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ビットコイン(BTC)での入金・出金に対応している海外FX業者は? 入出金方法の種類や注意点を紹介

ビットコイン(BTC)での入金・出金に対応している海外FX業者は? 入出金方法の種類や注意点を紹介

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update 2024.07.24 12:04
ビットコイン(BTC)での入金・出金に対応している海外FX業者は? 入出金方法の種類や注意点を紹介

update 2024.07.24 12:04

海外FX業者が続々と仮想通貨での入金に対応しはじめ、現在では主要海外FX業者の多くが仮想通貨での入金に対応しています。

近年、仮想通貨市場に大きな注目が集まっている中、仮想通貨で資産を保有しているトレーダーも多いことでしょう。仮想通貨入金に対応している業者を利用することで、仮想通貨ウォレットから直接FX業者に送金できるというメリットがあります。

一方、仮想通貨入金サービスは、入金できる仮想通貨の種類や、出金が可能かどうか、入金後換金が必要かなど利用する海外FX業者によって対応が異なるため、事前にチェックしておくことが大切です。

この記事では、ビットコイン(BTC)での入金・出金に対応している海外FX業者について詳しい情報を紹介します。

海外FX業者へのビットコイン(BTC)入金・出金の種類

同じビットコイン(BTC)送金ではありますが、実は、海外FX業者にビットコインで入金・出金する方法には以下の4種類があります。

  • 海外FX業者のウォレットに直接送金
  • 決済代行業者のアドレスに送金
  • Binance Payなどの仮想通貨の決済サービス
  • ウォレットで仮想通貨に交換してから送金

海外FX業者のウォレットに直接送金

まずは、海外FX業者が独自に保有するウォレットに直接入金する方法があります。

この方法では法定通貨への変換が発生する場合でも市場レートとの差が小さく、比較的コストを抑えて入金できます。

決済代行業者のアドレスに送金

仮想通貨を扱う決済代行業者のアドレスに送金し、法定通貨に換金されてから取引口座に入金される形式もあります。

この場合、法定通貨への換金レートが決済代行業者の指定したものになり、業者の手数料分が上乗せされるためややコスト高になります。

point 換金レートは事前に確認できる

決済代行業者のアドレスに送金する場合、日本円やドルで入金したい金額を入力すると、送金すべき仮想通貨の金額が表示される仕組みが一般的です。日本円と仮想通貨の金額を比べると換金レートがわかりますので、市場価格と比較することができます。

Binance Pay

これまでは海外FX業者のウォレットアドレスに送金する方法が最もコストが安かったのですが、Binance Payに対応する海外FX業者が出てきたことで、仮想通貨によってはBinance Payを使った方が送金コストが安くなります。

Binance Payは仮想通貨のブロックチェーンを経由しない送金方法なので、トランザクション手数料がかかりません。そのため、特にトランザクション手数料が高騰する時期や少額の送金では、Binance Payを使うメリットが大きくなります。

point Binance Payとは?

Binance Payは、仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の決済サービスです。バイナンスエコシステム内での仮想通貨を移動させる場合は手数料無料で利用できます。

ウォレットで仮想通貨に変換してから送金

海外FX業者が仮想通貨での入金に対応していない場合であっても、仮想通貨に対応したオンラインウォレットが利用可能な場合、間接的に仮想通貨入金が可能なケースがあります。

その場合まず、オンラインウォレットに仮想通貨を送金した後、仮想通貨を法定通貨と換金し、法定通貨を海外FX業者に入金します。

ウォレットで仮想通貨を入金する仕組み

ただし、オンラインウォレットを利用するための手数料がかかることから、直接の入金よりもコストが割高になってしまうことには注意が必要です。

海外FXのビットコイン(BTC)入出金の注意点

海外FX業者でビットコイン(BTC)を用いて入金・出金を行う際には、コストなどの観点から押さえておきたい注意点がいくつか存在します。

具体的には以下のとおりです。

  • 換金コストがかかる場合がある
  • トランザクション手数料がかかる
  • 口座のベース通貨として使える海外FX業者もある
  • 出金には非対応の業者もある
  • マネーロンダリング対策のルールが適用される

換金コストがかかる場合がある

仮想通貨の換金コストのイメージ

FXGT(エフエックスジーティー)のような仮想通貨をそのまま証拠金として利用できる業者を除き、大多数の海外FX業者では、仮想通貨と法定通貨の換金が必要です。換金の際、業者が設定するレートが実際のレートよりも不利になっている場合や、入金と出金時のレート差がある場合はコストとなります。

なお、換金のレートは、その海外FX業者の仮想通貨銘柄のレートと同じものを使用している場合もあれば、独自のレートを設定している場合もあり、業者によって対応は異なります。具体的なレートを公開しない方針の業者は多く、コストをあらかじめ把握できないケースも多々あります。

caution 手数料は「無料」と表記

多くの海外FX業者で、仮想通貨入金の手数料は「無料」と表示されています。しかし、この換金レートが実質的な手数料となるため注意が必要です。

トランザクション手数料がかかる

仮想通貨を送金する際には、トランザクション手数料と呼ばれるコストがかかります。これは利用するブロックチェーンの混雑度によって異なり、普段は数十〜数百円ですが、利用者が急増したときには数千円以上になることもあります。

このトランザクション手数料は、入金時は自己負担、出金時も自己負担になる可能性があるので注意が必要です。

入金時に入金にかかる手数料が自己負担になるのは、銀行送金などのほかの入金方法でも同じです。一方出金時については、出金手数料が基本的に無料の海外FX業者でもトランザクション手数料だけは自己負担となることがあるので、個別に確認してください。

knowledge トランザクションと手数料

仮想通貨におけるトランザクションとは、取引記録のことです。ブロックチェーンは「取引記録を保存する仕組み」として有名ですが、言い方を変えると、トランザクションを保存する仕組みということでもあります。公正な仮想通貨の運用には、ブロックチェーンにトランザクションを保存する前に、そのトランザクションに不正がないか?間違えがないか?などの確認が必要です。その確認作業をマイニングと言い、マイニングを行なったコンピュータには報酬が支払われます。その報酬の一部が、仮想通貨利用者が支払うトランザクションの手数料です。

特に取引が集中しているタイミングでは、トランザクションの手数料が高騰することが多く、イーサリアム(ETH)ではトランザクションがあまりに集中した際に1つのトランザクションを承認させるのに数万円かかるといった事例も見られました。

また、トランザクションの承認方法やブロックチェーンの運用方法は、仮想通貨によって微妙な違いが見られ、入金する仮想通貨によってトランザクションの手数料が異なってきます。

口座のベース通貨として使える海外FX業者も

口座のベース通貨に仮想通貨を採用している業者は少ないですが、FXGT(エフエックスジーティー)やeasyMarkets(イージーマーケット)、IFCMarkets(アイエフシーマーケット)では口座のベース通貨として利用できます。

仮想通貨で残高を持つことによって、下記のようなメリットがあります。

  • 換金コストがかからない
  • 仮想通貨自体の価格変動の値上がり益が狙える
  • 現物のヘッジができる
仮想通貨を口座残高にするメリット
point 口座ベースの通貨とは?

口座のベース通貨とは、口座の残高として保有する通貨のことです。例えば口座残高を米ドルで持っていた場合、ベース通貨は米ドルとなります。また、ベース通貨が米ドルの場合はドル建て、ベース通貨が日本円の場合は円建てとも呼ばれます。

入金、口座のベース通貨、出金を同じ仮想通貨で行うことで、手数料はトランザクション手数料だけに抑えることができます。

仮想通貨を口座のベース通貨として利用すると、仮想通貨自体の価格変動の値上がり益が狙える効果があります。なぜなら仮想通貨価格が上昇すると、ドルや円などの法定通貨に換算した際の証拠金の価値が高くなるためです。

また、現物仮想通貨のヘッジ目的でも使用できます。現物仮想通貨を保有しつつ、海外FX業者でショートポジションを持てば、仮想通貨が値下がりした際の損失を相殺することができます。

point インバース型契約と同じメリット

仮想通貨自体の値上がり益を狙えたり、現物仮想通貨のヘッジ目的でも使用できたりする特徴は、仮想通貨取引所で提供されている「インバース型契約」と同じです。インバース型契約では、ビットコインやイーサリアムといったステーブルコイン以外の仮想通貨を証拠金にして取引できます。

出金は非対応の業者もある

仮想通貨入金に対応している海外FX業者であっても、仮想通貨での出金には対応していないというケースがあります。出金も仮想通貨で行いたい場合、あらかじめ出金にも対応している海外FX業者を選んでおくか、ウォレットサービスの使用を検討する必要があります。

caution ウォレットサービスには法定通貨で出金

仮想通貨に対応しているウォレットサービスを出金先にしていても、利用している海外FX業者が仮想通貨出金に対応していない場合、法定通貨での出金になります。一旦法定通貨で出金してウォレットサービスで仮想通貨に変換する形になりますので、コストパフォーマンスは悪いです。この方法は、急ぎの際の緊急手段と考えるのがいいでしょう。

マネーロンダリング対策のルールが適用される

多くの海外FX業者では、マネーロンダリング対策として出金の際に主に以下2点でルールが設定されています。

  • 出金先の優先順位
  • 入金した金額と同額までは入金方法と同じ方法で出金

出金先として最優先されるのはクレジットカードというのはどの海外FX業者も同じですが、仮想通貨にも優先順位が設定されている場合があります。例えば、Exness(エクスネス)では仮想通貨出金の優先度がクレジットカードの次に高く設定されています。

このため、仮想通貨取引所などのウォレットから仮想通貨でExnessに入金して少額の取引をし、その資金を法定通貨で銀行口座に入金するなどの使い方はできません。

また、クレジットカードに適用されることが多い「入金した金額と同額までは入金方法と同じ方法で出金」というルールが仮想通貨にも適用される海外FX業者もあります。

point ルールは海外FX業者ごとに異なる

マネーロンダリング対策のルールは、ライセンス国の規制や国際的な基準に沿って各海外FX業者が設定しているものです。クレジットカードを出金先として最優先にするなどの大枠は同じですが、仮想通貨に関しては海外FX業者ごとにかなり違いがあります。仮想通貨での出金を検討している方は、こちらのルールも確認するようにしましょう。

海外FX業者のビットコイン(BTC)入金・出金の条件を比較

仮想通貨取引で人気の主要海外FX業者7社について、ビットコイン(BTC)での入金・出金に対応しているかや換金コストについて調査しました。

業者名 入金・出金 換金コスト
(エフエックスジーティー)

なし
(仮想通貨での保有が可能)

(エクスネス)

ほぼなし
(取引口座のレート)

(タイタンエフエックス)

あり
(決済代行業者のレート)

(イージーマーケッツ)

あり
(決済代行業者のレート)

(エイチエフエム)

あり
(決済代行業者のレート)

(ビッグボス)

(*1)

ほぼなし
(CRYPTOS口座のレート)

(エックスエムトレーディング)

×

-

FXGT(エフエックスジーティー)

入金・出金 換金コスト
なし
(仮想通貨での保有が可能)

Exness(エクスネス)

入金・出金 換金コスト
ほぼなし
(取引口座のレート)

Titan FX(タイタンエフエックス)

入金・出金 換金コスト
あり
(決済代行業者のレート)

easyMarkets(イージーマーケッツ)

入金・出金 換金コスト
あり
(決済代行業者のレート)

HFM(エイチエフエム)

入金・出金 換金コスト
あり
(決済代行業者のレート)

BigBoss(ビッグボス)

入金・出金 換金コスト
(*1) ほぼなし
(CRYPTOS口座のレート)

(*1)出金のみCRYPTOS口座を経由した場合のみ可能

XMTrading(エックスエムトレーディング)

入金・出金 換金コスト
× -

(*1)出金のみCRYPTOS口座を経由した場合のみ可能

ここからは、観点別におすすめの海外FX業者を紹介します。

  • 入金・出金ともに対応しているか?
  • 口座のベース通貨として使えるか?
  • 換金コストがかかるか?

入金・出金ともに対応しているか?

仮想通貨取引で人気の主要海外FX業者は、ビットコインの入金・出金ともに対応していることが多いです。そのため、海外FX業者のビットコインの入出金条件を考慮して海外FX業者を選びたい場合、換金コストがどれだけかかるかが重要になります。

例外的に、XMTrading(エックスエムトレーディング)は仮想通貨の取引に力を入れており数十種類の取引ができますが、ビットコインの入金・出金どちらにも対応していません。

また、BigBoss(ビッグボス)はビットコイン入金は可能ですが、ビットコイン出金を直接行うことはできません。BigBossが設立した仮想通貨取引所である「CRYPTOS」の口座にまず資金移動し、そこで購入した仮想通貨を出金する形であれば可能です。

口座のベース通貨として使える海外FX業者は?

主要海外FX業者の中で、口座のベース通貨として仮想通貨を使える海外FX業者はFXGT(エフエックスジーティー)とeasyMarkets(イージーマーケッツ)のμBTC口座のみです。

FXGTはビットコインを含めて5種類の仮想通貨をベース通貨として利用できますので、口座のベース通貨としてビットコインを利用したい場合は、FXGTが最適です。

換金コストがかからない海外FX業者は?

仮想通貨を入金して口座のベース通貨である法定通貨に換金される際に不利なレートが適用されるのを避けたい方は、市場レートとほぼ同じレートで法定通貨に換金できるExness(エクスネス)やBigBossがおすすめです。

または、FXGTやeasyMarketsのような、仮想通貨を口座のベース通貨に利用できる海外FX業者も換金コストなしで利用できます。

ビットコイン(BTC)の入金・出金ができる海外FX業者

ここからは、仮想通貨での入出金ができる主要海外FX業者について紹介します。

  • FXGT(エフエックスジーティ)
  • Exness(エクスネス)
  • BigBoss(ビッグボス)
  • HFM(エイチエフエム)
  • easyMarkets(イージーマーケッツ)
  • Titan FX(タイタンエフエックス)

FXGT

FXGTは、「FXと仮想通貨のハイブリッド取引所」を掲げる海外FX業者です。他の海外FX業者よりも仮想通貨CFD銘柄のレバレッジが高く設定されていることや仮想通貨の利便性が高いなど、仮想通貨取引のサービスに優れています。

2022年1月には仮想通貨の取引銘柄を一気に17種類追加し、銘柄の豊富さも特徴の海外FX業者となりました。

FXGTの仮想通貨入金・出金の概要は以下のとおりです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
リップル(XRP)
カルダノ(ADA、エイダコイン)
テザー(USDT)
換金コスト なし(仮想通貨での保有が可能)
法定通貨に換金 なし

FXGTは5種類の仮想通貨入金・出金に対応しており、海外FX業者の中では特に入金できる通貨の種類が多い業者です。

FXGT対応の仮想通貨

また、セント口座を除く4つの口座タイプでベース通貨として仮想通貨を選択することが可能なため、仮想通貨を法定通貨へ換金する必要がなく、そのまま保有して仮想通貨そのものの値上がり益を得ることも可能です。

また、仮想通貨の取引に関しても、最大1,000倍という非常に高いレバレッジが利用可能です。

Exness

Exnessは、取引環境に優れた海外FX業者です。レバレッジ拡大にも力を入れており、2022年1月27日には、仮想通貨含むCFDのレバレッジ制限を大きく緩和しました。この緩和により、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)のレバレッジはこれまで200倍だったところ400倍となりました。

Exnessの仮想通貨入金・出金の対応は以下のとおりです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
テザー(USDT)
USDコイン(USDC)
換金コスト ほぼなし(取引口座のレート)
法定通貨に換金 あり

Exnessでは、3種類の仮想通貨の入金・出金に対応しています。しかし口座のベース通貨に仮想通貨が対応していないため、入金した仮想通貨を法定通貨に換金する必要があります。

換金のレートは、スタンダード口座のBTCUSDレートを使用し、入金時にビッド価格、引き出し時にアスク価格が適用されます。交換レートを非公開にしている業者が多い中で、透明性の高い換金を行うことができます。

一方米ドルとのステーブルコインであるテザー(USDT)で入金した場合、米ドル口座であれば換金に伴う費用は掛かりません。円建て口座の場合はそこから為替手数料が発生します。

point テザーは使いやすいネットワークに変更

Exnessのテザー(USDT)入金・出金は、以前はOMNIネットワークというマイナーなネットワークのみの対応でした。しかし、現在はOMNIに代わってTRC-20とERC-20というメジャーなネットワークが採用されており、使いやすくなりました。

Titan FX

Titan FXは、2021年後半ごろより取引できる仮想通貨銘柄を増やすなど、徐々に仮想通貨取引に力を入れはじめています。

Titan FXの仮想通貨入金・出金の対応は以下の通りです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
テザー(USDT)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ステラルーメン(XLM)
エックス・アール・ピー(XRP)
チェーンリンク(LNK)
USDコイン(USDC)
換金コスト あり(決済代行業者のレート)
法定通貨に換金 あり

Titan FXは9種類の仮想通貨の入金・出金に対応しています。口座のベース通貨に仮想通貨が対応していないため、法定通貨に換金する必要がありますが、決済代行業者を利用しているため換金レートはやや不利になります。

easyMarkets

easyMarketsは、多様なプラットフォームや独自の取引方式など、他にはないサービスを提供することで注目を集めている業者です。

取引できる仮想通貨銘柄は20種類と豊富で、バイナリーオプションのような仕組みの独自サービス「easyTrade」でもビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の3種類が対応しています。

easyMarketsの仮想通貨入金・出金の対応は以下の通りです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
テザー(USDT)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
USDコイン(USDC)
換金コスト あり(決済代行業者のレート)
法定通貨に換金 あり(μBTC口座ではなし)

easyMarketsは6種類の仮想通貨の入金・出金に対応しています。口座のベース通貨に仮想通貨が対応していないため、法定通貨に換金する必要がありますが、決済代行業者を利用しているため換金レートはやや不利になります。

また「μBTC口座」というビットコイン建ての口座も用意されており、これを使えばビットコインを証拠金として利用できます。

HFM

HFMも仮想通貨取引に力を入れている海外FX業者で、35種類(40ペア)の仮想通貨が取引できます。

HFMの仮想通貨入金・出金の対応は以下の通りです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
エイダコイン(ADA)(*1)
ダッシュ(DASH)
ジーキャッシュ(ZEC)
テザー(USDT)
USDコイン(USDC)
換金コスト あり(決済代行業者のレート)
法定通貨に換金 あり

(*1)表記はCardano

HFMは9種類の仮想通貨の入金・出金に対応しています。口座のベース通貨に仮想通貨が対応していないため、法定通貨に換金する必要がありますが、出金代行業者を利用しているため換金レートはやや不利になります。

BigBoss

BigBossはCFD銘柄の取引に力を入れている海外FX業者です。2021年には仮想通貨の取引銘柄や入金対応銘柄の追加などの改善を積極的に行いました。

BigBossの仮想通貨入金・出金の対応は以下の通りです。

対応通貨
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
テザー(USDT)
換金コスト ほぼなし(CRYPTOS口座のレート)
法定通貨に換金 あり

BigBossは3種類の仮想通貨の入金・出金に対応しています。口座のベース通貨に仮想通貨が対応していないため、法定通貨に換金する必要がありますが、BigBossの運営する仮想通貨取引所CRYPTOSのレートを使用して換金するため換金コストはかかりません。

また、BigBossでは「仮想通貨の出金」には対応していないため、注意が必要です。銀行送金・bitwallet(ビットウォレット)などBigBossが対応している出金方法で、法定通貨にて出金する必要があります。

point CRYPTOS口座を経由した出金は可能

BigBossは、独自の仮想通貨取引所「CRYPTO」を運営しています。BigBossの取引口座からこのCRYPTOSへの送金は可能ですので、一旦CRYPTOSに法定通貨で送金し、そこで現物仮想通貨を購入するという形をとれば、仮想通貨で出金することができます。

ウォレット経由でのビットコイン(BTC)入金・出金

海外FX業者が仮想通貨での入金に対応していない場合であっても、仮想通貨に対応したオンラインウォレットが利用可能な場合、間接的に仮想通貨入金が可能なケースがあります。

その場合まず、オンラインウォレットに仮想通貨を送金した後、仮想通貨を法定通貨と換金し、法定通貨を海外FX業者に入金します。

ウォレットで仮想通貨を入金する仕組み

ただし、オンラインウォレットを利用するための手数料がかかることから、直接の入金よりもコストが割高になってしまうことには注意が必要です。

以下のオンラインウォレットは仮想通貨での入金・出金に対応しています。

  • STICPAY(スティックペイ)
  • BXONE(ビーエックスワン)

STICPAY

STICPAYは、一部の海外FX業者に導入されているオンラインウォレットです。5種類の仮想通貨の入金・出金に対応しているため、STICPAYを経由することで間接的に海外FX業者に仮想通貨入金ができます。

STICPAYにおける仮想通貨入金・出金の手数料は以下の通りです。

仮想通貨名 入金手数料 出金手数料
ビットコイン 1% 0.00077000BTC+3%
ライトコイン
テザー
ポリゴン
ネス
1% 3%
仮想通貨名 入金手数料 出金手数料
ビットコイン 1% 0.00077000BTC+3%
ライトコイン
テザー
ポリゴン
ネス
1% 3%

送金目的でよく使われるビットコイン・ライトコイン・テザーに加えて、マティックブロックチェーンの仮想通貨2種類(ポリゴンとネス)が利用できます。

STICPAYに対応している業者は主にXMTrading(エックスエムトレーディング)、Titan FX(タイタンエフエックス)などです。

BXONE

BXONEは、以下6種類の仮想通貨に対応しているオンラインウォレットです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エックス・アール・ピー(XRP)
  • テザー(USDT)
  • USDコイン(USDC)
  • ライトコイン(LTC)(*1)

法定通貨を使ってクレジットカードで仮想通貨を購入する方法と、ウォレットアドレスに直接送金する方法があり、ライトコインはクレジットカードでの購入でのみ入金できます。

仮想通貨については入金手数料・出金手数料ともに無料で利用できるのが特徴です。

仮想通貨名 入金手数料 出金手数料
全仮想通貨 無料 無料
法定通貨 無料 500円
仮想通貨名 入金手数料 出金手数料
全仮想通貨 無料 無料
法定通貨 無料 500円

BXONEに入金できる仮想通貨は非常に多いため、マイナーな仮想通貨で海外FX業者に入金したい場合、BXONEを経由して入金するケースもあるかもしれません。BXONEは入金・出金の手数料がかからないため、同じ条件であればSTICPAYよりもコストを抑えられます。

ただし、STICPAYと比較すると対応する海外FX業者が少ないことが難点です。BXONEに対応している代表的な海外FX業者ではXMTrading(エックスエムトレーディング)・BigBoss(ビッグボス)・HFM(エイチエフエム)などが挙げられます。

(*1)クレジットカードでの購入のみ

bitwalletは現在非対応

オンラインウォレットの代表的な存在であるbitwalletは、仮想通貨での入金に対応していません。bitwalletが利用できる海外FX業者は多く、非常に人気のあるウォレットですが、現時点ではSTICPAYやBXONEが代替案となります。

ビットコインを保有するFXトレーダーが増加

海外FX業者が続々と仮想通貨入金を充実させている背景には、FXも仮想通貨も両方取引するトレーダーが増えていることがあります。

どちらかの市場で取引チャンスを見つけたら、柔軟に資金が動かせるため、トレーダーにとっては良い流れだといえるでしょう。

ただし入金できる仮想通貨の種類や出金への対応、口座のベース通貨に使用できないなど、業者によって条件が異なる点には注意しておきましょう。


Date

作成日

2024.07.19

Update

最終更新

2024.07.24

明石菜摘

海外FX歴5年。海外FX20社以上のアカウントを保有し、実際にサービスを利用して執筆を行う。長期トレードがメインで、スワップの有利なブローカーを愛用している。仮想通貨・原油等のCFD取引や各ブローカーのボーナスの仕組みにも詳しい。

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