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easyMarketsが新たに仮想通貨5通貨を追加

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update 2024.07.26 16:05
easyMarketsが新たに仮想通貨5通貨を追加

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easyMarkets(イージーマーケッツ)は2021年11月18日 ドージコイン(DOGE)、ポリゴン/マティック(MATIC)、ジーキャッシュ(ZEC)、ダッシュ(DASH)、オーエムジー(OMG)の5種類の仮想通貨(暗号資産)を新たな銘柄として追加したことを発表しました。

今回の追加によりeasyMarketsでは、合計17種類の米ドル建て仮想通貨CFD銘柄の取引が可能になっています。easyMarketsは2021年11月3日に「カルダノ(ADA、エイダコイン)」や「ソラナ(SOL)」など6種類の仮想通貨(暗号資産)を追加したばかりで、11月に入ってから2度目の仮想通貨銘柄の追加です。

これまでeasyMarketsは独自サービス路線でしたが、急速に成長する仮想通貨市場の顧客獲得に乗り遅れまいと、2021年の後半から仮想通貨サービス拡大を積極的に行っています。

二極化する5種類の銘柄を追加

今回、easyMarkets(イージーマーケッツ)に追加された仮想通貨は、時価総額が高く人気な通貨と、実利的な通貨で二極化しています。

人気な通貨では、ドージコイン(DOGE)やポリゴン/マティック(MATIC)が取引可能になりました。これにより、仮想通貨の時価総額TOP20に入る通貨の多くがeasyMarketsで取引可能になっています。

他方、ジーキャッシュ(ZEC)・ダッシュ(DASH)・オーエムジー(OMG)は時価総額は高くないものの、トランザクションコストの低さや決済の速さ、匿名性の高さなどが特徴で、実利的な側面がある通貨です。

追加された仮想通貨6銘柄

各仮想通貨銘柄の特徴はこちら

仮想通貨名 特徴
ポリゴン/マティック(MATIC) イーサリアムのサイドチェーンとして利用される「ポリゴン」におけるガバナンストークン
ドージコイン(DOGE) インフルエンサーの発言で価格が乱高下するミームコイン
ジーキャッシュ(ZEC) 取引の匿名性の高さが特徴で、追跡が困難な取引が可能
ダッシュ(DASH) インスタントセンドという仕組みにより数秒の高速決済ができる
オーエムジー(OMG) セカンドレイヤーを利用してイーサリアム上に構築されたERC-20トークン

ドージコイン(DOGE)

ドージコイン(DOGE)は、ビットコインよりも幅広い層に送金取引を行ってもらうことを目指して開発されたトークンです。柴犬のミーム(ネタ画像)をモチーフとしており、パロディ性を持っていることも特徴です。

ドージコインが世間に認識されるようになったのは、2021年にテスラ社のCEOであるイーロンマスク氏がTwitter上で「ドージ推し」のツイートを行ったことによって価格が急騰したためです。それまでネタとして取り扱われていたドージコインの価格が急騰し、多くの投資家の注目を集めました。現在ではBinance(バイナンス)やコインベースなど、大手取引所に上場するほどに成長しています。

ポリゴン/マティック(MATIC)

ポリゴン(旧マティック)はイーサリアムのスケーラビリティ問題(ブロックチェーンの処理能力の限界を迎えてしまい生じる問題)を解決するソリューションを開発することを目的としたプロジェクトです。具体的にポリゴンはイーサリアムブロックチェーンと互換性のある並列なブロックチェーン(サイドチェーン)を構築し、メインとなるブロックチェーンの処理を手助けします。

ポリゴンはマティック(MATIC)と呼ばれるガバナンストークンを発行しています。マティックはポリゴンにおける取引手数料の支払いやステーキング、投票によるガバナンスに利用することができます。

ジーキャッシュ(ZEC)

ジーキャッシュ(ZCash)は取引の匿名性を重視する仮想通貨です。暗号理論を使ったプライバシー保護により、送金額や送金者など、ユーザーの情報の追跡が困難な方法で送金可能にしています。

ビットコイン(BTC)等の一般的なブロックチェーン技術は、個人の特定はできないものの、送金先のアドレスや送金元、金額等はブロックチェーン上に記録され誰でも内容が分かるものでした。一方でジーキャッシュは、シールドアドレスという技術を利用し、ブロックチェーン上に保存されているトランザクションとアドレスデータを暗号化するため、取引の匿名性が非常に高いという特徴を持ちます。

point 匿名を解除することも可能

ジーキャッシュは匿名性を特徴とするものの、匿名性を解除=情報を開示することを選択できます。その場合ビットコインのような透明性の高い取引になり、トランザクションコストが下がるため、送金手数料を抑えることができます。

ダッシュ(DASH)

ダッシュ(DASH)は、従来の銀行システムの利用が難しい地域の人々でも低料金で迅速に取引できる世界を目指して開発された暗号資産です。ビットコイン(BTC)のソースコードをベースに、ユーザーデータのプライバシーを保ちながらも、従来の支払い方法より優れた取引を実現することに焦点を当てた開発が行われています。

ダッシュの大きな特徴は、インスタントセンドという独自の即時支払い機能を備えている点です。インスタントセンドは、マイナーによる承認が必要の無い送金方法で、マイニングの時間を省略するため、数秒で決済が完了します。

オーエムジー(OMG)

オーエムジー(OMG)は、イーサリアム(ETH)上に構築されたERC-20トークンです。OMGネットワークの発行するトークンで、セカンドレイヤー(レイヤー2)技術を利用した、高速・安全・安価な金融サービスの実現を目指しています。

イーサリアムのレイヤー

イーサリアムと互換性を持つオーエムジーは、イーサリアムの持つセキュリティと分散化といったメリットを持ちながら実行速度を改善し、低いトランザクションコストでの高速実行が特徴です。

オーエムジーは2017年の公開時に全枚数(およそ1億4,000万枚)を発行しており追加発行の予定はありませんが、最終的にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行する予定であり、保有者はステーキングすることで報酬としてオーエムジーを得られるようになる見込みです。

point プルーフ・オブ・ステークスとは?

プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは、マイニングによって承認するプルーフ・オブ・ワーク(PoW)ではなく、コインの保有割合によってブロックの承認を行うシステムです。プルーフ・オブ・ステークスでは、マイナーではなくコインの保有者に報酬が支払われます。マイニングによって電力がかかるプルーフ・オブ・ワークよりも、効率がいいとされています。

仮想通貨CFDの条件

easyMarkets(イージーマーケッツ)の仮想通貨銘柄の取引条件は以下の通りです。

仮想通貨CFD条件の表はこちら

取引手数料 無料
レバレッジ 10~20倍(銘柄によって異なる)
銘柄数 17銘柄
取引時間 【MT4】日曜日21:00~金曜日22:00(冬時間)
【独自ツール】日曜日GMT7:00~10:00を除く24時間
ゼロカットシステム あり
仮想通貨建て口座 あり(ビットコイン)
スプレッド 全銘柄固定

取引手数料は無料で、取引のコストはスプレッドのみになります。最大レバレッジは10~20倍で、他のブローカーと比較しても低めの設定です。今回追加された5種類の銘柄の最大レバレッジは10倍に設定されています。

固定制のスプレッド

easyMarketsは、変動制のスプレッドが主流の海外FXブローカーの中では珍しく、固定制のスプレッドを採用しています。

例えば、ビットコイン(BTC)の取引では、ウェブ/アプリで110ドル、MT4で100ドルのスプレッドが設定されています。スプレッドは広めではありますが、相場の流動性に関わらず一定のスプレッドで取引が可能です。

また、手数料が無料なので、スプレッドの110ドルもしくは100ドルがそのまま1ビットコインの取引コストになります。

5種類の仮想通貨入金に対応

easyMarketsは、5種類の仮想通貨入金に対応しています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • テザー(USDT)

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった特にメジャーな通貨に加え、ビットコインからハードフォークしたビットコインキャッシュ(BCH)、決済に特化したライトコイン(LTC)、米ドルとレートが連動しているテザー(USDT)といった取り扱いやすい通貨での入金が可能です。

仮想通貨入金のロゴ
point ビットコインを基本通貨にできる

easyMarketsでは、ビットコインを基本通貨として利用可能です。口座資金をビットコインで保有することで、法定通貨に換金する必要がなく、変動差益のリスクや両替のコストを抑えることができます。

流れに乗りながら独自路線を貫く

仮想通貨市場が活発化し、各海外FXブローカーがこぞって仮想通貨サービス拡大を行う中で、easyMarkets(イージーマーケッツ)も仮想通貨銘柄の増加を積極的に行っています。ますます多くのユーザーが流入する中で、仮想通貨取引を強化することは無視できない事柄と捉えているようです。

また、easyMarketsは2021年10月に、他の海外FXブローカーに先駆けてTradingView経由で取引ができるサービスを追加しました。

TradingViewとの連携はトレーダーからも根強い要望があった機能で、仮想通貨に力を入れるという海外FX業界の流れについていきながらも、一味違った改善を行っています。

独自のアプローチを取るeasyMarketsが2022年はどのようなアクションを起こすのかに注目が集まります。


Date

作成日

2021.12.03

Update

最終更新

2024.07.26

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