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USDTを日本円に換金する方法は?税金や手数料などの注意点も解説

USDTを日本円に換金する方法は?税金や手数料などの注意点も解説

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update 2026.07.09 17:21
USDTを日本円に換金する方法は?税金や手数料などの注意点も解説

update 2026.07.09 17:21

海外FXの入出金環境が変化する中、仮想通貨(暗号資産)での入出金に注目が集まっています。海外FXの仮想通貨入出金ではステーブルコインのUSDTを使うケースが多く、利益などを出金する際はUSDTを日本円に換金する必要があります。

しかし、USDTを換金する方法にもいくつかのルートがあり、それぞれ異なる特徴があります。本記事では、USDTを日本円に換金する方法に加え、事前に知っておきたい税金や手数料などの注意点を解説します。

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USDTを日本円に換金する5つの方法

海外FXから出金したUSDTを日本円に換金するにはいくつかの方法があります。多くのユーザーに使われている国内取引所を利用する方法など、主要な5つの換金方法を紹介します。

  1. 国内取引所を使う換金方法
  2. JPYCを使う換金方法
  3. 仮想通貨デビットカードを使う換金方法
  4. P2P取引を使う換金方法
  5. BTM(暗号資産自動両替機)を使う換金方法

1. 国内取引所を使う換金方法

国内取引所を使った換金方法でも、海外取引所もしくは個人ウォレットを経由する2つのルートに分類できます。

海外取引所経由のルート

海外FXから海外取引所を経由し、国内取引所で日本円に換金するルートです。現時点で最も王道の日本円換金ルートといえるでしょう。

海外FXから海外取引所にUSDTを送金後、XRPなどの国内取引所に入金できる通貨に交換します。その後、海外取引所から国内取引所にXRP等を送金し、日本円に換金するフローとなります。

  1. STEP1

    海外FXから海外取引所にUSDTを送金

    海外FXから海外取引所にUSDTを送金

  2. STEP2

    USDTをXRPに交換

    海外取引所でUSDTをXRP等に交換

  3. STEP3

    国内取引所でXRPを日本円に換金

    海外取引所から国内取引所にXRP等を送金して日本円に換金

Bitget(ビットゲット)などの日本語対応の海外取引所を使えば、初心者でも問題なく使うことが可能なルートです。また、海外取引所は海外FXと国内取引所の中継地点だけでなく、資産保管ウォレットや待機資金の運用先としても機能します。海外取引所を海外FXとの入出金拠点(ハブ)として活用することができるでしょう。

なお、海外取引所を経由する場合には、送金可能先リストとして海外取引所を明記している国内取引所を使うのがよいかもしれません。国内取引所によっては送金先リストとして、送金可能な取引所等を公表しているケースがあります。送金先リストに明記されている取引所やサービスに関しては、各国内取引所が送金可能先としてお墨付きを与えているともいえます。

一方で、海外取引所を利用する場合は、取引所側に資産を預けることになります。もし海外FXから出金したUSDTを海外取引所で保管・運用する場合には、カウンターパーティリスクに注意が必要です。また国内取引所によっては、トラベルルールの関係で一部の海外取引所との直接入出金を制限しているケースがあります。

個人ウォレット経由のルート

海外FXからメタマスクなどの個人ウォレットを経由し、国内取引所で日本円に換金するルートです。

海外FXからウォレットにUSDTを送金後、DEX(分散型取引所)やウォレットのスワップ機能を使ってUSDTを国内取引所に入金できる通貨(ETHなど)に交換します。その後、ウォレットから国内取引所に交換した通貨を送金して日本円に換金します。

  1. STEP1

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

  2. STEP2

    USDTをETHに交換

    ウォレット上でUSDTをETH等に交換

  3. STEP3

    国内取引所でETHを日本円に換金

    ウォレットから国内取引所にETH等を送金して日本円に換金

どの国内取引所でも基本的に個人ウォレットとの送金はトラベルルール対象外で、直接の入出金が可能です。そのため、海外取引所経由よりも送金の制限を受けにくいルートといえるでしょう。

また、ウォレットは海外取引所と異なり、良くも悪くも自分で秘密鍵を管理する必要があります。資産を自己管理できる点はメリットですが、秘密鍵を忘れたり他人に知られたりすると資金を失うデメリットもあります。

caution ウォレット経由送金での口座凍結報告が増加

2026年6月、X(旧Twitter)上では「海外FXにウォレット経由で送金したら、国内取引所の口座が凍結された」との投稿が話題となりました。SNS上ではbitbankとGMOコインの口座凍結事例が目立っています、ただし、国内取引所は口座凍結理由を公表しないケースが多いため、ウォレット経由での送金が口座凍結の直接的な原因となったかどうかは不明な部分もあります。

しかし、直近でこういった声が増えている以上、現状はウォレット経由で海外FXに送金するのはリスク回避の意味で控える方がよいかもしれません。

2. JPYCを使う換金方法

海外FXユーザーの間でも注目を集めつつある日本円ステーブルコイン「JPYC」を使う換金ルートもあります。

海外FXからウォレットにUSDTを送金後、DEX(分散型取引所)やウォレットのスワップ機能を使ってUSDTをJPYCに交換します。その後、専用プラットフォームのJPYC EXで日本円を償還する流れになります。

  1. STEP1

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

  2. STEP2

    USDTをJPYCに交換

    ウォレット上でUSDTをJPYCに交換

  3. STEP3

    JPYC EXで日本円を償還

    JPYC EXでJPYCを日本円に償還

JPYC EXで所定の償還手続きをすれば、自分の銀行口座に日本円を振込してもらえます。国内取引所を使う必要がなく、ウォレットのみで日本円に換金できる点が特徴といえるでしょう。

また、JPYCを日本円に償還せず、JPYC支払いに対応しているNudge(ナッジカード)で日常決済などをすることで、実質的に日本円に換金するという方法もあります。一方、JPYCは個人ウォレットを使って管理するため、秘密鍵を自己管理する必要がある点は把握しておきましょう。

caution JPYCを海外FX入出金に利用するリスク

SNS等でJPYCを利用した海外FX入出金ルートが話題ですが、発行元のJPYC社は二次流通での利用は自己責任の範囲としています。同社代表の岡部氏も、JPYCをUSDTなど他資産へ交換する「二次流通」以降は同社の管轄外であると明言しています。

また利用規約上、マネーロンダリング対策等により運営の判断でアカウント制限などが行われる可能性があり、その際の損害は補償対象外になると記載されています。海外FXとの入出金にJPYCを利用する際は、こういったリスクを把握した上で自己判断で行うようにしましょう。

3. 仮想通貨デビットカードを使う換金方法

ここ最近では、仮想通貨デビットカードを使う換金方法も注目されています。仮想通貨デビットカードとは、仮想通貨を決済原資にVISAなどの電子決済ネットワークで支払いできるカードのことです。

海外FXから出金したUSDTを仮想通貨デビットカードにチャージして、日常の決済に使用したり、コンビニATMで日本円を引き出したりする使い方がSNS等で言及されています。

  1. STEP1

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

  2. STEP2

    デビットカードにUSDT等をチャージ

    ウォレットからデビットカードにUSDT等をチャージ

  3. STEP3

    日常決済やATMでの日本円出金に使用

    日常決済やATMでの日本円出金に使用

仮想通貨デビットカードには様々な種類がありますが、例えばTria(トリア)は専用のTriaウォレットに仮想通貨を入金し、カードにチャージして支払いに使用できるとされています。また、物理カードを発行すればATMで日本円を引き出すことも可能です。

一方で、仮想通貨デビットカードは税金の計算が複雑になるデメリットを考慮する必要があるでしょう。またカードによっては、日本が物理カードの発送対象外になっているケースもあり、ATMでの日本円出金ができない可能性もあります。

4. P2P取引を使う換金方法

Bitgetなどの海外取引所で利用できるP2P取引を使って、USDTを日本円に交換する方法もあります。海外取引所が提供するP2P取引は、一般的にユーザー同士で仮想通貨と法定通貨を直接売買できるサービスです。

海外取引所でP2P取引をする相手を選び、取引を進めることで日本円に換金できます。日本円の受け取り方法は銀行振込に加え、PayPayをはじめとした電子マネーなど複数の方法を選択することが可能です。

  1. STEP1

    海外FXから海外取引所にUSDTを送金

    海外FXから海外取引所にUSDTを送金

  2. STEP2

    P2P取引でUSDTから日本円への売却を注文

    P2P取引でUSDTから日本円への売却を注文

  3. STEP3

    銀行振込や電子マネー等で日本円を受取

    銀行振込や電子マネー等で日本円を受取

P2P取引の特徴として、海外FXから送金したUSDTを国内取引所を経由することなく、日本円に換金できることが挙げられます。

しかし、P2P取引では匿名ユーザーと直接取引をするため、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。過去にはBybit(バイビット)のP2P取引を使ったあるユーザーが銀行口座凍結に加え、詐欺容疑者として警察に取り調べを受けた事例が発生しており、リスク回避の意味で利用を避ける方がよいでしょう。

5. BTM(暗号資産自動両替機)を使う換金方法

株式会社ガイアが提供するBTM(暗号資産自動両替機)を使って、USDTを日本円に換金する方法もあります。BTMは、その場で仮想通貨と日本円を両替(購入・売却)できる自動両替機です。

海外FXからウォレットにUSDTを送金後、DEX(分散型取引所)やウォレットのスワップ機能を使ってUSDTをETH等に交換します。その後、BTMを操作して指定のアドレスにETH等を送金すれば、その場で日本円を受け取ることができます。

  1. STEP1

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

    海外FXからウォレットにUSDTを送金

  2. STEP2

    USDTをETH等に交換

    ウォレット上でUSDTをETH等に交換

  3. STEP3

    BTMで日本円を受取

    BTMで指定されたアドレスにETH等を送金して日本円を受取

BTMはBTC、ETH、ADAの3通貨に対応しており、1取引当たり最大10万円まで両替することが可能です。しかし、BTMの設置場所は日本に4箇所(東京・大阪)のみで、両替手数料も10%相当額と高額です。利便性やコストを考えると、特段BTMで日本円に換金するメリットは見当たらないといえるでしょう。

どの方法でUSDTを換金するのがおすすめ?

USDTを日本円に換金する方法にはいくつか種類があるものの、現時点では「海外取引所を経由して国内取引所で換金する方法」が無難な選択肢といえるでしょう。ウォレット経由ルートも主要な換金方法ではありますが、直近で複数の口座凍結報告が見られることから、現時点では利用を避ける方がよいかもしれません。

JPYCも新たな換金手段として注目されていますが、SNS上ではアカウント凍結のリスクなどが指摘されています。JPYC代表の岡部氏もJPYCをUSDTなど他資産へ交換する二次流通での利用は自己責任の範囲と明言しており、自己判断で利用する必要があるでしょう。

「仮想通貨デビットカードを使った換金方法」は直近で注目を集めつつありますが、前述の通りカードによっては日本が物理カードの発送対象外エリアになっているケースがあり、ATMで日本円を出金できない可能性があります。そのほか、税金計算の手間や年会費等のコストなども考慮した上で利用を検討する必要があります。

また、P2P取引は思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があり、BTM(暗号資産自動両替機)は利便性やコストの面で利用するメリットが少ないと考えられます。

総合的に考えると、現時点では「海外取引所を経由して国内取引所で換金する方法」が現実的な換金方法の選択肢になってくるでしょう。

海外FX経由の入金で国内取引所が凍結される?

SNS上では、海外FXを経由した仮想通貨を国内取引所に入金すると口座凍結されるといった投稿が複数確認できます。実際、2026年6月には「ウォレット経由で海外取引所と入出金したところ、国内取引所の口座が凍結された」という投稿が話題となりました。

ブロックチェーンでは取引履歴を追跡できるため、無登録の海外FXブローカーを経由した資金であることを特定できます。そのため海外FX経由の資金を入金すると、国内取引所側で何かしらの制限が課されるという見方もあります。国内取引所は口座凍結理由を公表しないため不透明な部分はあるものの、海外FXユーザーにとっては「国内取引所を使う換金方法」も安全な換金方法とはいえないのかもしれません。

今後、仮想通貨は金融商品取引法(金商法)への移行が予定されていることから、より利用者保護を目的とした規制強化が行われる可能性があります。仮想通貨入出金をめぐる動向には、今後も注視していく必要があるでしょう。

USDTを日本円に換金する際の注意点

海外FXから出金するUSDTを日本円に換金する上では、以下のような注意点があります。

  • トラベルルールによる送金制限
  • 税金計算が複雑になる可能性
  • ガス代などの手数料が発生

トラベルルールによる送金制限

国内取引所を使って日本円に換金する場合、トラベルルールによる送金制限を受ける可能性があります。基本的に国内取引所と個人ウォレット間での送金には制限がないものの、一部の海外取引所との間では直接送金できないケースがあります。

利用する国内取引所によっては、海外取引所からメタマスクなどの個人ウォレットを経由して送金しなければならないため、事前にトラベルルール対応状況を確認しておくのがよいでしょう。

税金計算が複雑になる可能性

現在の日本の税制では、仮想通貨(暗号資産)を日本円に換金したタイミングだけでなく、仮想通貨同士の交換でも利益が発生すれば課税対象となります。海外FXとの入出金のみの利用であっても、仮想通貨取引で発生した損益はすべて申告しなければいけません。

特に仮想通貨デビットカードを日常決済等で利用する場合、カードを使うたびに損益が発生すると考えられるため、税金の計算が複雑になる可能性があります。こういったデメリット面も把握した上で、どの日本円換金方法を利用するのか検討するとよいでしょう。

ガス代などの手数料が発生

USDTを日本円に換金する際には、海外取引所や個人ウォレット、国内取引所などを利用することになります。取引所であれば取引手数料や出金手数料、ウォレットであれば取引や送金時にガス代(ネットワーク手数料)がかかります。

ガス代はイーサリアムであればETH、トロンであればTRXといったように、利用するネットワークの基軸通貨で支払います。ガス代がないとウォレットにある仮想通貨の送金や交換ができないため、事前にウォレットにガス代用の通貨を準備しておくようにしましょう。

海外取引所経由ルートでの換金が無難

USDTを日本円に換金する方法には複数のルートがありますが、現時点では海外取引所を経由して国内取引所で換金する方法が無難といえるかもしれません。仮想通貨(暗号資産)デビットカードも注目の換金方法ではありますが、税金計算の複雑さやコスト面などを総合的に考えた上で、利用するかどうかを決めるのがよいでしょう。


Date

作成日

2026.04.13

Update

最終更新

2026.07.09

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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