Select Language

2019年最高のスタートを切った仮想通貨市場

2019年最高のスタートを切った仮想通貨市場

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:27
2019年最高のスタートを切った仮想通貨市場

update 2021.08.31 15:27

2日間で仮想通貨全般が軒並み価格上昇を記録

2019年に入って2日間、ビットコイン(BTC/USD)価格は7%上昇しており、3,600ドルから3,900ドル付近を推移している。これに加えて、2018年に大幅な下落を経験したイーサリアム(ETH/USD)価格も、143ドルから160ドルまで回復して、仮想通貨市場は最高のスタートを切った。

2017年の仮想通貨市場の好意的な状況に比べて、ビットコインがピーク時の2万ドルから安値の3,500ドルまで価格を下げた2018年は、投資家にとってはまさに地獄の年であった。2019年の市場の動向に注目が集まっており、一部のファンの間では強い上げトレンドが再び発生すると予測されているが、これらの予測は根拠が示されているわけではなく、むしろ当てつけに等しいと言える。しかしながら、ここまで仮想通貨市場は悪くない展開を見せているだけに、期待が高まっている。

また、ウォレットサービスの開発などを手掛けるCasa, Inc.(本社:PO Box 20575, Charleston, SC 29413, United States[1])のCTO、Jameson Lopp氏によると、2018年中にハッシュレートや日間取引量、決済利用、ノード数などすべての指標が改善しているという。80%以上のビットコイン価格の暴落が発生したにも関わらず、これらの指標が改善したことは明るい材料だと判断できる。

今年初めからの仮想通貨価格の上昇は、イオス(EOS/USD)やビットコインキャッシュ(BCH/USD)、その他マイナーな仮想通貨にも及んでおり、市場全体への影響が伺える。もちろん、2019年の好調が確定したわけではないが、Lopp氏が挙げた事が事実だとすると、注目が高まっていることは確かだと言えるだろう。

release date 2019.1.3

出典元:

ニュースコメント

不安定な投資市場から資金が流入した可能性

2018年末から2019年初めにかけて、世界の投資市場は慌ただしく動いている。その中でも最も目立ったのは米国株式市場で、利上げ決定による短期的な下げトレンドの形成と、トランプ大統領の買いを誘発する発言による歴史的な価格急騰を記録した。また、Apple社の不調が主な要因とされる対円を中心とした米ドルの急落など、普通では考えられない状態が続いている。そんな中で、仮想通貨市場は強い買いを基調としてトレンドが継続しているが、これら不安定な既存の投資市場の恩恵を受けているとも考えられる。特に米国株式市場が本格的に下げ始めた昨年12月17日頃からは、それに合わせてビットコインの取引量が右肩上がりに増加しており、直近の安値をつけたクリスマスごろには取引量はピークを迎えている。この相関性については立証されているわけではないが、株式市場から引き上げられた資金が流入した可能性も否定できない。どちらにせよ、確定的なトレンドのシグナルとは言えないため、引き続き仮想通貨市場を注視する必要がありそうだ。


Date

作成日

2019.01.03

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名などには総額100万円の賞金が贈られます。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル