作成日
:2026.04.02


2026.04.02 16:08
海外FXの入出金環境が変化するなか、仮想通貨(暗号資産)入出金の選択肢を用意しておく重要性が高まっています。ウォレットを使って仮想通貨を送金する場合、利用する海外FXの対応ネットワークをサポートしているウォレットを使うなど、ウォレットの選び方にもいくつかポイントがあります。
本記事では、主要ブローカーにおける対応ネットワークの状況を踏まえつつ、海外FXの入出金におすすめの仮想通貨ウォレットを紹介します。また、ウォレットの選び方や利用時の注意点なども解説します。
海外FXとの仮想通貨(暗号資産)入出金において、どのウォレットを利用すればよいか迷う方も多いでしょう。仮想通貨ウォレットには多くの種類がありますが、例えば以下の3つの基準などをもとに選ぶことが可能です。
海外FXとの入出金で仮想通貨ウォレットを利用する場合、ブローカーが対応するネットワークをサポートしたウォレットを使う必要があります。
多くの海外FXでは、USDTやUSDCなどのステーブルコインでの入出金が主流です。しかし、同じUSDTであっても入出金に利用されるネットワーク(ブロックチェーン)は業者によって異なります。
多くの業者では、ERC20(イーサリアム)やTRC20(トロン)でのUSDT入出金に対応しているケースが多いです。海外FXとの入出金目的でウォレットを使うなら、これらの複数ネットワークに対応したマルチチェーンウォレットを選ぶのがよいでしょう。
PCとスマホのどちらを使って仮想通貨入出金をするかによっても、適したウォレットは異なります。
例えば、Trust Wallet(トラストウォレット)はモバイルアプリの操作性に定評があり、スマホを使って直感的に操作することが可能です。一方、PCでの操作をメインで考えている場合は、ブラウザ拡張機能のウォレットとして主流なMetaMask(メタマスク)も選択肢になってくるでしょう。
利用するデバイスに合わせて、自分にとってストレスなく操作できるウォレットを選択することが大切です。
海外FXとの入出金において、ある程度まとまった金額をウォレットで保管することを想定している場合、金額に見合ったセキュリティレベルを選択することが重要です。仮想通貨ウォレットには、MetaMaskのようなソフトウェアウォレットのほかに、Ledger(レジャー)をはじめとしたハードウェアウォレットなどがあります。
ハードウェアウォレットは秘密鍵をオフライン環境で管理するため、ハッキングのリスクを抑えて仮想通貨を保管できます。デバイスの購入費用がかかったり、操作が煩雑といったデメリットはありますが、管理する金額によってはハードウェアウォレットの利用を検討してもよいでしょう。
なお、ハードウェアウォレットの中古や転売品は偽造品であるリスクがあるため、必ず公式サイトなどの正規ルートで購入するようにしてください。
海外FXとの入出金におすすめできる仮想通貨(暗号資産)ウォレットを紹介します。PC・スマホで手軽に利用できるソフトウェアウォレットに加え、人気のハードウェアウォレットも紹介します。
画像引用:Trust Wallet
Trust Wallet(トラストウォレット)は、2017年に設立された2億人以上のユーザーを持つウォレットです。大手取引所のBinance(バイナンス)が買収したことでも知られています。
100以上のネットワークをサポートしており、ERC20(イーサリアム)、TRC20(トロン)、BEP20(BNBチェーン)、Polygon(ポリゴン)、SPL(ソラナ)など、海外FXの入出金で使われる主要ネットワークに対応しています。
また、スマホアプリの操作性に定評があるため、スマホでの送金や管理をメインに考えている方に適したウォレットといえるでしょう。
画像引用:MetaMask
MetaMask(メタマスク)は、世界で最も利用されている人気の仮想通貨ウォレットの一つです。イーサリアム系ネットワークに対応したウォレットとして知られていましたが、近年はトロンやソラナなど対応ネットワークを拡大しており、海外FXで使われる主要ネットワークをサポートしています。
PCブラウザでの拡張機能が使いやすく、PCメインで仮想通貨の入出金や管理を考えている方は利用を検討してもよいでしょう。
画像引用:Bitget Wallet
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)は、海外取引所のBitget(ビットゲット)が提供しているマルチチェーンウォレットです。イーサリアムなどの主要ネットワークに加え、レイヤー2や新興チェーンなど130種類以上のネットワークに対応しています。
分散型アプリケーション(DApps)との連携機能が充実している特徴もあり、ブロックチェーン上で手軽に資産運用などをしたい方にも使いやすいウォレットです。
画像引用:Ledger
Ledger(レジャー)は、フランスのLedger社が提供するハードウェアウォレットです。仮想通貨市場を代表するハードウェアウォレットの一つであり、イーサリアムやトロン、ソラナなど多数のブロックチェーンに対応しています。
専用アプリ「Ledger Wallet」をインストールして使用し、仮想通貨の保管に加え、購入や売却、スワップ(交換)、ステーキングなどの機能も利用できます。複数の端末が販売されており、定番シリーズとしてLedger Nanoシリーズが提供されています。
多くの海外FXブローカーでは、USDTやUSDCでの仮想通貨(暗号資産)入出金が主流となっています。USDTであればERC20(イーサリアム)やTRC20(トロン)、USDCであればERC20が主な入出金ネットワークとして採用されています。
以下は主要な海外FXブローカーにおける、USDT・USDCの対応ネットワークをまとめた表です(2026年3月現在)。利用する業者がどのネットワークに対応しているのか事前に確認しておくことで、スムーズに入出金ができるでしょう。
| ブローカー | USDT | USDC |
|---|---|---|
|
|
ERC20 TRC20 BEP20 Polygon
|
ERC20
|
(タイタンエフエックス)
|
ERC20 TRC20
|
ERC20 SPL
|
|
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
ERC20 BEP20
|
(ビッグボス)
|
ERC20
|
×
|
(ヴァンテージ トレーディング)
|
ERC20 TRC20 BEP20 SPL Arbitrum Avalanche C-Chain Polygon
|
ERC20
|
(スリートレーダー)
|
ERC20(入金のみ) TRC20
|
×
|
(エフエックスジーティー)
|
ERC20 TRC20
|
×
|
(エイチエフエム)
|
ERC20 TRC20
|
ERC20
|
(エックスエス)
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
ERC20 BEP20
|
(イージーマーケッツ)
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
BEP20 SPL
|
(アクシ)
|
ERC20 TRC20
|
×
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20 BEP20 Polygon
|
ERC20
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20
|
ERC20 SPL
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
ERC20 BEP20
|
| USDT | USDC |
|
ERC20
|
×
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20 BEP20 SPL Arbitrum Avalanche C-Chain Polygon
|
ERC20
|
| USDT | USDC |
|
ERC20(入金のみ) TRC20
|
×
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20
|
×
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20
|
ERC20
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
ERC20 BEP20
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20 BEP20
|
BEP20 SPL
|
| USDT | USDC |
|
ERC20 TRC20
|
×
|
海外FXと仮想通貨(暗号資産)入出金をする際には、ウォレットではなく海外取引所を経由するルートもよく使われます。
Bitget(ビットゲット)など日本語に対応している海外取引所を使えば、初心者の方でも問題なく利用できるルートだといえるでしょう。国内取引所から送金した通貨をUSDTなどに交換したり、待機資金をステーキングで手軽に運用したりできるなど、海外取引所は海外FXとの入出金ハブとして活用できます。
一方、利用する国内取引所によってはトラベルルールの関係で、海外取引所への直接送金ができないケースがあります。また、海外取引所に資産を預けることになるため、取引所の破綻などによる出金制限などのリスクがあります。
ウォレット経由ルートのメリットは、資産を自己管理できることや、送金の制限などを受けにくい自由度の高さにあります。その反面、良くも悪くも秘密鍵は自分で管理する必要があるため、仮想通貨に関する一定の知識が求められます。
「利便性を優先したい方は海外取引所」「資産を自己管理したい方はウォレット」といったように、自身のニーズに合わせてルートを選択するのがよいでしょう。
仮想通貨(暗号資産)ウォレットを利用する際は、事前に知っておくべき注意点があります。特に初めてウォレットを使う方は、以下の点などに注意しましょう。
仮想通貨を送金する際は、送金先アドレスの入力ミスやネットワークの誤選択に注意が必要です。万が一、アドレスやネットワークを間違えて送金してしまうと、資産を失ってしまうリスクがあります。
ブロックチェーン上の取引は一度確定すると取り消しができません。海外FXへ送金する際は、ブローカー側が指定するアドレスとネットワークのとおりに、必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。
送金に不安がある場合は、まず少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。無事に着金したことを確認してから本番送金を行うことで、送金ミスを回避しやすくなります。
ウォレット作成時に発行されるシードフレーズ(リカバリーフレーズ)は、資産を守るために最も重要な情報です。シードフレーズは12〜24個の英単語で構成され、ウォレットへアクセスしたり、資産を復元したりする際に使用します。
スマホの紛失やアプリの削除などによってウォレットへアクセスできなくなった場合でも、シードフレーズがあれば別のデバイスからウォレットを復元できます。一方で、シードフレーズの性質上、第三者に漏洩すればウォレット内の資産を盗まれてしまうリスクがあります。
シードフレーズは「紛失しないこと」「他人に教えないこと」を徹底して管理しましょう。スマホやクラウド上にスクリーンショット等で保存すると、ハッキングにより流出する恐れがあるため、紙や金属板などに書き留めてオフラインで保管するのが基本です。
もしシードフレーズの管理に不安がある場合、個人ウォレットにこだわらず、資産管理を任せられる海外取引所を経由した送金ルートを検討するのも一つの手です。
ウォレットで仮想通貨の送金や交換を行う際は、ガス代(ネットワーク手数料)を支払う必要があります。ガス代は利用するネットワークの基軸通貨で支払うため、イーサリアムならETH、トロンならTRX、BNBチェーンならBNBがガス代として必要になります。
送金したい通貨とは別に、常にガス代用の通貨をウォレットに確保しておきましょう。
海外FX業者では、仮想通貨による入金に対して「30 USD以上」といった最低入金額を設定しているケースがあります。規定の金額未満で送金するとアカウントへ正常に反映されない可能性があるため、手続き前に入金条件を確認しておきましょう。
海外FXと仮想通貨(暗号資産)入出金をする際は、自身のニーズに合ったウォレットを選択することが大切です。また、ここ最近では新たな入出金手段として、日本円ステーブルコインのJPYCも注目されています。これから仮想通貨での入出金を考えている方は、JPYCの利用も選択肢の一つとして検討してみてもよいでしょう。
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作成日
:2026.04.02
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最終更新
:2026.04.02
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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