Select Language

楽天のポイントビットコインは儲かる?追加・引き出すタイミングの目安を解説

楽天のポイントビットコインは儲かる?追加・引き出すタイミングの目安を解説

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2024.07.28 08:46
楽天のポイントビットコインは儲かる?追加・引き出すタイミングの目安を解説

update 2024.07.28 08:46

楽天のポイントビットコインは、楽天ポイントを使って、ビットコイン投資を擬似的に体験できるサービスです。仮想通貨(暗号資産)取引所の口座開設をする必要がなく、手軽に始められることから注目を集めています。

この記事では、楽天のポイントビットコインを使って儲けることはできるのか、楽天ポイントを追加するタイミング、引き出すタイミングの目安などを解説します。

楽天のポイントビットコインは儲かる?

楽天のポイントビットコインは、ビットコインへの投資を擬似的に体験できるサービスです。プラットフォーム上に楽天ポイントを追加すると、ビットコインの値動きに合わせてポイントが増減します。

楽天のポイントビットコイン

画像引用:楽天PointClub

ポイントビットコインで運用しているポイントを引き出せば、通常ポイントとして買い物などに利用可能です。

ポイントビットコインは、仮想通貨(暗号資産)取引所の口座を開設せずに始められる手軽さが特徴で、2022年11月にはユーザー数が100万人を突破したことが発表されています。

ポイントが増えたタイミングで引き出せば儲かる

楽天のポイントビットコインを使って、実際に儲けることはできるのでしょうか。

当記事執筆現在(2024年7月10日)、ポイントビットコインは「楽天ポイントの追加・引き出し」という基本的な機能を提供しています。つまり、ポイントを追加したときよりも、ビットコイン価格が上昇したタイミングでポイントを引き出せば、儲けることは可能です。

なお、ポイントビットコインはビットコイン価格と連動して、ポイントが増減する仕組みであるため、通常の投資と同様に損失が発生するリスクがあります。そのため、万が一失ってもよい金額の範囲で、ポイントを追加するのがよいでしょう。

引き出す際にはスプレッドが発生

注意点として、ポイントビットコインで利益が発生しても、その儲けの全てを受け取れるわけではありません。

ポイントビットコインでは、ポイントを追加する際に手数料はかかりません。しかし、運用しているポイントを引き出す際には、スプレッドが発生します。

ポイントビットコインでは、引き出しポイントの約4〜5%のポイントがスプレッドとして差し引かれます。そのため、ポイントを引き出すタイミングによっては、運用利益よりも手数料が上回る「手数料負け」となってしまう場合もあるでしょう。

ポイントを追加するタイミング

楽天のポイントビットコインで利益を出すには、ポイントを追加するタイミングと引き出すタイミングを見極めることが重要です。

ポイントを追加するタイミングの目安として、以下などが挙げられます。

  • 価格が暴落したとき
  • 半減期の前
  • ポジティブな要素があるとき
  • ドルコスト平均法

価格が暴落したとき

ビットコインの価格が暴落しているときは、ポイントを追加するタイミングの目安といえます。

投資の基本は「安く買って高く売る」ことです。暴落したタイミングでポイントを追加し、その後価格が回復したタイミングで引き出せば、その差額を利益として受け取れます。

半減期の前

半減期とは、マイニングで得られるビットコインの数量が継続的に半分になるイベントです。およそ4年ごとに発生し、新規供給量が減少することでビットコインの希少性が高まる効果があります。

ビットコインの価格は、半減期の翌年に大きく上昇する傾向があります。例えば、2020年に迎えた半減期の翌年には、ビットコインは史上最高値を更新し、約750万円まで高騰しました。

そのため、ビットコイン半減期の前は、ポイントを追加するタイミングの目安といえます。

2020年から2022年にかけてのビットコイン価格チャート

画像引用:CoinMarketCap

ポジティブな要素があるとき

ビットコインに関するポジティブな要素があるとき、価格は上昇する可能性があります。例えば、2024年1月には、アメリカでビットコイン現物ETFの上場が承認されました。

現物ETFの承認前には、その期待の高まりによって、ビットコインは大きな価格上昇を記録しています。

このようなポジティブな要素があるときは、ポイントの追加を検討してもよいかもしれません。

ドルコスト平均法

ポイントを追加するタイミングの見極めが難しい場合、ドルコスト平均法で積み立てる方法もあります。ドルコスト平均法とは、一定の間隔で一定の金額ずつ、指定した銘柄を購入する投資手法です。

ドルコスト平均法

ビットコインに置き換えて考えると、ビットコインの価格が低いときは購入量が増加し、価格が高いときは購入量が減少します。これにより取得単価を平準化でき、高値掴みを避けることができます。

楽天のポイントビットコインにおいても、一定の間隔で一定のポイントを追加するという運用手法を検討してみてもよいかもしれません。

ポイントを引き出すタイミング

ポイントを引き出すタイミングの目安として、以下などが挙げられます。

  • 目標とする運用益に達したとき
  • 半減期の翌年

目標とする運用益に達したとき

目標とする運用益に達した際は、ポイントを引き出すタイミングの目安といえます。運用益が増えたとき、「まだ増えるのではないか」と考えてポイントを引き出さずにいた結果、損してしまうケースも少なくないでしょう。

「10%の利益が出たら引き出す」といったように、あらかじめポイントを引き出すルールなどを決めておくのもよいかもしれません。

半減期の翌年

過去のビットコインの価格は、半減期の翌年にピークを迎えています。

以下は2012年、2016年、2020年の半減期あたりの価格チャートです。いずれも半減期の翌年に価格が高騰した後、大きく価格下落していることがわかります。

2012年から2014年にかけてのビットコイン価格チャート

画像引用:CoinMarketCap

2016年から2018年にかけてのビットコイン価格チャート

画像引用:CoinMarketCap

2020年から2022年にかけてのチャート

画像引用:CoinMarketCap

過去のビットコインの価格傾向を踏まえると、半減期の翌年の価格上昇時にポイントを引き出せば、大きな運用益を得られるかもしれません。

楽天のポイントビットコインの特徴

楽天のポイントビットコインの特徴として、以下が挙げられます。

  • ビットコインの購入はできない
  • 楽天ポイントが必要
  • 楽天ウォレットのビットコイン価格に連動

ビットコインの購入はできない

ポイントビットコインは、楽天ポイントを使って、手軽にビットコイン投資の擬似体験ができるサービスです。しかし、通常のビットコイン投資とは異なり、ビットコインそのものを購入・保有できるサービスではないため、その点は注意が必要です。

楽天ポイントが必要

ポイントビットコインを利用するには、楽天ポイントが必要です。ポイントの追加は100ポイント以上からとなっているので、事前にそれ以上の楽天ポイントを用意しておきましょう。

ポイントビットコインの最低追加ポイント

画像引用:楽天PointClub

楽天ウォレットのビットコイン価格に連動

ポイントビットコインで運用するポイントは、楽天ウォレットが提示するビットコインの取引価格と連動しています。楽天ウォレットでの取引価格が変動することで、運用中のポイントが増減する仕組みとなっています。

なお、楽天ウォレットは楽天グループが運用する仮想通貨(暗号資産)取引所です。保有している楽天ポイントを仮想通貨に交換できる特徴などを持っています。

ポイントビットコインで儲けた場合の税金

ポイントビットコインで増えた楽天ポイントを保有しているだけでは、税金は発生しません。しかし、増えたポイントでモノやサービスを購入した場合、その時点で利益確定したことになり、一時所得として課税対象になると考えられます。

ただし、一時所得には50万円の特別控除があり、一時所得とみなされる所得の合計が年間50万円を超えなければ、税金はかかりません。

ポイントビットコインの投資元本が楽天ポイントのみであることを考えると、年間50万円を超える利益が発生するケースは稀といえるかもしれません。つまり、ポイントビットコインでの利益だけを考えた場合、課税されるまでには至らないケースも多いと考えられます。

楽天ポイントで気軽に始められる

ポイントビットコインでは、通常のビットコイン投資と同様に損失が発生する可能性はあります。ただし、万が一損失が発生しても失うのは楽天ポイントだけなので、比較的気軽に始められるでしょう。

ビットコインへの直接的な投資に抵抗がある場合は、まずはポイントビットコインから始めてみるのもよいかもしれません。


Date

作成日

2024.07.11

Update

最終更新

2024.07.28

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

初めてのバックテストでも安心!MT5ストラテジーテスターの使い方ガイド

MT5のストラテジーテスターでは、バックテストによりEAのパフォーマンスを確認できます。バックテストの開始手順や注意点を解説します。
update2025.06.17 19:00

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.12 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル