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FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果

FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果

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New update 2025.03.28 15:20
FXONのスプレッドは狭い?他社との比較で分かった意外な結果

update 2025.03.28 15:20

Myforex編集部では、2025年1月から正式にサービス提供を開始した新興の海外FX業者FXON(エフエックスオン)のスプレッドについて調査しました。

調査した結果、特にビットコインのスプレッドが取引条件が優秀とされている他社と比べても安定して低い水準であることが分かりました。またEURUSDやGBPUSDなどのドルストレート銘柄のスプレッドも優秀な水準でした。

今回の記事では、FXONで提供されているあらゆる銘柄についてスプレッドを調査した上で、どの銘柄だとコストをどれだけ抑えられるのかも含めて確認していきます。

FXONのリアルタイムスプレッド一覧

FXON(エフエックスオン)を含む各FX業者のリアルタイムスプレッドは、Myforexのスプレッド比較ツールでご覧いただけます。

銘柄ごとのリアルタイムの数値が把握できるほか、期間別や各市場別など、条件で絞ってスプレッド情報を確認できます。

リアルタイムスプレッド比較ツールの使い方 リアルタイムスプレッド比較ツールの使い方

さらに最大5社のスプレッドを比較したグラフを表示することができるので、取引でかかるコストを調査する上でご活用いただけます。

リアルタイムスプレッド比較ツールのグラフ表示 リアルタイムスプレッド比較ツールのグラフ表示

FXONでスプレッドが優秀な銘柄はこれ!

FXON(エフエックスオン)で特にスプレッドが狭い銘柄をご紹介します。データはMyforexのスプレッド比較ツールを使用し、以下の口座タイプを対象としています。

  • FXON(Elite口座)
  • Exness(Pro口座)
  • FXGT(Pro口座)
  • XMTrading(KIWAMI極口座)
  • Titan FX(Blade口座)

【Sランク】かなり狭い!!

FXONでは数多くの銘柄が提供されていますが、その中でもビットコインのスプレッドの狭さと安定性には目を見張るものがあります。

BTCUSD

2025年3月14日18時時点におけるスプレッドを比較したところ、5社の中でFXONが一番狭いことが分かりました。

FXONのBTC/USDのスプレッドを比較 FXONのBTC/USDのスプレッドを比較

XMTrading(エックスエムトレーディング)で1ロット取引をする場合と比べると、FXONの方が約32pips(45pips-13pips)、つまり約4,800円(32pips×150円)安いという計算になります。

またTitan FX(タイタンエフエックス)やFXGT(エフエックスジーティー)を見て分かるように、時間によってスプレッドが上下することも珍しくない銘柄ですが、FXONは安定感も優れており12.6pips〜13.5pipsの間で推移しています。

FXONにおけるBTCUSDのリアルタイム情報は、以下から確認することができます。

BTCJPY

BTCUSDのスプレッドが優秀であったことから、同期間におけるBTCJPYのスプレッドも調査してみました。

FXONのBTC/JPYのスプレッドを比較 FXONのBTC/JPYのスプレッドを比較

5社の中で一番スプレッドが狭かったのはExness(エクスネス)でしたが、FXONも大差はなく、そのコスト差は1ロットの取引で800円程度(5.3pips×150円)です。

しかしExnessではニューヨーク市場閉場から日本市場寄り付きまでスプレッドが安定しない様子で、特に日本時間6時〜7時はスプレッドの変動が激しいことが分かります。したがって、円建てに関してもビットコインの取引で安定して狭いコストを求めるならFXONが最適だといえます。

【Aランク】優秀

FXONではビットコインのスプレッドが優秀だということが分かりましたが、その他のメジャーな取引銘柄についても他社に引けをとらない水準でした。

EURUSD

2025年3月20日11時時点におけるスプレッドは、Exnessに次ぐ0.6〜0.7pipsという狭いスプレッドで安定しています。

FXONのEUR/USDのスプレッドを比較 FXONのEUR/USDのスプレッドを比較

XMTradingでは1.1〜1.3pipsなのでFXONの方が0.4pipsほど安く、1ロットの取引だと600円(0.4pips×0.0001×10万通貨×150円)のコストを抑えた取引が可能です。

GBPUSD

同期間において、GBPUSDも0.8〜1.1pipsと狭い値で安定しています。

FXONのGBP/USDのスプレッドを比較 FXONのGBP/USDのスプレッドを比較

こちらもXMTradingと比較すると、1ロット当たり900円(0.6pips×0.0001×10万通貨×150円)のコストを抑えて取引できる結果となりました。

DJIUSD

次に株価指数についても調査してみました。するとDJIUSD(ダウ平均株価)のスプレッドについて、FXONが他の4社に比べて狭く安定していることが分かりました。

FXONのDJI/USDのスプレッドを比較 FXONのDJI/USDのスプレッドを比較

さらに各社のスプレッドが狭くなりやすいニューヨーク市場の時間帯では、1.0pipsとさらに狭い水準となっています。この数値は、株価指数のスプレッドが比較的狭いことで知られているXMTradingと比較しても1/4(1.0pips÷4.0pips)となっています。

【Bランク】まあまあ狭い

他社と比べて特別スプレッドが狭いという訳ではありませんが、広くはなく、かつ安定性が高い銘柄もピックアップしました。

ETHUSD

FXONではビットコインのスプレッドは優秀であったものの、ETHUSDの平均スプレッドは2.8pipsとExnessやFXGTに劣ります。ただし安定性は高く、仮想通貨(暗号資産)銘柄の取引では安定したコストを期待できることが分かります。

FXONのETH/USDのスプレッドを比較 FXONのETH/USDのスプレッドを比較

ETHJPY

ETHJPYのデータからも、ビットコインと同じくイーサリアムでもFXONではスプレッドの安定性が高いことが分かります。

FXONのETH/JPYスプレッドを比較 FXONのETH/JPYスプレッドを比較

ETHJPYを取り扱っている海外FX業者が少ないことからも、海外FX業者でETHJPYを取引したい方にとってFXONの利用を検討する価値は十分にあるといえます。

USDJPY

2025年3月20日11時時点においては、約0.6pipsで安定しているExnessを除く各社で差がほとんどないという結果でした。ただしスプレッドの安定感には差があります。スプレッドが拡大しやすい早朝の時間帯において、FXONのスプレッドは他社と比べて大きくは広がっていないことが分かります。

FXONのUSD/JPYスプレッドを比較 FXONのUSD/JPYスプレッドを比較

したがってFX通貨ペアの王道であるドル円についても、安定性の面で他社よりもFXONが優れていると言えます。

AUDUSD

AUDUSDは、スプレッドが狭く設定されている業者とあまり狭く設定されていない業者で二分されやすい通貨ペアです。同期間の結果をみると、FXONはスプレッドが狭く設定されている業者に分類されることが分かります。

FXONのAUD/USDスプレッドを比較 FXONのAUD/USDスプレッドを比較

ここまでの内容を踏まえると、ビットコインのスプレッドの狭さを重視するならFXON、主要通貨ペアのスプレッドを最小限に抑えたいならExnessが適しています。スプレッドの広さはある程度許容し、ボーナスも活用したい場合はXMTradingが選択肢となります。

fxon exn xem
fxon exn xem

FXONが提供する他の銘柄のスプレッドも他社と比較

さきほど紹介できなかった銘柄のスプレッドに関しても、比較結果をカテゴリー別にまとめました。なお、以下は2025年3月15日〜3月20日にかけて取得したデータをもとに作成しています。

メジャー通貨ペア

EURJPY

FXON(エフエックスオン)とExness(エクスネス)、Titan FX(タイタンエフエックス)のスプレッドが1.2〜1.5pipsと狭く、FXGT(エフエックスジーティー)とXMTrading(エックスエムトレーディング)が広めになっています。

FXONのEUR/JPYスプレッド FXONのEUR/JPYスプレッド

GBPJPY

GBPJPYについても、FXONとExnessのスプレッドが1.3〜1.8pips程度と狭い傾向にあることが分かりました。

FXONのGBP/JPYスプレッド FXONのGBP/JPYスプレッド

FXONとExness、Titan FXのスプレッドが狭い3社の間では、スプレッドの変動のタイミングによって有利な業者が入れ替わっているので優劣はつけられません。

マイナー通貨ペア・エキゾチック通貨ペア

AUDJPY

FXONとExness、Titan FXで1.3〜1.5pipsと比較的狭い水準で提供されています。それに対しFXGTは2.0pips程度、XMTradingは2.5pipsとやや広めです。

FXONのAUD/JPYスプレッド FXONのAUD/JPYスプレッド

USDTRY

次にエキゾチック通貨ペアであるUSDTRYの比較です。高金利銘柄として人気の高いトルコリラでもFXONのスプレッドが比較的狭くなっていることが分かります。

FXONのUSD/TRYスプレッド FXONのUSD/TRYスプレッド

TRYJPY

海外FXにおいて取り扱いが少ないTRYJPYでも低スプレッドでの取引環境が用意されています。拡大・縮小は多少するものの、その取引コストの低さは国内業者である楽天証券をもしのぐ程です。

FXONのTRY/JPYスプレッド FXONのTRY/JPYスプレッド

FXONはロンドン市場からNY市場の時間帯で2.3pips程度、対して楽天証券は6.8pipsとなっており、1ロット当たり4,500円(4.5pips×0.01×10万通貨)もの差があります。

貴金属CFD銘柄

XAUUSD

CFD取引でも人気が高いXAUUSDについては、Exnessを除く各社でスプレッドの変動が激しめですが、中でもFXONの変動幅は大きいです。ただし一部時間帯ではスプレッドが狭くなる傾向にあります。

FXONのXAU/USDスプレッド FXONのXAU/USDスプレッド

XAGUSD

FXONではFXGTやTitan FXと同様の平均0.2pipsという狭いスプレッドが提供されています。グラフを見ると、スプレッドが0.1pipsになっている時間帯はFXONが最も多いことから中でもFXONが優秀だと言えるでしょう。

FXONのXAG/USDスプレッド FXONのXAG/USDスプレッド

その他CFD銘柄

SPXUSD

先ほどの調査結果では、DJIUSDのスプレッドについて、FXONが他の4社に比べて狭く安定していました。しかしSPXUSDについてはExness、XMTradingに次ぎ3番目とやや広くなっています。

FXONのSPX/USDスプレッド FXONのSPX/USDスプレッド

NIKJPY

NIKJPYについても時折狭くなるものの、平均スプレッドだけみるとFXONが最も広くなっています。

FXONのNIK/JPYスプレッド FXONのNIK/JPYスプレッド

同じ株価指数CFD銘柄であっても、スプレッドの特徴に違いがあるという点は覚えておいた方が良いかもしれません。

WTIUSD

Exnessのスプレッドが最も狭く、XMTrading、FXON、Titan FX、FXGTと続きます。平均スプレッドではFXONよりXMTradingの方が優れていますが、XMTradingは変動幅が大きく、最大値もXMTradingの方が大きい状況です。

FXONのWTI/USDスプレッド FXONのWTI/USDスプレッド

調査結果から分かるFXONのスプレッドの特徴

今回、Myforex編集部であらゆる銘柄のスプレッドを調査した結果、FXONのスプレッドには以下のような特徴があることが分かりました。

  • スプレッド重視ならエリート口座一択
  • スプレッドが広がる時間帯はあるが安定もしている

スプレッド重視ならエリート口座一択

FXONでは、スタンダード口座とエリート口座という2種類の口座タイプが用意されていますが、スプレッドを重視するのであればエリート口座がおすすめです。なお、以降は2025年3月15日時点のデータです。

スプレッドが拡大しやすい早朝を除くと、スタンダード口座におけるUSDJPYのスプレッドは1.8〜2.0pips、1ロット当たり1,800円〜2,000円です。それに対してエリート口座では手数料とスプレッドを合わせて1ロット当たり1,100円〜1,200円と、500円以上の差があります。

FXONのUSD/JPYスプレッドを比較 FXONのUSD/JPYスプレッドを比較

EURUSDについてはトータルコストに約600円(0.4pips×0.0001×10万通貨×150円)の差があり、さらにエリート口座の方がスプレッドが安定していることが分かります。

FXONのEUR/USDスプレッドを比較 FXONのEUR/USDスプレッドを比較

またXAUUSDについてはスプレッドの変動はあるものの、変動幅やタイミングは同じなので常に約750円(0.5pips×150円×10)のコスト差が発生しています。

FXONのXAU/USDスプレッドを比較 FXONのXAU/USDスプレッドを比較

このようにエリート口座で取引手数料がかかるFX通貨ペアや貴金属CFD銘柄であってもエリート口座の方がコストが安い状況です。さらにスタンダード口座ではMT4を利用ができないということもあるので、取引条件にこだわるのであればエリート口座一択だといえます。

point 固定スプレッドと変動スプレッド

固定スプレッドを採用している業者が多い国内FXと違い、多くの海外FXでは変動スプレッドが採用されています。一見、固定スプレッドの方がスプレッドが不安定である変動スプレッドよりも有利に戦えそうではありますが、それは違います。

変動スプレッドであっても、経済指標の発表前後や早朝など相場が不安定になりやすい時間帯を避けてトレードすれば変動の影響をあまり感じず有利に戦えます。また固定スプレッドを謳っている業者であっても、経済指標発表時や早朝はスプレッドが広がる傾向にあることも忘れてはなりません。

スプレッドが広がる時間帯はあるが安定もしている

変動スプレッド制を採用している海外FX業者では良くみられる傾向ですが、FXONでも例外なく早朝はスプレッドが広がりやすい傾向にあることが分かりました。

ドル円のスプレッドについて確認してみると、口座タイプにかかわらず午前6時〜8時にかけてスプレッドが顕著に拡大する傾向にあることが見て取れます。

FXONのドル円の早朝スプレッド FXONのドル円の早朝スプレッド

ただし、他の業者と違ってFXONでは経済指標発表時にスプレッドが拡大しづらいという特徴があります。以下は、米国2月消費者物価指数の発表時点におけるスプレッドの推移状況です。発表時間である22時30分のスプレッドに注目してみるとスプレッドがそれほど大きく拡大していません。

FXONの経済指標発表時のスプレッドを比較 FXONの経済指標発表時のスプレッドを比較

調査結果より、FXONは特にスプレッドの安定性に優れていることが分かりました。安定性に加えて、最大レバレッジ1,000倍、ストップレベルゼロの取引環境を活かせばスキャルピングなどの高頻度取引でも有利に戦える業者と言えるでしょう。

FXONは高い信頼性と安定感が特徴

FXON(エフエックスオン)は、優れた取引環境とカスタマーサポート体制を備えたトレーダーに安心感を与えてくれる海外FX業者です。

口座タイプ
スタンダード口座
エリート口座
取扱銘柄
【FX/通貨ペア】:71
【CFD/貴金属】:6
【CFD/株価指数】:12
【CFD/エネルギー】:3
【CFD/仮想通貨】:25
【CFD/株式】:104
最大レバレッジ 1,000倍
取引ツール
MetaTrader 4(MT4)
MetaTrader 5(MT5)
日本語サポート
お問い合わせフォーム:24時間年中無休
チャット:午前8時00分~ 午後5時00分(日本時間)

なお、上記は2025年3月19日時点の情報です。

FXONの最新情報に関しては以下をご参照ください。

ここまで紹介してきたスプレッドの狭さと安定性に加えて、ストップレベル0という条件もスキャルピングをする際はとても役立つので、幅広いトレード戦略に活かすことができます。

またホームぺージにて、スリッページ比率や平均約定スピードなど約定率に関する情報が公開されており、透明性も確保されていると言えるでしょう。

さらに充実した日本語サポートに加え、マーケット分析やメディアでトレードに役立つ情報が提供されているなど、初心者の方も安心してトレードに取り組める体制も用意されています。

スプレッド比較ツールでリアルタイムの情報を知る

FXON(エフエックスオン)では、あらゆる銘柄で安定したスプレッドが提供されており、特にビットコインやドルストレートなど、需要の高い銘柄での水準が優れています。

経済指標時の変動も少ないので、早朝に拡大傾向にあることさえ気を付ければ、スプレッドの変動をあまり気にせずトレードできる環境が整っているといえます。

安定した取引を続けるためには、取引コストに関する情報を日々収集することは欠かせません。FXONで新たな銘柄を取引する際など、今回用いたスプレッド比較ツールを使って定期的に情報を集めていきましょう。


Date

作成日

2025.03.28

Update

最終更新

2025.03.28

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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