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easyMarketsがeasyTradeに2種類の仮想通貨を追加

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update 2022.06.30 14:26
easyMarketsがeasyTradeに2種類の仮想通貨を追加

update 2022.06.30 14:26

独自のサービスを提供することで注目を集めているeasyMarkets(イージーマーケッツ)は2022年1月11日、「easyTrade」機能で新たにイーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)の取り扱いを開始したと発表しました。

easyTradeはバイナリーオプションと通常のFX取引を組み合わせたような独自のサービスで、事前に損失額を固定できるという特徴があります。今回の追加によって、easyTradeで取引できる仮想通貨はビットコイン(BTC)を含めた合計3種類となりました。

2銘柄がeasyTradeに追加

easyTradeはバイナリーオプションとFX取引を融合させたような取引方法で、1回の取引のリスクをあらかじめトレーダーが設定できる機能が搭載されており、事前に損失額を固定することができます。

バイナリーオプションとeasyTradeの違いは以下のとおりです。

easyTrade バイナリーオプション
最大利益 利益に上限なし 利益は一定
最大損失 支払額(危険保険金) オプション購入額

easyTrade

最大利益 利益に上限なし
最大損失 支払額(危険保険金)

バイナリーオプション

最大利益 利益は一定
最大損失 オプション購入額

仮想通貨市場はボラティリティが大きく、リスクが大きくなる傾向があります。事前にリスクを把握できるeasyTradeが利用できるようになったことで、仮想通貨トレードのハードルが低くなったといえるでしょう。

今回、easyTradeで新たに取引できるようになったのは、イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)の2つの仮想通貨です。

easyTradeに追加された仮想通貨
仮想通貨名 特徴
イーサリアム(ETH) ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇る仮想通貨
ソラナ(SOL) 処理速度の速さや取引コストの安さが特徴

easyTradeでは、仮想通貨銘柄としてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)の3通貨が取引できます。ドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)などの主要なFX通貨ペア、貴金属CFDなども対応しており、合計の銘柄数は29銘柄です。

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額を誇る仮想通貨で、スマートコントラクト(smart contract)と、分散型アプリケーション(dApps)が特徴となっています。

point スマートコントラクトとは

管理者などの人による介入が無くても自動的に契約を実行してくれるプログラムまたはコンピュータープロトコルのことです。スマートコントラクトでは、「特定の条件」と「条件が満たされた場合の行動」を記載しておけば、条件が満たされた際にプログラムが自動で実行されます。

イーサリアムでは、スマートコントラクトを利用して、さまざまな分散型アプリケーション(dApps)を開発することができます。

ソラナ(SOL)

ソラナ(SOL)は、ブロックチェーン「ソラナ」で利用されるネイティブトークンです。ポルカドット(DOT)やイオス(EOS)、エイダコイン(ADA)と同様にイーサリアム・キラーとして注目されており、処理速度の速さや取引コストの安さが特徴的です。

イーサリアムキラー

処理速度に関して、イーサリアム(ETH)のトランザクション処理数は毎秒15前後なのに対してソラナは毎秒10万以上でも対応可能であり、ガス代と呼ばれる手数料に関しても、イーサリアムと比べてソラナは安価です。

この特徴を生かして、ソラナはNFT(非代替性トークン)分野で大きく成長しており、猿人類をモチーフとしたDegenerate Ape Academyや、イーサリアム上で発行され人気を博したCyptoPunks(クリプトパンク)をモチーフとしたSolPunks(ソルパンク)などのプロジェクトが存在します。

easyTradeの操作方法

easyTradeは、MetaTrader4(MT4)ではなくeasyMarkets(イージーマーケッツ)のマイページから操作を行います。

easyTradeの実際の取引画面と操作方法は以下のとおりです。

easyTradeの取引画面

番号

項目名

説明

1

支払額

取引で許容できる損失額を入力します

2

満期までの時間

1時間/3時間/6時間の3つからポジションを保有する時間を選択します

3

ポジションを保有する方向

今後の価格レートの方向を予想し、上がる/下がるのどちらか一方を選択します

手順1

自分が許容できる損失額を「支払額」の項目に入力します。ここに入力した金額が、取引の最大リスクとなり、エントリーする前にリスクを把握できる仕組みになっています。

手順2

「満期までの時間(ポジションの有効期限)」を選択します。1・3・6時間の中からポジションを保有する期間を選択し、設定時間までポジションを保有します。設定した時間が経過すると、ポジションは決済され、損益が確定します。

手順3

「ポジションを保有する方向」を選択します。手順2で選択した「満期までの時間」が経過したときに、価格レートが上がっているか/下がっているのかを予想し、「上がる/下がる」のどちらか一方を選択します。

point 損益ターゲット機能が利用可能

2021年8月にeasyTradeに追加された「損益ターゲット機能」を利用して、「設定期間内に目標価格に到達した場合、ポジションを決済する」という注文が可能となりました。通常のバイナリーオプションでは設定期間が経過しないと利益は得られないため、easyTradeはより柔軟な取引方法といえます。

仮想通貨CFDの取引条件

easyMarkets(イージーマーケッツ)では、easyTradeだけでなく通常の仮想通貨取引も可能です。

仮想通貨銘柄の取引条件は以下のとおりです。

取引手数料 なし
スプレッド 全銘柄固定
ゼロカットシステム あり
レバレッジ 最大10倍~20倍(*1)
取引ツール 独自プラットフォーム
MetaTrader4(MT4)
TradingView
モバイルアプリ
仮想通貨の取り扱い数 【独自プラットフォーム】:17銘柄
【easyTrade】:3銘柄
【MetaTrader4】:17銘柄
仮想通貨建て口座 あり(ビットコイン)

(*1) 銘柄によって異なる

取引手数料は無料で、取引のコストはスプレッドのみになります。レバレッジは最大10倍から20倍で、他のブローカーと比較しても低めの設定です。また、海外FX業者の中では珍しく固定制スプレッドを採用しています。スプレッドは広めの水準ですが、相場のボラティリティに関わらず一定のスプレッドで取引が可能です。

2021年11月に2回に分けて仮想通貨の取扱い銘柄を追加しており、合計17銘柄の取引が可能です。ドージコイン(DOGE)などの話題の銘柄から、まだ対応している海外FX業者の少ないジーキャッシュ(ZEC)、ダッシュ(DASH)、オーエムジー(OMG)などの銘柄まで取り扱っています。

ユーザーの満足度向上を図る

easyMarkets(イージーマーケッツ)が提供するeasyTradeに、時価総額が大きいイーサリアム(ETH)と注目度が高いソラナ(SOL)が加わったことで、easyTradeで取引できる仮想通貨(暗号資産)はビットコイン(BTC)を含めて合計3通貨となりました。その他にもeasyTradeではFX通貨ペア、株価指数と米ドルの合成銘柄などが取引可能です。

仮想通貨市場はボラティリティが高い傾向があり、リスクが大きくなってしまうことを不安に感じるトレーダーもいますが、最大リスクをコントロールできるeasyTradeに新たな仮想通貨が追加されたことで、仮想通貨トレードに取り組みやすくなったといえます。

easyTrade以外にも、他社に先駆けてTradingView(トレーディングビュー)で取引できるようになったことなど、easyMarketsはユーザーが自分に合った取引方法や取引ツールを選択できるように様々な選択肢を提示し、ユーザーの満足度を向上させようとしていることが伺えます。


Date

作成日

2022.01.18

Update

最終更新

2022.06.30

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