Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

【EA開発者向け】REAL TRADEの使い方|使ってわかった限界から考える別ルート

【EA開発者向け】REAL TRADEの使い方|使ってわかった限界から考える別ルート

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
New update 2026.02.25 14:43
【EA開発者向け】REAL TRADEの使い方|使ってわかった限界から考える別ルート

update 2026.02.25 14:43

EAの実績を見せられるサービスはいくつかありますが、代表的なものとして挙げられるのが、「ゴゴジャン」の販売ページと親和性が高い「REAL TRADE(リアルトレード)」です。

ただ実際に使ってみると、上手く表示されなかったり、反映までのタイムラグやグラフの仕様で運用状況が判断しづらかったり、VPS負荷につながりやすい挙動が見られたり、疑問に感じる場面もあるでしょう。そこで本記事では、画面例を交えながらREAL TRADEの使い方と、EA開発者が押さえておきたい独自仕様を分かりやすく解説します。

あわせて、海外FX環境での実績公開という観点では相性が良い新興サービス、Myforexの「ポートフォリオ」も取り上げ、REAL TRADEとの違いを比較しました。用途に合わせて、納得感のある「成績公開の見せ方」を選ぶための参考にしてください。

REAL TRADEとは?日本語対応のフォワード分析サービス

REAL TRADE(リアルトレード)とは、株式会社ゴゴジャン(GogoJungle)が2020年1月から提供を開始したサービスです。MT4/MT5口座と連携するだけで、取引状況を自動で集計し、グラフやカレンダー形式などの見やすい形で「リアルに口座資金がどう動いたか」を分析できます。

サービス名

REAL TRADE(リアルトレード)

提供会社

株式会社ゴゴジャン(GogoJungle)

提供開始日

2020年1月

利用料金

無料(GogoJungleの会員登録のみ)

対応プラットフォーム

MT4/MT5

REAL TRADEでできること

・取引履歴を分析して可視化する
・EAや手法ごとで運用実績を分析・公開する
・ブログやSNSに連携をして運用実績を公開する
・他ユーザーの運用実績を見たり、ウォッチリストで追ったりできる

icon

REAL TRADEの特徴

MT4/MT5口座と連携するだけで取引履歴を自動収集し、フォワード成績をグラフや分析画面として公開・共有できる無料サービス。

以前は、「みんなのMT4」という名称でサービスが提供されており、主にMT4口座を使った実際の相場におけるフォワードテスト(デモフォワード・リアルフォワード)の分析・公開に重きを置かれていました。

REAL TRADEでも同様のサービスを展開している点は共通です。その上でマジックナンバーに連携したり、専用のブログパーツを自身のブログ上に掲載して運用実績を公開できたり、カレンダーなどの形でEAの運用状況をより分かりやすく表示できるようになったりと機能が強化されています。

EA開発者としてロジックやテスト結果を追求していると忘れがちですが、ユーザーに対して「公開しているEAは期待値のあるものだ」とアピールしやすくするための営業ツールとしても役立つのがREAL TRADEの特徴です。

point REAL TRADEの類似サービス

REAL TRADE以外にも、EAの実績を分析・公開できるサービスとして「Myfxbook」やMyforexの「ポートフォリオ」があります。Myfxbookは国内外で定番で、世界中のトレーダーが利用する一方、英語中心のUIや設定で日本人向けには扱いづらい面もあります。

当サイトMyforexのポートフォリオは、新興サービスのため機能は拡張途中ですが、日本のユーザーにとっても使いやすいUI・UXを重視して設計しております。

【画像付き】REAL TRADEの使い方を徹底解説

REAL TRADE(リアルトレード)のアカウント設定やMT4/MT5と連携するための手順を見ていきましょう。やることは大きく以下の2つだけです。

  • REAL TRADEのアカウント作成・設定
  • MT4/MT5との連携

今まで使ったことがないという方でも、約5分で終わる手順となっています。少し細かいですが、真似するだけでできるよう、詰まりそうな箇所も含め画像を使って解説しているので、なぜか上手く表示されないという方も参考にしてください。

なお、今回はMT4を例に手順を紹介していきますが、MT5の手順と違いがある箇所には、別途説明を入れています。

手順1

GogoJungleのサービスを初めて利用する場合は、まずGogoJungleのアカウントを作成する必要があります。以下からREAL TRADE公式サイトにアクセスします。

手順2

アクセス後、右上の「アカウント登録」をクリックしてアカウントを作成しましょう。GoogleやFacebookのアカウントでソーシャルログインすることも可能です。

REAL TRADEのトップ画面
REAL TRADEのトップ画面

手順3

アカウントを作成できたらログインをして「出品者用マイページ」へアクセスしましょう。出品者用マイページへは、右上のアカウントアイコン(①)から「表示設定(➁)」をクリックするとアクセス可能です。

REAL TRADEのトップ画面
REAL TRADEのトップ画面

手順4

出品者用マイページ左側メニューから「REAL TRADE(①)」を選択し、さらに表示されるメニューの中から「アカウント情報(➁)」をクリックします。

出品者用マイページ
出品者用マイページ

手順5

REAL TRADEにお使いのMT4/MT5を連携するための画面が表示されます。まずはリスト下部にある「+」ボタン(①)をクリックします。すると連携するプラットフォームの選択肢が表示されるので、「MT4」または「MT5」(②)を選択します。

今回はMT4を連携するため、「MT4」をクリックします。

REAL TRADEのプラットフォームの選択ポップアップ

MT5と連携する場合の手順は後述しております。

手順6

MT4をクリックすると、最下部に新しくリストが追加されます。新しく追加されたリスト部分でまず設定しなければならないのは、公開状況(①)です。

これからREAL TRADEの詳しい設定を行っていくため、設定中の状態を公開しないためにも、公開状況をクリックして「非公開」に変更しておくとよいでしょう。

変更後、右側の「設定」(②)をクリックして詳細設定へ進みます。

REAL TRADEのリスト追加画面
REAL TRADEのリスト追加画面

手順7

アカウント名やアカウント情報の登録、公開範囲の設定などを行います。「アカウント名」や「アカウント概要」は実績ページに表示され、またEAの検索にヒットするかにも関わってくる部分です。手を抜かずに、分かりやすく簡潔に記載しておくとよいでしょう。今回は、テストEAであることが分かるような記載にしました。

ただしアカウント概要では、GogoJungle以外の外部サイトに誘導するリンクの設置や金融庁無登録業者名の記載が禁止されているので注意しましょう。

また公開設定メニューについては、デフォルトで全ての項目が公開される設定となっています。特に口座番号など、EAの運用実績にはあまり関係のなく、かつ公開したくない項目がある場合は「非公開」にしておきましょう。

REAL TRADEのトップ画面
REAL TRADEのトップ画面

手順8

画面をスクロールして、追加の設定を行っていきます。以下3つの項目を設定できますが、MT4との連携前にできるのは、運用実績を「公開する期間」(①)の指定のみです。

  • 公開する期間
  • アカウントと商品の関連付け(ブログパーツ)
  • マジックナンバーの設定
REAL TRADEのアカウント設定画面2
REAL TRADEのアカウント設定画面2

「アカウントと商品の関連付け(ブログパーツ)」は、GogoJungleで販売しているEA専用の設定です。該当EAがデフォルトのマジックナンバーの設定で稼働すると、1日程度で自動で紐付けられて、「公開」または「非公開」の設定を変更できるようになります。

デフォルトでは「非公開」となっていますが、「公開」に変更をするとGogoJungleのEA販売ページの右下にフォワード成績のブログパーツが表示されるようになります。販売ページでもEAの成績をアピールしたい方は後で設定を変更しておくと良いでしょう。

また「マジックナンバーの設定」は、EA上で指定しているマジックナンバーごとに運用成績を表示するための設定です。登録したEAで1度でも取引が行われると選択できるようになります。

一通りの設定を終えたら、「閉じる」(②)をクリックして次に進みます。

手順9

設定が完了したら、REAL TRADEとMT4の連携に移ります。REAL TRADEとMT4を連携させるためには、「.ex4ファイル」と「ライセンスキー」をMT4に配置・入力する必要があります。

まずはライセンスキーを取得していきましょう。EAのリスト画面で、ライセンスキー欄の「表示する」(①)をクリックします。するとライセンスキーが表示されるので、「コピーする」(②)をクリックしましょう。

このライセンスキーは、後ほどMT4上での設定に使用します。

REAL TRADEのライセンスキーポップアップ

手順10

続いて.ex4ファイルをダウンロードしていきます。画面右上にある「exダウンロード」をクリックするとダウンロード完了です。これで、REAL TRADE上の手順は完了です。

REAL TRADEの.ex4ファイルダウンロード画面
REAL TRADEの.ex4ファイルダウンロード画面

手順11

MT4を起動し、メニューの「ファイル」(①)を選択し、「データフォルダを開く」(②)をクリックします。

MT4のファイルメニュー

手順12

開いたフォルダ内の「MQL4」→「Experts」フォルダに、手順7でダウンロードした「MyAccout_」という名称から始まる.ex4ファイルを配置します。なお以下の例では、Expertsフォルダ内に「GogoJungle」という名称のフォルダを作成し、その配下にファイルを配置しています。

MQL4フォルダ画面
MQL4フォルダ画面

手順13

ファイルの配置が完了したら、MT4を再起動します。

MT4が起動したら、ターミナルウィンドウの「口座履歴」タブ(①)を開き、ウィンドウ内を右クリックして「全履歴(H)」(②)を選択します。

口座履歴の全履歴選択
口座履歴の全履歴選択

手順14

ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザ」の下に、手順9で配置した.ex4のファイル名が表示されているので、任意の通貨ペアのチャート上にドラッグ&ドロップします。

チャートにドラッグ&ドロップ
チャートにドラッグ&ドロップ

すると設定画面が表示されます。「パラメータの入力」タブ(①)を選んで、手順6でコピーしておいたライセンスキー(②)を貼り付け、「OK」(③)をクリックします。

MT4のライセンスキー貼り付け2
MT4のライセンスキー貼り付け2

手順15

チャート右上にスマイルマークが表示され、「ライセンスキーの認証が正常に完了しました」と表示されればREAL TRADEとMT4の連携が完了です。

MT4のライセンスキー設定完了

なお、連携してすぐの状態ではREAL TRADE上で運用実績は反映されず、初回取引が行われると初めてREAL TRADE上に運用実績が表示されます。公式では、通常は取引の翌営業日の反映とされていますが、表示までタイムラグがあるケースも見られるので焦らずに待ちましょう。

REAL TRADEとMT5を連携する方法

手順3でMT5を選択した場合は、「MT5アカウントの初期設定」ポップアップが表示されます。ご利用のブローカーサーバーとMT5アカウントへのログイン情報を入力していきます。

なおサーバー選択時(①)、海外FXブローカーなどのサーバーはプルダウンの中に表示されません。選択肢にない場合は、「その他」を選択してサーバー名を手入力(②)する必要があります。各業者のサーバーは似通った名称が多いので、間違えないようにMT5アカウント上などで確認・コピー&ペーストして入力しましょう。

またパスワード(③)については、マスターパスワードではなく、「パートナー用(閲覧専用)パスワード」を入力しましょう。

入力完了後、「設定」をクリックします。

REAL TRADEとMT5を連携

すると連携が始まり、1分ほど経つと完了します。連携が完了すると、リスト上に登録した口座番号名が表示されます。MT4と違って、フォルダを配置したり、ライセンスキーを入力したりする必要はなく、連携手続きはこれで終了です。

REAL TRADEは成績を出すだけじゃない!便利設定3選

REAL TRADE(リアルトレード)は、MT4/MT5口座を連携して成績を出すだけで終わりではありません。さらに設定を行うことで、複数EAを同一口座で動かす場合や、ブログでEAを公開する場合などに便利な以下の機能を使うこともできます。

  • マジックナンバー別にEAを見える化
  • メール通知で「動いてない」を防ぐ
  • EAへ誘導しやすいブログパーツも用意

その1:マジックナンバー別にEAを見える化

REAL TRADEでは口座全体の総合成績だけでなく、マジックナンバーごとにも表示が可能です。1つのMT4/MT5口座で複数EAを稼働させている場合だけでなく、同一EAでも買い・売りロジックを別のマジックナンバーで管理しているケースでも、総合損益だけだと内訳が見えにくくなりがちです。

マジックナンバーごとに分解して見られると、「どのEA(またはロジック)が利益に貢献したのか、またはどこで崩れたのか」を整理しやすくなります。

REAL TRADEのマジックナンバー分析機能
REAL TRADEのマジックナンバー分析機能

また公開時にマジックナンバーごとの結果を分けて提示できると、「ある相場では売りは荒れやすいが買いは安定している」など、ロジックの特徴について透明性を持って伝えられます。数字と説明が噛み合うため、読み手の誤解を減らせるでしょう。

設定方法

マジックナンバーは、アカウント設定画面の下部から設定できます。該当のマジックナンバーを選択後、任意ではありますが、どの取引に該当するマジックナンバーか分かりやすいように名称も付けておくことがおすすめです。

またREAL TRADEでマジックナンバーごとの表示を行いたい場合は、「REAL TRADEの公開」項目も「公開」へ変更しておきましょう。なおマジックナンバーを選択できるようになるまで、取引後、数時間以上かかるケースもみられましたので焦らずに待ちましょう。

REAL TRADEのマジックナンバー設定画面
REAL TRADEのマジックナンバー設定画面
point マジックナンバーの割り当てられ方

EA内にパラーメ-タとして割り当てられているマジックナンバーが、REAL TRADEの中でもそのまま割り当られています。なお、手動で出した注文については「0」(ゼロ)が割り当てられています。

その2:メール通知で「動いてない」を防ぐ

REAL TRADEと連携しているMT4/MT5が停止した場合に、あらかじめ設定した連絡先へメールで通知できる機能もあります。

Windows UpdateによるVPSの再起動や通信トラブルによってMT4/MT5が停止すると、EAが意図せず止まってしまう可能性があります。メール通知を設定しておくことで異常にいち早く気づき、対応できるようになります。

実際にREAL TRADEでは、MT4/MT5が1時間停止すると、以下のようなメールが届きます。

REAL TRADEの停止検知メール

設定方法

GogoJungleの出品者用マイページ左側メニューにある「REAL TRADE」→「通知設定」(①)を選択することで設定ができます。「通知するアカウント」(②)メニューでは、REAL TRADEで管理しているアカウントのうち、どのアカウントの通知をONにするのかをIDで指定できます。

REAL TRADEのメール通知設定画面
REAL TRADEのメール通知設定画面

その3:EAへ誘導しやすいブログパーツも用意

REAL TRADEでの運用状況を自分のブログやサイトに表示できる「ブログパーツ」も用意されています。成績ページのリンクを貼るだけでも共有はできますが、パーツとして埋め込めば損益推移をその場で見せられるため、読者の離脱を抑えやすくなるでしょう。

またパーツは複数タイプがあり、サイズやテーマカラーも調整可能です。

REAL TRADEのブログパーツ設定画面1
REAL TRADEのブログパーツ設定画面1

設定方法

ブログパーツは、マイページの左側メニューで「REAL TRADE(①)」→「ブログパーツ(➁)」から設定できます。アカウントや表示方法などを入力すると、ブログパーツのソースが表示されるため、コピーして自分のウェブサイトやブログに貼り付けましょう。

REAL TRADEのブログパーツ設定画面2
REAL TRADEのブログパーツ設定画面2

REAL TRADEがうまく表示されない時の定番パターン

特に初期設定時は、REAL TRADEを導入したのに「表示されない」「反映されない」と感じる場面が少なくありません。陥りがちな問題を以下3つのパターンに分けて、それぞれ対処法も解説しています。

  • ファイルの設置後にスマイルマークが表示されない
  • ライセンスキーの認証に失敗してしまう
  • 取引結果がREAL TRADE上へ反映されない

ファイルの設置後にスマイルマークが表示されない

MT4とREAL TRADEとの連携時に、「.ex4ファイル」を配置したにもかかわらず、チャートの右上にスマイルマークが表示されない場合があります。このように.ex4ファイルが認識されない原因として、初歩的なことですが、自動売買が許可されていない可能性が考えられます。

  1. 成功例:スマイルマークが表示

    スマイルマークあり
  2. 失敗例:スマイルマークが非表示

    スマイルマークなし

MT4のメニューから「ツール」→「オプション」を開き、「エキスパートアドバイザ」タブ(①)にある「自動売買を許可する」(②)にチェックが入っているか確認してください。

MT4の自動売買許可画面
MT4の自動売買許可画面

ライセンスキーの認証に失敗してしまう

MT4でスマイルマークは表示されているものの、「ライセンス認証に失敗しました」というメッセージが表示される場合は、ライセンスキーの入力ミスが原因であることがほとんどです。

MT4のライセンスキーの認証失敗

ライセンスキーが正しく入力されているか、余分な空白や文字が含まれていないかを確認し、必要に応じて再入力してください。手入力せずに、コピー機能を使うと確実です。なお.ex4ファイルと違い、ライセンスキーはREAL TRADEへ登録しているアカウントIDによっても異なります。異なるアカウントIDのライセンスキーをコピーしていないかどうかも確認しておきましょう。

取引結果がREAL TRADE上へ反映されない

REAL TRADEへの反映にはタイムラグがあるので、MT4/MT5上ではEAがしっかりと運用されているにもかかわらずRealTradeへ反映されないと考えられるケースが往々にしてあります。

特に、以下の2つについてはあらかじめ反映までに時間がかかる可能性があることは覚えておきましょう。

  • マジックナンバーの反映
  • 実績推移状況の表示

またライセンス認証などがないMT5では、設定直後は正しく連携できているのかどうかが確認しづらいという問題もあり、さらにREAL TRADE上へも表示されないとなると不安に感じる方も多いでしょう。若干のタイムラグがあることを踏まえて、連携の翌日などにREAL TRADEへ正しく反映されているかを改めて確認してみるのがおすすめです。

caution MT5との連携では不具合も多い

REAL TRADEとMT5との連携については、うまく紐付けできなかったり、運用状況が正しく表示されなかったりと不具合の報告も多数見られます。実際にMyforex編集部でも、一部業者のMT5アカウントをREAL TRADEと紐づけることができませんでした。

時間をおいても思ったように動作しない場合には、サポートに問い合わせてみる、MT4との連携に切り替える、または別の類似サービスを使うといった対策をしてみましょう。

【EA開発者は注意】REAL TRADEには独自のクセや制約あり

EA開発者の立場でREAL TRADE(リアルトレード)を実運用してみると、前もって把握していないと不安を感じやすい以下のような注意すべき挙動や制約があることが分かりました。

  • 測定用EAの実行で負荷が増える
  • 余計な通貨ペアが気配値に表示される
  • 海外ブローカー情報の記載や外部リンク先が限定される

測定用EAの実行で負荷が増える

特にMT4をREAL TRADEと連携する場合、.ex4ファイルを配置して、取引とは直接関係のない測定用EAを別途稼働させる必要があります。

パフォーマンスが限定されているVPS環境では、EAの数が増えるほどCPUやメモリ使用量が増加し、その結果、VPS全体の挙動が遅くなってしまい、想定外のトラブルにつながる可能性が高まります。VPSの負荷を軽くするために不要なEAは極力動かさないのが基本なのですが、測定用EAによってVPSへの負荷が増えてしまう点は、運用上のデメリットといえるでしょう。

余計な通貨ペアが気配値に表示される

VPSの負荷を抑えるためには、使っていない通貨ペアの気配値を非表示にして、動作を軽くする対策を一般的には行います。ところがREAL TRADEの測定用EAを導入すると、実際のトレードでは使用していない通貨ペアが勝手に表示されるケースがみられました。

例えば、AUDNZDのみを表示してREAL TRADEを稼働したところ、しばらくするとUSDJPYとEURJPYが勝手に表示され、また非表示にしても一定時間後に再表示されました。

  1. 設定直後:AUDNZDのみ

    REAL TRADEの設定直後
  2. 一定時間後:USDJPYとEURJPYが表示

    REAL TRADEを設定して一定時間後

おそらく測定用EAの仕様が原因だと考えられるので仕方がないところですが、「想定外に通貨ペアが増えることがある」と理解したうえで、VPS負荷や運用画面の管理に余裕を持たせておく必要があります。

海外ブローカー情報の記載や外部リンク先が限定される

REAL TRADEでは、特に海外FXブローカー関連の情報について、記載できる内容に制限があります。

EA開発者の中には「どのブローカーで、どの条件で動かした結果か」を明示したい方もいるはずです。しかし実際には、海外FX業者名が伏字に置き換えられたり(例:「XMTrading」が「*********」)、海外FXに関連する説明文そのものが削除されたりするケースが見られます。

例えば、短期トレードを主軸としたEAは、スプレッドや約定環境などブローカーの取引条件で成績が変わりやすいため、情報が書けないと読み手は「どこの環境の実績なのか」を推測する必要が出てきます。この「説明したいこと」と「伝わり方」のズレが、不安材料になりがちです。

加えて、REAL TRADEの成績ページ内に含められるリンクはゴゴジャン内に遷移するものに限定されており、外部サイトへの誘導も制限されています。自由に装飾した自社ブログで詳細を補足したい場合でも、導線設計が難しくなる点は営業ツールとしては使いづらい点になり得ます。

REALTRADE vs ポートフォリオ|海外FXの実績を公開するならどっち

REAL TRADE(リアルトレード)では手軽にフォワード成績を見せられる一方、海外FXユーザーにとっては連携しているのかが分かりづらかったり、サポートに対応しきれていない部分があったりと使いづらさがあります。

そこで比較対象としてご紹介させていただくのが、2023年6月にサービスを開始した、当サイトMyforexの「ポートフォリオ」です。ポートフォリオとは、REAL TRADEと同じくMT4/MT5と連携して取引実績を分析・公開できるサービスです。

ポートフォリオには、REAL TRADEと比較して以下のような特徴があります。

  • 見やすさと比較しやすさを両立
  • 入力するだけで登録、反映もスピーディー
  • 誤解が生まれにくいグラフの仕様
  • 海外FXユーザーが実績を説明しやすい

【一目でわかる分析画面】見やすさと比較しやすさを両立

ポートフォリオは分析画面が見やすく、損益推移や各種分析指標が整理された形で表示されます。

Myforexのポートフォリオの分析画面
Myforexのポートフォリオの分析画面

また、販売サイトに紐づくREAL TRADEは、どうしても「商品ページの内容を補足する実績データ」という補助的な位置づけになりがちです。一方、Myforexのポートフォリオは、純粋に成績を評価・管理するためのツールとして見やすくまとまっています。

  1. ポートフォリオ

    Myforexのポートフォリオ一覧

    運用実績をメインに一覧で並べられていて比較しやすい。

  2. REAL TRADE

    Real Trade

    運用実績の表示がメインではないと思われる部分もある。

【導入がラク】入力するだけで登録、反映もスピーディー

ポートフォリオは、MT4/MT5どちらでも画面の案内どおりに選択・入力するだけで登録できます。REAL TRADEでMT4を連携するときのように測定用EAを別途配置する必要がないため、手順がシンプルでつまずきにくいのが特徴です。

またREAL TRADEでは、サイトへの反映が遅れることが原因で「正しく連携できているか」がすぐに分からず、不安になりやすいのがネックでした。一方、Myforexのポートフォリオは連携後1分程度でサイトへ反映されるため、導入直後に動作確認ができて安心感があります。

【実態が見える】誤解が生まれにくいグラフの仕様

ポートフォリオは約1時間ごとに更新され、取引がない期間でもグラフ上に運用成績がそのまま表示される仕様です。また、MT4/MT5口座を連携した後は、数分程度で過去の取引履歴が反映され、グラフが表示されます。

一方でREAL TRADEのチャートは、取引データが1件以上ある日のみを対象として、通常は取引を実行した翌営業日に反映される仕様です。つまりリアルタイム性も乏しい上に、トレード回数が少ないEAだと、チャート上は同じ間隔に見えても、実際の期間は全く異なる場合があり、誤解が生まれやすくなります。

例えば下図の場合、チャート上は同じ間隔でも、実際の期間は左側は1ヶ月で、右側は1日です。その結果、運用のリズムやリスクの重さが伝わりにくく、実態と異なって見えてしまうことがあります。

REAL TRADEの実績推移画面

また、REAL TRADEの実績推移グラフには含み損益が表示されない点も分かりづらいポイントです。サポートからの回答によると、口座に未決済ポジションが存在し、かつそのポジションに対して損益が計算できる状態のときに表示される仕様となっているようです。しかし実際には運用実績の詳細ページでは含み損益を確認できません。

一方、ポートフォリオは連携すると、含み損益も全てグラフで表示されるので運用の実態を把握しやすいです。

ポートフォリオの損益画面

【情報制限が少ない】海外FXユーザーが実績を説明しやすい

REAL TRADEではブローカー名が伏字になるなど海外FXに関する情報発信の制限がありましたが、Myforexにはありません。ポートフォリオでは、利用ブローカー別にフィルターをかけて運用実績を絞り込める機能など、むしろ海外FX環境での実績を整理して見せたい場合に使いやすいといえます。

加えて、ポートフォリオには取引実績や説明文、SNSなどの任意のリンクを1つの画面にまとめて掲載できるショーケース機能があります。REAL TRADEのブログパーツのように実績を見せる入口として活用できる上、リンク先の自由度が高く導線の幅が広い点も特徴です。

【簡単4ステップ】Myforexのポートフォリオの設定手順

Myforexのポートフォリオからは、以下のボタンからアクセスができます。

アクセス後は、以下4つのステップで簡単に完了します。

  1. Myforexへのユーザー登録
  2. 画面に従ってMT4/MT5の口座情報の入力
  3. 7項目についてポートフォリオの設定
  4. 公開情報の指定

案内に沿って進めるだけで登録でき、REAL TRADE(リアルトレード)のような測定用EAの配置は必要ありません。以下のページも参考に登録を進めていきましょう。

用途に合わせてポートフォリオかREAL TRADEかを選ぼう

本記事では、フォワード成績の公開時によく使われるサービス「REAL TRADEE(リアルトレード)」の使い方について詳しく解説しました。

ゴゴジャンでの販売を前提とする場合、販売ページと一体でフォワード成績を見せる手段としてREAL TRADEは有効です。しかし、実際に運用してみると、REAL TRADEには挙動に癖があり、開示できる情報が制限されてしまう点も改めて確認できました。

その点、Myforexのポートフォリオは新しいサービスのため機能は拡張途中ではありますが、海外FXブローカーと連携するという点においては手間や分かりやすさは勝っています。EAをどのような形で分析・公開したいのかなど、自身の用途に合わせてサービスを選びましょう。


Date

作成日

2026.02.25

Update

最終更新

2026.02.25

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingの利益出金で新たな懸念?負け越しがあるユーザーは収納代行規制後も出金できるのか

「XMで負け越しているトレーダーは利益を出金できなくなるのでは」という懸念が一部のXMTradingユーザーの間で広がっています。背景にはXMTradingの出金ルールと金融庁によるクロスボーダー収納代行規制があります。本記事では、なぜ仮想通貨送金に切り替えても規制後に利益を出金できなくなる可能性があるのか説明します。
update2026.02.19 19:00

Galaxy DAOが運営停止を発表|GEMFOREXユーザーの資金回収が一層困難に

Galaxy DAOが運営を停止することを発表しました。GEMFOREXユーザーの資金返還を巡っては不透明な対応が続いていましたが、今回の発表により、元ユーザーが資金を取り戻すことはさらに困難になる可能性があります。本記事では、Galaxy DAOの運営停止の理由やGBONDの扱いについて説明します。
update2026.02.11 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

海外FX×仮想通貨入金の税金はどうなる?交換・円転の見落としに注意

海外FX業者の入出金に仮想通貨送金を使用する場合、銀行送金と比較すると、確定申告に若干手間がかかりますが、「総平均法」を用いることで損益計算をある程度簡略化できます。本記事では、仮想通貨送金を利用した際の損益計算の方法や、確定申告で損をしないためのポイントを説明します。
update2026.02.02 19:30

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

Bitgetからbitbankに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、Bitgetからbitbankに仮想通貨を送金してみました。送金してみた率直な感想は、アドレスの入力ミスなどに気をつければ送金作業自体は特に難しくないというものでした。この記事では送金手順や送金手数料、おすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.02.20 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

bitbankからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、bitbankからBitgetに仮想通貨を送金してみました。率直な感想としては、bitbankでの認証作業がやや多く感じたものの、操作方法もわかりやすく十分使いやすいと感じました。この記事では、実際に送金してみた手順や感想、おすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.02.12 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない