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dYdXの評判・口コミを調査!安全性も紹介

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update 2022.11.29 13:14
dYdXの評判・口コミを調査!安全性も紹介

update 2022.11.29 13:14

中央管理者の介入を受けずにトレードできる場所として、真っ先に候補に挙がるのがdYdXではないでしょうか。分散型取引所(DEX)としてトップクラスの取引高を誇っており、注目されています。しかし、利用者からどのように評価されているのでしょうか。

Myforex編集部では、2022年8月1日から11月15日までの期間を中心に、dYdXの評判・口コミを調査しました。主要なものを良い口コミと悪い口コミに分けて紹介します。

dYdXとは

2017年に立ち上げられたdYdXは、分散型取引所(DEX)の中ではトップクラスの取引高を誇ります。2022年11月8日時点、CoinMarketCapの24時間取引高ランキングにおいて、dYdXはDEXの中で第1位です。

dYdXのCoinMarketCapでの取引ボリューム

画像引用:CoinMarketCap

dYdXは永久先物契約をメインとしており、スポット(現物)取引に対応していません。また、中央集権型取引所にあるようなライブチャット機能がなく、現時点では万人に使いやすい取引所とはいえません。

しかし以下のような魅力があり、一部のトレーダーから支持を得ています。

  • TradingViewチャートで板取引ができる
  • レイヤー2による安価で高速な取引が可能
  • 第三者の介入を受けずに資産を管理できる
knowledge 永久先物契約

一般的な意味での先物契約は、将来の特定の時期に、特定の価格で特定の資産の売買を約束する契約です。これが永久先物契約になると、売買の期間が無期限となるため、実質的に差益を目的とした取引になります。

仮想通貨取引所では、満期日が定められておらず永続的に特定のポジションを保有可能な「永久先物取引」の取引が盛んに行われています。

dYdXに関する良い評判・口コミ

2022年8月1日から11月15日までの期間を中心に、日本人ユーザーを対象として、dYdXの評判・口コミを調査しました。まずは良い評判・口コミとして5つの項目に分けて記載します。

将来性への期待

dYdXは今後さらに成長するのではないか、と期待する声が多く見られました。将来性があることの根拠として、以下の2つの点が挙げられていました。

  • 分散型取引所(DEX)の将来性
  • dYdXの活発な開発状況

DEXには将来性があるのか

口コミとして多く挙がっていたものの、DEXには将来性があるのでしょうか。

「The Block」のデータによると、2022年11月現在、DEXの現物取引高は中央集権型取引所(CEX)の約16.8%です。主流はCEXであるとわかります。

現物取引量におけるDEXとCEXの比較

画像引用:The Block

しかし、当初と比べるとDEXはシェアを広げており、少しずつ受け入れられていくことも考えられます。2022年11月に起こったFTXの経営破綻騒動により、この流れは加速するかもしれません。

長期的にはDEXがCEXを超えると考える識者もいます。Binance(バイナンス)CEOのチャンポン・ジャオ氏は、技術の進歩により使いやすくなれば、人々は第三者に縛られるCEXを離れてDEXを使い始めるだろうと述べています。

dYdXの開発状況は?

永久先物契約が可能なDEXは複数ありますが、開発状況が盛んなことでdYdXに注目する人が多いようです。

dYdXは2022年1月、完全分散化に向けて開発予定であることを発表し、同年6月には独自ブロックチェーンを開発することを発表しています。公式ぺージのブログでは他にもさまざまなアナウンスをしています。

point スマートフォンアプリに注力

2022年11月現在、dYdXはiOS版のアプリにも対応しています。11月15日には、iOSアプ版に「スワップモード」が搭載されました。スワップモードでは、Uniswapでスワップするような感覚で永久先物契約を利用できます。

dYdXは独自仮想通貨DYDXを発行しており、dYdXが人気になればDYDXの価格も上昇すると想定できます。dYdXへの期待度を測るために、DYDXの価格に着目してみるのも良いでしょう。

トレードバトルの盛り上がり

dYdXでは、「コンペティッション」や「トレードリーグ」と呼ばれるトレードバトルが開催されています。dYdXの公式Discord(ディスコード)では、このトレードバトルについての投稿が多く見られました。

dYdXのトレードバトルは週次や日次で開催されており、勝つと賞金やNFTを獲得できます。初心者でも参加可能で成績次第で昇格できる仕組みですので、魅力を感じて参戦するユーザーもいると考えられます。

point 日本人限定のトレードバトルも

dYdXでは、日本人限定のトレード大会「日本人リーグ」も開催されています。大会期間中は日本人用のDiscordでの情報交換が普段よりも盛んになる模様です。

エントリーフォームの提出や2,000USDC以上の証拠金の用意などの条件を満たすことで参加可能となります。詳細は日本人向けのDiscord内で確認できます。

人気NFTのHedgies

Hedgies(ヘッジー)は、ハリネズミをモチーフにしたNFTアバターコレクションです。トレードバトルの勝者は景品として入手できます。

dYdXの人気NFTのHedgies(ヘッジー)

Hedgiesの購入を検討しているという声が多く見られました。可愛らしい見た目や、保有すると手数料が優遇されることに魅力を感じている人が多いようです。

dYdXがさらに多くの人に利用されるようになると、DYDX同様にHedgiesの価格が上昇することも期待できます。2022年11月15日時点では、Hedgiesは0.54ETH(およそ9万4千円)から購入できますが、これが割安だと考える人もいるようです。

盛況なキャンペーン

Twitter(ツイッター)上では、キャンペーンに関する投稿も数多く見られました。5,000円分のアマゾンギフト券が当たるといったものであり、2022年10月から11月にかけて行われている模様です。キャンペーンを利用すると有利に始められる可能性があるので、開催中ならぜひ利用したいですね。

ただし、仮想通貨界隈ではキャンペーンを装った詐欺が多発しており、その点には注意する必要があります。公式のキャンペーンかどうかを冷静に見極めなければいけません。

お得な手数料や取引報酬

dYdXの口コミの中には、手数料がお得なことを言及するものもありました。手数料に関する口コミは大きく以下の2種類に分けられます。

  • 取引手数料が無料になる
  • 取引量に応じてDYDXを受け取れる

取引手数料が無料になる

2022年8月1日、dYdXは取引手数料が無料となる仕組みの導入を発表しました。

30日間の取引量が10万ドルに達するまで、各ユーザーは取引手数料が0%になるというものです。取引量は30日ごとにリセットされますので、長くサービスを使っているユーザーにもメリットのある仕組みです。

継続的に手数料が安くなるためユーザーの注目を集めています。dYdXの手数料は、取引量が10万ドルを超えてもBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)に近い水準であり、この点も評価されていると考えられます。

取引量に応じてDYDXを受け取れる

dYdXは「取引報酬」という仕組みも採用しており、これに魅力を感じている利用者もいるようです。

取引報酬とは、仮想通貨DYDXの供給量の25%を元手として、dYdXのトレーダーにインセンティブを与えるというものです。支払った手数料額に応じて報酬額が決まる仕組みであり、取引量が多いと受け取れるDYDXの量も多くなります。

この他、入金時にガス代が無料になる「ガスレス入金」の利用も可能であり、dYdXは手数料面でも魅力があるといえます。

dYdXに関する悪い評判・口コミ

dYdXに関する悪い評判・口コミを記載します。良い評判・口コミと同様に、2022年8月1日から11月15日までの期間を中心に、日本人ユーザーを対象として調べた結果となります。

point 悪い口コミは少数

dYdXに関する悪い口コミは、良い口コミに比べて少数でした。中央集権型取引所との比較で、現物取引ができない点や銘柄数が少ない点、ライブチャット機能がない点の指摘も予想されました。しかし、それらはほとんど見当たりません。

dYdX利用者の多くがトレードやDeFiに理解のある人であると考えられます。

ステーキング廃止を惜しむ声

dYdXの開発以外を担当する「dYdX FOUDATION(dYdX財団)」のページでは、ステーキングが可能でした。しかし、2022年11月15日現在、ステーキングは利用できません。

ステーキングの廃止はコミュニティ内の投票によって決まったことですが、残念がる声が見られました。現状は利用できませんが、次期バージョンに移行する2023年には利用できるようになる可能性があります。

規制に対する反発

2022年8月や同年9月には、dYdXの規制に関する取り組みに注目が集まり、批判の声も上がっていました。8月と9月の出来事をそれぞれ紹介します。

トルネードキャッシュ関連の規制

以前からdYdXはコンプライアンスベンダーによるアカウントスキャンを行っていました。不正に振る舞うアカウントを検出し、信頼できるサービスを提供するためとしています。

2022年8月8日、米OFAC(財務省外国資産管理室)が、ミキシングサービスの「トルネードキャッシュ(Tornado Cash)」を制裁対象者リストに加えました。これを受けて「不正」と検出され、ブロックされたdYdXのアカウントが大幅に増加します。

dYdX側は、トルネードキャッシュに直接関与していない多くのアカウントにも影響した、と発表しました。dYdXがDEXであることも踏まえて、一部の者が疑問を投げかけました。

顔の撮影を条件に含むキャンペーン

2022年9月1日、dYdXは新しくアカウントを作成したユーザーを対象として、入金キャンペーンを開催しました。反発を招いた原因は、ウェブカメラを使った顔の撮影が報酬の獲得条件に含まれていたことにあります。

一人のユーザーが複数アカウントを作成し、報酬を複数回獲得できないようにするため、とdYdX側は説明しました。また、顔の撮影は任意であることも伝えました。しかし、コミュニティの反発を受け、結果としてキャンペーンは1日で終了しました。

最大級のDEXであるdYdXが規制についてどのように考え、それがどのようにコミュニティに受け取られるかは、注意深く見守る必要があります。

knowledge 比較対象に挙がるGMX

GMXがdYdXの比較対象として度々言及されています。GMXは、dYdX同様に永久先物取引ができるDEXです。2021年の中旬にローンチした比較的新しい取引所ですが、トークンのGMXがBinanceに上場しており、日本語にも対応しています。

dYdXを詳しく調べたい場合、GMXと比べてみるのも良いかもしれません。

海外ユーザーからの評価

海外ユーザーからdYdXへのコメントについても、好意的なものが目立ちます。一般的に、仮想通貨(暗号資産)価格の下落局面は、厳しい投稿が目立つようになります。しかしdYdXに対する投稿は、下落局面においても建設的なものが多いようです。

ここでは主要なコメントや、ユーザーと開発側のやり取りの一部を紹介します。

CEXとの比較

FTXの経営破綻騒動が起きた後は特に、CEX(中央集権型取引所)と比較してdYdXがいかに優位であるかを指摘するコメントが目立ちました。dYdXはCEXと比べて透明性が高く、オーダーブックの注文はコミュニティが出したものであり、いつでもポジションを決済できて、そして仮想通貨引き出しを確実に実行できるという内容です。

また、FTXは顧客資産を不正に流用したと指摘されており、話題になっています。DEXでは流用が不可能なため、この点でもdYdXが良いという意見も投稿されています。

dYdXの優位性を紹介するコメントが多くなったのをきっかけに、DEXでデリバティブ取引ができるのを知ったという人も一定数存在するようです。このような人々が、dYdXでの取引に参入しています。

緊急時における資産の安全性

Twitterでは、dYdXに預けた資産は緊急事態時も安全に管理できるのか、という疑問が出ていました。

dYdXはDEXであるため、国家権力であっても、ユーザーによる仮想通貨引き出しを直ちに止めることはできません。しかし、DEXを支えるプログラムにトラブルが生じる可能性はあります。DEXには中央管理者がいませんから、「緊急事態時に資産はどうなるのか」という疑問が上がりました。

これに対して、dYdX開発チーム代表者が回答しています。dYdXには脱出用ハッチに相当するシステムがあり、何らかの理由でdYdXが稼働しなくなっても自己資金を引き出すことができます。

point ユーザーと開発側のやり取りに注目

上記の事例のように、dYdX開発チーム代表者がユーザーの質問に回答する例が多々あり、これもコミュニティの安心感形成に役立っています。 どうしても分からない点があれば、dYdX公式ツイッターに英語で質問してみると良いかもしれません。

活発なDAO

dYdXはDAOですから、システム改善についてユーザーの提案を受け付けています。提案があればコミュニティ内で意見交換され、その結果を受けて提案がまとめられて投票に移ります。下の画像は、DAOでの投票結果の一部です。

dYdXのDAOでの投票結果

ユーザー自身のトレードに大きく影響する提案もありますので、採否の行方は重要です。このため、活発な意見交換が行われます。自分の意見をシステムに反映できることが、ユーザー満足度を高めている理由の一つだと推測できます。

当記事執筆時点(2022年11月)で投票された8案件は全て賛成多数で可決されています。

dYdXの安全性は?

dYdXに対するユーザーの評価は、概ねポジティブなものでした。しかし、dYdXは分散型取引所(DEX)であり、Binance(バイナンス)のように金融ライセンスを取得しているわけではありません。

この項目ではdYdXの安全性に関する事項について記載します。

資産を自分で管理できる

中央集権型取引所(CEX)を利用する場合、預けた資産の管理権限(秘密鍵)を持つのは取引所側です。取引所側は預かった資産を適切に保管し、ユーザーの求めに応じて出金することを表明しています。しかし実際には、不適切な資産管理や出金拒否が問題に上がることがあります。

DEXであるdYdXに預けた資産はユーザー自身で管理できます。そのため、第三者に出金を拒否されることなどはなく、この点では安全です。

ハッキング対策に力を入れている

DEXはスマートコントラクトの利用により、中央管理者不在の取引環境を実現していますが、スマートコントラクトがハッキングされる可能性があります。

point スマートコントラクトとは
スマートコントラクトの仕組みの例

スマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。

dYdXのスマートコントラクトのコードは、セキュリティ会社「PeckShield」による監査を受けています。また運営側は、2018年のローンチ以来、ユーザー資金が危険にさらされるバグは報告されていない、としています。

2022年8月には、大手DEXのCurve Financeがハッキングに遭っており、必ずしも安全とはいえませんが、これまでのところは問題なく利用されてきました。

フィッシング詐欺に注意

DMを送ってシードフレーズを聞き出す、詐欺サイトにアクセスさせて資産を不正に操作するといった手法をフィッシング詐欺と呼びます。

ユーザーを攻撃対象としたフィッシング詐欺も起こっているので、一人ひとりが注意する必要があります。公式を装ったアラートメッセージや、エアドロップの告知が送られてきても、慌てずに判断しましょう。

処理能力不足に陥る恐れがある

公式ブログの記載によれば、現状のdYdXのサービスでは、1秒あたり10の取引と1,000の注文やキャンセルが処理されます。

今回の口コミ調査でTwitter(ツイッター)を調べたところ、処理が遅いなどの意見は見当たりませんでした。しかし、ユーザー数が増加するに従い、処理能力の限界が叫ばれるようになる可能性があります。

処理能力不足により約定が遅れてしまうと、大きく損をする恐れがあります。この点については注視する必要があるでしょう。

強制決済機能を搭載している

dYdXではレバレッジを掛けることができ、最大レバレッジはBTCとETHで20倍、その他の銘柄で10倍です。レバレッジにより利用者が大きな損失を被る恐れがあるため、dYdXは、強制決済機能を搭載しています。強制決済が起こる証拠金維持率は以下の通りです。

銘柄 証拠金維持率
BTCUSD 3%
ETHUSD 3%
その他の銘柄 5%

残高がマイナスになった場合に備えて、「Insurance Fund」と呼ばれる基金が存在します。Insuranse Fundは、強制決済が起こったアカウントの資金を使うなどして蓄えられ、マイナス残高を補うために使われます。

なお、2022年11月16日現在のInsuranse Fund の残高は、1,770万ドル(約24億円)です。

caution 基金枯渇時のデレバレッジ

Insuranse Fundが枯渇した場合、「デレバレッジ」という仕組みにより含み損を抱えたポジションが解消されます。デレバレッジが発動した場合、含み損を抱えたポジションは、高い含み益とレバレッジがかけられた別トレーダーのポジションと相殺されます。

dYdXの始め方

dYdXを始める手順は、大まかに以下の通りです。

  1. 個人ウォレットを準備する
  2. 個人ウォレットに資金を送る
  3. ウォレットとdYdXをつなぐ
  4. ウォレットの資産を入金する

本人確認(KYC)を行うことなく始められます。一度入金したら、中央集権型取引所のような感覚で利用できます。

自分自身での見極めも重要

中央管理者を信用する必要のない分散型取引所(DEX)や、開発活動が活発なdYdXに対して、期待をする人が多いようです。

dYdXにはテストネットも用意されていますので、テスト環境でトレードしてみて、利用するかを検討することもできます。評判だけではなく、使ってみて感じたことも考慮することで、より適切な判断ができるでしょう。


Date

作成日

2022.11.17

Update

最終更新

2022.11.29

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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