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update2025.01.17 (金) 19:00
暗号資産 話題のニュース

SONYのレイヤー2「Soneium」がIP侵害を理由にミームコインをブラックリスト化

ソニーグループが開発するイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、2025年1月14日のメインネットローンチの同日に、知的財産権(IP)侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSで見られたユーザーの声などを解説します。目次[非表示]SoneiumとはSoneiumのビジョンと特徴メインネット公開までの経緯ミームコインをブラックリスト化制限された対象と影響Aiboプロジェクトの対応SNS上でのユーザーの反応イーサリアム共同創設者の見解Soneium側の説明パブリックチェーンの自由か、IPの保護かSoneiumとはSoneium(ソニューム)は、ソニーグループとStartale Labsによって設立されたSony Block Solutions Labsが開発するイーサリアムレイヤー2プラットフォームです。画像引用:SoneiumSoneiumのビジョンと特徴ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力により、世界を感動で満たす」という目標を掲げています。この目標のもとで、Soneiumは「文化的な違いを超えて人々をつなぎ、誰もが参加できるオープンなインターネットの実現」を目指すプロジェクトとして立ち上げられました。パブリックブロックチェーンとして作られたSoneiumは、オプティミズム財団によって開発されたOP StackとSuperchainを活用し、個人やコミュニティが協力して創造性を発揮できるプラットフォームとして設計されています。メインネット公開までの経緯ソニーは2023年9月にブロックチェーン開発の計画を発表し、2024年8月にテストネットを開始しました。テストネット期間中には約1,540万のアクティブウォレットと5,000万件以上のトランザクションを記録し、2025年1月14日にメインネットの公開に至っています。ミームコインをブラックリスト化メインネットの公開後、Soneiumは知的財産権(IP)を侵害しているとされる一部のミームコインをブラックリスト化しました。この突然の対応により、対象となったトークンへのアクセスができなくなり、取引にも影響が出ています。制限された対象と影響Soneiumが実施した措置の影響により、一部のミームコインの取引に影響が出たことが報告されています。それらのトークンへのアクセスを試みたユーザーは、Soneium公式のブロックチェーンエクスプローラー上で「forbidden(アクセス禁止)」のアラートが表示される状態となったようです。ブラックリストの中には、ソニーの家庭用ロボット「aibo」にちなんで命名されたトークン「Aibo」も含まれています。DexScreenerによると、このプロジェクトは約70万ドル(2025年1月17日時点で約1億900万円)相当の価値を持っているとされており、ある程度の規模のプロジェクトにも影響が及んでいることが分かります。Aiboプロジェクトの対応実際に影響があったプロジェクトの1つであるAiboの対応を見てみましょう。画像引用:Aibo 公式XAiboの開発チームは当初、自身のプロジェクトはガイドラインに準拠していると考えていました。しかし、著作権に関する懸念事項を認識した後は、Soneiumと協力して、問題の迅速な解決を目指すと表明しています。また、新しいロゴの導入など、具体的な改善策を検討中であることも明らかにしました。SNS上でのユーザーの反応メインネット公開日でのSoneiumによるブラックリスト化に対して、SNS上では様々な声があがっています。特に、パブリックチェーンを謳いながら中央集権的な制限を課したことへの懸念を示す声が複数見られました。あるユーザーは、この措置により10万ドル(2025年1月17日時点で約1,550万円)以上のETH相当額の資産に、ユーザーがアクセスができなくなったと指摘しています。別のユーザーは、「気に入らないミームコインを積極的にブラックリスト化している」として強い調子で批判し、このような中央集権的な制限を「ユーザーのポジションを即座に0にする行為」と表現しました。さらに、他の中央集権型レイヤー2も同様の行動を取る可能性があると警鐘を鳴らしています。さらに、パブリックチェーンとして立ち上げる時点で、様々なプロジェクトが参入してくることは予測可能だったとの指摘も上がっています。このユーザーは、今回のような制限を設けるのであれば、むしろ開発者をホワイトリスト化した上で運用する方法もあったのではないかと提案しています。イーサリアム共同創設者の見解一方、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は本件について、レイヤー2はそれぞれ独自のルールを設定でき、Soneiumの対応はレイヤー2における事業者の選択の自由を示す例だとしています。その上で、エコシステム全体として、十分な取引量が完全にオープンな環境で行われることと、ユーザーが各チェーンの特性を理解するためのツールが整備されることの重要性を強調しています。Soneium側の説明画像引用:Soneium 公式ブログSNS上で様々な声が上がる中、Soneiumは公式ブログにて、IPの保護はクリエイターの権利を守るために必要な措置であると説明しています。また、全てのブラックリスト化は一時的かつ可逆的な制限であり、コンプライアンスが確保された時点で解除されることも明らかにしました。パブリックチェーンの自由か、IPの保護かSoneiumによるIP保護を重視した運営方針は、Web3開発者やユーザーから反発を招きました。イーサリアムのレイヤー2として参入したSoneiumは、その初日から、規制と自由のバランスというWeb3における根本的な選択を迫られたといえるでしょう。本件についてSoneiumが下す判断は、他のレイヤー2プロジェクトにとっても重要な先例となりそうです。
update2025.01.16 (木) 19:00
暗号資産 話題のニュース

ZoomexがSONICの現物上場キャンペーンを開催!総額3万ドル相当のSONICを山分け

海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、仮想通貨(暗号資産)SONICの上場を記念した現物上場キャンペーンを開催しました。ユーザーはSONICの現物取引で一定の取引高を達成すると、総額3万ドル相当のSONICを山分けできます。仮想通貨SONICは、ゲームに特化したSolana(ソラナ)のレイヤー2プロジェクト「Sonic」の独自トークンです。キャンペーン期間は、2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時(日本時間)までです。当記事では、ZoomexのSONIC現物上場キャンペーンの内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]ZoomexのSONIC現物上場キャンペーンイベント1:2万ドル相当のSONICを山分け(新規ユーザー限定)イベント2:1万ドル相当のSONICを山分け(全ユーザー)SONIC現物上場キャンペーンの参加方法SONIC現物上場キャンペーンの注意点取引高の達成のみで報酬獲得ZoomexのSONIC現物上場キャンペーン画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンは、SONICの上場を記念して開催されたキャンペーンです。新規ユーザー限定のイベント1と、全ユーザーを対象としたイベント2の2種類が開催されています。なお、一人のユーザーが受け取れる特典は1回のみで、イベント1、2の両方の特典は受け取れません。イベント1:2万ドル相当のSONICを山分け(新規ユーザー限定)イベント1の概要は以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時 (*1)特典2万ドル相当のSONICを山分け(一人当たり1〜100ドル相当のSONIC)(*2)対象者2025年1月14日午後7時(日本時間)以前に、Zoomexで初回入金を行ったことがないユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・SONICの現物取引で合計100ドル以上の取引高を達成(*1)特典は先着500名限定です。特典が定員に達した時点で終了となります。(*2)本キャンペーンの特典は、Zoomexで開催されている他の現物特典と一緒に受け取ることはできません。複数のキャンペーンに参加した場合、特典額の高いほうが特典対象となります。イベント1は、2025年1月14日午後7時(日本時間)以前に、Zoomexで初回入金を行ったことがない新規ユーザーが対象のイベントです。キャンペーン期間中に、SONICの現物取引で合計100ドル以上の取引高を達成すると、一人当たり1〜100ドル相当のSONICを獲得できます。特典は現物SONICとなっているので、他のアカウントへの振替や出金も可能です。なお、現物SONICの特典額は一人当たり1〜100ドル相当の範囲でランダムに決定されます。そのため、ユーザーごとに獲得できる報酬金額が異なる仕組みとなっています。イベント2:1万ドル相当のSONICを山分け(全ユーザー)イベント2の概要は以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時 (*1)特典1万ドル相当のSONICを山分け(一人当たり1〜100ドル相当のSONIC)(*2)対象者Zoomexの全ユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・SONICの現物取引で合計500ドル以上の取引高を達成(*1)特典は先着300名限定です。特典が定員に達した時点で終了となります。(*2)本キャンペーンの特典は、Zoomexで開催されている他の現物特典と一緒に受け取ることはできません。複数のキャンペーンに参加した場合、特典額の高いほうが特典対象となります。イベント2は、Zoomexの全ユーザーが対象のイベントです。キャンペーン期間中に、SONICの現物取引で合計500ドル以上の取引高を達成すると、一人当たり1〜100ドル相当のSONICを獲得できます。特典は現物SONICとなっているので、他のアカウントへの振替や出金も可能です。なお、イベント2に関しても、一人当たり1〜100ドル相当の範囲でランダムに報酬額が決定される仕組みが採用されています。SONIC現物上場キャンペーンの参加方法Zoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンに参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。手順1以下のリンクをクリックし、SONIC現物上場キャンペーンの専用ページにアクセスします。SONIC現物上場キャンペーンの専用ページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「今すぐ参加」ボタンをクリックします。手順3「参加が完了しました」と表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。手順4キャンペーンに参加できたら「今すぐ取引」ボタンをクリックして、SONICの現物取引ページ(SONIC/USDT)にアクセスします。手順5ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でSONICを購入するには、以下のように操作をして「SONICを買う」をクリックします。番号項目説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3購入数量購入したい数量を入力します。イベント1は合計100ドル以上の取引高の達成、イベント2では合計500ドル以上の取引高の達成と、それぞれ条件が異なる点には注意してください。また、SONICはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、事前にZoomexに入金を行っておきましょう。手順6内容を確認して「SONICを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したSONICは現物アカウント残高に反映されます。各イベントごとのSONICの取引高を達成したら、報酬獲得の条件は達成です。なお、特典のSONICはキャンペーンが終了してから5営業日後に、ユーザーの現物アカウントに配布されます。SONIC現物上場キャンペーンの注意点Zoomex(ズーメックス)に限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のSONIC現物上場キャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しも禁止事項です。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。取引高の達成のみで報酬獲得Zoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンでは、新規・既存ユーザー全員にSONICの獲得チャンスがあります。獲得条件も現物取引高のみなので、比較的容易に達成できるでしょう。すでにZoomexを使っている方も、これからZoomexを利用予定の方も、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
update2025.01.10 (金) 19:30
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。2024年12月30日には、大手取引所Binance(バイナンス)がメガドロップでのSOLVの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨SOLVがBinanceメガドロップに登場仮想通貨SOLVとはビットコインのステーキングが可能断片化したビットコインの流動性を統一ステーキングの複雑さを簡素化SNSでの評判仮想通貨SOLVの将来性大手VCからの資金調達に成功ビットコイン投資の一般化TVLは26億ドルを突破仮想通貨SOLVのトークノミクスSOLVの配分先と比率SOLVの使い道仮想通貨SOLVのリスクビットコインの普及が追い風となるか仮想通貨SOLVがBinanceメガドロップに登場2024年12月30日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、メガドロップでの仮想通貨(暗号資産)SOLVの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceメガドロップは、Binanceが新しく発表したトークンローンチプラットフォームです。仮想通貨BNBをステーキングしたり、Binance Web3ウォレットを使ってクエストを完了することで、ポイントを獲得できます。このポイント数に応じて、各ユーザーに合計5億8,800万SOLVが分配されるようです。SOLVのメガドロップは、2025年1月7日午前9時〜1月17日午前8時59分(日本時間)まで開催されます。その後、SOLVは2025年1月17日午後7時(日本時間)にBinanceに上場する予定です。仮想通貨SOLVとは仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。画像引用:Solv ProtocolSOLVは、プロトコル上でのステーキングやガバナンス投票などに利用されます。また、SOLVの保有者はSolvBTC(詳細は後述)の償還手数料などが割引されるメリットもあります。ビットコインのステーキングが可能Solv Protocolでは、ビットコインをステーキングして報酬を獲得できます。保有しているビットコインを運用し、利回りを得たいユーザー向けのプロトコルとなっています。ビットコインは市場全体の時価総額の約50%を占める仮想通貨です。しかし、イーサリアム(ETH)のようにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のステーキングの仕組みがないため、ネイティブな利回りを得る手段がありません。そこでSolv Protocolは、ビットコインを運用できる仕組みを提供し、ビットコインの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。ステーキングの流れユーザーは、ビットコインもしくはビットコインのラップドトークンをSolv Protocolに預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCはビットコインに1:1でペッグ(価格連動)するトークンです。SolvBTCは様々なDeFiプロトコルで運用できますが、SolvBTCをステーキングして利回りを獲得することも可能です。Solv Protocolでは、以下の4つのプロジェクトと提携しており、ステーキング先を選択できます。画像引用:Solv ProtocolBabylonJupiterEthenaCoreSolvBTCをステーキングすると、ユーザーは各プロジェクトのLST(リキッドステーキングトークン)を受け取れます。例えば、BabylonでSolvBTCをステーキングしたらSolvBTC.BBNを、EthenaでステーキングしたらSolvBTC.ENAを受け取ります。これらのLSTは各種DeFiでの運用もできるため、ステーキング報酬を得ながら、さらなる利回りを獲得することも可能です。断片化したビットコインの流動性を統一現在の仮想通貨市場では、WBTCやcbBTC、BTCBなど様々なビットコインのラップドトークンがあります。これらのトークンを使うことで、ユーザーはDeFiでのビットコインの運用が可能となります。しかし、多様なラップドトークンが流通したことで、複数のチェーン間で流動性が断片化(サイロ化)していると、Solv Protocolは説明しています。これによりチェーン間でのシームレスな移動が難しくなり、DeFiでのビットコインの利用が制限される可能性があるでしょう。Solv Protocolはこの問題を解決するために、複数のチェーンの流動性を統合したSolvBTCを発行しました。SolvBTCを利用することで、ユーザーは以下のチェーンを自由に移動しながら、様々なDeFiプロトコルでビットコインを運用できるとしています。EthereumBNB ChainAvalancheArbitrumBaseBOBMantleMerlinステーキングの複雑さを簡素化画像引用:Solv ProtocolSolv Protocolは、SAL(Staking Abstraction Layer:ステーキング抽象化レイヤー)と呼ばれるコアインフラを開発しています。SALでは、複数のエコシステムでの複雑なビットコインステーキングを、統一のインターフェースを提供して簡素化しています。ユーザーはSALを利用することで、複数のブロックチェーンでの多様な運用方法にアクセス可能です。SNSでの評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)SOLVに関する様々な投稿が見られます。直近では、BinanceメガドロップでのSOLVの取り扱いに対して、ポジティブな反応をしているユーザーが複数確認できました。また、仮想通貨市場でビットコイン(BTC)関連のエコシステムが注目されていることもあり、「ビットコインを活用できるSolvにはかなり期待」と投稿しているユーザーも見られます。一方、ネガティブな意見として、Solv Protocolが預け入れられたビットコインをロックせずに循環させ、TVLを水増ししているとの疑惑が出ています。Solv Protocolのファウンダーは疑惑を否定していますが、利用者は念のため疑惑の内容を確認しておいてもよいでしょう。仮想通貨SOLVの将来性仮想通貨(暗号資産)SOLVの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。大手VCからの資金調達に成功ビットコイン投資の一般化TVLは26億ドルを突破大手VCからの資金調達に成功画像引用:Solv ProtocolSolv Protocolは、これまでに合計2,500万ドルもの資金調達に成功しています。投資家にはBlockchain CapitalやBinance Labs、Laser Digital、OKX Venturesといった大手VCが顔を揃えています。こういった点からも、Solv Protocolには強力な後ろ盾があることがわかります。ビットコイン投資の一般化2024年1月にはアメリカでビットコイン(BTC)現物ETFが承認され、トランプ次期大統領も仮想通貨政策を押し進めるなど、今後は世界中でビットコイン投資が一般化していく可能性があります。ビットコインへの投資が拡大するに伴い、ビットコインの運用需要も高まっていくと考えられるでしょう。こういった流れは、Solv Protocolにとって追い風となり、利用拡大に繋がっていくかもしれません。TVLは26億ドルを突破画像引用:Solv Protocol当記事執筆現在(2025年1月9日)、Solv Protocolには約2万5,000枚ものビットコインが預け入れられており、TVLは26億ドルを超えています。トータルユーザー数も70万人を突破するなど、ビットコイン保有者からの支持を獲得しています。今後もSolv Protocolが安定的なサービスを提供できれば、ますますビットコインホルダーの取り込みが加速するかもしれません。仮想通貨SOLVのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)SOLVの総供給量は96億6,000万SOLVですが、ネットワークガバナンスによって増加する可能性があります。初期総供給量は84億SOLVとなっており、上場時の初期流通量はそのうちの17.65%(14億8,260万SOLV)となる予定です。SOLVの配分先と比率仮想通貨SOLVの分配先と比率は、下の画像の通りです。総供給量の配分先と比率初期総供給量の配分先と比率チームやアドバイザーのトークンは、1年のロック期間を経た後、2年9ヶ月かけて徐々にロック解除されます。このことから、運営側は長期的にプロジェクトを運営していく意向を持っていることがわかります。また、プライベートセール投資家に割り当てられたトークンは、1年のロック期間を経た後、1年9ヶ月かけて徐々にロック解除されるスケジュールが組まれています。画像引用:BinanceSOLVの使い道仮想通貨SOLVの使い道として、以下などが挙げられます。ガバナンスステーキング手数料割引ガバナンスSOLVはガバナンストークンとして機能し、保有者はプロジェクトの方向性を決める投票に参加できます。ステーキングSOLVをSAL(Staking Abstraction Layer)でステーキングすると、プロトコルからの報酬を得られます。手数料割引SOLVの保有者は、SolvBTCの償還手数料などの割引を受けられます。仮想通貨SOLVのリスク仮想通貨(暗号資産)SOLVのリスクとして、SolvBTCのデペッグ(価格乖離)が挙げられます。ユーザーはSolv Protocolにビットコイン(BTC)もしくはビットコインのラップドトークンを預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCは、ビットコインに1:1でペッグしたトークンですが、ビットコインではありません。そのため、もしユーザー資産を保管しているウォレットにハッキングなどが発生した場合、SolvBTCがビットコインとデペッグしてしまう可能性があります。SolvBTCのデペッグなど、Solv Protocolで何らかのトラブルが発生した際には、ネイティブトークンであるSOLVの価格にも影響があると考えられます。SOLVへの投資を検討する際には、こういったリスクに注意する必要があるでしょう。ビットコインの普及が追い風となるかSolv Protocolは、ビットコイン(BTC)をステーキングして運用できるプロトコルです。今後、ビットコインへの投資が一般化していくことで、Solv Protocolの利用者も拡大していく可能性があります。ビットコインエコシステムに注目している方は、Solv Protocolの動向にも注視しておくとよいかもしれません。
update2025.01.10 (金) 19:00
FXブローカー 話題のニュース

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

バックテストの重要性はよく耳にするものの、「専門用語が多くて不安」「初心者の自分もやるべきか」「できればやらずに済ませたい」と考える人もいるでしょう。ストラテジーテスターは、MetaTrader4(MT4)でEA(自動売買プログラム)を使う上で欠かせない機能ですが、FXを始めたばかりの方にとっては少し敷居が高く見えることも事実です。この記事では、単なる手順ではなくストラテジーテスターの実践的な使い方を丁寧に解説します。一緒に基本を押さえて、未来のトレード成功への第一歩を踏み出しましょう!目次[非表示]初心者必見!MT4のストラテジーテスターが超重要な理由ストラテジーテスターは過去の相場を体験できるタイムマシンEAのベストパフォーマンスを引き出せる最適化をするとこんなにも差が出る提示されたバックテストの結果では不十分な理由EAのテストにあたっての心構えEAは段階を踏んで運用するものいきなりマスターしようとしなくて大丈夫テスト結果を鵜呑みにしない期待値で考えるMT4のストラテジーテスターを使うための準備EAの準備FX業者の口座開設ヒストリカルデータの設定MT4のストラテジーテスターを使ったバックテスト手順とパラメータ最適化【STEP1】ストラテジーテスターの設定【STEP2】ストラテジーテスターの実行【STEP3】最適化対象とするパラメータの見極め【STEP4】基本的なパラメータ最適化方法【STEP5】最適化結果の確認【STEP6】最適化したパラメータでバックテスト実行【STEP7】ロット数による純益とドローダウンの調整結果の確認と本運用に向けた心がけ具体的な数値を想像し、許容できる範囲で運用する本当にFXで運用すべきか最悪、全額無くなるリスクを理解するストラテジーテスターがうまく動かない場合ヒストリカルデータが不足しているテストするEAやインジケーターが正しく読み込めていないストラテジーテスターの設定ミスパソコンの性能が不足しているエラーメッセージをチェックするEAを使うならストラテジーテスターでバックテストをしよう初心者必見!MT4のストラテジーテスターが超重要な理由MT4で自動売買を行うにあたってストラテジーテスターは、「使わないなんて考えられない!!」というくらい重要な機能です。過去の相場を体験したり、EAの性能を最大限に引き出たりする方法を学ぶことで、運用の精度を高めることができます。そもそもストラテジーテスターとは何か、そしてなぜ重要なのか、その活用法と注意点を見ていきましょう。ストラテジーテスターは過去の相場を体験できるタイムマシンストラテジーテスターを使うと、ヒストリカルデータと呼ばれる過去の為替レートのデータを使って、EAの取引ロジックがどのくらい効果的かを確認できます。ヒストリカルデータとは?ヒストリカルデータとは、過去の相場の値動きに関するデータのことです。FXでのヒストリカルデータには、特定の時間足に対応して4本値(OHLC)などのデータをまとめたものや、ミリ秒単位ですべての値動きを記録したティックデータがあります。つまり、過去にタイムスリップして、EAがその時の相場でうまくいったかを試せるようなものです。EAのベストパフォーマンスを引き出せるEAには入力可能なパラメータが複数ありますが、デフォルト設定のまま利用していませんか?デフォルト設定のままでも利益を取れることはありますが、相場環境によっては上手く機能しないことも珍しくありません。よって、EAのベストパフォーマンスを引き出すためにも、相場環境によって最適なパラメータを調べることも重要です。また、EAがリリースされた時期と、あなたが利用を始めようとしている時期では、バックテストのパフォーマンスが変わっているかもしれません。さらに、EAの成績がFX業者のレバレッジやスプレッドに大きく左右される可能性もあります。利用しているFX会社を想定してバックテストを行うことで、デフォルト設定よりも利益を増やせる設定が見つかるかもしれません。テスト結果を分析するメリットテスト結果を分析すれば、EAが持つロジックの強みや弱み、改善すべき点が見えてきます。分析結果をもとにロジックや入力パラメータを調整して、勝率や収益率を上げることも可能です。最適化をするとこんなにも差が出る最適化とは、EAの動作をより良い結果にするために、移動平均線の期間などのパラメータを試行錯誤して調整する作業のことです。ストラテジーテスターを使ってパラメータを最適化することにより、同じEAでもより高いパフォーマンスが期待できます。ここでは例として、MT4に付属している「Moving Average」というEAを使い、パラメータを最適化してみましょう。このEAはMT4は「ローソクが12日移動平均線を上抜けた場合に買い、下抜けた場合に売る」というロジックです。まずは、このEAをデフォルトのパラメータでバックテストしてみました。4年2か月間のバックテストを実施したところ、純益は-47084円、プロフィットファクターは0.19となりました。プロフィットファクターとは?プロフィットファクターとは、総利益と総損失の比率のことです。総損失に対して、どれくらいの割合の総利益を上げたかを示します。自動売買やシステムトレード、売買戦略などを評価する際に用いられ、プロフィットファクターが1.0以上であれば、総利益が総損失を上回る取引戦略であることが分かります。では、全く同じ条件で最適化を実施して、入力パラメータを変更してみましょう。最適化後の純益は44,937円、プロフィットファクターは1.83にまで改善し、先ほどは右肩下がりだったグラフが右肩上がりになっています。このように入力パラメータを最適化して使うことは、EAのパフォーマンスを発揮させるために非常に重要です。入力パラメータと内部パラメータ筆者はEA開発者です。デフォルトの入力パラメータは利用者がそのまま使える設定にしていますが、未来永劫利益を上げ続けられる保証はありません。EAでは、利用者自身が調整できる部分を入力パラメータ、変更して欲しくないロジックの根幹部分は、内部パラメータとして隠しています。入力パラメータの最適化は、EAを使う上で前提となる重要なプロセスです。提示されたバックテストの結果では不十分な理由EAの開発者や配布者からバックテストの結果が開示されることがありますが、自分の取引する銘柄でバックテストが行われていた場合でも、結果を疑ったほうが良いでしょう。「開示されたバックテスト期間が、1年ほどと極端に短くありませんか?」「期間が月始めからではなく、不自然な日付から始まっていませんか?」相場には大きく分けて上昇相場・レンジ相場・下落相場があります。EAの開発者や配布者はEAのロジックに適した都合の良い期間のバックテストしか開示していないかもしれません。どんなに優秀なEAを手に入れても、特定の相場に弱くて負けが込む、利益は出ているがドローダウンが大きすぎて、EAを動かし続けるのが苦痛といったケースもあります。あなた自身がストラテジーテスターを使ったバックテストを行えば、EAの特徴を深く理解した運用ができるようになります。EAのテストにあたっての心構えEAのテストを初めて行う際に分からないことが多く戸惑うことがあるかもしれませんが、焦らずに段階を踏んで理解を深めれば問題ありません。また、バックテストやフォワードテストの結果を過信せず、期待値やリスクを冷静に判断する視点を持つことで、より効果的な運用につなげられます。ここからは、EAのテストに取り組む際の心構えを見ていきましょう。EAは段階を踏んで運用するもの多くの人にとって、EAを運用する目的はEAを使うこと自体ではなく、利益を上げることでしょう。利益を得る確率を高めるためには、ストラテジーテスターでEAをバックテストして、次はデモ口座で運用、そしてリアル口座での本運用と段階を踏む必要があります。一般的に大学等の入試や資格試験では、知識をインプットして練習問題や過去問を解き、模試に挑んでから本番に臨みます。同じように段階的なアプローチを行いましょう。いきなりマスターしようとしなくて大丈夫ストラテジーテスターを初めて使う際、設定項目の多さや専門用語に圧倒されるかもしれないですが、最初から全てを理解する必要はありません。「とりあえずバックテストを実行してみる」「結果を見てみる」といったステップを繰り返すことで、自然と使い方が身についていくでしょう。テスト結果を鵜呑みにしないストラテジーテスターで良い成績が出ても、実際の相場で同じ結果が出るとは限りません。なぜなら、相場は常に変化しますし、バックテストでは実際の相場を100%再現することはできないからです。長めの期間や複数の入力パラメータでテストを行い「どのような相場でも通用するか」をチェックするのがポイントです。期待値で考えるどんなに優秀なEAでも勝てる時期と負ける時期があります。短期的な結果だけで「このEAはスゴイ!」「このEAはダメだ!」と決めつけないようにしましょう。十分なバックテストとデモ口座の運用をしても、本番では負けが続くこともあります。そのような場合は、バックテストの結果を思い出して「今はパフォーマンスの悪い期間だから運用を続ければ成果が出るはず」と考えるようにしましょう。現在が期間Aの時期であれば「負けが続くけど、そのうちプラスになるはず」と考えられるのではないでしょうか。期間Bまで待つことができれば、利益を大きく増やせるかもしれません。一方で、EAのパフォーマンスが良くても「このEAはスゴイ」と勘違いして、急にロット数を上げないように注意する必要があります。短期間の結果だけを見るのではなく、長期間のパフォーマンスを見て長期的にプラスになりやすいロジックかを見極めるようにしましょう。MT4のストラテジーテスターを使うための準備ここからは、MT4のストラテジーを使うための準備について解説します。ストラテジテスターを使うのが初めての人は、ぜひ参考にしてください。EAの準備まずはバックテストをするためのEAを準備しましょう。EAはMT4に標準搭載されているものもありますが、種類はそれほど豊富ではありません。従って、好みのEAを見つけるためにはインターネット上で提供、販売されているものも探してみましょう。勝率だけでなく、プロフィットファクターの高さやフォワードテストの結果も見れば、良いEAを探せるでしょう。FX業者の口座開設続いてFX業者の口座を開設しましょう。口座開設が完了したらMT4もダウンロードしておきます。ダウンロードしたMT4にEAをインストールする作業も必要です。EAをインストールする手順は以下の通りです。MT4を起動するメニューバーの「ファイル」ボタンを押して「データフォルダ」ボタンを開くフォルダが開かれるので「MQL4」「Experts」の順番に押していくEAをフォルダ内にドラッグ&ドロップするMT4を再起動するヒストリカルデータの設定最後にMT4にFX業者からヒストリカルデータをダウンロードしましょう。メタクオーツ社のデータもMT4には標準搭載されているので、手軽に利用しやすいですが、精度が低い点がデメリットです。データの精度にこだわる場合は、FX業者のヒストリカルデータ提供するページにアクセスして、銘柄名を押せばダウンロードが始まります。MT4のストラテジーテスターを使ったバックテスト手順とパラメータ最適化ここからは、MT4のストラテジーテスターを使ってパラメータを最適化する方法やバックテストを使う手順について、MT4に付属している「Moving Average」を例に7STEPにわけて解説します。【STEP1】ストラテジーテスターの設定MT4の上部にある「表示」メニューから「ストラテジーテスター」を選択すると、テスターというウィンドウが表示されます。ティックデータは表示されなくても良い一部の有料ヒストリカルデータを導入している場合は「ティックデータ設定」と「ティックデータを使う」というチェックボックスが加わりますが、表示されなくても問題ありません。エキスパートアドバイザの選択以下のエキスパートアドバイザの右にあるコンボボックスから、サンプルとして付属している「Moving Average.ex4」というEAを選びましょう。他にもバックテストが実行可能なEAがある場合は、この欄から選べます。EAをダウンロードしたにもかかわらず、選択肢に表示されない場合はEAがMT4内に存在していない可能性が考えられます。MT4上部の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択し、「MQL4\Experts」というフォルダを確認してください。ここに拡張子が「.ex4」のファイルがあればインストールは問題なく完了しています。拡張子が「.mq4」のファイルしかない場合は、EAのソースファイルはあるがコンパイルされていない状態です。ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」から所定のEAを右クリックして「更新」を押すと、コンパイルされます。MT4を再起動すると、コンボボックスから選択できるようになります。通貨ペアの選択次にテストを行いたい通貨ペアを選択します。ここでは米ドルに相当する「USDJPY, US Doller vs Japanese Yen」を選択しましょう。通貨ペアコンボボックスに利用したい通貨ペアが存在しない場合は、通貨ペアリストウィンドウを右クリックして「通貨ペア」を選択し通貨ペアリストを表示します。利用したい通貨ペアを探して「表示」ボタンを押しましょう。MT4を再起動すると、コンボボックスから選択できるようになります。モデルの選択モデルコンボボックスでは、バックテストに使用する過去の相場データの精度と速度を選択できます。ストラテジーテスターに慣れてきたら、「始値のみ」や「コントロールポイント」から始めて速度を優先した簡易テストを行い、有効なパラメータの傾向がつかめてきたら「全ティック」に切り替えて精度を優先したバックテストを行うことができます。ただしEAのテストを始めたばかりの方は、精度優先で「全ティック」を選んでおくことがおすすめです。それぞれの選択肢の意味は以下の通りです。精度速度用途例全ティック非常に高遅スキャルピング正確な結果が必要な戦略コントロールポイント中普通中期戦略初期の検証始値のみ低速長期戦略大まかなパフォーマンスの確認全ティック精度非常に高い速度遅い用途例スキャルピング正確な結果が必要な戦略コントロールポイント精度中程度速度普通用途例中期戦略初期の検証始値のみ精度低い速度速い用途例長期戦略大まかなパフォーマンスの確認期間を指定期間を指定チェックボックスにチェックを入れて、開始日と終了日を指定しましょう。ここでは開始日を2020年9月1日、終了日を2024年11月1日に指定します。時間足を指定今回は日足でバックテストを行いますので、期間コンボボックスから「Daily」を選択します。スプレッドコンボボックスから、バックテストで利用するスプレッドを指定します。有料のヒストリカルデータを入手している場合は「変動」を選択しましょう。そうでない場合は、利用しているFX業者が「その通貨ペアに対して普段提示しているスプレッド」を選択しましょう。ストラテジーテスターでは、スプレッドを正しく設定しないと、実際の取引条件に近い結果が得られません。ここではスプレッドは「5」を選択します。なお、スプレッドの数字はFXでの最小単位である「ポイント」です。1pipsは10ポイントに相当します。従って、今回選択した5ポイントは0.5pipsに相当します。日によってバックテストの実行結果が異なるFX取引ではスプレッドが利益を左右する重要な要素ですが、「現在値」のままにしてバックテストを行うと、実行する日によって結果が異なることがあります。たとえば、スプレッドが広がりやすい土曜日の早朝などをまたいで、バックテストを実施する際などは注意が必要です。エキスパート設定・テスト設定テスターウィンドウ右上の「エキスパート設定」ボタンを押し、「テスト設定」タブを選びます。テスト設定画面の初期証拠金欄に、証拠金を入力しましょう。ここでは「100000」を入力します。その右のコンボボックスでは「USD」(米ドル)、「EUR」(ユーロ)、「GBP」(イギリス・ポンド)、「CHF」(スイス・フラン)の通貨単位が選べます。ここでは「USD」を選びますが、コンボボックスは選ぶだけでなく編集も可能です。円建て口座でのテストを行いたい場合は「JPY」と手入力しましょう。通貨単位は基本的に、FX業者で開設した口座通貨に合わせる必要があります。そして、有料ヒストリカルデータを導入しないと操作することができないストラテジーテスターの内部パラメータに「手数料」があります。この手数料の値は開設口座の通貨で定義されているので、円建て口座で「1ロット当たり500」と定義されていれば500円の意味です。ここまでは、どのEAにも共通する設定項目です。テストする通貨をUSDにしない円建て口座にもかかわらずバックテストの通貨をUSDにした場合、手数料がドル表記となります。(1ロットあたり500の場合は500ドル)良い成績を出せるEAでも手数料が大きすぎて損益がマイナスとなるので注意が必要です。エキスパート設定・パラメータの入力ここからは各EA特有の設定方法を解説します。エキスパート設定から「パラメーターの入力」タブを選びましょう。このEAの各パラメータの意味は後ほど説明します。ここでは右下の「リセット」ボタンを押してEAのデフォルト設定に戻したあと、Lotsの値だけを「0.01」に変更しましょう。以上がストラテジーテスターで行う設定です。バックテストを行うたびに毎回すべての設定を行う必要はなく、頻繁に行うのは最後のパラメータ入力の変更程度です。【STEP2】ストラテジーテスターの実行ストラテジーテスターの設定が完了したら、いよいよバックテストの実行です。右下の「スタート」ボタンを押しましょう。テスターウィンドウ下のグラフが緑色に伸びていき、テストが完了すると効果音が鳴ります。結果タブテスターウィンドウの「結果」タブを開くと、バックテスト中に実行された全てのトレードの詳細な履歴が確認可能です。通し番号、エントリー・クローズ時刻、取引タイプ(買い・売り)、注文番号、ロット数、エントリーとクローズの価格、損益、残高を確認することができますので、EAが意図通りに動作しているかを細かくチェックできます。「結果」タブと「レポート」タブでは、右クリックして「レポートの保存」を選択すると、HTML形式でバックテスト結果を保存できます。グラフタブ「グラフ」タブを開くと、バックテスト中の資産曲線がグラフで視覚的に表示されます。なお、横軸は時間ではなく注文番号です。あくまで注文番号なのでエントリーの頻度が時期によって異なると、ある期間だけが長くあるいは短く表示されることがあるので注意しましょう。縦軸は口座残高の推移です。含み損ではなく確定損益の推移が表示されます。このグラフでEAのパフォーマンスを直観的に把握可能です。右肩上がりだと利益が伸びていて、右肩下がりだと損失ばかり出ていることになります。レポートタブ「レポート」タブを開くと、バックテスト全体の統計情報を表示する総括レポートが表示されます。項目数は多いですが、慣れないうちはチェックしなければいけない項目だけ覚えましょう。「純益」は、初期証拠金からの差額です。初期証拠金+純益の値が、バックテスト後に残った資金となり、多いほど優秀なEAと言えます。「プロフィットファクター」は、EAの効率性や収益性を評価するための指標です。プロフィットファクター = 純利益 ÷ 総損失総利益が総損失を上回っていれば1.0以上になる数値で、EAの性能を端的に表すのに良く使われる数値です。例えば、総利益が10,000USDで総損失が5,000USDの場合は2.0です。10,000 ÷ 5,000 = 2.0一方、総利益が8,000USDで総損失が10,000USDの場合は0.8になります。8,000 ÷ 10,000 = 0.8プロフィットファクターも純益と同様に高いほうが良い項目です。一度も負けが無い場合(計算結果が+∞)や、一度も勝ちが無い場合(計算結果が-∞)の場合は、プロフィットファクターが計算できないので空欄になります。「期待利得」とは、1回の取引で期待できる利益のことです。期待利得 = 純利益 ÷ 取引回数数値が大きいほど、取引コストの影響を受けにくくなるので、安定して利益を上げることができます。「総取引数」は、EAが設定されたテスト期間にトレードを行った回数です。数字が極端に少ないと「たまたま数回のトレードで勝っただけ」と見做すことができます。純益やプロフィットファクターの数字が良く、取引回数が多ければ「たまたまではなく、百戦錬磨で好成績を出している」と見做すことが可能です。リスクリワードレシオとは、利益が出たトレード(勝ちトレード)の平均利益額と、損失が出たトレード(負けトレード)の平均損失額の比率のことです。リスクリワードレシオ = 勝ちトレードの平均利益 ÷ 負けトレードの平均損失「最大ドローダウン」は、リスクを表す非常に重要な項目です。EAの運用により資産残高や有効証拠金が、バックテスト期間中に最高値からどれだけ減少したかを示す値(金額ベースとパーセントベースがある)です。100,000USDから開始したバックテストが、損失を繰り返して80,000USDになった場合で考えてみましょう。この場合の最大ドローダウンは20,000USD、つまり残高の20%です。その後利益を積み増して200,000USDまで口座残高が増えた後、また損失が出て150,000USDまで落ちた場合、先ほどよりも大きいドローダウンになるので最大ドローダウンは50,000USD、残高の25%となります。このようにピーク時からどれくらい下落したかを表す項目が、最大ドローダウンです。最大ドローダウンは、EAの潜在的なリスクを表しています。純益やプロフィットファクターが高くても、同時に最大ドローダウンが大きいと含み損が大きくなり大損する可能性が高くなるので、心理的・資金的に耐えにくくなるでしょう。リカバリーファクターとは、損失のリスクに対して期待できる利益を表した数値です。リカバリーファクター = 純利益 ÷ 最大ドローダウン数値が大きいほど、リスクが抑えられる一方でリターンが大きい傾向があります。操作履歴タブ「操作履歴」タブを開くと、バックテスト中に発生した全てのシステムメッセージや動作ログが表示されます。成績を見る分には必要ありませんが、EAがどうしても動かないときなどにエラーメッセージを確認すれば原因が分かる可能性があります。【STEP3】最適化対象とするパラメータの見極め最適化前の「Moving Average」は、入力パラメータがデフォルト設定のままでは、大きな損失を出してしまいます。ここからは入力パラメータを最適化していきましょう。まずは入力パラメータの意味をチェックします。項目意味LotsロットサイズMaximumRisk最大リスクDecreaseFactor連続損失によるロット減少係数MovingPeriod移動平均線の期間MovingShift移動平均線のシフトこれらの値を変化させ、過去の相場でシミュレーションを行い成績を見るのがバックテストです。ですが仮にこれら5つのパラメータを10段階刻みで変化させようとすると、10の5乗で10万通りのテストを行わなければいけません。超高速なPCを用いて1組のパラメータによるバックテストが1分で終わると仮定しても、約70日間待つ必要があります。そこで全てのパラメータを同時に変化させるのではなく、ロジックの効率を決めるものとそうでないものに分けて、変化させるものを絞って検証することを考えてみましょう。LotsLotsとはロットサイズです。どのEAにも共通して登場する可能性が高い、エントリー時に利用されるロット数を示しています。ロット数が大きくなると純益もドローダウンも大きくなりますので、ロジックの効率には寄与しません。とりあえず0.01にして後回しにしましょう。MaximumRiskMaximumRiskはリスクの許容量です。デフォルトでは0.02(2%)となっており、有効証拠金が少なくなってきた場合、ロット数を抑える役割もあります。MaximumRiskもロジックの効率には寄与しにくいでしょう。DecreaseFactorDecreaseFactorは、連続して損失を出した場合、ロットサイズを減少させるための係数です。デフォルトでは3連敗すると、自動的にリスクを減らして次のトレードを行います。MovingPeriod・MovingShiftMovingPeriodは移動平均線の計算期間、MovingShiftは移動平均線のシフト(ローソク何本分ずらすか)です。【STEP4】基本的なパラメータ最適化方法「Moving Average」が「ローソクが移動平均線を上抜けた場合に買い、下抜けた場合に売る」というロジックであることを考えると、少なくとも「MovingPeriod」と「MovingShift」はロジックに寄与しそうです。「DecreaseFactor」はどちらともいえないですが、同時に動かすパラメータが3つ程度であれば許容範囲なので最適化対象としましょう。最適化対象の選択と遺伝的アルゴリズムの有効化テスターウィンドウ右上の「エキスパート設定」ボタンを押し、「テスト設定」タブを選びます。最適化パラメータコンボボックスから、「Profit Factor」を選びます。また遺伝的アルゴリズムにチェックを入れることで、計算効率を高めたテストを実施できます。変化させるパラメータと段階数の決定次に「パラメータの入力」タブを選びます。今回はDecreaseFactor・MovingPeriod・MovingShiftの3つのパラメータを対象にするので、変数名の左側にあるチェックボックスにチェックを入れます。するとスタート・ステップ・ストップが入力できるようになります。DecreaseFactorはスタートをデフォルトの3.0にして、回数が単位なので1.0をステップにします。ストップは8.0にすることで、3.0・4.0・5.0・6.0・7.0・8.0の6段階がテスト対象となります。MovingPeriodは移動平均線の計算期間ですので、あまり細かくしても意味がありません。6から始めて、3毎に24まで試すので、6・9・12・15・18・21・24の7段階をテスト対象にします。期間はデフォルトよりも短くしたり長くしたりして傾向を見るのがポイントです。その際にデフォルトの値も通るような倍数を設定しましょう。MovingShiftは移動平均線のシフトですので、どれだけ機敏に移動平均線に反応するかというパラメータです。同様に1から始めて、1毎に10まで(10段階)試してみましょう。以上のように探索対象とするパラメータを3つに絞り、それぞれの段階を絞りました。最初は10万通りで約70日かかると思われたものが、現在は6段階×7段階×10段階=420通りまで絞り込むことができました。OKボタンを押してダイアログを閉じます。最適化の実行テスターウィンドウの最適化チェックボックスにチェックを入れて、「スタート」ボタンを押しましょう。左下に表示されている420というのが、バックテストを実施する総当たり回数です。以下の画像の例では、420分のうち3回が終了していることが分かります。その隣の1280とは、遺伝的アルゴリズムが使用する「仮想的な最大評価回数」ですが、気にする必要はありません。右下に表示されているのが経過時間と予想完了時間です。7時間半ほどかかることが予想されますが、この値は途中で変化しますし、前後することがほとんどなので、大まかな目安だと思えば問題ありません。バックテストは非常に時間がかかりますので、しばらく放置しておきましょう。【STEP5】最適化結果の確認最適化が終わるとグラフが右まで行き、効果音と共に完了を教えてくれます。テスターウィンドウの「最適化結果」タブを選んで結果を見ましょう。今回はプロフィットファクターで最適化していますので、プロフィットファクター列の先頭をクリックして、降順(プロフィットファクターが大きい順)に並べかえます。データが失われないように、すぐに右クリックして「すべてコピー」を選択し、エクセルなどの表計算ソフトに張り付けておくと良いでしょう。結果を見るとDecreaseFactor=8・MovingPeriod=12・MovingShift=9の組み合わせがプロフィットファクターが1.89でベストのようです。マイナスになった結果が表示されないときタブ上で右クリックしてコンテキストメニューを表示した上で「マイナスの結果を表示しない」のチェックを外さないと、損益がマイナスになった結果は表示されないので注意してください。【STEP6】最適化したパラメータでバックテスト実行最適化で得られたパラメータで、バックテストを実行してみましょう。「セッティング」タブに戻り、最適化のチェックを外します。このチェックを外し忘れると次の最適化が走ってしまい、最適化結果タブがクリアされてしまうので注意してください。エキスパート設定の「パラメータの入力」タブを選択し、各変数のチェックを外して利用したいパラメータを「値」列に入力しましょう。OKボタンでダイアログを閉じて「スタート」ボタンを押します。こちらがプロフィットファクターが最大になるパラメータのバックテスト結果です。デフォルトのパラメータだと右肩下がりだったEAが、パラメータの最適化により見違えるようなパフォーマンスになったことが、お分かり頂けると思います。パラメータの最適化はバックテストにおいて非常に有効な手段ですが、過信は禁物です。最適化の結果に基づき、どういう設定がパフォーマンスに影響を与えたのか、またその設定がどういう相場に強くて逆にどのような相場に弱いかを冷静に分析する必要があります。最適化結果を活用しつつ、段階的な導入によるリスク管理を徹底した上で運用を進めていきましょう。【STEP7】ロット数による純益とドローダウンの調整ここまでは計算量を削減するため、DecreaseFactor・MovingPeriod・MovingShiftという、ロジックに寄与しそうなパラメータを操作してきました。この純益とドローダウンを確認した上で、Lots・MaximumRiskといった純益に直結するパラメータを操作していきましょう。「Moving Average」では、証拠金を維持したままLotsを0.02、MaximumRiskを0.04のように、それぞれ2倍にすると、純益が1.6倍・ドローダウンが1.8倍になります。強制ロスカットに注意一般的にロット数はプロフィットファクターに寄与せず、倍にしたら純益が倍になり、それに伴い最大ドローダウンも大きくなるという性質を持ちます。そして同じ証拠金のままロット数だけを大きくし過ぎると途中で含み損に耐えられず、強制ロスカットになる可能性が高くなります。純益だけでなく、どの程度のドローダウンに耐えられるかも一緒にシミュレーションしましょう。結果の確認と本運用に向けた心がけストラテジーテスターを使ったバックテストの結果を確認する際には、純益だけに注目するのではなく、リスクにも目を向けることが重要です。以下のポイントをしっかりと押さえて、EAの運用をしましょう。具体的な数値を想像し、許容できる範囲で運用するバックテスト結果に表示される「最大ドローダウン」は、EAを運用する上で特に注意すべき項目です。例えば、100万円で運用を開始し、13%のドローダウンが発生する場合、有効証拠金は87万円にまで落ち込む時期があります。100万円 ×(100% - 13%) = 87万円(ドローダウン)ただし、最大ドローダウンの13%はあくまでバックテストの結果のため、本番の運用では20%くらいまでは覚悟しておいたほうが良いかも知れません。100万円が80万円になってしまうかも知れない状況になっても、耐えられるでしょうか。このように、具体的な数値を把握することで、どの程度の資金減少なら耐えられるのかを事前に確認できるようになります。ドローダウンの金額や損失額を具体的に想像して、本当にリスクを許容できるか考えておきましょう。そして、生活するのに必要な資金での運用は避け、あくまでも余剰資金で行うことが鉄則です。運用時に「リスクが大きすぎる」「損失が大きすぎて、他のことが手に付かない」と感じた場合は、初期の証拠金とロットを下げてリスクをコントロールして下さい。本当にFXで運用すべきかEAの運用は数字で管理することが重要です。純益や勝率だけではなく、リスク指標である最大ドローダウンや、CAGR・エントリー回数などを複合的に判断し、自分の投資スタイルや許容範囲に合うかどうかを確認しましょう。CAGRとは?CAGRとは、年平均複利成長率のことです。CAGRは[(X年目の数値 ÷ 計測1年目の数値)^ { 1 ÷(X-1)}-1]×100で計算します。先ほどのバックテストでは、初期証拠金10,000USDから始めて、純益が+48,206USD、総取引回数が34回、バックテスト期間が4年2か月でした。他の投資手法と比較するためにCAGR(年平均成長率)を算出すると、4年2か月でトータルリターンが+48.21%なので、CAGRは9.9%となります。EAのCAGRが5%程度にとどまる場合は、株式のインデックス投資など他の投資手段を選択したほうが良いかもしれません。また、4年2か月で34回エントリーしていますが、平均すると年に約8.2回、月に0.7回程度となります。全くエントリーしない月もある点について納得できるかどうかも重要です。最悪、全額無くなるリスクを理解するバックテストはあくまで「過去の相場」での成績であり、将来の相場で同じ結果が出るとは限りません。過去の相場で良い成績が出ているからといってリスクを取り過ぎずに冷静な心構えを持つことが重要です。どんな優秀なEAを手に入れても、FXでは、初期証拠金が全額失われるリスクは常に存在するので、そのリスクを受け入れる必要があります。自分の資金が全てなくなるほどリスクを取っている場合は、投資手法に求めるCAGRや毎月の取引回数について、考えが変わるでしょう。ストラテジーテスターがうまく動かない場合ストラテジーテスターがうまく動かない場合は、いくつかチェック項目があります。何が原因かを知った上で対処しましょう。ヒストリカルデータが不足しているストラテジーテスターは過去の為替データを使って動作します。従ってデータが不足していると、テストが正常に動作しない場合があります。MT4のメニューから「ツール」→「ヒストリーセンター」を選び、必要な通貨ペアや時間足のデータが存在するか確認しましょう。テストするEAやインジケーターが正しく読み込めていないEAやインジケーターがMT4に正しくインストールされていないと、ストラテジーテスターに表示されません。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択し、「MQL4\Experts」というフォルダを確認して下さい。拡張子が「.ex4」のEAファイルが存在するか確認しましょう。MT4を再起動すると表示されるようになります。ストラテジーテスターの設定ミステストを行う条件や設定が適切でない場合、正しく動作しないことがあります。テスターウィンドウで「通貨ペア」「時間足」「日付範囲」などが正しいか確認して下さい。EAによっては特定の通貨ペアや特定の時間足でしか動かないように設定しているものがあります。手に入れたEAを利用する場合は、EA側が期待している設定と、テスト環境の設定が合っているかを確認しましょう。パソコンの性能が不足しているストラテジーテスターでは多くの計算を行うため、パソコンの性能が低いとテストに時間がかかったり停止したりすることがあります。特に実運用をする際に使うことが多いVPSは、普通のパソコンよりも性能が劣っていることが多いです。性能の高いパソコンでバックテストを行い、パフォーマンスの良かったEAのみをVPSに移して運用するようにしましょう。この方法でも動作が不安定な場合は、テスト期間を短くして小分けにすると、動作しやすくなります。エラーメッセージをチェックする慣れないうちは、ストラテジーテスターが上手く動作しないことが良くありますが、ひとつずつ原因を確認していけば解決できることがほとんどです。上手く動作しないときは、まずエラーメッセージをチェックしましょう。実運用ではMT4のターミナルウィンドウにある「エキスパート」や「操作履歴」タブ、バックテストではテスターウィンドウにある「操作履歴」タブを確認します。表示されるエラーメッセージをGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索すると、解決策が見つかるでしょう。EAを使うならストラテジーテスターでバックテストをしようMT4のストラテジーテスターを使ったバックテストは、EA運用において欠かせないステップです。「バックテスト」をする際は、最適なパラメータの設定やリスク管理の確認、実際の相場に近い条件での検証など、やるべきことは多岐にわたります。バックテストを行っても、EAが必ず利益を出し続ける保証はありません。しかし、最低限のバックテストを行わないままEAを運用するのは、地図を持たずに冒険に出るようなものです。ぜひこの記事を参考にバックテストを行い、あなた自身の手でEAの性能を最大限に引き出して下さい。
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update2025.01.17 19:00

ソニーグループが開発するイーサリアムレイヤー2のSoneium(ソニューム)が、2025年1月14日のメインネットローンチの同日に、知的財産権(IP)侵害のあるミームコインをブラックリスト化し、SNSで話題となっています。本記事では、Soneiumの概要やブラックリスト化の内容、SNSで見られたユーザーの声などを解説します。目次[非表示]SoneiumとはSoneiumのビジョンと特徴メインネット公開までの経緯ミームコインをブラックリスト化制限された対象と影響Aiboプロジェクトの対応SNS上でのユーザーの反応イーサリアム共同創設者の見解Soneium側の説明パブリックチェーンの自由か、IPの保護かSoneiumとはSoneium(ソニューム)は、ソニーグループとStartale Labsによって設立されたSony Block Solutions Labsが開発するイーサリアムレイヤー2プラットフォームです。画像引用:SoneiumSoneiumのビジョンと特徴ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力により、世界を感動で満たす」という目標を掲げています。この目標のもとで、Soneiumは「文化的な違いを超えて人々をつなぎ、誰もが参加できるオープンなインターネットの実現」を目指すプロジェクトとして立ち上げられました。パブリックブロックチェーンとして作られたSoneiumは、オプティミズム財団によって開発されたOP StackとSuperchainを活用し、個人やコミュニティが協力して創造性を発揮できるプラットフォームとして設計されています。メインネット公開までの経緯ソニーは2023年9月にブロックチェーン開発の計画を発表し、2024年8月にテストネットを開始しました。テストネット期間中には約1,540万のアクティブウォレットと5,000万件以上のトランザクションを記録し、2025年1月14日にメインネットの公開に至っています。ミームコインをブラックリスト化メインネットの公開後、Soneiumは知的財産権(IP)を侵害しているとされる一部のミームコインをブラックリスト化しました。この突然の対応により、対象となったトークンへのアクセスができなくなり、取引にも影響が出ています。制限された対象と影響Soneiumが実施した措置の影響により、一部のミームコインの取引に影響が出たことが報告されています。それらのトークンへのアクセスを試みたユーザーは、Soneium公式のブロックチェーンエクスプローラー上で「forbidden(アクセス禁止)」のアラートが表示される状態となったようです。ブラックリストの中には、ソニーの家庭用ロボット「aibo」にちなんで命名されたトークン「Aibo」も含まれています。DexScreenerによると、このプロジェクトは約70万ドル(2025年1月17日時点で約1億900万円)相当の価値を持っているとされており、ある程度の規模のプロジェクトにも影響が及んでいることが分かります。Aiboプロジェクトの対応実際に影響があったプロジェクトの1つであるAiboの対応を見てみましょう。画像引用:Aibo 公式XAiboの開発チームは当初、自身のプロジェクトはガイドラインに準拠していると考えていました。しかし、著作権に関する懸念事項を認識した後は、Soneiumと協力して、問題の迅速な解決を目指すと表明しています。また、新しいロゴの導入など、具体的な改善策を検討中であることも明らかにしました。SNS上でのユーザーの反応メインネット公開日でのSoneiumによるブラックリスト化に対して、SNS上では様々な声があがっています。特に、パブリックチェーンを謳いながら中央集権的な制限を課したことへの懸念を示す声が複数見られました。あるユーザーは、この措置により10万ドル(2025年1月17日時点で約1,550万円)以上のETH相当額の資産に、ユーザーがアクセスができなくなったと指摘しています。別のユーザーは、「気に入らないミームコインを積極的にブラックリスト化している」として強い調子で批判し、このような中央集権的な制限を「ユーザーのポジションを即座に0にする行為」と表現しました。さらに、他の中央集権型レイヤー2も同様の行動を取る可能性があると警鐘を鳴らしています。さらに、パブリックチェーンとして立ち上げる時点で、様々なプロジェクトが参入してくることは予測可能だったとの指摘も上がっています。このユーザーは、今回のような制限を設けるのであれば、むしろ開発者をホワイトリスト化した上で運用する方法もあったのではないかと提案しています。イーサリアム共同創設者の見解一方、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は本件について、レイヤー2はそれぞれ独自のルールを設定でき、Soneiumの対応はレイヤー2における事業者の選択の自由を示す例だとしています。その上で、エコシステム全体として、十分な取引量が完全にオープンな環境で行われることと、ユーザーが各チェーンの特性を理解するためのツールが整備されることの重要性を強調しています。Soneium側の説明画像引用:Soneium 公式ブログSNS上で様々な声が上がる中、Soneiumは公式ブログにて、IPの保護はクリエイターの権利を守るために必要な措置であると説明しています。また、全てのブラックリスト化は一時的かつ可逆的な制限であり、コンプライアンスが確保された時点で解除されることも明らかにしました。パブリックチェーンの自由か、IPの保護かSoneiumによるIP保護を重視した運営方針は、Web3開発者やユーザーから反発を招きました。イーサリアムのレイヤー2として参入したSoneiumは、その初日から、規制と自由のバランスというWeb3における根本的な選択を迫られたといえるでしょう。本件についてSoneiumが下す判断は、他のレイヤー2プロジェクトにとっても重要な先例となりそうです。
ZoomexがSONICの現物上場キャンペーンを開催!総額3万ドル相当のSONICを山分け

ZoomexがSONICの現物上場キャンペーンを開催!総額3万ドル相当のSONICを山分け

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update2025.01.16 19:00

海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、仮想通貨(暗号資産)SONICの上場を記念した現物上場キャンペーンを開催しました。ユーザーはSONICの現物取引で一定の取引高を達成すると、総額3万ドル相当のSONICを山分けできます。仮想通貨SONICは、ゲームに特化したSolana(ソラナ)のレイヤー2プロジェクト「Sonic」の独自トークンです。キャンペーン期間は、2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時(日本時間)までです。当記事では、ZoomexのSONIC現物上場キャンペーンの内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]ZoomexのSONIC現物上場キャンペーンイベント1:2万ドル相当のSONICを山分け(新規ユーザー限定)イベント2:1万ドル相当のSONICを山分け(全ユーザー)SONIC現物上場キャンペーンの参加方法SONIC現物上場キャンペーンの注意点取引高の達成のみで報酬獲得ZoomexのSONIC現物上場キャンペーン画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンは、SONICの上場を記念して開催されたキャンペーンです。新規ユーザー限定のイベント1と、全ユーザーを対象としたイベント2の2種類が開催されています。なお、一人のユーザーが受け取れる特典は1回のみで、イベント1、2の両方の特典は受け取れません。イベント1:2万ドル相当のSONICを山分け(新規ユーザー限定)イベント1の概要は以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時 (*1)特典2万ドル相当のSONICを山分け(一人当たり1〜100ドル相当のSONIC)(*2)対象者2025年1月14日午後7時(日本時間)以前に、Zoomexで初回入金を行ったことがないユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・SONICの現物取引で合計100ドル以上の取引高を達成(*1)特典は先着500名限定です。特典が定員に達した時点で終了となります。(*2)本キャンペーンの特典は、Zoomexで開催されている他の現物特典と一緒に受け取ることはできません。複数のキャンペーンに参加した場合、特典額の高いほうが特典対象となります。イベント1は、2025年1月14日午後7時(日本時間)以前に、Zoomexで初回入金を行ったことがない新規ユーザーが対象のイベントです。キャンペーン期間中に、SONICの現物取引で合計100ドル以上の取引高を達成すると、一人当たり1〜100ドル相当のSONICを獲得できます。特典は現物SONICとなっているので、他のアカウントへの振替や出金も可能です。なお、現物SONICの特典額は一人当たり1〜100ドル相当の範囲でランダムに決定されます。そのため、ユーザーごとに獲得できる報酬金額が異なる仕組みとなっています。イベント2:1万ドル相当のSONICを山分け(全ユーザー)イベント2の概要は以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2025年1月14日午後7時〜1月21日午後7時 (*1)特典1万ドル相当のSONICを山分け(一人当たり1〜100ドル相当のSONIC)(*2)対象者Zoomexの全ユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・SONICの現物取引で合計500ドル以上の取引高を達成(*1)特典は先着300名限定です。特典が定員に達した時点で終了となります。(*2)本キャンペーンの特典は、Zoomexで開催されている他の現物特典と一緒に受け取ることはできません。複数のキャンペーンに参加した場合、特典額の高いほうが特典対象となります。イベント2は、Zoomexの全ユーザーが対象のイベントです。キャンペーン期間中に、SONICの現物取引で合計500ドル以上の取引高を達成すると、一人当たり1〜100ドル相当のSONICを獲得できます。特典は現物SONICとなっているので、他のアカウントへの振替や出金も可能です。なお、イベント2に関しても、一人当たり1〜100ドル相当の範囲でランダムに報酬額が決定される仕組みが採用されています。SONIC現物上場キャンペーンの参加方法Zoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンに参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。手順1以下のリンクをクリックし、SONIC現物上場キャンペーンの専用ページにアクセスします。SONIC現物上場キャンペーンの専用ページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「今すぐ参加」ボタンをクリックします。手順3「参加が完了しました」と表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。手順4キャンペーンに参加できたら「今すぐ取引」ボタンをクリックして、SONICの現物取引ページ(SONIC/USDT)にアクセスします。手順5ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でSONICを購入するには、以下のように操作をして「SONICを買う」をクリックします。番号項目説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3購入数量購入したい数量を入力します。イベント1は合計100ドル以上の取引高の達成、イベント2では合計500ドル以上の取引高の達成と、それぞれ条件が異なる点には注意してください。また、SONICはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、事前にZoomexに入金を行っておきましょう。手順6内容を確認して「SONICを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したSONICは現物アカウント残高に反映されます。各イベントごとのSONICの取引高を達成したら、報酬獲得の条件は達成です。なお、特典のSONICはキャンペーンが終了してから5営業日後に、ユーザーの現物アカウントに配布されます。SONIC現物上場キャンペーンの注意点Zoomex(ズーメックス)に限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のSONIC現物上場キャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しも禁止事項です。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。取引高の達成のみで報酬獲得Zoomex(ズーメックス)のSONIC現物上場キャンペーンでは、新規・既存ユーザー全員にSONICの獲得チャンスがあります。獲得条件も現物取引高のみなので、比較的容易に達成できるでしょう。すでにZoomexを使っている方も、これからZoomexを利用予定の方も、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

仮想通貨SOLVの将来性は?ビットコインのステーキングプロトコルSolv Protocolを解説

update2025.01.10 19:30

仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。2024年12月30日には、大手取引所Binance(バイナンス)がメガドロップでのSOLVの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨SOLVの特徴やSNSでの評判、将来性、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨SOLVがBinanceメガドロップに登場仮想通貨SOLVとはビットコインのステーキングが可能断片化したビットコインの流動性を統一ステーキングの複雑さを簡素化SNSでの評判仮想通貨SOLVの将来性大手VCからの資金調達に成功ビットコイン投資の一般化TVLは26億ドルを突破仮想通貨SOLVのトークノミクスSOLVの配分先と比率SOLVの使い道仮想通貨SOLVのリスクビットコインの普及が追い風となるか仮想通貨SOLVがBinanceメガドロップに登場2024年12月30日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、メガドロップでの仮想通貨(暗号資産)SOLVの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceメガドロップは、Binanceが新しく発表したトークンローンチプラットフォームです。仮想通貨BNBをステーキングしたり、Binance Web3ウォレットを使ってクエストを完了することで、ポイントを獲得できます。このポイント数に応じて、各ユーザーに合計5億8,800万SOLVが分配されるようです。SOLVのメガドロップは、2025年1月7日午前9時〜1月17日午前8時59分(日本時間)まで開催されます。その後、SOLVは2025年1月17日午後7時(日本時間)にBinanceに上場する予定です。仮想通貨SOLVとは仮想通貨(暗号資産)SOLVは、ビットコイン(BTC)のステーキングプロトコル「Solv Protocol」のネイティブトークンです。画像引用:Solv ProtocolSOLVは、プロトコル上でのステーキングやガバナンス投票などに利用されます。また、SOLVの保有者はSolvBTC(詳細は後述)の償還手数料などが割引されるメリットもあります。ビットコインのステーキングが可能Solv Protocolでは、ビットコインをステーキングして報酬を獲得できます。保有しているビットコインを運用し、利回りを得たいユーザー向けのプロトコルとなっています。ビットコインは市場全体の時価総額の約50%を占める仮想通貨です。しかし、イーサリアム(ETH)のようにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)のステーキングの仕組みがないため、ネイティブな利回りを得る手段がありません。そこでSolv Protocolは、ビットコインを運用できる仕組みを提供し、ビットコインの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。ステーキングの流れユーザーは、ビットコインもしくはビットコインのラップドトークンをSolv Protocolに預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCはビットコインに1:1でペッグ(価格連動)するトークンです。SolvBTCは様々なDeFiプロトコルで運用できますが、SolvBTCをステーキングして利回りを獲得することも可能です。Solv Protocolでは、以下の4つのプロジェクトと提携しており、ステーキング先を選択できます。画像引用:Solv ProtocolBabylonJupiterEthenaCoreSolvBTCをステーキングすると、ユーザーは各プロジェクトのLST(リキッドステーキングトークン)を受け取れます。例えば、BabylonでSolvBTCをステーキングしたらSolvBTC.BBNを、EthenaでステーキングしたらSolvBTC.ENAを受け取ります。これらのLSTは各種DeFiでの運用もできるため、ステーキング報酬を得ながら、さらなる利回りを獲得することも可能です。断片化したビットコインの流動性を統一現在の仮想通貨市場では、WBTCやcbBTC、BTCBなど様々なビットコインのラップドトークンがあります。これらのトークンを使うことで、ユーザーはDeFiでのビットコインの運用が可能となります。しかし、多様なラップドトークンが流通したことで、複数のチェーン間で流動性が断片化(サイロ化)していると、Solv Protocolは説明しています。これによりチェーン間でのシームレスな移動が難しくなり、DeFiでのビットコインの利用が制限される可能性があるでしょう。Solv Protocolはこの問題を解決するために、複数のチェーンの流動性を統合したSolvBTCを発行しました。SolvBTCを利用することで、ユーザーは以下のチェーンを自由に移動しながら、様々なDeFiプロトコルでビットコインを運用できるとしています。EthereumBNB ChainAvalancheArbitrumBaseBOBMantleMerlinステーキングの複雑さを簡素化画像引用:Solv ProtocolSolv Protocolは、SAL(Staking Abstraction Layer:ステーキング抽象化レイヤー)と呼ばれるコアインフラを開発しています。SALでは、複数のエコシステムでの複雑なビットコインステーキングを、統一のインターフェースを提供して簡素化しています。ユーザーはSALを利用することで、複数のブロックチェーンでの多様な運用方法にアクセス可能です。SNSでの評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)SOLVに関する様々な投稿が見られます。直近では、BinanceメガドロップでのSOLVの取り扱いに対して、ポジティブな反応をしているユーザーが複数確認できました。また、仮想通貨市場でビットコイン(BTC)関連のエコシステムが注目されていることもあり、「ビットコインを活用できるSolvにはかなり期待」と投稿しているユーザーも見られます。一方、ネガティブな意見として、Solv Protocolが預け入れられたビットコインをロックせずに循環させ、TVLを水増ししているとの疑惑が出ています。Solv Protocolのファウンダーは疑惑を否定していますが、利用者は念のため疑惑の内容を確認しておいてもよいでしょう。仮想通貨SOLVの将来性仮想通貨(暗号資産)SOLVの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。大手VCからの資金調達に成功ビットコイン投資の一般化TVLは26億ドルを突破大手VCからの資金調達に成功画像引用:Solv ProtocolSolv Protocolは、これまでに合計2,500万ドルもの資金調達に成功しています。投資家にはBlockchain CapitalやBinance Labs、Laser Digital、OKX Venturesといった大手VCが顔を揃えています。こういった点からも、Solv Protocolには強力な後ろ盾があることがわかります。ビットコイン投資の一般化2024年1月にはアメリカでビットコイン(BTC)現物ETFが承認され、トランプ次期大統領も仮想通貨政策を押し進めるなど、今後は世界中でビットコイン投資が一般化していく可能性があります。ビットコインへの投資が拡大するに伴い、ビットコインの運用需要も高まっていくと考えられるでしょう。こういった流れは、Solv Protocolにとって追い風となり、利用拡大に繋がっていくかもしれません。TVLは26億ドルを突破画像引用:Solv Protocol当記事執筆現在(2025年1月9日)、Solv Protocolには約2万5,000枚ものビットコインが預け入れられており、TVLは26億ドルを超えています。トータルユーザー数も70万人を突破するなど、ビットコイン保有者からの支持を獲得しています。今後もSolv Protocolが安定的なサービスを提供できれば、ますますビットコインホルダーの取り込みが加速するかもしれません。仮想通貨SOLVのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)SOLVの総供給量は96億6,000万SOLVですが、ネットワークガバナンスによって増加する可能性があります。初期総供給量は84億SOLVとなっており、上場時の初期流通量はそのうちの17.65%(14億8,260万SOLV)となる予定です。SOLVの配分先と比率仮想通貨SOLVの分配先と比率は、下の画像の通りです。総供給量の配分先と比率初期総供給量の配分先と比率チームやアドバイザーのトークンは、1年のロック期間を経た後、2年9ヶ月かけて徐々にロック解除されます。このことから、運営側は長期的にプロジェクトを運営していく意向を持っていることがわかります。また、プライベートセール投資家に割り当てられたトークンは、1年のロック期間を経た後、1年9ヶ月かけて徐々にロック解除されるスケジュールが組まれています。画像引用:BinanceSOLVの使い道仮想通貨SOLVの使い道として、以下などが挙げられます。ガバナンスステーキング手数料割引ガバナンスSOLVはガバナンストークンとして機能し、保有者はプロジェクトの方向性を決める投票に参加できます。ステーキングSOLVをSAL(Staking Abstraction Layer)でステーキングすると、プロトコルからの報酬を得られます。手数料割引SOLVの保有者は、SolvBTCの償還手数料などの割引を受けられます。仮想通貨SOLVのリスク仮想通貨(暗号資産)SOLVのリスクとして、SolvBTCのデペッグ(価格乖離)が挙げられます。ユーザーはSolv Protocolにビットコイン(BTC)もしくはビットコインのラップドトークンを預けると、SolvBTCを受け取れます。SolvBTCは、ビットコインに1:1でペッグしたトークンですが、ビットコインではありません。そのため、もしユーザー資産を保管しているウォレットにハッキングなどが発生した場合、SolvBTCがビットコインとデペッグしてしまう可能性があります。SolvBTCのデペッグなど、Solv Protocolで何らかのトラブルが発生した際には、ネイティブトークンであるSOLVの価格にも影響があると考えられます。SOLVへの投資を検討する際には、こういったリスクに注意する必要があるでしょう。ビットコインの普及が追い風となるかSolv Protocolは、ビットコイン(BTC)をステーキングして運用できるプロトコルです。今後、ビットコインへの投資が一般化していくことで、Solv Protocolの利用者も拡大していく可能性があります。ビットコインエコシステムに注目している方は、Solv Protocolの動向にも注視しておくとよいかもしれません。
初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

初心者でも安心!MT4ストラテジーテスターの使い方完全ガイド ~EA活用とバックテストで一歩先のトレードへ~

update2025.01.10 19:00

バックテストの重要性はよく耳にするものの、「専門用語が多くて不安」「初心者の自分もやるべきか」「できればやらずに済ませたい」と考える人もいるでしょう。ストラテジーテスターは、MetaTrader4(MT4)でEA(自動売買プログラム)を使う上で欠かせない機能ですが、FXを始めたばかりの方にとっては少し敷居が高く見えることも事実です。この記事では、単なる手順ではなくストラテジーテスターの実践的な使い方を丁寧に解説します。一緒に基本を押さえて、未来のトレード成功への第一歩を踏み出しましょう!目次[非表示]初心者必見!MT4のストラテジーテスターが超重要な理由ストラテジーテスターは過去の相場を体験できるタイムマシンEAのベストパフォーマンスを引き出せる最適化をするとこんなにも差が出る提示されたバックテストの結果では不十分な理由EAのテストにあたっての心構えEAは段階を踏んで運用するものいきなりマスターしようとしなくて大丈夫テスト結果を鵜呑みにしない期待値で考えるMT4のストラテジーテスターを使うための準備EAの準備FX業者の口座開設ヒストリカルデータの設定MT4のストラテジーテスターを使ったバックテスト手順とパラメータ最適化【STEP1】ストラテジーテスターの設定【STEP2】ストラテジーテスターの実行【STEP3】最適化対象とするパラメータの見極め【STEP4】基本的なパラメータ最適化方法【STEP5】最適化結果の確認【STEP6】最適化したパラメータでバックテスト実行【STEP7】ロット数による純益とドローダウンの調整結果の確認と本運用に向けた心がけ具体的な数値を想像し、許容できる範囲で運用する本当にFXで運用すべきか最悪、全額無くなるリスクを理解するストラテジーテスターがうまく動かない場合ヒストリカルデータが不足しているテストするEAやインジケーターが正しく読み込めていないストラテジーテスターの設定ミスパソコンの性能が不足しているエラーメッセージをチェックするEAを使うならストラテジーテスターでバックテストをしよう初心者必見!MT4のストラテジーテスターが超重要な理由MT4で自動売買を行うにあたってストラテジーテスターは、「使わないなんて考えられない!!」というくらい重要な機能です。過去の相場を体験したり、EAの性能を最大限に引き出たりする方法を学ぶことで、運用の精度を高めることができます。そもそもストラテジーテスターとは何か、そしてなぜ重要なのか、その活用法と注意点を見ていきましょう。ストラテジーテスターは過去の相場を体験できるタイムマシンストラテジーテスターを使うと、ヒストリカルデータと呼ばれる過去の為替レートのデータを使って、EAの取引ロジックがどのくらい効果的かを確認できます。ヒストリカルデータとは?ヒストリカルデータとは、過去の相場の値動きに関するデータのことです。FXでのヒストリカルデータには、特定の時間足に対応して4本値(OHLC)などのデータをまとめたものや、ミリ秒単位ですべての値動きを記録したティックデータがあります。つまり、過去にタイムスリップして、EAがその時の相場でうまくいったかを試せるようなものです。EAのベストパフォーマンスを引き出せるEAには入力可能なパラメータが複数ありますが、デフォルト設定のまま利用していませんか?デフォルト設定のままでも利益を取れることはありますが、相場環境によっては上手く機能しないことも珍しくありません。よって、EAのベストパフォーマンスを引き出すためにも、相場環境によって最適なパラメータを調べることも重要です。また、EAがリリースされた時期と、あなたが利用を始めようとしている時期では、バックテストのパフォーマンスが変わっているかもしれません。さらに、EAの成績がFX業者のレバレッジやスプレッドに大きく左右される可能性もあります。利用しているFX会社を想定してバックテストを行うことで、デフォルト設定よりも利益を増やせる設定が見つかるかもしれません。テスト結果を分析するメリットテスト結果を分析すれば、EAが持つロジックの強みや弱み、改善すべき点が見えてきます。分析結果をもとにロジックや入力パラメータを調整して、勝率や収益率を上げることも可能です。最適化をするとこんなにも差が出る最適化とは、EAの動作をより良い結果にするために、移動平均線の期間などのパラメータを試行錯誤して調整する作業のことです。ストラテジーテスターを使ってパラメータを最適化することにより、同じEAでもより高いパフォーマンスが期待できます。ここでは例として、MT4に付属している「Moving Average」というEAを使い、パラメータを最適化してみましょう。このEAはMT4は「ローソクが12日移動平均線を上抜けた場合に買い、下抜けた場合に売る」というロジックです。まずは、このEAをデフォルトのパラメータでバックテストしてみました。4年2か月間のバックテストを実施したところ、純益は-47084円、プロフィットファクターは0.19となりました。プロフィットファクターとは?プロフィットファクターとは、総利益と総損失の比率のことです。総損失に対して、どれくらいの割合の総利益を上げたかを示します。自動売買やシステムトレード、売買戦略などを評価する際に用いられ、プロフィットファクターが1.0以上であれば、総利益が総損失を上回る取引戦略であることが分かります。では、全く同じ条件で最適化を実施して、入力パラメータを変更してみましょう。最適化後の純益は44,937円、プロフィットファクターは1.83にまで改善し、先ほどは右肩下がりだったグラフが右肩上がりになっています。このように入力パラメータを最適化して使うことは、EAのパフォーマンスを発揮させるために非常に重要です。入力パラメータと内部パラメータ筆者はEA開発者です。デフォルトの入力パラメータは利用者がそのまま使える設定にしていますが、未来永劫利益を上げ続けられる保証はありません。EAでは、利用者自身が調整できる部分を入力パラメータ、変更して欲しくないロジックの根幹部分は、内部パラメータとして隠しています。入力パラメータの最適化は、EAを使う上で前提となる重要なプロセスです。提示されたバックテストの結果では不十分な理由EAの開発者や配布者からバックテストの結果が開示されることがありますが、自分の取引する銘柄でバックテストが行われていた場合でも、結果を疑ったほうが良いでしょう。「開示されたバックテスト期間が、1年ほどと極端に短くありませんか?」「期間が月始めからではなく、不自然な日付から始まっていませんか?」相場には大きく分けて上昇相場・レンジ相場・下落相場があります。EAの開発者や配布者はEAのロジックに適した都合の良い期間のバックテストしか開示していないかもしれません。どんなに優秀なEAを手に入れても、特定の相場に弱くて負けが込む、利益は出ているがドローダウンが大きすぎて、EAを動かし続けるのが苦痛といったケースもあります。あなた自身がストラテジーテスターを使ったバックテストを行えば、EAの特徴を深く理解した運用ができるようになります。EAのテストにあたっての心構えEAのテストを初めて行う際に分からないことが多く戸惑うことがあるかもしれませんが、焦らずに段階を踏んで理解を深めれば問題ありません。また、バックテストやフォワードテストの結果を過信せず、期待値やリスクを冷静に判断する視点を持つことで、より効果的な運用につなげられます。ここからは、EAのテストに取り組む際の心構えを見ていきましょう。EAは段階を踏んで運用するもの多くの人にとって、EAを運用する目的はEAを使うこと自体ではなく、利益を上げることでしょう。利益を得る確率を高めるためには、ストラテジーテスターでEAをバックテストして、次はデモ口座で運用、そしてリアル口座での本運用と段階を踏む必要があります。一般的に大学等の入試や資格試験では、知識をインプットして練習問題や過去問を解き、模試に挑んでから本番に臨みます。同じように段階的なアプローチを行いましょう。いきなりマスターしようとしなくて大丈夫ストラテジーテスターを初めて使う際、設定項目の多さや専門用語に圧倒されるかもしれないですが、最初から全てを理解する必要はありません。「とりあえずバックテストを実行してみる」「結果を見てみる」といったステップを繰り返すことで、自然と使い方が身についていくでしょう。テスト結果を鵜呑みにしないストラテジーテスターで良い成績が出ても、実際の相場で同じ結果が出るとは限りません。なぜなら、相場は常に変化しますし、バックテストでは実際の相場を100%再現することはできないからです。長めの期間や複数の入力パラメータでテストを行い「どのような相場でも通用するか」をチェックするのがポイントです。期待値で考えるどんなに優秀なEAでも勝てる時期と負ける時期があります。短期的な結果だけで「このEAはスゴイ!」「このEAはダメだ!」と決めつけないようにしましょう。十分なバックテストとデモ口座の運用をしても、本番では負けが続くこともあります。そのような場合は、バックテストの結果を思い出して「今はパフォーマンスの悪い期間だから運用を続ければ成果が出るはず」と考えるようにしましょう。現在が期間Aの時期であれば「負けが続くけど、そのうちプラスになるはず」と考えられるのではないでしょうか。期間Bまで待つことができれば、利益を大きく増やせるかもしれません。一方で、EAのパフォーマンスが良くても「このEAはスゴイ」と勘違いして、急にロット数を上げないように注意する必要があります。短期間の結果だけを見るのではなく、長期間のパフォーマンスを見て長期的にプラスになりやすいロジックかを見極めるようにしましょう。MT4のストラテジーテスターを使うための準備ここからは、MT4のストラテジーを使うための準備について解説します。ストラテジテスターを使うのが初めての人は、ぜひ参考にしてください。EAの準備まずはバックテストをするためのEAを準備しましょう。EAはMT4に標準搭載されているものもありますが、種類はそれほど豊富ではありません。従って、好みのEAを見つけるためにはインターネット上で提供、販売されているものも探してみましょう。勝率だけでなく、プロフィットファクターの高さやフォワードテストの結果も見れば、良いEAを探せるでしょう。FX業者の口座開設続いてFX業者の口座を開設しましょう。口座開設が完了したらMT4もダウンロードしておきます。ダウンロードしたMT4にEAをインストールする作業も必要です。EAをインストールする手順は以下の通りです。MT4を起動するメニューバーの「ファイル」ボタンを押して「データフォルダ」ボタンを開くフォルダが開かれるので「MQL4」「Experts」の順番に押していくEAをフォルダ内にドラッグ&ドロップするMT4を再起動するヒストリカルデータの設定最後にMT4にFX業者からヒストリカルデータをダウンロードしましょう。メタクオーツ社のデータもMT4には標準搭載されているので、手軽に利用しやすいですが、精度が低い点がデメリットです。データの精度にこだわる場合は、FX業者のヒストリカルデータ提供するページにアクセスして、銘柄名を押せばダウンロードが始まります。MT4のストラテジーテスターを使ったバックテスト手順とパラメータ最適化ここからは、MT4のストラテジーテスターを使ってパラメータを最適化する方法やバックテストを使う手順について、MT4に付属している「Moving Average」を例に7STEPにわけて解説します。【STEP1】ストラテジーテスターの設定MT4の上部にある「表示」メニューから「ストラテジーテスター」を選択すると、テスターというウィンドウが表示されます。ティックデータは表示されなくても良い一部の有料ヒストリカルデータを導入している場合は「ティックデータ設定」と「ティックデータを使う」というチェックボックスが加わりますが、表示されなくても問題ありません。エキスパートアドバイザの選択以下のエキスパートアドバイザの右にあるコンボボックスから、サンプルとして付属している「Moving Average.ex4」というEAを選びましょう。他にもバックテストが実行可能なEAがある場合は、この欄から選べます。EAをダウンロードしたにもかかわらず、選択肢に表示されない場合はEAがMT4内に存在していない可能性が考えられます。MT4上部の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択し、「MQL4\Experts」というフォルダを確認してください。ここに拡張子が「.ex4」のファイルがあればインストールは問題なく完了しています。拡張子が「.mq4」のファイルしかない場合は、EAのソースファイルはあるがコンパイルされていない状態です。ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」から所定のEAを右クリックして「更新」を押すと、コンパイルされます。MT4を再起動すると、コンボボックスから選択できるようになります。通貨ペアの選択次にテストを行いたい通貨ペアを選択します。ここでは米ドルに相当する「USDJPY, US Doller vs Japanese Yen」を選択しましょう。通貨ペアコンボボックスに利用したい通貨ペアが存在しない場合は、通貨ペアリストウィンドウを右クリックして「通貨ペア」を選択し通貨ペアリストを表示します。利用したい通貨ペアを探して「表示」ボタンを押しましょう。MT4を再起動すると、コンボボックスから選択できるようになります。モデルの選択モデルコンボボックスでは、バックテストに使用する過去の相場データの精度と速度を選択できます。ストラテジーテスターに慣れてきたら、「始値のみ」や「コントロールポイント」から始めて速度を優先した簡易テストを行い、有効なパラメータの傾向がつかめてきたら「全ティック」に切り替えて精度を優先したバックテストを行うことができます。ただしEAのテストを始めたばかりの方は、精度優先で「全ティック」を選んでおくことがおすすめです。それぞれの選択肢の意味は以下の通りです。精度速度用途例全ティック非常に高遅スキャルピング正確な結果が必要な戦略コントロールポイント中普通中期戦略初期の検証始値のみ低速長期戦略大まかなパフォーマンスの確認全ティック精度非常に高い速度遅い用途例スキャルピング正確な結果が必要な戦略コントロールポイント精度中程度速度普通用途例中期戦略初期の検証始値のみ精度低い速度速い用途例長期戦略大まかなパフォーマンスの確認期間を指定期間を指定チェックボックスにチェックを入れて、開始日と終了日を指定しましょう。ここでは開始日を2020年9月1日、終了日を2024年11月1日に指定します。時間足を指定今回は日足でバックテストを行いますので、期間コンボボックスから「Daily」を選択します。スプレッドコンボボックスから、バックテストで利用するスプレッドを指定します。有料のヒストリカルデータを入手している場合は「変動」を選択しましょう。そうでない場合は、利用しているFX業者が「その通貨ペアに対して普段提示しているスプレッド」を選択しましょう。ストラテジーテスターでは、スプレッドを正しく設定しないと、実際の取引条件に近い結果が得られません。ここではスプレッドは「5」を選択します。なお、スプレッドの数字はFXでの最小単位である「ポイント」です。1pipsは10ポイントに相当します。従って、今回選択した5ポイントは0.5pipsに相当します。日によってバックテストの実行結果が異なるFX取引ではスプレッドが利益を左右する重要な要素ですが、「現在値」のままにしてバックテストを行うと、実行する日によって結果が異なることがあります。たとえば、スプレッドが広がりやすい土曜日の早朝などをまたいで、バックテストを実施する際などは注意が必要です。エキスパート設定・テスト設定テスターウィンドウ右上の「エキスパート設定」ボタンを押し、「テスト設定」タブを選びます。テスト設定画面の初期証拠金欄に、証拠金を入力しましょう。ここでは「100000」を入力します。その右のコンボボックスでは「USD」(米ドル)、「EUR」(ユーロ)、「GBP」(イギリス・ポンド)、「CHF」(スイス・フラン)の通貨単位が選べます。ここでは「USD」を選びますが、コンボボックスは選ぶだけでなく編集も可能です。円建て口座でのテストを行いたい場合は「JPY」と手入力しましょう。通貨単位は基本的に、FX業者で開設した口座通貨に合わせる必要があります。そして、有料ヒストリカルデータを導入しないと操作することができないストラテジーテスターの内部パラメータに「手数料」があります。この手数料の値は開設口座の通貨で定義されているので、円建て口座で「1ロット当たり500」と定義されていれば500円の意味です。ここまでは、どのEAにも共通する設定項目です。テストする通貨をUSDにしない円建て口座にもかかわらずバックテストの通貨をUSDにした場合、手数料がドル表記となります。(1ロットあたり500の場合は500ドル)良い成績を出せるEAでも手数料が大きすぎて損益がマイナスとなるので注意が必要です。エキスパート設定・パラメータの入力ここからは各EA特有の設定方法を解説します。エキスパート設定から「パラメーターの入力」タブを選びましょう。このEAの各パラメータの意味は後ほど説明します。ここでは右下の「リセット」ボタンを押してEAのデフォルト設定に戻したあと、Lotsの値だけを「0.01」に変更しましょう。以上がストラテジーテスターで行う設定です。バックテストを行うたびに毎回すべての設定を行う必要はなく、頻繁に行うのは最後のパラメータ入力の変更程度です。【STEP2】ストラテジーテスターの実行ストラテジーテスターの設定が完了したら、いよいよバックテストの実行です。右下の「スタート」ボタンを押しましょう。テスターウィンドウ下のグラフが緑色に伸びていき、テストが完了すると効果音が鳴ります。結果タブテスターウィンドウの「結果」タブを開くと、バックテスト中に実行された全てのトレードの詳細な履歴が確認可能です。通し番号、エントリー・クローズ時刻、取引タイプ(買い・売り)、注文番号、ロット数、エントリーとクローズの価格、損益、残高を確認することができますので、EAが意図通りに動作しているかを細かくチェックできます。「結果」タブと「レポート」タブでは、右クリックして「レポートの保存」を選択すると、HTML形式でバックテスト結果を保存できます。グラフタブ「グラフ」タブを開くと、バックテスト中の資産曲線がグラフで視覚的に表示されます。なお、横軸は時間ではなく注文番号です。あくまで注文番号なのでエントリーの頻度が時期によって異なると、ある期間だけが長くあるいは短く表示されることがあるので注意しましょう。縦軸は口座残高の推移です。含み損ではなく確定損益の推移が表示されます。このグラフでEAのパフォーマンスを直観的に把握可能です。右肩上がりだと利益が伸びていて、右肩下がりだと損失ばかり出ていることになります。レポートタブ「レポート」タブを開くと、バックテスト全体の統計情報を表示する総括レポートが表示されます。項目数は多いですが、慣れないうちはチェックしなければいけない項目だけ覚えましょう。「純益」は、初期証拠金からの差額です。初期証拠金+純益の値が、バックテスト後に残った資金となり、多いほど優秀なEAと言えます。「プロフィットファクター」は、EAの効率性や収益性を評価するための指標です。プロフィットファクター = 純利益 ÷ 総損失総利益が総損失を上回っていれば1.0以上になる数値で、EAの性能を端的に表すのに良く使われる数値です。例えば、総利益が10,000USDで総損失が5,000USDの場合は2.0です。10,000 ÷ 5,000 = 2.0一方、総利益が8,000USDで総損失が10,000USDの場合は0.8になります。8,000 ÷ 10,000 = 0.8プロフィットファクターも純益と同様に高いほうが良い項目です。一度も負けが無い場合(計算結果が+∞)や、一度も勝ちが無い場合(計算結果が-∞)の場合は、プロフィットファクターが計算できないので空欄になります。「期待利得」とは、1回の取引で期待できる利益のことです。期待利得 = 純利益 ÷ 取引回数数値が大きいほど、取引コストの影響を受けにくくなるので、安定して利益を上げることができます。「総取引数」は、EAが設定されたテスト期間にトレードを行った回数です。数字が極端に少ないと「たまたま数回のトレードで勝っただけ」と見做すことができます。純益やプロフィットファクターの数字が良く、取引回数が多ければ「たまたまではなく、百戦錬磨で好成績を出している」と見做すことが可能です。リスクリワードレシオとは、利益が出たトレード(勝ちトレード)の平均利益額と、損失が出たトレード(負けトレード)の平均損失額の比率のことです。リスクリワードレシオ = 勝ちトレードの平均利益 ÷ 負けトレードの平均損失「最大ドローダウン」は、リスクを表す非常に重要な項目です。EAの運用により資産残高や有効証拠金が、バックテスト期間中に最高値からどれだけ減少したかを示す値(金額ベースとパーセントベースがある)です。100,000USDから開始したバックテストが、損失を繰り返して80,000USDになった場合で考えてみましょう。この場合の最大ドローダウンは20,000USD、つまり残高の20%です。その後利益を積み増して200,000USDまで口座残高が増えた後、また損失が出て150,000USDまで落ちた場合、先ほどよりも大きいドローダウンになるので最大ドローダウンは50,000USD、残高の25%となります。このようにピーク時からどれくらい下落したかを表す項目が、最大ドローダウンです。最大ドローダウンは、EAの潜在的なリスクを表しています。純益やプロフィットファクターが高くても、同時に最大ドローダウンが大きいと含み損が大きくなり大損する可能性が高くなるので、心理的・資金的に耐えにくくなるでしょう。リカバリーファクターとは、損失のリスクに対して期待できる利益を表した数値です。リカバリーファクター = 純利益 ÷ 最大ドローダウン数値が大きいほど、リスクが抑えられる一方でリターンが大きい傾向があります。操作履歴タブ「操作履歴」タブを開くと、バックテスト中に発生した全てのシステムメッセージや動作ログが表示されます。成績を見る分には必要ありませんが、EAがどうしても動かないときなどにエラーメッセージを確認すれば原因が分かる可能性があります。【STEP3】最適化対象とするパラメータの見極め最適化前の「Moving Average」は、入力パラメータがデフォルト設定のままでは、大きな損失を出してしまいます。ここからは入力パラメータを最適化していきましょう。まずは入力パラメータの意味をチェックします。項目意味LotsロットサイズMaximumRisk最大リスクDecreaseFactor連続損失によるロット減少係数MovingPeriod移動平均線の期間MovingShift移動平均線のシフトこれらの値を変化させ、過去の相場でシミュレーションを行い成績を見るのがバックテストです。ですが仮にこれら5つのパラメータを10段階刻みで変化させようとすると、10の5乗で10万通りのテストを行わなければいけません。超高速なPCを用いて1組のパラメータによるバックテストが1分で終わると仮定しても、約70日間待つ必要があります。そこで全てのパラメータを同時に変化させるのではなく、ロジックの効率を決めるものとそうでないものに分けて、変化させるものを絞って検証することを考えてみましょう。LotsLotsとはロットサイズです。どのEAにも共通して登場する可能性が高い、エントリー時に利用されるロット数を示しています。ロット数が大きくなると純益もドローダウンも大きくなりますので、ロジックの効率には寄与しません。とりあえず0.01にして後回しにしましょう。MaximumRiskMaximumRiskはリスクの許容量です。デフォルトでは0.02(2%)となっており、有効証拠金が少なくなってきた場合、ロット数を抑える役割もあります。MaximumRiskもロジックの効率には寄与しにくいでしょう。DecreaseFactorDecreaseFactorは、連続して損失を出した場合、ロットサイズを減少させるための係数です。デフォルトでは3連敗すると、自動的にリスクを減らして次のトレードを行います。MovingPeriod・MovingShiftMovingPeriodは移動平均線の計算期間、MovingShiftは移動平均線のシフト(ローソク何本分ずらすか)です。【STEP4】基本的なパラメータ最適化方法「Moving Average」が「ローソクが移動平均線を上抜けた場合に買い、下抜けた場合に売る」というロジックであることを考えると、少なくとも「MovingPeriod」と「MovingShift」はロジックに寄与しそうです。「DecreaseFactor」はどちらともいえないですが、同時に動かすパラメータが3つ程度であれば許容範囲なので最適化対象としましょう。最適化対象の選択と遺伝的アルゴリズムの有効化テスターウィンドウ右上の「エキスパート設定」ボタンを押し、「テスト設定」タブを選びます。最適化パラメータコンボボックスから、「Profit Factor」を選びます。また遺伝的アルゴリズムにチェックを入れることで、計算効率を高めたテストを実施できます。変化させるパラメータと段階数の決定次に「パラメータの入力」タブを選びます。今回はDecreaseFactor・MovingPeriod・MovingShiftの3つのパラメータを対象にするので、変数名の左側にあるチェックボックスにチェックを入れます。するとスタート・ステップ・ストップが入力できるようになります。DecreaseFactorはスタートをデフォルトの3.0にして、回数が単位なので1.0をステップにします。ストップは8.0にすることで、3.0・4.0・5.0・6.0・7.0・8.0の6段階がテスト対象となります。MovingPeriodは移動平均線の計算期間ですので、あまり細かくしても意味がありません。6から始めて、3毎に24まで試すので、6・9・12・15・18・21・24の7段階をテスト対象にします。期間はデフォルトよりも短くしたり長くしたりして傾向を見るのがポイントです。その際にデフォルトの値も通るような倍数を設定しましょう。MovingShiftは移動平均線のシフトですので、どれだけ機敏に移動平均線に反応するかというパラメータです。同様に1から始めて、1毎に10まで(10段階)試してみましょう。以上のように探索対象とするパラメータを3つに絞り、それぞれの段階を絞りました。最初は10万通りで約70日かかると思われたものが、現在は6段階×7段階×10段階=420通りまで絞り込むことができました。OKボタンを押してダイアログを閉じます。最適化の実行テスターウィンドウの最適化チェックボックスにチェックを入れて、「スタート」ボタンを押しましょう。左下に表示されている420というのが、バックテストを実施する総当たり回数です。以下の画像の例では、420分のうち3回が終了していることが分かります。その隣の1280とは、遺伝的アルゴリズムが使用する「仮想的な最大評価回数」ですが、気にする必要はありません。右下に表示されているのが経過時間と予想完了時間です。7時間半ほどかかることが予想されますが、この値は途中で変化しますし、前後することがほとんどなので、大まかな目安だと思えば問題ありません。バックテストは非常に時間がかかりますので、しばらく放置しておきましょう。【STEP5】最適化結果の確認最適化が終わるとグラフが右まで行き、効果音と共に完了を教えてくれます。テスターウィンドウの「最適化結果」タブを選んで結果を見ましょう。今回はプロフィットファクターで最適化していますので、プロフィットファクター列の先頭をクリックして、降順(プロフィットファクターが大きい順)に並べかえます。データが失われないように、すぐに右クリックして「すべてコピー」を選択し、エクセルなどの表計算ソフトに張り付けておくと良いでしょう。結果を見るとDecreaseFactor=8・MovingPeriod=12・MovingShift=9の組み合わせがプロフィットファクターが1.89でベストのようです。マイナスになった結果が表示されないときタブ上で右クリックしてコンテキストメニューを表示した上で「マイナスの結果を表示しない」のチェックを外さないと、損益がマイナスになった結果は表示されないので注意してください。【STEP6】最適化したパラメータでバックテスト実行最適化で得られたパラメータで、バックテストを実行してみましょう。「セッティング」タブに戻り、最適化のチェックを外します。このチェックを外し忘れると次の最適化が走ってしまい、最適化結果タブがクリアされてしまうので注意してください。エキスパート設定の「パラメータの入力」タブを選択し、各変数のチェックを外して利用したいパラメータを「値」列に入力しましょう。OKボタンでダイアログを閉じて「スタート」ボタンを押します。こちらがプロフィットファクターが最大になるパラメータのバックテスト結果です。デフォルトのパラメータだと右肩下がりだったEAが、パラメータの最適化により見違えるようなパフォーマンスになったことが、お分かり頂けると思います。パラメータの最適化はバックテストにおいて非常に有効な手段ですが、過信は禁物です。最適化の結果に基づき、どういう設定がパフォーマンスに影響を与えたのか、またその設定がどういう相場に強くて逆にどのような相場に弱いかを冷静に分析する必要があります。最適化結果を活用しつつ、段階的な導入によるリスク管理を徹底した上で運用を進めていきましょう。【STEP7】ロット数による純益とドローダウンの調整ここまでは計算量を削減するため、DecreaseFactor・MovingPeriod・MovingShiftという、ロジックに寄与しそうなパラメータを操作してきました。この純益とドローダウンを確認した上で、Lots・MaximumRiskといった純益に直結するパラメータを操作していきましょう。「Moving Average」では、証拠金を維持したままLotsを0.02、MaximumRiskを0.04のように、それぞれ2倍にすると、純益が1.6倍・ドローダウンが1.8倍になります。強制ロスカットに注意一般的にロット数はプロフィットファクターに寄与せず、倍にしたら純益が倍になり、それに伴い最大ドローダウンも大きくなるという性質を持ちます。そして同じ証拠金のままロット数だけを大きくし過ぎると途中で含み損に耐えられず、強制ロスカットになる可能性が高くなります。純益だけでなく、どの程度のドローダウンに耐えられるかも一緒にシミュレーションしましょう。結果の確認と本運用に向けた心がけストラテジーテスターを使ったバックテストの結果を確認する際には、純益だけに注目するのではなく、リスクにも目を向けることが重要です。以下のポイントをしっかりと押さえて、EAの運用をしましょう。具体的な数値を想像し、許容できる範囲で運用するバックテスト結果に表示される「最大ドローダウン」は、EAを運用する上で特に注意すべき項目です。例えば、100万円で運用を開始し、13%のドローダウンが発生する場合、有効証拠金は87万円にまで落ち込む時期があります。100万円 ×(100% - 13%) = 87万円(ドローダウン)ただし、最大ドローダウンの13%はあくまでバックテストの結果のため、本番の運用では20%くらいまでは覚悟しておいたほうが良いかも知れません。100万円が80万円になってしまうかも知れない状況になっても、耐えられるでしょうか。このように、具体的な数値を把握することで、どの程度の資金減少なら耐えられるのかを事前に確認できるようになります。ドローダウンの金額や損失額を具体的に想像して、本当にリスクを許容できるか考えておきましょう。そして、生活するのに必要な資金での運用は避け、あくまでも余剰資金で行うことが鉄則です。運用時に「リスクが大きすぎる」「損失が大きすぎて、他のことが手に付かない」と感じた場合は、初期の証拠金とロットを下げてリスクをコントロールして下さい。本当にFXで運用すべきかEAの運用は数字で管理することが重要です。純益や勝率だけではなく、リスク指標である最大ドローダウンや、CAGR・エントリー回数などを複合的に判断し、自分の投資スタイルや許容範囲に合うかどうかを確認しましょう。CAGRとは?CAGRとは、年平均複利成長率のことです。CAGRは[(X年目の数値 ÷ 計測1年目の数値)^ { 1 ÷(X-1)}-1]×100で計算します。先ほどのバックテストでは、初期証拠金10,000USDから始めて、純益が+48,206USD、総取引回数が34回、バックテスト期間が4年2か月でした。他の投資手法と比較するためにCAGR(年平均成長率)を算出すると、4年2か月でトータルリターンが+48.21%なので、CAGRは9.9%となります。EAのCAGRが5%程度にとどまる場合は、株式のインデックス投資など他の投資手段を選択したほうが良いかもしれません。また、4年2か月で34回エントリーしていますが、平均すると年に約8.2回、月に0.7回程度となります。全くエントリーしない月もある点について納得できるかどうかも重要です。最悪、全額無くなるリスクを理解するバックテストはあくまで「過去の相場」での成績であり、将来の相場で同じ結果が出るとは限りません。過去の相場で良い成績が出ているからといってリスクを取り過ぎずに冷静な心構えを持つことが重要です。どんな優秀なEAを手に入れても、FXでは、初期証拠金が全額失われるリスクは常に存在するので、そのリスクを受け入れる必要があります。自分の資金が全てなくなるほどリスクを取っている場合は、投資手法に求めるCAGRや毎月の取引回数について、考えが変わるでしょう。ストラテジーテスターがうまく動かない場合ストラテジーテスターがうまく動かない場合は、いくつかチェック項目があります。何が原因かを知った上で対処しましょう。ヒストリカルデータが不足しているストラテジーテスターは過去の為替データを使って動作します。従ってデータが不足していると、テストが正常に動作しない場合があります。MT4のメニューから「ツール」→「ヒストリーセンター」を選び、必要な通貨ペアや時間足のデータが存在するか確認しましょう。テストするEAやインジケーターが正しく読み込めていないEAやインジケーターがMT4に正しくインストールされていないと、ストラテジーテスターに表示されません。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択し、「MQL4\Experts」というフォルダを確認して下さい。拡張子が「.ex4」のEAファイルが存在するか確認しましょう。MT4を再起動すると表示されるようになります。ストラテジーテスターの設定ミステストを行う条件や設定が適切でない場合、正しく動作しないことがあります。テスターウィンドウで「通貨ペア」「時間足」「日付範囲」などが正しいか確認して下さい。EAによっては特定の通貨ペアや特定の時間足でしか動かないように設定しているものがあります。手に入れたEAを利用する場合は、EA側が期待している設定と、テスト環境の設定が合っているかを確認しましょう。パソコンの性能が不足しているストラテジーテスターでは多くの計算を行うため、パソコンの性能が低いとテストに時間がかかったり停止したりすることがあります。特に実運用をする際に使うことが多いVPSは、普通のパソコンよりも性能が劣っていることが多いです。性能の高いパソコンでバックテストを行い、パフォーマンスの良かったEAのみをVPSに移して運用するようにしましょう。この方法でも動作が不安定な場合は、テスト期間を短くして小分けにすると、動作しやすくなります。エラーメッセージをチェックする慣れないうちは、ストラテジーテスターが上手く動作しないことが良くありますが、ひとつずつ原因を確認していけば解決できることがほとんどです。上手く動作しないときは、まずエラーメッセージをチェックしましょう。実運用ではMT4のターミナルウィンドウにある「エキスパート」や「操作履歴」タブ、バックテストではテスターウィンドウにある「操作履歴」タブを確認します。表示されるエラーメッセージをGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索すると、解決策が見つかるでしょう。EAを使うならストラテジーテスターでバックテストをしようMT4のストラテジーテスターを使ったバックテストは、EA運用において欠かせないステップです。「バックテスト」をする際は、最適なパラメータの設定やリスク管理の確認、実際の相場に近い条件での検証など、やるべきことは多岐にわたります。バックテストを行っても、EAが必ず利益を出し続ける保証はありません。しかし、最低限のバックテストを行わないままEAを運用するのは、地図を持たずに冒険に出るようなものです。ぜひこの記事を参考にバックテストを行い、あなた自身の手でEAの性能を最大限に引き出して下さい。
コインチェックからメタマスクに送金してみた!送金手数料や送金時間などを解説

コインチェックからメタマスクに送金してみた!送金手数料や送金時間などを解説

update2025.01.09 19:30

メタマスク(MetaMask)は、世界的にも人気が高い仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。イーサリアムを中心に、様々なブロックチェーン上のサービスで利用できます。メタマスクに仮想通貨を入金する場合、国内取引所などから送金する方法が一般的です。そこで今回Myforex編集部では、国内取引所のコインチェック(Coincheck)からメタマスクに仮想通貨を送金してみました。実際にやってみたところ、送金自体は想像よりも手軽にできる一方で、手数料は高く感じたというのが率直な感想です。この記事では、実際に送金してみた経験などをもとに、送金手順や送金手数料、コインチェックのトラベルルール対応状況などを紹介します。目次[非表示]コインチェックからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!コインチェックの送金手数料仮想通貨の送金に関する注意点コインチェックからメタマスクにPCで送金してみたコインチェックからメタマスクにスマホで送金してみたコインチェックからメタマスクに送金してみた感想 Xでのユーザーの評判送金は簡単だが手数料は要確認コインチェックからメタマスクへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、実際にコインチェック(Coincheck)からメタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を解説する前に、コインチェックの送金手数料や事前に知っておきたい注意点などを紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちらコインチェックの送金手数料コインチェックからメタマスクに送金する前に、通貨ごとの送金手数料を確認しておきましょう。以下の表は、コインチェックで取り扱うメタマスクに送金可能な主要銘柄の送金手数料をまとめたものです。主要銘柄の送金手数料通貨送金手数料(*1)(*2)ネットワーク (*3)ETH(イーサリアム)0.005 ETH(約2,740円)EthereumPOL(ポリゴン)0.1 POL(約8.7円)PolygonAVAX(アバランチ)0.1 AVAX(約650円)Avalanche C-Chain送金手数料(*1)(*2)ETH0.005 ETH(約2,740円)POL0.1 POL(約8.7円)AVAX0.1 AVAX(約650円)(*1)2024年12月25日時点の送金手数料、日本円換算額を記載しています。(*2)BTC、ETH、ERC20の送金手数料については、ネットワーク手数料の変動により手数料を変える変動手数料制が採用されています。(*3)コインチェックでは送金時に利用するネットワークを選択できません。そのため送金先の取引所・ウォレットが該当ネットワークに対応しているか必ず確認してください。ネットワーク(*3)ETHEthereumPOLPolygonAVAXAvalanche C-Chain(*3)コインチェックでは送金時に利用するネットワークを選択できません。そのため送金先の取引所・ウォレットが該当ネットワークに対応しているか必ず確認してください。表から分かるように、仮想通貨の種類によって送金手数料は大きく異なります。中でも、ETH(イーサリアム)の送金手数料は、1回あたり0.005 ETH(約2,740円)と高額です。なお、メタマスクに送金する通貨は、どのブロックチェーン上のサービスを使用するかなど、自分のニーズによって変わります。イーサリアム上のDApps(分散型アプリケーション)を利用するならETHを送金するなど、目的に応じた通貨を送金するようにしてください。今回Myforex編集部では、コインチェックからメタマスクにETHを送金してみました。仮想通貨の送金に関する注意点仮想通貨を送金する前に、以下の注意事項についても抑えておきましょう。トラベルルールを確認するアドレスやネットワークの入力ミスに注意するトラベルルールを確認する仮想通貨を送金する際には、トラベルルールの対応状況について確認が必要です。トラベルルールに関して、コインチェックからメタマスクには問題なく送金できます。コインチェックは公式サイトにて、メタマスクなどのプライベートウォレット間での送金・受取が可能である旨を記載しています。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。アドレスやネットワークの入力ミスに注意する仮想通貨の送金時には、アドレスの入力ミスなどには十分注意してください。もし、アドレスや利用チェーン(ネットワーク)選択に入力ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、アドレスは手入力ではなく、コピー&ペーストで入力するのがよいでしょう。また、初めての送金で少しでも不安がある場合は、まず少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。コインチェックからメタマスクにPCで送金してみたコインチェック(Coincheck)からメタマスクにPCで送金してみた手順を紹介します。前述の通り、今回はETH(イーサリアム)を使ってメタマスクに送金してみました。手順1まず、ETHを受け取るメタマスク側のウォレットアドレスを確認します。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。メタマスクにアクセスしたら、画面左上にあるネットワークを選択するプルダウンをクリックします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択したら、画面上部にあるウォレットアドレスをクリックしてコピーします。コピーできたら、そのままコインチェックに移動しましょう。手順4コインチェックにログインし、「暗合資産の送金」をクリックします。手順5送金ページに移動したら、メタマスクのアドレスを送金先リストに登録します。コインチェックから送金する場合、事前に「送金先リスト」に情報を登録しておく必要があります。登録完了後はリストから選択することで、ウォレットアドレスの入力を省略することができます。送金する通貨を「Ethereum」に選択した上で、「追加/編集」をクリックしてください。手順6送金先リストの画面が表示されるので「新規追加」をクリックします。手順7入力フォームに沿って、「宛名」「アドレス」「サービス名」などを入力します。手順3で表示させたメタマスクの送金アドレスを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。番号項目説明1宛名任意の宛先を設定します。取引所名やウォレット名などで登録すると便利です。2アドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。3サービス名「プライベートウォレット(MetaMask等)」を選択します。4受取人種別送金先のウォレットの受取人が本人なら「本人への送金」、本人でない場合は「本人以外への送金」を選択します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順8各種情報を入力できたら、「SMSを送信」をクリックします。携帯電話番号に届いたコードを入力し、「追加する」をクリックしましょう。これで「送金先リスト」の登録は完了です。手順9再び送金画面に戻り、「送金先」をクリックして先ほど登録した送金先リストを選択します。今回はメタマスクへの送金なので、送金目的は「自己のプライベートウォレット(MetaMask等)での保管」を選択します。手順10次に「送金額」を入力します。なお、コインチェックのETHの最低送金額は0.00000001 ETHです(2024年12月25日時点)。入力が完了したら、「次へ」をクリックしてください。手順11送金の申請内容の確認画面に移動します。内容に間違いがないことを確認できたら、画面を下にスクロールします。手順122段階認証コードを入力して、チェックボックスにチェックを入れます。その後「申込みを確定する」をクリックすれば、送金手続きは完了です。しばらくすると、送金したETHがメタマスクに入金されます。今回はコインチェックで送金してから、約5分でメタマスクに着金しました。コインチェックからメタマスクにスマホで送金してみたコインチェック(Coincheck)からメタマスクにスマホアプリで送金してみた手順を紹介します。PCと同様に、今回はETH(イーサリアム)をメタマスクに送金してみました。手順1まず、ETHを受け取るメタマスク側のウォレットアドレスを確認します。今回はETHを送金するので、メタマスク上でイーサリアムネットワークを選択します。メタマスクのアプリを開いたら、画面上部のネットワークを選択するプルダウンをタップします。手順2ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順3「Ethereum Mainnet」を選択すると、以下の画面に戻ります。画面上部にあるウォレットアドレスをタップするとコピーできます。この画面を開いたまま、コインチェックのアプリに移動しましょう。手順4コインチェックアプリを起動し、画面下部にある「ウォレット」をタップします。手順5「取引アカウント」をタップします。手順6今回はイーサリアムを送金するので、「ETH」をタップします。手順7「送金」をタップします。手順8送金ページに移動したら、メタマスクのアドレスを送金先リストに登録します。コインチェックから送金する場合、事前に「送金先リスト」に情報を登録しておく必要があります。登録完了後はリストから選択することで、ウォレットアドレスの入力を省略することができます。送金通貨が「Ethereum」になっていることを確認した上で、「追加/編集」をタップしてください。手順9送金先リストの画面が表示されるので「新規追加」をタップします。手順10入力フォームに沿って、「宛先」「アドレス」「サービス名」などを入力します。手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。番号項目説明1宛名任意の宛先を設定します。取引所名やウォレット名などで登録すると便利です。2アドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたメタマスクのウォレットアドレスを入力します。3サービス名「プライベートウォレット(MetaMask等)」を選択します。4受取人種別送金先のウォレットの受取人が本人なら「本人への送金」、本人でない場合は「本人以外への送金」を選択します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順11各種情報を入力できたら、「SMSを送信」をタップします。携帯電話番号に届いたコードを入力し、「追加する」をタップしましょう。これで「送金先リスト」の登録は完了です。手順12再び送金画面に戻り、入力フォームに沿って「送金先」「送金目的」「送金額」を入力します。なお、コインチェックのETHの最低送金額は0.00000001 ETHです(2024年12月25日時点)。入力が完了したら、「次へ」をタップしてください。番号項目説明1送金先先ほど「送金先リスト」に登録したメタマスクのウォレットアドレスを選択します。2送金目的送金目的を選択します。今回はメタマスクに送金するので、「自己のプライベートウォレット(MetaMask等)での保管」を選択します。3送金額送金したいETHの数量を入力します。手順13送金の申請内容の確認画面に移動します。内容に間違いがないことを確認できたら、2段階認証コードを入力して、チェックボックスにチェックを入れます。その後「申込みを確定する」をタップすれば、送金手続きは完了です。しばらくすると、送金したETHがメタマスクに入金されます。今回はコインチェックで送金してから、約5分でメタマスクに着金しました。コインチェックからメタマスクに送金してみた感想 コインチェック(Coincheck)からメタマスクへの送金は特に難しくなく、スムーズに送金できました。PC・スマホアプリともに手順はほとんど同じで、画面に沿って進めれば簡単に手続きを完了できます。また、今回はETH(イーサリアム)を送金しましたが、メタマスクに約5分で着金したのもよかったポイントです。迅速にメタマスクに送金したい場合でも、コインチェックは比較的使いやすいように感じました。一方、送金手数料に関しては注意が必要です。今回送金したETHに関しては、1回あたり0.005 ETH(約2,740円)の送金手数料が設定されており、正直コスト的には痛かったです(2024年12月25日現在)。すべての通貨の送金手数料が高いというわけではありませんが、事前に各通貨の送金手数料を確認しておくのがおすすめです。Xでのユーザーの評判コインチェックからの仮想通貨(暗号資産)送金について、X(旧Twitter)では送金手数料の高さを指摘する声がありました。「高すぎる送金手数料を改善してほしい」「送金手数料が無料のGMOコインを使う方がいい」といった投稿が見られます。少なくとも送金に関しては、コインチェックに対してネガティブな印象をもつユーザーが多いといえそうです。必ずしもコインチェックを使う必要がない場合、GMOコインなど他の取引所の利用を検討してみてもよいかもしれません。送金は簡単だが手数料は要確認コインチェック(Coincheck)からメタマスクへの送金は難しくなく、簡単に送金可能です。一方で通貨によっては送金手数料が高めに設定されています。できるだけコストを抑えたい方は、他の国内取引所の利用を検討してみてもよいでしょう。
仮想通貨VIRTUALの将来性は?AIエージェントプロトコルのVirtuals Protocolを解説

仮想通貨VIRTUALの将来性は?AIエージェントプロトコルのVirtuals Protocolを解説

update2025.01.09 19:00

仮想通貨(暗号資産)VIRTUALは、AIエージェントの共同所有を可能にする「Virtuals Protocol」の独自トークンです。Virtuals Protocolは、ゲームやエンターテインメントにおけるAIエージェントの共同所有レイヤーを構築しており、収益を生み出す資産としてAIエージェントを位置づけています。当記事では、仮想通貨VIRTUALの概要や将来性、Virtuals Protocolの特徴などを解説します。目次[非表示]仮想通貨VIRTUALとはAIエージェントとはVirtuals Protocolの仕組みVIRTUALエージェントの主要機能仮想通貨VIRTUALの価格チャートX(旧Twitter)上での評判仮想通貨VIRTUALの将来性実用的なAIエージェントの実績がある多様なプラットフォームでの実装収益連動型のバイバックモデル仮想通貨VIRTUALのトークノミクスVIRTUALの配分先と比率AIエージェント市場の今後の展望ゲーム・エンターテインメントへのフォーカス外部へのプラットフォームの開放超知的AIエージェントの実現へ仮想通貨VIRTUALの買い方BybitでVIRTUALを購入する方法AIエージェント市場をけん引するプロトコル仮想通貨VIRTUALとは仮想通貨(暗号資産)VIRTUALは、AIエージェントの共同所有を可能にするプロトコル「Virtuals Protocol」で用いられるトークンです。画像引用:Virtuals ProtocolVirtuals Protocolでは企業の株式と同じように、ユーザーが共同所有し、収益を生み出す投資資産として、AIエージェントを位置づけています。AIエージェントとは一般的にAIエージェントとは、設定された目標に対して、自律的に行動を決定できる人工知能システムを指します。従来のチャットボットのように質問をして回答をもらうということに加え、自律的に行動を実行できるという特徴を持っています。また、過去の経験を通じて学習し、その経験をもとに行動を最適化していく特徴もあります。最近はゲームやメタバースなどのデジタル空間において、よりインタラクティブなユーザー体験を提供する手段として注目を集めています。Virtuals Protocolの仕組み画像引用:Virtuals ProtocolVirtuals Protocolでは、AIエージェントを従来のような単なるツールではなく、収益を生み出す資産として捉えています。プロトコル上で作成されるAIエージェントは、テキストや音声による対話だけでなく、3Dアニメーションを通じた視覚的なコミュニケーションも可能です。また、各エージェントは独自のオンチェーンウォレットを持ち、RobloxやTikTokといった異なるプラットフォーム間でも一貫した記憶を保持することが可能です。これにより、ユーザーとより深い関係性を築き、高いARPU(ユーザーあたりの平均収益)を実現します。VIRTUALエージェントの主要機能VIRTUALエージェントとは、Virtuals Protocol上で動作する自律的なAIエージェントです。3D空間での対話や移動、独自のウォレット運用などの機能に加え、自ら学習し、計画を立て、意思決定を行うことができます。さらに、VIRTUALエージェントはプラットフォームをまたいで同期された記憶・意識を持ち、各ユーザーと並行して対話をしながら、過去のやり取りを記憶しています。なお、開発者はG.A.M.E.(Generative Autonomous Multimodal Entities)と呼ばれるフレームワークを通じて、VIRTUALエージェントへのアクセスや実験が可能となっています。仮想通貨VIRTUALの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)VIRTUALの価格は、直近で大きな上昇を見せています。2024年10月中旬あたりまで大きな価格変動がなかったVIRTUALですが、2024年10月下旬から急激な上昇相場に移行しています。当記事執筆現在(2025年1月8日)は約591円を記録しており、ここからさらに価格を伸ばしていけるのか注目です。X(旧Twitter)上での評判X(旧Twitter)上では、Virtuals Protocolの成長性などに注目が集まっています。時価総額上位100のプロジェクトに入り、45以上のエージェントが稼働中など、急速な成長を評価する声が見られます。一方で、FOMOに乗るべきかどうかを投げかける投稿や、一部のエージェントにフィッシングサイトの懸念があるとの指摘も見られます。また、各ブロックチェーン上で、Virtuals ProtocolのようなAIエージェントインフラが展開されると考えるユーザーもいるようです。仮想通貨VIRTUALの将来性仮想通貨(暗号資産)VIRTUALの将来性について、以下の3点から考察します。実用的なAIエージェントの実績がある多様なプラットフォームでの実装収益連動型のバイバックモデル実用的なAIエージェントの実績があるVirtuals Protocolは、すでに実用的なAIエージェントを展開しています。例えば、TikTokで50万人以上のフォロワーを持つAIガールバンド(AI-DOL)のリードボーカリストLunaが挙げられるでしょう。AI-DOLは、2024年8月21日の第1期ライブストリーム開始以降、TikTok上で97時間以上のライブ配信を実施し、560万人以上のユーザーにリーチしています。画像引用:Luna公式Xアカウント多様なプラットフォームでの実装多様なプラットフォームでAIエージェントが実装されている点も、Virtuals Protocolの特徴です。例えば、Robloxの「Project Westworld」では、10体の自律的なAIエージェントが展開されており、独自の個性と目標を持って行動しています。画像引用:Virtuals Protocolまた、Telegramをベースとしたゲーム「Sanctum」や、300以上のAIキャラクターが稼働するウェブアプリ「AI Waifu」など、様々なプラットフォームでの展開を進めています。これら複数のプロジェクトは、AIエージェントの活用可能性の広さを示しているといえるでしょう。収益連動型のバイバックモデルVirtuals Protocolでは、AIエージェントごとの独自トークンを発行することで、ユーザーによるエージェントの共同所有を可能にしています。例えば、LunaというエージェントにはLUNAというトークンが、SwiftというエージェントにはSWIFTというトークンが発行されます。そして、それぞれのAIエージェントが生み出す収益を使ってエージェントトークンを市場から買い戻す「バイバック(Buyback)」の仕組みを導入しています。具体的には、ユーザーがAIエージェントを利用する際、AIの応答ごとにVIRTUALがユーザーのウォレットからエージェントのウォレットに支払われます。集められたVIRTUALは、そのエージェントトークンを市場から買い戻すために使用され、買い戻されたトークンはバーン(焼却処理)されます。例えば、Swiftというエージェントが月に1万回利用され、1回あたり1ドルのコストで1万ドル分の収益を生み出したとします。この収益はSWIFTトークンの買い戻しに使用されます。買い戻したトークンはバーンされることから総供給量が減少するため、残りのトークンの希少性が高まるという仕組みになっています。仮想通貨VIRTUALのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)VIRTUALの総供給量は、10億VIRTUALに設定されています。以下では、VIRTUALのトークン配分先や配分比率などを解説します。VIRTUALの配分先と比率VIRTUALの配分先と配分比率は以下の通りです。画像引用:Virtuals Protocol市場流通:60%流動性プール:5%エコシステム:35%なお、エコシステムへの配分については、DAOが管理するマルチシグウォレットで保管され、今後3年間は年間10%以上の放出を行わない設計になっています。また、資金の使用には、ガバナンスの承認が必要となっています。AIエージェント市場の今後の展望Virtuals Protocolは、AIエージェントを単なるツールから収益を生み出す資産に転換させることを目指しています。現在は主にゲームやエンターテインメント分野での展開を進めていますが、その詳細も踏まえて今後の展望を以下で解説します。ゲーム・エンターテインメントへのフォーカス画像引用:Virtuals Protocolゲームとエンターテインメントは、ドーパミンループという心理学的原理により、最も強力なユーザーの定着率を見込める分野とされています。AIエージェントによる無限のコンテンツ生成と、ユーザーごとにカスタマイズされた体験は、この効果をさらに高める可能性があります。そのため、Virtuals Protocolはまずゲームとエンターテインメント分野からAIエージェントの展開を開始し、ここで成功モデルを確立することを目指しているようです。外部へのプラットフォームの開放画像引用:Virtuals ProtocolVirtuals Protocolは今後、サードパーティのアプリケーションに対してプラットフォームを開放していく予定です。これにより、外部の開発者やゲームスタジオ、消費者向けアプリが独自のAIエージェントを展開できるようになります。開発者は、特別な技術的知識がなくても、Virtuals Protocolの開発ツールを使って簡単にAIエージェントを自分のアプリに組み込むことができます。これにより、AIエージェントの採用が加速していくと考えられます。超知的AIエージェントの実現へVirtuals Protocolの最終的な目標は、複数のプラットフォームやアプリケーションにまたがって存在する「超知的なAIエージェント」を開発することです。このAIエージェントは、数百万のユーザーと同時にコミュニケーションを取り、リアルタイムで情報を更新しながら、一貫した体験を提供することを目指しています。具体的には、異なるプラットフォーム間でもユーザーとの会話の文脈や記憶を保持し、ユーザーとの対話を通じて継続的に学習・進化する機能や、開発者がリアルタイムでエージェントの機能を更新できる仕組みの実現を計画しているようです。仮想通貨VIRTUALの買い方2025年1月8日現在、仮想通貨(暗号資産)VIRTUALは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるVIRTUALの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)〇〇(バイナンス)×〇(ゲート)〇〇(メクシー)〇〇(ビンエックス)〇〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇(ズーメックス)×〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ〇〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ×〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇×Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇Zoomex(ズーメックス)現物デリバティブ×〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。BybitでVIRTUALを購入する方法Bybitでは、3つの手順でVIRTUALを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、VIRTUALの購入ページ(VIRTUAL/USDT)にアクセスします。BybitのVIRTUAL購入ページへなお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でVIRTUALを購入するには、以下のように操作をして「VIRTUALを買う」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価格購入したい数量を入力します。VIRTUALはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「VIRTUALを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したVIRTUALは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。AIエージェント市場をけん引するプロトコルVirtuals Protocolは、AIエージェントを収益性のある資産へと転換し、その価値をコミュニティで共有するモデルを提案しています。すでにTikTokやRobloxなどで実績を積み重ねており、AIエージェントの収益を使ったトークンのバイバック(買い戻し)モデルも導入しています。今後は外部開発者にもプラットフォームを開放し、AIエージェントの活用範囲を拡大していく予定です。AIエージェント市場の発展とともに、プロジェクトのさらなる成長に期待できるかもしれません。
XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

XMTradingがおみくじプロモ2025を実施!総額1,000万円越えのキャンペーン

update2025.01.06 19:00

豊富なボーナスなどで知名度が高い海外FX業者XMTrading(エックスエムトレーディング)が、2025年1月2日〜1月31日までの期間限定で「XMTradingおみくじプロモ2025」を実施すると発表しました。総額1,000万円越えの大規模なキャンペーンで、抽選で100名のトレーダーが当選するプロモーションです。XMTradingでは、昨年も同様のキャンペーンを開催していましたが、今年は抽選参加に必要な最低ロット数が5ロットから3ロットに引き下げられており、より挑戦しやすい条件になっています。また、XMTradingでは、2024年10月〜11月にお歳暮キャンペーンを開催していました。12月にはお年玉プロモーション、そして今回のおみくじキャンペーンと、4ヵ月連続で大規模なキャンペーンを開催しています。今回のキャンペーンも新規ユーザーだけではなく、既存ユーザーも対象となっているので、XMTradingユーザーはエントリーしておくとよいでしょう。目次[非表示]おみくじプロモ2025の概要おみくじプロモ2025の参加方法残高が300ドル相当額以上の口座を用意するプロモーションに登録する3スタンダードロット(30万通貨)以上の取引を行うXMTradingはサービスが明快おみくじプロモ2025の概要おみくじプロモ2025は、有効化済みのXMTrading(エックスエムトレーディング)のリアル取引口座を保有している、既存および新規のユーザー全てを対象にしたプロモーションです。おみくじプロモ2025の概要は以下のとおりです。実施期間2025年1月2日(木)〜2025年1月31日(金)対象口座全ての口座タイプ(マイクロ口座、スタンダード口座、 ゼロ口座、KIWAMI極口座)対象銘柄FX通貨ペア、ゴールド、シルバー当選金額(*1)大吉:75万円/中吉:30万円/小吉:9万円当選者数大吉:5名 中吉:15名 小吉:80名当選発表2025年2月12日(水)(*1)1ドル=150円で計算今回のおみくじプロモ2025はボーナス(クレジット)ではなく、現金が合計100名に当選するキャッシュバックプロモーションです。当選するおみくじは大吉、中吉、小吉の3つに分かれており、大吉に当選すると5,000ドル(約75万円)の現金が受け取れます。当選金額は現金なので取引口座からそのまま出金可能です。「おみくじプロモ2025」に参加するには、有効な取引口座を保有しており、そこに300USD相当額以上の資金(クレジットを除く)を用意しておく必要があります。その後、以下の条件をクリアすると抽選券を1枚受け取れ、抽選に1回エントリーできます。プロモーションに登録往復3スタンダードロット(300マイクロロット)の取引完了また参加条件を達成後、往復2スタンダードロットの取引をするごとに追加で抽選券を1枚獲得でき、抽選券の分だけ追加で抽選にエントリーできます。つまり期間中に取引を行うほど、当選確率が上がるのです。当選者には、2025年2月12日にメール通知が届きます。公式ページで内容を確認おみくじプロモ2025の参加方法このキャンペーンは、新規のトレーダーも既存のトレーダーも参加可能です。まだXMTrading (エックスエムトレーディング)の取引口座を開設していない人は、下記の手順を参考に口座を開設してください。おみくじプロモ2025に参加して、抽選権を受け取るためには、以下の3つの手順が必要です。残高が300ドル相当額以上の口座を用意するプロモーションに登録する3スタンダードロット以上(300マイクロロット)の取引を行う残高が300ドル相当額以上の口座を用意するおみくじプロモ2025の参加資格を得るためには、残高が300ドル相当額以上(クレジットを除く)の取引口座を用意する必要があります。あらかじめ残高の条件を満たす口座を保有しているなら入金は不要ですが、残高が足りない場合は入金が必要です。入金は、マイページ内の「入出金」というボタンから行えます。XMでは、主に下記5種類の入金方法に対応しています。国内銀行送金クレジットカード/デビットカードbitwallet(ビットウォレット)STICPAY(スティックペイ)BXONE(ビーエックスワン)プロモーションに登録する手順1XMTradingの会員ページにアクセスします。XMTrading会員ページへ手順2会員ページサイドメニューの「プロモーション」をクリックします。手順3プロモーションページでは、以下のような画面が表示されます。「おみくじプロモ」を見つけ、「詳細を読む」のボタンをクリックします。手順4「おみくじプロモ」の項目の下にキャンペーン情報が出てきます。残高の条件を満たしている場合に「登録」ボタンが表示されるので、そのボタンをクリックすると登録は完了です。完了後、プロモーション登録完了の通知がXMTradingの登録メールアドレスに届きますので、ご確認ください。3スタンダードロット(30万通貨)以上の取引を行うプロモーション提供の対象銘柄は、FX通貨ペアとゴールド・シルバーであり、期間中に往復3スタンダードロット(30万通貨)の取引を完了する必要があります。また取引条件達成後、追加で2スタンダードロット(20万通貨)の取引を行うごとに、さらに抽選券を1枚獲得できます。マイクロ口座の取引単位に注意マイクロ口座の1ロットは1,000通貨であるため、マイクロ口座でプロモーションの参加条件を達成するには往復300マイクロロットの取引量が必要です。なお、オープンからクローズまでの時間が5分以内の取引はカウント対象外となります。取引数量に加えて、ポジションの保有時間にも注意しましょう。おみくじプロモ2025では、登録を行った後に必要条件を満たすと自動でエントリーされる仕組みになっています。また、エントリー状況の確認は、会員ページ内で行えます。XMTradingはサービスが明快XMTrading(エックスエムトレーディング)は、口座開設ボーナスや100%入金ボーナスなど、豪華なボーナスキャンペーンを開催している海外FX業者です。最大レバレッジが1,000であったり、取引コストを抑えたKIWAMI極口座が用意されていたりと、取引環境の改善もされています。またXMTradingが提供するサービスは全体的に仕組みが明快で、ユーザーの利便性が高いことが特徴です。今回も、キャンペーンへの参加条件のハードルが低く設定されており、ユーザーが気軽に参加できる仕組みになっています。今後もユーザーの利便性を意識しつつ、ユーザーの需要に合わせたサービスの提供が期待できます。
仮想通貨PENGUの将来性は?Pudgy Penguinsによるミームコインのエアドロが話題

仮想通貨PENGUの将来性は?Pudgy Penguinsによるミームコインのエアドロが話題

update2024.12.30 19:00

仮想通貨(暗号資産)PENGUは、業界を代表する人気NFTプロジェクト「Pudgy Penguins」が発行するミームコインです。Pudgy Penguinsは2021年にNFTコレクションとして誕生し、多くのユーザーから注目を集めてきました。2024年12月17日にローンチしたPENGUは、Pudgy Penguinsコミュニティのさらなる拡大に寄与することが期待されています。当記事では、仮想通貨PENGUの概要や将来性、実施されたエアドロップなどについて解説します。目次[非表示]仮想通貨PENGUとはPudgy Penguinsとはエアドロップの実施仮想通貨PENGUの価格チャートX(旧Twitter)上での評判仮想通貨PENGUの将来性Pudgy Penguinsのこれまでの実績危機的状況からの復活仮想通貨PENGUのトークノミクス仮想通貨PENGUの注意点商業的価値がない娯楽目的のトークンチームと運営会社の保有比率が高い仮想通貨PENGUの買い方BybitでPENGUを購入する方法有名NFTから生まれたミームコイン仮想通貨PENGUとは仮想通貨(暗号資産)PENGUは、Pudgy Penguinsが発行するミームコインです。ソラナブロックチェーン上で発行されており、Pudgy Penguinsのコミュニティメンバーなどに向けたエアドロップも実施されました。画像引用:Pudgy PenguinsPudgy PenguinsとはPudgy Penguinsは、世界的に有名なNFTプロジェクトです。価格が高額かつ優良なプロジェクトが該当する「ブルーチップ」の一つとされています。画像引用:Pudgy PenguinsNFTプロジェクトからスタートしたPudgy Penguinsは、おもちゃの販売個数が100万個以上、ソーシャルメディアでの総視聴回数は500億回以上を記録するブランドにまで成長しています(2024年12月現在)。また、アメリカの大手小売業のWalmart(ウォルマート)やTarget(ターゲット)などでも商品を展開しており、Web3発のブランドとして着実な実績を築いています。エアドロップの実施仮想通貨PENGUは、Pudgy PenguinsのNFT保有者などを対象としたエアドロップを実施しました。エアドロップ受け取り資格は、専用サイトでイーサリアムもしくはソラナのウォレットを接続すると確認できます。画像引用:Pudgy Penguinsなお、エアドロップされたPENGUの受け取りには、イーサリアムではなくソラナのウォレットが必要です。これは、PENGUがソラナブロックチェーン上で発行されているためです。エアドロップの請求期間は、2024年12月17日から88日間に設定されています。この期間が終了すると、未請求のPENGUはスマートコントラクト内に永久にロックされることになります。エアドロップ対象者の方は、期限までに請求手続きを完了させましょう。仮想通貨PENGUの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)PENGUは、上場直後に約8.4円までの上昇を記録しました。その後、価格は下落し、レンジ相場に移行しています。当記事執筆現在(2024年12月24日)は、約4.4円の価格帯で推移しており、今後の価格動向が注目されます。X(旧Twitter)上での評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)PENGUのエアドロップに関する投稿が多く見られます。特にエアドロップの対象範囲の広さに言及する声が多いです。イーサリアムとソラナの両方のウォレットが対象となっており、「複数のウォレットを確認したら、予想以上にエアドロがもらえていた」といった投稿が複数確認できました。STEPNを利用していたユーザーのウォレットや、古参のウォレットなどもエアドロップの対象となっているようです。仮想通貨PENGUの将来性仮想通貨(暗号資産)PENGUの将来性に関わる項目として、以下の2点が挙げられます。Pudgy Penguinsのこれまでの実績危機的状況からの復活Pudgy Penguinsのこれまでの実績Pudgy Penguinsは2021年の誕生以来、Web3発のブランドとして着実な成長を遂げています。500億回を超えるソーシャルメディアでの総視聴回数や、100万個以上のおもちゃの販売実績は、このプロジェクトがユーザーに対して強い訴求力を持っていることを示しています。画像引用:Pudgy Penguinsこの実績は、Web3発のプロジェクトが現実世界でのブランド展開に成功した先駆的な例だといえるでしょう。特にWalmartやTargetなど、世界的な小売チェーンでの商品展開は、今後のNFTプロジェクトの新たなモデルケースとなる可能性があります。さらに今回のローンチのPENGUにより、これまで仮想通貨に馴染みのなかった一般消費者層が、Web3の世界に参入するきっかけとなることも期待されます。危機的状況からの復活Pudgy Penguinsのこれまでの道のりは、必ずしも順調だったとはいえません。公式サイトには「プロジェクトは『大いなる吹雪(great blizzard)』と呼ばれる困難な時期を経験した」と記載されています。画像引用:Pudgy Penguins2022年初頭、Pudgy PenguinsのNFTフロアプライスは0.6ETH付近まで下落し、NFT界隈での評価も厳しいものとなりました。6ヶ月に及ぶ低迷期間中、Pudgy Penguinsは既存のNFTプロジェクトからも嘲笑を受け、一時的なトレンドに過ぎなかったといわれたこともあったようです。その後、この危機的な状況は、運営体制の刷新によって転換しました。この運営体制の刷新によって、実世界での商品展開やブランド価値の向上などにつながったとされています。このような経緯から、PENGUはただのミームコインではなく、「逆境を乗り越えて成功を収めた物語」の象徴として位置づけられています。過去の危機的状況を乗り越えた経験は、今後のプロジェクト運営においても重要な強みとなるでしょう。仮想通貨PENGUのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)PENGUの総供給量は888億8,888万8,888PENGUで、その配分は以下の通りです。画像引用:Pudgy PenguinsPudgyコミュニティ:25.90%その他コミュニティ:24.12%現在および将来のチーム:17.80%流動性:12.35%運営会社:11.48%広報・プロモーション活動:4.00%社会貢献活動:4.00%FTTホルダー:0.35%トークン配分の特徴として、Pudgyコミュニティとその他コミュニティを合わせて50%を超える配分となっており、コミュニティ重視の設計であることがわかります。また、チームや運営会社への配分については、最初の1年間はロックされ、その後は3年間かけて徐々にロック解除される設計になっています。このことから、長期的な視点でのプロジェクト運営を意図していることが伺えます。仮想通貨PENGUの注意点仮想通貨(暗号資産)PENGUを取り扱う際は、以下のような点に注意したほうがよいでしょう。商業的価値がない娯楽目的のトークンチームと運営会社の保有比率が高い商業的価値がない娯楽目的のトークン公式サイトで述べられている通り、PENGUは娯楽やエンターテイメントを目的とした、商業的な価値を持たないミームコインです。Pudgy Penguinsというブランドは、すでに実績がある事業展開をしていますが、PENGU自体は投資を目的としたものではないことを理解しておいたほうがよいでしょう。チームと運営会社の保有比率が高いPENGUの総供給量のうち、チームと運営会社で合計約29%(チーム17.80%、運営会社11.48%)と比較的大きな保有比率を占めています。将来的にこれらのトークンが市場に放出された場合、価格に影響を与える可能性があります。1年間のロック期間を経た後、3年間に渡って徐々にロック解除される中で、PENGUの売り圧が上昇し、市場価格に影響が出る可能性は認識しておく必要があるでしょう。仮想通貨PENGUの買い方2024年12月24日現在、仮想通貨(暗号資産)PENGUは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるPENGUの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)◯〇(バイナンス)〇◯(ゲート)〇〇(メクシー)〇◯(ビンエックス)〇◯(ビットゲット)◯◯(コインイーエックス)〇◯(ズーメックス)××Bybit(バイビット)現物デリバティブ◯〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇◯Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇◯BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇◯Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ◯◯CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇◯Zoomex(ズーメックス)現物デリバティブ××海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。BybitでPENGUを購入する方法Bybitでは、3つの手順でPENGUを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、PENGUの購入ページ(PENGU/USDT)にアクセスします。BybitのPENGU購入ページへなお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でPENGUを購入するには、以下のように操作をして「PENGUを買う」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価格購入したい数量を入力します。PENGUはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「PENGUを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したPENGUは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。有名NFTから生まれたミームコインPudgy Penguinsは、NFTプロジェクトでありながら、実物商品での展開においても成功を収めてきました。そして、仮想通貨(暗号資産)PENGUの発行は、このブランドのエコシステムをさらに広げる可能性を秘めています。一方で、PENGUを取り扱う際には、商業的価値を持たないミームコインであることや、大量保有者による売り圧上昇の可能性など、将来的なリスクがある点は注意しておきましょう。
Zoomexが年末年始大感謝祭を開催!デリバティブ取引高に応じて最大1,000USDTボーナスを獲得

Zoomexが年末年始大感謝祭を開催!デリバティブ取引高に応じて最大1,000USDTボーナスを獲得

update2024.12.27 19:30

海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、年末年始大感謝祭を開催しました。本キャンペーンでは、デリバティブ取引高の条件を達成することで、最大1,000 USDT分のボーナスを獲得できます。キャンペーン期間は、2024年12月27日午前9時〜2025年1月10日午前9時(日本時間)までです。当記事では、Zoomexの年末年始大感謝祭の内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]Zoomexの年末年始大感謝祭年末年始大感謝祭の参加方法年末年始大感謝祭の注意点ボーナス有効期限は受取日から14日間携帯電話番号での登録・認証が必要複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止すべてのユーザーに獲得チャンスありZoomexの年末年始大感謝祭画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)の年末年始大感謝祭は、デリバティブ取引高の条件をクリアすると、最大1,000 USDT分のボーナスがもらえるキャンペーンです。概要は以下の通りです。期間(日本時間)2024年12月27日午前9時〜2025年1月10日午前9時特典最大1,000 USDTのボーナス(*1)対象者Zoomexのすべての日本ユーザー(*2)参加の条件・キャンペーンページにて「キャンペーンに参加」ボタンをクリック・キャンペーン期間中の累計デリバティブ取引高が一定の条件を満たす(*3)(*4) (*1)キャンペーン期間中の累計デリバティブ取引高によって、もらえるボーナス額は異なります。(*2)キャンペーンの対象者は日本に居住し、日本の携帯電話番号で登録・認証を完了したユーザーに限定されます。(*3)本キャンペーンの対象となる累計取引高は、キャンペーン期間中のデリバティブアカウント内のUSDT無期限とインバース無期限の総取引高です。その他のサブアカウント(コピートレードアカウントなど)の取引高はカウントされません。(*4)取引高は、USDT無期限は約定数量×約定価額で、インバース契約は約定数量で算出されます。キャンペーン期間中に達成した累計デリバティブ取引高に応じて、最大1,000USDTのボーナスが受け取れます。配布されるのは、デリバティブ取引に使用できるボーナスです。Zoomexのボーナスとはボーナスは、証拠金および取引損失の穴埋め、取引手数料の支払いなどに利用できます。ユーザー自身の資金よりもボーナスが優先的に消費されます。ボーナスは出金できませんが、ボーナスを利用した取引から得られた収益は出金できます。なお、もらえるボーナスの金額は以下の表の「ボーナス金額」のいずれかです。累計取引高に応じてもらえる金額が異なります。累計取引高ボーナス金額≧ 100,000 USD20 USDT≧ 500,000 USD100 USDT≧ 2,000,000 USD200 USDT≧ 5,000,000 USD500 USDT≧ 10,000,000 USD1,000 USDT年末年始大感謝祭の参加方法Zoomex(ズーメックス)の年末年始大感謝祭に参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。手順1以下のリンクをクリックし、年末年始大感謝祭の専用ページにアクセスします。年末年始大感謝祭の専用ページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「キャンペーンに参加」ボタンをクリックします。手順3「参加が完了しました」と表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。手順4キャンペーンに参加後、Zoomexで一定の累計デリバティブ取引高を満たすとボーナスがもらえます。特典のボーナスは、キャンペーンが終了してから7営業日後に配布される予定です。ボーナスは配布後14日以内にZoomexの「特典センター」を通じて受け取る必要があるので、早めに獲得するようにしましょう。Zoomexの特典センターへ年末年始大感謝祭の注意点Zoomex(ズーメックス)の年末年始大感謝祭に参加する上で、以下のような注意点があります。ボーナス有効期限は受取日から14日間携帯電話番号での登録・認証が必要複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止ボーナス有効期限は受取日から14日間Zoomexが提供しているボーナスの有効期限は、受取日から14日間と決められています。ボーナスの使用・不使用に関わらず、14日間で失効してしまうため、早めに使い切るのがおすすめです。携帯電話番号での登録・認証が必要年末年始大感謝祭は、携帯電話番号で登録・認証した日本ユーザーのみが参加できます。キャンペーン参加前に携帯電話番号での登録・認証をしていなかった場合、対象外となってしまうので、十分注意しましょう。複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止Zoomexに限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のキャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しや、ボーナスによる両建て取引も禁止事項です。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。すべてのユーザーに獲得チャンスありZoomex(ズーメックス)の年末年始大感謝祭は、新規・既存ユーザーを問わず、デリバティブ取引高の条件をクリアするとUSDTボーナスがもらえるお得なキャンペーンです。年末年始にトレードをする時間がある方は、今回のキャンペーンの参加を検討してみてもよいでしょう。
Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

update2024.12.27 19:00

Bybit(バイビット)は提供サービスが豊富な人気の海外取引所ですが、日本円での取引はできません。そのため、Bybitにある仮想通貨(暗号資産)を日本円にしたい場合、Bybitから国内取引所に送金して日本円に交換します。そこでMyforex編集部では、実際にBybitから国内取引所のbitbank(ビットバンク)に仮想通貨を送金してみました。送金してみた率直な感想は、アドレスの入力ミスなどに気をつければ送金自体は簡単にできる、というものでした。当記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨、送金時の注意点などを紹介します。目次[非表示]Bybitからbitbankへの送金の前にこれをチェック!どの通貨で送金するのがおすすめ?トラベルルールについてBybitからbitbankにPCで送金してみたBybitからbitbankにスマホで送金してみたBybitからbitbankに送金してみた感想SNSでのユーザーの評判Bybitからbitbankに送金する際の注意点アドレスの入力ミスに気をつけるbitbank側の最低入金額に注意PC・スマホでも手軽に送金可能Bybitからbitbankへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、実際にBybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を解説する前に、送金に適した通貨やトラベルルールについて紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちらどの通貨で送金するのがおすすめ?Bybitからbitbankに送金する際、どの仮想通貨を使って送金すればよいか気になる方も多いでしょう。送金時に確認しておきたいポイントとして、送金手数料・最低送金額・送金時間などが挙げられます。以下は、Bybitが取り扱う主要銘柄の送金手数料・最低送金額をまとめたものです(bitbankで入金できる銘柄に限定)。主要銘柄の送金手数料主要銘柄の送金手数料(*1)通貨送金手数料(*1)チェーンタイプBTC(ビットコイン)0.00013 BTC(約2,000円)BitcoinETH(イーサリアム)0.0015 ETH(約900円)Ethereum0.00004 ETH(約24円)Arbitrum0.00015 ETH(約90円)OP MainnetXRP(リップル)0.2 XRP(約70円)XRPSOL(ソラナ)0.008 SOL(約280円)SolanaBNB(バイナンスコイン)0.0002 BNB(約20円)BNB Smart ChainDOGE(ドージコイン)4 DOGE(約250円)DogecoinAVAX(アバランチ)0.004 AVAX(約32円)Avalanche C-ChainPOL(ポリゴン)0.2 POL(約20円)PolygonBTC(ビットコイン)送金手数料チェーンタイプ0.00013 BTC(約2,000円)BitcoinETH(イーサリアム)送金手数料チェーンタイプ0.0015 ETH(約900円)Ethereum0.00004 ETH(約24円)Arbitrum0.00015 ETH(約90円)OP MainnetXRP(リップル)送金手数料チェーンタイプ0.2 XRP(約70円)XRPSOL(ソラナ)送金手数料チェーンタイプ0.008 SOL(約280円)SolanaBNB(バイナンスコイン)送金手数料チェーンタイプ0.0002 BNB(約20円)BNB Smart ChainDOGE(ドージコイン)送金手数料チェーンタイプ4 DOGE(約250円)DogecoinAVAX(アバランチ)送金手数料チェーンタイプ0.004 AVAX(約32円)Avalanche C-ChainPOL(ポリゴン)送金手数料チェーンタイプ0.2 POL(約20円)Polygon(*1)2024年12月13日時点の送金手数料、日本円換算額を記載しています。主要銘柄の最低送金額主要銘柄の最低送金額(*1)通貨最低送金額(*1)チェーンタイプBTC(ビットコイン)0.0013 BTC(約20,000円)BitcoinETH(イーサリアム)0.0015 ETH(約900円)Ethereum0.00004 ETH(約24円)Arbitrum0.0003 ETH(約180円)OP MainnetXRP(リップル)0.2 XRP(約70円)XRPSOL(ソラナ)0.1 SOL(約3,500円)SolanaBNB(バイナンスコイン)0.0002 BNB(約20円)BNB Smart ChainDOGE(ドージコイン)4 DOGE(約250円)DogecoinAVAX(アバランチ)0.004 AVAX(約32円)Avalanche C-ChainPOL(ポリゴン)0.4 POL(約40円)PolygonBTC(ビットコイン)最低送金額チェーンタイプ0.0013 BTC(約20,000円)BitcoinETH(イーサリアム)送金手数料チェーンタイプ0.0015 ETH(約900円)Ethereum0.00004 ETH(約24円)Arbitrum0.0003 ETH(約180円)OP MainnetXRP(リップル)送金手数料チェーンタイプ0.2 XRP(約70円)XRPSOL(ソラナ)送金手数料チェーンタイプ0.1 SOL(約3,500円)SolanaBNB(バイナンスコイン)送金手数料チェーンタイプ0.0002 BNB(約20円)BNB Smart ChainDOGE(ドージコイン)送金手数料チェーンタイプ4 DOGE(約250円)DogecoinAVAX(アバランチ)送金手数料チェーンタイプ0.004 AVAX(約32円)Avalanche C-ChainPOL(ポリゴン)送金手数料チェーンタイプ0.4 POL(約40円)Polygon(*1)2024年12月13日時点の最低送金額、日本円換算額を記載しています。上記の通り、仮想通貨によって送金手数料や最低送金額は大きく違います。送金に利用されることが多いXRP(リップル)は、送金手数料・最低送金額ともに0.2 XRP(約70円)と低めに設定されています。XRPは送金時間が速い特徴もあるので、コストを抑えつつ迅速に送金したい場合、使いやすい通貨の一つだといえるでしょう。また、XRPは利用できるブロックチェーン(ネットワーク)が一つなので、Bybitからの送金時にネットワークの選択ミスも起こりづらいメリットがあります。その他、XRPは時価総額4位の仮想通貨であり、取引の流動性が高い特徴があります(2024年12月13日時点)。bitbankに送金したXRPを日本円に交換する際、不利なレートで約定しにくいなどのメリットもあると考えました。以上のことから、今回はXRPを使ってBybitからbitbankに送金してみました。なお、Myforex編集部ではXRPを送金しましたが、送金手数料・最低送金額のいずれも低く設定されているETH(Arbitrum)やBNBを利用してもよいでしょう。トラベルルールについてトラベルルールに関して、Bybitからbitbankには問題なく送金できます。bitbankは公式のサポートページにて「Bybit(Bybit UAEは除く)との入出金は可能」である旨を明記しています。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。トラベルルールの影響により、メタマスクなどの個人ウォレットを経由して、取引所間の資金のやりとりをしなければいけないケースもあります。しかし、Bybitからbitbankには直接送金可能なため、今回は直接XRPを送金してみました。BybitからbitbankにPCで送金してみたBybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)にPCで送金してみた手順を紹介します。前述の通り、今回はコストや送金速度などに優れたXRP(リップル)を使って送金してみました。手順1bitbankに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずbitbankで送金アドレスを確認する必要があります。bitbankにログインしたら、「入金」→「XRP」の順番にクリックします。手順2画面が切り替わり、XRPの「宛先タグ」と「預入用アドレス」が表示されます。この画面を開いたまま、Bybitに移動しましょう。手順3以下のリンクをクリックし、Bybitの公式ページにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順4Bybitにログインしたら、画面右上のユーザーアイコンにカーソルを当て、「出金」をクリックします。手順5出金ページに移動するので、入力フォームに沿って「通貨」「ウォレットアドレス」「Tag/Memo」などを入力します。手順2で表示させたbitbankの宛先タグ・預入用アドレスを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。なお、bitbankのXRPの最低入金額は0.1 XRPです。0.1 XRP未満の入金は反映されないため、必ず0.1 XRP以上を送金するようにしてください。全ての項目を入力できたら、「確定」をクリックします。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。番号項目説明1通貨送金する通貨を選択します。今回は「XRP」を選択します。2ウォレットアドレス送金先のアドレスを入力します。今回は手順2で表示させたbitbankの「預入用アドレス」を入力します。3チェーンタイプ送金に使用するブロックチェーンを選択します。今回は「XRP」を選択します。4Tag/Memo送金先の宛先タグを入力します。今回は手順2で表示させたbitbankの「宛先タグ」を入力します。5数量送金したい通貨の数量を入力します。出金前に資産振替が必要Bybitで仮想通貨を出金する場合、出金する通貨を「資金調達アカウント」に資産振替しておく必要があります。「資産概要」のページで「振替」アイコン(両矢印)をクリックすると、資産振替を行えます。手順6送金内容が表示されるので、確認して問題がなければ「提出」をクリックします。手順7セキュリティ認証画面に移行するので、メールの認証コード、Google認証コードをそれぞれ入力します。双方の認証コードを入力したら、「次のステップ」をクリックします。手順8以下の画面が表示されたら、Bybitでの出金申請は完了となります。ただし、Bybitからの入金をbitbankに反映させるには、bitbank側で送付人などの情報を登録する「未反映入金への情報登録」を行う必要があります。再びbitbankの画面に移動しましょう。手順9bitbankにアクセスしたら「入金」をクリックします。Bybitからの送金が着金している場合、「未反映入金があります。」と表示されているので、クリックしてください。手順10未反映入金一覧の画面に移動し、Bybitからの送金情報が表示されます。送付人の情報を登録するので、「ラベルを選択」→「送付人を追加」の順番でクリックします。手順11入力フォームに沿って、「送付人ラベル」「入金元」「送付人」などを入力します。全て入力できたら、チェックボックスにチェックを入れて「確認」をクリックします。番号項目説明1送付人ラベル任意の送付人ラベルを設定します。取引所名で登録すると便利です。2入金元「プライベートウォレット」もしくは「その他」を選択します。3送付人送付人が本人の場合は「本人」、本人でない場合は「本人でない」を選択します。4入金の目的入金の目的に応じて「暗号資産の投資、運用」「受取り」「保管」から選択します。手順12入力した情報が表示されるので、確認して問題なければ「確定」をクリックします。手順13以下の画面が表示されたら、送付人情報の登録は完了です。「閉じる」をクリックします。手順14審査が終了すると、ステータスが「審査中」から「審査完了」に変更になります。Myforex編集部で手続きを進めた際には、約1分程度で「審査完了」となりました。手順15再び未反映入金一覧の画面に戻ります。画面右側のプルダウンをクリックし、先ほど登録した送付人ラベルを選択してください。選択できたら、「登録」をクリックします。手順16画面上に「未反映の入金はありません」と表示されたら、手続きは完了です。この手続きが完了してから、30秒くらいでアカウントに入金が反映されました。Bybitからbitbankにスマホで送金してみたBybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)にスマホアプリで送金してみた手順を紹介します。PCでの手順同様、XRP(リップル)を使って送金してみました。手順1bitbankに仮想通貨(暗号資産)を送金するためには、まずbitbankで送金アドレスを確認する必要があります。bitbankアプリにログインしたら、画面右下の「メニュー」をタップします。手順2「入金」をタップします。手順3bitbankに入金したい仮想通貨を選択します。今回はXRPを送金するので、「XRP」をタップします。手順4画面が切り替わり、XRPの「宛先タグ」と「入金用アドレス」が表示されます。この画面を開いたまま、Bybitアプリに移動しましょう。手順5Bybitアプリを起動し、画面右下にある「資産」をタップします。手順6「出金」をタップします。手順7ここでは送金する通貨を選択します。今回はXRPを送金するので、検索窓で検索するなどして「XRP」を選択してください。なお、すでに「資金調達アカウント」にXRPを保有している場合は、「ゼロ残高非表示」のチェックボックスをタップすると、簡単にXRPを表示できます。出金前に資産振替が必要Bybitで仮想通貨を出金する場合、出金する通貨を「資金調達アカウント」に資産振替しておく必要があります。「マイ資産」のページで「振替」をタップすると、資産振替を行えます。手順8出金ページに移動するので、入力フォームに沿って「通貨」「ウォレットアドレス」「Tag/Memo」などを入力します。手順4で表示させたbitbankの宛先タグ・入金用アドレスを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。なお、bitbankのXRPの最低入金額は0.1 XRPです。0.1 XRP未満の入金は反映されないため、必ず0.1 XRP以上を送金するようにしてください。全ての項目を入力できたら、「出金」をタップしてください。番号項目説明1通貨送金する通貨を選択します。今回は「XRP」を選択します。2アドレス送金先のアドレスを入力します。今回は手順4で表示させたbitbankの「入金用アドレス」を入力します。3ネットワーク送金に使用するブロックチェーンを選択します。今回は「XRP」を選択します。4Tag/Memo送金先の宛先タグを入力します。今回は手順4で表示させたbitbankの「宛先タグ」を入力します。5金額送金したい通貨の数量を入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順9送金内容が表示されるので、確認して問題がなければ「確定」をタップします。手順10セキュリティ認証画面に移行するので、メールの認証コード、Google認証コードをそれぞれ入力します。双方の認証コードを入力したら、「はい」をタップします。手順11以下の画面が表示されたら、Bybitでの出金申請は完了となります。ただし、Bybitからの入金をbitbankに反映させるには、bitbank側で送付人などの情報を登録する「未反映入金への情報登録」を行う必要があります。再びbitbankアプリに移動しましょう。手順12bitbankアプリに移動し、「メニュー」→「入金」の順番でタップします。Bybitからの送金が着金している場合、「未反映入金があります。」と表示されているので、タップしてください。手順13未反映入金一覧の画面に移動し、Bybitからの送金情報が表示されます。送付人の情報を登録するので、「ラベルを選択」→「送付人を追加」の順番でタップします。手順14入力フォームに沿って、「送付人ラベル」「入金元」「送付人」「入金の目的」を入力します。入力できたら、画面を下にスクロールします。番号項目説明1送付人ラベル任意の送付人ラベルを設定します。取引所名で登録すると便利です。2入金元「プライベートウォレット」もしくは「その他」を選択します。3送付人送付人が本人の場合は「本人」、本人でない場合は「本人でない」を選択します。4入金の目的入金の目的に応じて「暗号資産の投資、運用」「受取り」「保管」から選択します。手順15ここまでの項目を入力できたら、チェックボックスにチェックを入れて「確認」をタップします。手順16入力した情報が表示されるので、確認して問題なければ「確定」をタップします。手順17以下の画面が表示されたら、送付人情報の登録は完了です。「閉じる」をタップします。手順18審査が終了すると、ステータスが「審査中」から「審査完了」に変更になります。Myforex編集部で手続きを進めた際には、約1分程度で「審査完了」となりました。手順19再び未反映入金一覧の画面に戻ります。一番下の項目プルダウンをタップし、先ほど登録した送付人ラベルを選択してください。選択できたら、「登録」をタップします。手順20画面上に「未反映の入金はありません」と表示されたら、手続きは完了です。この手続きが完了してから、30秒くらいでアカウントに入金が反映されました。Bybitからbitbankに送金してみた感想Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)への送金自体はスムーズでした。画面に沿って手続きを進めればよく、アドレスなどの入力さえ気をつければ、手軽に送金できると感じます。PC・スマホでも操作はほとんど変わらないので、使いやすい端末で操作できるのもよかったです。また、今回は送金にXRP(リップル)を使ったこともあり、Bybitでの送金後、2分以内にbitbankに着金したのも好印象でした。迅速に送金したい方は、XRPの利用を検討してみてもよいでしょう。bitbankに着金後、送付人情報を登録しなければいけないのは、少し面倒に感じるかもしれません。しかし、手続き自体はすぐに完了するので、そこまで負担にはならないと思いました。SNSでのユーザーの評判X(旧Twitter)では、Bybitやbitbankでの送金に関する投稿が複数確認できます。仮想通貨(暗号資産)はアドレスの入力間違いなどによる送金ミスが起こりやすいため、「Bybitからbitbankに送金する際には緊張する」といった声も見られました。また、bitbankへの着金後の「未反映入金」に関する通知に戸惑うユーザーもいるようです。Bybitからbitbankに送金する際の注意点Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に送金してみた経験から、以下のような注意点が挙げられます。アドレスの入力ミスに気をつけるbitbank側の最低入金額に注意アドレスの入力ミスに気をつけるBybitからbitbankへの送金に限らず、仮想通貨(暗号資産)の送金時にはアドレスの入力ミスには十分注意してください。また、XRP(リップル)を送金する場合は、宛先タグを入力しなければいけないケースが多いです。もし、アドレスや宛先タグに入力ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。Bybitからbitbankに送金する際は、bitbank側で正しいアドレスを表示させた上で、手入力ではなくコピー&ペーストで入力するのがよいでしょう。少額でのテスト送金もおすすめアドレスの入力間違いなど、確実に送金ミスを防ぎたい場合はテスト送金もおすすめです。例えば、まずBybitからbitbankに少額のXRPをテスト的に送金します。その後、bitbankに無事XRPが着金してから、より大きな金額をbitbankに送金するといった形です。このようにすることで、もしアドレスなどに入力間違いがあったとしても、テスト送金時に気づくことができます。送金手数料は2回分かかってしまいますが、送金ミスで資金を失わないための有効な対策となります。bitbank側の最低入金額に注意Bybitからの送金時には、bitbank側の最低入金額にも注意が必要だと感じました。bitbankでは、通貨ごとにそれぞれ最低入金額を設定しています。例えばXRPの場合、「0.1 XRP」が最低入金額となっており、この金額未満の送金はアカウントに反映されません。事前に各通貨の最低入金額を調べた上で、必ず設定額以上の数量を送金するようにしてください。PC・スマホでも手軽に送金可能Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)への送金自体は難しくありません。PC・スマホアプリともに操作に大きな違いはないので、自分が使いやすい端末から手軽に送金可能です。また、XRP(リップル)などの通貨を使えば、送金時間も短いのでおすすめです。Bybitにある仮想通貨(暗号資産)を日本円に交換するなら、bitbankは使いやすい国内取引所の一つだと感じました。
ThreeTraderが堂安選手サイン入りグッズキャンペーン第2弾を開催!

ThreeTraderが堂安選手サイン入りグッズキャンペーン第2弾を開催!

update2024.12.26 19:00

海外FX業者のThreeTrader(スリートレーダー)が堂安選手サイン入りグッズキャンペーン第2弾を開催しています。このキャンペーンでは、ThreeTraderの登録者を対象に堂安選手のサイン入りグッズが抽選で当たります。参加方法も簡単なので、サッカーファンにおすすめのキャンペーンです。新規登録者だけでなく既存の登録者も参加できるため、ぜひキャンペーン期間中に登録を済ませておきましょう。目次[非表示]堂安選手サイン入りグッズ第2弾の概要キャンペーンへの参加方法ThreeTraderはスプレッドの狭い海外FX業者キャンペーンには簡単に参加可能堂安選手サイン入りグッズ第2弾の概要今回のキャンペーンは、日本国内在住で新規でThreeTrader(スリートレーダー)に登録した人、既にThreeTraderに登録している人が対象のキャンペーンです。キャンペーン名堂安律選手とスリートレーダーの#スリトレって何なん? シリーズ第2弾対象者新規・既存のトレーダー(日本国内に住んでいる人のみ)キャンペーン期間2024年12月2日(月)00:00~ 2024年12月30日(月)23:59(日本時間)賞品サイン入りサッカーボール(4名様​)サイン入りサッカースパイク(片足)( 4名様)当選者発表2025年1月8日(金)当選確認期限2025年1月15日(金)※なお、上記は2024年12月17日時点の情報です。キャンペーンに参加すれば、サイン入りサッカーボールやサイン入りサッカースパイク(片足)が抽選で当たります。ただし、賞品の送り先の住所変更ができるのは、発送前までです。発送後の住所変更には対応してもらえません。当選品の注意事項抽選ではサッカーボールやスパイクが当たりますが、賞品の選択および色やサイズの指定はできません。さらにスパイクはペアではなく片足のみとなります。キャンペーンへの参加方法堂安選手サイン入りグッズキャンペーン第2弾に参加できる期間は、2024年12月2日(月)00:00~ 2024年12月30日(月)23:59(日本時間)までです。新規で登録した人の場合、キャンペーン期間終了前にライブアカウント(認証済み)を登録すると、抽選に参加できます。既に登録済の人(認証済みアカウント)については、既に対象となっています。ただし、ライブアカウントを持っていても認証が済んでいない場合は、抽選に参加できません。まだ認証が済んでいない場合は、ご自身のアカウントページにログインした上で、右上にある「ドキュメント」のボタンを押して、身分証明書と住所証明の「+追加をクリック」からアップロードしましょう。アカウントページへログインThreeTrader(スリートレーダー)で提出が認められている書類の概要は以下の通りです。身分証明書運転免許証、パスポート、マイナンバーカード現住所証明書住民票、銀行残高証明証、カード利用明細、公共料金の請求書(電気、ガス、水道、インターネット、電話)などキャンペーン終了後、1月8日に抽選が行われ当選者が決定し、当選者のみにメールで通知されます。当選後に返信が必要確認完了期限の1月15日までに返信をしなかった場合は、当選が無効となるので注意が必要です。当選日にThreeTraderからメールが来ていないか必ず確認しておきましょう。ThreeTraderはスプレッドの狭い海外FX業者ThreeTrader(スリートレーダー)は、スプレッドが狭く取引手数料の狭い海外FX業者として知られています。口座タイプPureスプレッド口座(取引手数料無料)Rawゼロ口座(取引手数料1ロットあたり往復4ドル)レバレッジ最大500倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:取引ツールMetaTrader4(MT4)MetaTrader5(MT5)サポート対応【Eメール対応】(平日・土日)24時間【チャット対応】(平日)午前9:00〜午後8:00(土日)休みなお、上記は2024年12月17日時点の情報です。ThreeTraderの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:ThreeTrader(スリートレーダー)ThreeTraderでは、Pureスプレッド口座とRawゼロ口座の2種類の口座を提供しています。Pureスプレッド口座は取引手数料無料、Rawゼロ口座は取引手数料が往復1ロットあたり4ドルのため、ほかの海外FX業者よりも安い水準です。リアルタイムのスプレッドを確認したい方は、Myforexのスプレッド比較ツールが便利です。ThreeTraderだけでなくほかの海外FX業者のスプレッドと比較ができます。参照:リアルタイム スプレッド比較さらに、ThreeTraderでは、取引量に応じてポイントをもらうことができます。もらったポイントを貯めると、Apple WatchやiPhone15などに交換できます。キャンペーンには簡単に参加可能ThreeTrader(スリートレーダー)の堂安選手サイン入りグッズキャンペーンは、口座開設と口座認証を行うだけで自動的に抽選に参加できます。堂安選手のファンなら、参加してみてはいかがでしょうか? ただし、当選後には返信が必要なため、忘れないようにしましょう。ThreeTraderは、スプレッドが狭く取引手数料が安いため、取引コストを抑えたいトレーダーにおすすめの海外FX業者です。デイトレードやスキャルピング向けの口座を探している人は、検討しても良いでしょう。
GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

update2024.12.24 19:30

Bybit(バイビット)は、国内取引所では入手できない仮想通貨(暗号資産)の購入や、ユニークな金融サービスが利用できる世界的に有名な仮想通貨取引所です。しかし、Bybitは日本円での入金に対応しておらず、ユーザーは日本国内の取引所から仮想通貨をBybitに送金する必要があります。そこでMyforex編集部では、国内取引所のGMOコインからBybitに仮想通貨を送金してみました。率直な感想は、GMOコインからの送金自体は難しくないものの、送金する通貨によっては、最低送金額や送金時間を事前にチェックしておいたほうがよいケースがある、というものでした。本記事では、実際に送金してみた経験やSNS上の評判なども交えながら、PC・スマホそれぞれの送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。目次[非表示]GMOコインからBybitへの送金の前にこれをチェック!どの通貨で送金するのがおすすめ?仮想通貨の送金に関する注意点GMOコインからBybitにPCで送金してみたGMOコインからBybitにスマホで送金してみたGMOコインからBybitに送金してみた感想Xでのユーザーの評判Bybitには問題なく送金可能GMOコインからBybitへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、GMOコインからBybitに仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。具体的な送金手順を解説する前に、GMOコインの送金手数料やトラベルルールなどについて紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちらどの通貨で送金するのがおすすめ?GMOコインでは、すべての仮想通貨の送金手数料を無料にしています。送金コストを抑えたい方にとって、GMOコインを利用するメリットは大きいです。一方で、最低送金額が高めに設定されている傾向があります。以下は、GMOコインが取り扱う主要銘柄の最低送金額をまとめたものです。主要銘柄の最低送金額通貨最低送金額(*1)(*2)BTC(ビットコイン)0.02 BTC(約31万4,000円)ETH(イーサリアム)0.1 ETH(約5万7,000円)XRP(リップル)50 XRP(約1万8,200円)SOL(ソラナ)0.1 SOL(約3万2,000円)DOGE(ドージコイン)100 DOGE(約5,600円)ADA(カルダノ)10 ADA(約1,520円)AVAX(アバランチ)0.1 AVAX(約660円)LINK(チェーンリンク)1 LINK(約3,800円)DAI(ダイ)1,000 DAI(約15万5,000円)(*1)2024年12月19日時点の最低送金額を日本円換算額で記載しています。(*2)GMOコイン内のアドレス、またはGMOコイン以外のアドレスへ全数量を送金する場合は、最低送金額未満でも送付可能です。上記の通り、銘柄によっては数万円〜十数万円の最低送金額となっており、やや使い勝手が悪い印象を受けました。ただし、口座内にある仮想通貨を全額送金する場合は、上記の最低送金額未満でも送金可能です。送金によく利用されるXRP(リップル)についても、最低送金額はそこまで低くありませんが、送金スピードが速く、利用できるブロックチェーンが一つであることから送金ミスも起こりづらいといえます。また、2024年12月19日現在、XRPは時価総額4位の仮想通貨です。取引の流動性も高いことから、送金したXRPをUSDTなどに交換する際、不利なレートで約定しにくいなど、総合的にメリットが大きいと考えました。以上のことから、今回Myforex編集部では、XRPを使ってGMOコインからBybitに送金してみました。仮想通貨の送金に関する注意点仮想通貨を送金する前に、以下の注意事項についても抑えておきましょう。トラベルルールを確認するアドレスやネットワークの入力ミスに注意するトラベルルールを確認する仮想通貨を送金する際には、トラベルルールの対応状況について確認が必要です。トラベルルールに関して、GMOコインからBybitには問題なく送金できます。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。トラベルルールの対応状況によっては、取引所間での直接の送金・受取ができず、メタマスクなどの個人ウォレットを経由しなければいけないケースがあります。しかし、GMOコインからBybitには直接送金ができるため、今回は直接XRPを送金してみました。アドレスやネットワークの入力ミスに注意する仮想通貨の送金時には、アドレスの入力ミスには十分注意してください。また、XRPなどの通貨を送金する場合は、アドレスに加え、宛先タグと呼ばれる数字を入力しなければいけないケースがあります。その他、送金する際には利用するブロックチェーンを選択する必要もあります。もし、アドレスや宛先タグ、利用チェーン選択に入力ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、特にアドレスや宛先タグは手入力ではなく、コピー&ペーストで入力するのがよいでしょう。初めての送金で少しでも不安がある場合は、まず少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。GMOコインからBybitにPCで送金してみたGMOコインからBybit(バイビット)にPCで送金してみた手順を紹介します。前述の通り、今回はコストや送金速度などに優れたXRP(リップル)を使って送金してみました。手順1Bybitに仮想通貨を送金するためには、まずBybitで送金アドレスを確認する必要があります。以下のリンクをクリックし、Bybitの公式ページにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順2画面上部にある「暗号資産を購入」にカーソルを当て、「暗号資産を入金」をクリックします。手順3入金する通貨、チェーンともに「XRP」を選択すると、入金アドレスとタグが表示されます。この画面を開いたまま、GMOコインに移動しましょう。手順4GMOコインにログインし、「暗号資産」→「XRP」の順番にクリックします。手順5GMOコインから仮想通貨を出金するには、まず送金先のアドレスを登録する必要があります。画面上部の「送付」を開き、「新しい宛先を追加する」をクリックします。手順6今回はBybitに送金するので、「GMOコイン以外」をクリックします。手順7「取引所・サービス指定のウォレット」をクリックします。手順8受取人が本人の場合は「ご本人さま」、本人以外の場合は「ご本人さま以外」をクリックします。今回は自分のBybit口座に送金するので、「ご本人さま」を選択しました。手順9「送付先(ご本人)情報の確認」画面が表示されるので、内容に問題がないことを確認したら、「宛先情報の登録画面へ」をクリックします。手順10「宛先情報の登録」画面が表示されるので、手順3で表示させたBybitの入金アドレスなどを確認しながら、「宛先名称(ニックネーム)」「リップルアドレス」「宛先タグ」を入力します。なお、ここで登録するアドレスなどに誤りがあると、正しく送金ができないので、入力後に再確認することをおすすめします。番号項目説明1宛先名称(ニックネーム)任意の宛先名称を設定します。2リップルアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたBybitの「XRPのアドレス」を入力します。3宛先タグ送金先の宛先タグを入力します。今回の場合、手順3で表示させたBybitの「XRP Tag/Memo」を入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順11画面を下にスクロールして、送金先・受取人に関する情報を入力します。入力が完了したら「確認画面へ」をクリックします。番号項目説明1送金先の所在地送金先の所在地を選択します。今回はBybitに送金するので「日本以外」を選択します。2送付先の住所Bybitに送金する場合は「セーシェル」を選択します。3送付先の名称送付先の名称を入力します。手順12ここまで入力した情報に誤りがないことを確認します。問題なければ、画面下部の3つのチェックボックスにチェックを入れて「登録する」をクリックします。手順13確認メール送信のポップアップが表示されるので、GMOコインに登録しているメールアドレスを確認します。手順14GMOコインから以下のメールが届いているので、メール内に記載されているURLをクリックします。手順15URLをクリックすると、入力した宛先情報の確認画面が表示されます。内容に誤りがないことを確認したら、「認証を完了する」をクリックします。手順16これでBybitのアドレス登録は完了です。「ログイン画面へ」をクリックします。なお、このタイミングでGMOコインからログアウトされるので、再度ログインしてください。手順17会員ホーム画面から「暗号資産」→「XRP」→「宛先リスト」の順番にクリックすると、以下の画面が表示されます。先ほど登録したアドレスが審査待ちの状態では、まだXRPは送金できません。Myforex編集部で実際に宛先を登録したところ、5分程度で審査は完了しました。アドレス登録が認証されたら、先ほど登録したBybitの入金アドレスをクリックします。手順18宛先情報の確認画面が表示されるので、内容に誤りがないことを確認して「この宛先に送付」をクリックします。手順19送金先の情報が表示されるので、確認して問題なければ、画面下部のチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。手順20「送付数量」に送金したいXRPの数量を入力します。「送付目的」はプルダウンの中から最も適切なものを選択してください。次に「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックして受け取ったコードを入力し、「確認画面へ」をクリックします。手順21送付内容に誤りがないか確認します。問題なければ、チェックボックスにチェックを入れて「実行」をクリックします。手順22以下の画面が表示されたら、GMOコインからの出金申請は完了です。しばらくすると、送金したXRPがBybitに入金されます。今回はGMOコインで送金してから、12分程度でBybitに着金しました。GMOコインからBybitにスマホで送金してみたGMOコインからBybit(バイビット)にスマホで送金してみた手順を紹介します。PCでの手順同様、XRP(リップル)を使って送金してみました。手順1Bybitに仮想通貨を送金するためには、まずBybitで送金アドレスを確認する必要があります。Bybitのアプリを開いたら、「入金」をタップします。手順2「暗号資産を入金する」をタップします。手順3ここではBybitに入金したい銘柄を選択します。検索窓をタップして「XRP」と入力し、検索してください。今回はおすすめ欄にXRPが表示されていたので、「XRP」をタップしました。手順4次にチェーンタイプの選択画面に切り替わるので、「XRP」をタップします。リップルの場合はXRPネットワークの1種類のみですが、対応ネットワークが複数ある仮想通貨の場合は、選択ミスがないように注意してください。手順5最低入金額や入金メモ/タグに関する注意事項が表示されるので、内容を確認して「OK」をタップします。手順6BybitのXRPの入金アドレスとタグが表示されます。この画面を開いたまま、GMOコインのアプリに移動しましょう。手順7GMOコインのアプリにログインし、「預入/送付」をタップします。手順8「XRP」をタップします。手順9GMOコインから仮想通貨を出金するには、まず送金先のアドレスを登録する必要があります。画面上部の「送付」を開き、「新しい宛先を追加する」をタップします。手順10今回はBybitに送金するので、「GMOコイン以外」をタップします。手順11「取引所・サービス指定のウォレット」をタップします。手順12受取人が本人の場合は「ご本人さま」、本人以外の場合は「ご本人さま以外」をタップします。今回は自分のBybitの口座に送金するので、「ご本人さま」を選択しました。手順13「送付先(ご本人)情報の確認」画面が表示されるので、内容に問題がないことを確認したら、「宛先情報の登録画面へ」をタップします。手順14「宛先情報の登録」画面が表示されるので、手順5で表示させたBybitの入金アドレスなどを確認しながら、「宛先名称(ニックネーム)」「リップルアドレス」「宛先タグ」を入力します。なお、ここで登録するアドレスなどに誤りがあると、正しく送金ができないので、入力後に再確認することをおすすめします。番号項目説明1宛先名称(ニックネーム)任意の宛先名称を設定します。2リップルアドレス送金先のアドレスを入力します。今回の場合、手順3で表示させたBybitの「XRPのアドレス」を入力します。3宛先タグ送金先の宛先タグを入力します。今回の場合、手順3で表示させたBybitの「XRP Tag/Memo」を入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順15画面を下にスクロールして、送金先に関する情報を入力します。番号項目説明1送金先の所在地送金先の所在地を選択します。今回はBybitに送金するので「日本以外」を選択します。2送付先の住所Bybitに送金する場合は「セーシェル」を選択します。3送付先の名称送付先の名称を入力します。手順16さらに画面を下にスクロールして、受取人氏名(アルファベット)を入力します。入力が完了したら「確認画面へ」をタップします。手順17ここまで入力した情報に誤りがないことを確認します。問題なければ、画面下部の3つのチェックボックスにチェックを入れて「登録する」をクリックします。手順18確認メール送信の画面が表示されるので、GMOコインに登録しているメールアドレスを確認します。手順19GMOコインから以下のメールが届いているので、メール内に記載されているURLをタップします。手順20URLをタップすると、入力した宛先情報の確認画面が表示されます。内容に誤りがないことを確認したら、「認証を完了する」をタップします。手順21これでBybitのアドレス登録は完了です。「ログイン画面へ」をタップします。なお、このタイミングでGMOコインからログアウトされるので、再度ログインしてください。手順22ホーム画面で「預入/送付」→「XRP」→「送付」の順番にタップすると、以下の画面が表示されます。先ほど登録したアドレスが審査待ちの状態では、まだXRPは送金できません。Myforex編集部で実際に宛先を登録したところ、5分程度で審査は完了しました。アドレス登録が認証されたら、先ほど登録したウォレットアドレスをタップします。手順23送金先の情報が表示されるので、確認して問題なければ、画面下部のチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をタップします。手順24「送付数量」に送金したいXRPの数量を入力します。「送付目的」はプルダウンの中から最も適切なものを選択してください。次に「SMSで2段階認証コードを受け取る」をタップして受け取ったコードを入力し、「確認画面へ」をタップします。手順25送付内容に誤りがないか確認します。問題なければ、チェックボックスにチェックを入れて「実行」をタップします。手順26以下の画面が表示されたら、GMOコインからの出金申請は完了です。しばらくすると、送金したXRPがBybitに入金されます。今回はGMOコインで送金してから、12分程度でBybitに着金しました。GMOコインからBybitに送金してみた感想GMOコインからBybitへの送金は、PC・スマホともに画面通りに手続きを進めるだけなので、初めての方でもスムーズに送金できると感じました。送金時間については、送金処理を行ってから10分程度でBybitに着金した点も好印象でした。ただし、GMOコイン側での審査が長引いている場合は、30分程度かかることもあるようです。また、GMOコインは送金手数料を無料にしているので、何度送金してもコストがかからない点は魅力的だと感じました。注意点として、最低送金額がやや高いという点があります。GMOコインでのXRPの最低送金額は50 XRP(約1万8,200円)となっており、必ずしもお手軽な金額とはいえません(2024年12月19日現在)。送金時の各通貨の価格によっては、より最低送金額の低い通貨を選択してもよさそうです。Xでのユーザーの評判X(旧Twitter)では、GMOコインからBybitへの送金に関する投稿が多く見られました。特に、トラベルルールへの対応によって、GMOコインからBybitへの送金ができなくなったという投稿が複数ありました。しかし、今回Myforex編集部で実際に送金してみたところ、問題なく送金はできました。また、GMOコインからXRPを送金することで、送金手数料がかからず、送金時間も速くて便利という意見が見られました。Bybitには問題なく送金可能今回はGMOコインからBybit(バイビット)に、PC・スマホそれぞれから送金してみました。PC・スマホアプリに大きな差はなかったので、普段使い慣れている端末から送金することをおすすめします。実際に送金してみて、送金手数料が無料である点がGMOコインの大きな強みだと感じました。最低送金額のハードルはありますが、全額送金を使えば少額での送金も可能であることから、GMOコインはおすすめできる取引所の一つだと思いました。また、GMOコインからBybitへの送金に関わらず、取引所間で送金をする際は、必ずトラベルルールの対応状況も確認するようにしましょう。
今すぐできる!スマホ版MT5の使い方をかんたん5ステップで攻略!

今すぐできる!スマホ版MT5の使い方をかんたん5ステップで攻略!

update2024.12.24 19:00

スマホ版MT5をはじめて利用する方は「どうやって使ったら良いんだろう?」と疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。当記事ではスマホ板MT5の基本的な操作方法について、5つのステップで初心者向けに解説していきます。「まずは最低限の使い方を覚えて徐々に慣れていきたい」という方はぜひ参考にしてみてください。目次[非表示]【Step1】スマホ版MT5アプリの準備MT5アプリの導入MetaQuotesのデモ口座の開設取引口座へのログインログインできない理由と対処方法【Step2】スマホ版MT5の銘柄画面の操作好みの銘柄を追加する方法銘柄を非表示にする方法【Step3】スマホ版MT5のチャートの分析方法チャートの切り替え方法時間足の変更ラインの引き方インディケータの追加【Step4】スマホアプリから注文する方法成行注文指値注文・逆指値注文ストップリミット注文ワンタップ(クリック)注文【Step5】取引状況の確認・決済の方法保有ポジションの確認決済方法取引履歴を表示【番外編】スマホ版MT4にはないスマホ版MT5の便利機能一括決済ができるチャート画面タップで指値注文ができる最近使ったオブジェクトが表示されるティックボリュームを表示できるスマホ版MT5の利用注意点外部のインジケータやEAは利用できないiPhone版はチャート2画面表示ができないMT5の使い方ならご利用ガイド【Step1】スマホ版MT5アプリの準備スマホ版MT5を利用する初期設定を解説していきます。MT5を使うためには必須項目なので、それぞれ把握しておきましょう。MT5アプリの導入iPhoneのユーザーはApple Storeで、AndroidのユーザーはGoogle Playで検索欄から「mt5」と入力しアプリを検索します。その後、iPhoneは「入手」、Androidは「インストール」をタップし、アプリをインストールします。インストール後は「開く」をタップし、アプリを立ち上げましょう。MetaQuotesのデモ口座の開設MetaQuotesのデモ口座を開設する方法を説明します。XMTrading(エックスエムトレーディング)などの特定のブローカーの取引口座を使う場合は、この手順を飛ばして以下の手順に進んでいただいてかまいません。取引口座へログイン手順1スマホ版MT5をはじめて起動すると、利用規約・プライバシーポリシーへの同意を求められるので、内容を確認し、承認・受理する旨のボタンをタップします。利用規約・プライバシーポリシー・免責事項の同意後にiPhoneユーザーは「承認」、Androidユーザーは「口座開設」をタップします。手順2その後に「デモ口座を開く」「口座開設」といったボタンが出たら、ボタンをタップして登録を進めていきましょう。手順3各項目を設定し、画面下の「登録」をタップしてデモ口座の設定を完了します。番号説明1ローマ字で名(名前)を入力します2ローマ字で姓(苗字)を入力します。3生年月日を入力します。4電話番号を入力します。5メールアドレスを入力します。6チェックを入れると両建てが可能になります。基本的にはチェックが入ったままで問題ないでしょう。7口座通貨とレバレッジタイプを選べます。基本的に変更は不要でしょう。8レバレッジを選べます。基本的に変更は不要でしょう。9取引口座の残高を選べます。多めの金額を選ぶと便利でしょう。10問題なければ 「承認」のチェックボックスをタップします。手順4パスワードを記録し「準備」をタップすれば、デモ口座開設の手順は完了です。取引口座へのログインXMTrading(エックスエムトレーディング)など、特定のFX業者の取引口座にログインする方法を紹介します。手順1iPhoneユーザーは右下の設定アイコン、Androidユーザーは左上のハンバーガーメニューをタップしましょう。手順2iPhoneユーザーは「新規口座」をタップします。Androidユーザーは口座管理」をタップし、その後、画面右上の「+」を選択しましょう。手順3検索ボックスから口座を開設したブローカー名を検索し、タップします。検索結果が出ない方は、数十秒ほど待機すると表示されるケースもあるので注意しましょう。ネットワークはどれを選ぶ?前提として、FXブローカーの取引口座にログインするには、口座開設を済ませておく必要があります。ログインするには、口座開設後にメール等で知らされる「ログインID」「パスワード」「サーバ情報」が必要です。手順4ブローカーで口座開設の際にメールで届いた「ログインID・パスワード・サーバ情報」を入力し「サインイン・ログイン」をタップするとログイン完了です。ログインできない理由と対処方法紹介した手順で口座にログインできない場合は、以下のような原因が考えられます。パスワードの入力情報が誤っているサーバーの選択を間違えているMT4の口座情報を入力している開設した口座が凍結されているデモ口座の場合は1ヶ月程度の有効期限が設けられているケースが多く、長期間放置していた取引口座は、凍結している可能性が想定されます。凍結している可能性がある場合、各ブローカーのサポートに問い合わせてみてください。【Step2】スマホ版MT5の銘柄画面の操作スマホ版MT5画面左下の気配値をタップすると、複数のリアルタイムレートが並んだ気配値と呼ばれる画面を確認できます。スマホ版MT5では、銘柄名の下にはスプレッドも表示されます。番号説明1銘柄とスプレッドが表示されています。(*1)2リアルタイムのレートです。左側は売り注文、右側は買い注文で適用される数値となります。(*1)スプレッドとはFXなどの金融商品の取引において、ある銘柄を買うときの価格と売るときの価格差です。気配値の銘柄は追加や削除、並べ替えができます。それぞれの方法についても順番に解説していきましょう。好みの銘柄を追加する方法初期設定で表示されている銘柄は一部のため、好きな銘柄で取引したい場合は新たに追加設定が必要なので注意しましょう。以下では、新たに銘柄を追加する方法を紹介していきます。手順1iPhoneユーザーは気配値画面の上部「検索ボックス」をタップ、Androidユーザーは画面右上「+」ボタンをタップします。手順2銘柄のカゴテリーをタップするか検索タブから銘柄を検索し、該当する銘柄をタップすると、銘柄が追加されます。銘柄の追加方法について詳しくは、以下のページでも解説しています。参照:気配値画面に銘柄を追加する方法銘柄を非表示にする方法自身が取引しない銘柄は非表示にもできます。非表示後にも、銘柄の追加手順で再度表示することも可能です。操作画面をわかりやすくするためにも、不要な銘柄は非表示に設定しておきましょう。手順1気配値アイコンの上部にある鉛筆マークをタップします。手順2iPhoneユーザーは削除したい銘柄の左側チェックボックスをタップします。Androidユーザーは右上のゴミ箱アイコンをタップすると削除する銘柄を選択できます。手順3iPhoneユーザーは右上のゴミ箱アイコンをタップします。Androidユーザーは削除したい銘柄を選んでゴミ箱アイコンをタップし、その後に画面左上に表示される「←」マークをタップします。銘柄を非表示にする方法の詳しい詳細は、以下のページでも解説しております。参照:気配値画面の銘柄を非表示にする方法【Step3】スマホ版MT5のチャートの分析方法スマホ版MT5でトレードする前に押さえておきたい、重要度の高い操作方法を中心に解説していきます。チャート分析の際に頻繁に使用する代表的な操作をピックアップしました。チャートの切り替え方法表示したい好みの銘柄へ、チャートを変更する方法を紹介していきます。手順1画面左下の「気配値」を選択し、表示させたい銘柄を選択します。手順2「チャート」を選択すると、選んだ銘柄のチャートが表示されます。時間足の変更スマホ版MT5では21種類のローソク足の時間足に対応しています。スマホ版MT4で対応している時間足は9種類なので、大きく異なる仕様です。ここではスマホ版MT5の時間足変更方法について、手順を解説していきます。手順1画面上の時間足ボタンをタップします。手順2画面上部に表示された時間足から好みのものを選択します。ちなみに、iPhoneでは一番右の「⋯」、Androidスマホでは画面上の歯車アイコンをタップすると、10分足など、もともと表示されていない時間足を表示させることができます。時間足の細かい変更手順は、以下のページでご確認いただけます。参照:チャートの時間足を変更する方法ラインの引き方チャートを視覚的に分析できる、ラインの引き方を解説していきます。手順1iPhoneユーザーは画面上のオブジェクトアイコン、Androidユーザーはチャート画面をタップして表示される円の右下オブジェクトアイコンをタップします。手順2iPhoneユーザーは「オブジェクトの追加」、Androidユーザーは右上のプラスを選択して好みのライン等を設定しましょう。ラインの引き方については、以下のページでも概要を解説しています。参照:水平線を表示する方法インディケータの追加スマホ版MT4は30種類に対し、スマホ版MT5は38種類のインディケータをチャート表示できます。よく使用されているインディケータの一例としては、以下のようなものがあります。インディケータ名特徴移動平均線一定期間の終値から平均値を算出し、その平均値をつないでグラフ化したインディケータです。RSI一定期間の値動きの変動幅を確認し、過剰な買い・売りを判断するツールです。MACD売買のタイミングやトレンドを把握するのに役立つインディケータです。手順1画面上のインディケータアイコンをタップします。手順2iPhoneユーザーは「メインウィンドウ」、Androidユーザーはメインチャートの「f+」アイコンをタップします。手順3希望のインディケータを選びます。移動平均線は「Moving Average」、RSIは「Relative Strength Index」など、インディケータは英語名で表示されているためご注意ください。手順4インディケータの設定後、右上の「完了」をタップすると設定は完了です。さらに詳しいインディケータの追加方法は、以下のページで確認できます。参照:インディケータを表示する方法【Step4】スマホアプリから注文する方法スマホ版MT5で注文を出す方法について、以下の内容を紹介していきます。成行注文指値注文・逆指値注文ストップリミット注文その他の注文発注・取消方法スマホ版MT4と異なり、スマホ版MT5はストップリミット注文ができるのも大きな特徴の1つです。成行注文現在の価格水準でトレードしたいケースで使用する成行注文の概要を解説していきます。手順1気配値画面からトレードしたい銘柄をタップし、iPhoneユーザーは「トレード」を、Androidユーザーは「新規注文」を選択します。手順2注文する銘柄が正しいものか必ず確認し、注文画面で「成行注文」、または「ストリーミング注文」をタップします。注文したい取引量をロット単位で設定し、「買い」か「売り」ボタンをタップすると注文が確定します。ストリーミング注文と表示される場合成行注文と表示される場合は「マーケットエクセキューション」、ストリーミング注文と表示される場合は「インスタントエクセキューション」という方式がFX業者側で採用されています。ストリーミング注文も成行注文の一種なので、注文方法の大きな差はありません。希望に応じて、注文前にストップロスやテイクプロフィットも設定できます。それぞれ設定方法に関しては、以下のページで詳しく解説しています。参照:成行注文の仕方指値注文・逆指値注文スマホ版MT5も指値注文・逆指値注文といった注文も出せます。指値注文・逆指値注文を使うメリット指値注文・逆指値注文は、「この価格に到達したら取引を成立させたい」と、事前に予約を入れておく注文方法です。手順1気配値画面からトレードしたい銘柄をタップし、iPhoneユーザーは「トレード」を、Androidユーザーは「新規注文」を選択します。手順2注文する銘柄が正しいものか必ず確認し、注文画面で指値注文・逆指値注文を選択します。選択後は取引したい数量をロット単位で設定し、発注を押すと注文できます。iPhone版は英語で表記されているので、以下の表を参考に注文方法を選択してみましょう。注文方法名表示名買い指値注文Buy Limit売り指値注文Sell Limit買いの逆指値注文Buy Stop売りの逆指値注文Sell Stop指値注文と逆指値注文の詳しい概要については、以下のページで解説しています。参照:指値注文の仕方逆指値注文の仕方ストップリミット注文スマホ版MT5はMT4にはない機能として、ストップリミット注文ができます。高値を突破した後の押し目買いを狙いたいケースなどで活躍する注文方法です。こちらの注文方法についても解説していきます。手順1気配値画面からトレードしたい銘柄をタップし、iPhoneユーザーは「トレード」を、Androidユーザーは「新規注文」を選択します。手順2iPhoneユーザーは買い注文であれば「Buy Stop Limit」、売り注文であれば「Sell Stop Limit」を選択します。Androidユーザーは「買いストップリミット」もしくは「売りストップリミット」を選択しましょう。ストップリミット注文の詳しい詳細は、以下でも解説しております。参照:ストップリミット注文の仕方ワンタップ(クリック)注文ワンタップ注文とは、チャート画面からワンタップの操作だけで注文できる機能です。スキャルピングのように、数秒の差が損益に影響するトレードスタイルで活用できます。ワンタップ注文はスマホ版MT5の場合、チャート画面右上の「ワンクリック取引」アイコンをタップするだけで利用できます。ただし、素早く操作できる反面、間違ってタップしてしまうなど意図しない注文を出してしまう恐れもあるので注意しましょう。ワンタップ注文の詳しい操作方法に関しては、以下のページで解説しています。参照:ワンクリック成行注文の仕方【Step5】取引状況の確認・決済の方法スマホ版MT5では、保有しているポジションや取引の履歴も確認できます。それぞれの確認方法を順番に見ていきます。保有ポジションの確認決済方法取引履歴の表示保有ポジションの確認保有中のポジションや予約注文は画面下メニューの「トレードアイコン」をタップすると確認できます。詳細を確認したい場合は、保有中のポジションか予約注文をタップすると概要を確認できます。保有ポジションの確認方法は、以下のページでも詳しく解説しています。参照:保有ポジション・予約注文を確認する方法またスマホで取引のパフォーマンスを確認したい場合は、当サイトMyforexが提供するポートフォリオ機能もご利用いただけます。ポートフォリオ機能は損益や取引数といった成績をグラフで確認できるため、資産状況と運用実績が一目で把握できます。MT5の口座情報と紐付けると、自動的に同期されます。一度登録するとスマホでパフォーマンスをいつでも確認できるようになるため、日々のトレードをサポートするツールとして利用を検討してみてはいかがでしょうか。参照:ポートフォリオの登録方法を教えてください。決済方法決済注文とは、保有中のポジションを手仕舞い、利益・損失を確定するための注文です。買いポジションを保有している状態であれば売り注文、売りポジションを保有している状態であれば買い注文が決済注文となります。スマホ版MT5での決済方法は、以下の手順で実施します。手順1画面下の「トレードアイコン」をタップし、決済したい注文を長押しします。手順2iPhoneユーザーは「ポジションを決済」、Androidユーザーは「決済」をタップします。iPhoneユーザーは「市場価格で決済」、Androidユーザーは「利益確定の決済」か「損失確定の決済」をタップすると決済注文が完了します。指値や逆指値の利用も検討してみよう決済指値・決済逆指値の設定を済ませておくと、設定した価格に到達した時点で自動的に決済ができます。決済指値・決済逆指値はチャートを見ていない時間帯に損失の拡大を防ぎたい場合や、利益を確保しておきたい場合に活用してみましょう。決済注文の詳細は、以下のご利用ガイドをご参考ください。参照:成行決済注文の仕方決済指値(T/P)・決済逆指値(S/L)を設定・変更する方法取引履歴を表示スマホ版MT5は画面下メニューの「履歴」アイコンをタップすると概要を確認できます。iPhoneユーザーは右上の「時計アイコン」、Androidユーザーは右上の「カレンダーアイコン」をタップすると、表示期間も変更できるので必要に応じて利用を検討してみましょう。さらに詳しい取引履歴の確認方法は、以下のページで解説しております。参照:取引履歴を表示する方法【番外編】スマホ版MT4にはないスマホ版MT5の便利機能スマホ版MT4にはなく、スマホ版MT5では利用できる機能もあります。その一例を紹介していきます。一括決済ができるチャート画面タップで指値注文ができる 最近使ったオブジェクトが表示されるティックボリュームを表示できる一括決済ができるスマホ版MT5では一括決済が行えます。一括決済とはその名の通り、1つの操作で複数のポジションをまとめて決済できる機能で、素早く利確を確定させたい場合などに便利です。手順1複数のポジションを保有した状態で「トレード」メニューをタップし、決済したいポジションの1つを長押しします。手順2「一括操作」をタップします。手順3自身が必要な一括操作を選択しましょう。ワンクリックトレーディングに関する同意を求められた場合は「同意する」の項目を有効化し、「承認」または「OK」をタップします。チャート画面タップで指値注文ができるスマホ版MT5ではチャート画面右上の「時計アイコン」をタップすると、指値注文を直接設定できます。チャートを見ながら決済指値(T/P)、決済逆指値(S/L)の設定ができるのが便利なポイントです。なお、詳しい操作方法は以下のページで解説しています。参照:チャート上から決済指値(T/P)・決済逆指値(S/L)を設定する方法最近使ったオブジェクトが表示されるスマホ版MT5は、頻繁に使用するオブジェクトが自動で画面上部に表示されます。機能的には地味かもしれませんが、オブジェクトを選択する手間を省いてくれる便利な機能です。ティックボリュームを表示できるスマホ版MT5ではティックボリュームが表示でき、ティックボリュームにより市場の勢いを評価したり、トレードのタイミングの判断に役立てたりもできます。チャートにティックボリュームを表示する方法は、以下のページで詳しく解説しています。参照:チャートにティックボリュームを表示する方法スマホ版MT5の利用注意点スマホ版MT5を利用する際の注意点を解説していきます。外部のインジケータやEAは利用できないスマホ版のMT5ではデフォルトで備わっているインディケータは利用できますが、外部で独自に開発されたインディケータ(カスタムインディケータ)は利用できません。また、デフォルトで使えるインディケータの種類がPC版よりも少なく、ZigZagなどには対応していません。加えて、EA(自動売買プログラム)の利用もできません。MT5で自動売買をしたい場合、設定は基本的にパソコンから行うものと考えましょう。iPhone版はチャート2画面表示ができないスマホ版MT5はAndroid版端末であれば、チャートの2画面表示を利用できます。一方で、iPhone版はチャートの2画面表示には対応していません。今後機能が追加される可能性はありますが、当記事執筆時点(2024年12月)では複数チャートを見る機能はないので、ご注意ください。Android端末で2つのチャートを表示する方法については、以下のページで詳しく解説しています。参照:2つのチャートを表示する方法MT5の使い方ならご利用ガイドスマホ版MT5は外出時や休憩時などのシチュエーションで、手軽にチャート確認と注文ができる強みがあります。メインにパソコン版MT5を利用している方でも、外せない用事と相場の変動が重なってしまう場合にスマホ版の基本操作を覚えておくと対処ができるようになるでしょう。各端末でMT5の操作方法を把握したい場合には、動画での手順解説も掲載しているMyforexのご利用ガイドをぜひご活用ください。
Exness公式サイトが日本語非対応に、サービスは従来どおり提供

Exness公式サイトが日本語非対応に、サービスは従来どおり提供

update2024.12.20 19:00

低スプレッドや安定した約定力で知られる海外FX業者のExness(エクスネス)の公式サイトが、日本語非対応になりました。トップページだけではなく、他のページも日本語で閲覧できなくなっています。Exnessは日本での知名度も高く、多くのユーザーに利用されているブローカーです。現在の状況やサービスの内容に変更があるかどうかなどをまとめました。Exnessを利用している方は、現状を確認しておくことをおすすめします。参照:【SNSで話題】Exnessで入出金ができない?状況と原因を調査目次[非表示]公式サイトの日本語表示が不可にパーソナルエリアは引き続き日本語に対応取引条件などに変更なしとの回答金融庁による警告が原因?Exnessユーザーの混乱はなし既存ユーザーへの影響は軽微公式サイトの日本語表示が不可に2024年12月19日時点で、Exness(エクスネス)の公式サイトは日本語ページを表示できなくなっています。2024年12月16日頃から表示言語として日本語を選択できなくなっているようです。トップページだけではなく、口座タイプや取扱銘柄の紹介ページなども日本語で閲覧できなくなっています。また、新規でアカウント開設を申し込もうとすると「Japan」の表記がなく、居住地として日本を選択できなくなっています。公式サイト上での新規ユーザーの受付も停止している様子です。パーソナルエリアは引き続き日本語に対応公式サイト上の公開ページは日本語で閲覧できなくなっていますが、ログイン後に表示されるパーソナルエリアは従来どおり日本語で表示されます。ただし、チャットはボットの対応のみとなっているため、トラブルや疑問点がある場合はパーソナルエリアの左メニューにある「サポートハブ」から質問する必要があります。取引条件などに変更なしとの回答今回の件についてExness(エクスネス)のサポートに確認したところ、取引条件やサポートなどに変更はなく、従来どおりサービスを提供するとの回答がありました。また、公開ページ上のヘルプセンターは日本語に対応していませんが、パーソナルエリア内からであれば日本語のヘルプページを閲覧できるようです。そのため、既存ユーザーの取引への影響は軽微であると考えられます。詳細については開示できないものの、現状では公式サイト上での新規ユーザー受付は停止しているとしています。ただし、Exnessと提携しているメディア経由で申し込む場合は、現在もアカウントの開設が可能です。金融庁による警告が原因?公式サイトの日本語表示を廃止した詳細な理由は明かされていませんが、金融庁による警告が一因になっているのではないかといわれています。金融庁の許可を受けていない事業者が、日本居住者に対してFX取引の勧誘や営業を行うことは禁止されています。Exness(エクスネス)に限らず、多くの海外FX業者と呼ばれているブローカーでは、日本居住者向けに営業・勧誘を行っていないという立場をとっています。しかし、金融庁としては現状を好ましくないと考えており、海外FX業者に対して警告を出しているケースも多く、今回のExnessの対応はそういった警告に関連した措置なのではといわれています。海外FX業者は国外の金融ライセンスを取得主要な海外FX業者はモーリシャス金融サービス委員会やセーシェル共和国金融庁など、海外の金融ライセンスを取得しています。規制の厳しいライセンスを取得しているFX業者は、経営状態や運営などに一定の信頼性があると判断できます。Exnessユーザーの混乱はなしネット上では、今のところExnessユーザーの目立った反応は見られません。Exness(エクスネス)では以前も公式サイトが日本語非対応になったことがありましたが、通常どおりサービスが提供されたため今回も深刻にとらえているユーザーは少ないようです。銀行送金による入出金の不具合などの小さなトラブルは時々あるものの、Exnessは海外FX業者の中でも大手のブローカーであり、これまでに出金拒否などの大きなトラブルは発生していません。多くのトレーダーに利用されており、ユーザーから一定の信頼を得ていることから今回の件でも大きな混乱には発展していません。既存ユーザーへの影響は軽微公式サイトを日本語で閲覧できなくなる点は不便ではありますが、パーソナルエリアはこれまでどおり日本語で使用できます。取引条件に変更はなく、サポートも従来どおり日本語で提供されることから、既存ユーザーへの影響は軽微といえるでしょう。現状では公式サイト上から、日本居住者が新規でアカウントを開設することはできません。Exness(エクスネス)を新規で利用したい場合は、提携しているメディアを経由して口座を開設する必要があります。Exnessでの口座開設手順については、下記の記事をご覧ください。
ZoomexがChiitan☆Coin上場記念&ちぃたん☆誕生日限定キャンペーンを開催!総額35万CTANを山分け

ZoomexがChiitan☆Coin上場記念&ちぃたん☆誕生日限定キャンペーンを開催!総額35万CTANを山分け

update2024.12.19 19:00

海外取引所のZoomex(ズーメックス)が、Chiitan☆Coin(CTAN)上場記念&ちぃたん☆の誕生日を祝う限定キャンペーンを開催しました。複数の特典が提供されており、総額35万CTANを山分けできます。キャンペーン期間は2024年12月11日午後7時〜12月26日午後7時(日本時間)までです。当記事では、ZoomexのChiitan☆Coin上場記念キャンペーンの内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]仮想通貨CTANとはちぃたん☆とはZoomexのChiitan☆Coin上場記念キャンペーン特典1:初回入金&取引で25万CTANを山分け!特典2:100ドル以上の購入で10万CTANを山分け!特典3:SNSに参加&フォーム送信で1万5,000CTANを山分け!Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンの参加方法特典1・2のキャンペーン参加方法特典3のキャンペーン参加方法Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンの注意点CTANの取引額の制限携帯電話番号での登録・認証が必要複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止新規・既存ユーザーともにCTAN獲得チャンスあり仮想通貨CTANとは仮想通貨(暗号資産)CTAN(Chiitan☆Coin)は、コツメカワウソがモチーフのゆるキャラ「ちぃたん☆」が元ネタとなっているミームコインです。画像引用:Chiitan☆Coin 公式Xソラナ(SOL)ブロックチェーン上で発行されており、ソラナ系DEX(分散型取引所)のRaydiumなどで取引されています。ちぃたん☆とは「ちぃたん☆」は、SNSの総フォロワー数が700万人を超える、世界的に人気のキャラクターです。画像引用:ちぃたん☆/Chiitan 公式X可愛らしい見た目やユーモアあふれるキャラクター性、決め台詞の「ちぃたん☆ですっ☆」が話題となり、X(旧Twitter)、YouTube、TikTokなどでファンを魅了しています。「ちぃたん☆」の誕生日が2017年12月15日であるため、仮想通貨CTANの上場記念とあわせて、誕生日を祝うキャンペーンがZoomexで開催されたようです。ZoomexのChiitan☆Coin上場記念キャンペーン画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)のChiitan☆Coin上場記念&ちぃたん☆誕生日限定キャンペーンで提供される特典は、大きく分けて3種類あります。なお、一人のユーザーが特典1〜3の複数特典を受け取ることはできません。複数の特典の対象となる場合、金額が高い特典が支払われます。特典1:初回入金&取引で25万CTANを山分け!特典1の概要は以下の通りです。期間(日本時間)2024年12月11日午後7時〜12月26日午後7時特典総額25万CTAN(一人当たり250 CTAN)(*1)対象者キャンペーン開始前に一度も入金したことがないZoomexの新規ユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・100ドル(USDT)以上の入金を行う(*2)(*3)・現物取引でCTANを購入する(*4)(*1)先着1,000名限定で、定員に達し次第終了。(*2)Zoomexで取り扱う全ての入金方法が対象。(*3)特典対象となるのは、初回入金額ではなくキャンペーン期間中の累計入金額です。「累計入金額=キャンペーン期間中の総入金額 - キャンペーン期間中の総出金額」で計算されます。(*4)現物購入金額に制限はありません。特典1は、本キャンペーン開始前にZoomexで入金をしたことがない新規ユーザーが対象です。キャンペーン期間中に100ドル以上の入金を行い、現物取引でCTANを購入すると、先着1,000名に一人あたり250CTAN(総額25万CTAN)がプレゼントされます。特典2:100ドル以上の購入で10万CTANを山分け!特典2の概要は以下の通りです。期間(日本時間)2024年12月12日午後7時〜12月26日午後7時特典総額10万CTAN(一人当たり200 CTAN)(*1)対象者キャンペーン開始前に初回入金を完了しているZoomexの既存ユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・現物取引で100ドル(USDT)以上のCTANを購入する(*2)(*1)先着500名限定で、定員に達し次第終了。(*2) 特典対象となるのは、キャンペーン期間中の現物購入額です。「現物購入額=現物の総購入額 - 現物の総売却額」で計算されます。特典2は、本キャンペーン開始前にすでにZoomexで入金をしたことがある既存ユーザーが対象です。キャンペーン期間中に現物取引で100ドル以上のCTANを購入すると、先着500名に一人あたり200CTAN(総額10万CTAN)がプレゼントされます。特典3:SNSに参加&フォーム送信で1万5,000CTANを山分け!特典3の概要は以下の通りです。期間(日本時間)2024年12月12日午後7時〜12月26日午後7時特典総額1万5,000 CTAN(抽選で一人当たり150 CTAN)(*1)対象者すべてのZoomexユーザー獲得の条件・キャンペーンページにて「今すぐ参加」ボタンをクリック・専用フォームに必要事項を入力・各SNSごとの条件を達成する(*2)(*1)日本公式Xの条件達成で抽選50名、日本公式テレグラムの条件達成で抽選50名(合計100名限定)(*2)日本公式Xをフォロー済み、または日本公式テレグラムに参加済みのユーザーも参加可能特典3は、すべてのZoomexユーザーが対象です。専用フォームに必要事項を入力した後、Zoomexの日本公式X(旧Twitter)、日本公式テレグラムに関する以下の条件を達成すると、抽選で150 CTANがプレゼントされます。X:日本公式Xアカウントをフォローし、キャンペーン投稿をリポストテレグラム:日本公式テレグラムに参加X・テレグラムともに抽選で50名ずつ、計100名に150 CTANが付与されます。Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンの参加方法Zoomex(ズーメックス)のChiitan☆Coin上場記念キャンペーンに参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。特典1・2のキャンペーン参加方法手順1以下のリンクをクリックし、Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンの専用ページにアクセスします。Chiitan☆Coin上場記念限定キャンペーンの専用ページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「今すぐ参加」ボタンをクリックします。手順3「参加が完了しました」と表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。手順4キャンペーンページに戻ったら、「今すぐ入金」ボタンをクリックして仮想通貨(暗号資産)の入金ページにアクセスし、入金を行います。新規ユーザー向けの特典1は「100ドル以上の入金」が特典獲得の条件です。累計で100ドル以上になるように入金をしましょう。また、既存ユーザー向けの特典2には入金条件はありませんが、100ドル以上のCTANの購入が条件となっています。購入資金が足りない場合は、このタイミングで入金しておきましょう。なお、本キャンペーンはZoomexで取り扱うすべての入金方法が対象です。仮想通貨以外で入金したい方は、以下の記事も参考にしながら、ご自身の好きな方法で入金をしましょう。手順5入金が完了したら、以下のリンクをクリックし、CTANの購入ページ(CTAN/USDT)にアクセスします。ZoomexのCTAN購入ページへ手順6ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でCTANを購入するには、以下のように操作をして「CTANを買う」をクリックします。番号項目説明1「買い」または「売り」「買い」を選びます。2注文方法成行を選びます。3購入数量購入したい数量を入力します。新規ユーザー向けの特典1には、購入金額の条件はありません。一方、既存ユーザー向けの特典2は「100ドル以上のCTAN」を購入する必要がある点に注意しましょう。手順7内容を確認して「CTANを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したCTANは現物アカウント残高に反映されます。特典3のキャンペーン参加方法手順1以下のリンクをクリックし、Chiitan☆Coin上場記念限定キャンペーンの専用ページにアクセスします。Chiitan☆Coin上場記念限定キャンペーンの専用ページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「今すぐ参加」ボタンをクリックします。手順3「参加が完了しました」と表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。手順4以下のリンクをクリックし、特典3の申し込みフォームを入力します。特典3の申し込みフォームへ手順5申し込みフォームの入力が完了したら、各SNSの参加条件を満たしましょう。Zoomexの日本公式X(旧Twitter)については、以下の各リンクからアカウントをフォローし、キャンペーン投稿をリポストすることで抽選に参加できます。Zoomexの日本公式X(旧Twitter)へキャンペーン投稿へZoomexの日本公式テレグラムについては、以下のリンクからテレグラムに参加することで抽選に参加できます。Zoomexのテレグラムへなお、抽選に当選した場合、キャンペーンが終了してから14営業日後に特典が配布される予定です。Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンの注意点Zoomex(ズーメックス)のChiitan☆Coin上場記念キャンペーンに参加する上で、以下のような注意点があります。CTANの取引額の制限携帯電話番号での登録・認証が必要複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止CTANの取引額の制限特典の獲得条件以外にも、CTAN自体の取引額に以下の制限が設けられています。購入:1回の取引は最大20万USDTまたは同等のCTANまで。1日当たりの上限はなし。売却:1回の取引および1日あたりの上限は5,000 USDTまたは同等のCTANまで。これらの制限は、健全で安定的な取引環境の構築と、急激な価格変動を抑制する観点で設けられているようです。制限額が比較的大きいため、キャンペーンの参加に影響することは少ないかもしれませんが、高額な取引を予定している方は注意しましょう。携帯電話番号での登録・認証が必要Chiitan☆Coin上場記念キャンペーンは、日本国内の携帯電話番号で登録・認証した日本ユーザーのみが参加できます。また、過去のZoomexのキャンペーンでは、キャンペーン参加前に携帯電話番号での登録・認証をしていなかった場合は対象外となってしまうケースもあったため、十分注意しましょう。複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止Zoomexに限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のキャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しも禁止事項です。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。新規・既存ユーザーともにCTAN獲得チャンスありZoomex(ズーメックス)のChiitan☆Coin上場記念キャンペーンでは、新規・既存を問わず、すべてのZoomexユーザーにCTAN獲得のチャンスがあります。入金・購入が不要なSNSキャンペーンもあるため、ご自身の資産状況に応じて適切なキャンペーンを選ぶのがよいでしょう。特典ごとに参加条件が異なるため、事前にルールを確認し、ご自身のこれまでのZoomex利用経験も踏まえて参加を検討してみてはいかがでしょうか。
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Titan FX が12月のデモトレードコンテストを開催!賞金最大30万円

update2024.12.18 19:30

取引環境に定評のある海外FX業者のTitan FX(タイタンエフエックス)が、「師走トレードコンテスト」を2024年12月16日から開催すると発表しました。コンテストでは専用のデモ口座を使用するため、自己資金をリスクにさらすことなく参加できます。加えて、上位入賞者には賞金も贈られます。「FXに興味はあるが取引を始めるべきか迷っている」という人にとっても参加しやすいイベントです。ルールや賞金獲得の条件をまとめたので、参加を検討している方は詳細をチェックしておきましょう。目次[非表示]師走トレードコンテストの概要上位3名には豪華賞金を贈呈コンテストのルール師走トレードコンテストへの参加方法約定力に定評のあるTitan FX初心者から既存ユーザーまで参加しやすいコンテスト師走トレードコンテストの概要師走トレードコンテストは、12月16日(月)〜12月30日(月)にかけて開催されます。またコンテストへの参加登録期間は12月19日(木)までです。参加登録期間12月19日(木)午前6時59分まで(日本時間)コンテスト期間12月16日(月) 午前7時00分~12月30日(月) 午前6時59分まで(日本時間)対象口座コンテスト用デモ口座(MT5スタンダード口座と同等)対象銘柄株式CFD・マイクロ銘柄以外の全銘柄参加費無料開始時点でのデモ口座の資金10万ドル順位の決定方法収益率デモコンテストの詳細を確認今回のコンテストでは、専用のデモ口座を使用します。コンテスト用の口座のスペックは、MT5のスタンダード口座と同等であり、スタート時点での仮想資金は10万ドルです。また取引銘柄にも条件があり、株式CFDの銘柄はコンテストの対象外です。コンテストでは収益率を競い、終了までに最も高い利益率を達成した参加者が優勝となります。利益率の計算式本コンテストでは、以下の計算式によって利益率が計算されます。・利益率=(最終残高ー初期残高)/ 初期残高 ×100本大会では初期残高が10万ドルです。そのため、仮に最終残高が20万ドルになった場合の利益率は以下の式から、100%となります。・利益率=(20万ドル−10万ドル)/10万ドル×100=100%なお、利益率が同じ参加者が複数いる場合、先に高い利益率に達した参加者が上位となります。上位3名には豪華賞金を贈呈師走トレードコンテストでは、3位以内に入賞すると賞金が贈呈されます。順位賞金1位30万円2位15万円3位8万円1位30万円2位15万円3位8万円デモトレードコンテスト1位の賞金は30万円、2位は15万円、3位は8万円となっています。途中経過の順位は、コンテストポータルのリーダーボードにて随時公開されます。コンテストのルール師走トレードコンテストのルールは以下の通りです。1回限りの参加で再スタート・資金の追加不可5日以上の取引日数かつ50ロット以上取引EA、スキャルピングの利用可参加者間、複数のメールアドレスを使った両建て禁止今回のコンテストでは、再スタートは不可となっています。追加入金もできないため、仮想資金が必要証拠金額未満まで減ってしまった場合は、取引を継続できなくなります。なお、5日間以上の取引日数と50ロット以上の取引がない参加者は、賞金授与の対象外です。必要な条件を満たしているか確認しながら取引したほうが良いでしょう。また参加者間や複数メールアドレスを使った両建て取引は禁止されています。他の参加者と協力して反対ポジションを保有するなどの禁止事項は行わないようにしてください。師走トレードコンテストへの参加方法コンテストに参加するには、コンテストポータルから参加登録を済ませる必要があります。手順1師走トレードコンテストのコンテストページにアクセスし、「今すぐ登録」をクリックします。デモコンテストページにアクセス手順2コンテストページが表示されるので、Titan FXの口座をまだ持っていない場合は、「登録」をクリックします。過去に開催されたデモトレードコンテストへ登録したことがある場合、手順4の要領でログインしましょう。手順3必要事項を入力し、利用規約・プライバシーポリシーに同意するにチェックを入れて、「サインアップする」をクリックします。番号項目名説明1名名前を入力します。2氏苗字を入力します。3Eメールコンテストポータルにログインする際のメールアドレスを登録します。4ユーザー名ランキングに表示されるユーザー名を登録します。5国お住まいの国・地域を選択します。6パスワードコンテストポータルにログインする際のパスワードを登録します。7パスワード再入力6で入力したパスワードをもう一度入力します。手順4ログイン画面が表示されるので、先ほど登録したメールアドレス・パスワードでログインします。手順5「 師走トレードコンテスト」の「登録」をクリックします。「登録」以外の項目からはコンテストのルールや賞品、順位を確認できます。手順6登録したメールアドレス宛に「参加コンテスト詳細」という件名のメールが届きます。コンテスト用デモ口座のサーバーや口座番号、パスワードが記載されているので確認しましょう。約定力に定評のあるTitan FXTitan FX(タイタンエフエックス)は、約定力や取引コストの低さから取引環境を重視するトレーダーの人気を集めています。口座タイプスタンダード口座マイクロ口座ブレード口座レバレッジスタンダード口座・ブレード口座:500倍マイクロ口座:1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:【CFD/貴金属】:【CFD/株価指数】:【CFD/エネルギー】:【CFD/仮想通貨】:【CFD/株式】:【CFD/ソフトコモディティ】:取引ツールMetaTrader 4(MT4)MetaTrader 5(MT5)サポート対応24時間対応(年中無休)なお、上記は2024年12月12日時点の情報です。Titan FXの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Titan FX(タイタンエフエックス)ブレード口座はTitan FXの中でも最もスプレッドが狭く、手数料も1ロットあたり3.5ドルと低めに設定されています。取引コストを抑えられるため、スキャルピングトレーダーはもちろん、FX上級者にも支持されています。海外FX業者によっては、取引額や口座残高に応じて最大レバレッジが変化する仕組みを採用している場合があります。ブレード口座のレバレッジは、証拠金・口座残高にかかわらず最大500倍です。そのため、資金が増えても高いレバレッジで取引を続けられます。初心者から既存ユーザーまで参加しやすいコンテスト今回開催される師走トレードコンテストではデモ口座を使って取引するので、万が一大きな損失を出したとしてもリアルマネーが失われるわけではありません。したがって、FXに興味があるものの取引すべきか迷っている人や初心者にも参加しやすいコンテストだといえます。各種条件を満たした上で、上位に入賞できれば賞金も贈呈されるので、賞金を使ってFXを始めることもできます。すでにTitan FX(タイタンエフエックス)を利用しているユーザーも、腕試しのために参加してみると良いでしょう。
MT4/MT5のウェブトレーダーの使い方!ブラウザだけでこんなにできる

MT4/MT5のウェブトレーダーの使い方!ブラウザだけでこんなにできる

update2024.12.18 19:00

MT4/MT5のウェブ版「ウェブトレーダー」は、事前のインストール不要で、Google Chromeなどのブラウザからそのまま開ける便利な取引ツールです。この記事では、MT4/MT5のウェブトレーダーをPCで操作する方法や、そもそもウェブトレーダーとは何かについて解説していきます。なお、スマホからウェブトレーダーを使う方法は、別記事で説明しています。参照:MT5ウェブトレーダー(MT5ウェブ版)をスマホで利用する方法目次[非表示]主要業者のMT4/MT5ウェブトレーダーのリンク一覧MT5ウェブトレーダーの使い方を5ステップで解説1. ブラウザで取引口座にログイン2. お好みの銘柄のチャートを表示3. チャートにインディケータを表示4. 新規注文でエントリー5. 決済や指値・逆指値注文の変更【便利】知っておくと役立つ機能MT4のウェブトレーダーの使い方を5ステップで解説1. ブラウザで取引口座にログイン2. お好みの銘柄をチャートに表示3. チャートにインディケータを追加4. 新規注文でエントリー5. 決済注文で手仕舞いそもそもウェブ版MT4/MT5「ウェブトレーダー」とは?ウェブトレーダーとWindows版の違いウェブトレーダーはこんなときに活躍!MT4/MT5のウェブトレーダーを使う際はここに注意!MT4版はスマホでは使いづらいログイン情報忘れには要注意!情報漏洩にも注意使い方を知っておけば緊急時も安心主要業者のMT4/MT5ウェブトレーダーのリンク一覧各FX業者のMT4/MT5ウェブトレーダーにアクセスするためのリンク一覧です。急遽ウェブトレーダーへアクセスしたい場合などにご活用ください。海外FX業者海外FX業者(エックスエムトレーディング)MT4MT5(エクスネス)MT4MT5(エイチエフエム)MT4MT5 LiveMT5 Demo(エフエックスジーティー)MT4MT5 Live 1MT5 Live 2MT5 Demo(タイタンエフエックス)MT4MT5 LiveMT5 Demo(エックスエス)MT4MT5(スリートレーダー)MT4対応なしXMTradingMT4MT5ExnessMT4MT5HFMMT4MT5 LiveMT5 DemoFXGTMT4MT5 Live 1MT5 Live 2MT5 DemoTitan FXMT4MT5 LiveMT5 DemoXS.comMT4MT5ThreeTrader(*1)MT4(*1)MT5は対応なし国内FX業者国内FX業者OANDA証券MT4MT5 LiveMT5 Demoフィリップ証券対応なしMT5FXTFMT4対応なし楽天証券MT4対応なしOANDA証券MT4MT5 LiveMT5 Demoフィリップ証券(*1)MT5FXTF(*2)MT4楽天証券(*2)MT4(*1)MT4は対応なし(*2)MT5は対応なしなお、MetaQuotes社が提供しているMT5ウェブトレーダーには、「https://web.metatrader.app/terminal」からアクセスできます。MT5ウェブトレーダーの使い方を5ステップで解説MT5のウェブトレーダーでは、次のようなさまざまな機能が利用できます。番号説明1口座の切り替えや表示言語の変更などが行えます。2チャートタイプの切り替えができます。3チャートにボリューム(出来高等)を表示できます。41分足から月足までの任意の時間足に切り替えられます。5新規注文を行えます。6チャートの拡大・縮小ができます。7インディケータを追加できます。8チャート上に経済イベントを表示できます。9銘柄一覧(気配値一覧)を表示できます。10チャート画面の保存、最大化ができます。11ライン等(オブジェクト)の描画や管理ができます。12板取引画面を表示できます。13トレードの状況や履歴などを表示できます。ここでは、基本的な機能を以下の5ステップで解説します。ブラウザで取引口座にログインお好みの銘柄をチャートに表示チャートにインディケータを表示新規注文でエントリー決済や指値・逆指値注文の変更なお、MT4のウェブトレーダーの使い方や、「そもそもウェブトレーダーとは?」といった概要は、記事後半で説明しています。ウェブ版MT4版の基本操作はこちらウェブトレーダーとは何かはこちら1. ブラウザで取引口座にログインMT5ウェブトレーダーにログインする方法を説明します。手順1取引業者の公式サイトからMT5ウェブトレーダーのページにアクセスします。XMTrading(エックスエムトレーディング)のようにサーバを選ぶ必要がある場合は、選択してから次の画面に進みます。手順2免責事項への同意が求められた場合は、内容を確認し「承認」ボタンをクリックしたのち、ログインIDとパスワードを入力します。入力ができたら「口座に接続」ボタンをクリックします。その場でデモ口座を作成できるMetaQuotes社が提供するデモ用口座は、「デモ口座を開設」タブに切り替えて、必要事項を入力すればその場で作成されます。ウェブトレーダーの操作をとりあえず試したいという場合は、この方法で口座を開設するのも一つの方法です。2. お好みの銘柄のチャートを表示MT5ウェブトレーダーでは、デフォルトではAUDCAD(豪ドル/カナダドル)のチャートが表示されますが、チャートに表示させる銘柄はお好みで変更可能です。ここではチャートに表示させる銘柄を切り替える方法を説明します。手順1画面右側に銘柄とプライスの一覧が表示されていない場合は、「気配値表示」アイコンをクリックします。手順2画面右側に気配値一覧が表示されます。お目当ての銘柄がすでに一覧の中にある場合は、その銘柄名をクリックしてチャートを切り替えます。手順3取引したい銘柄が一覧に表示されていない場合、検索バーに銘柄名を入力し、銘柄名をクリックします。すると、その銘柄のチャートが表示されます。検索した銘柄がよく確認する銘柄である場合は「+」アイコンをクリックして、気配値一覧に追加しておくと便利です。なお、検索欄のクリック後に表示されるカテゴリ一覧からも銘柄を探せます。3. チャートにインディケータを表示MT5ウェブトレーダーでインディケータを追加する方法を説明します。手順1インディケータを表示させたい場合は、「インディケータ」アイコンをクリックします。手順2上部のタブや右上にある検索機能を利用し、使いたいインディケータを探します。手順3使いたいインディケータが見つかったら、インディケータ名をクリックして設定を行います。設定ができたら「インディケータを追加する」ボタンをクリックします。英語名で表示される上記画像で選択している「Moving Average」とは、移動平均線のことです。インディケータ名が英語表記される点には注意してください。手順4追加済みのインディケータの設定変更や削除をしたい場合は、左側の「描画を管理」アイコンをクリックします。該当するインディケータにカーソルを合わせたのち、設定変更をしたい場合は「設定」アイコンを、削除をしたい場合は「✕」マークをクリックします。4. 新規注文でエントリーMT5のウェブトレーダーで新規の成行注文を行う方法と、新規の指値・逆指値注文を行う方法をそれぞれ説明します。手順1取引したい銘柄のチャートを表示させ、「新規注文」ボタンをクリックします。手順2成行注文を行う場合は、以下画像のように設定を行います。設定後、売り注文の場合は「Sell」、買い注文の場合は「Buy」をクリックします。番号説明1「成行注文」または「ストリーミング注文」を選びます。2取引量をロット単位で指定します。3ストップロス(損切り注文)も発注したい場合は、損切りを行いたい価格を入力します。4テイクプロフィット(利益確定注文)も発注したい場合は、利益確定を行いたい価格を入力します。5コメントを入力すると、取引履歴などにそのコメントが表示されます。ロットとは?ロットとは、FXでよく使用される取引量の単位です。ドル円などの為替通貨ペアの場合、海外FXでは「1ロット = 10万通貨」であることが一般的で、このとき、0.01ロットは1,000通貨に相当します。なお、上記画像の「2」の項目右上にある「1 000.00 USD」は、指定した取引量が、取引する通貨単位でいくらかを表しており、ロット設定に間違いがないかの確認に役立てられます。手順3指値注文、または逆指値注文を発注する場合は、以下画像のように設定を行います。設定後に「注文を出す」ボタンをクリックすると発注は完了します。番号説明1指値買いなら「Buy Limit」、指値売りなら「Sell Limit」、逆指値買いなら「Buy Stop」、逆指値売りなら「Buy Stop」を選びます。2取引量をロット単位で指定します。3取引を成立させたい価格を入力します。4ストップロス(損切り注文)も発注したい場合は、損切りを行いたい価格を入力します。5テイクプロフィット(利益確定注文)も発注したい場合は、利益確定を行いたい価格を入力します。6この注文の有効期限を選びます。GTCを指定すると、キャンセル処理をするまでずっと有効になります。7コメントを入力すると、取引履歴などにそのコメントが表示されます。指値注文と逆指値注文の違い指値注文と逆指値注文ではどちらも、「価格がここに到達したら取引したい」と、価格を指定して予約を入れます。ただし、「ここまで下がったら買いたい」が指値買い、「ここまで上がったら買いたい」が逆指値買いで、発想に違いがあります。5. 決済や指値・逆指値注文の変更ポジションを決済する方法や、まだ成立していない指値・逆指値注文を変更する方法を説明します。手順1画面左下の「トレード」アイコンをクリックし、保有ポジションとまだ成立していない指値・逆指値注文を表示します。ポジションに関する操作(決済や損切り注文の変更等)を行いたい場合は、該当するポジションをダブルクリックします。指値・逆指値注文に関する操作(取り消しや損切り注文の変更等)を行いたい場合は、該当する注文をダブルクリックしてください。手順2ポジションをダブルクリックした場合、次の画面が表示されます。決済をするには、決済したい数量を「ボリューム」欄で指定して、「Close」と書かれたボタンをクリックします。手順3保有ポジションのストップロス(損切り注文)やテイクプロフィット(利益確定注文)を新たに設定したり、変更したり、削除したりするには、「ストップロス」または「テイクプロフィット」の設定を変更し、「注文変更」をクリックします。まだ成立していない指値・逆指値注文の変更も、上記と同様の操作で行うことができます。【便利】知っておくと役立つ機能ここではMT5のウェブトレーダーに備わっている機能のうち、知っておくと便利なものとして次の2つを紹介します。ワンクリック注文掲載イベントの表示ワンクリック注文MT5のウェブトレーダーでも、ワンクリックで成行注文を発注することも可能です。取引タイミングがシビアになりやすい短期的な取引をしている人にとってはうれしい機能でしょう。新規注文を成行で行いたい場合は、「新規注文」アイコンの左隣りにあるアイコンをクリックします。その後、チャートの左上に表示されるパネルでロット数を指定すれば、あとは「SELL」ボタンまたは「BUY」ボタンをクリックするだけです。また、成行注文によるポジション決済もワンクリックで行えます。ワンクリックで決済注文を出すには、「トレード」アイコンを選択した状態で、次の画像のように「✕」をクリックします。免責事項への同意が必要ワンクリック取引を利用するには免責事項に同意しておく必要があります。同意済みのステータスになっていない場合、ワンクリックで注文が実行されませんのでご注意ください。同意はメニューの「ワンクリック取引」から可能で、ここにチェックマークがついているときは同意済みステータスとなります。経済イベントの表示MT5のウェブトレーダーでは「カレンダー」アイコンをクリックすることで、チャート上に経済イベントを表示させることができます。また、チャート下の国旗アイコンをクリックすれば、指標名や発表タイミング、市場予想、前回値などが確認できます。チャート上に指標を表示させることで、重要指標発表前にポジション調整を忘れるリスクが低くなります。また、経済イベントと値動きが簡単に照合できるので、過去チャートの検証にも役立ちます。ただし、指標名が英語で表示される点や、通常は日本時間で表示されない点にはご注意ください。当サイトMyforexでは日本語表記、日本時間の経済指標カレンダーを提供しており、馴染みのある表記を希望される場合は、ぜひこちらもお試しください。MT4のウェブトレーダーの使い方を5ステップで解説MT4のウェブトレーダーは、Windows版のMT4に近い操作性で利用することができます。そのため、Windows版のMT4を使っている人であれば、すぐに慣れることができるでしょう。ここではMT4のウェブトレーダーの使い方を、次の5つのステップに分けて簡易的に確認します。ブラウザで取引口座にログインお好みの銘柄をチャートに表示チャートにインディケータを追加新規注文でエントリー決済注文で手仕舞い1. ブラウザで取引口座にログイン取引業者の公式サイトからウェブトレーダーにアクセスし、ログインIDとパスワード、サーバを設定します。正しく設定したのちに「YES」をクリックすればログインすることができます。2. お好みの銘柄をチャートに表示お好みの銘柄のチャートを確認する方法を紹介します。手順1チャートの確認や取引を行いたい銘柄を探します。見つからない場合は、「通貨ペア」アイコンをクリックしましょう。表示された通貨ペアリストから銘柄を探し、「表示」ボタンをクリックして「✕」ボタンをクリックします。これにより銘柄リストの末尾に追加することができます。手順2 画面左側の気配値表示にて、表示したい銘柄を右クリックし「チャート表示」をクリックします。3. チャートにインディケータを追加MT4のウェブトレーダーでインディケータを利用する方法を説明します。手順1「挿入」ボタンをクリックし、「インディケータ」にマウスポインターを合わせて利用したいインディケータを探します。利用したいインディケータが見つかったらクリックします。手順2設定を行い「OK」ボタンをクリックすると、チャートにインディケータを適用することができます。4. 新規注文でエントリー新規の成行注文を行う方法と、指値・逆指値注文を行う方法を解説します。手順1新規注文の成行注文を行うには、「新規注文」ボタンをクリックして「成行注文」を選択します。その後、以下の画像のように設定し、売りの場合は「Sell by Market」、買いの場合は「Buy by Market」をクリックします。番号説明1銘柄を選びます。2取引量をロット単位で指定します。3決済逆指値注文(損切り注文)も発注したい場合は、損切りを行いたい価格を入力します。4決済指値注文(利益確定注文)も発注したい場合は、利益確定を行いたい価格を入力します。5コメントを入力すると、取引履歴などにそのコメントが表示されます。手順2新規の指値・逆指値注文を行うには、まず「新規注文」ボタンをクリックします。次に、「指値または逆指値注文」と「注文種別」、「価格」を先に入力します。その後は、以下の画像のように設定し「発注」ボタンをクリックします。番号説明1銘柄を選びます。2取引量をロット単位で指定します。3決済逆指値注文(損切り注文)も発注したい場合は、損切りを行いたい価格を入力します。4決済指値注文(利益確定注文)も発注したい場合は、利益確定を行いたい価格を入力します。5コメントを入力すると、取引履歴などにそのコメントが表示されます。6指値、または逆指値注文を成立させたい価格を入力します。5. 決済注文で手仕舞い保有ポジションの決済を行う手順を解説します。手順1ツールボックスウインドウで決済したい注文を右クリックし、「決済注文」を選びます。手順2数量を指定して「決済」ボタンをクリックすると、成行での決済注文を行うことができます。成行決済注文はワンクリックで行える該当するポジションの行で「✕」マークをクリックすれば、ワンクリックで成行決済注文を出すことができます。そもそもウェブ版MT4/MT5「ウェブトレーダー」とは?ウェブ版のMT4/MT5「ウェブトレーダー」は、ブラウザ版の取引プラットフォームです。Windows版やiOS版とは違ってインストールする必要がなく、Google Chromeなどのウェブブラウザを通じて直接アクセスし、取引やチャート分析が行えます。Windows、Mac、iOS、AndroidなどのさまざまなOSや、Google ChromeやSafariといった主要ブラウザに対応しており、普段利用していないパソコンやスマートフォンからもスムーズにアクセスしやすくなっています。ウェブトレーダーとWindows版の違いMT4/MT5のウェブトレーダーは、Windows版と比べると機能が少なくなっています。利用できる機能、利用できない機能について大まかに確認してみましょう。チャートについての機能リアルタイムのレート配信時間足の切り替え主要なライン等の描画主要なインディケータの利用カスタムインディケータの利用(Windows版のみ)チャートウインドウの複数表示(Windows版のみ)(*1)(*1)ブラウザで複数のウインドウを表示させれば、ウェブトレーダーでも複数のチャートウインドウを確認できます。取引についての機能残高、取引履歴の確認ワンクリック注文成行、指値、逆指値注文EAの利用(Windows版のみ)以上より、ウェブトレーダーにも基本的な機能は備わっていますが、高度な取引や分析をしたい人にとってはWindows版のほうが使いやすい可能性が高いでしょう。特に、カスタムインディケータやEAを利用して、独自のロジックでの分析や自動売買ができる点はWindows版の強みといえます。ウェブトレーダーはこんなときに活躍!Windows版と比べると機能が制限されるウェブトレーダーですが、次のようなシーンで活躍します。Mac版のアプリがうまく機能しないときいつも使っている端末が不調のときスペックの低いパソコンで利用したいときMac版のアプリがうまく機能しないとき前提として、MT4/MT5はmacOSにも対応していますが、もともとWindowsで正しく動くように作られたアプリケーションをMacでも利用できるような処理を行っている様子です。このため、Macでは文字化けが起こったりインディケータが正常に機能しなかったりと、不具合が生じるケースが少なくありません。Macの中にWindows環境を整える方法や、VPSを契約する方法など、有効とされている対策も存在しますが、これらの対策を講じるには別途費用がかかります。このような状況では、ウェブトレーダーが便利です。ウェブトレーダーは、インターネットブラウザを通じて直接アクセスできるため、ブラウザが使えるOSであれば、WindowsやmacOS、Linux以外のOSでも利用可能です。いつも使っている端末が不調のときウェブトレーダーは、いつも使っている端末が不調のときにも役立ちます。たとえば、PCが故障したときやスマホのバッテリーが切れたとき、外出中でスマホをうっかりわすれたときでも、他のデバイスから取引を続けることができ、取引のチャンスを逃さずに済みます。さらに、過去にはAppStoreでiOS版MT4/MT5の配信が禁止されたこともありましたが、このときは、スマホでウェブトレーダーを使えば取引を続けることができました。このように、ウェブトレーダーは緊急時に活用できる可能性があります。スペックの低いパソコンで利用したいときウェブトレーダーではPC版ほどの高い処理能力を求められないため、ブラウザが使えるパソコンであれば、低スペックなPCでも問題なく取引できるケースがあります。古いパソコンを使っている場合でも、ウェブトレーダーを利用することでスムーズに取引が行える場合、新しいパソコンを購入する必要がなく、コストを抑えることができます。Windows版の必要スペックは?なお、ダウンロード版のMT4/MT5の必要スペックとして、XMTradingが推奨しているMT5のシステム要件を参考にすることができます。OS: Microsoft Windows 10以上プロセッサー:最低4コアのCPURAM:8GBのRAMストレージ:50GB SSDPCのスペックに不安がある場合は、上記も参考にウェブトレーダーの利用を検討してみてください。MT4/MT5のウェブトレーダーを使う際はここに注意!ウェブトレーダーは便利ですが、以下のような注意点があります。MT4版はスマホでは使いづらいログイン情報忘れには要注意!情報漏洩にも注意MT4版はスマホでは使いづらいブラウザからアクセス可能なウェブトレーダーは、スマホから開くこともできます。MT5のウェブトレーダーはスマホでも操作がしやすい画面になっていますが、MT4のウェブトレーダーはスマホで使うことが想定されてないと思われます。XMTrading(エックスエムトレーディング)のMT4ウェブトレーダーは、以下のように横画面にしてもうまくスクロールすることができず、使えるとはいえない状況でした。利用するFXブローカーによっても使い勝手は変わり、たとえば、XS.com(エックスエス)のMT4ウェブトレーダーでは画面のスクロールがある程度は可能で、横画面にすることで保有ポジションの状況の確認はできそうでした。しかし、使いづらい点には変わりありません。間違ってエントリーをしてしまったり、スクロールしようと画面を指で下方向に引っ張った結果、画面の更新をしてしまったりと誤操作のリスクが高く、スマホ端末でのMT4ウェブトレーダーの利用は現実的ではありません。ログイン情報忘れには要注意!ウェブトレーダーを利用する際にも、ログインが必要です。普段Windows版を使用している場合、一度口座にログインすると次回起動時には自動的にログインされるため、パスワードを覚えていない人が大半ではないでしょうか。しかし、緊急時に普段とは違うPCやスマホ端末でウェブトレーダーにログインする場合、ブラウザにはPC版のMT4/MT5のパスワードは保存されていません。そのため、ログイン情報(IDやパスワード、サーバ情報)をしっかり管理しておくことが重要です。ブラウザに情報を保存するとスムーズにウェブトレーダーを使うことが想定される端末があらかじめわかっている場合、緊急時に備えて一度ログインしておくのもよいかもしれません。ブラウザにログイン情報を保存しておくことで、2回目以降はスムーズにログインできるようになります。ただし、サーバ情報は毎回選択しなければならない場合もあるため、サーバ情報だけは覚えておくと便利でしょう。情報漏洩にも注意ウェブトレーダーは緊急時の手段として利用されるケースが想定されますが、公共のWi-Fiを利用してウェブトレーダーを使う際などは注意が必要です。ウェブトレーダーは「SSL暗号化」という技術を使用して安全な取引環境を提供します。しかし、公共のWi-Fiを使うと通信が傍受されるリスクがあるため、どうしても利用しなければいけない場合は「VPN」というサービスを使うなど、対策を施すことが推奨されます。ただし、VPNの準備には時間がかかることがあります。また、通信品質や暗号化についての信頼性が高いVPNサービスは有料であることが多いため、スマホのテザリングを利用してするのも一つの方法です。共有PCを使う際は履歴の削除もお忘れなくまた、ブラウザに履歴が残るため、共有のパソコンを使用した際には、ログインIDやパスワードの履歴を削除することが重要です。たとえば、これはあまり推奨されないケースですがインターネットカフェのパソコンを使用して取引を行った場合、取引後にブラウザの履歴を確認し、ログイン情報が残っていないかをチェックする必要があります。ログイン情報が残っていると、後から使う人にログイン情報が見られてしまうかもしれません。そのため必ず削除しておきましょう。セキュリティ設定を確認したほうが安心さらに、共有パソコンを使用する際には、セキュリティソフトが適切に作動しているかを確認することも重要です。ウイルス対策ソフトが最新の状態に更新されているか、「ファイアウォール」という仕組みが有効になっているかをチェックします。これにより、共有パソコンがウィルスや外部からの不正アクセスから保護されているかどうかがわかります。保護されていないパソコンは、ウイルスに感染してログイン情報を悪意ある第三者に送信することがあります。また外部からアクセスして容易にログイン情報を盗み見ることもできてしまいます。取引の安全性を確保するためにも、セキュリティを確認することは重要です。いざというときに備え、時間のあるときに上記の確認方法を調べておくのもよいでしょう。使い方を知っておけば緊急時も安心MT4/MT5のウェブトレーダーはWindows版と比べると機能が制限されているものの、ブラウザが利用できる端末であれば利用できるので、不具合が起こった際の代用手段として有用です。特に、Mac版のMT4/MT5がうまく機能しないケースでは重宝する場合がありそうです。そのほか、緊急時の利用を想定することもできます。緊急で利用する場合にはセキュリティ面にも注意する必要がありますが、適切な対応を講じることで、機会損失の防止につながる可能性が十分にあります。
Vantage Tradingが年末ミリオンジャンボ2024を開催

Vantage Tradingが年末ミリオンジャンボ2024を開催

update2024.12.17 20:00

海外FX業者のVantage Tradingでは、2024年12月9日〜2025年1月31日まで、1年を締めくくるトレード大会「年末ミリオンジャンボ2024」を開催しています。本大会は、利益率と利益額の2部門で競い合うトレード大会で、総額1億円の賞金が用意されています。各2部門の優勝者には1,000万円の賞金が贈られるほか、100位までに入賞することで、賞金を獲得できるチャンスがあります。この記事では、トレード大会の概要や参加条件、賞金について詳しくご紹介します。年末の豪華トレード大会で腕試しをしたいトレーダーの方は、この機会にチャレンジしてみるとよいでしょう。目次[非表示]年末ミリオンジャンボ2024トレード大会の概要トレード大会への参加方法利益率(ROI)と利益額(USD)の2つの部門についてトレード大会の賞金テーブルトレード大会の注意事項Vantage Tradingは豪華なボーナスキャンペーンと約定力が高い初心者・少額でも入賞を狙えるコンテスト年末ミリオンジャンボ2024トレード大会の概要Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)が開催中の年末ミリオンジャンボ2024は、全ユーザーが対象のキャンペーンです。詳しい内容は以下の通りです。キャンペーン名年末ミリオンジャンボ2024キャンペーン開催期間2024年12月9日 午前7時 ~ 2025年1月31日 午後11時59分エントリー期間1次(終了):2024年11月26日 午後2時 ~ 12月5日 午後11時59分2次:2024年12月9日 午後4時 ~ 12月22日 午後11時59分参加条件・ 参加口座に$500(約75,000円)以上の現金資金・1人につき2口座までエントリーが可能参加方法1. 参加口座に$500(75,000円)を用意2. エントリーフォームの入力3. エントリー完了競技部門利益率(ROI)部門利益額(USD)部門賞金額各部門1位に1,000万円の賞金入賞範囲各部門の上位100名まで(100位は10,000円)対象口座スタンダード口座ECN口座プレミアム口座注意事項・デモ口座では参加不可・クレジットは必要最低資金に含まれない・2口座で参加の場合はそれぞれ別のニックネームを設定する必要がある本キャンペーンは、2024年12月9日〜 2025年1月31日の期間で開催される、利益率(ROI)部門と利益額(USD)部門の2つのカテゴリーで競い合う、Vantage公式のトレード大会です。先日行われた、年末ミリオンジャンボ賞金プール増額大作戦により、賞金総額は1億円と決定されました。本大会は各部門で1位を獲得したトレーダーには1,000万円の賞金が贈られるなど、非常に豪華な内容となっています。さらに、入賞者は上位100名まで広がっており、多くの参加者全員に賞金獲得のチャンスがあります。また、ゾロ目賞やブービー賞といったユニークな特別賞が設定されており、初心者からベテランまで幅広いトレーダーが楽しめる仕組みです。トレード大会への参加方法トレード大会へ参加は簡単で、参加口座に$500(約75,000円)の資金を用意し、エントリーフォームに入力するだけです。さらに、1次エントリーを完了した方には、特典として大会終了後に$50のクレジットがプレゼントされる点も魅力的となっています。新規ユーザーの場合、以下の手順でトレード大会にエントリーします。手順1まずはVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)で、アカウントを作成します。本大会に参加するには、本人確認まで完了させている必要があります。本人確認には少々時間がかかる場合があるため、早めに済ませておきましょう。既に口座を開設している場合は、手順2の手続きを進めましょう。口座開設はこちらから手順2トレード大会への参加には、エントリーする口座に最低でも $500(約75,000円) の現金残高が必要です。この際、クレジットボーナスは残高条件に含まれません。なお、1次エントリーと2次エントリーで確認のタイミングが異なるため、注意しましょう。1次エントリー(終了):2024年12月9日 午前7時時点で$500以上の現金残高が必要2次エントリー:2024年12月26日 午前7時時点で$500以上の現金残高が必要。エントリーフォームの入力前に、口座残高がエントリー条件を満たしているかを確認し、必要に応じて入金しましょう。手順3続いてVantage Tradingの公式サイトにアクセスし、エントリーフォームに必要な情報を入力します。フォームには、ニックネームと口座ID、Vantageに登録済みのユーザーIDとパスワードを入力しましょう。ニックネームは全角で入力し、他の参加者と重複しないものを選んでください。本大会へは2つの口座でエントリーが可能ですが、同一のニックネームで2口座のエントリーはできないため、それぞれでニックネームを設定しましょう。手順4エントリーフォームの入力が完了したら、大会へのエントリーが完了です。参加が確定したら、12月9日からトレードを開始できます。2次エントリーの場合は、2024年12月26日(木)からトレードを開始できます。エントリー状況の確認や、大会の暫定順位に関する最新情報は公式サイトからチェックしてください。利益率(ROI)と利益額(USD)の2つの部門について「年末ミリオンジャンボ2024」では、利益率(ROI)と利益額(USD)の2つの部門が設けられています。それぞれの特徴は以下の通りです。部門利益率(ROI)部門利益額(USD)部門詳細元本に対し、トレードでどれだけ利益を出せたかを競う部門。トレードで稼いだ利益額を競う部門。入賞枠トップ110名トップ110名1位賞金1,000万円1,000万円詳細利益率(ROI)部門利益額(USD)部門元本に対し、トレードでどれだけ利益を出せたかを競う部門。トレードで稼いだ利益額を競う部門。入賞枠利益率(ROI)部門利益額(USD)部門トップ110名トップ110名1位賞金利益率(ROI)部門利益額(USD)部門1,000万円1,000万円利益率(ROI)部門では、元本に対して何パーセント増えたかを競う部門です。例えば元本1万円に対し、2万円の利益を出すと、利益率(ROI)は200%となり、このROIで順位を競います。利益率で順位が決定されるため、少額資金でも効率よく利益を上げることで上位を狙えるのが利益率部門の特徴です。一方、利益額(USD)部門は、シンプルに「どれだけの金額を稼いだか」で競います。利益額部門では、元本が大きければ大きいほど、わずかな利益率でも高い利益額を稼げます。そのため、豊富な資金を用意できる方にとって魅力的な部門です。それぞれの部門には異なる戦略が求められるため、自分のトレードスタイルや資金に合わせた戦略でトレードしましょう。1つの口座で両部門にランクイン可能!今回の大会では、1つの口座で利益率(ROI)部門と利益額(USD)部門の両方にランクインすることが可能です。そのため、豊富な資金を用意でき、かつ高い利益率を狙える自信がある方は、両部門でランクインを狙えるかもしれません。資金力に自信がない方は、利益率(ROI)部門のランクインに目標を限定して立ち回るなど、資金力やトレードスキルに適した戦略を立てましょう。トレード大会の賞金テーブル利益率(ROI)部門と利益額(USD)部門の賞金額は、どちらも同じです。具体的な賞金テーブルは以下の通りです。順位賞金1位¥10,000,0002位¥6,000,0003位¥4,000,0004位¥2,500,0005位¥2,000,0006位¥1,800,0007位¥1,500,0008位¥1,400,0009位¥1,200,00010位¥1,000,00011-20位¥700,00021-30位¥500,00031-40位¥250,00041-50位¥150,00051-60位¥100,00061-70位¥60,00071-80位¥30,00081-100位¥10,000特別賞999位までのゾロ目賞 ¥50,000ブービー賞 ¥50,000各部門でトップ3にはそれぞれ1,000万円、600万円、400万円の賞金が用意されています。さらに、4位以下も高額賞金が続き、60位までが10万円以上を獲得できるチャンスがあります。また、上位入賞者以外にも、ゾロ目賞やブービー賞などの特別賞が設けられているため、あきらめずに最後まで挑戦しましょう。トレード大会の注意事項「年末ミリオンジャンボ2024」に参加する際には、以下の注意事項をしっかり確認しておきましょう。大会に参加するには、エントリー時点で口座に最低$500(約75,000円)の現金残高が必要です。クレジット(ボーナス)は残高条件には含まれません。同じトレーダーが2部門の賞金を同時に受け取ることはできません。最も高い順位の結果が適用されます。賞金を受け取るためには、本人確認(KYC)の完了が必要です。これらの注意事項を守りながら、トレード大会を楽しんでください。Vantage Tradingは豪華なボーナスキャンペーンと約定力が高いVantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)は、豪華なボーナスキャンペーンと約定力の高さから徐々に利用者が増えている海外FX業者です。口座タイスタンダード口座ECN口座プレミアム口座取扱銘柄【FX/通貨ペア】:61【CFD/貴金属】:10【CFD/株価指数】:29【CFD/エネルギー】:10【CFD/仮想通貨】:55【CFD/コモディティ】:14【CFD/ETF】:57【CFD/債権】:7【CFD/株式】:760最大レバレッジ2,000倍(プレミアム口座のみ)ボーナス最大120%入金ボーナス(最大150万円)金利13%!Vプレミアム預金Vantage Tradingリワード取引ツールMetaTrader4(MT4)MetaTrader5(MT5)Pro TraderVantage Tradingアプリ日本語サポートメール・チャットによる日本語対応メール:午前9時00分~ 午前 0:00(日本時間)チャット:(平日)午前9時00分~ 午前 0時00分(日本時間)なお、上記は2024年10月15日時点の情報です。最大で2,000倍のレバレッジが適用されるため、少ない資金でも効率的な取引が可能です。現状では国内での知名度はそれほど高くはないものの、約定力が高い、スプレッドが狭いなど、ユーザーから高い評価を得ています。特に日経225やビットコインなどのスプレッドは狭いという評判が見つかります。Vantage Tradingならスキャルピングやデイトレードをしたい方でも、安心して利用できるでしょう。初心者・少額でも入賞を狙えるコンテスト年末ミリオンジャンボ2024は、少額資金でも入賞を狙いやすい利益率(ROI)部門と豊富な資金を活かせる利益額(USD)部門の2つのカテゴリーで競い合うVantage Trading公式のトレード大会です。総賞金額は1億円で、1位には1,000万円もの賞金が用意されている、非常に豪華な内容となっています。入賞は100位までが対象となっているため、初心者でも賞金を獲得できるチャンスが広がっています。ゾロ目賞やブービー賞などの特別賞もあり、最後まで楽しみながら挑戦できるでしょう。2024年の終わりに、高額賞金を目指してみてみてはいかがでしょうか。
TON(トンコイン)に対応したウォレットとは?ウォレットの種類や特徴・注意点を解説

TON(トンコイン)に対応したウォレットとは?ウォレットの種類や特徴・注意点を解説

update2024.12.17 19:30

TON(トンコイン)は、メッセージングアプリ「テレグラム」のコミュニティによって開発されたレイヤー1ブロックチェーン「The Open Network(TON)」のネイティブトークンです。昨今、仮想通貨(暗号資産)TONに対応する多数のウォレットが登場しており、注目を集めています。当記事では、TON対応の仮想通貨ウォレットでできることや特徴、注意点などを解説します。目次[非表示]仮想通貨TONとは?テレグラム内で簡単に利用できるTONの価格推移と時価総額TONウォレットの種類TONウォレットでできることスワップステーキングJettonsの管理NFTの管理DApps(分散型アプリケーション)への接続TON対応の主なソフトウェアウォレットTonkeeperWalletCrypto BotTrust WalletTON対応の主なハードウェアウォレットLedgerTangemSafePalTONウォレットの注意点シードーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキングニーズに合ったTONウォレットを仮想通貨TONとは?画像引用:TONTON(トンコイン)は、レイヤー1ブロックチェーン「The Open Network(TON)」のネイティブトークンです。テレグラムのコミュニティによって開発されました。テレグラムは、2013年にロシア人プログラマーによって開発された、高い匿名性と機密性が特徴のメッセージングアプリです。世界中に10億人近い月間アクティブユーザーを持ち、仮想通貨(暗号資産)コミュニティでも広く利用されています。テレグラム内で簡単に利用できるTONは、テレグラムにウォレットを接続すると簡単に送受信できます。テレグラムのユーザー同士であれば、TONの送金に手数料はかかりません。また、テレグラムをDAppsに接続し、さまざまな取引を行うこともできます。テレグラムのユーザーにとっては、TONは非常に利便性の高い仮想通貨といえるでしょう。TONの価格推移と時価総額画像引用:CoinMarketCap当記事執筆時点(2024年12月10日)で、TONの価格は900円近辺を推移しています。過去最高値は、2024年7月につけた1309円です。時価総額は150億ドルを超え、全仮想通貨の中で13位と上位に位置しています。また、TONブロックチェーンのアカウント数は、執筆時点(2024年12月10日)で1億2千万件を超えています。過去6か月で約280%の伸びを記録しており、注目度の高さがうかがえるでしょう。TONウォレットの種類執筆時点(2024年12月10日)で、TONの公式サイト上で紹介されているTON対応ウォレットは21種類です。仮想通貨(暗号資産)のウォレットは、以下の2つに大別できます。ソフトウェアウォレットハードウェアウォレットソフトウェアウォレットは、PCやスマートフォンなどインターネットに接続されたデバイスで利用できるウォレットです。メジャーなウォレットであるメタマスクもソフトウェアウォレットに分類されます。利便性は高いものの、ハッキング被害のリスクなどがあります。ハードウェアウォレットは、専用のハードウェアデバイスによって、仮想通貨(暗号資産)の秘密鍵を保管するウォレットです。ハードウェアウォレットはインターネットから切り離されているためセキュリティが高い反面、仮想通貨を動かすたびにデバイスが必要となり、利便性に欠けるという弱点があります。TONウォレットでできることTONウォレットには、TONの保管や送金・受取のほかにも、以下の機能があります。スワップステーキングJettonsの管理NFTの管理DApps(分散型アプリケーション)への接続なお、すべてのウォレットがこれらの機能に対応しているとは限りません。ウォレットごとの対応機能は、それぞれの公式サイトをご参照ください。スワップTONをはじめとした仮想通貨(暗号資産)を、ウォレットに保管したまま別の仮想通貨にスワップ(交換)できる機能です。交換のために取引所へ送金して売買する手間が省けます。価格変動のタイミングを見極めてスワップすることで、利益を得られることもあります。ステーキングTONをはじめとした仮想通貨をステーキングして、報酬を得られる機能です。TONを長期保有する場合には、ウォレット上でステーキングしておくだけでTONを増やすことが可能です。Jettonsの管理多くのTONウォレットでは、Jettonsの管理機能を備えています。Jettonsとは、TONブロックチェーン上で発行されるトークンのことです。イーサリアムブロックチェーンのERC-20やBNBブロックチェーンのBEP-20などに相当します。代表的なJettonsとして、NOTやJETTON、REDOなどが挙げられます。NFTの管理TONウォレットの中には、NFTを管理できるものもあります。所有しているNFTの閲覧ができるほか、ウォレットによってNFTの購入や受け取り、ミント(発行)なども可能です。DApps(分散型アプリケーション)への接続TONウォレットの中には、DAppsのサイトにアクセスし、そのままDAppsにウォレットを接続できるものもあります。ブラウザから各サイトにアクセスしてウォレットを接続する必要がなく、DAppsを頻繁に利用するユーザーにとっては利便性の高い機能です。TON対応の主なソフトウェアウォレットまずは、TONに対応するソフトウェアウォレットの中から、主な4つのウォレットの特徴を紹介します。TonkeeperWalletCrypto BotTrust WalletTonkeeper画像引用:TonkeeperTonkeeper(トンキーパー)は、TONブロックチェーンに対応した仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。iOS・Android向けのスマートフォンアプリのほか、PC向けのデスクトップアプリやブラウザ拡張機能が提供されています。TON公式サイトにて「初心者向けウォレット」の1つとして紹介されているように、シンプルで使いやすいウォレットです。仮想通貨の保管や送受信、売買に加えて、スワップやステーキング、DApps連携など幅広い機能を備えています。Wallet画像引用:WalletWallet(ウォレット)は、テレグラム内で使用できる仮想通貨ウォレットです。Walletでは、TON・USDT・NOT(ノットコイン)などの保管や売買はもちろん、テレグラムのチャットで簡単に送信することもできます。テレグラムユーザー間の送信手数料は無料です。また、TON Spaceでは、TONやNFT、Jettonsトークンの送受信や保管、サードパーティ機能へのアクセス機能を提供しています。Crypto Bot画像引用:Crypto BotCrypto Bot(クリプトボット)は、テレグラム内で使用できる仮想通貨ウォレットです。Crypto Botでは、TONだけでなく、BTC・ETH・BNB・USDT・USDCなどの仮想通貨にも対応しています。テレグラムのチャット上で、受け取り相手のアドレスを入力せずに仮想通貨を送信できるCheck機能や、仮想通貨での支払いを要求できるInvoice機能などを備えています。Trust Wallet画像引用:Trust WalletTrust Wallet(トラストウォレット)は、2017年に誕生し、1億4千万人以上のユーザーに利用されている仮想通貨ウォレットです。iOS・AndroidのモバイルアプリとGoogle Chromeのブラウザ拡張機能が利用できます。Trust Walletは、The Open Network(TON)だけでなく、ビットコインやイーサリアム、ソラナなど100以上のブロックチェーンを利用可能です。Trust Walletでは、TONの売買やスワップは行えますが、ステーキングやDApps(分散型アプリ)接続はできません。Trust WalletはTON特化のウォレットではないものの、長年にわたり数多くのユーザーに利用されているため安心感があります。TON対応の主なハードウェアウォレット続いて、TONに対応するハードウェアウォレットの中から、主な3つのウォレットの特徴を紹介します。LedgerTangemSafePalLedger画像引用:LedgerLedger(レジャー)は、世界中で広く利用される人気のハードウェアウォレットです。TONに加えて、BTCやETHなど5,500種類以上の仮想通貨(暗号資産)に対応しています。LedgerではTONの送受信や保管はもちろん、クレジットカードやPayPal経由でのTONの購入や、他の仮想通貨とのスワップも可能です。取引には毎回Ledgerデバイスが必須になるため、セキュリティレベルを高く保てます。高いセキュリティを求める方やTONを長期保有する方は、ハードウェアウォレットのLedgerは有効な選択肢の1つになるでしょう。Tangem画像引用:TangemTangem(タンジェム)は、クレジットカードサイズのカード型ハードウェアウォレットです。サムスンと共同開発した認証チップが搭載されており、執筆時点(2024年12月10日)で製造された約200万枚のうち、1枚もハッキングされたことがありません。TangemではTONに加え、BTCやETHなど数千種類以上の仮想通貨に対応しています。スマートフォンにカードをタップするだけで購入や送信、運用、スワップなどを簡単に行えるため、初心者にも使いやすいウォレットです。ハードウェアウォレットのセキュリティと使いやすさの両方を追求する方は、Tangemをチェックしてみると良いでしょう。SafePal画像引用:SafePalSafePal(セーフパル)は、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの両方に対応し、用途によって使い分けられるウォレットです。SafePalは2022年よりThe Open Network(TON)に対応しており、ハードウェアウォレットの中で最初にTONをサポートしました。TONのほかにBTCやETHなど数千種類の仮想通貨に対応しています。SafePalでは、TONの保管やスワップが可能ですが、SafePal上での購入はできません。ハードウェアウォレットのセキュリティとソフトウェアウォレットの利便性の両方を享受したい方は、SafePalを検討すると良いでしょう。TONウォレットの注意点TONウォレットに限らず、仮想通貨(暗号資産)ウォレットを利用する際には以下の点に注意が必要です。シードフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキングシードーフレーズの紛失・漏洩TONウォレットは、保有する仮想通貨を自分で管理するセルフカストディのウォレットです。ウォレット作成時に生成されるシードフレーズを紛失すると、二度とウォレット内の仮想通貨にアクセスできなくなります。銀行や取引所のパスワードとは異なり、シードフレーズは誰にも復元することができません。また、第三者にシードフレーズが漏えいすると仮想通貨が盗まれてしまいます。フィッシングサイトにシードフレーズを入力したり、SNSでの詐欺に引っかかったりして仮想通貨を失う事件は後を絶ちません。ウォレットのシードフレーズの取り扱いには細心の注意を払いましょう。ウォレットの不具合やハッキングThe Opne Network(TON)は比較的新しいプロジェクトであり、TONウォレットも同様です。メタマスクなどに比べると利用実績に乏しいため、不具合が発生したり、セキュリティホールを突かれたりするかもしれません。ハードウェアウォレットを利用している場合、秘密鍵はデバイスに保管されているため、遠隔からウォレットにアクセスされることはありません。しかしその場合でも、シードフレーズを漏らしてしまうと仮想通貨が盗まれまる可能性があるため、注意しましょう。TONウォレットの利用を検討する際は、十分なリサーチを行った上で少額からスタートするとリスクを抑えられるでしょう。ニーズに合ったTONウォレットをTONウォレットには、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの2種類があります。それぞれに特徴がありますが、おおまかにはセキュリティを重視するならハードウェアウォレットを、利便性を重視するならソフトウェアウォレットがおすすめです。The Open Network(TON)は比較的新しいブロックチェーンであるため、ウォレット選びは慎重に行う必要があります。情報収集には、利用するウォレットの公式X(旧Twitter)やテレグラムをチェックして、運営状況やユーザーの声をチェックすると良いでしょう。
Bybitからコインチェックに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについても解説

Bybitからコインチェックに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについても解説

update2024.12.17 19:00

日本の仮想通貨(暗号資産)ユーザーの間でも、Bybit(バイビット)は人気の海外取引所の一つです。Bybitにある仮想通貨を日本円にしたい場合、Bybitから国内取引所に送金して日本円に交換するのが一般的でしょう。そこでMyforex編集部では、実際にBybitから国内取引所のコインチェック(Coincheck)に仮想通貨を送金してみました。送金してみた感想は、Bybitからの送金自体は簡単なものの、コインチェック側での手続きなど対応に注意すべきものがある、というものでした。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順や送金手数料、おすすめの送金通貨などを紹介します。目次[非表示]Bybitからコインチェックへの送金の前にこれをチェック!どの通貨で送金するのがおすすめ?仮想通貨の送金に関する注意点BybitからコインチェックにPCで送金してみたBybitからコインチェックにスマホで送金してみたBybitからコインチェックに送金してみた感想コインチェックへの送金が反映されない?コインチェックには問題なく送金可能Bybitからコインチェックへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、実際にBybit(バイビット)からコインチェックに仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を解説する前に、送金に適した通貨や事前に知っておきたい注意点を紹介します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちらどの通貨で送金するのがおすすめ?Bybitからコインチェックに送金する際、どの仮想通貨を使って送金すればよいか気になる方も多いでしょう。送金時に確認しておきたいポイントとして、送金手数料・最低送金額・送金時間などが挙げられます。以下は、Bybitが取り扱う主要銘柄の送金手数料・最低送金額をまとめたものです(コインチェックで入金できる銘柄に限定)。主要銘柄の送金手数料主要銘柄の送金手数料通貨送金手数料(*1)チェーンタイプBTC(ビットコイン)0.000139 BTC(約2,100円)BTCETH(イーサリアム)0.0015 ETH(約870円)ERC20XRP(リップル)0.25 XRP(約86円)XRPAVAX(アバランチ)0.004 AVAX(約30円)AVAX C-ChainSHIB(シバイヌ)20,000 SHIB(約95円)ERC20DOT(ポルカドット)0.1 DOT (約155円)DOTLINK(チェーンリンク)0.3 LINK(約1,070円)ERC20MATIC(ポリゴン)0.2 MATIC(約20円)Polygon PoSBTC(ビットコイン)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.000139 BTC(約2,100円)BTCETH(イーサリアム)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.0015 ETH(約870円)ERC20XRP(リップル)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.25 XRP(約86円)XRPAVAX(アバランチ)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.004 AVAX(約30円)AVAX C-ChainSHIB(シバイヌ)送金手数料(*1)チェーンタイプ20,000 SHIB(約95円)ERC20DOT(ポルカドット)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.1 DOT (約155円)DOTLINK(チェーンリンク)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.3 LINK(約1,070円)ERC20MATIC(ポリゴン)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.2 MATIC(約20円)Polygon PoS(*1)2024年12月5日時点の送金手数料、日本円換算額を記載しています。主要銘柄の最低送金額主要銘柄の最低送金額通貨最低送金額(*1)チェーンタイプBTC(ビットコイン)0.0013 BTC(約20,000円)BTCETH(イーサリアム)0.0015 ETH(約870円)ERC20XRP(リップル)20 XRP(約6,900円)XRPAVAX(アバランチ)0.004 AVAX(約30円)AVAX C-ChainSHIB(シバイヌ)20,000 SHIB(約95円)ERC20DOT(ポルカドット)1.5 DOT(約2,300円)DOTLINK(チェーンリンク)0.3 LINK(約1,070円)ERC20MATIC(ポリゴン)0.4 MATIC(約40円)Polygon PoSBTC(ビットコイン)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.0013 BTC(約20,000円)BTCETH(イーサリアム)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.0015 ETH(約870円)ERC20XRP(リップル)送金手数料(*1)チェーンタイプ20 XRP(約6,900円)XRPAVAX(アバランチ)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.004 AVAX(約30円)AVAX C-ChainSHIB(シバイヌ)送金手数料(*1)チェーンタイプ20,000 SHIB(約95円)ERC20DOT(ポルカドット)送金手数料(*1)チェーンタイプ1.5 DOT(約2,300円)DOTLINK(チェーンリンク)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.3 LINK(約1,070円)ERC20MATIC(ポリゴン)送金手数料(*1)チェーンタイプ0.4 MATIC(約40円)Polygon PoS(*1)2024年12月5日時点の最低送金額、日本円換算額を記載しています。表から分かるように、仮想通貨の種類によって送金手数料や最低送金額は大きく異なります。送金によく利用されるXRP(リップル)に関しては、送金手数料が0.25 XRP(約86円)と低めに設定されています。また、XRPは送金時間が速い特徴があり、利用できるブロックチェーンが一つであることから、送金ミスも起こりづらいといえます。 最低送金額は20 XRP(約6,900円)とそこまで低くありませんが、時価総額4位の仮想通貨であるため、取引の流動性も高い特徴があります(2024年12月5日時点)。そのため、送金したXRPを日本円に交換する際、不利なレートで約定しにくいなど、総合的にメリットが大きいと考えました。以上のことから、Myforex編集部では、XRPを使ってBybitからコインチェックに送金してみました。なお、今回はXRPを使用しましたが、送金手数料・最低送金額のいずれも低く設定されているAVAXやMATICも選択肢となってくるでしょう。仮想通貨の送金に関する注意点仮想通貨を送金する前に、以下の注意事項についても抑えておきましょう。トラベルルールを確認するアドレスやネットワークの入力ミスに注意するトラベルルールを確認する仮想通貨を送金する際には、トラベルルールの対応状況について確認が必要です。トラベルルールに関して、Bybitからコインチェックには問題なく送金できます。コインチェックは公式サイトにてBybit間での送金・受取が可能である旨を記載しています。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。トラベルルールの対応状況によっては、取引所間での直接の送金・受取ができず、メタマスクなどの個人ウォレットを経由しなければいけないケースがあります。しかし、Bybitからコインチェックには直接送金ができるため、今回は直接XRPを送金してみました。アドレスやネットワークの入力ミスに注意する仮想通貨の送金時には、アドレスの入力ミスには十分注意してください。また、XRPなどの通貨を送金する場合は、アドレスに加え、宛先タグと呼ばれる数字を入力しなければいけないケースがあります。その他、送金する際には利用するブロックチェーンを選択する必要もあります。もし、アドレスや宛先タグ、利用チェーン選択に入力ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、特にアドレスや宛先タグは手入力ではなく、コピー&ペーストで入力するのがよいでしょう。初めての送金で少しでも不安がある場合は、まず少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。BybitからコインチェックにPCで送金してみたBybit(バイビット)からコインチェックにPCで送金してみた手順を紹介します。前述の通り、今回はコストや送金速度などに優れたXRP(リップル)を使って送金してみました。手順1まず、XRPを受け取るコインチェック側のウォレットアドレス・宛先タグを確認します。コインチェックの公式ページにアクセスし、「暗号資産の受取」を選択します。手順2通貨の選択画面に移動するので、通貨一覧の中から受け取りたい仮想通貨(暗号資産)を選択します。今回は「Ripple」をクリックします。赤文字で注意事項が表示されるので、必ず目を通しておきましょう。XRPの受取に関して、「宛先タグ」が必要なこと、「XRPネットワーク」にのみ対応していることが説明されています。また、注意事項の下にコインチェックの入金用アドレスと宛先タグが表示されます。この画面を開いたまま、Bybitに移動しましょう。手順3以下のリンクをクリックし、Bybitの公式ページにアクセスします。Bybitの公式ページへ手順4Bybitにアクセスした後、右上のユーザーアイコンにカーソルを当てると、主な機能のショートカットが表示されます。こちらから「出金」を選択してください。手順5出金ページに移動するので、入力フォームに沿って「通貨」「ウォレットアドレス」「Tag/Memo」などを入力します。手順2で表示させたコインチェックのアドレス・宛先タグを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。全ての項目を入力できたら、「確定」をクリックしてください。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。番号項目説明1通貨送金する通貨を選択します。今回は「XRP」を選択します。2ウォレットアドレス送金先のアドレスを入力します。今回は手順2で表示させたコインチェックの「アドレス」を入力します。3チェーンタイプ送金に使用するブロックチェーンを選択します。今回は「XRP」を選択します。4Tag/Memo送金先の宛先タグを入力します。今回は手順2で表示させたコインチェックの「宛先タグ」を入力します。5数量送金したい通貨の数量を入力します。出金前に資産振替が必要Bybitで仮想通貨を出金する場合、出金する通貨を「資金調達アカウント」に資産振替しておく必要があります。「資産概要」のページで「振替」アイコン(両矢印)をクリックすると、資産振替を行えます。 手順6送金内容が表示されるので、確認して問題がなければ「提出」をクリックします。手順7セキュリティ認証画面に移行するので、メールの認証コード、Google認証コードをそれぞれ入力します。双方の認証コードを入力したら、「次のステップ」をクリックします。手順8以下の画面が表示されたら、出金申請は完了となります。しばらくすると、コインチェックから「送金元情報登録」の開示請求が来るので、そちらを入力してください。入力情報の確認が済むと、入金が反映されます。今回Myforex編集部で送金してみたところ、Bybitで送金手続きを完了してから、約5分程度でコインチェックに着金しました。Bybitからコインチェックにスマホで送金してみたBybit(バイビット)からコインチェックにスマホアプリで送金してみた手順を紹介します。PCと同様に、今回はXRP(リップル)をコインチェックに送金してみました。手順1まず、XRPを受け取るコインチェック側のウォレットアドレス・宛先タグを確認します。コインチェックアプリを開き、「ウォレット」をタップします。手順2「取引アカウント」をタップしてください。手順3今回はXRPを受け取るので、「XRP」をタップします。手順4「受取」をタップします。手順5画面が切り替わり、赤文字で注意事項が表示されるので、必ず目を通しておきましょう。XRPの受取に関して、「宛先タグ」が必要なこと、「XRPネットワーク」にのみ対応していることが説明されています。内容を確認できたら、「アドレスを作成」をタップします。手順6「アドレスを作成」をタップすると、コインチェックの入金用アドレスと宛先タグが表示されます。打ち間違いを防ぐため、入力する際はその都度コピー&ペーストで対応するようにしましょう。入金に必要な情報が揃ったので、コインチェックアプリを起動したまま、Bybitアプリに移動してください。手順7Bybitアプリを起動し、画面右下にある「資産」をタップします。手順8「出金」をタップします。手順9ここでは送金する通貨を選択します。今回はXRPを送金するので、検索窓で検索するなどして「XRP」を選択してください。なお、すでに「資金調達アカウント」にXRPを保有している場合は、「ゼロ残高非表示」のチェックボックスをタップすると、簡単にXRPを表示できます。出金前に資産振替が必要Bybitで仮想通貨を出金する場合、出金する通貨を「資金調達アカウント」に資産振替しておく必要があります。「マイ資産」のページで「振替」をタップすると、資産振替を行えます。手順10出金ページに移動するので、入力フォームに沿って「通貨」「アドレス」「Tag/Memo」などを入力します。手順6で表示させたコインチェックのアドレス・宛先タグを確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。全ての項目を入力できたら、「出金」をタップしてください。番号項目説明1通貨送金する通貨を選択します。今回は「XRP」を選択します。2アドレス送金先のアドレスを入力します。今回は手順6で表示させたコインチェックの「アドレス」を入力します。3ネットワーク送金に使用するブロックチェーンを選択します。今回は「XRP」を選択します。4Tag/Memo送金先の宛先タグを入力します。今回は手順6で表示させたコインチェックの「宛先タグ」を入力します。5金額送金したい通貨の数量を入力します。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順11送金内容が表示されるので、確認して問題がなければ「確定」をタップします。手順12セキュリティ認証画面に移行するので、メールの認証コード、Google認証コードをそれぞれ入力します。双方の認証コードを入力したら、「はい」をタップします。手順13以下の画面が表示されたら、出金申請は完了となります。しばらくすると、コインチェックから「送金元情報登録」の開示請求が来るので、そちらを入力してください。入力情報の確認が済むと、入金が反映されます。今回Myforex編集部で送金してみたところ、Bybitで送金手続きを完了してから、約5分程度でコインチェックに着金しました。Bybitからコインチェックに送金してみた感想Bybitはサービスが多様であるため、その分送金ページに至るまでがやや分かりにくい印象を受けました。ただ、送金の手続き自体はシンプルなので、慣れてしまえば簡単に送金できると感じます。今回行ったXRP(リップル)の送金も、5分程度で完了するなどスムーズでした。ただし、国内取引所ではあまりない「アカウント間の資産振替」という手続きを忘れがちになりそうです。例えば、Bybitで仮想通貨(暗号資産)の現物取引やデリバティブ取引を行うには、「統合取引アカウント」に資産振替をして取引する必要があります。また、Bybitから出金する場合は、その出金したい仮想通貨を「資金調達アカウント」に振替しなければいけません。このように、利用用途に応じてアカウントを使い分ける点には注意が必要だと思いました。コインチェックへの送金が反映されない?X(旧Twitter)では、Bybitやコインチェックでの送金に関する複数の投稿が見られます。中には、「コインチェックに送金したにも関わらず、入金が反映されない」といった旨の声も確認できました。入金が反映されない原因として、「送金元情報登録」を入力できていないことが挙げられるかもしれません。コインチェックでは、ユーザーの仮想通貨入金が外為法(外国為替及び外国貿易法)における規制対象取引に該当しているかどうか、取引の都度確認しています。コインチェックに入金を行った際は、以下のようにメールなどで情報開示の連絡が来るので、忘れずに情報登録を行いましょう。この情報登録をしない限り、入金は反映されないため注意してください。コインチェックには問題なく送金可能今回はBybit(バイビット)からコインチェックに、PC・スマホそれぞれから送金してみました。PC・スマホアプリの使い方に大きな差はなかったので、普段使い慣れている端末から送金することをおすすめします。今回は送金手段として一般的なXRP(リップル)でレビューしましたが、よりコスト面を重視したい方は、AVAX(アバランチ)やMATIC(ポリゴン)などで送金することを検討してもよいかもしれません。また、Bybitからコインチェックへの送金に関わらず、取引所間で送金をする際は、必ずトラベルルールの対応状況も確認するようにしましょう。

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