作成日
:2026.06.15


2026.06.15 13:18
2026年6月3日より、オンラインウォレットのPeskaがUSDT(テザー)による出金に対応しました。
2026年6月1日に改正資金決済法が施行されたことで、クロスボーダー収納代行が規制の対象になりました。それにより、一部の海外FXユーザーの間では「国内銀行送金を利用できなくなるのでは」という懸念が広がっています。
PeskaがUSDTに対応した背景には、こうしたユーザーの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。本記事では、仮想通貨の直接送金ではなく、あえてPeskaを経由するメリットがあるのか解説します。
これまでPeskaの入出金手段は、銀行送金(日本円は国内銀行送金、その他の通貨は海外銀行送金)のみに限られていました。2026年4月13日にはUSDTでの入金に対応したことを発表していましたが、出金については正式には未対応となっていました。
今回のアップデートでUSDTでの出金にも正式に対応したことで、銀行送金を使用せずにPeskaへ入出金できるようになりました。なお、Peskaアカウント間の送金については、従来通り法定通貨のみの対応となっています。
これまではPeskaで海外FX業者へ入出金する際は、主に以下のような流れで送金する必要がありました。
今後は国内銀行送金に加えて、個人ウォレットや仮想通貨(暗号資産)取引所からPeskaへ入出金できるようになります。下記の手順は個人ウォレットを利用する場合の入出金ルートの一例です。
入金時にPeskaへ送金したUSDTは、米ドルとして残高に反映されます。USDTから米ドルへ両替する際のレートは1:1で、小数点第二位以下の金額は切り捨てとなります。そのため、Peskaに100.15USDT入金した場合、残高は100.1ドルとして反映されます。
出金時はUSDT出金を選択することで、自動的に1:1のレートで米ドルがUSDTに両替されます。ただし、米ドル以外の残高をそのままUSDTで出金することはできません。そのため、海外FX業者へ日本円で入出金している場合は、事前にPeska内で日本円を米ドルへ両替してからUSDTで出金する必要があります。
(*1)USDTを送付すると、Peskaには米ドル(USD)として自動反映されます。
(*2)米ドル以外の残高(日本円など)をUSDTで出金する場合は、事前に米ドルに両替した上でUSDTで出金する必要があります。
2026年6月11日時点でPeskaが対応しているネットワークは以下の5種類です。
基本となるイーサリアム(ERC-20)やトロン(TRC-20)に加え、BNBスマートチェーン(BEP-20)、ソラナ、ポリゴンと、人気のあるネットワークにしっかりと対応しています。
PeskaのUSDT入金ページで任意のネットワークを選択すると、入金用のアドレスが発行されます。
なお、一度発行されたアドレスは2回目以降の入金時もそのまま利用できますが、予期せぬトラブルを避けるためにも送金時は毎回アドレスを確認するようにしましょう。
PeskaからUSDTで出金する場合、国内銀行口座へ出金する際と同様、月1回に限り手数料が無料となります(2026年6月現在)。
ただし、同月内に2回以上の出金を行う場合は、都度1.2%の手数料が発生します。国内銀行への出金手数料が0.2%であることを考慮すると、2回目以降の出金コストは若干割高になる点には注意が必要です。
通貨ごとの入金・出金手数料
| 通貨 | 入金 | 出金 |
|---|---|---|
| USDT | 無料 | 手数料:1.2%(*1) 最低手数料:20USDT |
| 米ドル | 手数料:1.2% 最低手数料:20ドル |
|
| 日本円 | 手数料:0.2%(*1) 最低手数料:880円 |
|
| ユーロ | 手数料:2.4% 最低手数料:40ユーロ |
|
| ポンド | 手数料:2.4% 最低手数料:40ポンド |
|
| ドン | 手数料:3.0% 最低手数料:15,000ドン |
(*1)月1回無料
また、出金については最低手数料が設定されており、2回目以降の出金額が1666.66USDT未満の場合は、一律20USDTの手数料がかかります。可能であれば仮想通貨取引所や個人ウォレットへの出金は月1回に留めておいたほうが良いでしょう。
Peskaではブローカーとのタイアップキャンペーンも開催しており、過去にはPeskaからブローカーに入金・取引することでキャッシュバックを受け取れるキャンペーンも開催しています。
6月11日時点ではThreeTrader(スリートレーダー)とキャッシュバックキャンペーンを開催中です。
2026年6月1日午前7時00分~6月30日午後11時59分(日本時間)
5,000円(300ドル)
期間中にPeska口座を開設し、一度もブローカーへ入金したことがないユーザー
期間中に一括で5万円(もしくは300ドル)を入金
FXもしくはゴールドを10ロット以上取引
条件達成後、7月頃にPeska口座へ反映予定
キャンペーンの詳細は下記のリンクでご確認いただけます。
そのほか、Peska単体でのキャンペーンやポイントプログラムも提供しています。時期によってはこういったキャンペーンを活用することで、海外仮想通貨取引所や個人ウォレットで送金するよりもお得にブローカーに送金することができます。
PeskaへUSDTで入出金するにあたっていくつか注意点があります。
Peskaに入金したUSDTはUSDに交換したうえで残高に反映されるため、USDTのままPeska内に保管することはできません。また、前述のとおりUSDに交換する際は小数点第二位以下の金額は切り捨てとなるので、USDTで送金する際は極力キリの良い金額で送金したほうが良いでしょう。
今のところUSDTで送金できるのは、個人ウォレットもしくは仮想通貨(暗号資産)取引所とPeska間の送金に限られます。海外FX業者への入出金の際は、これまで通り日本円や米ドルなどの法定通貨で送金する必要があります。
ブローカーとのタイアップキャンペーンを活用できる点は、Peskaを利用するメリットといえるでしょう。しかし、そもそも仮想通貨(暗号資産)送金に切り替えるのであれば、個人ウォレットや海外取引所から直接ブローカーへ送金できるため、わざわざPeskaを経由するメリットは薄いと感じるかもしれません。
基本的には個人ウォレット・海外取引所をメインの送金手段として利用しつつ、キャンペーンなどの特典がある時はPeskaで入金すると良いでしょう。
また、Peskaとブローカー間の送金には、手数料無料かつ反映スピードも速いという利点があります。そのため、複数のブローカーへ頻繁に資金を入出金する方であれば、Peska内に一定の資金をプールしておき、そこから各業者へ入出金するほうが、都度仮想通貨で送金するよりも使い勝手は良いかもしれません。
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作成日
:2026.06.15
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最終更新
:2026.06.15
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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