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Huobiがイオスを基軸通貨とした新取引サービスを発表

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update 2021.08.31 15:27
Huobiがイオスを基軸通貨とした新取引サービスを発表

update 2021.08.31 15:27

イオスを軸に多様なサービスの展開を図る

Huobiグループのマイニングプール事業を担うHuobi Poolは、2019年第1四半期から仮想通貨のイオス(EOS)を基軸通貨とした仮想通貨取引所を開設することを今月29日に発表した。この新しい取引サービスを利用すれば、イオスと様々な仮想通貨を取引できるようになるという。

Huobi Poolは、設立されて以来、イオスコミュニティと密接した関係を持っており、2018年にはイオスベースのテストチェーン環境、Crypto Kylin Testnetの開発を手がけている。また、イオス保有者による投票システムなども開発して、コミュニティにノード投票の概念を浸透させたこともあり、影響力は大きい。

Huobi PoolのCEOであるCao Fei氏は、この取引所のローンチについて以下のようにコメントしている。

イオスのスーパーノード(より大きい権限を持つノード)として、Huobi Poolは、コミュニティ全体を考えた開発を優先しています。このイオスを基軸通貨とした取引所のローンチも、我々の戦略の一部です。

Cao Fei, CEO at Huobi Pool, - PR Newswireより引用

2013年に米国のベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalの資金提供によって始まったHuobiグループは、今では取引量で世界第3位を誇る取引所事業を有している。Huobi Poolは、ビットコイン(Bitcoin)とビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)のマイニングをサポートしており、同グループが展開する取引所と連動したサービスも展開しているという。例えば、ユーザーは、これらの採掘した仮想通貨を、直接取引が可能なHuobi OTCまたは従来の中央集権型取引所のHuobi Exchangeに移行して利用することができる。また、Huobi Poolは、Huobiトークンエコシステムを支える初のサブトークンとしてHuobi Poolトークンを発行しており、2018年9月25日、マイニングパワーを示すハッシュレート の占有率で、世界のマイニングプール10傑入りを果たしている。

今回の発表に先駆けて、仮想通貨取引のデリバティブ商品を取り扱うHuobi Derivative Market【以下、Huobi DMと称す】は、イオスを対象とした商品を提供することを発表している。[1]これにより、ユーザーは、投機やリスクヘッジを目的にロングとショート、どちらのポジションも取ることが可能となるが、イオスも他の仮想通貨と同様に価格の下落を経験しており、今の市場状況を加味するとHuobi DMのサービスは、ユーザーにとって必要なソリューションとなることが予測されている。

release date 2018.12.31

出典元:

ニュースコメント

人気と性能を兼ね備えたイオス

2017年6月に公開されたイオスは、1秒間に数百万回単位のトランザクションを実行できる高性能なブロックチェーンプラットフォームとして注目を浴び、ICO直後には価格が300%以上も高騰したことで有名となった。現在では、時価総額は3,000億円近くを推移しており、仮想通貨市場全体では5位の規模にまで成長している。イオスは人気だけではなく、その性能も折り紙つきで、今年8月に中国の情報産業省の電子情報産業発展研究院が発表した中国仮想通貨格付けではイオスは3回連続首位を獲得している。これまで、多くの取引所がビットコインやイーサリアム(Ethereum)といったメジャーな通貨を基軸として採用してきたが、これらの通貨は流通量が多い反面、ブロックチェーンのトランザクションの処理速度やコミュニティの分裂によるハードフォークの発生など、不安な要素を抱えている。その点、イオスはそれらの問題とは無縁で、認知度も高まっていることから、Huobi Poolはイオスに将来性を感じているようだ。イオスをサービスの中核として採用するのも悪くはない選択なのかもしれない。


Date

作成日

2018.12.31

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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