作成日
:2026.04.10


2026.04.10 18:43
ここ最近、海外FXユーザーによる「XS.com(エックスエス)のゴールドのスプレッドが狭い・安定している」といった投稿を目にするようになりました。また、Exness(エクスネス)のスプレッドとXS.comを比較する投稿も見受けられます。
そこで当サイトでは、本当にXS.comのゴールドのスプレッドは狭いのか、実測データを基に詳しく調査してみました。その結果、ある日を境にXS.comのゴールドのスプレッドが狭くなっていることが分かりました。ただし、安定性に関してはSNS上の情報と異なる部分もあります。本記事では調査結果やXS.comへの乗り換えを検討すべきかどうかについて解説します。
下のグラフは、独自に取得した1分単位のスプレッドデータをもとに時間帯別の平均スプレッドを集計したものです(2026年3月2日~2026年3月23日のデータを基に集計)。
| 業者名 | 平均スプレッド |
|---|---|
| XS.com | 2.0pips |
| Exness | 2.4pips |
| ThreeTrader(*1) | 1.4pips |
| Axi(*2) | 1.7pips |
(*1)1ロット当たり往復4ドルの手数料込み
(*2)1ロット当たり往復3.5ドルの手数料込み
XS.comの平均スプレッドは、Axi(アクシ)やThreeTrader(スリートレーダー)には及ばないものの、Exnessと比較すると狭くなっています。
当サイトが過去に実施した2025年1月~4月のデータを基にした調査では、XS.comのゴールドのスプレッドはExnessよりもやや広めともいえる水準でした。そこで今回、XS.comのスプレッドにどのような変化があったのか改めて調査しました。
XS.comの担当者は、3月9日に投稿したX(旧Twitter)のポストで「最近ゴールドのスプレッドを調整した」ことを明らかにしています。下のグラフはXS.comとExness(エクスネス)の日別の平均スプレッドの推移です(2026年3月2日~2026年3月23日のデータを基に集計)。
XS.comにおける3月2日の平均スプレッドは約3.6pipsでした。そこからスプレッドが縮小し、3月7日には約1.6pipsまで減少しています。以降は若干の変動はあるものの、3月2日時点と比較して1/2以下の水準で推移しており、3pipsに到達することはありませんでした。
XS.comの担当者の投稿があったあたりから、確かにXSのスプレッドは縮小しています。時間帯別の平均スプレッドでも示した通り、現在ではXS.comの方がExnessより狭くなっているといえます。
各社の最新のスプレッドは、下記のページでご確認いただけます。
参照:
SNS上での評判通りXS.com(エックスエス)のゴールドのスプレッドは、以前よりも狭くなっています。また、調整前と比較して平常時のスプレッドの安定性も改善されています。
ただし、XS.comのスプレッドは振れ幅が大きいため注意が必要です。早朝の最大スプレッドを比較すると、XS.comのスプレッドがExness(エクスネス)を上回ることもあります。
特に午前7時頃に大幅に拡大していることが分かります。対照的にExnessやThreeTraderのスプレッドは早朝でも比較的安定しています。
経済指標発表時のスプレッドについても同様です。下のグラフは米国の重要な経済指標が発表されることが多い午後9時30分前後の最大スプレッドの平均を算出したものです。他3社は比較的安定していますが、XS.comは最大で8pips付近(通常時の約4倍)まで拡大しています。
以上の点を踏まえると、早朝や経済指標発表時などのスプレッドが荒れやすいタイミングでは、XS.comはスプレッドが広がりやすい傾向にあると言えるでしょう。
今回の調査では実測値を用いていますが、あくまでもブローカーから提示されたデータをもとにした比較です。実際のリアル口座の取引環境は、今回の調査結果と異なる可能性も考慮する必要があります。
特にスキャルピングのような小さな値幅を狙う取引スタイルは、スプレッドやスリッページによって損益が大きく変化します。スリッページについては、実際のリアル口座で確認する必要があります。これまでに利用したことがないブローカーを利用する際は、本格的に取引を始める前に、まずはスリッページがどの程度発生しているのか確認したほうが良いでしょう。
当サイトでは、MT4/MT5用の無料インディケータ・ツールを提供しています。スリッページを自動で記録し、データ出力しExcelで分析できるツールも下記のページでダウンロードできます。
参照:
海外FX業者全体で比較すれば、Exness(エクスネス)のゴールドのスプレッドも悪い条件ではありません。かつレバレッジやスワップフリーの使いやすさなど他の取引条件についてはExnessのほうが優れている点もあります。
しかし、Exnessでは、2025年頃からサーバーの不具合やバグによるスワップフリーの剥奪、出金遅延など、トラブルが度々発生しています。また、SNS上では、「ゴールドのボラティリティ拡大時に取引できなくなる」といった投稿も見受けられます。
Exnessは取引環境が優れているブローカーとして認知されていましたが、ここ最近のトラブルによってトレーダーの評価が変わりつつあります。一方で、XS.com(エックスエス)では今のところ大きなトラブルは報告されていません。Exnessの取引環境に不満を感じているのであれば、XS.comを検討する価値はあると言えるでしょう。
今回の調査でXS.com(エックスエス)のゴールドのスプレッドは、Exness(エクスネス)よりも縮小していることが分かりました。
一方で、SNSで噂されているほどスプレッドが安定しているわけではないことも明らかになりました。ゴールドに限って言えば、Axi(アクシ)やThreeTrader(スリートレーダー)もスプレッドが狭く安定しています。
ただし、Axiのエリート口座を利用するには、他の口座で累計25,000ドルの入金実績がなければ申し込むことはできません。最低入金額を考慮すると、ThreeTraderのRawゼロ口座(1万円~利用可)や、XS.comのプロ口座(500ドル~利用可)のほうが取引を始めやすいかもしれません。
Exnessから別のFX業者への乗り換えを検討しているのであれば、レバレッジやスワップフリーの有無など、スプレッド以外の条件も確認したうえで、利用するブローカーを選んだほうが良いでしょう。
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作成日
:2026.04.10
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最終更新
:2026.04.10
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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