作成日
:2026.06.03


2026.06.03 14:55
2026年5月25日、Titan FX(タイタンエフエックス)が全口座の最大レバレッジ引き上げを発表しました。
同社のアップデート前の最大レバレッジは、スタンダード口座・ブレード口座が最大500倍、マイクロ口座は1,000倍と他社と比較してやや控え目な水準でした。そのため、「レバレッジが物足りない」と感じていた方もいるのではないでしょうか。
今後はスタンダード口座・ブレード口座は最大1,000倍、マイクロ口座は最大2,000倍での取引が可能です。
本記事では、マイクロ口座で2,000倍のレバレッジを利用するための具体的な条件を解説するほか、同水準のレバレッジを提供するHFMのセント口座とスペックを比較します。
Titan FX(タイタンエフエックス)では、スタンダード口座およびブレード口座の最大レバレッジが従来の500倍から1,000倍へ、そしてマイクロ口座においては1,000倍から2,000倍へ引き上げられました。
| 口座タイプ | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| スタンダード | 500倍 | 1,000倍 |
| ブレード | 500倍 | 1,000倍 |
| マイクロ | 1,000倍 | 2,000倍 |
スタンダード・ブレード
| 変更前 | 500倍 |
| 変更後 | 1,000倍 |
マイクロ
| 変更前 | 1,000倍 |
| 変更後 | 2,000倍 |
なお、マイクロ口座のみで2,000倍のレバレッジを利用するためには、以下の取引条件をすべて満たす必要があります。
これらの条件は単一の口座ではなく、保有するすべてのリアル口座の取引実績を合算して判定されます。既存ユーザーについては、過去の取引実績で条件を満たしている場合は、新たに10回以上かつ5スタンダードロット以上の取引を行う必要はありません。
銘柄別の最大レバレッジは以下のとおりです。
| 銘柄 | スタンダード・ブレード | マイクロ |
|---|---|---|
| FX | 1,000倍 | 2,000倍 |
| 貴金属 | 1,000倍(*1) | 1,000倍 |
| 株価指数 | 1,000倍 | なし |
| エネルギー | 500倍 | なし |
| コモディティ | 50倍 | なし |
| 仮想通貨 | 100倍 | 100倍 |
| 株式 | 20倍 | なし |
スタンダード・ブレード
| FX | 1,000倍 |
| 貴金属 | 1,000倍(*1) |
| 株価指数 | 1,000倍 |
| エネルギー | 500倍 |
| コモディティ | 50倍 |
| 仮想通貨 | 100倍 |
| 株式 | 20倍 |
(*1)ゴールド以外の貴金属銘柄は最大500倍です。
マイクロ
| FX | 2,000倍 |
| 貴金属 | 1,000倍 |
| 株価指数 | なし |
| エネルギー | なし |
| コモディティ | なし |
| 仮想通貨 | 100倍 |
| 株式 | なし |
(*1)ゴールド以外の貴金属銘柄は最大500倍です。
マイクロ口座では、FX通貨ペアに2,000倍のレバレッジが適用されます。貴金属・仮想通貨(暗号資産)については従来のレバレッジから変更はありません。
スタンダード口座・ブレード口座では、FX通貨ペアに加えて貴金属や株価指数においても、1,000倍での取引が可能です。その他の銘柄については、従来のレバレッジから変更はありません。
マイクロ口座に2,000倍のレバレッジが適用されている状態であっても、以下条件のいずれかに当てはまる場合はレバレッジが1,000倍へと引き下げられます。
これらの判定は、毎日サーバー時間の午前0時15分(夏時間:日本時間午前6時15分)に実施されます。なお、レバレッジの引き下げや変更が行われた際には、メール・SMSで通知されます。
また、上記の制限とは別に時間帯によるレバレッジ制限も設けられています。
平日のロールオーバー前後の15分は、新規ポジションに対してレバレッジが200倍に制限されるほか、週末の閉場前30分から週明けの開場後15分までは100倍に制限されます。
特にEAを使ってトレードしている場合、こうした時間帯にレバレッジ制限が適用されると、証拠金維持率が急変して予期せぬロスカットを招くおそれがあります。そのため、EAのロジックによっては、これらの時間帯は取引の停止などの対策が必要になるでしょう。
| 口座タイプ | セント(HFM) | マイクロ(Titan FX) |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 |
| 取扱銘柄 |
FX
ゴールド
|
FX
貴金属
仮想通貨
|
| 平均スプレッド |
USDJPY:2.7pips
EURUSD:2.0pips
XAUUSD:3.5pips
|
USDJPY:1.7pips
EURUSD:1.4pips
XAUUSD:2.7pips
|
| 最大注文数 | 200セントロット |
FX:100マイクロロット
貴金属:50マイクロロット
仮想通貨:10マイクロロット
|
| 最大合計注文数 | 1,000セントロット | 20,000マイクロロット |
| スワップフリー | 〇 | × |
| マージンコール | 50% | 90% |
| ロスカット | 20% | 20% |
| 最低入金額 | なし | なし |
| ボーナス | なし | なし |
セント(HFM)
| 最大レバレッジ | 2,000倍 |
| 取扱銘柄 |
FX
ゴールド
|
| 平均スプレッド |
USDJPY:2.7pips
EURUSD:2.0pips
XAUUSD:3.5pips
|
| 最大注文数(*1) | 200 |
| 最大合計注文数(*1) | 1,000 |
| スワップフリー | 〇 |
| マージンコール | 50% |
| ロスカット | 20% |
| 最低入金額 | なし |
| ボーナス | なし |
マイクロ(Titan FX)
| 最大レバレッジ | 2,000倍 |
| 取扱銘柄 |
FX
貴金属
仮想通貨
|
| 平均スプレッド |
USDJPY:1.7pips
EURUSD:1.4pips
XAUUSD:2.7pips
|
| 最大注文数(*2) |
FX:100
貴金属:50
仮想通貨:10
|
| 最大合計注文数(*2) | 20,000 |
| スワップフリー | × |
| マージンコール | 90% |
| ロスカット | 20% |
| 最低入金額 | なし |
| ボーナス | なし |
(*1)セントロット
(*2)マイクロロット
少額口座のロット数の名称はHFMとTitan FXでそれぞれ異なりますが、いずれもスタンダードロットの1/100のコントラクトサイズです。FX銘柄の場合は1マイクロロット/セントロット=1,000通貨となります。
また、一度に注文可能なロット数はHFMが多くなっていますが、同時に保有可能なロット数の上限はTitan FXのほうが高くなっています。大量のポジションを同時に保有するようなEAを使用する場合は、上限に余裕のあるTitan FXで取引したほうが安心でしょう。
そのほか、以下の取引条件について違いを詳しく見ていきましょう。
HFMでは、以下のように口座の有効証拠金額に応じて最大レバレッジが変化する仕組みを採用しています。
| 有効証拠金額 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| ~499.99ドル | 2,000倍 |
| 500~999.99ドル | 1,000倍 |
| 1,000~1,499.99ドル | 500倍 |
| 1,500ドル~ | 200倍 |
セント口座では有効証拠金が500ドル以上になると、レバレッジが1,000倍に引き下げられるので、500~1,000ドルの証拠金で取引する場合は、Titan FXのほうがより高いレバレッジでの取引が可能です。
また、Titan FXと同様にHFMでも時間帯によるレバレッジ制限があります。
HFMでは、FX銘柄はロールオーバーの前後1時間、ゴールド・株価指数については各市場の開場および閉場の前後1時間にレバレッジが制限されます。週末・週明けについては、閉場1時間前から週明けの開場1時間後までが制限の対象です。また、祝日の前後も週末・週明けと同様の制限が適用されます。
Titan FXと比較するとレバレッジが制限される時間が長いため、EA等で自動売買を行う場合はTitan FX以上に注意しなければなりません。
HFMでは対象銘柄に45日間のスワップフリーが適用されます。一方、Titan FXはスワップフリーを導入していないため、良くも悪くも日付をまたぐポジションに対して、スワップによる損益が発生します。数日から数週間ポジションを保有する場合は、HFMを利用したほうがマイナスのスワップによる損失を抑えやすくなります。
ただし、HFMのスワップポイントのマイナス幅は、他社と比較して高めの水準になっているので、45日以上ポジションを保有するのは避けたほうが良いでしょう。また、HFMも大量のポジションを長期間保有することを推奨していません。日付をまたいで大量のポジションを保有し続けた場合、45日経つ前にスワップフリーを取り消されてしまう可能性もあるため注意が必要です。
各社の最新のスワップポイントは下記ページでご確認いただけます。
参照:
両社のスプレッドを比較すると、主要銘柄については全体的にTitan FXのほうが狭くなる傾向にあります。
執筆時点(2026年5月27日)でのドル円のスプレッドをMyforexのスプレッド比較ツールで確認すると、Titan FXの方が平均1.5pips程狭くなっています。
同様にTitan FXのユーロドルやゴールドのスプレッドもHFMより狭くなっていました。
早朝はやや拡大傾向にはあるものの、スキャルピングやデイトレなど、基本的にスワップポイントを考慮する必要がない短期取引しているのであれば、Titan FXのマイクロ口座を利用したほうが取引コストを抑えられるでしょう。
参照:
取引実績による条件は設定されているものの、Titan FX(タイタンエフエックス)の最大レバレッジが引き上げられたことで、従来より資金効率の良い取引が可能になりました。特に、同社ですでに一定の取引実績がある既存ユーザーであれば、すぐに2,000倍のレバレッジでトレードを始められます。
一方で、新規ユーザーがマイクロ口座の少額運用のみで、5スタンダードロットの条件クリアを目指す場合、時間がかかってしまう可能性があります。
新規でTitan FXを利用する場合は条件をクリアするまで、初めから高いレバレッジが適用されるHFM(エイチエフエム)など、他社の口座との併用も検討したほうが良いかもしれません。
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作成日
:2026.06.03
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最終更新
:2026.06.03
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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