作成日
:2026.04.21


2026.04.21 16:21
海外FXへの入出金方法として、最近では仮想通貨(暗号資産)が注目を集めています。その中で、日本円ステーブルコインのJPYCも新たな入出金手段の一つとして、海外FXユーザーから期待が寄せられています。
しかし、現時点で主要な海外FXブローカーはJPYCでの直接入出金に対応していないため、JPYCをUSDT等に交換(スワップ)してから送金する必要があります。本記事では、JPYCをUSDTに交換する方法や手順、注意点などを解説します。
日本円ステーブルコインのJPYCをUSDTに交換する際には、大きく分けて以下の2つの方法があります。
なお、JPYCは専用プラットフォームのJPYC EXで発行・償還が可能です。実際の発行・償還手順や海外FXへの入金手順は、以下の記事で検証しています。
ウォレットのスワップ機能とは、メタマスク(MetaMask)などのウォレットサービスで利用できる仮想通貨(暗号資産)の交換機能のことです。ウォレットの画面上で簡単に通貨交換ができるため、初心者の方でも手軽に利用できます。
STEP1
JPYC EXでウォレットにJPYCを発行
STEP2
スワップ機能でJPYCをUSDTに交換
スワップ機能を使うメリットとして、偽サイト(フィッシングサイト)を避けられる点も挙げられるでしょう。後述するDEX(分散型取引所)で直接通貨を交換する場合、公式サイトかどうかの確認が不可欠ですが、スワップ機能ではその心配が不要です。
ただし、ウォレットによってはスワップ機能の利用に手数料がかかるケースがあります。例えばメタマスクのスワップ機能では0.875%の手数料が設定されているため、取引金額が大きくなるほどコスト負担も大きくなります。
ウォレットのスワップ機能では、ウォレットサービスが仮想通貨を直接交換しているわけではありません。メタマスクを例にすると、メタマスクが仲介者となり、複数のDEXの中から有利な価格をユーザーに提供するという仕組みになっています。
ウォレットのスワップ機能を利用せず、DEXの公式サイトに直接アクセスしてJPYCをUSDTに交換することも可能です。DEXの公式サイトでメタマスクなどのウォレットを接続し、通貨をスワップします。
STEP1
JPYC EXでウォレットにJPYCを発行
STEP2
DEXにアクセスしてウォレットを接続
STEP3
JPYCをUSDTに交換
DEXを利用する場合、メタマスクでのスワップのようにウォレット側に支払う追加手数料がないため、コスト面では有利な場合が多いです。
一方で、DEX公式を騙るフィッシングサイトにアクセスしないようにするなど、ウォレットのスワップ機能よりもやや上級者向けといえるかもしれません。仮想通貨業界ではフィッシングサイト等を使った詐欺事例が多数あるため、必ず公式サイトかどうかを確認した上でDEXを利用するようにしましょう。
Myforex編集部では、実際にウォレットのスワップ機能を利用して、JPYCをUSDTに交換してみました。なお、今回は例としてメタマスク(MetaMask)のスワップ機能を使った手順を紹介します。
メタマスクを起動して、「スワップ」をクリックします。
今回はJPYCをUSDTに交換するので、上段に「JPYC」(①)と「交換したい数量」(②)、下段に「USDT」(③)を入力します。入力すると、自動でUSDTの換算額が表示されるので確認しましょう。
そのほか、ネットワーク手数料(ガス代)やスリッページなどの項目を確認し、問題がなければ「スワップ」(④)をクリックします。
以下の画面が表示されたら、スワップは完了です。ウォレットに交換したUSDTが表示されているので確認しましょう。
なお、今回は1,000JPYCをスワップしたところ、6.18USDTに交換することができました。
DEX(分散型取引所)を利用して、JPYCをUSDTに交換する手順を紹介します。今回、DEXはUniswap(ユニスワップ)、ウォレットはメタマスク(MetaMask)を使用してスワップしています。
以下のリンクをクリックして、Uniswapの公式ページにアクセスします。
画面右上の「接続」をクリックします。
接続するウォレットを選択します。今回はメタマスクで接続するので「Metamask」をクリックします。
メタマスクが自動で立ち上がるので、「接続」をクリックします。
画面右上にウォレットアドレスの一部が表示されたら、接続は完了です。
今回はJPYCをUSDTに交換するので、上段に「JPYC」(①)と「交換したい数量」(②)、下段に「USDT」(③)を入力します。入力すると、自動でUSDTの換算額が表示されるので、問題なければ「レビュー」(④)をクリックします。
ネットワークコスト(ガス代)を確認し、問題なければ「スワップ」をクリックします。
自動でメタマスクが起動するので、取引内容や手数料を確認して「確認」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、スワップは完了です。ウォレットに交換したUSDTが表示されているので確認しましょう。
なお、今回は1,000JPYCをスワップしたところ、6.23USDTに交換することができました。
前述のとおり、JPYCからUSDTへの交換方法は大きく分けて2種類ありますが、コストを重視する場合にはDEX(分散型取引所)で直接交換するのがよいかもしれません。
今回、メタマスク(MetaMask)のスワップ機能とUniswap(ユニスワップ)でそれぞれ1,000JPYCを交換してみたところ、メタマスクでの交換数量は6.18USDT(約982円)、Uniswapでは6.23USDT(約990円)という結果になりました。
メタマスクスワップでは0.875%の手数料が別途設定されているため、コスト面ではUniswapに軍配が上がっています。本検証では1,000JPYCという少額交換だったのでそこまでコストに差はないものの、交換金額が大きくなるほど手数料負担も大きくなる点には注意が必要です。
ウォレットによってスワップ機能の手数料の取り扱いに違いがありますが、交換したい数量や手間、コストなどを考えた上で、交換方法を選択するのがよいでしょう。
JPYCをUSDTに交換する際には、手軽さやコスト重視などのニーズによって交換方法を選択するのがよいでしょう。仮想通貨(暗号資産)に初めて触れるという方は、まずはウォレットのスワップ機能で仮想通貨の交換に慣れてから、DEXに移行するという方法もよいかもしれません。
また、海外FXとの送金だけの利用であっても、仮想通貨取引で利益が出た場合はすべて確定申告で計上する必要があります。現在の日本の税制では、仮想通貨同士の交換でも利益が発生すれば課税対象となるため、事前に損益の計算方法などは把握しておくのがおすすめです。
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作成日
:2026.04.21
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最終更新
:2026.04.21
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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