作成日
:2025.03.27
2025.03.27 16:48
「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、人気漫画「キャプテン翼」のIPを活用したWeb3ゲームです。TelegramとLINEのアプリ上で提供されており、シンプルな操作でプレイできる特徴を持っています。
2025年4月には、独自トークン「JOHN(ジョン)」のエアドロップが予定されており、SNSでも注目を集めています。本記事では、JOHNトークンやキャプテン翼-RIVALS- Mini Appの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appが公式X(旧Twitter)にて、2025年4月にJOHNトークンのエアドロップを予定していると発表しました。JOHNは既存の「キャプテン翼-RIVALS-」のトークンとは異なり、Mini Appエコシステムの中核を担うトークンになっていくと推測されます。
画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App
JOHNはゲームの進化とともにユーティリティが拡張され、保有者には今後リリースされるゲームでのエアドロップ権利が得られるなど、長期保有を促進する設計になっています。今後、エコシステムの成長を支える重要な役割を担っていくと考えられるでしょう。
すでにリリースされている「キャプテン翼-RIVALS-」では、TSUGT(ツバサガバナンストークン)とTSUBASAUT(ツバサユーティリティトークン)という2つのトークンが発行されています。
TSUGTは「キャプテン翼-RIVALS-」のガバナンストークンで、国内取引所のBITPOINT(ビットポイント)に上場しています。TSUBASAUTは、ゲーム内で使用されるユーティリティトークンです。
JOHNはMini App版トークンとして新たに発行されるものであり、当記事執筆時点(2025年3月24日)ではこれら既存トークンと直接的な関連性はないと考えられます。
JOHNの総発行枚数は10億JOHNに設定されています。当記事執筆現在(2025年3月24日)、具体的なトークン配分やロックアップ期間などは公開されていませんが、エアドロップに関する情報は明らかになっています。
JOHNのエアドロップは、「ノーマルプール」と「アドバンスプール」という2種類のプールから獲得でき、ユーザーのゲーム内活動に応じて配分が決まる仕組みです。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、人気漫画「キャプテン翼」とWeb3を融合した次世代のフットボールゲームです。Telegram、LINEという日常的に使われるプラットフォーム上で提供されています。
画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App
専用アプリなどのインストールが不要となっており、TelegramやLINEのアカウントさえあればプレイ可能です。Web3ゲームのマスアダプション(大衆化)を目指したプロジェクトとして注目を集めています。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、選手や施設を強化するシンプルなカジュアルゲームです。
タップやフレンド招待でボールを集め、そのボールを使って選手カードや施設カードを解放・強化し、チームのランクを上げていきます。難易度の高いカードを解放することでゲームの進行がスムーズになり、より強力なチームを構築できます。
また、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは「ソシャダプ(Social Dapps)」という新しい形のゲームと位置づけられており、ユーザーが自然にWeb3の世界に触れられる環境を提供するとしています。
現在のWeb3ゲーム市場は、単体のゲームでユーザーを集めるのが難しく、従来のゲーム市場にリーチできていません。しかし、TelegramやLINEなど巨大なユーザーを持つプラットフォームを活用することで、多くのユーザーに届く可能性があります。「ソシャダプ」はこういったプラットフォームの力を活用した、新しい形のゲームとして提唱されています。
当記事執筆現在(2025年3月24日)、キャプテン翼-RIVALS- Mini AppはTelegramとLINEの2つのプラットフォームで提供されています。
Telegram版は2024年9月にリリースされ、約800万人のユーザーを獲得しています。また、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が主催するBNBチェーンのピッチイベントにも採択されるなど、高い評価を受けています。
LINE版は2025年1月にリリースし、LINE Mini Dappsのフューチャータイトルとして採択されました。日本語・英語・タイ語・繁体字に対応しており、すでに140万人のユーザーを獲得するなど、順調にユーザーベースを拡大しています。
「キャプテン翼-RIVALS-」は、2023年1月にリリースされたブロックチェーンゲームです。Polygonブロックチェーン上で提供されており、ユーザーはNFTとして発行される原作のキャラクターを獲得して育成し、プレイヤー同士での対戦(PvP)などを楽しめます。
画像引用:キャプテン翼-RIVALS-
一方、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、選手や施設を強化するシンプルなカジュアルゲームです。TelegramやLINE上で提供されており、インストール不要・シンプルな操作・直感的なプレイを重視した設計で、Web3ゲームの入門としての役割も担っています。
X(旧Twitter)上では、JOHNトークンに関する様々なユーザーの声が見られます。特に多かったのは、近々実施されるエアドロップに関連する投稿です。
多くのJOHNトークンを獲得するためには、ガチャを回してNFTを獲得することが重要です(詳細は後述)。Xでは、実際に課金してガチャを回してみた体験談を投稿するユーザーなどが確認できました。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appでは、ゲームを楽しみながら報酬のJOHNトークンを獲得できる「Play-to-Airdrop」モデルを採用しています。ゲームで遊ぶことでWeb3の価値を実感でき、Web2ゲーマーがWeb3の世界に違和感なく入れるよう設計されています。
JOHNのエアドロップは、「ノーマルプール」と「アドバンスプール」という2つのプールから獲得できます。
画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App
ノーマルプールでは、日々のゲームプレイに応じてJOHNのエアドロップ数量が決定されます。エアドロップ数量を決める要素は順次公開されるとのことですが、エコシステム拡大に貢献したユーザーに多くのトークンが配分される仕組みになっています。
一方、アドバンスプールは課金ユーザー向けのプールです。ゲーム内で課金してガチャを回したりすると、aJOHNという活動量を表すポイントのようなものを獲得できます。この獲得したaJOHNの量に比例して、ユーザーにJOHNがエアドロップされます。
アドバンスプールのエアドロ数量を決めるaJOHNですが、以下の3つの方法で獲得できます。
RCコイン(ゲーム内通貨)を購入してガチャを回し、NFTキャラクターを獲得することでaJOHNが得られます。キャラクターのレア度が高いほど、より多くのaJOHNを獲得できます。
ガチャは「10連」から回すことができ、10連ガチャの価格は5,000 RCコイン(5,000円)です。
上記のガチャによって獲得したaJOHNの量をもとに、ゲーム内でのランクが決まります。そのランクに応じて、ユーザーにはボーナスのaJOHNが配布されます。
ランクを決めるaJOHNの量は、ガチャで獲得したaJOHNの量で競われます(ボーナスで獲得したaJOHNは含まれない)。つまり、より多くのガチャを回したユーザーが優遇される仕組みになっていると考えられます。
特定のミッションをクリアすることでaJOHNを獲得できます。今後、ミッションの内容は追加・変更される可能性があります。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appの将来性を、以下の3点から考察します。
画像引用:PR TIMES
2025年3月10日、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appを開発するMint Town社は、元サッカー日本代表の本田圭佑氏が設立したファンド「X&KSK」をリード投資家として、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。この調達により、同社の累計調達額は約20億円に達しています。
本田氏は、日本発のWeb3ゲームが世界で戦える可能性を信じていると言及し、今後の展開に大きな期待を寄せているようです。調達した資金は、キャプテン翼-RIVALS- Mini Appのマーケティング強化や、JOHNを活用した戦略施策に充てられる予定です。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、多くの有力企業・プロジェクトとパートナーシップを結んでいます。
画像引用:キャプテン翼-RIVALS- Mini App
開発企業のMint Town社は、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が運営するBNBチェーンのアクセラレーションプログラムに採択されており、大手取引所との関係構築を進めています。また、OKX VenturesやAnimoca Brandsなどの著名な投資家からも支援を受けています。
さらに、LINE NEXTとは、LINEメッセンジャーを基盤としたミニDappポータルのローンチタイトルとして採択される形でパートナーシップを結んでいます。これにより、LINEの巨大なユーザーベースへのアクセスが可能になりました。
これらの強力なパートナーシップを通じて、グローバル展開も視野に入れた成長戦略を描いていると考えられます。
今後のロードマップは、以下のように計画されています。
時期 | 詳細 |
---|---|
2025年4〜6月 | ・JOHNのエアドロップを開始 |
2025年7〜9月 |
・既存ゲームキャラデータからのNFT生成
・PvE(プレイヤー対コンピューター)モードの導入
・NFTマーケットプレイスの導入
|
2025年10〜12月 |
・PvP(プレイヤー対プレイヤー)モードの導入
・ARENAモードの導入
|
2026年1〜3月 | ・GvG(グループ対グループ)モードの導入 |
時期 | 詳細 |
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2025年4〜6月 | ・JOHNのエアドロップを開始 |
2025年7〜9月 |
・既存ゲームキャラデータからのNFT生成
・PvE(プレイヤー対コンピューター)モードの導入
・NFTマーケットプレイスの導入
|
2025年10〜12月 |
・PvP(プレイヤー対プレイヤー)モードの導入
・ARENAモードの導入
|
2026年1〜3月 | ・GvG(グループ対グループ)モードの導入 |
これらのアップデートによって、より本格的なWeb3ゲームへと進化していくものと考えられます。PvPやGvGといった対戦要素の導入は、プレイヤー間の交流やコミュニティ形成を促進することが期待されます。
キャプテン翼-RIVALS- Mini Appは、LINEなどの身近なプラットフォームを活用し、Web3ゲームの大衆化を目指すプロジェクトです。有力投資家による支援やキャプテン翼のIPを活かすことで、「ソシャダプ」の先駆者として業界の未来を切り拓いていくかもしれません。
作成日
:2025.03.27
最終更新
:2025.03.27
フリーランスのWebライター。ブロックチェーンがもたらす非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・ブロックチェーンゲームなどweb3のジャンルにしぼって記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験を活かし、暗号資産の投資情報をできる限りわかりやすくお届けします。
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