相関を見ていく上で、ドルインデックス市場に関する動向も把握しておくべきでしょう。中でも大きく関係してくるのが「脱ドル化」です。脱ドル化について「脱ドル化」とは国や投資家などが、米ドルから他の通貨や金融商品へ資産を移行する動きを指します。ドルに対する依存度を減らし、他の通貨の利用や資産の多様化を図ることが主な目的です。米ドルによるリスクを軽減し、経済や金融の安定性を高める狙いがあります。脱ドル化の主な目的は以下の通りです。為替リスクの軽減金利リスクの緩和アメリカの政治的・経済的リスクへの対処米ドル以外の通貨の保有率を高めることで、為替リスクを分散できます。また、アメリカの金利政策により金利が変動した場合、ドルに依存していると金利リスクを直に受けてしまうこともあるでしょう。脱ドル化により金利によるリスクを分散できます。そのほか、アメリカの政治的・経済的な要因によって米ドルの価値や経済が影響を受けることもあります。脱ドル化を進めることで、政治的・経済的なリスクの軽減が期待できるのです。脱ドル化によるゴールドへの影響脱ドル化は、ゴールドに以下のような影響を与えると考えられます。保険としてゴールドの需要が上がるインフレへの対策としてのゴールド需要増加ドルに対する依存度が下がると、当然他の通貨や金融商品への需要が高まります。経済や通貨の不安定性によるリスクを回避するための保険として、ゴールド等の安全資産への需要が高まると考えられます。また、脱ドル化が進むとドルの価値が低下し、インフレが進む可能性があります。このような状況では、投資家や国が通貨価値の保全やインフレリスクへの対策として、ゴールドを選好する傾向があるため、需要が高まると考えられます。ただし、ゴールドの需要については米ドルだけでなく市場の様々な要素の影響を受けるため、単純に脱ドル化とゴールドの需要の因果関係を説明することはできません。あくまでも影響を受ける一つの要素として考えるべきでしょう。ゴールドは分散投資で利用される株式や債券の信頼性とリターンが低下する中で、上下動を繰り返しながらも長期的には価値を上昇させていくゴールドは、「分散投資先」として注目を高めています。これまでゴールドのリターンは株式に劣ってきました。しかし、株式や債券とは値動きの相関が弱いため、分散投資でゴールドを加えた方がポートフォリオとしての安定性・リターン共に高くなることが、過去の実績を用いたシミュレーションで示されています。ゴールド市場の傾向世界経済が不安定化すると、投資家はより安全な資産を求める傾向があります。中でも金は長い歴史を持つ安全資産として知られており、経済の不安定化や通貨の価値の低下に対する保険的な役割を担ってきました。その他、国債も安全資産と認識されており、政府が発行する債券であるため債務不履行リスクが極めて低いとされ、安定した収益と資本保全を重視する投資家にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。米国債の需要が高まると利回りが低下するため、ゴールドの需要が高まる可能性があります。ウクライナ戦争や米中対立などの不安定な世界情勢を背景に、ゴールド価格が上昇する可能性があります。ゴールド価格へ影響を与える要素ゴールドの価格に影響を与える要素は、ドルインデックスだけではありません。ゴールド価格に影響を与えるほかの要素について解説します。政治的リスクとゴールド価格の関係性ゴールドは、政治的なリスクが意識されている時にも需要が集まりやすく、価格が上昇する傾向にあります。政治的なリスクとして、政治的な対立や政策の変更などが挙げられます。上記のような要因が市場に不確実性や不安感をもたらす場合、投資家は資金をゴールドとして保有することで、リスクを回避しようとする場合があります。コロナウイルスの影響で政治的な不安が高まり、ゴールド価格にも影響を与えています。コロナウイルスの感染拡大によるリスクが意識され、ゴールドの価格が上昇する場面もありました。その他にもコロナウイルスの影響を受け、多くの国が経済への対策として金融刺激策を導入しました。結果としてインフレ懸念が高まり、ゴールド需要の増加につながりました。経済とゴールド価格の関係性経済的な要因がゴールドの価格に影響を与えることもあります。例えば、アメリカと中国の間で起きた貿易紛争は、世界経済に大きな不安を引き起こしゴールドの価格上昇に繋がりました。また、イギリスが欧州連合(EU)から離脱した通称「ブレグジット」は、経済的な不確実性をもたらしました。ブレグジットに伴う不安感の高まりは、投資家にリスク回避の需要を喚起し、ゴールド価格の上昇を促したと考えられています。ゴールドを取引する場合、経済的な要因も意識する必要があるでしょう。ブレグジットとはブレグジットとは、英国が欧州連合(EU)から離脱したことを指します。「British(英国)」と「exit(離脱)」を合わせて作られた造語です。イギリスでは、EUに加盟することによってそのルールに従わなければならず、自国が自由に政策を決定できない状況に不満が高まり、2016年6月にEU離脱の是非を問う国民投票が行われました。投票では51.9%の票がEU離脱に投じられ、EU離脱が決定しました。軍事的リスクとゴールド価格の関係性軍事的リスクも情勢不安を高めるため、ゴールドの価格に影響を与えます。ゴールドは安全資産ということを再三述べてきましたが、軍事的リスクは世界的にも大きな影響を与えるため、軍事的緊張が高まるとゴールドの需要が伸びる傾向があります。ウクライナ侵攻や北朝鮮の弾道ミサイル発射などの問題は大きな軍事的リスクとされています。また、中国やロシアなどの軍事的な脅威に対する懸念も高まっており、ゴールド価格に影響を与えています。軍事的リスクが高まると、ゴールドの価格が乱高下する可能性もあります。軍事的リスクも考慮した上でゴールドへの投資を検討することが重要です。ゴールド投資のメリット・デメリットゴールドを取引するのであれば、メリット・デメリットの両方を理解しておくことが重要です。ゴールド投資のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。メリット先に解説したようにゴールドは、安全資産と見なされている金融商品です。金は物理的な資産であり、経済や政治の不安定要因に対する保険として機能します。長期的な視点で見れば、金は価値を保持する可能性があります。ほかの金融商品と比較すると、経済の不安定や金融危機の際に価値を維持できる可能性が高いため、自身のポートフォリオに加えることでリスクを分散することができるでしょう。加えて、流通性が高く、取引が容易である点もゴールドのメリットです。必要な時に現金化できるので、扱いやすい資産といえるでしょう。デメリット価格が大きく変動する可能性がある点は、ゴールドのデメリットといえるでしょう。金の価格は市場の需要と供給によって変動するため、価格の変動リスクが当然ながら存在します。時期や市場状況によって価格が大きく変動することがあるため注意が必要です。金は物理的な資産であり、金自体は金利や配当等の収益を生みません。株式や債券などの金融資産と比較すると、金は収益性が限定的であることもデメリットといえます。また、実物の金を所有する場合、保管や保険などの追加コストがかかることがあります。特に大量の金を保管する場合は、セキュリティや管理に関するコストも考慮する必要があるでしょう。ゴールド投資の種類と特徴ゴールドへの主な投資方法として、以下の4つが挙げられます。現物ETF投資信託先物それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。ゴールド現物保有金貨やゴールドバーなどの金製品を購入し、現物で所有する投資方法です。メリット現物を直接保有できるため、必要な時にすぐに換金できます。デメリット保管や保険などの追加コストがかかる場合があります。必要な時にすぐに換金できるメリットがある一方で、貸金庫の手数料など、安全に保管するためのコストがかかる場合があります。ゴールドETF(上場投資信託)ゴールドETFは、価格がゴールド価格に連動する投資信託です。ETFは取引所で上場され、株式と同様に売買が可能です。通常の投資信託とは異なり、価格がリアルタイムで変化します。メリット取引所で簡単に売買できるため、流動性が高く、購入や売却が容易です。デメリット管理費用や信託費用がかかる場合があります。ゴールドETFは流動性が高く、その時々の市場価格で売買できるメリットがあります。ゴールドETFでは、管理費などの一定のコストがかかります。投資信託投資信託は、投資会社が運営するファンドに出資して、運用を任せる金融商品です。投資信託銘柄の中には、ゴールドに投資するものもあります。投資家は投資信託を購入することで、複数のゴールド銘柄に分散投資することができます。メリットプロに資産の運用を任せられます。デメリット保有中は手数料がかかります。投資信託のメリットは、プロにゴールドの運用を任せられる点です。ただし、投資信託では購入時だけではなく、運用中も一定の手数料がかかるので注意しましょう。ゴールド先物取引ゴールド先物は、あらかじめ決められた期日に、決められた価格でゴールドを売買できる取引です。ゴールド先物は、将来のゴールド価格を予測し、その価格差を利益とするデリバティブ取引です。メリットレバレッジを利用した資金効率的な投資が可能です。デメリットハイリスクであり、市場の変動に敏感なため注意が必要です。ゴールド先物ではレバレッジを利用した取引が可能です。一方で、レバレッジによって損失も大きくなる可能性があるため注意が必要です。ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点ゴールドをポートフォリオに取り入れる際の注意点を解説します。ポートフォリオの分散ゴールドはリスクヘッジや安全資産としての役割があります。ただし、ポートフォリオがゴールドに偏りすぎないようにバランスをとることが重要です。株式や債券、不動産などの他の資産への適切な分散を検討しましょう。ゴールド投資に関して専門家の助言を受けるのもよいでしょう。ファイナンシャルアドバイザーや投資顧問と相談し、自身の投資目標やリスク許容度に合わせたアドバイスを受けてみるとよいでしょう。ポートフォリオとはポートフォリオとは、資金を複数の金融商品に分散投資した組み合わせのことをいいます。「ポートフォリオを組む」という場合は、株式・債券・為替・商品といったさまざまな金融商品を運用方針に沿って組み合わせることを指します。投資目的の明確化ゴールドの投資目的を明確にすることも大事な要素です。ゴールドはリスク回避やインフレヘッジ、ポートフォリオの安定化などの目的で保有されることがありますが、当然価格下落のリスクもあります。投資目的に応じて、適切なゴールド投資の形態を選びましょう。リスクとリターンの評価ゴールドの価格は市場の需要と供給によって変動します。ゴールドは相場変動リスクを伴いますので、リスクとリターンのバランスを考慮して投資を行いましょう。過度なリスクを取りすぎないように注意しましょう。ゴールドの価格は短期間で急激に変動することがありますが、長期的な視点で投資することも考慮していく必要があります。また、ゴールド投資には取引手数料や保管費用などのコストが発生する場合があります。これらのコストを評価し、投資の収益性を判断することも重要です。ゴールド取引ではドルインデックスをチェックしようゴールドの価格とドルインデックスは、逆相関関係にあります。ドルインデックス動向をチェックすればゴールドの動向を予測できる可能性があります。政治や経済、金利もゴールドの価格に影響を与える重要な要素です。一つの要素ばかりに着目するのではなく、ファンダメンタルズ的な背景も考慮することが大切です。また、ゴールド価格とドルインデックスは、必ずしも逆相関になるわけではありません。直近の値動きにドルインデックスとの逆相関が見られるかどうか、慎重に観察しましょう。一口にゴールド取引といっても、さまざまな金融商品があります。リスクの度合いや自身の目的などを考慮して、適切な商品を選びましょう。
BRC-20ウォレットとは?主なウォレットや使い方を解説

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update2023.05.25 21:00

BRC-20はビットコインのトークン規格です。仮想通貨市場で注目を集めており、複数の銘柄の価格が高騰しました。BRC-20トークンを取引するにはBRC-20ウォレットが必要ですが、どのようなウォレットがあるのでしょうか。また、どのような方法で取引するのでしょうか。当記事では、BRC-20ウォレットの概要や種類を解説します。目次[非表示]BRC-20ウォレットとはBRC-20トークンの管理で使用BRC-20トークンの流行で需要が高まるBRC-20ウォレットでできることBRC-20トークンの売買BRC-20トークンの生成や送付主要なBRC-20ウォレットOrdinals WalletUniSat WalletXverse WalletBRC-20トークンのマーケットプレイスUniSatMagic EdenBRC-20.ioOrdinals Walletの作り方・使い方拡大するBRC-20トークン市場無価値になるリスクも市場参入のハードルは低いBRC-20ウォレットとはBRC-20ウォレットとは、BRC-20トークンに対応するウォレットです。BRC-20とはBRC-20はビットコイン(BTC)ブロックチェーンのトークン規格で、Ordinalsによって開発されました。ビットコインの大型アップグレード「タップルート」の実装後、2023年3月から利用可能になっています。また、BRC-20ウォレットはメタマスクなどと同様、ユーザー自身がウォレットを管理します。BRC-20トークンの管理で使用BRC-20ウォレットでBRC-20トークンの購入、保管、送金ができますが、メタマスクなどはBRC-20規格に対応していません。このため、別途BRC-20ウォレットを使う必要があります。なお、Gate.ioやBitgetなどの取引所がBRC-20トークンを取り扱っていますので、取引所を利用しても良いでしょう。BRC-20トークンの流行で需要が高まる既に大量のBRC-20トークンが発行されており、仮想通貨PEPEなどに人気が集まっています。この流行を受けて、BRC-20ウォレットの需要も高まっています。画像引用:$pepe.BRC-20仮想通貨PEPEとは仮想通貨PEPEは、BRC-20トークンとして発行されたミームコインです。海外のインターネットミームとして有名な「カエルのぺぺ」をモチーフにしています。BRC-20ウォレットでできることBRC-20ウォレットでできることは限定的です。BRC-20トークンの売買BRC-20ウォレットをマーケットプレイスに接続して、BRC-20トークンを売買できます。同じ要領で、ビットコインNFTも売買できます。ビットコインNFTとはビットコインNFTは、ビットコインブロックチェーン上で発行されるNFTです。正式には「デジタルアーティファクト」と呼ばれます。イーサリアムのNFTと同じく、マーケットプレイスで取引可能です。BRC-20トークンの生成や送付インスクリプション(Inscription)を使って、BRC-20トークンの生成、転送、受け取りができます。インスクリプションとはインスクリプションは、BRC-20で利用される簡単な命令文です。ビットコインはスマートコントラクトに対応しておらず、インスクリプションを使ってトランザクションを実行します。主要なBRC-20ウォレット主なBRC-20ウォレットには、以下のようなものがあります。Ordinals Wallet画像引用:Ordinals WalletOrdinals Walletは代表的なBRC-20ウォレットです。専用のマーケットプレイスも用意されています。UniSat Wallet画像引用:UniSatUniSat Walletはビットコインと同じ感覚でBRC-20トークンやビットコインNFTを保管できます。Google Chromeの拡張機能でも提供されており、専用のマーケットプレイスでBRC-20トークンを取引できます。Xverse Wallet画像引用:xverseXverse Walletは先進的なBRC-20ウォレットです。Stacks(STX)を活用してWeb3.0環境にも対応しており、ライトニングネットワークを使った高速送金も可能です。StacksとはStacksは、ビットコインブロックチェーン上でのDApp(分散型アプリ)構築を目的としたプロトコルです。BRC-20トークンのマーケットプレイス複数のマーケットプレイスが公開されています。UniSat画像引用:unisatUniSatはUniSat Walletと同じく「UniSat.io」で使用できます。Magic Eden画像引用:Magic EdenMagic Edenはソラナ(SOL)のNFTを取り扱っており、さらにビットコインNFTやBRC-20トークンも取引できます。BRC-20.io画像引用:BRC-20.ioBRC-20.ioは非常にシンプルなマーケットプレイスです。Ordinals Walletの作り方・使い方Ordinals Walletの作り方はメタマスクと似ており、IDとパスワードを設定してからシードフレーズを保管すれば完了です。その後、入金して取引します。シードフレーズとはシードフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、リカバリーフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。画像引用:Ordinals Wallet拡大するBRC-20トークン市場仮想通貨分析サイト「Dune」によると、BRC-20トークン市場は拡大しており、特に2023年5月以降に急増しています。画像引用:Dune無価値になるリスクもしかし、BRC-20トークンは実験的な段階であり、利用価値はほとんどありません。このため、無価値になるリスクがあります。Stacksの開発活動が進めば本質的な価値が生まれるかもしれませんが、先行きは不透明です。市場参入のハードルは低いBRC-20はシンプルな作りとなっており、イーサリアムのERC-20と比べて市場参入のハードルは低いといえます。その一方、BRC-20トークンは価格変動リスクが大きいので、トークンを購入する前に事前調査が必要です。
プロップファームConsummateTradersが日本市場に参入!オンライン登録でプロップトレーダーにチャレンジ

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update2023.05.24 20:30

最近日本でも耳にするようになったプロップトレーディング。プロップトレーディングとは投資会社が自社の資金を投じ、スキルの高いトレーダーにトレードをしてもらい利益をシェアするビジネスモデルです。このビジネスモデルは、欧米を中心に急速に発展してきましたが、日本国内においてもプロップトレーディングを提供する企業は数社存在しています。海外に拠点を置く企業もいよいよ日本市場に進出し始めており、今後日本で注目されるビジネスになるかもしれません。この記事では、プロップトレーディングの仕組みと日本に初上陸したプロップファーム会社ConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)について詳しく解説します。目次[非表示]プロップファームの基本的なビジネスモデルプロップファームが欧米で注目されはじめたきっかけプロップトレーディングの4つのメリット大きな資金を運用できるリスクをとる必要がない成果に応じて報酬がもらえるアドバイスが受けられるプロップトレーダーになるには?ConsummateTradersとはConsummateTradersで提供されているプランプロップトレーダーになるまでの流れアカウントを選ぶチャレンジを始めるプロップトレーダーに認定ConsummateTradersの無料トライアルConsummateTradersへの登録方法無料トライアルアカウントの購入方法無料トライアカウントの利用方法チャレンジ状況の確認方法チャレンジ口座に対する評判チャレンジ口座の良い評判・口コミチャレンジ口座の悪い評判・口コミConsummateTradersでトレードスキルを試すプロップファームの基本的なビジネスモデルプロップファームとは、自社の利益のために自社の資金を運用する、プロップトレーディングを専門とする会社です。簡単に言うと、スキルの高いトレーダーに会社の資金を使って利益を出してもらい、利益をトレーダーとシェアするというのが収益モデルです。プロップファームは証券会社や投資銀行のように、顧客資産を運用したり、売り手と買い手の仲介したりするブローカー業務を行いません。また、自己資金で運用するため、顧客から預かった資金に対する信託責任や規制の問題もなく、自由に裁量に任せたハイリスクハイリターンの投資ができることが特徴です。国内でも数年前から日本企業が運営するプロップファームがいくつか存在します。欧米では広く知られていますが、日本市場ではこれまで大きな注目を集めたことはありません。プロップファームが欧米で注目されはじめたきっかけプロップファームは、2008年のリーマンショックをきっかけに注目されはじめました。リーマンショックでは、世界的な金融不安により多くの大手金融機関が倒産し、金融取引の規制が進みました。その結果、金融機関の多くのトレーダーが解雇されたのです。そこで、大手金融機関から解雇された、スキルはあるが、資金がないトレーダー達が活躍できる場としてプロップファームが急増し注目され始めました。現在では、プロップファームの取引量は株式市場の30%を占めるともいわれるほど、規模が拡大しています。日本ではまだ知名度が低いプロップファームは、リーマンショックの影響を特に大きく受けた欧米を中心に設立されました。したがって日本では、トレーダーの数は増えているものの、プロップファームの知名度はまだ低いのが現状です。このように、海外では注目を集めるプロップトレーディングですが、どのようなメリットがあるのか、みていきましょう。プロップトレーディングの4つのメリットプロップトレーディングのメリットとして、以下の4つがあります。大きな資金を運用できるリスクをとる必要がない成果に応じて報酬がもらえるアドバイスが受けられる大きな資金を運用できるプロップトレーディングでは、個人トレードでは用意できないような大きな資金を運用することができます。個人トレーダーは限られた資金で取引を行いますが、プロップトレーディングではプロップファームから提供された資金を使用するため、より大きな取引が可能です。大きな資金を運用することで、より大きな利益を狙うことができ、かつトレーダーとしての経験値を積むこともできます。リスクをとる必要がないプロップトレーディングでは、企業から提供された資金を使って運用を行うため、自己資金を投資のリスクにさらす必要がありません。一方、個人トレードでは自己資金を使わなければいけないため、損失を抱えるリスクがあります。またプロップトレーディングでは、リスク管理のルールが徹底されており、ルールに従ってトレードを行っていくため、損失を未然に防ぐことも可能です。成果に応じて報酬がもらえる多くのプロップファームでは、サラリーマンのような固定給ではなく、運用益の一部が成果報酬として受け取れます。つまり、トレーダーの取引の結果がそのまま報酬として反映されるのです。トレーダー自身の取引スキルや成果に見合った報酬を得ることができ、成果次第では年収1,000万円超えを目指せることが、プロップトレーディングのメリットの一つです。アドバイスが受けられるプロップトレーディングでは、成果を出している経験豊富なトレーダーからアドバイスを受けることができます。プロップファームには優れたトレーダーが在籍しており、成功経験や専門知識を共有しています。新人トレーダーは、経験豊富なトレーダーから直接アドバイスや客観的な指摘を受けることができるため、独学よりも早くトレードスキルを向上できます。プロップトレーダーになるには?プロップトレーディングを行うトレーダーをプロップトレーダーといいます。プロップトレーダーは個人トレードとは異なり、雇用主となる投資会社との雇用契約のもとで資金の運用を行います。一見、プロップトレーディングは、手持ち資金がないトレーダーにとっては大きなチャンスと思われがちですが、誰でもプロップトレーダーになれるわけではありません。プロップトレーダーにはプロのトレーダーとして、トレードで安定した利益をだすことが求められるのです。プロップトレーダーには主に以下の4つのスキルが求められます。高いトレードスキルと豊富な経験適切なリスク管理能力マーケット状況やデータ分析能力忍耐力と精神的な強さ上記のようなスキルを持っていれば、プロップトレーダーになることでさらなるスキルアップが期待できるでしょう。次の章では日本市場に参入して間もないプロップファーム、ConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)の紹介と、プロップトレーダーになるまでの方法について詳しく解説します。ConsummateTradersでは、無料トライアルも用意されているので、気軽にプロップトレードに挑戦できます。ConsummateTradersとはConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)では、個人トレーダーがプロのトレーダーを目指すためのチャレンジ口座を提供しています。チャレンジ口座で設定されているチャレンジ目標を達成すると、ConsummateTradersのトレーダーとして認定され、運用益の一部を得られるようになります。現在日本でプロップトレーダーになるには、銀行や証券会社の求人に応募する形がほとんどですが、金融機関に就職してプロップトレーダーになるには時間がかかります。オンライン登録をすることで、すぐにプロのトレーダーを目指せ、かつデモ口座も用意されている点がConsummateTradersを活用するメリットです。またConsummateTradersのチャレンジ口座では、大きな資金を運用できるため、自身の経験値を超えたステージでトレードスキルを試すことができることも大きな魅力です。ConsummateTradersで提供されているプランConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)では、プロップファームのトレーダーを目指すためのトレーディングモデルとして、以下の4つが提供されています。エバリュエーションモデルエキスプレスライトモデルエキスプレスプロモデルシンセティック商品また利用可能な口座残高や、達成すべき目標、プロップトレーダーとして認定されるまでの流れなどが、それぞれのモデルによって以下のように異なります。項目エバリュエーションエキスプレスライトアカウント残高5,000ドル~400,000ドル5,000ドル~500,000ドル利用可能レバレッジ最大100倍評価フェーズありあり評価フェイズの数2段階1段階スケーリングプランありあり購入金額49ドル~1,849ドル69ドル~499ドル項目エキスプレスプロシンセティック商品アカウント残高5,000ドル~500,000ドル5,000ドル~200,000ドル利用可能レバレッジ最大100倍評価フェーズなしあり評価フェイズの数なし2段階スケーリングプランありなし購入金額229ドル~2,229ドル99ドル~249ドルアカウント残高エバリュエーション5,000~400,000ドルエキスプレスライト5,000~500,000ドルエキスプレスプロ5,000~500,000ドルシンセティック商品5,000~200,000ドル利用可能レバレッジエバリュエーション最大100倍エキスプレスライトエキスプレスプロシンセティック商品評価フェーズエバリュエーションありエキスプレスライトありエキスプレスプロなしシンセティック商品あり評価フェイズの数エバリュエーション2段階エキスプレスライト1段階エキスプレスプロなしシンセティック商品2段階スケーリングプランエバリュエーションありエキスプレスライトありエキスプレスプロありシンセティック商品なし購入金額エバリュエーション49~1,849ドルエキスプレスライト69~499ドルエキスプレスプロ229~2,229ドルシンセティック商品99~249ドル5,000ドルから全てのトレーディングモデルを始められ、資金の少ないトレーダーでもプロのトレーダーになるための挑戦が可能です。またエキスプレスプロモデルを除く3つのトレーディングモデルでは、認定のプロップトレーダーになるために評価フェイズを通過する必要があります。ConsummateTraders認定のプロップトレーダーとなると運用益の一部を受け取れるようになります。さらに良い取引結果を残したトレーダーには、より大きな金額を運用できるスケーリングプランも用意されているのです。プロップトレーダーになるまでの流れConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)のプロップトレーダーになるまでの流れは以下の通りです。アカウントを購入するチャレンジを始めるプロップトレーダーに認定アカウントを選ぶまずトレードに挑戦するためのアカウントを選択、購入します。ConsummateTradersで購入できるアカウント別の料金は以下の通りです。項目エバリュエーションエキスプレスライトアカウント残高5,000ドル~400,000ドル5,000ドル~500,000ドル購入金額49ドル~1,849ドル69ドル~499ドル項目エキスプレスプロシンセティック商品アカウント残高5,000ドル~500,000ドル5,000ドル~200,000ドル購入金額229ドル~2,229ドル99ドル~249ドルアカウント残高エバリュエーション5,000~400,000ドルエキスプレスライト5,000~500,000ドルエキスプレスプロ5,000~500,000ドルシンセティック商品5,000~200,000ドル購入金額エバリュエーション49~1,849ドルエキスプレスライト69~499ドルエキスプレスプロ229~2,229ドルシンセティック商品99~249ドル購入できるアカウント残高は、5,000ドルから最大500,000ドルまでと、様々なユーザーニーズに合わせて用意されています。アカウントの購入金額は、口座残高の約0.5%から1%となっており、評価フェーズがあるプランほど料金が安くなっています。またアカウント残高が大きくなるほど、お得に購入できる料金形態になっています。アカウント残高には上限があるConsummateTradersでは、複数のアカウントを保有できますが、1人あたり利用可能なアカウント残高は600,000ドルとなっています。チャレンジを始めるアカウントの購入が完了したら、実際にConsummateTradersのチャレンジへ挑戦できます。チャレンジでは、評価フェーズにてプロップトレーダーとして資金を運用する際のリスク管理能力が備わっているかを試されます。各モデル別の評価フェイズの詳細は以下の通りです。項目エバリュエーションエキスプレスライトシンセティック商品評価フェイズの数2段階1段階2段階1段階目の利益目標8%10%10%1段階目の期間60日以内2か月以内30日以内2段階目の利益目標5%なし8%2段階目の期間60日以内なし30日以内全体/最大ドローダウンの上限12%10%10%1日のドローダウンの上限6%5%5%必要な取引日数なしなし7日間評価フェイズの数エバリュエーション2段階エキスプレスライト1段階シンセティック商品2段階1段階目の利益目標エバリュエーション8%エキスプレスライト10%シンセティック商品10%1段階目の期間エバリュエーション60日以内エキスプレスライト2か月以内シンセティック商品30日以内2段階目の利益目標エバリュエーション5%エキスプレスライトなしシンセティック商品8%2段階目の期間エバリュエーション60日以内エキスプレスライトなしシンセティック商品30日以内全体/最大ドローダウンの上限エバリュエーション12%エキスプレスライト10%シンセティック商品10%1日のドローダウンの上限エバリュエーション6%エキスプレスライト5%シンセティック商品5%必要な取引日数エバリュエーションなしエキスプレスライトなしシンセティック商品7日間ConsummateTradersのエバリュエーションモデル、シンセティック商品では2段階の評価フェイズ、エキスプレスライトモデルでは、1段階の評価フェーズが設けられています。そして評価フェーズでは、リスク管理能力を確認する基準として、以下の3つの目標を達成できるかが試されます。利益目標ドローダウン取引日数また上記にロットサイズ(取引量)を加えて計算されるリスク管理手法分析結果が、週平均200%以内、かつ偏差値2以内に収まっている必要があります。シンセティック商品では、他のトレーディングモデルでは取引できない、シンセティックペアの取引が可能です。シンセティックペアは、異なる金融商品を組み合わせた商品であり、従来の金融商品とくらべてより複雑な特徴を持ちます。そのためトレード期間、利益・ドローダウン目標ともに厳しく設定されています。チャレンジに失敗した場合チャレンジに失敗した場合、エバリュエーションモデルとエキスプレスライトモデルでは、アカウントのリセットが可能です。失敗後、継続してアカウントの利用を希望する場合、アカウント残高を追加で支払う事で、再利用できます。シンセティック商品では、アカウントのリセットはできませんが、目標の6%まで到達した場合、最大2週間の猶予期間が与えられます。プロップトレーダーに認定評価フェーズを通過すると、ConsummateTradersのプロップトレーダーとして認定され、運用益から取り分を分配されるようになります。トレーディングモデル別の運用益の分配割合は以下の通りです。項目利益分配率エバリュエーション初月:利益の80%+評価フェイズの15%+登録料2か月目:利益の70%3か月目以降:利益の90%エキスプレスライト初月:利益の80%+評価フェイズの15%2か月目以降:利益の80%エキスプレスプロ利益の70%シンセティック商品利益の70%利益分配率エバリュエーション初月:利益の80%+評価フェイズの15%+登録料2か月目:利益の70%3か月目以降:利益の90%エキスプレスライト初月:利益の80%+評価フェイズの15%2か月目以降:利益の80%エキスプレスプロ利益の70%シンセティック商品利益の70%利益分配率は70%〜90%となっており、分配された利益は1か月ごとに支払われます。エバリュエーションモデルとエキスプレスライトモデルでは、利益分配に加えて、評価フェイズで得た利益の15%とアカウントの購入費用が支払われます。スケーリングプランが用意されているConsummateTradersのシンセティック商品以外では、取引結果によってアカウント残高を増額できるスケーリングプランも用意されています。各モデルのスケーリングプランは以下の通りです。・エバリュエーションモデル:3か月連続で10%以上の利益を達成で20%の残高付与・エキスプレスライトモデル:3か月以内で15%以上の利益を達成で20%の残高付与・エキスプレスライトモデル:3か月後に10%以上の利益を達成で20%の残高付与ConsummateTradersの無料トライアルConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)では、FXのデモ口座のように、ConsummateTradersのチャレンジ口座を無料体験できます。無料トライアルでは、以下の6つのアカウントを利用できます。5,000ドル無料トライアルアカウント10,000ドル無料トライアルアカウント25,000ドル無料トライアルアカウント50,000ドル無料トライアルアカウント100,000ドル無料トライアルアカウントシンセティックフリートライアルアカウント無料トライアルアカウントとシンセティックフリートライアルアカウントでは、以下のように達成目標が異なります。項目無料トライアルアカウントシンセティックフリートライアルチャレンジ利益目標5%10%最低取引日数14日14日検証期間の利益目標なし8%検証期間の最低取引日数なし7日無料トライアルアカウントチャレンジ利益目標5%最低取引日数14日検証期間の利益目標なし検証期間の最低取引日数なしシンセティックフリートライアルアカウントチャレンジ利益目標10%最低取引日数14日検証期間の利益目標8%検証期間の最低取引日数7日無料トライアルアカウントの仕組みは非常にシンプルで、14日間取引をして利益目標5%を目指します。またシンセティックフリートライアルでは、評価フェイズのあるチャレンジ口座が再現されており、検証過程での利益目標や取引日数も目標として定められている点で異なります。ConsummateTradersへの登録方法ConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)の無料トライアルを利用するためには、まずConsummateTradersへ登録する必要があります。ConsummateTradersへの登録方法は以下の通りです。手順1以下のリンクからConsummateTradersの登録ページにアクセスします。ConsummateTraders登録ページにアクセス手順2氏名やメールアドレス、電話番号など必要情報を入力し、「Sign Up」をクリックします。数字項目説明1Name苗字をローマ字で入力します。2Lastname名前をローマ字で入力します。3Usernameユーザーネームを入力します。4Male性別を選択します。5Emailメールアドレスを入力します。6Phone電話番号を入力します。7Passwordパスワードを入力します。8Comfirm Password再度パスワードを入力します。手順3登録したメールアドレス宛てに確認メールが送信されるため、メールを開き、アカウントを有効化します。手順4ログイン画面が表示されるため、登録したユーザー名とパスワードを入力し、「Log In」をクリックします。手順5ログイン時にセキュリティ認証が求められるため、登録したメールアドレス宛てに届いた認証番号を入力し、「Login」をクリックします。手順6ダッシュボード画面が表示されるとログイン完了です。KYC認証・二段階認証ダッシュボードのマイプロフィールからKYC認証や二段階認証が可能です。アカウントのセキュリティを強化したい場合は、設定しておくことがオススメです。無料トライアルアカウントの購入方法ConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)への登録が完了すると、無料トライアルアカウントが利用できるようになります。実際にどのように無料トライアルを始めるのか、5,000ドル無料トライアカウントを例に解説していきます。手順1ConsummateTradersのダッシュボードへログインします。ConsummateTradersへログイン手順2ダッシュボードからサービス一覧を選択します。手順3表示されるサービス一覧から無料トライアルを選択し、利用したいトライアルアカウントの「チャレンジ開始」を選択します。アカウント残高には上限がある無料トライアルアカウントは複数購入できないため注意が必要です。またトライアルは1度きりしか利用できず、チャレンジ終了後アカウントを削除しても、他のアカウントを購入できません。手順4購入確認画面が表示されるため、詳細を確認し、「Buy」をクリックします。手順5購入完了画面が表示されたら、「Yes, redirect!」をクリックします。手順6トライアルアカウントの購入が完了すると、ダッシュボードの「チャレンジ」メニューに購入したトライアルアカウントが表示されます。無料トライアカウントの利用方法チャレンジ口座画面で表示されているログイン、パスワードを利用して実際にチャレンジに挑戦していきます。利用可能プラットフォームはPCのMT4またはAndroidのMT4アプリです。利用を開始する前にプラットフォームをダウンロードしておきましょう。プラットフォームはプラットフォームMT4のメニューの各マークをクリックすることで、ダウンロードが始まります。手順1MT4を起動し、「ファイル」から「取引口座にログイン」を選択します。手順2「KwakoMarketsL td-Demo」サーバーを選択、ログインIDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。取引口座へログインが完了したら、実際にトレードをして、チャレンジ目標達成に挑戦していきます。ログインIDとパスワードはチャレンジ口座画面で確認できます。コピー&ペーストをすることで簡単にログイン情報を入力可能です。また無料トライアルアカウントの口座情報は、Realサーバーでは利用できません。チャレンジ状況の確認方法チャレンジの達成状況はチャレンジ口座の「詳細」から確認可能です。口座残高や利益、損失の状況、トレード結果などはチャレンジ詳細画面にて、リアルタイムで表示されます。取引目的メニューからチャレンジの達成状況を確認可能です。チャレンジを達成すると、各項目に「パッシング」と表示されます。5000ドル無料アカウントでは、以下の項目がチャレンジ達成基準となっていることがわかります。14日以上の取引5%の利益目標達成合計で-12%以内の損失1日で-6%以内の損失チャレンジ口座に対する評判ConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)の他に、FTMOというプロップファームでも「FTMOチャレンジ」という同様のチャレンジ口座が提供されています。FTMOのチャレンジ口座を実際に利用した人の評判をまとめました。チャレンジ口座の良い評判・口コミ利益目標が適切に設定されており、サポート体制が整っていることを評価する声が多くありました。目標利益は達成可能1,000ドルの利益目標は、それほど難しくはない。ボラティリティの高い通貨で慎重に取引を行えば、目標リターン達成可能です。選抜条件は厳しいですが、合格するチャンスは必ずあります。サポート体制が整っているリクエストに対して1時間以内に、またはそれよりも早く、明確で迅速な返答が返ってきます。午前10時30分に請求書を送り、午後1時に承認、銀行口座に支払われるほど、出金の対応が早いです。チャレンジ口座の悪い評判・口コミ良い口コミが多数見受けられたものの、評価プロセスルールの不透明さを指摘する以下のような声もみられました。チャレンジルールを破ったという理由で、資金を預けたままの状態になってしまいました。FTMOの評価システムが不正に操作されているように感じました。ConsummateTradersでトレードスキルを試すConsummateTraders(コンサムメイト・トレーダーズ)では、アカウントを購入することで、購入金額の約100倍から200倍の資金の運用ができます。したがって資金は少ないが、トレードスキルを活かして大きな金額の運用にチャレンジしてみたいという方にオススメです。また評価フェーズで達成すべき条件は、プロのトレーダーになるための条件であるといえます。評価フェーズで設定されている利益・ドローダウン目標を普段のトレードに生かすことも可能です。
仮想通貨ELDAがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

仮想通貨ELDAがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

update2023.05.23 21:00

2023年5月22日、Bybit(バイビット)はトークンセールイベントのBybit Web3 IDOに、仮想通貨(暗号資産)ELDAが登場することを発表しました。ELDAは「Eldarune」というブロックチェーンゲームで使われる仮想通貨です。上場イベントに参加申請できるのは、5月22日午後7時から5月25日午後7時(日本時間)となっています。本記事では仮想通貨ELDAの特徴とIDO参加方法を紹介します。目次[非表示]仮想通貨ELDA(Eldarune)とは仮想通貨ELDA(Eldarune)の使い道スキルやアイテムのアップグレードNFTの購入法定通貨との交換Bybit Web3 IDOの仕組みBybit Web3 IDOへの参加方法参加条件とスケジュールIDOのコミット期間スナップショット期間IDOの抽選公開および購入期間Bybit Web3 IDOに参加する手順注目サービスとなるか仮想通貨ELDA(Eldarune)とは仮想通貨ELDAは、Eldaruneというブロックチェーンゲームの独自トークンです。Eldaruneは、中世を舞台としたNFTゲームであり、美しい4Kグラフィックを特徴としています。また、Eldaruneはブロックチェーンゲームにありがちな、退屈で単調なゲーム体験の解決を目的としています。具体的には、ゲームにAIを搭載することで、常に変化が起こるダイナミックなゲーム世界を作り上げています。画像引用:Eldaruneゲームの内容としてはRPGゲームとなっており、ユーザーは21もの島を旅しながら、ダンジョンを攻略したり、モンスターを倒していきます。また、異なるゲーム体験ができる4種類のゲームモードが提供される予定です。当記事執筆時点(2023年5月23日)ではまだテストネット段階ですが、2023年中にはメインネットをローンチする計画となっています。仮想通貨ELDA(Eldarune)の使い道仮想通貨ELDAは、Eldaruneのユーティリティトークンとして機能します。ここでは、主な使い道をご紹介します。スキルやアイテムのアップグレードNFTの購入法定通貨との交換スキルやアイテムのアップグレード仮想通貨ELDAは、スキルやアイテムのアップグレードなど、ゲーム内での様々な場面で使用できるユーティリティトークンです。また、ゲームをプレイして得られる報酬としても採用されています。ユーティリティトークンとはユーティリティトークンは何らかの実用性を持った仮想通貨を指します。具体的には、特定のサービスへアクセスしたり決済に利用したりできます。NFTの購入Eldaruneのゲーム内で使用するアイテムなどは、すべてNFTとなっています。こういったNFTを購入する際に、仮想通貨ELDAを使用します。法定通貨との交換ゲームをプレイして獲得した仮想通貨ELDAは、取引所を経由して法定通貨と交換できます。このように、ゲームをプレイしてお金を稼ぐことは「Play to Earn」と呼ばれています。Play to EarnとはPlay to Earnとは、遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。Play to Earnから派生したMove to Earn(運動して稼ぐ)なども、流行しています。Bybit Web3 IDOの仕組みBybit Web3 IDOがどのようなものかは、IDOの意味を知ると理解しやすくなります。IDOは、企業やプロジェクト側がDEX(分散型取引所)経由で資金を集める仕組みです。取引所を使う投資家には、新規上場トークンを割安で買える機会を提供します。Bybit Web3 IDOは「Bybit Web3」というプラットフォームで行われ、そこで申し込むとトークンを購入できる可能性があるイベントです。Bybit Web3で利用するBybit Walletは、Bybitが秘密鍵を管理する仮想通貨ウォレットです。そのため、Bybit Web3 IDOには中央集権的な要素があり、この点で一般的なIDOとは異なっています。Bybitの現物取引で取り扱われるBybit Web3 IDOへの参加はBybit Web3から行います。ただし、トークンの上場先はBybit Web3内ではなく、通常のBybitの取引所です。Bybit Web3 IDOへの参加方法Bybit Web3 IDOへの参加方法を紹介します。参加条件とスケジュールBybit Web3 IDOの参加条件とスケジュールを紹介します。仮想通貨(暗号資産)ELDAの新規上場イベントの概要は以下の通りです。条件等説明抽選に進むための条件スナップショット期間中に200 USDTと0.1 BNB(BNBチェーン)以上の残高を維持購入時に必要な金額100 USDT、ガス代のBNB当選アカウント数500 アカウント1人あたり割当数量約6667 ELDA(1 ELDA = 0.015 USDT)また、イベントは以下の4つの段階に沿って進行していきます。イベントのフェーズ期間・日時(日本時間)IDOコミット期間2023年5月22日午後7時~5月25日午後7時スナップショット期間5月25日午後7時から5月28日午後7時IDO抽選2023年5月28日午後7時30分公開および購入期間2023年5月28日午後7時30分~5月29日午後7時当選した場合、購入したELDAトークンは、ブロックチェーン上の各ブロック生成に応じて、下記のとおり段階的に受け取り可能になり、Bybit Walletに配布されます。日付比率2023年5月30日午後7時(*1)25%2023年6月30日午後7時12.5%2023年8月30日午後7時12.5%2023年9月30日午後7時12.5%2023年10月30日午後7時12.5%2023年11月30日午後7時12.5%2023年12月30日午後7時12.5%(*1)変更の可能性ありIDOのコミット期間Bybit Web3 IDOに参加するには、コミット期間中に参加申請を行います。参加申請は以下の条件を満たせば行えます。Bybitへの登録Bybit Walletの作成ただし抽選に進むには、スナップショット期間中に残高の条件を満たす必要があります。スナップショット期間スナップショット期間中、ユーザーのBybit Walletの残高が計測されます。複数回のスナップショットで取得された残高が、条件を満たすと抽選に進めます。ELDAのイベントでの条件は、スナップショットの残高が200 USDTと0.1 BNB(BNBチェーン)以上を維持することです。IDOの抽選コミット期間を終えると抽選が行われます。当選者はスマートコントラクトによってランダムに選ばれます。当選したかどうかは、プラットフォーム上などから確認可能です。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。公開および購入期間抽選結果が発表された後は、新規トークンの購入ができる期間に移ります。当選した場合は、トークンの割当額が表示され、割安価格(1 ELDA= 0.015 USDT)で購入できるようになります。この期間を過ぎた場合、購入は不可となるのでご注意ください。なお、購入数量は全額分となります。当選しなかった場合、今回のイベントではトークンを購入できません。この場合、ネットワーク手数料を支払う必要はありません。Bybit Web3 IDOに参加する手順Bybit Web3 IDOへの大まかな参加方法は、以下の通りです。Bybit Web3 IDOにアクセスコミット期間中に参加申請抽選結果を確認当選した場合はトークン購入より詳しく解説します。手順1下記のボタンからBybitにホーム画面に移行します。Bybitの公式ページ手順2上部メニューから「Web3」にカーソルを合わせて、「Bybit Wallet」をクリックします。手順3Bybit Web3のホーム画面上部にある「IDO」をクリックします。手順4セールに申し込みたいトークンの「詳細を見る」ボタンをクリックします。手順5Bybit Web3 IDOページへの移行後、「IDOにコミット」をクリックします。手順6参加申請が完了すると、以下のような画面になります。参加申請が可能な期間(コミット期間)が終了すると、当選者が決定されます。手順7コミット期間が終了すると、画面の右側から当選したかどうかを確認できるようになります。コミット期間が終了するまでの時間は、画面中央のカウントダウンから確認可能です。手順8抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高が不十分なら入金しておきましょう。入金方法は以下の記事で解説しています。手順9当選した場合は、トークンを割安価格で購入できるようになります。購入期間中に償還(購入)の手続きを進めてください。注目サービスとなるかBybit(バイビット)の人気サービスにローンチパッドがあります。ローンチパッドでは、上場直前に割安価格でトークンを購入できる可能性があります。購入できた場合、上場直後の価格上昇を狙って売り抜けることも可能なので、注目している人も少なくはないでしょう。Bybit Web3 IDOも割安で新規上場予定のトークンが購入できるサービスです。Bybit Web3 IDOは比較的新しいサービスであり、今回の仮想通貨(暗号資産)ELDAが5回目の開催となります。どのような結果になるか楽しみですね。
スワップポイントが高い海外FX業者は?通貨ペアごとに徹底比較

スワップポイントが高い海外FX業者は?通貨ペアごとに徹底比較

update2023.05.23 20:00

スワップポイントは金利の異なる通貨を売買することで発生する金利差の調整額であり、各通貨ペア間だけでなく、FX業者間でも異なります。スワップポイントはMetaTrader4やMetaTrader5で確認できますが、複数の通貨ペアを比較するには手間がかかります。そこで今回は、当サイトMyforexのスワップポイント比較ツールをもとに、メジャー通貨ペアからマイナー通貨ペアまで、海外FX業者ごとにスワップポイントを調査しました。また現時点での詳しいスワップポイントは、当サイトが提供している以下のツールでご確認ください。参照:https://myforex.com/ja/swap/目次[非表示]スワップポイントの仕組みとはスワップポイントは変動するスワップポイントはFX業者が独自に決定するスワップポイントの確認方法メジャー通貨ペアのスワップポイントUSD/JPYAUD/JPYEUR/USDGBP/USDマイナー通貨ペアのスワップポイントZAR/JPYUSD/ZARMXN/JPYUSD/MXNTRY/JPYUSD/TRYは最もスワップポイントが高いMYFX Marketsのスワップポイントが高いスワップポイントの仕組みとはスワップポイントとは、金利の異なる通貨を売買する際に、金利差を調整するために発生する「金利差調整分」を指します。つまり金利の低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買うとスワップポイントを受け取ることができます。一方で金利の高い国の通貨を売って、金利の低い通貨を買うとスワップポイントを支払わなければいけません。高金利通貨である、メキシコペソや南アフリカランドを買って、低金利通貨である円を売る、高金利通貨のクロス円ペアはスワップポイントを得られる通貨ペアとして有名です。スワップポイントは変動するスワップポイントは、政策金利を基準に算出されているため、時期を経て政策金利が変更されるとスワップポイントも変化します。例えば、2008年頃、オーストラリアの政策金利は7.25%だったため、AUD/JPYは高金利通貨ペアとして人気でした。しかし2023年にかけてオーストラリアの政策金利が0.1%まで引き下げられたことで、多くのFX業者でAUD/JPYのロングポジションで得られるスワップポイントは激減しています。また政策金利だけでなく、超短期金利もスワップポイントの計算基準となっているため、各国の政策金利に変動がなくても、日々スワップポイントは変化しています。スイングトレードは特に注意スワップポイントは日々変動しているため、スイングトレードのようにポジションを長期保有する場合はスワップポイントを定期的に確認するようにしましょう。マイナスのスワップポイントのポジションを保有し続けると利益が圧迫されます。スワップポイントはFX業者が独自に決定するスワップポイントは時期だけでなく、FX業者によっても異なります。なぜならスワップポイント金利差を直接反映しているわけではなく、各FX業者が金利差を参考にして独自に決定しているからです。例えばEUR/USDの場合(2023年4月14日時点)、TitanFX(タイタンエフエックス)ではロングポジションのスワップポイントが288円のプラスですが、GeneTrade(ジェネトレード)は231円のマイナスになっています。また、TitanFXはロングポジションのプラススワップポイントが大きい分、ショートポジションのスワップポイントのマイナスも大きくなっています。このようにスワップポイントはFX業者によって大きく異なるのです。スワップポイントの確認方法各FX業者で決められているスワップポイントは、MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)から確認できます。スワップポイントを確認する手順は以下の通りです。手順1気配値表示画面にて、スワップポイントを確認する通貨ペアを右クリックします。手順2メニュー一覧から「仕様」を選択します。手順3「買いスワップ」、「売りスワップ」のメニューに、FX業者で設定されているスワップポイントが記載されています。スワップポイントが付与される時間スワップポイントが付与される時間はFX業者により異なります。通常、平日は毎日、週末のスワップポイントは、週明けにまとめて付与されます。週末のスワップポイント付与日は「3日分のスワップ」から確認可能です。メジャー通貨ペアのスワップポイント当サイトMyforexではスワップポイント比較ツールを提供しています。スワップポイント比較ツールでは、銘柄別・FX業者別のスワップポイントを円単位・ポイント単位で確認できます。以下にご紹介するスワップポイントは執筆時点のものです。現時点の詳しいスワップポイントは、以下のツールでご確認ください。参照:https://myforex.com/ja/swap/以下の表では、執筆時点(2023年4月21日時点)の各海外FX業者のスワップポイントを、スワップポイント比較ツールをもとにまとめています。各銘柄のロングポジションのスワップポイントは以下の通りです。業者名(エクスネス)(タイタンエフエックス)(エックスエムトレーディング)USD/JPY0.002.887.67AUD/JPY0.007.665.21EUR/USD-6.20-22.7-9.71ZAR/JPY0.001.30なしUSD/ZAR-171-239-305USD/MXN-457-693-785USD/TRYなし-1700-2975Exness(エクスネス)USD/JPY0.00AUD/JPY0.00EUR/USD-6.20ZAR/JPY0.00USD/ZAR-171USD/MXN-457USD/TRYなしTitan FX(タイタンエフエックス)USD/JPY2.88AUD/JPY7.66EUR/USD-22.7ZAR/JPY1.30USD/ZAR-239USD/MXN-693USD/TRY-1700XMTrading(エックスエムトレーディング)USD/JPY7.67AUD/JPY5.21EUR/USD-9.71ZAR/JPYなしUSD/ZAR-305USD/MXN-785USD/TRY-2975業者名(ビッグボス)(エフエックスジーティー)(アイエスシックスエフエックス)USD/JPY3.436.000.05AUD/JPY1.123.642.73EUR/USD-9.58-8.57-5.86ZAR/JPY0.66なし0.08USD/ZAR-26.4-122-944USD/MXN-67.7-374-474USD/TRY-979-1700-2133BigBoss(ビッグボス)USD/JPY3.43AUD/JPY1.12EUR/USD-9.58ZAR/JPY0.66USD/ZAR-26.4USD/MXN-67.7USD/TRY-979FXGT(エフエックスジーティー)USD/JPY6.00AUD/JPY3.64EUR/USD-8.57ZAR/JPYなしUSD/ZAR-122USD/MXN-374USD/TRY-1700IS6FX(アイエスシックスエフエックス)USD/JPY0.05AUD/JPY2.73EUR/USD-5.86ZAR/JPY0.08USD/ZAR-944USD/MXN-474USD/TRY-2133業者名(マイエフエックスマーケット)(ゲムフォレックス)(トレードビュー)USD/JPY15.20.8714.1AUD/JPY6.683.647.58EUR/USD-8.360.28-8.53ZAR/JPY1.37-0.97なしUSD/ZAR-214-325-229USD/MXN-574-504-545USD/TRYなしなし-846MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)USD/JPY15.2AUD/JPY6.68EUR/USD-8.36ZAR/JPY1.37USD/ZAR-214USD/MXN-574USD/TRYなしGEMFOREX(ゲムフォレックス)USD/JPY0.87AUD/JPY3.64EUR/USD0.28ZAR/JPY-0.97USD/ZAR-325USD/MXN-504USD/TRYなしTradeview(トレードビュー)USD/JPY14.1AUD/JPY7.58EUR/USD-8.53ZAR/JPYなしUSD/ZAR-229USD/MXN-545USD/TRY-846またショートポジションのスワップポイントは以下の表のようになっています。業者名(エクスネス)(タイタンエフエックス)(エックスエムトレーディング)USD/JPY-19.2-25.3-22.3AUD/JPY-10.3-10.9-13.7EUR/USD0.002.632.69ZAR/JPY-175-2.08なしUSD/ZAR0.0084.614.9USD/MXN0.00239114USD/TRYなし-63458.4Exness(エクスネス)USD/JPY-19.2AUD/JPY-10.3EUR/USD0.00ZAR/JPY-175USD/ZAR0.00USD/MXN0.00USD/TRYなしTitan FX(タイタンエフエックス)USD/JPY-25.3AUD/JPY-10.9EUR/USD2.63ZAR/JPY-2.08USD/ZAR84.6USD/MXN239USD/TRY-634XMTrading(エックスエムトレーディング)USD/JPY-22.3AUD/JPY-13.7EUR/USD2.69ZAR/JPYなしUSD/ZAR14.9USD/MXN114USD/TRY58.4業者名(ビッグボス)(エフエックスジーティー)(アイエスシックスエフエックス)USD/JPY-23.3-22.1-9.30AUD/JPY-11.9-11.6-13.4EUR/USD3.461.310.75ZAR/JPY-1.46なし-86.7USD/ZAR-1.5140.3153USD/MXN-1.6790.0111USD/TRY-77.6146112BigBoss(ビッグボス)USD/JPY-23.3AUD/JPY-11.9EUR/USD3.46ZAR/JPY-1.46USD/ZAR-1.51USD/MXN-1.67USD/TRY-77.6FXGT(エフエックスジーティー)USD/JPY-22.1AUD/JPY-11.6EUR/USD1.31ZAR/JPYなしUSD/ZAR40.3USD/MXN90.0USD/TRY146IS6FX(アイエスシックスエフエックス)USD/JPY-9.30AUD/JPY-13.4EUR/USD0.75ZAR/JPY-86.7USD/ZAR153USD/MXN111USD/TRY112業者名(マイエフエックスマーケット)(ゲムフォレックス)(トレードビュー)USD/JPY-23.60.19-23.5AUD/JPY-12.6-11.6-10.9EUR/USD4.490.784.00ZAR/JPY-2.10-2.29なしUSD/ZAR11612593.3USD/MXN150195361USD/TRYなしなし588MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)USD/JPY-23.6AUD/JPY-12.6EUR/USD4.49ZAR/JPY-2.10USD/ZAR116USD/MXN150USD/TRYなしGEMFOREX(ゲムフォレックス)USD/JPY0.19AUD/JPY-11.6EUR/USD0.78ZAR/JPY-2.29USD/ZAR125USD/MXN195USD/TRYなしTradeview(トレードビュー)USD/JPY-23.5AUD/JPY-10.9EUR/USD4.00ZAR/JPYなしUSD/ZAR93.3USD/MXN361USD/TRY588それでは、銘柄別にスワップポイントを詳しくみていきましょう。また表に記載した銘柄、海外FX業者以外についてもスワップポイントを比較していきます。USD/JPY2023年4月現在、主要な海外FX業者のUSD/JPYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)0.00-19.2(タイタンエフエックス)2.88-25.3(エックスエムトレーディング)7.67-22.3(ビッグボス)3.43-23.3(ジェネトレード)-2.31-3.59(ランドエフエックス)4.20-22.2(エフエックスジーティー)6.00-22.1(アイエスシックスエフエックス)0.05-9.30(ミルトンマーケッツ)7.66-21.3(マイエフエックスマーケット)15.2-23.6(ゲムフォレックス)0.870.19(トレーダーズトラスト)9.42-23.6(エイチエフエム)10.4-25.3(イージーマーケッツ)5.29-14.2(トレードビュー)14.1-23.5(クリプトジーティー)-1.53-11.7Exness(エクスネス)ロングショート0.00-19.2Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート2.88-25.3XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート7.67-22.3BigBoss(ビッグボス)ロングショート3.43-23.3GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-2.31-3.59Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート4.20-22.2FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート6.00-22.1IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート0.05-9.30Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート7.66-21.3MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート15.2-23.6GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート0.870.19Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート9.42-23.6HFM(エイチエフエム)ロングショート10.4-25.3easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート5.29-14.2Tradeview(トレードビュー)ロングショート14.1-23.5CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショート-1.53-11.7GeneTrade(ジェネトレード)とCryptoGT(クリプトジーティー)を除く、全ての海外FX業者でロングポジションのスワップポイントがプラスとなっています。また主要海外FX業者の中でMYFX Markets(マイエフエックスマーケット)が、15.2ポイントと最も高いことがわかりました。一方、売りポジションのスワップポイントは、GEMFOREX(ゲムフォレックス)を除く全ての海外FX業者でマイナスとなっています。他のクロス円ペアも同じEUR/JPYやGBP/JPYなど、USD/JPY以外の他のメジャーなクロス円通貨ペアもスワップポイントは同じ傾向です。多くの海外FX業者で買いポジションのスワップポイントがプラス、売りのポジションのスワップポイントがマイナスとなっています。AUD/JPY2023年4月時点で、主要な海外FX業者のAUD/JPYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)0.00-10.3(タイタンエフエックス)7.66-10.9(エックスエムトレーディング)5.21-13.7(ビッグボス)1.12-11.9(ジェネトレード)-3.19-3.79(ランドエフエックス)-0.36-1.85(エフエックスジーティー)3.64-11.6(アイエスシックスエフエックス)2.73-13.4(ミルトンマーケッツ)0.77-6.42(マイエフエックスマーケット)6.68-12.6(ゲムフォレックス)3.64-11.6(トレーダーズトラスト)7.24-12.7(エイチエフエム)4.59-10.9(イージーマーケッツ)2.10-8.06(トレードビュー)7.58-10.9(クリプトジーティー)-2.22-13.7Exness(エクスネス)ロングショート0.00-10.3Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート7.66-10.9XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート5.21-13.7BigBoss(ビッグボス)ロングショート1.12-11.9GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-3.19-3.79Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート-0.36-1.85FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート3.64-11.6IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート2.73-13.4Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート0.77-6.42MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート6.68-12.6GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート3.64-11.6Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート7.24-12.7HFM(エイチエフエム)ロングショート4.59-10.9easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート2.10-8.06Tradeview(トレードビュー)ロングショート7.58-10.9CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショート-2.22-13.7AUD/JPYは、USD/JPYなどの他のクロス円通貨ペアと同様、多くの海外FX業者でロングポジションのスワップポイントがプラスです。最もスワップポイントが高いのがTradeview(トレードビュー)の7.58ポイントという結果となりました。一方でショートポジションのスワップポイントは全ての海外FX業者でマイナスです。AUD/JPYは、かつてスワップポイントが高いことで知られていましたが、現在ではロングポジションであってもUSD/JPYより低い水準となっています。EUR/USD2023年4月現在、主要な海外FX業者のEUR/USDのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)-6.200.00(タイタンエフエックス)-22.72.63(エックスエムトレーディング)-9.712.69(ビッグボス)-9.583.46(ジェネトレード)-5.46-1.15(ランドエフエックス)-1.73-0.41(エフエックスジーティー)-8.571.31(アイエスシックスエフエックス)-5.860.75(ミルトンマーケッツ)-11.44.16(マイエフエックスマーケット)-8.364.49(ゲムフォレックス)0.280.78(トレーダーズトラスト)-8.803.14(エイチエフエム)-7.801.00(イージーマーケッツ)-7.20-0.26(トレードビュー)-8.534.00(クリプトジーティー)-8.52-1.17Exness(エクスネス)ロングショート-6.200.00Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート-22.72.63XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート-9.712.69BigBoss(ビッグボス)ロングショート-9.583.46GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-5.46-1.15Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート-1.73-0.41FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート-8.571.31IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート-5.860.75Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-11.44.16MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート-8.364.49GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート0.280.78Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート-8.803.14HFM(エイチエフエム)ロングショート-7.801.00easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート-7.20-0.26Tradeview(トレードビュー)ロングショート-8.534.00CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショート-8.52-1.17EUR/USDのロングポジションのスワップポイントは、GEMFOREXを除く全てのFX業者でマイナスとなっています。一方ショートポジションのスワップポイントは、多くのFX業者でプラスです。特にMYFX Marketsは、4.49ポイントと最も高い結果となりました。GBP/USD2023年4月現在、主要な海外FX業者のGBP/USDのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)-3.100.00(タイタンエフエックス)-5.82-2.47(エックスエムトレーディング)-6.20-0.90(ビッグボス)-6.57-1.23(ジェネトレード)-3.85-3.75(ランドエフエックス)-1.44-0.85(エフエックスジーティー)-4.11-3.21(アイエスシックスエフエックス)-5.16-0.84(ミルトンマーケッツ)-4.72-1.36(マイエフエックスマーケット)-4.150.97(ゲムフォレックス)-6.18-0.49(トレーダーズトラスト)-6.58-0.70(エイチエフエム)-6.800.20(イージーマーケッツ)-5.52-2.91(トレードビュー)-6.97-1.29(クリプトジーティー)-4.08-4.88Exness(エクスネス)ロングショート-3.100.00Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート-5.82-2.47XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート-6.20-0.90BigBoss(ビッグボス)ロングショート-6.57-1.23GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-3.85-3.75Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート-1.44-0.85FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート-4.11-3.21IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート-5.16-0.84Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-4.72-1.36MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート-4.150.97GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート-6.18-0.49Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート-6.58-0.70HFM(エイチエフエム)ロングショート-6.800.20easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート-5.52-2.91Tradeview(トレードビュー)ロングショート-6.97-1.29CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショート-4.08-4.88GBP/USDのスワップポイントは、ロング、ショートともに多くの海外FX業者でマイナススワップでした。ロングポジションはLand-FX(ランドエフエックス)の-1.44ポイント、ショートポジションはMYFX Marketsの0.97ポイントが最も高い結果となっています。最も高いスワップポイントでも、0付近となっているため、GBP/USDはスワップポイント狙いの取引には向いていない銘柄であるといえます。マイナー通貨ペアのスワップポイントメジャー通貨ペアは低金利の通貨が多く、スワップポイントがプラス、マイナス共にそれほど高くないことがわかりました。高金利が魅力とされているマイナー通貨ペアのスワップポイントを比較していきます。ZAR/JPY2023年4月現在、主要な海外FX業者のZAR/JPYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)0.00-175(タイタンエフエックス)1.30-2.08(エックスエムトレーディング)なしなし(ビッグボス)0.66-1.46(ジェネトレード)なしなし(ランドエフエックス)なしなし(エフエックスジーティー)なしなし(アイエスシックスエフエックス)0.08-86.7(ミルトンマーケッツ)-112-64.0(マイエフエックスマーケット)1.37-2.10(ゲムフォレックス)-0.97-2.29(トレーダーズトラスト)なしなし(エイチエフエム)1.00-126(イージーマーケッツ)なしなし(トレードビュー)なしなし(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショート0.00-175Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート1.30-2.08XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショートなしなしBigBoss(ビッグボス)ロングショート0.66-1.46GeneTrade(ジェネトレード)ロングショートなしなしLand-FX(ランドエフエックス)ロングショートなしなしFXGT(エフエックスジーティー)ロングショートなしなしIS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート0.08-86.7Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-112-64.0MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート1.37-2.10GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート-0.97-2.29Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショートなしなしHFM(エイチエフエム)ロングショート1.00-126easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショートなしなしTradeview(トレードビュー)ロングショートなしなしCryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなしZAR/JPYのロングポジションのスワップポイントは、ほとんどの海外FX業者でプラスです。しかし最も高いMYFX Markets(マイエフエックスマーケット)でも、1.37ポイントとUSD/JPYと比べても低い水準でした。また全ての海外FX業者でショートポジションのスワップポイントがマイナスとなっています。ロングポジションのスワップポイントは低いものの、ショートポジションのスワップポイントは最大-126ポイントと大幅なマイナスとなっています。したがってスワップポイント狙いには不向きであるといえます。USD/ZAR2023年4月現在、主要な海外FX業者のUSD/ZARのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)-1710.00(タイタンエフエックス)-23984.6(エックスエムトレーディング)-30514.9(ビッグボス)-26.4-1.51(ジェネトレード)-30694.7(ランドエフエックス)-38.8-10.8(エフエックスジーティー)-12240.3(アイエスシックスエフエックス)-944153(ミルトンマーケッツ)-40089.4(マイエフエックスマーケット)-214116(ゲムフォレックス)-325125(トレーダーズトラスト)-23922.9(エイチエフエム)1.00-126(イージーマーケッツ)-285-128(トレードビュー)-22993.3(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショート-1710.00Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート-23984.6XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート-30514.9BigBoss(ビッグボス)ロングショート-26.4-1.51GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-30694.7Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート-38.8-10.8FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート-12240.3IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート-944153Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-40089.4MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート-214116GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート-325125Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート-23922.9HFM(エイチエフエム)ロングショート1.00-126easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート-285-128Tradeview(トレードビュー)ロングショート-22993.3CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなしUSD/ZARでは、ショートポジションのスワップポイントが大幅なプラスとなっており、最も高かったのはMYFX Marketsの116ポイントでした。一方でロングポジションのスワップポイントはHFM(エイチエフエム)を除く全ての海外FX業者でマイナスです。MXN/JPY2023年4月現在、主要な海外FX業者のMXN/JPYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)0.00-29.2(タイタンエフエックス)2.59-3.18(エックスエムトレーディング)なしなし(ビッグボス)-1.71-6.76(ジェネトレード)なしなし(ランドエフエックス)なしなし(エフエックスジーティー)なしなし(アイエスシックスエフエックス)なしなし(ミルトンマーケッツ)0.68-2.41(マイエフエックスマーケット)なしなし(ゲムフォレックス)0.63-1.18(トレーダーズトラスト)なしなし(エイチエフエム)なしなし(イージーマーケッツ)なしなし(トレードビュー)なしなし(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショート0.00-29.2Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート2.59-3.18XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショートなしなしBigBoss(ビッグボス)ロングショート-1.71-6.76GeneTrade(ジェネトレード)ロングショートなしなしLand-FX(ランドエフエックス)ロングショートなしなしFXGT(エフエックスジーティー)ロングショートなしなしIS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショートなしなしMilton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート0.68-2.41MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショートなしなしGEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート0.63-1.18Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショートなしなしHFM(エイチエフエム)ロングショートなしなしeasyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショートなしなしTradeview(トレードビュー)ロングショートなしなしCryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなしメキシコペソの政策金利は11%であり、高金利通貨ペアとして有名です。しかし対クロス円では、ロングポジションのスワップポイントが、最大でTitan FX(タイタンエフエックス)の2.59ポイントと、USD/JPYよりも低い結果となりました。またショートポジションのスワップポイントは全てのFX業者でマイナスであり、Exness(エクスネス)の-29.2ポイントが最小値となっています。USD/MXN2023年4月現在、主要な海外FX業者のUSD/MXNのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)-4570.00(タイタンエフエックス)-693239(エックスエムトレーディング)-785114(ビッグボス)-67.7-1.67(ジェネトレード)-37778.7(ランドエフエックス)-74.0-2.00(エフエックスジーティー)-37490.0(アイエスシックスエフエックス)-474111(ミルトンマーケッツ)-41096.0(マイエフエックスマーケット)-574150(ゲムフォレックス)-504195(トレーダーズトラスト)-57985.9(エイチエフエム)-337159(イージーマーケッツ)-397-16.4(トレードビュー)-545391(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショート-4570.00Titan FX(タイタンエフエックス)ロングショート-693239XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート-785114BigBoss(ビッグボス)ロングショート-67.7-1.67GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-37778.7Land-FX(ランドエフエックス)ロングショート-74.0-2.00FXGT(エフエックスジーティー)ロングショート-37490.0IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート-474111Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-41096.0MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショート-574150GEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショート-504195Traders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート-57985.9HFM(エイチエフエム)ロングショート-337159easyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショート-397-16.4Tradeview(トレードビュー)ロングショート-545361CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなしUSD/MXNはショートポジションが大幅なプラスのスワップポイントとなっており、最も高いのは、Tradeview(トレードビュー)の361ポイントでした。一方でロングポジションのスワップポイントはすべての海外FX業者がマイナスです。特にMYFX Marketsは-574ポイントと、大きなマイナスとなっているため、USD/MXNでロングポジションを保有する際は注意が必要です。TRY/JPY2023年4月現在、主要な海外FX業者のTRY/JPYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)なしなし(タイタンエフエックス)なしなし(エックスエムトレーディング)なしなし(ビッグボス)0.53-0.67(ジェネトレード)なしなし(ランドエフエックス)なしなし(エフエックスジーティー)1.14-11.5(アイエスシックスエフエックス)1.12-7.53(ミルトンマーケッツ)1.80-9.31(マイエフエックスマーケット)なしなし(ゲムフォレックス)なしなし(トレーダーズトラスト)なしなし(エイチエフエム)なしなし(イージーマーケッツ)なしなし(トレードビュー)なしなし(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショートなしなしTitan FX(タイタンエフエックス)ロングショートなしなしXMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショートなしなしBigBoss(ビッグボス)ロングショート0.53-0.67GeneTrade(ジェネトレード)ロングショートなしなしLand-FX(ランドエフエックス)ロングショートなしなしFXGT(エフエックスジーティー)ロングショート1.14-11.5IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート1.12-7.53Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート1.80-9.31MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショートなしなしGEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショートなしなしTraders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショートなしなしHFM(エイチエフエム)ロングショートなしなしeasyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショートなしなしTradeview(トレードビュー)ロングショートなしなしCryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなし全ての海外FX業者でTRY/JPYのロングポジションのスワップポイントはプラス、ショートのスワップポイントがマイナスです。しかしロングポジションのスワップポイント最大値はMilton Markets(ミルトンマーケッツ)の1.80ポイントと、それほど高い水準ではありません。USD/TRYは最もスワップポイントが高い2023年4月現在、主要な海外FX業者のUSD/TRYのスワップポイントは以下の表のとおりです。業者名ロングショート(エクスネス)なしなし(タイタンエフエックス)-1700-634(エックスエムトレーディング)-297558.4(ビッグボス)-979-77.6(ジェネトレード)-597143(ランドエフエックス)なしなし(エフエックスジーティー)-1700146(アイエスシックスエフエックス)-2133112(ミルトンマーケッツ)-22325.0(マイエフエックスマーケット)なしなし(ゲムフォレックス)なしなし(トレーダーズトラスト)-750101(エイチエフエム)なしなし(イージーマーケッツ)なしなし(トレードビュー)-846588(クリプトジーティー)なしなしExness(エクスネス)ロングショートなしなしTitan FX(タイタンエフエックス)ロングショート-1700-634XMTrading(エックスエムトレーディング)ロングショート-297558.4BigBoss(ビッグボス)ロングショート-979-77.6GeneTrade(ジェネトレード)ロングショート-597143Land-FX(ランドエフエックス)ロングショートなしなしFXGT(エフエックスジーティー)ロングショート-1700146IS6FX(アイエスシックスエフエックス)ロングショート-2133112Milton Markets(ミルトンマーケッツ)ロングショート-22325.0MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)ロングショートなしなしGEMFOREX(ゲムフォレックス)ロングショートなしなしTraders Trust(トレーダーズトラスト)ロングショート-750101HFM(エイチエフエム)ロングショートなしなしeasyMarkets(イージーマーケッツ)ロングショートなしなしTradeview(トレードビュー)ロングショート-846588CryptoGT(クリプトジーティー)ロングショートなしなしUSD/TRYのショートポジションのスワップポイントは、Titan FXとBigBoss(ビッグボス)を除く全てのFX業者でプラスです。Tradeviewの588ポイントが最も高く、マイナー通貨ペアの中で最も高い数値となっています。一方でロングポジションは全てのFX業者がマイナスであり、特にXMTrading(エックスエムトレーディング)は-2975ポイントとマイナー通貨ペアの中で最も大幅なマイナスです。マイナー通貨ペアの値動きに注意マイナー通貨ペアは取引量が少なく、値動きが激しいため、スワップポイント狙いで長期的にポジションを保有する際は、値動きに注意が必要です。スワップポイントが大幅なプラスであっても為替損益によりトータルでマイナスになってしまう可能性があります。MYFX Marketsのスワップポイントが高い各海外FX業者のスワップポイントを比較したところ、MYFX Markets(マイエフエックスマーケット)が多くの銘柄でスワップポイントの水準が高い結果となりました。マイナー通貨ペアに関しては、Tradeview(トレードビュー)が圧倒的にスワップポイントが高いようです。またマイナー通貨ペアのスワップポイントを狙う際は、クロス円ではなく、ドルストレートのショートポジションを保有するのが最適であることがわかりました。スワップポイントはプラスの場合収益として得られますが、マイナスの場合利益を圧迫する原因となります。そこでマイナススワップポイントのポジションでも問題なくトレードができるよう、各FX業者でスワップフリー口座の導入が進んでいます。スワップの変動に影響を受けずに、安定したトレードをしたい場合は利用するとよいでしょう。現時点の詳しいスワップポイントは以下のツールでご確認ください。参照:https://myforex.com/ja/swap/
Bybitカードが日本上陸か?Bybitのデビットカードの使い道や注意点を解説

Bybitカードが日本上陸か?Bybitのデビットカードの使い道や注意点を解説

update2023.05.23 19:30

Bybitカードは、大手取引所Bybit(バイビット)が発行する仮想通貨(暗号資産)デビットカードです。欧州で利用されており、2023年7月に日本上陸との噂がTwitter(ツイッター)上で出回っています。当記事では、Bybitカードのメリット・デメリットやその使い方などを解説していきます。目次[非表示]Bybitカードとは日本居住者の利用Bybitカードの申請方法Bybitカードの申請条件Bybitカードのメリット・デメリットBybitカードのメリットBybitカードのデメリットBybitカードの使い方や注意点バーチャルカード資金の管理残高不足の場合利用上限ATMの引き出し上限Bybitカードに関するよくある質問Bybitカードの有効期限は?利用明細はありますか?タッチ決済はできますか?報酬プログラムのポイントはどうやったら貯まりますか?リワードマーケットではなにが貰えますか?Bybitカードの今後Bybitカードの日本上陸は実現するかBybitカードとは画像引用:BybitBybitカードは、大手取引所Bybit(バイビット)が発行する仮想通貨デビットカードです。Bybitアカウント内の仮想通貨を使い、マスターカードのネットワークを活用して法定通貨で決済します。また、現物のデビットカードの他にバーチャルカードも用意されており、オンラインでの決済に便利です。クレジットカードは、仮想通貨取引所やウォレットへの入金手段としても用いられております。もし、Bybitカードが日本居住者の利用に対応すれば、活用シーンが増えるかもしれません。日本居住者の利用当記事執筆時点(2023年5月23日)で、Bybitカードは英国およびEEAの居住者向けに発行されており、日本居住者は対象外となっています。EEAとはEEAは、European Economic Areaの略称です。EU加盟国とノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインを指します。しかしTwitter上では、日本居住者も使えるようになるとの噂が流れています。Bybitカードの申請方法Bybitカードの申請はBybitのWebサイトから可能で、次の3つのステップで完了します。カードタイプの選択ユーザー情報の確認セキュリティの設定Bybitカードの申請条件Bybitカードを申請するには、以下の条件を満たす必要があります。電話番号の登録メールアドレスの登録Google Authenticatorの設定LV1とLV2のKYC完了KYCとはKYCとは「Know Your Customer」の略称です。金融犯罪などのリスクを回避するために、金融機関が顧客に個人情報の提出を求めます。Bybitカードのメリット・デメリットBybitカードは、次のようなメリット・デメリットがあります。Bybitカードのメリット全世界で使えるBybitカードは9,000万以上のマスターカード加盟店で利用できます。幅広い仮想通貨で決済ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など5つの仮想通貨に対応しています。将来的にさらに多くの仮想通貨に対応する見通しです。強固なセキュリティマスターカードの強固なセキュリティを利用しています。年中無休のカスタマーサポートBybitカードのカスタマーサポートは24時間年中無休で、いつでも専用窓口に問い合わせできます。報酬プログラムBybitカードで決済するとポイントが付与され、ボーナスやクーポン等に引き換えできます。利益をそのまま使えるBybit(バイビット)の取引などで得た利益をそのまま使えます。銀行口座に引き出す必要はありません。Bybitカードのデメリット税金Bybitカードは仮想通貨を現金化して支払いをします。その際に実現益が出ると課税対象になります。手数料Bybitカードの利用には手数料がかかります。為替手数料:マスターカードの為替手数料+0.5%両替手数料:Bybitが提示するレート+0.9%クレジットカードの手数料は安いとはいえず、それに加えて別途手数料が必要です。Bybitカードの使い方や注意点Bybitカードは一般的なデビットカードと同じ方法で利用できますが、いくつか注意点があります。バーチャルカードBybit(バイビット)のバーチャルカードは仮想的に発行されるデビットカードで、オンライン決済で利用できます。通常のBybitカードと同様、カード番号や有効期限などが割り当てられています。資金の管理Bybitカードで支払うと、BybitのFunding Accountから資金が引き落とされます。Funding Accountには、5種類の仮想通貨のほか英ポンドとユーロを入金できます。残高不足の場合Funding Accountが残高不足の場合、支払いができません。Funding Accountに資金を追加するには、Bybit内の別アカウントから振り替えるか、仮想通貨を購入するか、外部から入金します。利用上限Bybitカードには利用上限が設けられています。1日の利用上限は5,000ユーロまたは5,000ポンド、1か月の利用上限は50,000ユーロまたは50,000ポンド、1年間の利用上限は250,000ユーロまたは250,000ポンドです。ATMの引き出し上限ATMからの現金引き出しも可能で、こちらも上限が設けられています。Bybitカードに関するよくある質問Bybitカードに関するよくある質問と回答は以下の通りです。Bybitカードの有効期限は?有効期限は3年で、バーチャルカードの有効期限は自動更新されます。利用明細はありますか?利用明細はありません。タッチ決済はできますか?タッチ決済に対応しています。報酬プログラムのポイントはどうやったら貯まりますか?Bybitカードで1ユーロまたは1ポンドを支払うたびに、1ポイントが毎月10日に付与されます。毎月最大12,500ポイントまで貯められ、有効期限は無期限です。リワードマーケットではなにが貰えますか?貯めたポイントは、リワードマーケットで様々な特典と交換できます。例えば、クーポン、エアドロップ、グッズなどがあります。特典の内容は、定期的に更新される予定です。エアドロップエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。Bybitカードの今後Bybit(バイビット)は、2023年2月にバーチャルカード、続く3月に現物カードをリリースしました。その後、2023年4月にリワードマーケットを立ち上げました。2023年第2四半期中にApple PayとGoogle Payに対応予定です。画像引用:Apple Pay, Google PayBybitカードの日本上陸は実現するか日本の仮想通貨規制は世界でも有数の厳しさですが、Bybitカードの日本上陸は実現するでしょうか。今後もBybit(バイビット)の動向には注目です。
トラベルルールとは?TRUSTとSYGNAに二分される取引所に不満噴出

トラベルルールとは?TRUSTとSYGNAに二分される取引所に不満噴出

update2023.05.22 21:00

2023年2月、金融庁はトラベルルールに関する方針を公開しました。2023年6月までに施行される見通しで、取引所からの送金が制限されるため仮想通貨コミュニティから不満が出ています。メタマスクやグローバル展開する取引所を経由させれば、自由に送金できるものの、ユーザーに取っては煩わしいルールでしょう。当記事では、トラベルルールを解説した上で、その影響の回避策などを解説します。目次[非表示]トラベルルールとはトラベルルールに関する法改正国内外の主要な取引所の対応海外取引所の状況国内取引所の状況TRUSTとSYGNAで二分される取引所TRUSTを採用する取引所SYGNAを採用する取引所仮想通貨コミュニティから不満が噴出トラベルルールによる影響の回避策非カストディアルウォレットを経由するオフショア取引所を使うトラベルルール規制が及ぼす影響アンホステッド・ウォレットの制限DeFiの規制強化規制強化はどこまで進むかトラベルルールとはトラベルルールとは、取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。FATFとはFATFは、国際基準の規制を推進する国際組織です。米国や欧州各国など、合計39の国と地域で構成されています。各国の規制を相互審査し、基準に則しているかを判断します。トラベルルールに関する法改正FATFの基準を受けて、金融庁は関連法制の改正案を公表しました。これを受けて、国内各取引所は特定の取引所に仮想通貨を送金する際に、一定の情報を送金先の取引所に通知します。それ以外の場合は送金先への通知義務はありませんが、マネーロンダリングなどのリスクを評価するために情報収集します。国内外の主要な取引所の対応トラベルルールは国際基準であり各国で導入されているものの、全ての取引所が対応しているわけではありません。海外取引所の状況海外取引所では、CoinbaseやKrakenなど大手取引所がトラベルルールに対応しています。しかし、オフショア取引所を中心に、トラベルルールに準拠していない取引所も多数あります。オフショア取引所とはオフショア取引所とは、規制が緩い第三国で設立された取引所を指します。各国の規制当局の許可を得ずにグローバルに事業を展開できること、厳しい規制に縛られないこと、有利な税制を享受できることがメリットです。国内取引所の状況日本国内では、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が中心となって、トラベルルールの導入が進められています。日本暗号資産取引業協会(JVCEA)とは日本暗号資産取引業協会は、金融庁が承認した自主規制団体です。日本国内で仮想通貨取引業のライセンスを取得するには、協会に加盟すると同時に、定められた規則に従う必要があります。TRUSTとSYGNAで二分される取引所取引所は、トラベルルールに対応するために情報通知システムを導入しています。通知システムはTrustとSYGNAが2大勢力となっており、国内取引所はいずれかのシステムを採用しています。しかし、互換性がなく、トラベルルールに沿った相互間の送金ができません。このためトラベルルール対応開始日(*1)からは、取引所グループが二分される事態になっています。(*1)対応開始日は現状、不明確ですTRUSTを採用する取引所画像引用:coinbaseTRUSTはTravel Rule Universal Solution Technologyの略称で、米コインベースなどによって開発されました。海外取引所が広く採用しており、日本国内でもbitFlyerとCoincheckが導入しています。TRUSTを採用する主な取引所は以下の通りです。bitFlyerCoincheckBinance.USCoinbaseFidelity Digital AssetsGeminiKrakenPaypalSYGNAを採用する取引所画像引用:SygnaSYGNAは台湾のCoolBitXが開発しており、多くの国内取引所が採用しています。SYGNAを採用する主な取引所は以下の通りです。bitbankBitTradeBTCBOXDMMビットコインGMOコインHuobi JapanLINE BITMAXSBI VCトレード楽天ウォレットAscendEXMEXC仮想通貨コミュニティから不満が噴出グループ間で相互に送金できないことに対して、仮想通貨コミュニティからは不満が噴出しています。また、オフショア取引所との入出金が可能なのか、あいまいなままになっており、状況によってはさらに不便になる可能性もあります。トラベルルールによる影響の回避策前述の通り、TRUSTとSYGNAには互換性がないため、相互間の送金ができません。しかし、メタマスクなどの非カストディアルウォレットや、Bybit(バイビット)などのオフショア取引を経由させれば送金可能です。非カストディアルウォレットを経由するメタマスクなどの非カストディアルウォレットを経由すれば、トラベルルールの影響を受けずに入出金できます。例えば、TURSTの取引所Aから自分のメタマスクに送金し、そこからSYGNAの取引所Bに送金します。非カストディアルウォレットとは非カストディアルウォレットは取引所のウォレットなどと異なり、特定の管理者の承認なく利用可能です。仮想通貨の保管だけでなく、DeFi(分散型金融)・ブロックチェーンゲーム・NFTマーケットプレイスなどのDApp(分散型アプリ)にアクセスできます。オフショア取引所を使う非カストディアルウォレットの代わりに、Bybitなどのオフショア取引所を使って、仮想通貨を送金できます。当記事執筆時点(2023年5月22日)において、日本国内の取引所はオフショア取引所への送金を明確に禁じられていない模様です。参考として、国内の大手取引所がどのように説明しているかを引用します。以下はコインチェック(TRUSTを採用)による説明です。トラベルルール対応開始日以降は、・日本と通知対象国の暗号資産交換業者が提供するサービスのうち、「TRUST」を導入しているサービス・通知対象国以外の暗号資産交換業者や、プライベートウォレット(例:Metamaskなど)に送金が可能です。【重要】暗号資産の送金・受取に関するトラベルルール対応のお知らせ - より引用上記の「通知対象国」について、コインチェックは以下のように説明しています。<通知対象国>(予定)アメリカ合衆国、 アルバニア、 イスラエル、 カナダ、 ケイマン諸島、 ジブラルタル、 シンガポール、スイス、 セルビア、 大韓民国、 ドイツ、 バハマ、 バミューダ諸島、 フィリピン、 ベネズエラ、 香港、マレーシア、 モーリシャス、 リヒテンシュタイン、 ルクセンブルク【重要】暗号資産の送金・受取に関するトラベルルール対応のお知らせ - より引用現状「予定」とされておりますので、参考程度の取り扱いとなります。なお所在地が分かりづらいオフショア取引所も存在しており、この点もユーザーの不安感や不明確さにつながっていると考えられます。続いて、bitbank(SYGNAを採用)の説明を見てみましょう。Q.海外の取引所へ送金できなくなるの?法改正後は、一部の海外取引所に暗号資産の直接送金ができなくなります。それら取引所が判明しましたら順次、以下のFAQに追記いたします。暗号資産の直接送付ができない暗号資産交換業者トラベルルールについてのよくあるご質問 - より引用最後に、GMOコインの(SYGNAを採用)説明を記載します。GMOコインは、2023年5月31日からトラベルール対応を開始するし、それ以降は以下の1~3の宛先への送付が可能としています。1. Sygna Hub(またはSygna Bridge)を利用する以下の国内暗号資産交換業者(中略)2. 金融庁が指定する国・地域に属しない外国暗号資産交換業者金融庁が指定する国・地域は以下のウェブサイトをご参照ください。https://www.fsa.go.jp/news/r4/sonota/20230203-2/04.pdf3. Metamaskなどのプライベートウォレット※上記の内容は2023年5月25日時点の情報で、今後変更の可能性があります。トラベルルール対応についてのお知らせ - より引用海外取引所への送金ルールについて、現状は不明確なため、各取引所の公式発表を待つ必要があると言えます。ただし、いずれの取引所もメタマスクなどの個人ウォレットへは送金可能、との見通しです。トラベルルール規制が及ぼす影響トラベルルールの規制が強すぎると、仮想通貨市場に悪影響を及ぼす可能性があります。アンホステッド・ウォレットの制限日本暗号資産取引業協会は、アンホステッド・ウォレットへの送金に関して情報通知義務はないとしています。ただし、各種リスクを評価するために情報収集します。アンホステッド・ウォレットアンホステッド・ウォレットとは、非カストディアル・ウォレットのほか、無登録業者のウォレット、トラベルルールに準拠していない国の取引所のウォレットなど、通知義務の対象とならないウォレットを指します。つまり、オフショア取引所や非カストディアルウォレットが危険だと判断されれば、送金が制限される可能性があります。基準は明らかではなく、仮想通貨コミュニティの懸念となっています。DeFiの規制強化これまで日本はDeFi関連サービスを規制してきませんでしたが、リスク評価によっては規制が強化される可能性があります。過去には、米国でトルネードキャッシュが規制された例もあります。ミキシングサービスとはミキシングサービスは、複数の送金を混ぜ合わせて、仮想通貨の出所を分かりにくくするサービスです。ミキシングサービスを利用すれば、送金する仮想通貨を集約・再分配し、入出金の紐付けを断ちながらの取引が可能です。規制強化はどこまで進むか仮想通貨は犯罪利用の可能性があるとされ、国際的な規制が議論されてきました。その結果、KYCの導入やオフショア取引所の排除など、世界各国で仮想通貨市場の規制が強まっています。日本でも規制強化が進んでいますが、この流れはどこまで続くでしょうか。
仮想通貨FMBがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

仮想通貨FMBがBybit Web3 IDOに登場!参加方法を解説

update2023.05.19 21:00

2023年5月16日、Bybit(バイビット)はトークンセールイベントのBybit Web3 IDOに、仮想通貨(暗号資産)FMBが登場することを発表しました。FMBは「Flappymoonbird」というブロックチェーンゲームで使われる仮想通貨です。上場イベントに参加申請できるのは、5月16日午後7時から5月19日午後7時(日本時間)となっています。本記事では仮想通貨FMBの特徴とIDO参加方法を紹介します。目次[非表示]仮想通貨FMB(Flappymoonbird)とは仮想通貨FMBの使い道ガバナンストークンユーティリティトークンBybit Web3 IDOの仕組みBybit Web3 IDOへの参加方法参加条件とスケジュールIDOのコミット期間IDOの抽選公開および購入期間Bybit Web3 IDOに参加する手順注目サービスとなるか仮想通貨FMB(Flappymoonbird)とは仮想通貨FMBは、Flappymoonbirdというブロックチェーンゲームが発行する独自トークンです。NFTコレクション「MoonBird(ムーンバード)」を彷彿とさせる鳥がテーマとなっており、カジュアルゲームのメタバースプロジェクトとなっています。また、無料でプレイできる「Free to Play」のNFTゲームであることも特徴の一つといえるでしょう。マルチチェーン対応しており、当記事執筆時点(2023年5月18日)ではイーサリアムとBNBチェーン上で開発されています。画像引用:Flappy MoonBirdFlappymoonbirdでは、複数のゲームを開発しています。現状では「Racing Birds」「FlappyMoonBird」という2種類のゲームがプレイ可能ですが、2023年中には20種類以上のゲームのローンチを目指しています。ゲーム内容はプレイするタイトルによって異なりますが、報酬として仮想通貨FMBを獲得できる点は共通です。仮想通貨FMBの使い道仮想通貨FMBの使い道としては、以下の2つが挙げられます。ガバナンストークンユーティリティトークンガバナンストークン仮想通貨FMBは、Flappymoonbirdにおけるガバナンストークンとして機能します。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。仮想通貨FMBを保有することで、コミュニティの運営方針に対する投票権が付与される見込みです。ユーティリティトークン仮想通貨FMBは、ユーティリティトークンとしての機能も持っています。今後、Flappymoonbirdのエコシステムの拡大に伴い、より広く使用、消費されると考えられるでしょう。また、ゲームをプレイして獲得したFMBを他の仮想通貨と交換したり、法定通貨に換金すること(Play to Earn)も可能です。Play to EarnとはPlay to Earnとは、遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。Play to Earnから派生したMove to Earn(運動して稼ぐ)なども、流行しています。Bybit Web3 IDOの仕組みBybit Web3 IDOがどのようなものかは、IDOの意味を知ると理解しやすくなります。IDOは、企業やプロジェクト側がDEX(分散型取引所)経由で資金を集める仕組みです。取引所を使う投資家には、新規上場トークンを割安で買える機会を提供します。Bybit Web3 IDOは「Bybit Web3」というプラットフォームで行われ、そこで申し込むとトークンを購入できる可能性があるイベントです。Bybit Web3で利用するBybit Walletは、Bybitが秘密鍵を管理する仮想通貨ウォレットです。そのため、Bybit Web3 IDOには中央集権的な要素があり、この点で一般的なIDOとは異なっています。Bybitの現物取引で取り扱われるBybit Web3 IDOへの参加はBybit Web3から行います。ただし、トークンの上場先はBybit Web3内ではなく、通常のBybitの取引所です。Bybit Web3 IDOへの参加方法Bybit Web3 IDOへの参加方法を紹介します。参加条件とスケジュールBybit Web3 IDOの参加条件とスケジュールを紹介します。仮想通貨FMB仮想通貨(暗号資産)FMBの新規上場イベントの概要は以下の通りです。条件等説明抽選に進むための条件スナップショットの平均残高が200 USDC以上(イーサリアムチェーン)購入時に必要な金額100 USDC、ガス代のETH当選アカウント数500 アカウント1人あたり割当数量10,000 FMB(1 FMB = 0.01 USDC)また、イベントは以下の3つの段階に沿って進行していきます。イベントのフェーズ期間・日時(日本時間)IDOコミット期間2023年5月16日午後7時~5月19日午後7時(※1)IDO抽選2023年5月22日午後7時30分公開および購入期間2023年5月22日午後7時30分~5月23日午後7時(※1)残高確認のスナップショットが行われるのは、5月19日午後7時から5月22日午後7時の間です。仮想通貨FMBは上記の段階を経て、Bybit Wallet内にあるUSDCと交換できるようになります。IDOのコミット期間Bybit Web3 IDOに参加するには、コミット期間中に参加申請を行います。参加申請は以下の条件を満たせば行えます。Bybitへの登録Bybit Walletの作成ただし抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高の条件はイベントごとに変わります。FMBの上場イベントでの条件は、スナップショットの平均残高が200 USDC以上(イーサリアムチェーン)であることです。IDOの抽選コミット期間を終えると抽選が行われます。当選者はスマートコントラクトによってランダムに選ばれます。当選したかどうかは、プラットフォーム上などから確認可能です。スマートコントラクトとはスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。公開および購入期間抽選結果が発表された後は、新規トークンの購入ができる期間に移ります。当選した場合は、トークンの割当額が表示され、割安価格(1 FMB = 0.01 USDC)で購入できるようになります。この期間を過ぎた場合、購入は不可となるのでご注意ください。なお、購入数量は全額分となります。当選しなかった場合、今回のイベントではトークンを購入できません。この場合、ネットワーク手数料を支払う必要はありません。Bybit Web3 IDOに参加する手順Bybit Web3 IDOへの大まかな参加方法は、以下の通りです。Bybit Web3 IDOにアクセスコミット期間中に参加申請抽選結果を確認当選した場合はトークン購入より詳しく解説します。手順1下記のボタンからBybitにホーム画面に移行します。Bybitの公式ページ手順2上部メニューから「Web3」にカーソルを合わせて、「Bybit Wallet」をクリックします。手順3Bybit Web3のホーム画面上部にある「IDO」をクリックします。手順4セールに申し込みたいトークンの「詳細を見る」ボタンをクリックします。手順5Bybit Web3 IDOページへの移行後、「IDOにコミット」をクリックします。手順6参加申請が完了すると、以下のような画面になります。参加申請が可能な期間(コミット期間)が終了すると、当選者が決定されます。手順7コミット期間が終了すると、画面の右側から当選したかどうかを確認できるようになります。コミット期間が終了するまでの時間は、画面中央のカウントダウンから確認可能です。手順8抽選に進むには、残高の条件を満たす必要があります。残高が不十分なら入金しておきましょう。入金方法は以下の記事で解説しています。手順9当選した場合は、トークンを割安価格で購入できるようになります。購入期間中に償還(購入)の手続きを進めてください。注目サービスとなるかBybit(バイビット)の人気サービスにローンチパッドがあります。ローンチパッドでは、上場直前に割安価格でトークンを購入できる可能性があります。購入できた場合、上場直後の価格上昇を狙って売り抜けることも可能なので、注目している人も少なくはないでしょう。Bybit Web3 IDOも割安で新規上場予定のトークンが購入できるサービスです。Bybit Web3 IDOは比較的新しいサービスであり、今回の仮想通貨(暗号資産)FMBが4回目の開催となります。どのような結果になるか楽しみですね。
ブルトラップ・ベアトラップとは?発生のメカニズムと見分け方を解説

ブルトラップ・ベアトラップとは?発生のメカニズムと見分け方を解説

update2023.05.19 20:00

FXで利益をあげるためには、市場のトレンドや価格変動を予測する精度を高めていくことが重要です。そのためには、チャート分析が欠かせません。しかし、相場においてはブルトラップやベアトラップといった、トレーダーが行うチャート分析を欺く現象がしばしば起こります。これらの現象をうまく見分けて対処することが、FXで成功するための鍵となるでしょう。当記事では、ブルトラップやベアトラップが発生するメカニズムから見分け方まで掘り下げて解説します。トレーダーが警戒すべきブルトラップとベアトラップの特徴を理解して、今後のトレードに生かしましょう。目次[非表示]ブルトラップとベアトラップの概要ブルトラップとはベアトラップとはブルトラップ・ベアトラップの仕組みブルトラップ・ベアトラップのチャート事例重要ラインのブレイクアウト後の反転一時的なトレンド形成後の反転イベント要因による急な動きからの反転なぜブルトラップ・ベアトラップが発生するのか?「利益を奪い合う」というトレードの性質機関投資家や大口投資家の行動ブルトラップ・ベアトラップの見分け方ラインブレイク後の動きローソク足のパターン上位足のトレンドブルトラップ・ベアトラップとの付き合い方巻き込まれたときにどうするかが大切逆に利益を狙うこともできる他のトレーダーのポジションを意識しようブルトラップとベアトラップの概要まずは、ブルトラップ・ベアトラップとはどのような値動きなのか説明します。ブルトラップとはブルトラップとは、市場参加者の多くが価格が上昇すると予想するような動きが発生した後に、実際には価格が下落してしまう現象です。チャート分析に基づいて素直に買いでエントリーした多くのトレーダーは、損失を出すことになってしまいます。ちなみに「ブル」とは、強気相場を示す投資に関する専門用語です。これを踏まえてブルトラップを言い換えると、「強気相場と見せかけたトラップ(罠・落とし穴)」ということになります。このトラップに引っかかってしまうと、そのまま下落が加速、大きく進行して、大きな損失につながることもあります。ブルトラップは、トレーダーにとって非常に厄介な現象といえるでしょう。ブル(Bull)の語源「ブル」は、英語で雄牛を意味する "bull" からきています。雄牛は、角を持ち上げるような動きで攻撃を行うことから、相場が上昇することを期待する強気な投資家や状況を指す言葉として使われるようになりました。ベアトラップとは一方でベアトラップは、市場参加者の多くが価格が下落すると予想するような動きが発生した後に、実際には価格が上昇していく現象です。こちらもチャート分析に基づいて素直に売りエントリーしたトレーダーが、軒並みやられてしまうような動きをします。なお「ベア」とは、弱気相場を示す相場の専門用語です。そのため、ベアトラップは「弱気相場と見せかけたトラップ」ということになります。このトラップに引っかかってしまうと、やはり強い上昇に巻き込まれて大きな損失を出すことになるかもしれません。トレードする際には、ベアトラップにも注意することが大切です。ベア(Bearl)の語源「ベア」は、英語で熊を意味する "bear" からきています。熊は、前脚で獲物を押さえつけるように攻撃を行うことから、相場が下落することを期待する弱気な投資家や状況を指す言葉として使われるようになりました。ブルトラップ・ベアトラップの仕組みブルトラップやベアトラップのような現象が起こる背景には、トラップに引っかかったトレーダーの行動があります。ここでは、ブルトラップが発生した相場においてトレーダーがどう動くのかに注目してみましょう。ブルトラップの初期段階は、テクニカル分析的には上昇トレンドの発生を示すようなチャートとなり、多くのトレーダーが買いエントリーしてポジションを抱えた状態です。しかし、その後に買いで参入するトレーダーが続かず、相場は反転して下落を始め、彼らのポジションには含み損が発生していきます。すると、含み損に我慢できなくなったトレーダーが、イグジットの売りを出し始めます。つまり、トラップに引っかかったトレーダー自身のイグジット注文が、反対方向への動きを後押しする原動力になってしまうのです。下落すればするほど上昇トレンドをあきらめるトレーダーが出てきて、下落が大きく進行してしまうこともあります。ブルトラップとベアトラップという現象を考える上で、このメカニズムは非常に重要なポイントといえるでしょう。ブルトラップ・ベアトラップのチャート事例ブルトラップやベアトラップの典型的なパターンとしては、以下のような例が考えられます。重要ラインのブレイクアウト後の反転一時的なトレンド形成後の反転イベント要因による急な動きからの反転では、それぞれについて実際のチャート事例を使って見ていきましょう。重要ラインのブレイクアウト後の反転下のチャートは、USDJPYの1時間足チャートです。前半は順調に上昇する相場ですが、後半は流れが変わって一気に下落する相場へと変わっていっています。このチャートを見てみると、強い上昇を続ける中で、赤いラインで引いたAの高値ラインをBでブレイクして、さらなる上昇をうかがわせる動きとなっています。しかし、ブレイク後は一気に反転下落となり、そのままCで直近安値を割り込むと、そのまま大きく下落するブルトラップとなりました。もともと上昇トレンドだったということもあり、乗り遅れた多くのトレーダーがBでブレイクするところで買いエントリーしたことが想定されます。しかし、ここが買いが入るピークとなり、Cでトレンド転換が確定すると、それまでたまった買いポジションの決済が集中して、下落の勢いが加速したという流れです。ブレイクアウトとはブレイクアウトとは、直近の高値や安値、レジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)などを突破したことを契機として、その方向への値動きが一気に加速することです。相場に明確な流れが生まれるサインとして広く知られています。一時的なトレンド形成後の反転下のチャートは、EURUSDの15分足チャートです。全体が大きな流れ(1時間足レベル)で下落トレンドが発生している中で、黄色い矢印の局面は調整の動きで上に戻しています。Dの赤い四角に注目すると、強い下落の動きが出ていました。まさにここから下落が再開すると思わせるような動きで、売りでエントリーしたくなる局面です。しかし、これは一時的な下落で終わり、その後も上に戻す流れが長い間続くベアトラップとなりました。最終的に下落を再開したものの、ここでの売りポジションは長時間の含み損を抱えることとなり、撤退したトレーダーも多かったでしょう。そういった決済の動きも背景にあり、下落トレンドの中で上に大きく戻したことが推測されます。イベント要因による急な動きからの反転下のチャートは、EURUSDの1分足チャートです。赤いラインは米国の消費者物価指数(CPI)の発表が行われたタイミングで、結果を受けて相場が大きく乱高下していることが分かります。細かく見ると黄色の矢印で示したように、下落→上昇→下落という流れです。初動ではEへと強く下落していますが、これはベアトラップとなりFまで大きく反転上昇しています。さらにはこの反転上昇もブルトラップとなり、Gにかけて上昇分を全て打ち消す下落が起こりました。短期的な動きに乗ろうと飛び乗ったトレーダーは、このベアトラップとブルトラップの乱高下によって厳しい結果になっているかもしれません。こういった激しい動きが起こっている背景には、トラップに引っかかったトレーダーのポジションの決済注文があると考えられます。なぜブルトラップ・ベアトラップが発生するのか?実際のチャートを見てきましたが、まさに「これから上昇するぞ」あるいは「これから下落するぞ」というタイミングで反転していることが分かります。なぜこういったトレーダーを引っかけるような現象が起こるのか、理由としては次のような点が挙げられるでしょう。利益の奪い合うというトレードの性質機関投資家や大口投資家の行動それでは、それぞれについて見ていきます。「利益を奪い合う」というトレードの性質勝つトレーダーは、安く買って高く売ることで利益をあげていきます。取引は相手がいないと成立しないので、このトレーダーに安く売ったトレーダーと、このトレーダーから高く買ったトレーダーが存在しているはずです。このことを踏まえると、勝つトレーダーがいるということは負けるトレーダーがいるということであり、トレードには利益を奪い合うという性質があります。特にFXはゼロサムゲームとも言われ、全体のパイの大きさが変わらない、完全なる利益の奪い合いの世界です。そのため、トレーダーは自分たちの利益を追求して、少しでも優位に立とうと行動します。こういった背景のもと、ブルトラップやベアトラップのようなだまし合いのような動きが、相場においては自然発生しやすいと考えられます。機関投資家や大口投資家の行動機関投資家や大口投資家は、相場の動きに大きな影響を与える力を持っていると考えられます。彼らが短期的な利益を狙って一時的に価格を押し上げたり、押し下げるために一気に注文を出すこともあるでしょう。もちろん機関投資家や大口投資家も、完全に思い通りに相場を動かせるわけではありません。しかし、相場の分岐点になるような局面で彼らがどう動くかは、相場の展開を占う上で大きな要素になってきます。例えば重要なラインをブレイクしたとき、彼らが追随すればトレンドが発生する可能性が高いですし、彼らがはしごを外せばブルトラップやベアトラップが発生するわけです。相場で利益をあげ続ける機関投資家や大口投資家がいるということは、彼らに利益を吸い上げられているトレーダーがいるということです。私たち一般のトレーダーは彼らがどう行動するのかを意識しながら、トラップにはめられないように立ち回る必要があります。機関投資家とは機関投資家とは、顧客から預かった資金を元手に、有価証券や金融商品などに投資することで運用・管理を行っている企業や組織のことです。主に保険会社や銀行、証券会社、投資信託(ファンド)や年金基金などが挙げられます。その運用資金額の大きさから、市場における影響力が強く、為替市場においてはトレンドを作り出すこともあるといわれますブルトラップ・ベアトラップの見分け方ブルトラップやベアトラップを完全に見分けることはできません。しかし、トラップにかかってしまう回数を少しでも減らすために、次のようなポイントを意識するといいでしょう。ラインブレイク後の動きローソク足のパターン上位足のトレンドこちらも、それぞれ解説していきます。ラインブレイク後の動きブルトラップやベアトラップは、サポートラインやレジスタンスラインのブレイク後の動きを観察することで見分けられる場合があります。例えばブルトラップとなる場合には、重要なレジスタンスラインを上方向にブレイクした後に急速に反転下落して、そのままブレイクしたラインを下方向に割っていくパターンです。為替相場では、一度ブレイクされたレジスタンスラインがサポートラインとして機能するケースが数多く見られます。つまり、ブレイクしたラインを割り込んでくるまでは、このラインにサポートされて上昇トレンドが継続する見込みがあるといえるでしょう。ブルトラップでは、ラインブレイクを根拠に買いエントリーしたトレーダーが、あきらめてポジションを決済することで発生します。サポートとして機能するはずのブレイクラインを割り込んできた場合には、買いエントリーしたトレーダーによる投げ売りが集中するため下方向に加速しやすく、ブルトラップになりやすいといえるでしょう。ラインブレイク後の値動きを注意深く観察することで、ブルトラップやベアトラップを見分けられる可能性があります。ローソク足のパターンローソク足の形状や特定のパターンに注目することで、その時々の相場状況を読み取ることも可能です。これを利用して、ブルトラップやベアトラップを見分けられる場合があります。例えば、上昇トレンドが発生しそうな状況で、長い上ヒゲ(ピンバー)が出現しているケースを考えてみましょう。これは、一時的に買い圧力が強まったものの、売り圧力によって価格が押し返されたことを示唆しています。つまり、その後の上昇が続かず、ブルトラップが発生する可能性があるのです。このように、ローソク足のパターンに注目することで、いち早くブルトラップやベアトラップを見分け、適切なトレード判断を行える場合があります。上位足のトレンドブルトラップやベアトラップを見分けるに当たって、上位足のトレンドが参考になる場合があります。これは、上位足でトレンドが継続している相場では、下位足においてもその方向に動く割合が多くなるためです。下位足で下落トレンドが発生しているように見える一方で、上位足において上昇トレンドが継続しているケースで考えてみましょう。この場合、短期的に下落しそうな局面においても、その下落が一時的なもので終わる可能性が高く、ベアトラップが起こりやすいといえます。上記のような状況では短期的な下落につられないように、上位足のトレンドを確認しましょう。全体的な市場の流れを把握し、ベアトラップに巻き込まれないよう注意を払うことが重要です。相場の状況にもよりますが、上位足のトレンドを意識することで、ブルトラップやベアトラップを回避できることがあります。ブルトラップ・ベアトラップとの付き合い方トレードにおいてブルトラップやベアトラップと上手に付き合っていくためのポイントをご紹介します。巻き込まれたときにどうするかが大切前章で紹介したように、ブルトラップやベアトラップを見分けるための工夫は大切です。しかし、不確実性の多い相場において、トラップを完全に見極めることは不可能といえるでしょう。トレードをしていると巻き込まれてしまうことが必ずあります。ブルトラップやベアトラップは、下手をすると大きな損失につながりかねない危険な現象です。そのため、巻き込まれてしまったときには傷が広がらないうちに、ご自身のトレードルールに従って適切かつ迅速に対処しなければなりません。エントリーする際に自分が勝つシナリオだけでなく、ブルトラップやベアトラップが発生するシナリオも、常に想定しておくことが重要です。そうすることで、もし思惑が外れた動きになったときにも、淡々と損切りを行えるようになるでしょう。乱高下が予想される場合はポジションを手仕舞いしようFXでは、大統領選や政策金利発表などの重要なイベントの際には相場が大きく動きます。このようなときにポジションを保有したままでは、値動きの乱高下に巻き込まれてしまう可能性があります。それを防ぐために、大きな値動きが予想されるイベントの前に手仕舞いをする投資家は多いです。また、大型連休や閑散期は、取引量が減少するため、資金力のある機関投資家が一方方向に大量の注文を入れるなど、何らかのきっかけでレートが平時よりも大きく動くリスクがあるため、連休や閑散期前にも手仕舞いする投資家も多いです。逆に利益を狙うこともできるブルトラップやベアトラップは多くのトレーダーの裏をかくような動きですが、これを利用することもできます。つまり、ブルトラップやベアトラップをサインと考えて利益を狙うのです。ブルトラップ・ベアトラップをトレードに利用するには、チャートを分析して他のトレーダーの行動や心理を読む必要があります。「現在、他のトレーダーはどういうポジションを持っている人が多く、相場がこういう展開になると彼らは逃げたくなるはず」といった具合です。うまくいけば他のトレーダーが損切りを行う中で、自身の利益を拡大していくことができるでしょう。もちろんいつもうまくいくとは限りませんが、ぜひ押さえておきたいテクニックのひとつです。他のトレーダーのポジションを意識しよう今回はブルトラップやベアトラップをテーマに、実際のチャートも使いながら説明してきました。まるでトレーダーを騙すような値動きにも見えますが、市場参加者の心理や行動を読み解いていくと起こるべくして起こる現象であることが分かります。チャート分析において、ブルトラップやベアトラップを見分ける重要なポイントとなるのが、含み損を抱えているトレーダーのポジションです。ブルトラップ・ベアトラップを回避するには、他のトレーダーがどう行動するのかという点も考慮した上で、エントリーすべきかどうか判断する必要があります。ブルトラップやベアトラップを上手く見極められるようになれば、トレーダーとしてさらに成長できるでしょう。
Land-FXがコピートレードサービスの提供を開始!

Land-FXがコピートレードサービスの提供を開始!

update2023.05.19 19:00

トレーダーに有利な取引環境でユーザーの支持を集める海外FX業者のLand-FXが、コピートレードサービスの提供を開始したことを発表しました。コピートレード用の口座は、既存の口座とは取引条件が異なります。また、コピーする側のユーザーは通常の取引コストとは別に、成功報酬を支払う必要があります。コピートレードサービスの利用を検討している方は、各種条件をしっかり確認しておきましょう。目次[非表示]コピートレードとは?コピートレード口座のスペックLand-FXのコピートレードの条件取引をコピーする手順優れた取引環境を提供するLand-FXFX初心者でも利益を得られるコピートレードとは?コピートレードとは、特定のトレーダーの取引をリアルタイムでコピーして、自分の口座で実行できるサービスです。成績の良いトレーダーをフォローすれば、FXに慣れていない方でも、安定して利益をあげられる可能性があります。FX業者によって呼び方はことなりますが、Land-FXでは取引をコピーされる側のトレーダーをリーダー、コピーする側のトレーダーをフォロワーと呼びます。フォロワーは、利益の一部を報酬としてリーダーに支払います。報酬の割合はリーダーによって異なるので、事前に確認しておくことが重要です。Land-FX以外にも、Titan FXやExness、GEMFOREXなどの海外FX業者も同様のサービスを提供しています。コピートレード口座のスペックコピートレードを利用するには、専用の口座を開設する必要があります。基準通貨ドル、円取扱銘柄【FX/通貨ペア】:65【CFD/貴金属】:2【CFD/株価指数】:11【CFD/エネルギー】:3最大レバレッジ500倍最小/最大エントリーロット数最小0.01ロット/最大10ロットマージンコール/ストップアウト50%/30%取引ツールMetaTrader4MetaTrader52023年5月10日時点コピートレード口座は、FXと貴金属、株価指数、エネルギーの4種類の銘柄の取引に対応しています。最大レバレッジは500倍で、フォロワーは最大で10ロットの取引をコピーできます。10ロットを越える取引はコピーされないので注意しましょう。Land-FXのコピートレードの条件コピートレードで利益が出た場合、フォロワーはリーダーに成功報酬を支払います。コピー方式評価預託残高基準:リーダーとフォロワーの預託残高に基づいてコピーされる取引量が決まる方式比率基準:フォロワーが設定した比率を元にコピーされる取引量が決まる方式成功報酬最大70%最低入金額リーダーが設定取引のコピー方式は、預託残高をベースに取引量を決定する評価預託残高基準方式と、フォロワーが取引量を設定する比率基準の2種類に対応しています。成功報酬はリーダーが設定することができ、最大で利益の70%です。毎月第2週・第4週に利益が計算され、決済が完了したポジションの利益に基づいて成功報酬が算出されます。口座残高がリーダーが設定した最低入金額より少ない場合、取引をコピーすることはできません。また、入金方法によって、最低入金額が異なるので注意しましょう。取引をコピーする手順先述のとおり、コピートレードを利用するには、専用口座を開設する必要があります。すでにLand-FXの口座を持っている場合でも、コピートレード口座を開設するには、再度本人確認が必要です。手順1Land-FXのコピートレードページへアクセスし、「コピーを開始する」をクリックします。Land-FXのコピートレードページ手順2「フォロワー口座を開設する」を選択して、「次へ」をクリックします。手順3必要事項を入力し、「コード送信」をクリックします。登録したメールアドレスに認証行動が送信されるので、コードを入力して認証を完了させましょう。認証が完了したら「口座開設を完了する」をクリックします。番号項目名説明1メールアドレスメールアドレスを入力します。2名名前を入力します。3姓苗字を入力します。4生年月日生年月日を西暦で入力します。5携帯電話番号携帯電話番号を入力します。6国籍国籍を選択します。7レバレッジコピートレード口座の最大レバレッジを選択します。8通貨基準通貨を選択します。9プラットフォームMetaTraderのバージョンを選択します。10IB Code(任意)必要な場合はIBコードを入力します。必須項目ではありません。手順4口座番号やパスワードなどが表示されます。「ログイン」をクリックしてマイページへ移動します。手順5本人確認のための書類をアップロードします。「身分証明書 未承認」か「住居証明書 未承認」をクリックします。手順6書類アップロードの本人確認書類右の「検索」をクリックして、ご自身の運転免許証かパスポートの画像を選択します。検索ボタン横の「提出」をクリックします。手順7住居証明書の必要事項を入力します。入力後、本人確認書類右の「検索」をクリックして、住所を確認できる書類の画像を選択し、「提出」をクリックします。番号項目名説明1国家お住まいの国を選択します。2市区町村市区町村を入力します。3都道府県都道府県を入力します。4郵便番号お住まいの地域の郵便番号を入力します。5番地、建物名など住所の番地・建物名などを入力します。手順8書類が承認されると書類のステータスの状態に「承認」と表示されます。手順9「リーダーボード」をクリックすると、リーダーの一覧が表示されます。各リーダーのタイルをクリックすると詳細な情報を確認できます。手順10リーダー詳細ページの「コピー開始」をクリックすると、コピートレードが開始されます。優れた取引環境を提供するLand-FXLand-FXは優れた取引環境がユーザーに支持されている海外FX業者です。海外FX業者の中でも狭いスプレッドでレートを配信しています。口座タイプスタンダード口座プライム口座ECN口座スワップフリー口座コピートレード口座最大レバレッジ無制限(ECN口座は1,000倍)取引銘柄【FX/通貨ペア】:65【CFD/貴金属】:2【CFD/株価指数】:11【CFD/エネルギー】:3取引ツールMetaTrader4MetaTrader52023年5月10日時点ECN口座では取引手数料がかかりますが、スプレッドが狭いためトータルの取引コストを抑えられます。また、スワップフリー口座も用意されているので、スプレッドよりもスワップによるコストを抑えたいスイングトレーダーにも向いている海外FX業者といえるでしょう。常設のボーナスは提供していませんが、取引コストを抑えられる点がLand-FXの魅力です。そのほか、コールバックを申請すれば、日本語による電話でのサポートも受けられます。初めて海外FX業者を利用するユーザーでも使いやすい業者といえるでしょう。FX初心者でも利益を得られるコピートレードサービスを利用すれば、FX初心者でも安定して利益を得られる可能性があります。実力のあるトレーダーの取引を参考にすれば、自身のトレードスキルの向上にも役立つでしょう。一方で、フォロワーとしてコピートレードサービスを利用する場合、リーダーのトレード成績を事前に確認しておくことが重要です。利益率だけではなく、運用期間やドローダウンなどもしっかりチェックした上で、フォローするリーダーを選びましょう。
BitDAOがMantleにブランド変更|仮想通貨MNT誕生へ

BitDAOがMantleにブランド変更|仮想通貨MNT誕生へ

update2023.05.18 21:00

2023年5月12日、BitDAOで提案「BIP-21」に対する投票が始まりました。これが可決されれば、BitDAOはMantleにブランド変更となります。加えて、仮想通貨BITは新トークン(Mantleトークン)と交換される見通しです。当記事執筆時点(2023年5月17日)で、BIP-21には賛成票が集中しており、可決されるのが決定的となっています。変更は決定に、仮想通貨MNT誕生Mantleへのブランド変更は、2023年5月19日に可決されました。その後ブランド移行が進められており、仮想通貨MNT(Mantleトークン)の仕様なども議論されています。MNTに関する情報はTwitter(@0xMantle)などで共有されています。目次[非表示]BitDAOとはBitDAOがMantleにブランド変更へブランド変更に関する提案の詳細1つのブランド、1つのトークントークン交換プロセストークノミクスの簡略化現時点での方向性トークンの設計トークンの交換トークノミクスの簡略化ガバナンス既存のプロジェクトWebサイト仮想通貨BITの買い方BybitでBITを購入する方法エコシステムの拡大に期待BitDAOとはBitDAOは、大手取引所Bybitが支援するDAOです。DeFi(分散型金融)関連プロジェクトに投資し、同分野の発展への貢献を目的としています。DAOとはDAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「分散型自立組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。中央集権型の組織と比較して民主的で透明性が高いと見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用されています。また、BitDAOが発行する仮想通貨BITは、Bybitのローンチパッド等で利用できます。なお、BitDAOはBITをガバナンストークンとしており、BIT保有者は改善提案(BIP)に投票してBitDAOの運営に関与できます。BitDAOがMantleにブランド変更へBitDAOのブランド名変更がBIP-21で提案されました。投票は2023年5月12日から5月19日まで受け付けられています。当記事執筆時点(2023年5月17日)でまだ結果は出ていませんが、約1億8,600万票が賛成に投票されています。反対票は1,000票以下となっており、ほぼ100%に近い割合で賛成多数となっています。このまま賛成多数で投票が締め切られれば、BitDAOのブランドがMantleに変更となります。ブランド変更に関する提案の詳細今回の提案の理由は、BitDAO本体と主力製品の間でコミュニティなどが分断されており、能力を十分に発揮できていないためです。ブランド変更が実現すれば、より統合的なブランド戦略が展開可能になると考えられます。新しいブランド名はMantleです。MantleはBitDAOが手がける主要な製品で、イーサリアム(ETH)のレイヤー2として開発されています。画像引用:MantleMantleはメインネットのリリースが近付いており、今回の改善提案はそれに合わせたものだと考えられます。1つのブランド、1つのトークンBitDAOのブランド変更にあたって、「1つのブランド、1つのトークン」の原則が適用されます。具体的には、BitDAOエコシステム、DAO、レイヤー2ブロックチェーンが全てMantleのブランドで統一されます。加えて、BITに代わる新しい仮想通貨としてMantleが導入されます。取引所などに登録されるティッカーシンボルは未定です。仮想通貨MantleはBITの機能を受け継ぎ、DAOやMantleブロックチェーンで利用可能です。WebサイトやDAOなどへのアクセスは、「Bitdao.io」から「Mantle.xyz」のドメインネームへと移管されます。しかし、名称の変更だけなので、DAOや資金管理の方法は既存のBitDAOの仕組みと同じです。トークン交換プロセスBIT保有者は、BITとの交換で仮想通貨Mantleを獲得できます。仮想通貨Mantleの設計や交換メカニズム、方法などは後日公開される予定です。交換比率「1:3.14」が提案される2023年5月23日時点、「1BITあたり、3.14MNT」という交換比率が提案されています。BITの上場廃止やMNTの上場、Mantleメインネット公開のタイミングも議論中です。詳細は以下のツイートなどから確認できます。The following actions are proposed:1️ The Mantle token, $MNT, shall incorporate functions analogous to the "Upgradability" and "Mint" functions of the $ARB and $OP tokens.2️ The one-way token conversion ratio shall be set at 1 $BIT token to 3.14 $MNT tokens.— BitDAO (@BitDAO_Official) May 22, 2023トークノミクスの簡略化BIP-21では、Mantleブロックチェーンの船出に合わせて、トークノミクスの簡略化が提案されています。具体的には、BIP-20の決定事項(BybitからBitDAOへのBIT提供)などを前倒しします。BIP-20では、以下のペースでBybitからBitDAOにBITが提供されることが可決されていました。期間毎月のBIT提供数量年間合計数量最初の12か月間120,000,0001,440,000,000次の12か月間60,000,000720,000,000その次の12か月間30,000,000360,000,000その次の12か月間15,000,000180,000,000合計2,700,000,000毎月のBIT提供数量最初の12か月間120,000,000次の12か月間60,000,000その次の12か月間30,000,000その次の12か月間15,000,000年間合計数量最初の12か月間1,440,000,000次の12か月間720,000,000その次の12か月間360,000,000その次の12か月間180,000,000合計2,700,000,000現時点での方向性BIP-21によると、以下のような方向性で各項目の変更が検討されています。トークンの設計仮想通貨Mantleには、Mantleのサービスやガバナンスをサポートする機能が盛り込まれます。コミュニティのフィードバックを得るために、トークンの設計や調査結果の共有が計画されています。トークンの交換既存のガバナンスやその他利益のバランスを維持するために、固定レートによるトークンの交換が検討されています。複数のチャネルでトークンの交換が可能で、特定の期間中いつでもトークンの交換ができます。トークノミクスの簡略化BIP-20で決定したスケジュールなどが前倒しされます。これにより、BITの発行数をより簡単に把握できます。これらの資金は引き続き、DAOの仕組みの中で管理されます。ガバナンスDAOの投票システムに変更はありませんが、トークンの交換比率に変更があれば、投票に関する規定が見直される可能性があります。既存のプロジェクトGame7やEduDAOなどの既存のプロジェクトは、引き続き同じ形で意思決定を行なって推進されます。WebサイトMantleのロールアッププロジェクトは、「Mantle Network」の名称を使用します。その他の製品も、「Mantle〇〇」と名称にMantleを冠します。Bitdao.ioのWebサイトは、一定期間維持されますが、全ての情報はMantle.xyzのドメインに集約されます。ロールアップとはロールアップは、ブロックチェーンの性能を高めるレイヤー2向けの技術です。主に「オプティミスティック・ロールアップ」と「zkロールアップ」の2種類が存在します。主要なレイヤー2は、こぞってロールアップに対応しています。仮想通貨BITの買い方2023年5月17日現在、仮想通貨(暗号資産)BITは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるBITの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)〇〇(バイナンス)××(ゲート)〇〇(メクシー)〇〇(ビンエックス)〇×(ビットゲット)××(コインイーエックス)〇×Bybit(バイビット)現物デリバティブ〇〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ××Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇×Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ××CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇×海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。BybitでBITを購入する方法Bybitでは、3つの手順でBITを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、BITの購入ページ(BIT/USDT)にアクセスします。BybitのBIT購入ページへなお、Bybitを利用するには、口座を開設しておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でBITを購入するには、以下のように操作をして「BITを買う」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価格購入したい数量を入力します。BITはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「BITを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したBITは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。エコシステムの拡大に期待BitDAOは、ポリゴン(MATIC)などのようなレイヤー2のDApp(分散型アプリ)プラットフォームとなることが期待されています。Mantleが成功すれば、BitDAOエコシステムが拡大すると予想されますが、コミュニティはどのような決断をするのでしょうか。
エアドロップで仮想通貨を無料でゲット!エアドロップ情報の探し方や参加方法を解説

エアドロップで仮想通貨を無料でゲット!エアドロップ情報の探し方や参加方法を解説

update2023.05.18 19:30

エアドロップは、仮想通貨(暗号資産)の無料配布を意味します。無料で仮想通貨を獲得できれば、大きなリターンを得られる可能性があります。過去には、注目プロジェクトがエアドロップを成功させています。当記事では、エアドロップを解説した上で、エアドロップ情報の探し方や参加方法、そのリスクなどを解説します。目次[非表示]エアドロップとはエアドロップを獲得する条件一般的なエアドロップの流れ過去のエアドロップ成功例BCHXYMARBFLRSUIエアドロップ情報の探し方ポータルサイトを活用インフルエンサーをフォローキャンペーンプラットフォームを利用公式発表に注目エアドロップでの成功確率を高める方法Web3.0サービスを積極的に利用するコミュニティに早期参加する人気の仮想通貨やNFTを保有するエアドロップの注意点税金手数料がかかる可能性個人情報の流出リスク詐欺被害の可能性エアドロップ詐欺の見分け方シードフレーズを要求してくる公式を意識したドメインネームSNSなどからWebサイトに誘導してくるエアドロップとトークンセールの比較エアドロップの特徴トークンセールの特徴初心者にもおすすめなエアドロップエアドロップとはエアドロップは、プロジェクトによる仮想通貨の無料配布を指します。主にプロモーション活動の一環として行われ、ユーザーがサービスを利用したりコミュニティの発展に貢献したりすると、報酬として仮想通貨が配布されます。プロジェクトがエアドロップをする目的は、知名度の向上、SNSのフォロワー獲得、サービス利用の拡大、コミュニティの活性化などです。一方、ユーザーにとっては、仮想通貨をほぼノーリスクで獲得できるチャンスとなります。エアドロップを獲得する条件多くの場合、エアドロップを獲得するには、何らかの条件を満たさなければなりません。よくあるケースとしては、以下のような例が挙げられます。ユーザー登録サービスの利用SNSアカウントのフォロー新規ユーザーの紹介特定の仮想通貨の保有特定のNFTの保有抽選で当選リブランディングやハードフォークで新しい仮想通貨が誕生した際などには、トークン保有者に無条件でエアドロップが実施されることもあります。ハードフォークとはフォークはブロックチェーンの仕様変更を指します。その中でも、ハードフォークは永続的な分岐が伴うものであり、旧ルールのブロックチェーンと新ルールのブロックチェーンに分かれます。一般的なエアドロップの流れエアドロップへの参加は難しくありません。メタマスクなどの非カストディアルウォレットを持っていれば、誰でも簡単に参加できます。非カストディアルウォレットとは非カストディアルウォレットは取引所のウォレットなどと異なり、特定の管理者の承認なく利用可能です。仮想通貨の保管だけでなく、DeFi(分散型金融)・ブロックチェーンゲーム・NFTマーケットプレイスなどのDApp(分散型アプリ)にアクセスできます。一般的には、以下の流れでエアドロップに参加できます。エアドロップの発見ウォレットアドレスの登録タスクの実行仮想通貨の受け取り申請エアドロップの完了このように非カストディアルウォレットの操作が必要となりますが、取引所のウォレットで受け取れるエアドロップもあります。エアドロップの実施方法はプロジェクトにより異なるので、公式情報を確認する必要があります。過去のエアドロップ成功例エアドロップは、ノーリスクで大きなリターンを生む可能性があります。過去には、以下のプロジェクトがエアドロップを実施し、成功を収めています。BCH画像引用:BitcoinCashビットコインキャッシュ(BCH)は2017年にビットコイン(BTC)からハードフォークして誕生し、ビットコイン保有者にエアドロップされました。当記事執筆時点(2023年5月17日)で、BCHの時価総額はCoinMarketCapで30位圏内にランクインしています。XYM画像引用:nem.ioXYMはシンボル(Symbol)のネイティブトークンです。ネム(NEM)を元に開発され、NEM保有者にエアドロップされました。NEMは日本で人気の仮想通貨となっており、国内取引所もエアドロップに対応しました。ARB画像引用:ArbitrumARBはアービトラムが発行する独自仮想通貨で、イーサリアム(ETH)の主要なレイヤー2です。長らく独自仮想通貨を発行していなかったため、トークンのリリースに対する期待が高まっていましたが、遂に2023年3月にエアドロップをしました。FLR画像引用:flareFLRはFlare Networkのネイティブトークンです。リップル(XRP)と提携しており、リップル向けのスマートコントラクトを開発しています。FLRは2023年1月にXRP保有者にエアドロップされました。XRPは日本でも馴染みのある仮想通貨で、日本の仮想通貨コミュニティで話題となりました。SUI画像引用:SuiSuiは元Facebook(フェイスブック)のエンジニアが主導するプロジェクトで、次世代ブロックチェーンを開発しています。そのネイティブトークンSUIは、2023年5月にブロックチェーンの利用者にエアドロップで配布されました。SUIはリリース直後から、時価総額100位圏内にランクインしています。エアドロップ情報の探し方仮想通貨市場では、ほぼ毎日新しいプロジェクトがリリースされています。それに伴って、エアドロップも頻繁に行われていますが、どのように探せば良いのでしょうか。ポータルサイトを活用エアドロップの情報をまとめたポータルサイトがいくつかあります。CoinMarketCapやDAppRadarなどの大手サイトのほか、エアドロップに特化したairdrops.ioではより多くのエアドロップ情報が掲載されています。画像引用:airdrops.ioインフルエンサーをフォローTwitter(ツイッター)などのSNSには、AirdropDetectiveやAirdrop Inspectorなどエアドロップ情報を発信しているインフルエンサーがいます。日本のコミュニティでも、インフルエンサーがエアドロップ情報を発信しています。キャンペーンプラットフォームを利用仮想通貨市場では、Web3.0のキャンペーンプラットフォームが広く利用されています。タスクを消化するのと引き換えに、エアドロップを中心とした報酬を獲得できます。Web3.0とはWeb3.0とは分権化された次世代のインターネット環境を指します。現代の中央集権型インターネット環境(Web2.0)は、大手IT企業が強い影響力を持っています。その一方、Web3.0では個々のユーザーが重要な役割を担います。例えば、Aki Networkは多様なキャンペーンを掲載しています。日本でも人気のプラットフォームとなっており、多くのユーザーが利用しています。画像引用:Aki Network公式発表に注目エアドロップ情報は、メディアやSNSなどを通じて公式から発表があります。公式の発表に注目すると、エアドロップの情報をキャッチできます。エアドロップでの成功確率を高める方法エアドロップで必ず仮想通貨がもらえるわけではありません。また、プロジェクトによっては、予告なくエアドロップを発表する場合もあるので、事前に対策を打てない場合もあります。しかし、以下のような方法でエアドロップの成功確率を高められます。Web3.0サービスを積極的に利用するプロジェクトの中には、Web3.0ユーザーに優先的にエアドロップを行うものもあります。例えば、レイヤー2やDEX(分散型取引所)などのプロジェクトは、取引量や取引回数などに応じてエアドロップを行うケースがあります。このようなWeb3.0サービスを積極的に利用していれば、おのずとエアドロップの成功確率が高まります。コミュニティに早期参加するエアドロップは、コミュニティへの報酬という側面を持っています。プロジェクトの中には、古参のコミュニティメンバーにエアドロップを配布するものもあります。それを見越して、プロジェクトのDiscord(ディスコード)やTelegram(テレグラム)に早期参加すると、エアドロップを獲得できるケースもあります。人気の仮想通貨やNFTを保有する人気の仮想通貨やNFTは、他のプロジェクトとのコラボでエアドロップを実施する場合があります。なお、必ずエアドロップがあるというわけではありません。エアドロップの注意点エアドロップは無料で仮想通貨を獲得するチャンスですが、注意点もあります。税金日本国内の税制では、エアドロップも課税の対象となっています。取引所に上場している場合は、エアドロップで仮想通貨を獲得した時点で課税対象になります。未上場で価値がない場合は、売却した時点で利益が出れば課税対象になります。手数料がかかる可能性プロジェクトによっては、ウォレットアドレスの登録や仮想通貨の受け取りに、手数料がかかる可能性があります。特にイーサリアム(ETH)を基礎としたプロジェクトは、手数料が高額になりやすいので注意が必要です。手数料を差し引くと損になる可能性もあるので注意が必要です。個人情報の流出リスクプロジェクトによっては、ウォレットアドレスの登録と同時に、KYCを実施するものもあります。KYCとはKYCとは「Know Your Customer」の略称です。金融犯罪などのリスクを回避するために、金融機関が顧客に個人情報の提出を求めるプロセスを指します。KYCを完了するには、メールアドレスや住所、氏名などの提出を求められる場合もあります。きちんと情報管理がなされていないプロジェクトの場合、エアドロップに参加するだけで個人情報が流出するリスクもあります。詐欺被害の可能性ほとんどの場合、エアドロップに参加するには、非カストディアルウォレットを操作する必要があります。特別難しいわけではありませんが、慣れていない人にとっては、何をやっているのかわからないかもしれません。仮想通貨市場では、エアドロップを語る詐欺が横行しています。エアドロップに数多く参加していると、詐欺被害を受ける可能性もあります。エアドロップ詐欺の見分け方エアドロップ詐欺は、多くがフィッシング詐欺に分類されます。完全に見分けるのは難しいですが、次のポイントである程度エアドロップ詐偽を回避できます。シードフレーズを要求してくるシードフレーズは、ランダムに生成された単語の羅列で、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。シードフレーズは、ウォレットの持ち主が保管するものであり、誰にも教えてはいけません。第三者に漏洩すると、ウォレット内の仮想通貨を盗まれる可能性があります。シードフレーズを求めてくる場合、確実にエアドロップ詐欺です。ウォレットアドレスの登録にシードフレーズは不要なので、絶対に入力してはいけません。公式を意識したドメインネームエアドロップ詐欺の中には、ドメインネームを偽装するものもあります。例えば、Google(グーグル)などの検索エンジンでエアドロップを検索すると、公式に似たWebサイトが表示されることがあります。ドメインネームが微妙に違っており、エアドロップ詐欺のWebサイトだというケースもあります。検索エンジンからエアドロップを検索する際は、ドメインネームをしっかり確認する必要があります。SNSなどからWebサイトに誘導してくるエアドロップは、公式ページから直接参加するのが鉄則です。SNSなどから第三者がWebサイトに誘導してくる場合は注意が必要です。紹介報酬を狙っているだけの可能性もありますが、エアドロップ詐偽の可能性もあります。エアドロップとトークンセールの比較エアドロップに参加すると、上場前の仮想通貨をもらえる可能性があります。この点で、トークンセールと似ています。エアドロップの特徴エアドロップは無料です。仮想通貨を確実に獲得できるわけではありませんが、誰でも申し込みが可能です。条件を満たして仮想通貨を獲得できれば、大きなリターンを生むかもしれません。注目プロジェクトの場合、上場直後に時価総額が100位圏内にランクインすることもあります。その一方、無価値であることもしばしばです。エアドロップは、ノーリスクで投資を始めたい人におすすめです。トークンセールの特徴トークンセールは有料です。また、取引所トークンや独自トークンの保有が条件となっている場合もあります。大手取引所が主導するトークンセールは話題になりやすく、利益を狙いやすい傾向にあります。このため、ある程度の損失リスクを負ってリターンを上げたい人に向いています。初心者にもおすすめなエアドロップエアドロップは無料で参加できるので、初心者にもおすすめです。メタマスクなどウォレットの使い方を覚えれば、誰でも仮想通貨を獲得するチャンスがあります。仮想通貨市場では頻繁にエアドロップが行われているので、気になるプロジェクトのコミュニティに参加し、報酬獲得を目指して挑戦してみるのも良いでしょう。
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GEMFOREXがNFT「GEM Membership Pass」の先行販売を予告

update2023.05.18 19:00

海外FX業者のGEMFOREX(ゲムフォレックス)が、GEM Membership Pass(ゲムメンバーシップパス)の抽選販売を実施することを発表しました。GEM Membership Passは、「GEM Web3 Vision」というGEMFOREXの支援を受けてできたWeb3団体が発行するメンバーシップパスです。NFTとして発行されており、購入・保有すると複数の特典を受け取れる仕組みとなっております。申込受付は2023年5月22日からです。受付期間は1週間です。出金遅延問題で注目が集まる2022年の末頃から、GEMFOREXの出金遅延が話題になっておりました。2023年4月や5月は、Twitterの削除や出金遅延の新たな要因が公開されたことでさらに注目を集めています。GEMFOREXの利用や関連イベントへの参加を考えている方は、状況を知っておいたほうが良いかもしれません。目次[非表示]GEM Membership Passの概要先行抽選販売を開始GEM Membership Passの特典購入者向けの特典保有者向けの特典GEM Membership Passの申込方法GEM Web3 VisionとはGEMヘッジファンドの設立とメンバーシップパスの発行GEM STOCKSの立ち上げGEM DollarのローンチとGemUSDの発行GEM Membership Passは要注目のNFTGEM Membership Passの概要GEM Membership Pass(ゲムメンバーシップパス)は、GEM Web3 Visionが発行するパスカードです。物理的なカードではなくNFTであり、その発行枚数の上限は5,000枚となっています。NFTとはNFT(Non Fungible Token)とは、非代替性トークンのことで、ブロックチェーン上で発行されるトークンの一種です。デジタルデータやデジタルアートなど、固有の価値を持っていて、別のもので代替できない性質のものを指します。GEM Membership Passを購入・保有すると、GEMFOREXの支援で設立されたWeb3団体「GEM Web3 Vision」より、さまざまな特典が提供される予定です。GEM Web3 VisionとはNFTのGEM Membership Passには、レアリティ設定があります。レアリティによって、発行数と報酬分配率も変化します。レアリティ発行数報酬分配率シルバー4,750枚(95%)1倍ゴールド200枚(4%)2.3倍プラチナ50枚(1%)6倍シルバー発行数4,750枚(95%)報酬分配率1倍ゴールド発行数200枚(4%)報酬分配率2.3倍プラチナ発行数50枚(1%)報酬分配率6倍購入したGEM Membership Passのレアリティは、販売終了後に確認できるようになります。先行抽選販売を開始2023年5月22日から1週間、GEMFOREXユーザー限定で抽選販売が開始されます。抽選申込受付2023年5月22日午前10時~5月29日午前10時当選結果発表2023年6月5日午前10時販売枚数5,000枚申込上限1アカウントにつき10枚販売価格500ドル/枚期間中に申し込むとGEM Membership Passを500ドルで購入できます。抽選販売終了後も、1度だけ一般販売も行われる予定ですが、販売価格は1,000ドルになる見込みです。抽選に参加するには、マイページの申込ページから応募する必要があります。購入可能な枚数は、1アカウントにつき10枚までです。トータルの販売数が5,000枚に満たなかった場合、販売終了後に未販売のGEM Membership Passは破棄されます。なお抽選に参加するには、GEMFOREXマイページの申込ページから応募する必要があります。抽選申込の方法はこちらGEM Membership Passの特典GEM Web3 Visionが発表している現時点でのGEM Membership Pass(ゲムメンバーシップパス)の特典をご紹介します。特典は初回購入者向けと保有者向けに分かれています。初回購入者向けの特典GEM Membership Pass発行時に購入したユーザーは、パスが売買される際に発生する手数料の一部を、半永久的に配当として受け取れます。より具体的には、パスの売買では10%が手数料として徴収され、その手数料の6割がパス購入者に分配される仕組みです。注意したいのは、購入者向けの特典はパスの発行時に購入したユーザー限定だという点です。そのため発行後に購入しても、配当を受け取ることはできません。また、GEM Web3 Visionが開発中のGEM STOCKSというサービスで活用されるトークン「GEMC」が、エアドロップで付与される予定です。特典のエアドロップでは、合計900万枚のトークンが配布されます。エアドロップとはエアドロップとは、仮想通貨(暗号資産)を開発した事業者等が、無料でその仮想通貨を配布することを指します。英語の「air drop」は空中投下という意味を持ち、それが転じて「仮想通貨の無料配布」という意味で用いられます。分配されるトークンは、GEM Membership Passの発行枚数によって変化します。900万枚をGEM Membership Passの発行数で除算して、パス1枚あたりのトークンの分配数が決まります。例えば、パスが5000枚全て売れた場合、パスカード1枚あたり受け取れるGEMCは、1800枚となります。保有者向けの特典GEM Membership PassをGEM STOCKSに預けると、パスの売買時に発生する手数料を配当(4%)として受け取れます。また、GEM STOCKS全体で得た収益の一部も配当として受け取れるとされています。GEM Membership Passの申込方法2023年5月22日午前10時より、GEM Membership Pass(ゲムメンバーシップパス)の抽選申請が可能となっております。抽選申請の方法は以下の通りです。申込ページにアクセスウォレットアドレスを入力申込を確認手順1GEMFOREX(ゲムフォレックス)の申込ページにアクセスします。申込ページにアクセスなお、申し込むにはお財布口座に十分な残高があることも条件です。残高が不足している場合は、まず資金を用意しましょう。手順2当選した場合にNFTを受け取る仮想通貨(暗号資産)ウォレットアドレスを、「Ethereum Adress」に入力します。そして「申込み」ボタンをクリックします。メタマスクで受け取りたい場合、「MetaMask連携」ボタンをクリックし、メタマスク画面で「接続」を選ぶことでも、入力ができます。メタマスクを作成する方法メタマスクの作成は以下のリンクからできます。メタマスクのダウンロードページへ上記ページからはブラウザ拡張機能版とiOSアプリ版、Androidアプリ版のダウンロードができますが、好きなものを選んで問題ありません。メタマスクのより細かな設定方法は、GEM Web3 Visionが解説しています。NFTの申込方法やメタマスクの設定方法などアドレス入力に関する注意点入力できるのはイーサリアムのウォレットアドレスのみ、という点に注意してください。多くの仮想通貨ウォレットはさまざまなブロックチェーンネットワークに対応しており、ネットワークごとにウォレットアドレスが異なります。ビットコインやソラナなどの他のネットワークのアドレスを入力すると、NFTを受け取れませんので気を付けましょう。また、メタマスクやTrust Wallet、Ledgerなどの個人ウォレットで受け取るという点にも注意してください。Bybit(バイビット)やコインチェックなど、取引所のウォレットアドレスを入力してもNFTは受け取れません。手順3「お申込みしますか?」と表示されたら「OK」をクリックします。抽選結果は、2023年6月5日午前10時に発表される予定です。当選した場合は、指定したウォレットアドレスにNFTが送られ、後日確認できるようになります。落選した分の資金は、お財布口座へ返金されます。GEM Web3 Visionとは先述のとおり、GEM Web3 Visionは海外FX業者のGEMFOREX(ゲムフォレックス)の支援で設立された団体です。GEM Web3 Visionでは、分散型金融(DeFi)を中心とするさまざまなサービスのリリースを目指しています。分散型金融(DeFi)とは分散型金融(DeFi)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。GEM Web3 Visionのプロジェクトは、大きく3段階で進められる予定です。GEMヘッジファンドの設立とメンバーシップパスの発行GEM STOCKSの立ち上げGEM DollarのローンチとGemUSDの発行今回のGEM Membership Passの販売は、第1段階のメンバーシップパスの発行に該当しますが、その他の段階についても紹介します。GEMヘッジファンドの設立とメンバーシップパスの発行最初の段階は、GEMヘッジファンドの設立とメンバーシップパスの発行です。GEMヘッジファンドとは、GEM Web3 Visionが生み出した収益の管理・運用を行う組織、メンバーシップパスとはGEM Membership Passのことです。GEMヘッジファンドが出した利益は、GEM Membership Passの購入者や保有者に分配される仕組みであり、ユーザーのエコシステム参加を促しています。GEM STOCKSの立ち上げ第2段階目は、GEM STOCKSの立ち上げです。GEM STOCKSは分散型取引所(DEX)であり、取引や資産の預け入れを可能にします。GEM STOCKSでは、ポリゴンチェーン上の独自仮想通貨のGEMCoin(GEMC)が活用される予定です。例えば、GEM STOCKSにGEMCoinを預けると、veGEMCトークンを得られます。分散型取引所とは分散型取引所(DEX)とは、ブロックチェーンを活用することで、中央管理者が不在でも仮想通貨(暗号資産)の取引を行うことができる取引所のことです。DeFi(分散型金融)の一種です。また、GEM STOCKSはGEM Membership Passの購入者や保有者に特典を付与する役割も担います。GEM DollarのローンチとGemUSDの発行将来的には独自ステーブルコインが発行され、さまざまなサービスの実装を目指すとされています。ステーブルコインを発行するのはGEM Dollarであり、ステーブルコインの名前はGemUSDです。ステーブルコインとはステーブルコインとは、価格の安定性を確保するため、特定の資産と価値が連動するように設計された仮想通貨(暗号資産)のことです。ステーブルコインの中で時価総額が最も大きいのは、米ドルに連動するUSTD(テザー)です。USTDは、1USTDが1米ドルの価値にほぼ固定されていますが、市場での需給関係の変化により乖離が発生する場合もあります。GEM Membership Passは要注目のNFTGEM Membership Pass(ゲムメンバーシップパス)の特典の中には、発行時に購入しなければ適用されないものもあります。また、一般向けの販売では500ドルが最低価格になることが見込まれているため、購入するのであれば今回の抽選販売に応募しておいた方がよいかもしれません。ただしGEMFOREXでは、現在出金遅延が問題になっているので、それに関連するリスクもあると考えられます。GEM Web3 Visionでは、GEM STOCKSの立ち上げやGEMドルの発行なども予定しているので、出金遅延問題と合わせて定期的に情報をチェックするとよいでしょう。
XMTradingが総額10万ドル以上の賞金が当たるTrade&Winプロモを開催

XMTradingが総額10万ドル以上の賞金が当たるTrade&Winプロモを開催

update2023.05.17 20:30

豪華なボーナスで人気のXMTrading(エックスエムトレーディング)が、総額10万ドル以上の賞金が当たるTrade&Winプロモを開催することを発表しました。プロモーションの期間は約1ヶ月で、対象期間中に一定量の取引を行うと、抽選券を獲得できます。プロモーションでは、1〜3等までの賞金や賞品が用意されており、最高で2,500ドルの現金を獲得できます。ただし、口座座高や対象銘柄などの参加条件が設定されているため事前に確認しておきましょう。目次[非表示]XMTrading Trade&Winプロモの概要参加条件最大2,500ドルの賞金が当たるTrade&Winプロモの参加方法豪華なボーナスが人気のXMTrading取引量が多いトレーダーはチャンスXMTrading Trade&Winプロモの概要Trade&Winプロモの開催期間は、2023年5月16日から6月13日までの約1ヶ月間です。開催期間2023年5月16日~6月13日対象口座スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座、KIWAMI口座対象ユーザー新規・既存ユーザー今回のキャンペーンは、すべての口座タイプが対象となり、新規・既存ユーザーともに参加できます。対象口座で一定の条件を満たすと抽選券を獲得できます。参加条件Trade&Winプロモに参加するには、残高500ドル以上のライブ口座が必要です。口座残高500ドル以上取引量10スタンダードロット以上で最初の抽選券獲得2回目以降は5スタンダードロットで1枚獲得対象銘柄FX、ゴールド、シルバーエントリー資格・1等:抽選券3枚以上・2等:抽選券2枚・3等:抽選券1枚残高500ドル以上の口座で10スタンダードロットの往復取引を行うと、1枚目の抽選券が付与されます。2枚目以降の抽選券は、5スタンダードロットロットごとに付与されます。対象銘柄はFXとゴールド、シルバーです。獲得できる抽選券の枚数に上限はありません。マイクロ口座は取引単位が異なるXMTrading(エックスエムトレーディング)のマイクロ口座における取引単位はマイクロロットであり、スタンダード口座やゼロ口座とは異なります。1マイクロロットは1,000通貨であるため、マイクロ口座でキャンペーン参加条件を達成するには、1,000マイクロロットの取引量が必要です。1等に応募するには3枚以上の抽選券が必要です。そのため、1等の抽選に参加するには、最低でも20スタンダードロット以上取引する必要があります。抽選券を複数枚獲得した場合は、各賞の抽選に自動的にエントリーされます。例えば、抽選券を2枚獲得すると、2等と3等の抽選にエントリーされるので当選のチャンスが2回あります。当選結果は6月29日に発表される予定です。最大2,500ドルの賞金が当たる今回のプロモーションでは、賞金と副賞が用意されています。1等×10名賞金2,500ドルスクーデリア・アルファタウリのドライバーのサインイン入りキャップ・公式Tシャツ2等×20名賞金1,500ドルスクーデリア・アルファタウリ公式Tシャツ3等×70名賞金700ドルスクーデリア・アルファタウリ公式キャップ1等に当選すると、賞金2,500ドルと副賞のスクーデリア・アルファタウリのドライバーのサインイン入りキャップ・公式Tシャツが授与されます。賞金は現金で授与され、出金が可能です。2等は賞金1,500ドルとTシャツ、3等は賞金700ドルとキャップが授与されます。当選者数は1等が10名、2等が20名、3等が70名です。先述の通り、今回のキャンペーンは取引量に応じて抽選券が配布されるため、取引量の多いトレーダーほど有利な仕組みになっています。Trade&Winプロモの参加方法Trade&Winプロモに参加するには、マイページでエントリーする必要があります。手順1XMTrading(エックスエムトレーディング)のマイページにアクセスします。XMTradingのマイページ手順2マイページ上部の「プロモーション」をクリックします。手順3取引口座への入金が済んでいない場合、Trade&Winプロモの「今すぐ登録」をクリックすると、下部に「入金」ボタンが表示されます。表示された入金ボタンをクリックします。手順4入金ページが表示されるので、希望する入金方法を選択して入金しましょう。豪華なボーナスが人気のXMTradingXMTrading(エックスエムトレーディング)は豪華なボーナスで人気を集めている海外FX業者です。海外FX業者の中でも特に知名度が高く、多くのトレーダーに利用されています。口座タイプマイクロ口座スタンダード口座KIWAMI極口座ゼロ口座最大レバレッジ1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:55【CFD/貴金属】:4【CFD/株価指数】:24【CFD/エネルギー】:5【CFD/仮想通貨】:31【CFD/コモディティ】:8ボーナス口座開設ボーナス入金ボーナスポイントプログラムXMTradingの入金ボーナスの付与率は、500ドルの入金までは100%、以降の入金は20%であり、最大で1万ドルのボーナスを受け取れます。またXMTradingでは、ポイントプログラムも提供しています。XMTradingのポイントプログラムでは、利用期間に応じて1ロットの取引ごとに付与されるポイントが変化する仕組みを採用しています。付与されたポイントはボーナスへの交換が可能です。無料VPSサービスも提供しているので、EAを利用している方にも向いている海外FX業者といえるでしょう。取引量が多いトレーダーはチャンス今回のプロモーションでは、1枚目の抽選券を獲得するまでに10スタンダードロット以上の取引が必要です。したがって少額で取引しているトレーダーにとっては、やや厳しい条件といえるでしょう。一方で、取引量が多いトレーダーほど、多くの抽選券を獲得できるため、普段から1ヶ月に10ロット以上取引している方にとっては、参加条件のハードルも高くなく、賞金獲得のチャンスといえます。500ドル以上入金した後は、対象銘柄を取引するだけでよいので、XMTrading(エックスエムトレーディング)を利用するユーザーはエントリーしておくとよいでしょう。
BLUBEA(ブルベア)NFTとは?特徴や買い方を紹介

BLUBEA(ブルベア)NFTとは?特徴や買い方を紹介

update2023.05.17 20:00

2023年5月12日、国内発のNFTプロジェクトであるBLUBEA(ブルベア)NFTが正式にリリースされました。一時期、Twitter(ツイッター)上でトレンド入りするなど、コミュニティで大きな盛り上がりを見せています。本記事では、BLUBEA NFTの特徴や有名人とのアンバサダー契約の詳細、NFTの使い道などを紹介します。また、OpenSeaで購入する方法も解説します。目次[非表示]BLUBEA NFTとは?ジェネラティブNFT2023年5月12日に正式リリースされ完売有名バンドや俳優がアンバサダー就任BLUE ENCOUNT反町隆史BLUBEA NFTの使い道プロフィール画像ホルダー限定グッズの獲得ブルベアLIVEへの招待限定パーティーなどへの参加券ブルベアMVやTikTok動画への参加スタジオから発生する収益の分配新規NFTのAL(アローリスト)BLUBEA NFTの将来性TikTokでの知名度を活かせるか今後のロードマップBLUBEA NFTの買い方国内NFT市場で存在感を示せるかBLUBEA NFTとは?BLUBEA(ブルベア) NFTは、「ちまきandもちいちろう」というユニットがデザインしたキャラクター、ブルベアをNFTにしたプロジェクトです。画像引用:ブルベアブルベアは、TikTokを中心に人気を獲得しているインフルエンサーです。当記事執筆時点(2023年5月16日)で、TikTokのフォロワーは87万人を突破しています。また、ブルベアは人気ロックバンド「BLUE ENCOUNT」のグッズに利用されたことで、知名度を大きく向上させました。BLUBEA NFTは、そんなブルベアをイーサリアムブロックチェーン上でNFT化したプロジェクトです。なお、チームメンバーとして、Web3.0やNFT関連事業を行う株式会社N3も参画しています。ジェネラティブNFTBLUBEA NFTは、複数のパーツをアルゴリズムで組み合わせて生成したジェネラティブNFTです。固有のデザインを持つNFTが、合計8,888体発行されています。ジェネラティブNFTとはジェネラティブNFTとはデジタルアートの一種で、アルゴリズムや数学的な処理でランダムに生成される要素を含みます。それぞれ異なる背景や装飾品、表情などの要素を持っています。BLUBEA NFTは、パーツの組み合わせによってレアリティ(希少性)が異なります。最も価値が高いGOLDパーツを持つNFTは、OpenSeaで高値で販売されています。画像引用:ブルベア2023年5月12日に正式リリースされ完売2023年5月12日、BLUBEA NFTのミントが開始され、当日のうちに完売しました。~ #BLUBEANFT SOLD OUT ~皆さまのおかげで!!!ブルベア(8,888)完売しました!⚡️⚡️⚡️ブルベアで一緒に「青春」しよう⚡️ pic.twitter.com/KsjXz6XriC— [email protected] (@BLUBEA_NFTPJ) May 12, 2023ミントとはミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。一次販売は終了しているため、入手する場合はOpenSeaで出回る二次流通のものを購入します。OpenSeaでの購入方法はこちらなお、BLUBEA NFTはミント当初、画像が非公開の状態でしたが、5月15日からリビール(reveal)が可能になりました。そのため現在は、OpenSeaなどでもNFTの絵柄が確認できます。NFTのリビール(reveal)NFTは、画像等が非公開のまま発行されることがあります。発行後に画像等を公開することをリビール(reveal)と呼びます。revealとは英語で公開するという意味です。有名バンドや俳優がアンバサダー就任BLUBEA(ブルベア) NFTは、以下の有名バンドや俳優とアンバサダー契約を締結しています。BLUE ENCOUNT反町隆史BLUE ENCOUNT画像引用:ブルベアBLUBEA NFTは、人気ロックバンドとして知られる「BLUE ENCOUNT」と、スペシャルアンバサダー契約を締結しました。BLUE ENCOUNTは、過去にブルベア関連のグッズを販売するなど、関係が深いバンドです。反町隆史画像引用:ブルベア2023年4月25日、BLUBEA NFTは俳優の反町隆史氏とのスペシャルアンバサダー契約を発表しています。ブルベアの先代キャラクターである「ブルー」は、反町隆史氏をモデルに創られました。こういった背景から、今回のアンバサダー契約が実現したと考えられるでしょう。BLUBEA NFTの使い道BLUBEA(ブルベア) NFTには、いくつかのユーティリティ(機能)が付与されています。ここでは主な使い道を解説します。プロフィール画像BLUBEA NFTは、Twitter(ツイッター)などでのプロフィール画像として使用できます。すでにBLUBEA NFTをプロフィール画像にしているTwitterユーザーが散見されます。TwitterのNFT文化Twitterの仮想通貨コミュニティでは、NFTをプロフィール画像に設定することがひとつの文化となっています。ホルダー限定グッズの獲得BLUBEA NFT保有者は、ホルダー限定グッズを獲得できます。なお、限定グッズはリアルなイベント(フィジカルイベント)開催時に配布される予定です。ブルベアLIVEへの招待NFTの保有者は、ブルベアLIVEというライブイベントに招待されます。ブルベアLIVEの内容は不明ですが、今後運営から詳細が発表されるでしょう。限定パーティーなどへの参加券BLUBEA NFTは、著名人などを招いた限定パーティーを開催する予定です。人数制限はあるものの、NFT保有者はパーティーの参加抽選権を得られます。ブルベアMVやTikTok動画への参加NFTを所有することで、ブルベアMVやTikTokの動画へ参加できます。約87万人のフォロワーを持つTikTokに参加できるのは、NFT機能の目玉の一つといえるでしょう。スタジオから発生する収益の分配BLUBEA NFTは、プロジェクトをPRしたり、新たなIP(知的財産権)を創るスタジオの設立を目指しています。スタジオで活動するユーザーのみですが、スタジオから発生する収益の一部が分配される見込みです。新規NFTのAL(アローリスト)NFT保有者には、今後リリースされるNFTのAL(アローリスト)が付与される見込みです。AL(アローリスト)とはアローリストは、NFT市場における優先購入権を意味する言葉です。ホワイトリストとも呼ばれており、通常はコミュニティに貢献した一部のメンバーに配布されます。アローリストで優先購入権を配布するNFTプロジェクトは珍しくありません。国内ではLLAC(Live Like A Cat)などが、アローリストの仕組みを導入していました。BLUBEA NFTの将来性ここでは、BLUBEA(ブルベア) NFTの将来性を解説します。また、公式サイトで掲載されているロードマップの内容も紹介します。TikTokでの知名度を活かせるかBLUBEA NFTの将来性は、TikTokでの知名度を活かせるかどうかに影響すると考えられます。前述の通り、ブルベアはTikTokで87万人のフォロワーを抱えています。同プラットフォーム発のキャラクターとしては、有数の知名度を持つといえるでしょう。既存のファンに適切なアプローチができれば、さらなる盛り上がりを見せる可能性があります。また、ブルベアは「BLUE ENCOUNT」のバンドグッズとして販売され、知名度を向上させてきた経緯があります。今後も有名なプロジェクトや著名人とのコラボは、有効なマーケティング施策になるといえるでしょう。今後のロードマップ公式サイトのロードマップによると、今後は以下のような計画をしています。3Dブルベアの作成オリジナルグッズ・楽曲の作成ブルベアLIVEの実施キャラクタースタジオの設立新たなIPのリリース動物愛護団体への寄付キャラクタースタジオでのアニメーション化キャラクタースタジオでのメタバース空間の構築各計画の詳細は不明ですが、上記のプロジェクトを進行していきます。今後、新たなキャラクターIPを作成し、NFTを新規リリースする際には盛り上がりを見せるかもしれません。また、独自のメタバース空間をリリースする場合、BLUBEA NFTをアバターとして利用できる可能性があるでしょう。メタバースメタバースとは、インターネット上に構築された三次元空間を指し、主にコミュニケーションツールやゲームとして利用されています。BLUBEA NFTの買い方BLUBEA(ブルベア) NFTは、リリース直後に完売となりました。しかし、OpenSeaなどに出品されているNFTを買うことができます。ウォレットを作成するウォレットにETHを入金するOpenSeaにアクセスするウォレットを接続する購入したいNFTを選ぶ購入手続きを行う手順1はじめに、メタマスクなどのウォレットを作成します。メタマスクの作成は以下のリンクからできます。メタマスクのダウンロードページへ手順2ウォレットの作成ができたら、購入と手数料支払いに必要な仮想通貨(暗号資産)を用意します。BLUBEA NFTはイーサリアム上に存在しており、ETHで購入できます。そのため、イーサリアムのアドレスにETHを入金するなどして残高を用意します。メタマスクにETHを送る場合、イーサリアムを選んだ際に表示されるアドレスに送ります。手順3ウォレットに仮想通貨を用意できたら、OpenSeaにアクセスします。OpenSeaの販売ページへ手順4ページにアクセスしたら「ウォレットを接続」をクリックし、利用するウォレットを選びます。そして、ウォレットの案内に従って操作します。手順5画面右上にウォレット残高が表示されれば、ウォレット接続は完了です。接続ができたら、購入したNFTをクリックしてください。手順6提示された金額で購入する場合は「今すぐ購入」をクリックし、手続きを進めます。より安い金額で購入したい場合は、「オファーを提示」をクリックし、希望する購入価格を入力します。この方法では、売り手が合意した場合のみ購入できます。国内NFT市場で存在感を示せるか2021年に起こったNFTブームの時期と比較すると、現在のNFT市場は取引高が激減しています。マーケットプレイス最大手の一つであるOpenSeaでも取引高が減少するなど、ブームの終焉が囁かれている状況です。BLUBEA(ブルベア) NFTは、TikTokで多くフォロワーを抱えるなど、プロジェクトとしての基盤は整っているといえるでしょう。NFT全体が冷え込んでいる中、国内市場でどれだけの存在感を示せるのか注目です。
Bybitレンディングとは?使い方やメリット・デメリットを解説

Bybitレンディングとは?使い方やメリット・デメリットを解説

update2023.05.17 19:00

2023年5月2日、大手海外取引所のBybit(バイビット)は「Bybitレンディング」という新しいサービスの提供を開始しました。レンディングという名前の通り、仮想通貨(暗号資産)を貸し出すことで、利息収入を得られるサービスとなっています。この記事では、Bybitレンディングの概要やメリット・デメリット、使い方などを解説します。また、Bybit暗号資産ローンとの違いも紹介します。目次[非表示]Bybitレンディングとは?貸し出しできる仮想通貨銘柄Bybitレンディングのメリット最大で年間16.46%のAPRを提供1時間ごとに利息を得られる貸し出した資金はいつでも償還できるBybitレンディングのデメリット推定変動利回りを採用利息収入の20%が手数料となる現状はスマホアプリでしか利用できないBybit暗号資産ローンとの違い想定ユーザー利回り手数料(コスト)資金の運用先Bybitレンディングの使い方貸し出す方法獲得した報酬の確認方法貸し出しを解除する方法手軽に仮想通貨の貸し出しが可能Bybitレンディングとは?Bybit(バイビット)レンディングとは、保有している仮想通貨(暗号資産)を貸し出すことで利息収入を得られるサービスです。Bybitが仲介となり、貸し出した仮想通貨は信用取引や暗号資産ローンを利用したいユーザーに貸し出されます。仮想通貨レンディングとは仮想通貨レンディングとは、保有する仮想通貨を貸し出して金利を得られるサービスです。仮想通貨を貸し出すだけでなく、金利を支払って借り入れることもできます。詳細は後述しますが、利息は1時間ごとに計算され、資金償還と同時に利息も支払われます。また、基本的に資金の償還リクエストはいつでもできます。貸し出しできる仮想通貨銘柄当記事執筆現在(2023年5月9日)、Bybitレンディングで貸し出しできる仮想通貨銘柄と利率は以下の通りです。仮想通貨銘柄利率USDT5.36%USDC7.20%BTC0.38%ETH0.61%TRX3.01%SHIB0.03%SUI3.74%PEPE3.85%上記の通り、USDTやUSDC、BTC、ETHなど時価総額上位の銘柄を中心に貸し出しできます。合計で8銘柄とそこまで多いわけではありませんが、最近注目を集めるミームコインのPEPEなどにも対応しています。ミームコインとはミームコインはインターネットミーム(主にSNSで流行したネタなど)を元にしており、ジョークや遊びとして作られた仮想通貨全般を指します。BybitレンディングのメリットBybit(バイビット)レンディングには、以下のようなメリットがあります。最大で年間16.46%のAPRを提供1時間ごとに利息を得られる貸し出した資金はいつでも償還できる最大で年間16.46%のAPRを提供Bybitレンディングでは、最大で年間16.46%ものAPRを提供しています。もちろん貸し出す銘柄やタイミングによって利率は変わりますが、高い利回りで運用できる可能性があります。ただし、Bybitレンディングの利率はあくまでも変動制であり、利回りを保証していない点は把握しておきましょう。1時間ごとに利息を得られるBybitレンディングでは、1時間ごとに利息を計算します。日割で利息計算するプラットフォームよりも、ユーザーに有利な条件となっているといえるでしょう。例えば、ユーザーが午前9時20分に仮想通貨を預け入れた場合、利息の計算は午前10時から開始されます。その1時間後の午前11時には、最初の利息がユーザーに割り当てられる形となります。その後、貸し出した資金の償還を行った際に、元本と一緒に利息も支払われます。貸し出した資金はいつでも償還できるBybitレンディングのメリットとして、貸し出した資金がいつでも償還できることが挙げられるでしょう。通常のレンディングサービスでは、あらかじめ決められた期間は資金を引き出せないことが多いです。一方でBybitレンディングであれば、償還リクエストをすれば基本的に即時出金ができるため、フレキシブルな資産運用ができます。しかし、「資金使用率」が100%に達した場合と、「日次償還額」が上限に達した場合は、償還リクエストが一時停止されます。どのような状況か、それぞれ具体的に説明します。資金使用率が100%に到達資金使用率とは、全ユーザーが貸し出している仮想通貨のうち、他のユーザーに借入されている割合を指します。例えば、貸し出されている総額が1,000 USDT、借りられている総額が500 USDTのとき、資金使用率は50%です。この資金使用率が100%になるのは、レンディングされた全ての資金が使用されているときであり、このときは償還ができません。日次償還額の上限に到達Bybitレンディングでは、日次償還額という1日あたりの償還限度額が決められています。下記表のように日次償還額は銘柄によって異なりますが、これを超えると自動的に償還リクエストが停止されます。銘柄1人あたりの日次償還額USDT300,000 USDTUSDC300,000 USDCBTC10 BTCETH161 ETHただし、償還額は毎日リセットされるため、翌日には再度償還ができるようになります。Bybitレンディングのデメリットメリットの多いBybit(バイビット)レンディングですが、いくつかのデメリットも存在しています。ここでは、以下の3つのデメリットを確認していきましょう。推定変動利回りを採用利息収入の20%が手数料となる現状はスマホアプリでしか利用できない推定変動利回りを採用Bybitレンディングで提示されている利回りは、推定変動利回りとなっています。つまり、利率は毎時調整されており、利回りは保証されていません。あくまでレンディングであるため、資金を借入るユーザーがいない場合は利率が0%になってしまう可能性もあるでしょう。また、複利はサポートしていないので、貸し出した元本にのみ利息が発生する仕組みとなっています。借入ユーザーがいないと利率は0%Bybitレンディングでは、資金を貸し出したユーザーと借入したいユーザーをBybitが仲介しています。もし借入するユーザーが1人もいない場合、資金の運用ができないため、貸し出したユーザーへの利回りも0%になります。利息収入の20%が手数料となるBybitレンディングでは、利息収入の20%が手数料として徴収されます。Bybitではレンディング以外にも様々な資産運用サービスを提供しており、Bybitステーキングなど手数料が発生しない運用方法もあります。コスト面を考えると、Bybitレンディングは少し不利な運用方法といえるでしょう。なお、手数料は別途支払う必要はなく、資金償還時に支払われる利息から自動的に差し引かれる形となります。現状はスマホアプリでしか利用できない当記事執筆現在(2023年5月9日)、Bybitレンディングはスマホアプリでのみ利用可能です。PCからはサービスにアクセスできないので、スマホから利用するようにしましょう。ただし、今後はPCでの利用にも対応していくとのことです。Bybit暗号資産ローンとの違いBybit(バイビット)の資産運用サービスの中には、「暗号資産ローン」というサービスがあります。暗号資産ローンは、仮想通貨(暗号資産)をBybitに担保として預け入れることで、代わりに別の仮想通貨を借りられるサービスです。保有している仮想通貨を売却せずとも資金が調達でき、借りた資金は取引や資産運用に利用できます。ここでは以下の4つ項目に沿って、Bybitレンディングと暗号資産ローンの違いを確認していきましょう。想定ユーザー利回り手数料(コスト)資金の運用先想定ユーザーBybitレンディングは、保有している仮想通貨の運用ができるサービスです。そのため、サービスを利用する想定ユーザーとしては、使用していない仮想通貨をできるだけ高利回りで運用したい人が考えられるでしょう。一方、暗号資産ローンは保有する仮想通貨を担保にして、別の仮想通貨を借りるサービスとなっています。つまり、保有中の銘柄をそのまま使うのではなく、借り入れた仮想通貨をレバレッジ取引や資産運用などに使いたいユーザーが対象です。レバレッジとはレバレッジとは、預け入れている証拠金よりも多くの金額で取引ができる仕組みのことです。レバレッジは「てこの原理」の「てこ」を意味しており、少ない資金でも大きな取引ができることをなぞらえた用語となっています。利回りBybitレンディングは、仮想通貨を貸し出すことで自動的に利回りを得られます。利率は借借入の需要によるものの、2023年5月9日時点ではUSDTであれば5.36%、USDCは7.20%と、比較的高くなっています。一方、暗号資産ローンはあくまで仮想通貨を借りられるだけのサービスです。借りた仮想通貨の運用はユーザー自身で行う必要があり、何もしなければ利回りは得られません。ユーザーは借りた仮想通貨をレバレッジ取引やローンチパッド、流動性マイニングなどの利用にあてる必要があります。手数料(コスト)Bybitレンディングと暗号資産ローンは仕組みが大きく異なるため、手数料(コスト)にも違いがあります。前述の通り、Bybitレンディングでは発生した利息収入の20%が手数料として徴収されます。資金の償還時に利息から自動的に手数料が差し引かれます。一方、暗号資産ローンは、「借入時間 × 1時間あたりの利率」でコストが計算されます。支払う金利 = 借りていた時間(*1) × 1時間あたりの利率(*1)1時間未満の時間は切り上げられ、1時間として計測されます。暗号資産ローンの借入コストは、資金を返済するときにまとめて支払う仕組みとなっています。また、返済を滞納したり、担保が強制決済される際などにも手数料が発生します。資金の運用先Bybitレンディングで貸し出した資金は、全てBybitプラットフォーム内で運用されます。Bybitが仲介となり、信用取引や暗号資産ローンなどで仮想通貨を借りたいユーザーに貸し出されます。一方、暗号資産ローンでは、借り入れた仮想通貨はユーザーが自由に運用できます。Bybit外部への出金もできるので、他の取引所に送金したり、DEX(分散型取引所)でイールドファーミングをして運用することも可能です。イールドファーミングとはイールドマイニングとは、DEXなどに仮想通貨を貸し出して流動性を提供することです。流動性マイニングとほぼ同義の言葉として使われることもあります。Bybitレンディングの使い方Bybit(バイビット)のアプリからレンディング機能を使う方法を解説します。貸し出す方法手順1Bybitアプリを開いて、「レンディング」をタップします。手順2貸し出したい銘柄を探し、その銘柄の右横にある「入金」ボタンをタップします。利回りは推定値前述の通り、利回りは推定値です。表示された通りの報酬が受け取れない可能性もあります。また借りる人がいなければ、報酬は0になります。手順3貸し出す数量を入力し、条件を確認します。問題無ければチェックを入れて「入金」ボタンをタップします。現物アカウントに振り替えるBybitレンディングでは、現物アカウントもしくは統合取引アカウントの残高を貸し出します。貸し出せる残高がない場合は、以下の画像のように「資産」ページ内の「振替」から振り替えましょう。手順4「入金が完了しました。」と表示されれば、貸し出しは完了です。獲得した報酬の確認方法手順1Bybitアプリを開いて、「レンディング」をタップします。手順2「すべての注文」をタップします。手順3「累計利息」の右側の部分をタップします。手順4受け取った報酬があれば表示されます。貸し出しを解除する方法手順1Bybitアプリを開いて、「レンディング」をタップします。手順2「マイ入金」をタップし、解除したい銘柄の横にある「償還」ボタンをタップします。手順3「償還」ボタンをタップします。手順4貸し出しを解除する金額を入力し、「償還」ボタンをタップします。手順5「償還が完了しました。」と表示されれば、貸し出しの解除は完了です。手軽に仮想通貨の貸し出しが可能Bybit(バイビット)レンディングは、一般的なレンディングサービスとは異なり、即日で資金償還することも可能です。資金が拘束されないため、手軽に仮想通貨(暗号資産)の運用ができるサービスだといえるでしょう。銘柄によっては利回りも高く、効率的な資産運用ができます。ただし、手数料は利息収入の20%と比較的高いため、その点は注意が必要です。Bybitには他にも様々な資産運用サービスがあるので、状況にあわせて使い分けるのが良いでしょう。
仮想通貨CYBERがトークンセールを実施|分散型SNSプロトコルCyberConnectを解説

仮想通貨CYBERがトークンセールを実施|分散型SNSプロトコルCyberConnectを解説

update2023.05.16 21:00

2023年5月19日午前2時(日本時間)、仮想通貨(暗号資産)CYBERのトークンセールが実施されます。CYBERは、分散型SNSプロトコルCyberConnectのネイティブトークンです。このトークンセールは取引所CoinListで実施されます。販売数に限りがあるので全員が参加できるわけではありませんが、CYBERを購入できる可能性があります。CyberConnectは注目のプロジェクトであり、トークンセールへの期待度も高まっています。当記事では、仮想通貨CYBERのトークンセール詳細に加え、その将来性やCyberConnectの特徴などを解説します。目次[非表示]CyberConnectとはオンチェーンプロフィールを提供自己管理可能なSNS仮想通貨CYBERのトークンセールCYBERの購入と配布SNS上での評判Twitterの代替サービスとしての期待仮想通貨CYBERの将来性DApp開発が拡大中大規模な資金調達に成功今後のロードマップ仮想通貨CYBERの使い道オンチェーンプロフィールの作成CyberWalletの取引手数料DAOでの投票CyberConnectの主なDAppLink3PhaverReadONW3SpaceMail3CyberConnectの特徴SoulBound Tokenを採用ソーシャルリカバリーによる復活暗号化されたメッセージマルチチェーン対応大きなリターンを生む可能性もCyberConnectとは画像引用:CyberConnectCyberConnectは分散型SNSプロトコルです。分散型SNSとはブロックチェーン上に構築されたSNSを指し、Web3.0サービスの一種です。Web3.0Web3.0とは分権化された次世代のインターネット環境を指します。現代の中央集権型インターネット環境(Web2.0)は、大手IT企業が強い影響力を持っています。その一方、Web3.0では個々のユーザーが重要な役割を担います。CyberConnectは分散型SNS向けのインフラや開発環境を提供しており、既に多数のDAppが立ち上げられています。オンチェーンプロフィールを提供CyberConnectは、オンチェーンプロフィールをユーザーに提供しています。オンチェーンプロフィールは、ブロックチェーン上で管理するプロフィールです。ウォレットを接続し、ウォレットアドレスにプロフィール情報を紐付けできます。CyberConnectのオンチェーンプロフィールは、エコシステム内のWeb3.0サービスで利用可能です。自己管理可能なSNSCyberConnectでは、ソーシャルグラフやコンテンツなどの情報を自己管理できます。ソーシャルグラフとはソーシャルグラフは、ユーザーの相関関係や結びつきを示す情報です。SNSにおける基礎的な技術として利用されています。従来のSNSでは、サービスが終了したりアカウントが消去されたりすると、これらの情報は消えてしまいます。しかし、CyberConnectは分散型SNSの特性を活かし、自己管理可能なシステムを採用しています。仮想通貨CYBERのトークンセール画像引用:CyberConnect当記事執筆時点(2023年5月12日)で、CyberConnectはネイティブトークンを発行しておらず、独自仮想通貨CYBERのトークンセールを計画しています。CYBERのトークンセールは、2023年5月19日午前2時(日本時間)に取引所CoinListにて実施されます。このトークンセールでは、総供給量の3%がIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の形式で販売されます。IEOとはIEOはプロジェクト開発チームによる資金調達手段の一つで、取引所経由で仮想通貨を先行販売します。ICOなど従来の資金調達方法は詐欺などのリスクがありましたが、IEOは取引所が審査することで安全性を確保しています。なお、トークンセールへの申し込みは、2023年5月15日21時(日本時間)に締め切られました。CYBERの購入と配布CYBERは1通貨あたり1.8ドルで販売され、ひとりあたり100ドルから500ドルの範囲で購入できます。購入した仮想通貨は、すぐに現金化できるわけではありません。25%がトークン発行時に、残りの75%が6か月間をかけて徐々に配布されていきます。SNS上での評判CyberConnectはTwitter(ツイッター)上で注目されています。Twitterの公式アカウントはAMAなどを活発に開催しており、36万人のフォロワーを獲得しています。AMAとはAMAとは、Ask Me Anythingの略称で、日本語で「なんでも聞いてください」という意味です。プロジェクトの創設者や開発者がライブ配信でユーザーの質問に回答します。また、日本国内でもプロモーションを展開しています。さらに、仮想通貨界隈のインフルエンサーが関心を示し、トークンセールに対する期待も高まっています。Twitterの代替サービスとしての期待Twitter(ツイッター)はイーロン・マスク氏がCEOに就任して以降、大きなシステム変更を行なっています。直近では、マスク氏が休眠アカウント消去について言及して波紋を呼んでいます。詳細は明らかではありませんが、アカウント消去を避けるには、少なくとも30日に1度以上ログインする必要がある模様です。We're purging accounts that have had no activity at all for several years, so you will probably see follower count drop— Elon Musk (@elonmusk) May 8, 2023ツイッターは数年間まったく活動していないアカウントをアーカイブ化する予定であり、これに伴って皆さんのフォロワー数は減る見込みです。このようなTwitterの変化を受けて、代替となる分散型SNSを模索する流れが生まれています。CyberConnectに対しても、期待が高まっています。仮想通貨CYBERの将来性仮想通貨CYBERは、CyberConnectのエコシステム拡大によって価値が高まっていきます。DApp開発が拡大中CyberConnectではDApp(分散型アプリ)の開発が進んでおり、2023年4月末時点で50以上のプロジェクトが活動しています。主なDAppまた、CyberConnectのアクティブユーザー数は、月間32万人を超えています。大規模な資金調達に成功CyberConnectは、合計2回の大規模な資金調達に成功しています。シードラウンドでは、Multicoin CapitalとSky9 Capitalを中心に合計1,000万ドルの投資を受けました。続くシリーズAでは、Animoca Brandsなどから合計1,500万ドルを資金調達しています。ベンチャー企業の資金調達ベンチャー企業は、成長段階の各ステージでベンチャーキャピタルから投資を受けるのが一般的です。投資ラウンドは、シードラウンド、シリーズA、シリーズBと順番に進んでいきます。その企業の評価額が大きければ、その分投資額も大きくなる傾向があります。その資金調達額の大きさから、CyberConnectに対する期待度の高さがうかがえます。今後のロードマップCyberConnectは今後のロードマップを公開しています。主な項目は以下の通りです。2023年第2四半期ログイン機能ツールの開発80以上のプロジェクトと100万ユーザー達成コンテンツプラットフォームLink3のリリース2023年第3四半期バージョン3のリリースと対応ブロックチェーンの拡大CyberWalletのベータ版をリリース2023年第4四半期Web2.0サービスの統合開発支援プログラムの開始120以上のプロジェクトと150万ユーザー達成仮想通貨CYBERの使い道仮想通貨CYBERには、次のような使い道があります。オンチェーンプロフィールの作成CyberConnectのオンチェーンプロフィールは、ブロックチェーンを利用してウォレットアドレスと情報を紐付けます。このトランザクションを完了するために、CYBERで手数料を支払います。CyberWalletの取引手数料CyberWalletは、CyberConnectが開発中の独自ウォレットです。送金などの機能が実装されると予想され、取引手数料としてCYBERを使用します。DAOでの投票CYBERはCyberConnectのガバナンストークンとしても利用されます。CYBERをステーキングすると、DAOで提案したり提案に投票できたりします。DAOとはDAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「分散型自立組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。中央集権型の組織と比較して民主的で透明性が高いと見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用されています。CyberConnectの主なDAppCyberConnectでは、多数のDAppが開発されています。Link3画像引用:Link3Link3はWeb3.0のリンク集約サービスで、オールインワンの機能を提供します。信頼性が高く、悪意ある者がリンクを偽装・改ざんして詐欺ができない仕組みになっています。Phaver画像引用:Phaver公式ツイッターPhaverは、元々Lens Protocolと呼ばれるブロックチェーン上に構築されました。Web3.0版のTwitterと呼ばれており、Twitterと似た操作画面です。Share to Earn(シェアして稼ぐ)を採用しており、独自のエコシステムを構築しています。ReadON画像引用:ReadON公式ツイッターReadONはRead to Earn(読んで稼ぐ)をコンセプトにしたサービスで、読者に仮想通貨を配布します。モバイル向けのアプリです。W3Space画像引用:W3Space公式ツイッターW3Spaceは、GameFiを用いたコミュニティスペースを提供します。ユーザー同士が交流する2Dメタバースなども開発しています。GameFiとはGameFiとは、ゲームで遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。Play to Earnの同義語として使われることが多いです。Mail3画像引用:Mail3公式ツイッターMail3はWeb3.0のメールサービスです。プライバシーやセキュリティ、透明性に優れたメールサービスを提供しています。CyberConnectの特徴CyberConnectの技術的な特徴としては、以下が挙げられます。SoulBound Tokenを採用CyberConnectは、SoulBound TokenのWeb3 Status Token (W3ST)を採用しています。SoulBound Tokenは譲渡できないNFTで、受け取るとウォレット内に固定されます。この特性を活かして、デジタルIDなどに利用されます。Web3 Status Tokenは、メンバーシップやステータス、所属などを示す手段として利用されます。ソーシャルリカバリーによる復活CyberConnectでは、オンチェーンプロフィールの復活が可能となる見通しです。本来、ウォレットへのアクセスを失えば、Web3.0のサービスは完全に利用できなくなってしまいます。例えば、分散型SNSであれば、新しいアカウントを作って一からやり直す必要があります。しかし、CyberConnectでは、ソーシャルリカバリーを導入してオンチェーンプロフィールを取り戻せるようにします。ソーシャルリカバリーとは、コミュニティメンバーの同意を条件に、アクセスを復活させる手段です。暗号化されたメッセージCyberConnectでは、ユーザー間のメッセージが暗号化されています。既存のSNSのように、管理者などの特定の人物がメッセージを盗み見たり情報が漏洩したりする危険性はありません。マルチチェーン対応CyberConnectは、イーサリアム(ETH)、BNBチェーン、ポリゴン(MATIC)などのブロックチェーンに対応しています。今後、更に多くのブロックチェーンに対応していく見通しです。大きなリターンを生む可能性も仮想通貨市場において、注目プロジェクトのトークンセールは一大イベントとなっています。直近ではSUIのトークンセールが実施され、初動で20倍近くの値をつけました。全てのトークンセールが利益を生むわけではありませんが、仮想通貨CYBERはリターンを生むことが期待されています。CYBERのトークンセールは、どのような結果となるのでしょうか。今後も同仮想通貨の動向に注目です。
Bybitローンチプールに仮想通貨SUIAが登場!参加方法も解説

Bybitローンチプールに仮想通貨SUIAが登場!参加方法も解説

update2023.05.16 20:30

Bybit(バイビット)は2023年5月12日、ソーシャルDApps「Suia」 の独自トークンである「SUIA」をローンチプールの対象銘柄にすると発表しました。ローンチプールは、特定の仮想通貨を預け入れることで新規上場トークンが毎日無料で配布されるBybitのサービスです。SUIAのローンチプールでは、BITトークン(BIT)を預け入れた利用者が総額90万SUIAの報酬を山分けすることになります。開催期間は、5月15日午後5時から6月5日午後5時となっています。目次[非表示]仮想通貨SUIAやSuiaとはコミュニティに支持される仮想通貨SUIAの使い道ガバナンスインセンティブローンチプールとは?ローンチプールの詳細配当付与のタイミング利回りの計算方法Bybitローンチプールの参加方法無料で新規上場通貨を獲得できる仮想通貨SUIAやSuiaとは仮想通貨(暗号資産)SUIAは、「Suia」というDApps(分散型アプリケーション)の独自トークンです。Suiaは、Suiブロックチェーン上のソーシャルアプリであり、ユーザー同士の交流やユーザーとプロジェクトの交流を促すサービスを提供しています。例えばSuiaには、NFTのおすすめ機能があります。ウォレットの利用状況をもとに、各ユーザーの好みに合うNFTを割り出し、紹介するという仕組みです。画像引用:SuiaまたSuiaには、好きなクリエイターやコレクターなど、特定のアカウントのオンチェーン活動を確認できる機能や、フォローや「いいね」などの機能もあります。オンチェーンとはオンチェーンとは、ブロックチェーン上の情報や状況を指す用語です。オンチェーン情報やオンチェーン分析といったように、他の用語と連ねて使われるケースも多く見られます。オンチェーンの活動という場合、仮想通貨やNFTの保有状況、取引状況などを指します。コミュニティに支持されるSuiaは32万人以上のユーザーを獲得しており、その1日あたりの利用者(ユニークユーザー)は5万人に達しています。また、Sui財団からは助成金による支援先や、優秀な開発チームとして選ばれています。このようにSuiaはコミュニティから支持を受けているため、独自トークンの発行に注目が集まっていると考えられます。仮想通貨SUIAの使い道Suiaはユーザー主導の活発なコミュニティ形成を目指しており、その実現のために仮想通貨(暗号資産)SUIAが利用されます。ガバナンスSUIAはSuiaのガバナンストークンとして利用される予定です。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。現状、Suiaの運営は分散化しておりませんが、将来的にはユーザー投票に基づいた運営が行われる予定です。インセンティブSUIAは、Suiaのエコシステム参加を促すインセンティブとしても機能します。Suiaに頻繁にアクセスし、多くの活動を行うユーザーにSUIAが配布されるという仕組みとなります。このほか、Suiaのユーティリティトークンとしても活用されます。ユーティリティトークンとはユーティリティトークンは何らかの実用性を持った仮想通貨を指します。具体的には、特定のサービスへアクセスしたり決済に利用したりできます。ローンチプールとは?BybitローンチプールはBybit(バイビット)が提供するステーキングサービスで、指定された仮想通貨を預け入れると、新規発行されるトークンが無料でもらえます。また、預け入れた仮想通貨はいつでも自由に引き出せ、キャンペーン終了後は全額ウォレットに戻すことができますので、リスクなく参加できます。ローンチプールの詳細今回のSUIAのローンチプールでは、BITプールが用意されており、BITを預け入れることで参加可能です。なお、預け入れた仮想通貨はいつでも払い戻すことができます。BITとは?BITはDAO(自立分散型組織)である「BitDAO」のガバナンストークンです。また、BybitはBitDAOの筆頭の支援者であり、Bybitの提供する「ローンチパッド」などの一部サービスでは、BITの保有が参加条件となっています。BITプールの詳細は以下の通りです。賞金総額90万SUIA預け入れ資産BIT期間2023年5月15日午後5時~6月5日午後5時(日本時間)参加条件・BITの保有・KYC(本人確認)レベル1通貨保有だけではなく、KYC(本人確認)レベル1であることも、ローンチプールの参加条件です。他のイベントの参加条件にされることも多いので、本人確認はKYCレベル1まで進めておくのがおすすめです。配当付与のタイミングローンチプールの計測は預け入れたタイミングではなく、日本時間朝9時から始まります。さらにその翌日の朝9時に配当が付与されます。朝9時以降に預け入れた場合、配当付与は翌々日になるということですね。預け入れた通貨はいつでも引き出し可能ですが、引き出した日から配当を受けられなくなりますので注意が必要です。利回りの計算方法ローンチプールの利回りは、「自分が預けた通貨数量」と「全参加者が預け入れた通貨総数」と「報酬総額」によって決定します。参加者が預け入れた総数が多ければ多いほど年間利回りは低くなる仕様であり、一定の利回りを貰い続けられるわけではありません。具体的な利回りの計算方法は、以下のようになります。BITプールの報酬 = (自分が預け入れたBIT数量 ÷ 全参加者が預け入れたBIT総数) × BITプールの賞金総額Bybitローンチプールの参加方法手順1ローンチプールに参加するには、以下のリンクよりローンチプールのぺージを開きます。ローンチプールを開く 手順2「BIT Pool」の枠内にある、「今すぐステーキングする」をクリックします。手順3ステーキングする数量を入力します。その後、「Bybitサービス規約を読み、同意しました。」のチェックボックスにチェックを入れ、「今すぐステーキングする」をクリックします。手順4ステーキングが完了したら、「購入完了」というメッセージが表示されます。これで、Bybitローンチプールへの参加手続きは完了です。ステーキング状況を確認したい場合は、「注文を見る」ボタンをクリックすると、資産運用アカウント内のローンチプール専用ページに遷移します。無料で新規上場通貨を獲得できるBybit(バイビット)のローンチプールは、新規上場通貨を無料で獲得できるイベントのため人気があります。BITトークン等の預け入れが必要となりますが、預け入れた仮想通貨はいつでも払戻しが可能です。そのため、ウォレットに保有するのと同じような感覚で利用できます。ローンチプールは期間限定のイベントなので、開催期間中は上手に活用したいですね。

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