Select Language

世界のFX・暗号資産ニュース

blockHeadVisual

世界のFX・暗号資産ニュース

USD / JPY

EUR / USD

EUR / JPY

GBP / USD

GBP / JPY

USD / CHF

AUD / USD

USD / CNH

USD / HKD

EUR / GBP

USD / SGD

NZD / USD

XAU / USD

XAG / USD

BRENTOIL

WTIOIL

JP225

US30

BTC / USD

BTC / JPY

ETH / USD

LTC / USD

XRP / USD

BCH / USD

USD / JPY

EUR / USD

EUR / JPY

GBP / USD

GBP / JPY

USD / CHF

XAU / USD

JP225

US30

BTC / USD

ETH / USD

LTC / USD

マーケット速報

自動更新 (1分):

マーケット速報一覧

新着ニュース

update2025.05.23 (金) 19:00
FXブローカー 話題のニュース

やっぱり悪かった!XMTradingのドル円のスプレッドはコスト重視なら厳しい

「海外FX スプレッド おすすめ」などで検索するとよく目にするのが、大手海外FX業者XMTrading(エックスエムトレーディング)です。しかし、実際にXMTradingを利用するユーザーからは、「XMTradingのスプレッドは広い」といった意見も見られます。そこでMyforex編集部では、2024年11月20日〜2025年2月20日の3ヶ月間にかけて、XMTradingが提供する1分単位のスプレッドデータを入手し調査しました。そこで分かったのが、XMTradingが巷で言われているほどスプレッドが狭くない、むしろ他社よりも広いという事実です。本記事では、口座タイプごとに早朝やニューヨーク時間、経済指標前など4つの期間に分けて調査結果を示すとともに、スプレッドが広いならXMTradingをどのように活用すればいいのかなどを含めて解説します。目次[非表示]XMTradingのドル円のリアルタイムスプレッド【検証結果】XMTradingのドル円のスプレッドは全体的に広いどの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないKIWAMI極口座のスプレッドはやはり広い経済指標発表1分前後は要注意マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありスタンダード口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向KIWAMI極口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向マイクロ口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向Myforexのツールでリアルタイム情報を定期的に確認するXMTradingのドル円のリアルタイムスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するリアルタイムのスプレッド情報は、Myforexのスプレッド比較ツールでご覧いただけます。またスプレッド比較ツールでは、ドル円のリアルタイムのスプレッドを把握できるほか、期間別や各市場別など、条件で絞ってスプレッド情報を確認できます。さらに最大5社のスプレッドを比較したグラフを表示することができるので、取引コストを調査したい際にぜひご活用ください。参照:リアルタイム スプレッド比較【検証結果】XMTradingのドル円のスプレッドは全体的に広いMyforex編集部でXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するドル円のスプレッドについて調査した結果、以下のようなことが分かりました。どの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないKIWAMI極口座のスプレッドはやはり広い経済指標発表1分前後は要注意マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありどの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないスプレッドの狭さを基準にXMTradingの口座を選ぶのであれば、どれを選んでも大きな差はありません。スタンダード口座とKIWAMI極口座、マイクロ口座の平均スプレッドを3ヶ月間かけて調査した結果は以下の通りです。口座タイプスプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)スタンダード2.80pips2,800円KIWAMI極1.70pips1,700円マイクロ2.80pips2,800円スタンダード口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)2.80pips2,800円KIWAMI極口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)1.70pips1,700円マイクロ口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)2.80pips2,800円スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが変わらず平均2.80pips、ハイスペック口座であるKIWAMI極口座は他2つよりも約1pips狭い1.70pipsとなりました。つまりXMTradingでドル円を1ロット新規注文と決済をした場合にかかる取引コストは、平均1,700円〜2,800円になります。ただしスタンダード口座とマイクロ口座は、取引をするたびに1ロットあたり最大で約6.6ドル付与されるXMP(XMロイヤルティポイント)というボーナスの対象です。したがって、XMPを加味するとスタンダード口座とマイクロ口座の平均スプレッドは2.14pips(2.80pips-0.66pips)となり、KIWAMI極口座との差が0.34pips(1pips-0.66pips)とかなり小さくなります。XMロイヤルティポイントとはXMTradingのロイヤルティプログラムでは、取引日数によって変動するランクに応じたポイント(XMP)が付与されます。1ロット取引をするたびに与えられるXMPは、一番下のランクでは10XMP、累計100日(4ヶ月)以上取引をすることで到達する一番上のランクでは20XMPとなっています。なお継続してポジションを保有中の日数もカウントされます。そして付与されたXMPを3で割った額、つまり最大約6.6ドル(20XMP÷3)が取引で活用できるクレジットとして付与されます。このようにXMTradingでは、取引経験を積めばその分お得に取引ができる仕組みになっています。したがって、0.数pips程度のスプレッドは気にしないのであれば、取引コストではなくボーナスの豊富さやその他の取引条件を重視して選ぶべきだといえます。口座選びの基準となる各口座の特徴については、以下にまとめています。スタンダード口座・全ボーナスの対象KIWAMI極口座・スワップフリー・口座開設ボーナスのみ対象マイクロ口座・全ボーナスの対象・取引単位が他口座タイプの100分の1KIWAMI極口座のスプレッドはやはり広いKIWAMI極口座のスプレッドは、スタンダード口座やマイクロ口座と比べて約0.3pipsの差でしたが、他の業者と比べるとどうなるでしょう。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)をはじめとした、主要海外FX業者のハイスペック口座と比較すると、KIWAMI極口座のスプレッドに優位性がないことが分かりました。したがって、ハイスペック口座特有の低スプレッドを活かしたスキャルピングをしたいなら、Exness(エクスネス)のプロ口座やXS.com(エックスエス)のプロ口座を選ぶべきでしょう。ただし、KIWAMI極口座はハイスペック口座でありながら口座開設ボーナスの対象となっていたり、メジャー通貨や貴金属CFD銘柄など一部銘柄についてはスワップフリーが適用されたりとメリットもあります。ハイスペックの口座でボーナスの利用やスイングトレードを試してみたいという方は、多少スプレッドが広くても活用する価値があるといえるでしょう。KIWAMI極口座のスプレッド詳細経済指標発表1分前後は要注意経済指標発表1分前後は特にスプレッドが拡大しやすいため、裁量トレードでの成行エントリーやポジションの管理には注意が必要です。3ヶ月間に渡る経済指標発表15分前後の最大スプレッドの時間帯別推移状況を調査したところ、経済指標発表約1分前後は、大きくスプレッドが拡大していることが分かりました。また、KIWAMI極口座とスタンダード口座について、2024年7月5日の米国雇用統計発表1分前後のスプレッド推移状況も調査しました。すると発表1分前から徐々に拡大が始まり、約30秒前には10pipsを超えていることが分かります。したがって、余裕を持って経済指標発表の5分前には事前に発注した損切り注文を調整するなどのポジションの見直しを行った方がよいでしょう。指標のボラティリティを狙う場合も、余裕をもって新規エントリーを済ましておくことが重要です。マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありXMTradingのマイクロ口座が1万5,000円の口座開設ボーナス(2025年4月24日時点)の対象となっていることを考えると、多少スプレッドは広いもののボーナス狙いで使うといった形も十分ありです。取引する人が特に多いであろうニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)における平均スプレッドを比較したところ、他業者と比べて1pips〜1.5pips広い程度となっています。マイクロ口座の1ロット単位にコストを換算すると、その差は10円〜15円です。一方、早朝のスプレッドは他社平均ほどで、それほど使いづらい印象がないことも特徴です。マイクロ口座で少額のハイレバ取引をするのであれば、1pips〜1.5pipsのコスト差には目をつぶってボーナスをフル活用する戦略を取ってもよいでしょう。マイクロ口座のスプレッド詳細スタンダード口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)の最も標準的な口座タイプであるスタンダード口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間2.80pips3.16pips早朝4.46pips4.97pips経済指標前後2.53pips2.98pipsニューヨーク時間2.49pips2.89pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.80pips3.16pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値4.46pips4.97pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.53pips2.98pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.49pips2.89pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッドの平均値は2.80pips、最大スプレッドの平均値は3.16pipsとなりました。つまりスタンダード口座でドル円を1ロット取引する場合にかかる平均取引コストは、往復2,800円〜3,160円となります。それぞれの期間別のスプレッド状況について詳しく見ていきましょう。全期間のスプレッドの特徴や傾向時間帯別に平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。早朝や経済指標発表前後の時間を除いて平均スプレッドと最大スプレッドともに、平均値付近で安定して推移していることがわかります。したがって、早朝や経済指標発表前後に注意さえすれば急な取引コストの拡大には不安を抱えなくてもよいでしょう。主要海外FX業者のスタンダード口座ともスプレッドの推移状況を比較してみましょう。XMTradingは他社と比較すると平均スプレッドが最も高い業者であることがわかります。そのコスト差は、平均スプレッドが最も低いExness(エクスネス)と比べると、約1.3pips、1ロット取引する場合は往復で約1,300円の差があることが分かります。やはり、ExnessやTitan FX(タイタンエフエックス)など取引環境が優れていることで人気の高い業者と比べると、XMTradingは取引コストが高いという認識で良いようです。ただしXMTradingのスタンダード口座の特徴はなんといっても、ボーナスの豊富さです。そこで定期的にボーナスを開催しているHFM(エイチエフエム)とのコスト差も比較してみました。するとHFMのスプレッド平均値は2.61pipsと、XMTradingよりも若干有利な値となっていました。しかしXMPを加味すると、XMTradingの平均スプレッドは1ロットあたり2.14pips(2.80pips-0.66pips)となりHFMよりも有利になります。したがってボーナスの豊富さとコスト面から考えると、ボーナスを活用するならXMTradingのスタンダード口座という立ち位置は変わらないといえるでしょう。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。午前6時30分を過ぎると徐々にスプレッドの拡大が始まり、午前6時45分頃には平均スプレッドが3pipsを超えます。そしてサーバー時間が変わる7時直前から7時5分頃までの時間が最もスプレッドが拡大し、平均スプレッドは最大約15.89pips、最大スプレッドは最大約17.38pipsと通常時と比べて5〜6倍にまでなります。したがって、もし夜間にストップロス注文を置くのであれば、約20pipsはスプレッドが広がる可能性があると考慮して設定をしておくことが予期せぬロスカットへの対処法となるでしょう。また8時直前に一時的に大きく上昇する傾向があることからも、朝の値動きを狙うのであれば8時以降に取引を始めたほうがコスト面では有利に戦えます。他社との早朝における最大スプレッドの推移状況とも比較してみました。するとXMTradingは平均的であることが分かります。局所的ではありますが、6時50分頃から7時直前、7時30分頃〜8時直前までは、普段はコストが低いExnessやXS.com(エックスエス)、Titan FXと比べてスプレッドがXMTradinのほうが狭くなります。XMTradingは平均的にスプレッドが広いものの、早朝に関しては特別悪条件ということはないようです。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向最も取引量の多い時間帯であるニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)におけるスプレッドの推移状況について、時間帯別にグラフ化しました。平均スプレッドと最大スプレッドはともに平均値付近で安定していることが分かります。したがって流動性の高い時間帯の値動きを狙うのであれば、スプレッドの急拡大を心配する必要はないでしょう。ただし米国の経済指標の発表が多い冬時間午後10時30分や翌午前0時付近については、スプレッドが拡大しています。特に雇用統計のような重要な経済指標の発表がある午後10時30分前後では、最大スプレッドが平均6pipsを超えていることがわかります。一方で、他社と比較するとこの傾向はXMTradingだけの問題ではないことが分かります。経済指標のスプレッド動向については次の見出しで詳しく解説しますが、XMTradingに限らずニューヨーク時間に取引をするのであれば経済指標前後のスプレッド拡大には気を付けておいたほうがよいでしょう。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッドの推移状況をグラフ化しました。経済指標発表5分前まではスプレッドが安定しているものの、発表に向けて急拡大を始め、最終的には平均最大7pips付近まで拡大していることが分かります。ただしスプレッドが縮小し始めるのも早く、発表5分後にはもとの水準で取引ができるようになります。またMyforexでは、以前に2024年7月5日の米国雇用統計発表1分前後のスプレッド推移状況についても調査していました。雇用統計発表の30秒くらい前からスプレッドが急上昇し、発表時の数秒前〜発表時間ちょうどが最もスプレッドが拡大。発表後はすぐにスプレッドが縮小し始め、発表から25秒経過時点ではほぼ発表1分前の水準に戻っています。したがってボーナスを使って経済指標を狙った取引をするのであれば、発表5分前後を目安にエントリーをすると取引コストの影響を抑えられます。KIWAMI極口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)の中でも取引コストの削減にこだわった口座タイプKIWAMI極口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間1.70pips2.06pips早朝3.30pips3.80pips経済指標前後1.43pips1.88pipsニューヨーク時間1.39pips1.77pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.70pips2.06pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値3.30pips3.80pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.43pips1.88pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.39pips1.77pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッドの平均値は1.70pips、最大スプレッドの平均値は2.06pipsとなり、ドル円を1ロット取引する場合にかかる取引コストは、往復で1,700円〜2,060円となります。スタンダード口座の平均値2.80pipsと比較すると、その差は約1.0pipsです。しかしスタンダード口座にはXMP(約0.66pips相当)があることを加味するとその差はそれほど大きくはないことが分かります。ハイスペック口座として提供されているにもかかわらずこの水準は、KIWAMI極口座はスプレッドが広がったと噂されても仕方がないかもしれません。全期間のスプレッドの特徴や傾向時間帯別の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況も見ていきましょう。スタンダード口座同様、早朝や経済指標発表前後の時間を除いて平均スプレッドと最大スプレッドともに、平均値付近で安定して推移していることがわかります。したがって、大部分の時間帯でスプレッドの安定性について問題はないといえます。主要海外FX業者のハイスペック口座ともスプレッドの推移状況を比較してみました。KIWAMI極口座は決してスプレッドが狭い水準とはいえず、最も低いExness(エクスネス)と比べると、1pips近い差があります。1ロットの取引あたり往復で1,000円のコストを多く負担しなければならないと考えると、KIWAMI極口座を使ったスキャルピングはコスト面から避けておいたほうがいいといえます。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。時間帯によるスプレッドの推移状況は、スタンダード口座とほとんど同じです。また平均スプレッドは最大約14.75pips、最大スプレッドは最大約16.16pipsとこちらもスタンダード口座と1pipsの差であり、ハイスペック口座だからといって特別拡大しないわけではありませんでした。また他社のハイスペック口座と比較すると、KIWAMI極口座の早朝スプレッドは他社と比べてやや広めの水準であることが分かります。したがって早朝にポジションを保有する、または日を跨ぐような取引をする場合は、KIWAMI極口座ではなくHFM(エイチエフエム)プロ口座のようなスプレッドが拡大しづらいハイスペック口座を使うことがおすすめとなります。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)における平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況は、以下の通りです。スプレッドは軒並み安定しており、翌午前0時から2時にかけて若干狭くなる傾向にあることも読み取れます。ただし、こちらもスタンダード口座と同様、米国の経済指標の発表が多い冬時間22時30分は最大スプレッドが6pipsまで拡大することがあります。この傾向は、Exnessを除き、ほかの業者でも顕著にみられたことから、ハイスペック口座であっても経済指標前後のスプレッド拡大には気をつけなければなりません。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッドの推移状況をグラフ化しました。ハイスペック口座だからといってスプレッドの拡大傾向が収まる訳ではなく、経済指標発表5分前から拡大をし始めて、発表時には通常時の3倍程度まで拡大します。また以下は、2024年7月3日のISM非製造業景況指数発表時における各業者が提供するハイスペック口座のスプレッド推移状況の比較グラフです。比べてみると、KIWAMI極口座はスプレッドの拡大が激しい部類であることが分かります。縮小のスピードはFXGT(エフエックスジーティー)よりは早いものの、拡大が穏やかなExnessやXS.com(エックスエス)と比べると、ある程度安定した後でもスプレッドの水準は高いままです。トレーダーがスプレッド拡大を警戒する経済指標発表の時間帯を見ても分かる通り、口座開設ボーナスを目的としないのであれば、他業者のハイスペック口座を選ぶべきでしょう。マイクロ口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)で少額から取引をしたい人に人気のあるマイクロ口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間2.80pips3.16pips早朝4.46pips4.97pips経済指標前後2.53pips2.98pipsニューヨーク時間2.49pips2.89pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.80pips3.16pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値4.46pips4.97pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.53pips2.98pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.49pips2.89pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッド値はスタンダード口座と全く同じであり、平均値は2.80pips、最大スプレッドの平均値は3.16pipsとなりました。つまりマイクロ口座でドル円を1ロット取引する場合にかかる取引コストは、往復2,800円〜3,160円となります。それぞれの期間別のスプレッドについて詳しく見ていきましょう。スタンダード口座とマイクロ口座スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッド値だけでなく全ボーナスの対象となっている点なども似ていますが、1ロットの通貨量が大きな差です。マイクロ口座は1ロットあたり1,000通貨とスタンダード口座の100分の1から取引ができます。したがってボーナスを活用しながらロットも細かく調整して取引したい、少額からドル円の取引を試してみたい人は、スタンダード口座ではなくマイクロ口座がおすすめです。全期間のスプレッドの特徴や傾向XMTradingと他社が提供するマイクロ口座の推移状況を比較してみました。XMTradingのマイクロ口座は最もスプレッドが広い水準であり、次にスプレッドが広いTitan FX(タイタンエフエックス)のマイクロ口座と比較しても、常に1.3pips前後の差があります。XMPを加味しても、その差は0.64pips(1.3pips-0.66pips)あるため、スプレッドのみを重視するのであれば他社のマイクロ口座がおすすめです。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時における最大スプレッドの推移状況を比較してみました。すると、XMTradingのマイクロ口座は全期間での調査と打って変わってスプレッドが平均的な部類であることが分かります。特に最もスプレッドが拡大する7時前後に関しては、XMPも加味するとTitan FXに並ぶ水準になります。したがって、マイクロ口座で窓開けなど早朝の値動きを狙ったり、ポジションを持ち越したりする場合はXMTradingを使うこともありだといえます。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向次にニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)におけるスプレッドの推移状況について、比較結果を見てみると、XMTradingでの取引はコスト面から不利になることが分かります。具体的なコスト差は最もスプレッドが狭いExness(エクスネス)と比べると約2pips、Titan FXやXS.com(エックスエス)と比べると約1.3pipsです。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向最後に経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッド状況を比較しました。XMTradingは他社よりもスプレッドが最大2pips〜5pips程度、XMPを加味しても1.5pips~4.5pips程度広がることから、単純なコスト差だけみると使わないほうがいいといえます。ただしマイクロ口座の1ロット単位にコストを換算すると、その差は15円〜45円です。ボーナスを使った少額トレードで経済指標の高いボラティリティを狙うのであれば、この数円のコスト差は無視してもよいといえます。Myforexのツールでリアルタイム情報を定期的に確認するXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するドル円のスプレッドは、どの口座タイプも他社と比べて広く、スキャルピングや経済指標トレードなどどの取引戦略を取るにしろコスト面では優位性がないことが分かりました。しかし一概にXMTradingを使うのはやめておいたほうがいいという訳ではありません。ボーナスを活用するならXMTradingという立ち位置は変わりませんし、ボーナスを使ってハイスペック口座を試すことができるというメリットもあります。つまり、XMTradingは資金が増えてきて本格的に取引コストを重視するトレーダーには向かないものの、とりあえず海外FXで取引をはじめてみたいといったライト層には適しているといえます。XMTradingで取引を続けつつ、Myforexのスプレッド比較ツールを活用して取引コストを定期的に確認する習慣を身につけると、より利益を残しやすくなるでしょう。参照:リアルタイム スプレッド比較
update2025.05.22 (木) 20:00
暗号資産 話題のニュース

ビットコイン11万ドル突破で史上最高値更新、強気派は上昇継続の見通し

2025年5月22日、ビットコイン(BTC)は11万ドルを突破し、史上最高値を更新しました。価格上昇の背景には、テキサス州でのビットコイン準備金法案の可決や、米国債の格下げなどが影響していると考えられます。引き続き強気目線を持つ投資家やアナリストも多く、市場ではさらなる価格上昇が期待されています。目次[非表示]ビットコイン11万ドル突破で最高値更新ビットコインの上昇要因ビットコイン強気派の目線アルトコインもBTCに続けるかETH/BTCの動向ビットコインドミナンスの動向ビットコインの価格上昇は継続かビットコイン11万ドル突破で最高値更新2025年5月22日、ビットコイン(BTC)の価格が11万ドルを突破し、約4ヶ月ぶりとなる史上最高値(ATH)を更新しました。画像引用:TradingView上のチャートが示すように、ビットコイン価格は力強い上昇を見せています。奇しくも5月22日は、初めてビットコインが実際の決済に使われたことを記念する「ビットコイン・ピザデー」です。この歴史的な日に最高値を更新したことは、市場参加者の記憶にも残る出来事となるでしょう。ビットコインの上昇要因この価格上昇の背景には、いくつかの要因が影響していると考えられます。米国テキサス州では、州政府によるビットコイン準備金の設立を認める法案「SB21」が5月22日に下院で可決されました。上院での再承認と知事の署名を経て法案が成立すれば、州による大規模なビットコイン投資が行われるとの見方もあるようです。また、米国債の格下げが影響した可能性もあります。米大手格付け会社による米国債の格下げで国債が売られ、無国籍資産であるビットコインに資金が流入しやすくなっている傾向があると考えられます。さらに、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)への資金流入が再び加速していることも、価格上昇を後押ししているといえるでしょう。画像引用:coinglass上のチャートの通り、ビットコイン現物ETFへの純資金流入額は直近で増加傾向にあります。このことも、過去最高値を記録する要因の一つとなったと考えられます。ビットコイン強気派の目線史上最高値を更新したビットコインですが、今後の価格動向について市場の関心はさらに高まっています。影響力のある著名な投資家やアナリストからは、引き続き強気な見通しが示されており、市場の期待感を後押ししています。アーサー・ヘイズ氏仮想通貨(暗号資産)取引所BitMEXの共同創設者であるアーサー・ヘイズ氏は、今回の最高値更新の直前にも、ビットコイン価格に対する強気予想を改めて示しました。同氏は経済誌のインタビューに対し、「ビットコインは今年末までに約25万ドルに達する」と述べ、さらに長期的には「トランプ大統領の任期が終わる2028年末までに約100万ドルを見込める」との見解を明らかにしています。マイケル・セイラー氏大量のビットコイン保有戦略で知られる米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)の創設者であるマイケル・セイラー氏も、ビットコインに対する強い信念を表明し続けています。同社は2025年5月5日から11日の間に、約13億4,000万ドル相当のビットコインを追加購入しています。また、セイラー氏は米政府のビットコインに対する姿勢の変化にポジティブな反応を示しています。「米国がこれほど急激にビットコインを受け入れたことには驚いた」とも述べており、ビットコイン市場の第一人者であるセイラー氏が米政府の動向を肯定的に捉えていることは、市場全体にとっても追い風となる可能性があります。PlanB氏ビットコインの価格予測モデル「Stock-to-Flow(S2F)モデル」の提唱者として知られるPlanB氏の動向も、市場の関心を集めています。同氏は2025年2月、自身が保有するビットコインを全てセルフカストディ(自己管理)からビットコイン現物ETFへ移したことを明らかにしました。この動きは、先に述べた現物ETFへの資金流入の加速というトレンドとも関連し、ビットコインが伝統的な金融商品と同様に扱われるようになる大きな流れを示唆していると解釈できます。これらの著名な投資家・アナリストの強気な見解や、現物ETFを通じた市場参加者の拡大は、ビットコインのさらなる価格上昇への期待を高めているといえるでしょう。アルトコインもBTCに続けるかビットコイン(BTC)が史上最高値を更新したことで、主要アルトコインも上昇を見せています。アルトコインシーズンを期待する声もありますが、各種データを確認すると、まだ本格的なアルトコインシーズンが到来したとはいえない状況です。ETH/BTCの動向以下の画像は、時価総額2位のアルトコインであるイーサリアム(ETH)と、ビットコインの価格比率を示したチャートです。画像引用:TradingView直近のETH/BTC比率は、長期間の下落トレンドから脱却する兆候を見せています。当記事執筆現在(2025年5月22日)、イーサリアムは2,600ドル台までの上昇を見せており、ETH/BTC比率も約0.02345まで上昇するなど、ビットコインに対して相対的に強さを見せ始めています。明確にトレンドが転換したとは言い切れませんが、今後節目となる0.03を抜けてくると、イーサリアムの強さが市場で広く認識されるかもしれません。歴史的に見ても、ETH/BTC比率の底打ちはアルトコインシーズン開始の兆候となることが多いとされています。ビットコインドミナンスの動向一方、ETH/BTC比率は底打ちの可能性が言及されているものの、ビットコインドミナンスは60%を超えており、以前として高い水準です。画像引用:TradingViewビットコインドミナンスは2022年11月頃から上昇トレンドが継続しており、当記事執筆時点(2025年5月22日)では約64%を記録しています。これは市場参加者の多くがビットコイン中心に資金分配していることを意味し、アルトコインへの資金循環が起こっていないと考えられるでしょう。仮想通貨(暗号資産)価格追跡サイトのCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)では、アルトコインシーズンインデックスという指標を提供しています。これは直近90日間のアルトコイン上位100銘柄のビットコインに対するパフォーマンスに基づき、市場がアルトコインシーズンに入っているかどうかを示した指数です。この指数は、2025年5月22日時点では「25」となっており、ビットコインシーズンであることを示しています。こういったデータからも、現状ではアルトコインへの資金循環が発生していないといえるでしょう。画像引用:CoinMarketCapしかし、ビットコインの価格が安定し、市場のリスク許容度が高まれば、アルトコインに大きく資金流入する可能性があります。今後、イーサリアムが明確にビットコインのパフォーマンスを上回り、その他主要アルトコインも連動して動き出すかがポイントだといえるかもしれません。ビットコインの価格上昇は継続かビットコイン(BTC)が11万ドルを突破し、史上最高値を更新したことで大きな注目が集まっています。引き続き強気目線を継続する投資家やアナリストも多く、市場ではさらなる価格上昇が期待されています。直近ではETH/BTCの底打ちが言及されており、アルトコインシーズン到来の可能性も高まっているのかもしれません。
update2025.05.22 (木) 19:30
その他 話題のニュース

4月のFX・債券・株式の取引高が増加、ボラティリティの高まりとリスク回避が一因

欧州で複数の取引所を運営するEuronextは、2025年4月の月間取引量が過去最高水準に達したことを発表しました。同社は金融商品全体で取引量が増加したと説明しています。株式や債券の取引量が増加し、FXやコモディティ市場も取引が活発だったとしています。また、国内FXの取引高も2025年に入り増加しています。取引量の変化はトランプ大統領の政策による金融市場の見通しの不透明感が一因になっていると考えられます。本記事では、2025年以降に取引が活発化した銘柄について説明するほか、取引需要の高まりを受けた企業の動向もご紹介します。目次[非表示]国内FXの取引高は増加傾向Euronextの月間取引高が過去最高FX・株式・債券の取引が活発化取引プラットフォーム開発への需要も増加ユーザー獲得の鍵はリスク回避とボラティリティか国内FXの取引高は増加傾向金融先物取引業協会が発行している店頭FX月次速報では、2025年4月の出来高は1,468兆6,240億円でした。国内FX市場では、2024年8月から年末にかけて取引量が減少していましたが、2025年1月以降は増加傾向にあります。2月から4月にかけて増加し、直近の取引高は2024年8月の水準まで回復しています。外為どっとコムでは過去3年で最高の取引高を記録しており、国内FXでは取引が活発化していると言えるでしょう。国内FX業者の取引高は業者によって異なるものの、投資家向けの資料ではSBI証券や松井証券でも取引量の増加が見込まれています。Euronextの月間取引高が過去最高欧州で複数の取引所を運営するEuronextは、取引高が過去最高水準を記録したことを発表しました。Euronextによると、2025年1~3月期の利益は前期比で4億190万ユーロ増加し、4億5,850万ユーロだったとしています。また、2025年5月15日には、オーストラリアに拠点を構える海外FX業者のVT Marketsが、4月の月間取引高が過去最高の7,200億ドルに達したことを発表しました。同社は多言語プラットフォームに力を入れたことで、東南アジアや中東、ラテンアメリカで急成長しており、1日あたりのアクティブユーザー数も20%増加したとしています。EuronextとはEuronextはオランダに本拠地を構える取引所グループで、ユーロネクスト・パリに上場しています。欧州各地の取引所を運営しており、ユーロネクスト・アムステルダムやユーロネクスト・ブリュッセルなど、7つの取引所を運営しています。FX・株式・債券の取引が活発化Euronextのプレス向けリリースによると、収益の57%は資産管理や決済サービスといった非取引関連収益の需要の高まりによるものとされています。EuronextのCEOであるステファン・ブジュナ氏は、取引関連収益については、「資産クラスを問わず取引量が増加し、株式取引の収益は22%以上、債券取引は30%以上増加した」と説明しています。また、FXやコモディティ市場でも取引が活発だったとしています。市場のボラティリティと顧客の需要により、これらの金融商品の取引が活発化したことが背景にあるようです。当サイトのボラティリティ分析ツールでは、S&P500などの主要な株価指数で4月初旬から中旬にかけてボラティリティの大幅な増加が確認できます。FXでも同様の傾向が見られ、4月初旬に主要通貨ペアのボラティリティが増加しています。下記のグラフはEURUSDのボラティリティです。各銘柄の直近のボラティリティは、下記のページでご確認いただけます。参照:ボラティリティ分析(価格変動)債券についても3月末から4月初旬にかけてボラティリティの増加が見られます。米中期債や英国債では急激な値動きも発生しており、US10YR.Fのチャートでは10日程の間に最大で5ドル近く動いています。海外FX業者で債券を扱っているブローカーは少なく、主要な業者ではHFM(エイチエフエム)やVantageTrading(ヴァンテージトレーディング)などに限られています。取引プラットフォーム開発への需要も増加取引量とボラティリティの増加を背景に、取引プラットフォームの開発需要も増加しており、一部の企業では採用を強化する動きも見られます。外為プラットフォームのSparkを開発・提供しているスパーク・システムズは、取引量の急増とボラティリティの拡大を受けた需要増加に対応するため、営業・開発担当者の採用を強化する方針を明らかにしています。スパーク・システムズは、米シティグループと英HSBCホールディングス、ゴールドマン・サックスなど、大手金融企業の出資を受けているシンガポール企業です。同社のCEOであるウォン・ジョー・セン氏によると、スパーク・システムズの1日あたりの平均取引高は、毎年ほぼ2倍に増加しており、現在は1,000億ドルに達しているとしています。同氏はトランプ大統領による政策が、需要増加の一因になっていると説明しています。急成長を見せるSparkSparkは、2025年にシンガポールで最も急成長している企業に選ばれたスパーク・システムズが開発する通貨取引向けのプラットフォームです。カスタマイズによる顧客ニーズへの柔軟な対応と超低遅延を実現したプラットフォームで、ホワイトラベル化にも対応しています。ユーザー獲得の鍵はリスク回避とボラティリティか4月のFXや株式、債券市場でのボラティリティの拡大は、トランプ政権の関税政策による先行き不透明感を受けた金融市場のリスク回避の動きを反映したものと考えられます。5月に入り金融市場のボラティリティに落ち着きが見られるものの、トランプ大統領の政策による混乱が続く可能性があります。海外FXではハイレバレッジを活用して、少額で大きな値動きを狙うトレーダーも少なくありません。海外FX業者がトランプ政権下で顧客を獲得するには、リスク回避とボラティリティの高まりによるトレーダーのニーズの変化を、しっかり読み取ることができるかどうかが重要と言えるでしょう。
update2025.05.21 (水) 19:00
その他 話題のニュース

CEOが顔出ししている海外FX業者はある?情報を公開するリスクとは

海外FX業者が経営陣の情報を公開しているかどうかは、業者ごとに違いがあります。当サイトでは主要な海外FX業者を対象に、CEOが顔出しして活動しているかどうか調査しました。その結果、半数以上のブローカーのCEOが顔出ししていることが明らかになりました。一方で、CEOの情報を公開していないブローカーも多く、業界内でも対応が分かれている状況です。本記事では、調査結果を一覧でまとめています。また、海外FX業者がCEOの情報を公開するリスクや非公開にする理由を説明します。目次[非表示]CEOが顔出ししている主要な海外FX業者は約50%ExnessTitan FXBigBossTraders TrusteasyMarketsIS6FXTradeviewAxiXS.comAXIORY海外FX業者が経営陣の情報を非公開にする理由マーケティング上のメリットが薄い法的な義務がない経営実態を隠したいCEOの情報公開はリスクが高いCEOが顔出ししている主要な海外FX業者は約50%当サイトの調査では、半数の海外FX業者のCEOが顔出ししていることが分かりました。ブローカーによっては、CEO以外の経営陣の情報を掲載していることもあります。主要な海外FX業者でもブローカーによって対応が分かれているようです。ブローカー経営陣の情報掲載XMTradingCEO氏名:×CEO顔出し:×他の経営陣の情報:×ExnessCEO氏名:ペトル・ヴァロフ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Titan FXCEO氏名:マーティン・サンティレール氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇BigBossCEO氏名:クリストファー・ジェイソン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Milton MarketsCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×Traders TrustCEO氏名:ニコラ・ベラルディ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×HFMCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×easyMarketsCEO氏名:ニコス・アントニアデス氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇GeneTradeCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×IS6FXCEO氏名:ヌーノ・アマラル氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇FXGTCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×TradeviewCEO氏名:ティモシー・フューリー氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇MYFXMarketsCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×AxiCEO氏名:ラジェシュ・ヨハナン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇XS.comCEO氏名:モハマド・イブラヒム氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇AXIORYCEO氏名:ロベルト・アンブロジオ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇Land PrimeCEO氏名:ショーン・パーク氏顔出し:×他の経営陣の情報:×XMTradingCEO氏名:×CEO顔出し:×他の経営陣の情報:×ExnessCEO氏名:ペトル・ヴァロフ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Titan FXCEO氏名:マーティン・サンティレール氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇BigBossCEO氏名:クリストファー・ジェイソン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Milton MarketsCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×Traders TrustCEO氏名:ニコラ・ベラルディ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×HFMCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×easyMarketsCEO氏名:ニコス・アントニアデス氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇GeneTradeCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×IS6FXCEO氏名:ヌーノ・アマラル氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇FXGTCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×TradeviewCEO氏名:ティモシー・フューリー氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇MYFXMarketsCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×AxiCEO氏名:ラジェシュ・ヨハナン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇XS.comCEO氏名:モハマド・イブラヒム氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇AXIORYCEO氏名:ロベルト・アンブロジオ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇Land PrimeCEO氏名:ショーン・パーク氏顔出し:×他の経営陣の情報:×XMTrading(エックスエムトレーディング)とExness(エクスネス)はいずれも大手の海外FX業者ですが、公式サイト上にXMTradingのCEOの情報は掲載されていません。一方で、大手ではなくても顔出ししているブローカーも見受けられます。同じ海外FX業者でも対応が分かれており、CEOの情報公開は必ずしも一般的ではありません。ただし、公式サイト上で情報が非公開になっていても、宣伝などの目的がある時には経営陣がニュースサイトなどに顔出しで登場することもあるようです。国内の大手FX業者では、会社概要などにCEOの氏名が掲載されるケースが一般的ですが、サービスサイト上に写真を掲載している業者は少ないようです。ただし、別途企業サイトや採用サイトを運営している会社では、そちらのサイトに写真を掲載している場合があります。海外FX業者の運営会社情報や保有ライセンスなどの詳細については、下記のページでご確認いただけます。ExnessExnessのCEOのペトル・ヴァロフ氏は、採用サイトに自身の写真とコメントを掲載しています。外部のサイトにも同氏の情報が掲載されており、ネット上での露出は多いようです。Exnessでは、CEO以外の経営陣の情報は公開されていませんでした。[1]画像引用:Exness CareersTitan FXTitan FX(タイタンエフエックス)では、代表取締役のマーティン・サンティレール氏のほか、技術部門や法務部など、幹部メンバーの顔写真も公式サイト上に公開されています。[2]メンバーの顔写真をこれほど多く公開しているブローカーは、海外FX業者の中でも珍しいかもしれません。画像引用:Titan FXBigBossBigBoss(ビッグボス)の公式サイトには、CEOや経営陣を紹介するページはありません。しかし、サイト内の日本向けブログには、2024年に同社がWorld Business Outlook Awardsを受賞した際の記事が掲載されており、受賞スピーチを行うCEOのクリストファー・ジェイソン氏の写真を確認できます。[3]画像引用:BigBossTraders TrustTraders Trust(トレーダーズトラスト)の公式サイトには、CEOのニコラ・ベラルディ氏の写真とコメントが掲載されています。LinkedInアカウントも確認できましたが、こちらに写真は掲載されていませんでした。Traders Trustでは、他の経営陣の写真や情報は公開されていません。[4]画像引用:Traders TrusteasyMarketseasyMarkets(イージーマーケッツ)の公式サイト上には、CEOのニコス・アントニアデス氏のコメントのみが掲載されており、写真は公開されていません。しかし、同氏のFacebookアカウントには本人の写真が投稿されているほか、過去に金融系の海外メディアに顔出しで登場しています。[5][6]画像引用:FacebookIS6FXIS6FX(アイエスシックスエフエックス)のCEOヌーノ・アマラル氏は、公式サイト上に写真と略歴を掲載しています。また、LinkedInアカウントへのリンクもサイト上に掲載されています。他の経営陣については、金融メディアに最高マーケティング責任者のコメントが掲載されているものの、写真は確認できませんでした。[7]画像引用:IS6FXTradeviewTradeview(トレードビュー)のCEOのティモシー・フューリー氏は、公式サイトに自身の写真・コメントを掲載しています。また、Tradeviewのサイトでは、主要な経営陣6名の写真とコメントも確認できます。[8]画像引用:TradeviewAxiAxi(アクシ)ではCEOのラジェシュ・ヨハナン氏のほか、5名の経営陣の写真とコメントを公式サイトに掲載しています。ラジェシュ・ヨハナン氏のLinkedInのアカウントも確認できました。また、公式サイトにリンクは掲載されていませんが、他の経営陣もLinkedInにアカウントがあります。[9]画像引用:AxiXS.comXS.com(エックスエス)の公式サイトでは会社案内ページなどに、CEOや経営陣の情報は掲載されていません。しかし、サイト内のブログには、CEOのモハマド・イブラヒム氏がグローバル・インスピレーショナル・CEO賞を受賞した時の記事が掲載されており、記事内に同氏の写真を確認できます。[10]画像引用:XS.comAXIORYAXIORY(アキシオリー)のサイトには、CEOのロベルト・アンブロジオ氏と2名の役員の写真・情報が掲載されています。サイトでは各役員の略歴を確認できます。サイトの表示言語を日本語以外の言語に設定すると、CEO以外の役員が3名表示されました。サービスを提供している地域によって若干メンバーが異なるようです。[11]画像引用:AXIORY海外FX業者が経営陣の情報を非公開にする理由海外FX業者のCEOが顔出しや情報公開しない理由は、リスク回避・プライバシー保護以外にもいくつか考えられます。マーケティング上のメリットが薄いCEOの情報を公開しても、マーケティング上のメリットは薄いと考えられます。トレーダーはスプレッドやレバレッジ、ボーナスなどの取引条件やサービスを比較して、利用するブローカーを決めることが多く、経営陣の顔ぶれで特定のブローカーを選ぶとは考えにくいです。経営陣の情報を公開することで、組織としての透明性を顧客に印象付けることはできるかもしれませんが、公開するリスクを上回るほどのメリットはないと判断するFX業者が多いと考えられます。法的な義務がない別の理由として、法的な義務がない点が挙げられます。多くの海外FX業者が取得しているセーシェル共和国の金融ライセンスを例にすると、ライセンス取得の必須要件は以下のようになっています。セーシェル国内に会社を設立オフィスの設置5万ドルの資本金コンプライアンス担当者を配置証券ディーラーライセンスの代表者の任命賠償責任保険への加入法律顧問の配置セーシェル共和国の金融ライセンスを取得するには、セーシェル国内に会社を設立し、オフィスも用意する必要があります。その他、一定の資本金や各種担当者の配置、損害賠償保険への加入などが必須です。しかし、会社やCEOの情報公開については定めはありません。このような背景も、海外FX業者が経営陣の情報を公開しない一因になっていると考えられます。経営実態を隠したい複数のブランドを展開しており、見かけ上は別会社に見せたい場合、経営者・会社の情報を非公開にすることもあります。そのほか、経営者の経歴に問題がある場合、CEOや運営会社の情報を隠して営業することもあります。例えば、SAMURAI FX(サムライエフエックス)というブローカーは、経営破綻したGEMFOREX(ゲムフォレックス)との関連性が指摘されている海外FX業者です。GEMFOREXは2023年に破綻した海外FX業者で、現在でも元ユーザーとの間でトラブルが続いています。SAMURAI FXの運営会社に関する詳細な情報は非公開になっており、CEOの情報も明かされていません。仮にSAMURAI FXがGEMFOREX関係者によって設立されたブローカーだとすると、GEMFOREXとの関係が明るみに出れば、印象が悪くなり、SAMURAI FXの顧客獲得は困難になるでしょう。ブローカーによっては、経営実態を隠すために情報を非公開にしている場合もあります。CEOだけではなく、運営会社やライセンス情報も非公開の場合は、詐欺業者の可能性があるため注意が必要です。CEOの情報公開はリスクが高い海外FX業者によっては、CEOが顔出ししている場合もありますが、ブローカーによって対応が分かれています。加えて、最近では画像生成AIの登場により、実在しない人物の画像を手軽に生成できるようになりました。CEOが情報を公開し顔出ししていても、それだけで信頼できるFX業者とは限りません。FX業者を装った実体のない詐欺業者も存在するため、信頼できるブローカーを利用することが大切です。CEOの情報が公開されていない海外FX業者であっても、実績のある主要なブローカーでは運営会社やライセンスに関する情報はしっかり公開しています。これから海外FXを利用する方は、ある程度実績・知名度のあるブローカーを選ぶと良いでしょう。当サイトでは、ブローカーの運営会社やライセンス、サービスを調査し、信頼できる海外FX業者をご紹介しています。海外FX業者選びで迷っている方は、下記のページで主要なブローカーの特徴をご確認いただけます。出典元:Exness Careershttps://exness-careers.com/about/Titan FXhttps://titanfx.com/vu/our-teamBigBosshttps://www.bigboss-financial.com/blog/archives/22109Traders Trusthttps://traders-trust.com/about-us/finace magnateshttps://www.financemagnates.com/executives/reducing-spreads-will-impact-revenue-but-its-strategic-easymarkets-ceo/Facebookhttps://www.facebook.com/easyMarkets/photos/meet-nikos-antoniades-ceo-easy-forexq-what-do-you-love-most-about-your-position-/10153039916986730/IS6FXhttps://is6.com/ja/company/aboutTradeviewhttps://www.tvmarkets.com/en/company/about-us/Axihttps://www.axi.com/int/company/our-teamXS.comhttps://www.xs.com/jp/media/xs-press-releases/gfi-honors-xscoms-ceo-with-global-inspirational-ceo-award/AXIORYhttps://www.axiory.com/jp/company/management
新着ニュース一覧
やっぱり悪かった!XMTradingのドル円のスプレッドはコスト重視なら厳しい

やっぱり悪かった!XMTradingのドル円のスプレッドはコスト重視なら厳しい

update2025.05.23 19:00

「海外FX スプレッド おすすめ」などで検索するとよく目にするのが、大手海外FX業者XMTrading(エックスエムトレーディング)です。しかし、実際にXMTradingを利用するユーザーからは、「XMTradingのスプレッドは広い」といった意見も見られます。そこでMyforex編集部では、2024年11月20日〜2025年2月20日の3ヶ月間にかけて、XMTradingが提供する1分単位のスプレッドデータを入手し調査しました。そこで分かったのが、XMTradingが巷で言われているほどスプレッドが狭くない、むしろ他社よりも広いという事実です。本記事では、口座タイプごとに早朝やニューヨーク時間、経済指標前など4つの期間に分けて調査結果を示すとともに、スプレッドが広いならXMTradingをどのように活用すればいいのかなどを含めて解説します。目次[非表示]XMTradingのドル円のリアルタイムスプレッド【検証結果】XMTradingのドル円のスプレッドは全体的に広いどの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないKIWAMI極口座のスプレッドはやはり広い経済指標発表1分前後は要注意マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありスタンダード口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向KIWAMI極口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向マイクロ口座におけるドル円のスプレッド全期間のスプレッドの特徴や傾向早朝のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向Myforexのツールでリアルタイム情報を定期的に確認するXMTradingのドル円のリアルタイムスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するリアルタイムのスプレッド情報は、Myforexのスプレッド比較ツールでご覧いただけます。またスプレッド比較ツールでは、ドル円のリアルタイムのスプレッドを把握できるほか、期間別や各市場別など、条件で絞ってスプレッド情報を確認できます。さらに最大5社のスプレッドを比較したグラフを表示することができるので、取引コストを調査したい際にぜひご活用ください。参照:リアルタイム スプレッド比較【検証結果】XMTradingのドル円のスプレッドは全体的に広いMyforex編集部でXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するドル円のスプレッドについて調査した結果、以下のようなことが分かりました。どの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないKIWAMI極口座のスプレッドはやはり広い経済指標発表1分前後は要注意マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありどの口座タイプもスプレッドに大きな差があるわけではないスプレッドの狭さを基準にXMTradingの口座を選ぶのであれば、どれを選んでも大きな差はありません。スタンダード口座とKIWAMI極口座、マイクロ口座の平均スプレッドを3ヶ月間かけて調査した結果は以下の通りです。口座タイプスプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)スタンダード2.80pips2,800円KIWAMI極1.70pips1,700円マイクロ2.80pips2,800円スタンダード口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)2.80pips2,800円KIWAMI極口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)1.70pips1,700円マイクロ口座スプレッドの平均値1ロットあたりの換算金額(往復)2.80pips2,800円スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが変わらず平均2.80pips、ハイスペック口座であるKIWAMI極口座は他2つよりも約1pips狭い1.70pipsとなりました。つまりXMTradingでドル円を1ロット新規注文と決済をした場合にかかる取引コストは、平均1,700円〜2,800円になります。ただしスタンダード口座とマイクロ口座は、取引をするたびに1ロットあたり最大で約6.6ドル付与されるXMP(XMロイヤルティポイント)というボーナスの対象です。したがって、XMPを加味するとスタンダード口座とマイクロ口座の平均スプレッドは2.14pips(2.80pips-0.66pips)となり、KIWAMI極口座との差が0.34pips(1pips-0.66pips)とかなり小さくなります。XMロイヤルティポイントとはXMTradingのロイヤルティプログラムでは、取引日数によって変動するランクに応じたポイント(XMP)が付与されます。1ロット取引をするたびに与えられるXMPは、一番下のランクでは10XMP、累計100日(4ヶ月)以上取引をすることで到達する一番上のランクでは20XMPとなっています。なお継続してポジションを保有中の日数もカウントされます。そして付与されたXMPを3で割った額、つまり最大約6.6ドル(20XMP÷3)が取引で活用できるクレジットとして付与されます。このようにXMTradingでは、取引経験を積めばその分お得に取引ができる仕組みになっています。したがって、0.数pips程度のスプレッドは気にしないのであれば、取引コストではなくボーナスの豊富さやその他の取引条件を重視して選ぶべきだといえます。口座選びの基準となる各口座の特徴については、以下にまとめています。スタンダード口座・全ボーナスの対象KIWAMI極口座・スワップフリー・口座開設ボーナスのみ対象マイクロ口座・全ボーナスの対象・取引単位が他口座タイプの100分の1KIWAMI極口座のスプレッドはやはり広いKIWAMI極口座のスプレッドは、スタンダード口座やマイクロ口座と比べて約0.3pipsの差でしたが、他の業者と比べるとどうなるでしょう。Exness(エクスネス)やTitan FX(タイタンエフエックス)をはじめとした、主要海外FX業者のハイスペック口座と比較すると、KIWAMI極口座のスプレッドに優位性がないことが分かりました。したがって、ハイスペック口座特有の低スプレッドを活かしたスキャルピングをしたいなら、Exness(エクスネス)のプロ口座やXS.com(エックスエス)のプロ口座を選ぶべきでしょう。ただし、KIWAMI極口座はハイスペック口座でありながら口座開設ボーナスの対象となっていたり、メジャー通貨や貴金属CFD銘柄など一部銘柄についてはスワップフリーが適用されたりとメリットもあります。ハイスペックの口座でボーナスの利用やスイングトレードを試してみたいという方は、多少スプレッドが広くても活用する価値があるといえるでしょう。KIWAMI極口座のスプレッド詳細経済指標発表1分前後は要注意経済指標発表1分前後は特にスプレッドが拡大しやすいため、裁量トレードでの成行エントリーやポジションの管理には注意が必要です。3ヶ月間に渡る経済指標発表15分前後の最大スプレッドの時間帯別推移状況を調査したところ、経済指標発表約1分前後は、大きくスプレッドが拡大していることが分かりました。また、KIWAMI極口座とスタンダード口座について、2024年7月5日の米国雇用統計発表1分前後のスプレッド推移状況も調査しました。すると発表1分前から徐々に拡大が始まり、約30秒前には10pipsを超えていることが分かります。したがって、余裕を持って経済指標発表の5分前には事前に発注した損切り注文を調整するなどのポジションの見直しを行った方がよいでしょう。指標のボラティリティを狙う場合も、余裕をもって新規エントリーを済ましておくことが重要です。マイクロ口座はボーナス狙いで選ぶ選択肢もありXMTradingのマイクロ口座が1万5,000円の口座開設ボーナス(2025年4月24日時点)の対象となっていることを考えると、多少スプレッドは広いもののボーナス狙いで使うといった形も十分ありです。取引する人が特に多いであろうニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)における平均スプレッドを比較したところ、他業者と比べて1pips〜1.5pips広い程度となっています。マイクロ口座の1ロット単位にコストを換算すると、その差は10円〜15円です。一方、早朝のスプレッドは他社平均ほどで、それほど使いづらい印象がないことも特徴です。マイクロ口座で少額のハイレバ取引をするのであれば、1pips〜1.5pipsのコスト差には目をつぶってボーナスをフル活用する戦略を取ってもよいでしょう。マイクロ口座のスプレッド詳細スタンダード口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)の最も標準的な口座タイプであるスタンダード口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間2.80pips3.16pips早朝4.46pips4.97pips経済指標前後2.53pips2.98pipsニューヨーク時間2.49pips2.89pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.80pips3.16pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値4.46pips4.97pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.53pips2.98pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.49pips2.89pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッドの平均値は2.80pips、最大スプレッドの平均値は3.16pipsとなりました。つまりスタンダード口座でドル円を1ロット取引する場合にかかる平均取引コストは、往復2,800円〜3,160円となります。それぞれの期間別のスプレッド状況について詳しく見ていきましょう。全期間のスプレッドの特徴や傾向時間帯別に平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。早朝や経済指標発表前後の時間を除いて平均スプレッドと最大スプレッドともに、平均値付近で安定して推移していることがわかります。したがって、早朝や経済指標発表前後に注意さえすれば急な取引コストの拡大には不安を抱えなくてもよいでしょう。主要海外FX業者のスタンダード口座ともスプレッドの推移状況を比較してみましょう。XMTradingは他社と比較すると平均スプレッドが最も高い業者であることがわかります。そのコスト差は、平均スプレッドが最も低いExness(エクスネス)と比べると、約1.3pips、1ロット取引する場合は往復で約1,300円の差があることが分かります。やはり、ExnessやTitan FX(タイタンエフエックス)など取引環境が優れていることで人気の高い業者と比べると、XMTradingは取引コストが高いという認識で良いようです。ただしXMTradingのスタンダード口座の特徴はなんといっても、ボーナスの豊富さです。そこで定期的にボーナスを開催しているHFM(エイチエフエム)とのコスト差も比較してみました。するとHFMのスプレッド平均値は2.61pipsと、XMTradingよりも若干有利な値となっていました。しかしXMPを加味すると、XMTradingの平均スプレッドは1ロットあたり2.14pips(2.80pips-0.66pips)となりHFMよりも有利になります。したがってボーナスの豊富さとコスト面から考えると、ボーナスを活用するならXMTradingのスタンダード口座という立ち位置は変わらないといえるでしょう。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。午前6時30分を過ぎると徐々にスプレッドの拡大が始まり、午前6時45分頃には平均スプレッドが3pipsを超えます。そしてサーバー時間が変わる7時直前から7時5分頃までの時間が最もスプレッドが拡大し、平均スプレッドは最大約15.89pips、最大スプレッドは最大約17.38pipsと通常時と比べて5〜6倍にまでなります。したがって、もし夜間にストップロス注文を置くのであれば、約20pipsはスプレッドが広がる可能性があると考慮して設定をしておくことが予期せぬロスカットへの対処法となるでしょう。また8時直前に一時的に大きく上昇する傾向があることからも、朝の値動きを狙うのであれば8時以降に取引を始めたほうがコスト面では有利に戦えます。他社との早朝における最大スプレッドの推移状況とも比較してみました。するとXMTradingは平均的であることが分かります。局所的ではありますが、6時50分頃から7時直前、7時30分頃〜8時直前までは、普段はコストが低いExnessやXS.com(エックスエス)、Titan FXと比べてスプレッドがXMTradinのほうが狭くなります。XMTradingは平均的にスプレッドが広いものの、早朝に関しては特別悪条件ということはないようです。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向最も取引量の多い時間帯であるニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)におけるスプレッドの推移状況について、時間帯別にグラフ化しました。平均スプレッドと最大スプレッドはともに平均値付近で安定していることが分かります。したがって流動性の高い時間帯の値動きを狙うのであれば、スプレッドの急拡大を心配する必要はないでしょう。ただし米国の経済指標の発表が多い冬時間午後10時30分や翌午前0時付近については、スプレッドが拡大しています。特に雇用統計のような重要な経済指標の発表がある午後10時30分前後では、最大スプレッドが平均6pipsを超えていることがわかります。一方で、他社と比較するとこの傾向はXMTradingだけの問題ではないことが分かります。経済指標のスプレッド動向については次の見出しで詳しく解説しますが、XMTradingに限らずニューヨーク時間に取引をするのであれば経済指標前後のスプレッド拡大には気を付けておいたほうがよいでしょう。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッドの推移状況をグラフ化しました。経済指標発表5分前まではスプレッドが安定しているものの、発表に向けて急拡大を始め、最終的には平均最大7pips付近まで拡大していることが分かります。ただしスプレッドが縮小し始めるのも早く、発表5分後にはもとの水準で取引ができるようになります。またMyforexでは、以前に2024年7月5日の米国雇用統計発表1分前後のスプレッド推移状況についても調査していました。雇用統計発表の30秒くらい前からスプレッドが急上昇し、発表時の数秒前〜発表時間ちょうどが最もスプレッドが拡大。発表後はすぐにスプレッドが縮小し始め、発表から25秒経過時点ではほぼ発表1分前の水準に戻っています。したがってボーナスを使って経済指標を狙った取引をするのであれば、発表5分前後を目安にエントリーをすると取引コストの影響を抑えられます。KIWAMI極口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)の中でも取引コストの削減にこだわった口座タイプKIWAMI極口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間1.70pips2.06pips早朝3.30pips3.80pips経済指標前後1.43pips1.88pipsニューヨーク時間1.39pips1.77pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.70pips2.06pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値3.30pips3.80pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.43pips1.88pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値1.39pips1.77pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッドの平均値は1.70pips、最大スプレッドの平均値は2.06pipsとなり、ドル円を1ロット取引する場合にかかる取引コストは、往復で1,700円〜2,060円となります。スタンダード口座の平均値2.80pipsと比較すると、その差は約1.0pipsです。しかしスタンダード口座にはXMP(約0.66pips相当)があることを加味するとその差はそれほど大きくはないことが分かります。ハイスペック口座として提供されているにもかかわらずこの水準は、KIWAMI極口座はスプレッドが広がったと噂されても仕方がないかもしれません。全期間のスプレッドの特徴や傾向時間帯別の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況も見ていきましょう。スタンダード口座同様、早朝や経済指標発表前後の時間を除いて平均スプレッドと最大スプレッドともに、平均値付近で安定して推移していることがわかります。したがって、大部分の時間帯でスプレッドの安定性について問題はないといえます。主要海外FX業者のハイスペック口座ともスプレッドの推移状況を比較してみました。KIWAMI極口座は決してスプレッドが狭い水準とはいえず、最も低いExness(エクスネス)と比べると、1pips近い差があります。1ロットの取引あたり往復で1,000円のコストを多く負担しなければならないと考えると、KIWAMI極口座を使ったスキャルピングはコスト面から避けておいたほうがいいといえます。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時の平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。時間帯によるスプレッドの推移状況は、スタンダード口座とほとんど同じです。また平均スプレッドは最大約14.75pips、最大スプレッドは最大約16.16pipsとこちらもスタンダード口座と1pipsの差であり、ハイスペック口座だからといって特別拡大しないわけではありませんでした。また他社のハイスペック口座と比較すると、KIWAMI極口座の早朝スプレッドは他社と比べてやや広めの水準であることが分かります。したがって早朝にポジションを保有する、または日を跨ぐような取引をする場合は、KIWAMI極口座ではなくHFM(エイチエフエム)プロ口座のようなスプレッドが拡大しづらいハイスペック口座を使うことがおすすめとなります。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向ニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)における平均スプレッドと最大スプレッドの推移状況は、以下の通りです。スプレッドは軒並み安定しており、翌午前0時から2時にかけて若干狭くなる傾向にあることも読み取れます。ただし、こちらもスタンダード口座と同様、米国の経済指標の発表が多い冬時間22時30分は最大スプレッドが6pipsまで拡大することがあります。この傾向は、Exnessを除き、ほかの業者でも顕著にみられたことから、ハイスペック口座であっても経済指標前後のスプレッド拡大には気をつけなければなりません。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッドの推移状況をグラフ化しました。ハイスペック口座だからといってスプレッドの拡大傾向が収まる訳ではなく、経済指標発表5分前から拡大をし始めて、発表時には通常時の3倍程度まで拡大します。また以下は、2024年7月3日のISM非製造業景況指数発表時における各業者が提供するハイスペック口座のスプレッド推移状況の比較グラフです。比べてみると、KIWAMI極口座はスプレッドの拡大が激しい部類であることが分かります。縮小のスピードはFXGT(エフエックスジーティー)よりは早いものの、拡大が穏やかなExnessやXS.com(エックスエス)と比べると、ある程度安定した後でもスプレッドの水準は高いままです。トレーダーがスプレッド拡大を警戒する経済指標発表の時間帯を見ても分かる通り、口座開設ボーナスを目的としないのであれば、他業者のハイスペック口座を選ぶべきでしょう。マイクロ口座におけるドル円のスプレッドXMTrading(エックスエムトレーディング)で少額から取引をしたい人に人気のあるマイクロ口座における平均スプレッドを計測したところ、以下の結果となりました。計測期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値全期間2.80pips3.16pips早朝4.46pips4.97pips経済指標前後2.53pips2.98pipsニューヨーク時間2.49pips2.89pips全期間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.80pips3.16pips早朝スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値4.46pips4.97pips経済指標前後スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.53pips2.98pipsニューヨーク時間スプレッドの平均値最大スプレッドの平均値2.49pips2.89pips2024年11月20日〜2月20日にかけたスプレッド値はスタンダード口座と全く同じであり、平均値は2.80pips、最大スプレッドの平均値は3.16pipsとなりました。つまりマイクロ口座でドル円を1ロット取引する場合にかかる取引コストは、往復2,800円〜3,160円となります。それぞれの期間別のスプレッドについて詳しく見ていきましょう。スタンダード口座とマイクロ口座スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッド値だけでなく全ボーナスの対象となっている点なども似ていますが、1ロットの通貨量が大きな差です。マイクロ口座は1ロットあたり1,000通貨とスタンダード口座の100分の1から取引ができます。したがってボーナスを活用しながらロットも細かく調整して取引したい、少額からドル円の取引を試してみたい人は、スタンダード口座ではなくマイクロ口座がおすすめです。全期間のスプレッドの特徴や傾向XMTradingと他社が提供するマイクロ口座の推移状況を比較してみました。XMTradingのマイクロ口座は最もスプレッドが広い水準であり、次にスプレッドが広いTitan FX(タイタンエフエックス)のマイクロ口座と比較しても、常に1.3pips前後の差があります。XMPを加味しても、その差は0.64pips(1.3pips-0.66pips)あるため、スプレッドのみを重視するのであれば他社のマイクロ口座がおすすめです。早朝のスプレッドの特徴や傾向午前5時〜午前9時における最大スプレッドの推移状況を比較してみました。すると、XMTradingのマイクロ口座は全期間での調査と打って変わってスプレッドが平均的な部類であることが分かります。特に最もスプレッドが拡大する7時前後に関しては、XMPも加味するとTitan FXに並ぶ水準になります。したがって、マイクロ口座で窓開けなど早朝の値動きを狙ったり、ポジションを持ち越したりする場合はXMTradingを使うこともありだといえます。ニューヨーク時間のスプレッドの特徴や傾向次にニューヨーク時間(午後9時から翌午前2時)におけるスプレッドの推移状況について、比較結果を見てみると、XMTradingでの取引はコスト面から不利になることが分かります。具体的なコスト差は最もスプレッドが狭いExness(エクスネス)と比べると約2pips、Titan FXやXS.com(エックスエス)と比べると約1.3pipsです。経済指標前後のスプレッドの特徴や傾向最後に経済指標が発表される前後の時間帯(冬時間午後10時から午後11時)における、スプレッド状況を比較しました。XMTradingは他社よりもスプレッドが最大2pips〜5pips程度、XMPを加味しても1.5pips~4.5pips程度広がることから、単純なコスト差だけみると使わないほうがいいといえます。ただしマイクロ口座の1ロット単位にコストを換算すると、その差は15円〜45円です。ボーナスを使った少額トレードで経済指標の高いボラティリティを狙うのであれば、この数円のコスト差は無視してもよいといえます。Myforexのツールでリアルタイム情報を定期的に確認するXMTrading(エックスエムトレーディング)が提供するドル円のスプレッドは、どの口座タイプも他社と比べて広く、スキャルピングや経済指標トレードなどどの取引戦略を取るにしろコスト面では優位性がないことが分かりました。しかし一概にXMTradingを使うのはやめておいたほうがいいという訳ではありません。ボーナスを活用するならXMTradingという立ち位置は変わりませんし、ボーナスを使ってハイスペック口座を試すことができるというメリットもあります。つまり、XMTradingは資金が増えてきて本格的に取引コストを重視するトレーダーには向かないものの、とりあえず海外FXで取引をはじめてみたいといったライト層には適しているといえます。XMTradingで取引を続けつつ、Myforexのスプレッド比較ツールを活用して取引コストを定期的に確認する習慣を身につけると、より利益を残しやすくなるでしょう。参照:リアルタイム スプレッド比較
ビットコイン11万ドル突破で史上最高値更新、強気派は上昇継続の見通し

ビットコイン11万ドル突破で史上最高値更新、強気派は上昇継続の見通し

update2025.05.22 20:00

2025年5月22日、ビットコイン(BTC)は11万ドルを突破し、史上最高値を更新しました。価格上昇の背景には、テキサス州でのビットコイン準備金法案の可決や、米国債の格下げなどが影響していると考えられます。引き続き強気目線を持つ投資家やアナリストも多く、市場ではさらなる価格上昇が期待されています。目次[非表示]ビットコイン11万ドル突破で最高値更新ビットコインの上昇要因ビットコイン強気派の目線アルトコインもBTCに続けるかETH/BTCの動向ビットコインドミナンスの動向ビットコインの価格上昇は継続かビットコイン11万ドル突破で最高値更新2025年5月22日、ビットコイン(BTC)の価格が11万ドルを突破し、約4ヶ月ぶりとなる史上最高値(ATH)を更新しました。画像引用:TradingView上のチャートが示すように、ビットコイン価格は力強い上昇を見せています。奇しくも5月22日は、初めてビットコインが実際の決済に使われたことを記念する「ビットコイン・ピザデー」です。この歴史的な日に最高値を更新したことは、市場参加者の記憶にも残る出来事となるでしょう。ビットコインの上昇要因この価格上昇の背景には、いくつかの要因が影響していると考えられます。米国テキサス州では、州政府によるビットコイン準備金の設立を認める法案「SB21」が5月22日に下院で可決されました。上院での再承認と知事の署名を経て法案が成立すれば、州による大規模なビットコイン投資が行われるとの見方もあるようです。また、米国債の格下げが影響した可能性もあります。米大手格付け会社による米国債の格下げで国債が売られ、無国籍資産であるビットコインに資金が流入しやすくなっている傾向があると考えられます。さらに、ビットコイン現物ETF(上場投資信託)への資金流入が再び加速していることも、価格上昇を後押ししているといえるでしょう。画像引用:coinglass上のチャートの通り、ビットコイン現物ETFへの純資金流入額は直近で増加傾向にあります。このことも、過去最高値を記録する要因の一つとなったと考えられます。ビットコイン強気派の目線史上最高値を更新したビットコインですが、今後の価格動向について市場の関心はさらに高まっています。影響力のある著名な投資家やアナリストからは、引き続き強気な見通しが示されており、市場の期待感を後押ししています。アーサー・ヘイズ氏仮想通貨(暗号資産)取引所BitMEXの共同創設者であるアーサー・ヘイズ氏は、今回の最高値更新の直前にも、ビットコイン価格に対する強気予想を改めて示しました。同氏は経済誌のインタビューに対し、「ビットコインは今年末までに約25万ドルに達する」と述べ、さらに長期的には「トランプ大統領の任期が終わる2028年末までに約100万ドルを見込める」との見解を明らかにしています。マイケル・セイラー氏大量のビットコイン保有戦略で知られる米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)の創設者であるマイケル・セイラー氏も、ビットコインに対する強い信念を表明し続けています。同社は2025年5月5日から11日の間に、約13億4,000万ドル相当のビットコインを追加購入しています。また、セイラー氏は米政府のビットコインに対する姿勢の変化にポジティブな反応を示しています。「米国がこれほど急激にビットコインを受け入れたことには驚いた」とも述べており、ビットコイン市場の第一人者であるセイラー氏が米政府の動向を肯定的に捉えていることは、市場全体にとっても追い風となる可能性があります。PlanB氏ビットコインの価格予測モデル「Stock-to-Flow(S2F)モデル」の提唱者として知られるPlanB氏の動向も、市場の関心を集めています。同氏は2025年2月、自身が保有するビットコインを全てセルフカストディ(自己管理)からビットコイン現物ETFへ移したことを明らかにしました。この動きは、先に述べた現物ETFへの資金流入の加速というトレンドとも関連し、ビットコインが伝統的な金融商品と同様に扱われるようになる大きな流れを示唆していると解釈できます。これらの著名な投資家・アナリストの強気な見解や、現物ETFを通じた市場参加者の拡大は、ビットコインのさらなる価格上昇への期待を高めているといえるでしょう。アルトコインもBTCに続けるかビットコイン(BTC)が史上最高値を更新したことで、主要アルトコインも上昇を見せています。アルトコインシーズンを期待する声もありますが、各種データを確認すると、まだ本格的なアルトコインシーズンが到来したとはいえない状況です。ETH/BTCの動向以下の画像は、時価総額2位のアルトコインであるイーサリアム(ETH)と、ビットコインの価格比率を示したチャートです。画像引用:TradingView直近のETH/BTC比率は、長期間の下落トレンドから脱却する兆候を見せています。当記事執筆現在(2025年5月22日)、イーサリアムは2,600ドル台までの上昇を見せており、ETH/BTC比率も約0.02345まで上昇するなど、ビットコインに対して相対的に強さを見せ始めています。明確にトレンドが転換したとは言い切れませんが、今後節目となる0.03を抜けてくると、イーサリアムの強さが市場で広く認識されるかもしれません。歴史的に見ても、ETH/BTC比率の底打ちはアルトコインシーズン開始の兆候となることが多いとされています。ビットコインドミナンスの動向一方、ETH/BTC比率は底打ちの可能性が言及されているものの、ビットコインドミナンスは60%を超えており、以前として高い水準です。画像引用:TradingViewビットコインドミナンスは2022年11月頃から上昇トレンドが継続しており、当記事執筆時点(2025年5月22日)では約64%を記録しています。これは市場参加者の多くがビットコイン中心に資金分配していることを意味し、アルトコインへの資金循環が起こっていないと考えられるでしょう。仮想通貨(暗号資産)価格追跡サイトのCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)では、アルトコインシーズンインデックスという指標を提供しています。これは直近90日間のアルトコイン上位100銘柄のビットコインに対するパフォーマンスに基づき、市場がアルトコインシーズンに入っているかどうかを示した指数です。この指数は、2025年5月22日時点では「25」となっており、ビットコインシーズンであることを示しています。こういったデータからも、現状ではアルトコインへの資金循環が発生していないといえるでしょう。画像引用:CoinMarketCapしかし、ビットコインの価格が安定し、市場のリスク許容度が高まれば、アルトコインに大きく資金流入する可能性があります。今後、イーサリアムが明確にビットコインのパフォーマンスを上回り、その他主要アルトコインも連動して動き出すかがポイントだといえるかもしれません。ビットコインの価格上昇は継続かビットコイン(BTC)が11万ドルを突破し、史上最高値を更新したことで大きな注目が集まっています。引き続き強気目線を継続する投資家やアナリストも多く、市場ではさらなる価格上昇が期待されています。直近ではETH/BTCの底打ちが言及されており、アルトコインシーズン到来の可能性も高まっているのかもしれません。
4月のFX・債券・株式の取引高が増加、ボラティリティの高まりとリスク回避が一因

4月のFX・債券・株式の取引高が増加、ボラティリティの高まりとリスク回避が一因

update2025.05.22 19:30

欧州で複数の取引所を運営するEuronextは、2025年4月の月間取引量が過去最高水準に達したことを発表しました。同社は金融商品全体で取引量が増加したと説明しています。株式や債券の取引量が増加し、FXやコモディティ市場も取引が活発だったとしています。また、国内FXの取引高も2025年に入り増加しています。取引量の変化はトランプ大統領の政策による金融市場の見通しの不透明感が一因になっていると考えられます。本記事では、2025年以降に取引が活発化した銘柄について説明するほか、取引需要の高まりを受けた企業の動向もご紹介します。目次[非表示]国内FXの取引高は増加傾向Euronextの月間取引高が過去最高FX・株式・債券の取引が活発化取引プラットフォーム開発への需要も増加ユーザー獲得の鍵はリスク回避とボラティリティか国内FXの取引高は増加傾向金融先物取引業協会が発行している店頭FX月次速報では、2025年4月の出来高は1,468兆6,240億円でした。国内FX市場では、2024年8月から年末にかけて取引量が減少していましたが、2025年1月以降は増加傾向にあります。2月から4月にかけて増加し、直近の取引高は2024年8月の水準まで回復しています。外為どっとコムでは過去3年で最高の取引高を記録しており、国内FXでは取引が活発化していると言えるでしょう。国内FX業者の取引高は業者によって異なるものの、投資家向けの資料ではSBI証券や松井証券でも取引量の増加が見込まれています。Euronextの月間取引高が過去最高欧州で複数の取引所を運営するEuronextは、取引高が過去最高水準を記録したことを発表しました。Euronextによると、2025年1~3月期の利益は前期比で4億190万ユーロ増加し、4億5,850万ユーロだったとしています。また、2025年5月15日には、オーストラリアに拠点を構える海外FX業者のVT Marketsが、4月の月間取引高が過去最高の7,200億ドルに達したことを発表しました。同社は多言語プラットフォームに力を入れたことで、東南アジアや中東、ラテンアメリカで急成長しており、1日あたりのアクティブユーザー数も20%増加したとしています。EuronextとはEuronextはオランダに本拠地を構える取引所グループで、ユーロネクスト・パリに上場しています。欧州各地の取引所を運営しており、ユーロネクスト・アムステルダムやユーロネクスト・ブリュッセルなど、7つの取引所を運営しています。FX・株式・債券の取引が活発化Euronextのプレス向けリリースによると、収益の57%は資産管理や決済サービスといった非取引関連収益の需要の高まりによるものとされています。EuronextのCEOであるステファン・ブジュナ氏は、取引関連収益については、「資産クラスを問わず取引量が増加し、株式取引の収益は22%以上、債券取引は30%以上増加した」と説明しています。また、FXやコモディティ市場でも取引が活発だったとしています。市場のボラティリティと顧客の需要により、これらの金融商品の取引が活発化したことが背景にあるようです。当サイトのボラティリティ分析ツールでは、S&P500などの主要な株価指数で4月初旬から中旬にかけてボラティリティの大幅な増加が確認できます。FXでも同様の傾向が見られ、4月初旬に主要通貨ペアのボラティリティが増加しています。下記のグラフはEURUSDのボラティリティです。各銘柄の直近のボラティリティは、下記のページでご確認いただけます。参照:ボラティリティ分析(価格変動)債券についても3月末から4月初旬にかけてボラティリティの増加が見られます。米中期債や英国債では急激な値動きも発生しており、US10YR.Fのチャートでは10日程の間に最大で5ドル近く動いています。海外FX業者で債券を扱っているブローカーは少なく、主要な業者ではHFM(エイチエフエム)やVantageTrading(ヴァンテージトレーディング)などに限られています。取引プラットフォーム開発への需要も増加取引量とボラティリティの増加を背景に、取引プラットフォームの開発需要も増加しており、一部の企業では採用を強化する動きも見られます。外為プラットフォームのSparkを開発・提供しているスパーク・システムズは、取引量の急増とボラティリティの拡大を受けた需要増加に対応するため、営業・開発担当者の採用を強化する方針を明らかにしています。スパーク・システムズは、米シティグループと英HSBCホールディングス、ゴールドマン・サックスなど、大手金融企業の出資を受けているシンガポール企業です。同社のCEOであるウォン・ジョー・セン氏によると、スパーク・システムズの1日あたりの平均取引高は、毎年ほぼ2倍に増加しており、現在は1,000億ドルに達しているとしています。同氏はトランプ大統領による政策が、需要増加の一因になっていると説明しています。急成長を見せるSparkSparkは、2025年にシンガポールで最も急成長している企業に選ばれたスパーク・システムズが開発する通貨取引向けのプラットフォームです。カスタマイズによる顧客ニーズへの柔軟な対応と超低遅延を実現したプラットフォームで、ホワイトラベル化にも対応しています。ユーザー獲得の鍵はリスク回避とボラティリティか4月のFXや株式、債券市場でのボラティリティの拡大は、トランプ政権の関税政策による先行き不透明感を受けた金融市場のリスク回避の動きを反映したものと考えられます。5月に入り金融市場のボラティリティに落ち着きが見られるものの、トランプ大統領の政策による混乱が続く可能性があります。海外FXではハイレバレッジを活用して、少額で大きな値動きを狙うトレーダーも少なくありません。海外FX業者がトランプ政権下で顧客を獲得するには、リスク回避とボラティリティの高まりによるトレーダーのニーズの変化を、しっかり読み取ることができるかどうかが重要と言えるでしょう。
CEOが顔出ししている海外FX業者はある?情報を公開するリスクとは

CEOが顔出ししている海外FX業者はある?情報を公開するリスクとは

update2025.05.21 19:00

海外FX業者が経営陣の情報を公開しているかどうかは、業者ごとに違いがあります。当サイトでは主要な海外FX業者を対象に、CEOが顔出しして活動しているかどうか調査しました。その結果、半数以上のブローカーのCEOが顔出ししていることが明らかになりました。一方で、CEOの情報を公開していないブローカーも多く、業界内でも対応が分かれている状況です。本記事では、調査結果を一覧でまとめています。また、海外FX業者がCEOの情報を公開するリスクや非公開にする理由を説明します。目次[非表示]CEOが顔出ししている主要な海外FX業者は約50%ExnessTitan FXBigBossTraders TrusteasyMarketsIS6FXTradeviewAxiXS.comAXIORY海外FX業者が経営陣の情報を非公開にする理由マーケティング上のメリットが薄い法的な義務がない経営実態を隠したいCEOの情報公開はリスクが高いCEOが顔出ししている主要な海外FX業者は約50%当サイトの調査では、半数の海外FX業者のCEOが顔出ししていることが分かりました。ブローカーによっては、CEO以外の経営陣の情報を掲載していることもあります。主要な海外FX業者でもブローカーによって対応が分かれているようです。ブローカー経営陣の情報掲載XMTradingCEO氏名:×CEO顔出し:×他の経営陣の情報:×ExnessCEO氏名:ペトル・ヴァロフ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Titan FXCEO氏名:マーティン・サンティレール氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇BigBossCEO氏名:クリストファー・ジェイソン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Milton MarketsCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×Traders TrustCEO氏名:ニコラ・ベラルディ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×HFMCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×easyMarketsCEO氏名:ニコス・アントニアデス氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇GeneTradeCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×IS6FXCEO氏名:ヌーノ・アマラル氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇FXGTCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×TradeviewCEO氏名:ティモシー・フューリー氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇MYFXMarketsCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×AxiCEO氏名:ラジェシュ・ヨハナン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇XS.comCEO氏名:モハマド・イブラヒム氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇AXIORYCEO氏名:ロベルト・アンブロジオ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇Land PrimeCEO氏名:ショーン・パーク氏顔出し:×他の経営陣の情報:×XMTradingCEO氏名:×CEO顔出し:×他の経営陣の情報:×ExnessCEO氏名:ペトル・ヴァロフ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Titan FXCEO氏名:マーティン・サンティレール氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇BigBossCEO氏名:クリストファー・ジェイソン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×Milton MarketsCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×Traders TrustCEO氏名:ニコラ・ベラルディ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:×HFMCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×easyMarketsCEO氏名:ニコス・アントニアデス氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇GeneTradeCEO氏名:×顔出し:×他の経営陣の情報:×IS6FXCEO氏名:ヌーノ・アマラル氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇FXGTCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×TradeviewCEO氏名:ティモシー・フューリー氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇MYFXMarketsCEO氏名:×CEO氏名:×他の経営陣の情報:×AxiCEO氏名:ラジェシュ・ヨハナン氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇XS.comCEO氏名:モハマド・イブラヒム氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇AXIORYCEO氏名:ロベルト・アンブロジオ氏顔出し:〇他の経営陣の情報:〇Land PrimeCEO氏名:ショーン・パーク氏顔出し:×他の経営陣の情報:×XMTrading(エックスエムトレーディング)とExness(エクスネス)はいずれも大手の海外FX業者ですが、公式サイト上にXMTradingのCEOの情報は掲載されていません。一方で、大手ではなくても顔出ししているブローカーも見受けられます。同じ海外FX業者でも対応が分かれており、CEOの情報公開は必ずしも一般的ではありません。ただし、公式サイト上で情報が非公開になっていても、宣伝などの目的がある時には経営陣がニュースサイトなどに顔出しで登場することもあるようです。国内の大手FX業者では、会社概要などにCEOの氏名が掲載されるケースが一般的ですが、サービスサイト上に写真を掲載している業者は少ないようです。ただし、別途企業サイトや採用サイトを運営している会社では、そちらのサイトに写真を掲載している場合があります。海外FX業者の運営会社情報や保有ライセンスなどの詳細については、下記のページでご確認いただけます。ExnessExnessのCEOのペトル・ヴァロフ氏は、採用サイトに自身の写真とコメントを掲載しています。外部のサイトにも同氏の情報が掲載されており、ネット上での露出は多いようです。Exnessでは、CEO以外の経営陣の情報は公開されていませんでした。画像引用:Exness CareersTitan FXTitan FX(タイタンエフエックス)では、代表取締役のマーティン・サンティレール氏のほか、技術部門や法務部など、幹部メンバーの顔写真も公式サイト上に公開されています。メンバーの顔写真をこれほど多く公開しているブローカーは、海外FX業者の中でも珍しいかもしれません。画像引用:Titan FXBigBossBigBoss(ビッグボス)の公式サイトには、CEOや経営陣を紹介するページはありません。しかし、サイト内の日本向けブログには、2024年に同社がWorld Business Outlook Awardsを受賞した際の記事が掲載されており、受賞スピーチを行うCEOのクリストファー・ジェイソン氏の写真を確認できます。画像引用:BigBossTraders TrustTraders Trust(トレーダーズトラスト)の公式サイトには、CEOのニコラ・ベラルディ氏の写真とコメントが掲載されています。LinkedInアカウントも確認できましたが、こちらに写真は掲載されていませんでした。Traders Trustでは、他の経営陣の写真や情報は公開されていません。画像引用:Traders TrusteasyMarketseasyMarkets(イージーマーケッツ)の公式サイト上には、CEOのニコス・アントニアデス氏のコメントのみが掲載されており、写真は公開されていません。しかし、同氏のFacebookアカウントには本人の写真が投稿されているほか、過去に金融系の海外メディアに顔出しで登場しています。画像引用:FacebookIS6FXIS6FX(アイエスシックスエフエックス)のCEOヌーノ・アマラル氏は、公式サイト上に写真と略歴を掲載しています。また、LinkedInアカウントへのリンクもサイト上に掲載されています。他の経営陣については、金融メディアに最高マーケティング責任者のコメントが掲載されているものの、写真は確認できませんでした。画像引用:IS6FXTradeviewTradeview(トレードビュー)のCEOのティモシー・フューリー氏は、公式サイトに自身の写真・コメントを掲載しています。また、Tradeviewのサイトでは、主要な経営陣6名の写真とコメントも確認できます。画像引用:TradeviewAxiAxi(アクシ)ではCEOのラジェシュ・ヨハナン氏のほか、5名の経営陣の写真とコメントを公式サイトに掲載しています。ラジェシュ・ヨハナン氏のLinkedInのアカウントも確認できました。また、公式サイトにリンクは掲載されていませんが、他の経営陣もLinkedInにアカウントがあります。画像引用:AxiXS.comXS.com(エックスエス)の公式サイトでは会社案内ページなどに、CEOや経営陣の情報は掲載されていません。しかし、サイト内のブログには、CEOのモハマド・イブラヒム氏がグローバル・インスピレーショナル・CEO賞を受賞した時の記事が掲載されており、記事内に同氏の写真を確認できます。[10]画像引用:XS.comAXIORYAXIORY(アキシオリー)のサイトには、CEOのロベルト・アンブロジオ氏と2名の役員の写真・情報が掲載されています。サイトでは各役員の略歴を確認できます。サイトの表示言語を日本語以外の言語に設定すると、CEO以外の役員が3名表示されました。サービスを提供している地域によって若干メンバーが異なるようです。[11]画像引用:AXIORY海外FX業者が経営陣の情報を非公開にする理由海外FX業者のCEOが顔出しや情報公開しない理由は、リスク回避・プライバシー保護以外にもいくつか考えられます。マーケティング上のメリットが薄いCEOの情報を公開しても、マーケティング上のメリットは薄いと考えられます。トレーダーはスプレッドやレバレッジ、ボーナスなどの取引条件やサービスを比較して、利用するブローカーを決めることが多く、経営陣の顔ぶれで特定のブローカーを選ぶとは考えにくいです。経営陣の情報を公開することで、組織としての透明性を顧客に印象付けることはできるかもしれませんが、公開するリスクを上回るほどのメリットはないと判断するFX業者が多いと考えられます。法的な義務がない別の理由として、法的な義務がない点が挙げられます。多くの海外FX業者が取得しているセーシェル共和国の金融ライセンスを例にすると、ライセンス取得の必須要件は以下のようになっています。セーシェル国内に会社を設立オフィスの設置5万ドルの資本金コンプライアンス担当者を配置証券ディーラーライセンスの代表者の任命賠償責任保険への加入法律顧問の配置セーシェル共和国の金融ライセンスを取得するには、セーシェル国内に会社を設立し、オフィスも用意する必要があります。その他、一定の資本金や各種担当者の配置、損害賠償保険への加入などが必須です。しかし、会社やCEOの情報公開については定めはありません。このような背景も、海外FX業者が経営陣の情報を公開しない一因になっていると考えられます。経営実態を隠したい複数のブランドを展開しており、見かけ上は別会社に見せたい場合、経営者・会社の情報を非公開にすることもあります。そのほか、経営者の経歴に問題がある場合、CEOや運営会社の情報を隠して営業することもあります。例えば、SAMURAI FX(サムライエフエックス)というブローカーは、経営破綻したGEMFOREX(ゲムフォレックス)との関連性が指摘されている海外FX業者です。GEMFOREXは2023年に破綻した海外FX業者で、現在でも元ユーザーとの間でトラブルが続いています。SAMURAI FXの運営会社に関する詳細な情報は非公開になっており、CEOの情報も明かされていません。仮にSAMURAI FXがGEMFOREX関係者によって設立されたブローカーだとすると、GEMFOREXとの関係が明るみに出れば、印象が悪くなり、SAMURAI FXの顧客獲得は困難になるでしょう。ブローカーによっては、経営実態を隠すために情報を非公開にしている場合もあります。CEOだけではなく、運営会社やライセンス情報も非公開の場合は、詐欺業者の可能性があるため注意が必要です。CEOの情報公開はリスクが高い海外FX業者によっては、CEOが顔出ししている場合もありますが、ブローカーによって対応が分かれています。加えて、最近では画像生成AIの登場により、実在しない人物の画像を手軽に生成できるようになりました。CEOが情報を公開し顔出ししていても、それだけで信頼できるFX業者とは限りません。FX業者を装った実体のない詐欺業者も存在するため、信頼できるブローカーを利用することが大切です。CEOの情報が公開されていない海外FX業者であっても、実績のある主要なブローカーでは運営会社やライセンスに関する情報はしっかり公開しています。これから海外FXを利用する方は、ある程度実績・知名度のあるブローカーを選ぶと良いでしょう。当サイトでは、ブローカーの運営会社やライセンス、サービスを調査し、信頼できる海外FX業者をご紹介しています。海外FX業者選びで迷っている方は、下記のページで主要なブローカーの特徴をご確認いただけます。出典元:Exness Careershttps://exness-careers.com/about/Titan FXhttps://titanfx.com/vu/our-teamBigBosshttps://www.bigboss-financial.com/blog/archives/22109Traders Trusthttps://traders-trust.com/about-us/finace magnateshttps://www.financemagnates.com/executives/reducing-spreads-will-impact-revenue-but-its-strategic-easymarkets-ceo/Facebookhttps://www.facebook.com/easyMarkets/photos/meet-nikos-antoniades-ceo-easy-forexq-what-do-you-love-most-about-your-position-/10153039916986730/IS6FXhttps://is6.com/ja/company/aboutTradeviewhttps://www.tvmarkets.com/en/company/about-us/Axihttps://www.axi.com/int/company/our-teamXS.comhttps://www.xs.com/jp/media/xs-press-releases/gfi-honors-xscoms-ceo-with-global-inspirational-ceo-award/AXIORYhttps://www.axiory.com/jp/company/management
FXONの口座開設方法は?登録から本人確認(アカウント認証)までの流れを解説

FXONの口座開設方法は?登録から本人確認(アカウント認証)までの流れを解説

update2025.05.16 19:30

FXON(エフエックスオン)は、2024年に設立された新興の海外FX業者です。大手に引けを取らないほどの取引銘柄数や取引条件を備えながら、取引実績を可視化してユーザー間で共有できる「ポートフォリオ機能」といった独自サービスを展開している点も特徴です。また「ProcessID」という出金の透明性や安全性の確保を重視するための仕組みや、分別管理などユーザーが安全に取引をするための仕組みにも力を入れています。​本記事では、FXONのアカウント設定からリアル口座で取引を始めるまでの手順を解説します。​目次[非表示]アカウント開設と本人確認で有効になる機能の違いアカウントを開設する手順本人確認によって口座を有効化する手順プロフィールの設定方法本人確認書類の提出方法MT4/MT5取引口座の開設方法取引口座への入金方法FXONは大手に引けを取らない取引環境が特徴アカウント開設と本人確認で有効になる機能の違いFXON(エフエックスオン)を利用するためには、まずFXONのアカウントを開設する必要があります。ただし、ただしアカウントの開設をしただけではリアル口座での取引はできません。本人確認を完了することで、FXONの全機能を利用できるようになります。手続き有効になる機能必要なものアカウントの開設FXONへのログインデモ口座の利用メールアドレス電話番号本人確認リアル口座での取引ウォレットへの入金を含めた全ての機能本人確認書類住所確認書類アカウントの開設有効になる機能必要なものFXONへのログイン、デモ口座の利用メールアドレス電話番号本人確認有効になる機能必要なものリアル口座での取引、ウォレットへの入金を含めた全ての機能本人確認書類住所確認書類アカウントの開設手続きでは、メールアドレスや電話番号を入力して簡単な情報登録を行います。この時点で利用できるのはFXONのポータルへのログインやデモ口座の利用のみです。その後、各種書類を提出して本人確認手続きを進めることで、全機能を利用できるようになります。実際にMyforex編集部で口座開設手続きを行ってみたところ、アカウントの開設まで数分、本人確認の完了まで約30分と非常に素早い対応でした。アカウントを開設する手順まず、FXON(エフエックスオン)のアカウントを開設する手順を紹介します。手順1FXONのアカウント開設画面にアクセスします。FXONの公式ページへ手順2画面右下の「新規登録」をクリックします。手順3居住国とメールアドレスを入力し、「次へ進む」をクリックします。番号入力項目説明1居住国居住国を選択します。2メールアドレス登録するメールアドレスを入力します。手順4入力したメールアドレス宛に認証コードが送信されます。メールに記載された認証コードを入力します。手順5認証コードを入力すると、以下の画面に移ります。登録区分を選択し、名前をローマ字で入力します。なおニックネームは登録後も変更可能です。入力が完了したら、「次へ進む」をクリックします。番号入力項目説明1登録区分該当する登録区分を選択します。2姓身分証明書に一致する姓をローマ字で入力します。3名身分証明書に一致する名をローマ字で入力します。4ニックネーム任意のニックネームを入力します。(後に変更可能)手順6電話番号とパスワードを入力し、サービスの利用規約やプライバシーポリシーについてチェックマークが入っていることを確認したうえで「次へ進む」をクリックします。番号入力項目説明1電話番号電話番号を入力します。2パスワード任意のパスワードを入力します。3私は、FXON~利用規約やパートナー規約を確認し、同意します。4私の情報が、~プライバシーポリシーを確認し、同意します。手順7登録内容に問題ないことを確認した上で、「登録する」をクリックします。手順8登録が完了すると、自動的にポータルにログインされます。また、登録したメールアドレス宛にアカウント開設の完了メールが送信されるので、そちらも確認しておきましょう。なおアカウント登録が完了した時点で、デモ口座は利用することができます。デモ口座の開設方法本人確認によって口座を有効化する手順リアル口座の利用に必要となる本人確認手続きを進めていきます。FXON(エフエックスオン)における本人確認手続きは、「プロフィール設定」と「本人確認書類の提出」の2つがあります。プロフィールの設定方法手順1FXONのクライアントポータルへログインをします。FXONのクライアントポータルへ手順2画面右上の設定ボタンをクリックし、「本人確認手続き」を選択します。そして「プロフィール情報入力画面へ」をクリックします。手順4プロフィール情報の入力画面へアクセスをしたら、画面を下までスクロールし「情報の登録」をクリックします。手順5まずは郵便番号や住所などの必要情報を入力します。なお、後に提出する本人確認書類と一致する情報を入力する必要があります。番号入力項目説明1国籍デフォルトで設定されています。2お名前(ローマ字)デフォルトで設定されています。3お名前(漢字)名前を漢字で入力します。4お名前(カタカナ)名前をカタカナで入力します。5性別性別を選択します。6生年月日生年月日を入力します。7米国の納税義務「なし」を選択します。8居住国デフォルトで設定されています。9郵便番号郵便番号を入力します。10都道府県都道府県を選択します。11市区町村市区町村を入力します。12番地番地を入力します。13建物など建物名や部屋番号などがあれば入力します。手順6続いて、投資家情報を以下の表に沿って入力していきます。入力項目のうち、「資金源」や「業種」は、「職業の形態」によって選択の有無があるため、必要に応じて入力してください。入力が完了したら、「情報の登録」をクリックします。番号入力項目説明1職業の形態職業を選択します。2資金源資金源を選択します。3業種業種を選択します。4年間の所得年間の所得(USD)を選択します。5純資産金額純資産金額(USD)を選択します。6年間投資予定金額年間投資予定金額(USD)を選択します。7投資の目的投資の目的を選択します。手順7入力情報の確認画面に移ります。入力内容に問題がないことを確認したら、「登録する」をクリックします。手順8登録が完了すると、「情報の登録完了!」というポップアップが画面上部に表示されます。また登録が完了すると、「【FXON】 プロフィールの登録を受け付けました」と「【FXON】 本人確認のため各種証明書類をご提出ください」という2つの件名のメールが届きます。「【FXON】 本人確認のため各種証明書類をご提出ください」という件名のメールには、本人確認で提出が必要となる書類についても記載があるので確認しておきましょう。本人確認書類の提出方法続いて、本人確認書類の提出に移ります。FXONの本人確認手続きでは以下の書類が必要となるため、事前に準備をしておきましょう。提出書類提出書類可能な書類注意事項本人確認書類自動運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、住民基本台帳カード本人の氏名・発行日または有効期限が明記されている写真付きの書類現住所確認書類住民票、保険証、公共料金の請求書(電気、ガス、水道、インターネット、電話)など住所・本人の氏名・発行日が明記されている書類(発行より過去6か月以内)本人確認書類提出書類可能な書類注意事項自動運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、住民基本台帳カード本人の氏名・発行日または有効期限が明記されている写真付きの書類現住所確認書類提出書類可能な書類注意事項住民票、保険証、公共料金の請求書(電気、ガス、水道、インターネット、電話)など住所・本人の氏名・発行日が明記されている書類(発行より過去6か月以内)必要となる本人確認書類の詳細については、FXONのヘルプページも確認してください。手順1先ほど受信した「【FXON】 本人確認のため各種証明書類をご提出ください」というメールから、「各種証明書ご提出用URL」をクリックします。手順2本人確認書類の提出方法を選択します。FXONでは、以下5種類の提出方法に対応しています。eKYC方式アップロード方式LINEサポートチャットメール添付なおeKYC方式の場合、証明書やIDセルフィーをその場で撮影するのでIDセルフィーの提出が不要になります。今回はeKYC方式で手順を進めていきます。「スマホで証明書を撮影」項目にある「本人確認手続きに進む」をクリックします。手順3表示されたQRコードをスマホで読み込み、指示に従って書類の提出・撮影を進めてください。手順4これでFXONの本人確認手続きは完了です。本人確認書類の提出が完了次第、審査が行われます。そして書類審査後(約1営業日以内)にアカウントの有効化が完了した旨のメールが届きます。本人確認後は、自動的にIBにFXONでは、本人確認が完了した時点でIBパートナーに登録され、バナーやOGPシェア機能が使えるようになります。他社のように特別な手続きが不要で、誰でもIBになれる点もFXONの特徴です。MT4/MT5取引口座の開設方法FXON(エフエックスオン)でリアル口座を開設する方法を紹介します。リアル口座は、1アカウントにつき6口座まで開設ができ、別途承認を得ればそれ以上の追加も可能です。追加口座を開設することで、トレードスタイル(レバレッジなど)を相場の状況に合わせて使い分けることが可能です。手順1FXONのクライアントポータルへログインをします。FXONのクライアントポータルへ手順2画面左のメニュータブから、「取引口座の新規・追加開設」を選択します。手順3取引口座の種類やプラットフォーム、口座タイプをそれぞれ選択します。デモ口座を利用する場合、「デモ口座の開設」を選択しましょう。また口座タイプには「スタンダード口座」と「エリート口座」があり、主に取引手数料や約定力などの取引条件に違いがあります。取引手数料がかからないシンプルな仕組みを求めるのであれば「スタンダード口座」、短期取引などでよりよい取引条件を求めるのであれば「エリート口座」を選択しましょう。番号入力項目説明1取引口座の種類の選択リアル口座、またはデモ口座を選択します。2プラットフォームの選択Meta Trader4、またはMeta Trader5を選択します。3口座タイプの選択口座タイプを選択します。手順4次に口座の基本通貨とレバレッジを選択します。FXONでは、「USD(米ドル)」「JPY(日本円)」「EUR(欧州ユーロ)」の3種類から基本通貨を選ぶことができます。またレバレッジについては、最大1倍〜1,000倍まで12段階から選択可能です。入力情報を確認し、問題がなければ「次へ進む」を選択します。番号入力項目説明1基本通貨の選択基本通貨を選択します。2レバレッジの選択レバレッジを選択します。手順5改めて内容を確認し、問題がなければ「口座を申し込む」を選択してください。口座開設が完了した旨のメールが届くと、取引口座の開設は完了です。メールにはMT4/MT5へログインする際に必要となるIDやパスワードも記載されているので確認をしておきましょう。FXONは2ファクタ認証にも対応FXONでは、セキュリティをより強固にできる2ファクタ認証にも対応しています。2ファクタ認証への変更は、クライアントポータルの右上の設定ボタンから選択できる「セキュリティ設定」項目から可能です。メールアドレスまたは認証アプリを使用した2ファクタ認証を設定することができるので、セキュリティ強化のためにも変更しておくとよいでしょう。取引口座への入金方法FXON(エフエックスオン)では、ウォレットを作成すると取引口座へ入金することができます。手順1FXONのクライアントポータルへログインをします。FXONのクライアントポータルへ手順2画面左メニューから「ウォレットの管理」を選択し、「資金の入金」をクリックします。ウォレットの作成がまだの場合は、「ウォレット一覧」項目から作成が可能です。手順3ウォレットの通貨が日本円(JPY)の場合「国内銀行送金」、米ドル(USD)の場合は「海外銀行送金」でウォレットへ入金が可能です。今回は日本円のウォレットを作成したので、国内銀行送金で入金を進めます。画面を下にスクロールし、入金予定金額を入力した後「次へ進む」をクリックします。手順4入力内容を確認し、問題がなければ「送金先情報を表示」をクリックします。手順5送金先の情報が表示されます。こちらに表示された口座に、送金手続きを行います。送金の際、送金人名義に指定された6桁のコードを必ず記載するようにしましょう。入金は通常、5分~1時間で完了します。また、メールにも同様の情報が送信されるので、そちらから確認することもできます。FXONは大手に引けを取らない取引環境が特徴FXON(エフエックスオン)は、新興の海外FX業者でありながら大手に引けを取らない取引銘柄数やカスタマーサポート体制を備えていることが特徴です。口座タイプスタンダード口座エリート口座取扱銘柄【FX/通貨ペア】:71【CFD/貴金属】:6【CFD/株価指数】:12【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:25【CFD/株式】:104最大レバレッジ1,000倍取引ツールMetaTrader 4(MT4)MetaTrader 5(MT5)日本語サポートお問い合わせフォーム:24時間年中無休チャット:午前8時00分~ 翌午前0時00分(日本時間)なお、上記は2025年4月23日時点の情報です。FXONの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:FXON(エフエックスオン)特にビットコイン関連銘柄のスプレッドが狭く、EURUSDやUSDJPYなどのメジャー通貨ペアについても取引条件が優秀とされている他社と比べて安定した狭い水準を誇っています。また、一部銘柄については最大1,000倍のハイレバレッジを活用できるだけでなく、経済指標発表前後でもレバレッジに制限がない点も特徴です。制限がないおかげで、経済指標発表時の高いボラティリティを活かしたトレード戦略を立てることができるようになります。さらに取引実績をグラフやチャートで可視化したうえで、FXONのユーザー間で共有することもできる「ポートフォリオ機能」という独自サービスも提供しています。今後は、平均約定スピードなど取引に役立つデータの公開なども予定されていることから、今後のサービス拡大にも注目です。出典元:FXONのヘルプページhttps://help.fxon.com/ja-JP/support/solutions/articles/153000171652?uid=4007728656
Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

update2025.05.16 19:00

最大2,000倍のハイレバレッジと豪華ボーナスで日本人にも高い人気を誇る海外FX業者VantageTrading(ヴァンテージトレーディング)による出金拒否が話題になっています。ただし、利用ユーザー全員の出金申請が拒否されている訳ではなく、今まで通り出金できたとする報告もSNS上で多数確認できる状況です。そこで当記事では、VantageTradingで出金拒否が発生した事例や、実際に担当者へ問い合わせて得られた回答などを中心に概要を紹介していきます。目次[非表示]VantageTradingで原因不明の出金トラブルが発生SNS上で出金拒否されたとする投稿が増加出金できたとする報告も複数見られる海外FXで出金拒否が発生する原因の一例VantageTradingへ出金トラブル騒動を問い合わせてみた結果VantageTradingで出金を断られる最も多い原因は?VantageTradingでは出金時にどのような手続きを行っていますか?出金に関してVantageTrading側の方針の変更はありましたか?X上で「出金拒否された」とする投稿が増えた原因は?VantageTradingで出金を断られないために、ユーザーが注意すべき点は?VantageTradingで出金拒否が発生した際の対処方法海外FX業者の利用は悪評の少ない業者の選定を!VantageTradingで原因不明の出金トラブルが発生過去に悪い噂がなかったVantageTrading(ヴァンテージトレーディング)ですが、利用ユーザーによる出金拒否の報告が上がっています。ですが、通常通り出金ができたという声も入り混じっており、システム全体の問題では無く個別に出金拒否が発生している状況です。そこで、出金拒否が報告された状況と、出金できたという声について、それぞれ別個に詳細を紹介していきます。SNS上で出金拒否されたとする投稿が増加VantageTradingの出金拒否がSNS上で報告されはじめたのは、2025年5月初旬ごろです。X(旧Twitter)では、利益の取消やアカウント停止といった処置が実施されたとする投稿が確認されています。中には100万円以上の利益が取り消しになるケースも報告されています。VantageTradingサポートへメールで直接連絡をとっても、テンプレート的な回答しか得られないという声も見られました。5月2日にXで投稿されたユーザーのポストでは、不正な両建てやボーナスの悪用といった不正利用のない状態で、原因不明の出金拒否とアカウントの停止により、MT5へログインできなくなったと報告されています。原因がはっきりしない状況で出金拒否が発生したことで、利用ユーザーには不信感が広がっている状況です。出金できたとする報告も複数見られる一方で、出金拒否が発生した直近でも、問題なくVantageTradingで出金ができたとの声も見られます。3月初旬時点で投稿されたポストによると、総額1,000万円近い高額資金も問題なく数時間以内に出金できており、依頼した当日には銀行へ着金したという報告も上がっています。高額な出金申請は、不正がないか厳密な審査が実施される可能性が高く、出金に時間がかかるケースも想定されます。4月中旬時点で為替と株取引メインにVantageTradingで取引しているユーザーの投稿でも、出金の際には特に問題がなかったとの報告も上がっていました。5月以降も出金できたとする投稿が見られるものの、出金拒否が話題になったことで警戒しているユーザーも少なくないようです。海外FXで出金拒否が発生する原因の一例海外FXで出金拒否が発生する原因として、考えられる代表的な例は以下のとおりです。他社や別口座を利用した両建て取引ボーナスの不正取得・不正利用収納代行業者やプロバイダー間のトラブル取引ユーザーとして注意したいのは同一口座ではなく、複数口座や他社口座を利用した両建て取引です。理由としては相場変動時に一方の口座で損失を出し、もう一方で利益を確定させることで、ボーナスやゼロカット制度を悪用したトレードができるためです。ゼロカットシステムとは?ゼロカットとは、口座残高を上回る損失が発生した場合に、FX会社が口座残高を上回る損失額部分を補填するサービスです。ゼロカットが適用されるFX会社では、基本的に追証を求められることはありません。他社や別口座を利用した両建て取引はVantageTradingだけでなく、他社の大手FX業者でも禁止されています。その他、近年では大手海外FX業者が利用している収納代行業者に起因する出金トラブルも発生しています。VantageTradingへ出金トラブル騒動を問い合わせてみた結果VantageTrading(ヴァンテージトレーディング)で出金拒否が発生したトラブルに関して、実際にMyforex編集スタッフが担当者へ問い合わせをいたしました。今回の出金拒否に関する疑問点や、利用ユーザーの注意点を説明します。VantageTradingで出金を断られる最も多い原因は?VantageTradingで出金拒否が発生する一番多い理由は、「両建て取引によるもの」との回答を得られました。例えば、VantageTrading内での複数口座を使用しての両建てや、他社口座を使用した両建て取引が出金拒否の対象です。その他、出金拒否が発生する理由として考えられる要因は、「同一人物による複数の口座運用」との回答がありました。具体例をあげると、AさんのデバイスでBさんの口座にログインした場合は、直ちにアカウント凍結になります。VantageTradingで出金拒否を避けるためには、不正な両建て取引と他人口座の利用をしない誠実な利用がユーザーに求められます。VantageTradingでは出金時にどのような手続きを行っていますか?VantageTradingでは出金額の多い申請に対しては、「不正がないかのマニュアルチェックが入る」との回答がありました。これはマネーロンダリングやボーナスの悪用、複数口座間の不審な資金移動などを防ぐための措置と考えられます。マネーロンダリングマネーロンダリング(資金洗浄)とは、違法に得た資金の出所を分からなくする行為であり、海外FX口座がその手段として悪用されるケースもあります。対策として多くの海外FX業者は本人確認や出金先の名義一致を厳格に求めており、不審な取引は凍結や強制出金の対象となる場合もあります。VantageTradingはスプレッドも競合の海外FX業者より低めに設定されており、指標タイミングでのレバレッジ規制もありません。加えて、豪華なボーナスキャンペーンが定期的に開催されているなど、利益が出しやすい条件が整っているため、不正行為を狙うユーザーが集まりやすいようです。2025年4月28日には、一度に1,000万円の利益を出金申請後、数時間で入金されたとする報告がXに上がっています。実際に担当者へ投稿の真偽を確認したところ、VantageTrading側からの依頼ではなく、利用者の純粋な投稿という回答も得られました。出金に関してVantageTrading側の方針の変更はありましたか?担当者によると、「特にVantageTradingでの変更は無い」としています。したがって、現時点では出金拒否の報告を上げたユーザーが、不正行為や不正を疑われる方法で取引をしていた可能性も否定できません。SNS上では不確かな情報も多いため、疑問がある場合は、公式のサポートに確認したほうが良いでしょう。X上で「出金拒否された」とする投稿が増えた原因は?Xにて、VantageTradingで出金拒否されたという投稿が増えている件に関しては、「出金拒否を報告した投稿者はVantageグループの他社口座も複数保有しており、不正な両建て取引をしていることは全て特定している」との返答がありました。担当者は、「それでも、投稿者が出金拒否に関する声を上げている理由は、ブランドへのダメージを懸念するVantageTradingから利益を出金させようという狙いがあるのではないか」と語っています。VantageTradingで出金を断られないために、ユーザーが注意すべき点は?担当者の話では、「VantageTradingの出金拒否で一番多い理由は不正な両建て取引」とされています。そのため、ユーザーが出金トラブルを避けるには利用規約を確認の上で、口座の使い分けや取引内容に注意し、不正と見なされる行為を避けることが重要です。ここまでの担当者の回答を踏まえると、ユーザーは以下の点に注意する必要がありそうです。複数のFX業者・口座利用時の意図しない両建て他人のデバイスを借りて取引複数のFX業者や口座を利用している場合は、意図しない両建てに注意したほうが良いでしょう。特にEAなどの自動売買プログラムを使用している場合、気づかぬうちに両建てのポジションを保有してしまう可能性があります。また、外出先で普段使わないPCから口座にログインした場合、悪意がなくても不正行為と見なされるリスクがあります。取引口座には必ず自分のデバイスでアクセスしましょう。VantageTradingで出金拒否が発生した際の対処方法VantageTrading(ヴァンテージトレーディング)で出金拒否が発生した場合は、SNSの情報を鵜呑みにするのではなく、公式サポートへ問い合わせましょう。Vantage Tradingではeメールかライブチャットの2種類が利用可能で、電話対応はしていません。ただし、SNS上では「深夜にメールを送ってみたが、数分以内にAIによる定型的な返信しか得られず、問題の本質に触れない」といった声も見られます。24時間利用できるわけではありませんが、メールで返答を得られない時は、営業時間中にチャットでの問い合わせも試してみましょう。海外FX業者の利用は悪評の少ない業者の選定を!今回の出金トラブル騒動における真偽は不明ですが、SNSでVantageTrading(ヴァンテージトレーディング)の出金拒否が大きな話題となった最初の事例となりました。海外FX業者を利用するユーザーとしての対策は、悪評が少ない業者を利用するといった対策が求められます。豪華なボーナスを提供している海外FX業者では、不正を目論む悪質なユーザーも集まりやすいため、出金時に厳しい対応をとることもあります。ボーナスに関連する余計なトラブルを避けたいという方は、ボーナスを提供していないブローカーを利用するのも一つの方法です。海外FX業者の中には、ExnessやFXONのようにボーナスを提供しない代わりに、スプレッド・約定速度といった取引環境に力を入れているブローカーもあります。問題が発生した際に他社へ乗り換えられるよう、複数業者の登録も一度検討してみると良いでしょう。
FXONがグランドオープンキャンペーンを開催!ティッカーメーターをプレゼント

FXONがグランドオープンキャンペーンを開催!ティッカーメーターをプレゼント

update2025.05.15 19:00

取引環境が優れた新興ブローカーとして注目を集めている海外FX業者のFXON(エフエックスオン)が、グランドオープン記念キャンペーンの開催を発表しました。キャンペーンでは先着100名に、人気ガジェット「TickrMeter(ティッカーメーター)」がプレゼントされます。ただし、プレゼントを受け取るためには、取引量の条件を満たす必要があります。本記事では、グランドオープン記念キャンペーンの条件や応募方法のほか、FXONの特徴も説明します。目次[非表示]グランドオープン記念キャンペーンを開催人気ガジェット「ティッカーメーター」をプレゼントキャンペーンの条件応募方法FXONとは主要通貨ペア・ビットコインのスプレッドが狭いレバレッジの時間帯制限がない安全な資金管理・補償制度FXONでお得に取引を始めるチャンスグランドオープン記念キャンペーンを開催グランドオープン記念キャンペーンの開催期間は、5月15日から7月15日までの約2ヶ月です。FXON(エフエックスオン)のリアル口座を保有している方であれば誰でも参加できます。期間2025年5月15日(木)~7月15日(火)対象者新規・既存ユーザー景品先着100名にFXON限定ティッカーメーターをプレゼントキャンペーンでは、先着100名にFXON限定の「ティッカーメーター」がプレゼントされます。先着順のため、期間中であってもガジェットがなくなり次第終了します。人気ガジェット「ティッカーメーター」をプレゼントティッカーメーターとは、各種金融銘柄のレートをリアルタイムで表示する手のひらサイズの人気ガジェットです。販売台数は25,000台を超えており、1台あたり15,000円前後の価格設定にもかかわらず、デザイン性・機能性の高さから人気を集めており、品薄の状態が続いています。ティッカーメーターがあればPC・スマホを開かずに、デスク上で市場価格を確認できます。通貨ペアや株式、暗号通貨に加え、株価指数やETFなど、幅広い銘柄の表示に対応しています。価格だけではなく、損益を表示させることも可能です。Did you know you can track options on the TickrMeter? #OptionsTrading pic.twitter.com/UvJ93j3I0U— TickrMeter (@TickrM) November 8, 2024 バッテリー駆動で最大4週間稼働するので、電源を確保できない場所にも設置できます。今回のキャンペーンでは、2台のティッカーメーターとスタンドがセットでプレゼントされます。キャンペーンの条件グランドオープン記念キャンペーンに応募するには、いくつか条件をクリアする必要があります。キャンペーン期間中にFXONのリアル口座を開設すでにリアル口座を保有している方も対象期間中にFX通貨ペア・貴金属を10ロット以上取引取引量の条件をクリアした後に申し込みフォームより応募ティッカーメーターを受け取るには、FXONのリアル口座でキャンペーン期間中に10ロット以上取引する必要があります。FX通貨ペアと貴金属以外の銘柄は、カウントの対象外となるので注意しましょう。10ロット以上取引した後は、忘れずに申し込みフォームから応募しましょう。また、FXONでは現在VPS無料キャンペーンと初シェアボーナスキャンペーンも開催中で、これらのキャンペーン特典をまとめて受け取ることも可能です。FXONキャンペーンページ5ロット以上取引すると、VPS無料キャンペーンの対象となります。今回のキャンペーンのために10ロット以上取引すれば、ティッカーメーターをもらえるだけではなく、VPSも無料で利用できるようになります。加えて、キャンペーンやFXONの使用感などをSNSで投稿すると、初シェアボーナスキャンペーンの現金ボーナス500円も受け取れます。10ロット以上の取引とSNSのシェアで、3つの特典が同時に手に入るお得感満載のキャンペーンと言えるでしょう。応募方法対象銘柄を10ロット以上取引したら、専用フォームに必要事項を記入して応募しましょう。手順1まずはFXONのキャンペーンページにアクセスしましょう。グランドオープンキャンペーン手順2「キャンペーン参加方法」の参加申し込みフォームをクリックします。手順3フォーム上部のドロップダウンリストが、「FXONグランドオープン記念キャンペーン応募フォーム」になっていることを確認し、必要事項を入力します。入力後は「I'm not a robot」にチェックを入れて、「送信」ボタンをクリックします。番号項目説明1ドロップダウンリスト「FXONグランドオープン記念キャンペーン応募フォーム」を選択します。2メールアドレスFXONに登録したメールアドレスを入力します。3お名前氏名を入力します。4お取引口座番号取引に使用した口座が複数ある場合は、すべての口座番号を入力します。手順4VPS無料キャンペーンと初シェアボーナスキャンペーンにも応募する場合は、ドロップダウンリストからそれぞれのキャンペーンを選択して、手順3と同様の要領で申請します。FXONとはFXON(エフエックスオン)は、2024年に設立された新興ブローカーです。FX業者としての運営歴は浅いものの、ハイスペックな取引環境から、海外FXユーザーの間で注目を集めるようになりました。主要通貨ペア・ビットコインのスプレッドが狭いFXONの特徴の一つとして、スプレッドが挙げられます。とりわけ狭いのがビットコインです。Myforexのスプレッド比較ツールのデータでは、5月13日時点でのBTCUSDの平均スプレッドは13.1pipsと、海外FX業者の中でもトップクラスの狭さを誇ります。BTCJPYの平均スプレッドについても、4,615.9pipsと低水準です。また、主要通貨ペアのスプレッドも他の海外FX業者と比較して狭く、平均スプレッドはEURUSDが0.9pips、USDJPYが1.3pipsとなっています。FXONのスプレッドの詳細やリアルタイムのスプレッドをチェックしたい場合は、下記のリンクからご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較レバレッジの時間帯制限がないレバレッジの時間帯制限がない点もFXONの魅力です。海外FXでは、1,000倍を超えるレバレッジを採用しているブローカーも少なくありません。最大レバレッジだけを比較するのであれば、FXONよりも高いレバレッジで取引できる海外FX業者もあります。(エックスエムトレーディング)1,000倍(エクスネス)無制限(タイタンエフエックス)1,000倍(ビッグボス)1,111倍(エイチエフエム)2,000倍(エフエックスジーティー)5,000倍(エフエックスオン)1,000倍しかし、常に最大レバレッジで取引できるわけではなく、ブローカーによっては特定の時間帯のレバレッジを制限しているケースもあります。例えば、海外FX大手のExness(エクスネス)では無制限のレバレッジを採用していますが、週末の3時間と週明けの2時間は、最大レバレッジが200倍に制限されます。また、重要経済指標発表時も同様の制限が適用されるため、通常よりも必要証拠金額が高くなります。FXONの最大レバレッジは1,000倍と、Exnessと比較すると低くなっていますが、基本的に時間帯による制限がないため、週末・週明け、経済指標発表時にも最大レバレッジでの取引が可能です。そのため、経済指標発表などによる大きな値動きを利用して、少額の資金で利益を得ることもできます。安全な資金管理・補償制度ボーナスやスプレッドといった取引条件に加え、顧客資金を安全に管理しているかどうかも、FX業者を利用する前にチェックすべき重要なポイントです。FXONでは、バークレイズグループ傘下のABSA Bankの顧客資金用口座で分別管理を行っています。顧客資金は金融消費者保護法やプルデンシャル規則に従い厳格に管理されます。さらに、第三者仲裁機関であるThe Financial Commission(TFC)に加盟しています。万が一、顧客とFX業者の間で紛争が発生した際は、TFCが中立な立場から調査・仲裁を行います。業者側の不備により顧客に損害が生じたと判断されれば、最大で20,000ユーロの補償が受けられます。近年では、FX業者による出金トラブルが度々発生しているため、海外FX業者の利用に不安を感じている方は、こういった補償制度を導入しているブローカーを利用すると良いでしょう。FXONでお得に取引を始めるチャンスFXON(エフエックスオン)は低スプレッドや安全性の高い顧客資金管理など、取引環境が優れている海外FX業者です。一般的にFXONのような取引環境に力を入れているブローカーでは、キャンペーンやボーナスの提供は期間限定で実施されることが多く、開催のタイミングも不定期です。グランドオープン記念キャンペーンも期間限定のイベントであり、景品も先着順になっているため、予定よりも早く終了する可能性があります。今回のキャンペーンはFXONでお得に取引を始めるチャンスと言えるでしょう。仮想通貨や主要通貨のスプレッドが狭いブローカーを探している方は、キャンペーンに合わせてお試しで利用してみると良いかもしれません。
MT4初心者必見!FX自動売買EAバックテストのよくあるトラブルと対策集

MT4初心者必見!FX自動売買EAバックテストのよくあるトラブルと対策集

update2025.05.13 19:00

MetaTrader4(MT4)を使ってFXのEA(自動売買プログラム)をバックテストしていると、思わぬトラブルに直面することがあります。EAが動かない、結果が安定しない、期待通りのパフォーマンスが出ないなど、初心者にとっては原因を特定するだけでも大変です。本記事では、初心者が遭遇しやすい問題をケースごとに整理し、それぞれの解決方法をわかりやすく解説します。バックテストをスムーズに進めるための参考にしてください。目次[非表示]バックテスト前の不具合症状 「EAをそもそも選択できない」バックテスト時の不具合症状 「一度も取引されない」症状 「バックテストがすぐに終了してしまう」レポートの不具合症状 「バックテストの結果が表示されない」症状 「バックテストの結果が安定しない」症状 「バックテストの結果が良すぎる・悪すぎる」症状 「実運用の結果がバックテスト通りにならない」その他の症状はエラーをチェックバックテストが失敗する場合は原因を分析するバックテスト前の不具合そもそもストラテジーテスター上でEAを選択できないなど、バックテストを行う前に不具合につまづくことがあります。症状 「EAをそもそも選択できない」EAを選択できない状態とは、ストラテジーテスターの「エキスパートアドバイザ」コンボボックスの一覧に、バックテストを行いたいEAが表示されないことです。EAの配置を確認するEAがMT4に正しくインストールされていなかった場合、ストラテジーテスターに表示されません。よって、EAがMT4に正しくインストールされているか確認する必要があります。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択しましょう。次に「MQL4」のフォルダをクリックします。続いて、「Experts」のフォルダ内を確認してみましょう。フォルダ内に拡張子が「.ex4」のファイルが存在するか確認します。 拡張子は何を指す?拡張子が「.mq4」のファイルはEAのソースファイル、「.ex4」のファイルはEAの実行形式のファイルを指します。「.mq4」のファイルしか存在しない場合は、ソースファイルしか存在せずコンパイルされていない状態ですので、実行形式のファイルである「.ex4」へコンパイルしましょう。MT4を再起動する、または「ナビゲーター」ウィンドウの「エキスパートアドバイザー」からEAを右クリックして「更新」を押すと、コンパイルされます。コンパイルとは?コンパイルとは、編集する・作成するという意味の言葉です。EAのプログラムが記載されたソースファイルの内容を機械が理解できる言葉に変換することを指します。バックテスト時の不具合バックテスト時の主な不具合として「一度も取引されない」「すぐに終了してしまう」といった症状があります。それぞれの症状が起きた場合に確認するべきことや対処方法について順番にみていきしましょう。症状 「一度も取引されない」EAを選択してバックテストを実行したのに、一度も取引されずにバックテストが終わってしまうことがあります。ライセンスを確認する まずやるべきことは、ライセンスの確認です。口座縛り機能付きのEAでは、特定のFX業者や特定の口座番号でないと動作しないことがあります。ストラテジーテスターの「操作履歴」タブを確認しましょう。 「操作履歴」タブを右クリックして「すべてのジャーナルを消去」した後、バックテストを実行するとその際のエラーメッセージのみを見ることができます。たとえば、口座縛り機能付きEAが初期化時に口座チェックを行っている場合、「initialization failed」などのエラーが表示されます。このようなエラーが確認できた場合は、指定されたFX業者や口座でバックテストを行うか、利用ライセンスの詳細を提供元に問い合わせなければなりません。稼働条件を確認するEAによっては、特定の通貨ペア(USDJPY専用)や時間足(H1専用)でしか動作しないように設計されていることがあります。このようなEAでは、バックテスト時に通貨ペアや期間の指定を間違って設定すると、バックテストが実施されません。 EAが設計している条件と、バックテスト環境の設定が合っているかを確認しましょう。設定ファイルの置き場所を確認するEAの種類によっては、EAの実行形式である「.ex4」ファイル以外に設定ファイルなどを利用するように指示されている場合があります。その際、設定ファイルなどの置き場所が、実運用時とバックテスト時で異なるので注意しましょう。MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択して表示される、「MQL4\Files」というフォルダが実運用時のファイル置き場です。一方でバックテスト時は「tester\files」に置く必要がありますので、注意しましょう。症状 「バックテストがすぐに終了してしまう」次にバックテストは実行できたのに、期間指定した終了日まで到達せずにすぐテストが終了してしまう場合があります。実行条件を確認するまずは、 ストラテジーテスターの「操作履歴」タブを確認しましょう。バックテストがすぐに終了してしまう1つ目の原因は、EAがバックテスト中に強制ロスカットになり、それ以上の取引ができないことです。 その場合、「操作履歴」タブには「Stop Out」のメッセージが表示されます。EAが強制ロスカットになってしまう原因として、ロジックが悪い・初期証拠金が少な過ぎる・ロット数が大きすぎるなどが考えられます。バックテスト時に指定する初期証拠金の金額と通貨単位が、EAの推奨値と合っているかをチェックしましょう。ストラテジーテスターの「エキスパート設定」ボタンをクリックします。「テスト設定」タブを選択すると、初期証拠金を確認できます。初期証拠金の通貨は変更できる初期証拠金の通貨コンボボックスは選択するだけでなく編集もできます。円建てでテストを行いたい場合は「JPY」と手入力しましょう。また「パラメーターの入力」タブを選択すると、EAが用いる各種パラメーターが確認できます。ロット数に該当する項目を、利用している業者の最小ロット数(0.01など)に指定して、バックテストが最後まで完走するかを確認してみましょう。 バックテストが終了してしまうパターンを確認するバックテストがすぐに終了してしまう2つ目の原因は、EAの内部で適切なエラー処理が行われていないことです。この場合、バックテストは毎回途中まで進みますが、ある場所で止まるケースがあります。たとえば、ロジック上にエラーがあると以下のように 「操作履歴」タブ内に、「zero divide(ゼロ割りというロジック上のエラーの発生)」と表示されることがあります。ロジック上のエラーは他にも多数あります。EA自体にミスがあり発生したエラーの対処方法は、EAを自作しているか第三者から提供されているかで変わります。ケース対処法EAを自作している場合エラー内容を確認してロジックを修正する第三者からEAが提供されている場合提供元に確認するEAを自作している場合エラー内容を確認してロジックを修正する第三者からEAが提供されている場合提供元に確認するまた、特定の期間で毎回エラーが発生する場合は、その期間を除いてバックテストを行い回避できるか試してみましょう。レポートの不具合バックテストは実行されたものの、「結果が表示されない」「結果が安定しない、または良すぎたり悪すぎたりする」といった症状があります。それぞれの症状が発生した場合の対処法についてみていきしましょう。症状 「バックテストの結果が表示されない」バックテストは実行できたものの、結果が表示されない場合があります。マイナスの結果を表示するストラテジーテスターを用いた最適化を行っている場合、MT4の初期設定では損益がマイナスになった結果は表示されません。「最適化結果」タブ上で右クリックしてコンテキストメニューを表示した上で「マイナスの結果を表示しない」のチェックを外しましょう。次回の最適化結果から、マイナスの結果も表示されるようになります。 負荷を軽くするバックテストはそもそも負荷が高い処理です。したがって、特に処理に充てられるリソースが限定されていることが多いVPS環境下では、いくら待ってもバックテストが終了しなかったり、MT4がフリーズしたりすることがあります。加えて、負荷を抑えるためには以下の方法も有効です。テスト期間を長期間にせずに細かく分ける精度を落として負荷を軽減するモデルを「全ティック」から「コントロールポイント」や「始値のみ」に変更するただし、負荷を軽減すると、バックテストの精度が落ちることがあるので、どの項目を調整するのかバランスが重要です。ビジュアルモードをやめるビジュアルモードはバックテスト時に実際の値動きを見たり、インディケータなどをグラフィカルに表示しながらEAの動きを確認できますが、描画処理の負荷が高く時間がかかってしまいます。 ストラテジーテスターの「ビジュアルモード」のチェックを外して症状が改善するか試してみましょう。症状 「バックテストの結果が安定しない」バックテストは最後まで実行できたのに、結果が安定しない症状が発生することがあります。結果が安定しない原因として、スプレッドが広がっている際にバックテストをしていたり、欠損したデータでバックテストを行っていたりすることが考えられます。スプレッドを固定するストラテジーテスターのスプレッドを「現在値」のままにしてバックテストを行うと、実行する日によって結果が大きくブレるケースがあるので注意が必要です。特に土日に実施するバックテストでは、市場が閉じる直前のスプレッドが反映され、通常よりも高い値になる傾向があります。スプレッドの極端な広がりを避けるためには、スプレッドを「5」や「10」などの固定値に設定すると良いでしょう。 遺伝的アルゴリズムをやめる遺伝的アルゴリズムを使うことで、最適化のプロセスを効率化できます。しかしパラメータの組み合わせを総当たりで最適化を実行する場合と比べてランダム性があるため、実行する度に異なる結果が表示されることがあります。したがって、遺伝的アルゴリズムは有効なパラメーターの傾向をつかむために活用することがおすすめです。遺伝的アルゴリズムで広範囲のパラメーターを検証し、パラメーターの傾向がつかめたら、機能を無効にします。そして、一部のパラメーターだけを総当たりでチェックするなど組み合わせて利用しましょう。ティックデータを利用していないか確認するMT4にはM1足よりも細かいティックデータを疑似的にランダム生成してテストを行う機能が備わっているものの、データの精度は高くありません。特にスキャルピングを行うEAでは、毎回結果が異なることが珍しくなく、たとえばM1足でバックテストをするとモデリング品質が25%以下にしかなりません。この問題は、疑似ティックデータではなく、有償ヒストリカルデータを用いてバックテストを行うことで解決できます。ヒストリカルデータを再ダウンロードするテスト結果に急激な変動があったり、不自然な動きが見られたりする場合はヒストリカルデータの欠損や不整合が原因である可能性があります。「レポート」タブを開き、M1足以外の時間足でもモデリング品質が90%以上になっていない場合は、データが存在しない期間を含んでバックテストを行っていないか再度確認しましょう。また一度ヒストリカルデータを削除して、再ダウンロードすれば解決できる場合もあります。症状 「バックテストの結果が良すぎる・悪すぎる」スプレッドを低く設定しすぎたり、口座通貨が揃っていなかったりすることで、バックテストの結果が良すぎたり、または悪すぎたりするケースがあります。適切なスプレッドを設定するスプレッドが極端に低いなど不自然な値を設定すると、バックテスト結果が極端に良くなります。実際に提示されない低いスプレッドでバックテストを行っても意味はないので、取引環境に近い現実的なスプレッドを指定しましょう。バックテストを口座通貨に揃えるバックテストと口座の通貨が異なると、テスト結果が大きくずれてしまいます。たとえば、円建て口座で1ロット当たり720円の手数料が発生するケースで考えてみましょう。以下は有料のヒストリカルデータを導入した際に見ることができる情報です。 手数料のベースにある「720」という数字は、1ロット当たり720円の手数料が発生するという意味です。円建て口座にもかかわらずバックテストの通貨をUSDにした場合、手数料がドル単位となってしまいます。つまり、手数料が720ドルと認識されるので、損益が大きく悪化します。口座がドル建てか円建てかを確認し、バックテストの初期証拠金の通貨単位も同じものを利用しましょう。症状 「実運用の結果がバックテスト通りにならない」バックテストの結果と実運用でのトレード成績が異なるケースももちろんあります。バックテストでわかる情報は、あくまで過去の相場でのパフォーマンスです。バックテストの結果は良かったものの、実運用を始めるとパフォーマンスが悪くなることは珍しくありません。バックテストの結果を信頼して最初から大きなロット数で運用するのではなく「デモ口座で運用する」「小ロット数でリアル口座で運用する」「徐々にロット数を増やしていく」など、段階的に運用していきましょう。その他の症状はエラーをチェックMT4でバックテストをする際に、上記で解説した以外の症状が発生することもあります。その場合は、基本的にエラーメッセージをチェックします。実運用ではMT4のターミナルウィンドウにある「エキスパート」や「操作履歴」タブ、バックテストではテスターウィンドウにある「操作履歴」タブを確認してください。そこに表示されているエラーメッセージをGoogleやYahoo!などで検索すると、解決策が見つかるはずです。バックテストが失敗する場合は原因を分析する操作方法に慣れるまではストラテジーテスターが上手く動作しないことが良くありますが、原因を冷静に分析し、一つずつ対策を講じていけば解決できるでしょう。初心者のうちは慣れないことも多いですが、トラブルを一つ一つ乗り越えることで、MT4の理解が深まり、精度の高いバックテストができるようになります。最終的には、この経験の積み重ねが実運用での成功につながります。困ったときは本記事を参考に、解決への一歩を踏み出してみてください!
Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

update2025.05.09 19:00

低いスプレッドと無制限のレバレッジで高い人気を誇る海外FX業者のExness(エクスネス)で、海外入出金による銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。2024年〜2025年にかけてオンラインカジノ規制による取り締まりが強化されており、関与が疑われる収納代行業者を利用したExnessでは遅延が多発している状況でした。当記事ではExnessの海外入出金により銀行口座凍結が発生した事例の概要や、原因と解決策について詳細を解説していきます。目次[非表示]Exnessの海外入出金で銀行口座が凍結される事例が増加銀行振込2(Bank Transfer2)で銀行口座の凍結が発生銀行振込の入出金上限が変更Exnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発銀行口座の凍結は収納代行業者が原因かQFPayJapanが遅延の原因か海外入出金で銀行口座が凍結する原因の背景銀行口座の凍結を避ける出金方法海外FX業者の利用は銀行口座凍結に要注意Exnessの海外入出金で銀行口座が凍結される事例が増加Exness(エクスネス)では、近ごろ銀行入出金による遅延騒動が相次いでいましたが、ユーザーの銀行口座が凍結されたとする報告があがっています。特に銀行振込による入出金は凍結の恐れがあるため、細心の注意が必要です。そこで凍結が報告されている状況と、想定される原因について概要を紹介していきます。銀行振込2(Bank Transfer2)で銀行口座の凍結が発生Exnessの海外入出金が原因で銀行口座の凍結が発生し始めたのは、2025年4月下旬ごろです。SNS上では、Exnessの銀行振込2とネット銀行を利用した取引が、凍結の原因なのではないかとする議論が繰り広げられています。X(旧Twitter)で4月28日に投稿されたポストでは、Exnessの銀行振込2とPayPay銀行で数回やり取りした口座が凍結されたとの報告が見受けられました。銀行口座が凍結されると預金の引き出しや振込といった取引が全て停止し、預金を長期間引き出せなくなる恐れがあります。ユーザーの間ではExnessの利用による銀行口座凍結の危機感が広がっており、出金先の銀行をメイン銀行から変更する動きも見られます。銀行振込2とは?Exness(エクスネス)で採用されている銀行振込2(Bank Transfer2)とは、通常の銀行振込とは異なり収納代行業者を通じた入出金方法です。銀行送金2のメリットとして手続きが簡単で、本来であれば処理速度が早いといった特徴があげられます。ですが、収納代行業者を通して国内送金に見せかけ入出金を行うシステムのため、透明性が低く銀行口座の凍結リスクにつながるため注意が必要です銀行振込の入出金上限が変更Exnessでは2025年4月29日時点で、入出金の上限額が一部変更されています。Exnessでは銀行入金方法は2種類あり、SNS上で声が上がっている銀行振込2(Bank Transfer2)では、最大25,000ドルから6,500ドルまで引き下げられました。銀行振込1(BankTransfer)については、以前と同様に最大25,000ドルから変更はありません。銀行振込による出金に関しては、出金遅延が話題になり始めた当初は、最大700ドルに設定されていましたが、4月30日時点では最大6,500ドルへ変更されています。Exnessでは短期間で入出金額の最大金額の変更が相次いでいるため、実際の操作画面で随時最新の状況をチェックしたほうが良いでしょう。Exnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発4月上旬ごろからExnessでは4月上旬ごろから出金遅延が多発しており、SNS上でも不安の声があがっています。特に銀行振込による出金での遅延が多く、中には申請から2週間以上経過しても着金しない事例も報告されていました。直近では遅延が発生している投稿と、即入金が確認できたとする投稿が入り混じっている状況なので、全体的なシステム障害ではなく収納代行業者や決済システムが原因になっていると考えられます。X(旧Twitter)では遅延発生後のサポートによる対応も遅いとの不満が出ており、多額の資金が行方不明のExnessユーザーのポストも見受けられるなど、一部で不安が広がっています。今後Exnessで銀行振込による出金を検討されている方は、他の決済手段を検討するといった対策が推奨されます。銀行口座の凍結は収納代行業者が原因か銀行口座凍結の原因は、Exnessが利用している収納代行業者によるものと考えられます。収納代行業者とは海外FX業者に資金を預け入れ・出金する際に、顧客と海外FX業者との間で送金・決済を仲介するサービスを提供する会社です。収納代行業者はクレジットカードやコンビニ、銀行振込など複数の支払い方法の窓口を一元化し、入金管理や未収金の督促業務などを代行しています。Exnessの銀行振込2とPayPay銀行で口座が凍結した事例では、ExnessとPayPay銀行を橋渡ししていた収納代行業者に問題が発生した可能性があります。日本の銀行では、海外送金や受け取りに一定の制限があります。そこで、海外に拠点を持つExnessでは収納代行業者を通して、入出金を行う方法を採用しています。ですが、送金名目と実際の取引の性質が一致しない場合、資金洗浄が疑われ口座凍結が発生する恐れがあります。現状では決済プロバイダーとも、銀行凍結の相関関係も判明していない状況です。Exnessでは2024年7月にも、銀行振込での出金できなくなるトラブルが発生しており、その際もプロパイダー関連のトラブルが疑われていました。QFPayJapanが遅延の原因か行方が分からなくなっている出金申請済みの顧客資金は、Exnessが利用している決済プロバイダーの1つであるQFPayJapanに渡っており、そこで何らかの理由で送金が止まっているようです。直接コールセンターに電話して催促し、無事に利用ユーザーの元へ着金した事例がX(旧Twitter)で複数報告されています。現時点で銀行口座が凍結しており資金の行方が分からなくなっているユーザーはQFPayJapanへの直接連絡も選択肢となりますが、問い合わせが殺到しておりコールセンターに繋がらない声も見受けられるためご留意ください。海外入出金で銀行口座が凍結する原因の背景日本政府は2025年にオンラインギャンブルの摘発強化を柱とする「ギャンブル依存症対策推進基本計画」を閣議決定しており、収納代行業者といった運営に関与する業者側の取り締まりを強化しています。警視庁でも依存性の強さと国内の資産が海外に流出する懸念点から、オンラインカジノ規制で決済代行の取引を厳しく監視する体制が敷かれているのが実情です。今回の銀行口座凍結に繋がった経緯としては、Exness(エクスネス)が利用している収納代行業者が、オンラインカジノに関連する取引を請け負っていた可能性が考えられるでしょう。Exnessに限らず、オンラインカジノの関与が疑われる収納代行業者を利用している海外FX業者は、同様の銀行口座凍結といったトラブルへと発展する可能性があります。今後も海外FX業者を利用する場合は、銀行振込以外の送金方法も検討すべきでしょう。銀行口座の凍結を避ける出金方法Exness(エクスネス)の収納代行業者を利用した入出金が、銀行口座凍結の原因として疑われています。そのため、収納代行業者を介さないオンラインウォレットや仮想通貨での入出金が、銀行口座の凍結を避ける代替案の1つです。ExnessではオンラインウォレットはBitwalletとSticPay、仮想通貨はビットコインやUSDT、USDコインに対応しています。それぞれ手数料は無料で、スムーズな資金の移動が可能です。銀行口座の凍結リスクを軽減できるだけでなく、遅延が相次いでいるExnessの銀行振込と異なり素早い入出金を期待できます。凍結リスクに不安を感じているトレーダーは、出金方法の見直しと複数の決済方法手段の確保を検討してみると良いでしょう。海外FX業者の利用は銀行口座凍結に要注意Exness(エクスネス)では銀行振込による遅延トラブルが相次いでいましたが、銀行口座の凍結が報告されたことで動揺が広がっています。資産保管に利用する銀行口座を指定していた場合、最悪の場合は多額の資金が出金できなくなる恐れがあるでしょう。利用しているメインバンクが凍結された場合、日常生活に支障をきたす可能性も想定されます。Exnessだけでなく収納代行業者を利用している海外FX業者は同様のトラブルへと発展する可能性があるため、ユーザーは複数の決済方法手段を確保するなどのリスクヘッジを検討すべきでしょう。
XS.comがスワップフリー銘柄を追加!エネルギーを低コストで取引可能に

XS.comがスワップフリー銘柄を追加!エネルギーを低コストで取引可能に

update2025.05.08 19:00

低スプレッドや多彩な口座タイプで知られる海外FX業者のXS.com(エックスエス)が、スワップフリーの対象銘柄の追加を発表しました。今回、追加されたのはエネルギー銘柄です。XS.comのエネルギー銘柄はスプレッドが他社より狭いため、スワップフリーの適用によってさらに取引コストが低くなりました。そのほか、一部の銘柄でスワップフリーの適用期間が延長されています。この記事では、XS.comのスワップフリーの対象銘柄・期間のほか、変更前と比較してどの程度コストを抑えられるのかも説明します。目次[非表示]XS.comがスワップフリーを強化エネルギー銘柄がスワップフリー対象にスワップフリー期間も変更主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較通貨ペア貴金属仮想通貨株価指数エネルギー長期取引ではスワップフリー期間に注意XS.comは短期トレーダーにおすすめXS.comがスワップフリーを強化XS.com(エックスエス)では元々スワップフリーを導入していましたが、これまでは対象外だったエネルギー銘柄が、2025年5月5日より新たに追加されました。また、今回の条件変更で、3種類の銘柄のスワップフリー適用期間が延長されています。エネルギー銘柄がスワップフリー対象に5月からエネルギー銘柄の2種類がスワップフリーの対象になっています。変更前は以下の銘柄がスワップフリーの対象でした。カテゴリー銘柄適用期間通貨ペアAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間通貨ペア銘柄適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF5日間USDJPY2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSDXAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間今回追加されたスワップフリー銘柄はUKOILとUSOILで、エントリーから2日間はスワップの対象外となります。通貨ペアと貴金属、仮想通貨の対象銘柄に変更はありません。Myforexのスワップポイント比較ツールの直近のデータによると、5月6日時点でのXS.comのUKOIL・USOILの1ロットあたりのスワップは以下のようになっています。銘柄スワップポイントUKOILロング:1,000円ショート:-5,027円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円従来であれば、UKOILのショートポジションを2日間保有すると、スワップポイントによるコストが-10,054円かかっていました。USOILでは-12,056円かかっていましたが、今後は2日分のスワップによるコストを節約できます。UKOIL・USOILがスワップフリーの対象になったことで、以前よりも原油銘柄を取引しやすくなったと言えるでしょう。スワップフリー期間も変更銘柄の追加のほか、スワップフリーの適用期間も変更されることになりました。適用期間が変更されたのは、通貨ペアと貴金属です。種類銘柄適用期間通貨ペアEURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨全銘柄2日間エネルギーUKOILUSOIL2日間通貨ペア銘柄適用期間EURUSDGBPUSD10日間USDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF2日間貴金属銘柄適用期間XAUUSD10日間XAUEUR2日間仮想通貨銘柄適用期間全銘柄2日間エネルギー銘柄適用期間UKOILUSOIL2日間通貨ペアではEURUSDとGBPUSDの2種類が、5日から10日間に延長されています。その他の通貨ペアについては、従来の5日間から2日間へ短縮されることになりました。貴金属のスワップフリー期間は元々2日間でしたが、XAUUSDが10日間へ変更されています。今回追加された原油銘柄の適用期間は2日間で、仮想通貨についても従来の2日間から変更はありません。主要海外FX業者とXS.comのスワップフリーを比較XS.com(エックスエス)と主要な海外FX業者のスワップフリー対象銘柄数を比較しました。Exness(エクスネス)では、長期取引が少ないなどの一定の条件を満たすユーザーに、スワップフリーが適用されます。また、XMTrading(エックスエムトレーディング)でも一部の銘柄にスワップフリーを導入しています。ただし、これら2社では取引状況によっては、スワップフリーの対象外となる場合もあるので注意が必要です。通貨ペアスワップフリーの対象となる通貨ペア数が最も多いのはXMTradingです。また、ExnessとFXGT(エフエックスジーティー)でも、20種類以上の通貨ペアにスワップフリーが適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしAUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なし(プロ口座)EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間AUDCADAUDCHFAUDJPYAUDNZDAUDUSDCADCHFCADJPYCHFJPYEURAUDEURCADEURCHFEURGBPEURJPYEURNZDEURUSDGBPAUDGBPCADGBPCHFGBPJPYGBPNZDGBPUSDNZDCADNZDCHFNZDJPYNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPY期限なしExness対象銘柄数適用期間AUDUSDEURUSDGBPUSDNZDUSDUSDCADUSDCHFUSDJPYUSDTHBAUDNZDEURCHFGBPJPYAUDCHFAUDJPYEURAUDEURCADEURGBPEURJPYEURNZDGBPCHFGBPNZDNZDJPYNZDCAD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDAUDUSDUSDCADEURGBPEURCHFNZDUSDUSDCHFEURAUDGBPAUDEURCADGBPCADAUDCADNZDCADAUDCHFNZDCHFAUDNZDEURNZDGBPNZDGBPCHFCADCHF最長6日間XS.com対象銘柄数適用期間EURUSDGBPUSDUSDJPYAUDUSDNZDUSDUSDCADUSDCHF最長10日間通貨ペアの種類に関してはXS.comが最も少なく、対象となる銘柄は7種類です。適用期間はFXGTより長いものの、長期取引を前提にするのであればXMTradingやExnessのほうが、スワップによるコストを抑えられるでしょう。ただし、先述のとおりExnessでは、長期間保有しているポジションが増加すると、スワップフリーの対象外となる可能性もあるため、ポジションの保有中はスワップポイントが差し引かれていないか、こまめに確認したほうが良いでしょう。銘柄ごとの最新のスワップポイントは、下記のページでご確認いただけます。参照:スワップポイント比較貴金属スワップフリーの対象となる貴金属銘柄数が、最も多いのはXMTradingの3種類です。次いでFXGT・XS.comの2種類となっています。ブローカー対象銘柄数適用期間(極口座)GOLDSILVERXAUEUR期限なしXAUUSD期限なし(プロ口座)XAUUSDXAGUSD3日間XAUUSDXAUEUR最長10日間XMTrading(極口座)対象銘柄数適用期間GOLDSILVERXAUEUR期限なしExness対象銘柄数適用期間XAUUSD期限なしFXGT(プロ口座)対象銘柄数適用期間XAUUSDXAGUSD3日間XS.com対象銘柄数適用期間XAUUSDXAUEUR最長10日間XS.comのスワップフリー適用期間は、XMTrading・Exnessと比較すると、短く設定されています。XAUUSDが10日間、XAUEURが2日間にそれぞれ設定されていますが、デイトレやスキャルピングを行う短期トレーダーであれば、それほど問題になることはないでしょう。スプレッドやレバレッジなど、スワップ以外の条件も比較して利用するブローカーを検討すると良いでしょう。仮想通貨XMTradingでは、仮想通貨はスワップフリーの対象外です。その他のブローカーでは、仮想通貨の対象銘柄数に大きな差はありませんでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なし(オプティマス口座)BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間BTCAUDBTCCNHBTCJPYBTCTHBBTCUSDBTCXAGBTCXAUBTCZARETHUSD期限なしFXGT(オプティマス口座)対象銘柄数適用期間BTCUSDBTCJPYETHUSDETHJPYXRPUSDXRPJPYLTCUSDLTCJPYBCHUSDBCHJPY2日間XS.com対象銘柄数適用期間BTCUSDETHUSDLTCUSDNEOUSDXMRUSDXRPUSDZECUSDTRPUSDMELUSD2日間仮想通貨に関しても、XS.comは短期取引向きのブローカーと言えそうです。今回比較したFX業者の中ではExnessが長期取引向きと言えますが、途中でスワップフリーの対象外になる可能性を考慮すると、少額での取引に止めておいたほうが良いかもしれません。株価指数今回比較したブローカーで、株価指数にスワップフリーを導入している業者はExnessのみでした。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なし対象外-対象外-XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間AUS200DE30FR40HK50JP225STOXX50UK100US30US500USTEC期限なしFXGT対象銘柄数適用期間対象外-XS.com対象銘柄数適用期間対象外-主要な海外FX業者の中でも、スワップフリーを導入しているブローカーは限られます。マイナーなFX業者は情報が少なく、信頼性も低いため、スワップポイントを気にせず株価指数を取引したい場合は、Exnessは有力な候補になるでしょう。エネルギースワップフリーが適用されるエネルギー銘柄数が最も多いのはFXGTです。他社が原油のみをスワップフリーの対象としているのに対して、FXGTではガスにも適用されます。ブローカー対象銘柄数適用期間対象外-USOIL期限なしUKOILUSOILNGAS3日間UKOILUSOIL2日間XMTrading対象銘柄数適用期間対象外-Exness対象銘柄数適用期間USOIL期限なしFXGT対象銘柄数適用期間UKOILUSOILNGAS3日間XS.com対象銘柄数適用期間UKOILUSOIL2日間Exnessのスワップフリーの適用期間は、FXGT・XS.comより長く設定されていますが、対象銘柄が1種類しかない点がネックと言えるでしょう。XS.comは適用期間が2日間とFXGTより短くなっていますが、エネルギー銘柄のスプレッドはXS.comのほうが狭くなる傾向にあります。通貨ペアのスプレッドについても、全体的にXS.comのほうが狭くなっているケースが多いため、2日を超えてポジションを保有しないのであれば、XS.comを利用したほうが取引コストを抑えられる可能性があります。長期取引ではスワップフリー期間に注意先に説明したように、XS.com(エックスエス)では銘柄ごとにスワップフリーの適用期間が決められています。適用期間を超えると、通常通りスワップポイントが適用されるため、ポジションの保有期間によってはスワップによるコストが増加することになります。特にスワップフリーの期間が、2日間に設定されている銘柄を取引する際は注意しましょう。参考までに5月6日時点でのスワップポイント比較ツールのデータを基に、適用期間を過ぎた場合、1日あたりどの程度のスワップポイントが発生するのか銘柄をいくつかピックアップしてご紹介します。銘柄スワップポイントEURUSDロング:-1,144円ショート:275円USDJPYロング:658円ショート:-3,642円XAUUSDロング:-6,718円ショート:270円BTCUSDロング:-1,128円ショート:-1,128円ETHUSDロング:-21円ショート:-21円USOILロング:1,023円ショート:-6,028円ポジションの保有期間が長くなるほど、スワップポイントによる損益も大きくなっていきます。エントリーの方向によってはプラスのスワップポイントが付与される場合もありますが、全体としてマイナスのスワップの方が大きくなる傾向にあります。また、長期的なトレンドが予想されている銘柄では、トレンド方向のポジションにマイナスのスワップが適用されるケースも珍しくありません。例えば、最近の金相場は金融市場の不透明感を背景に、史上最高値を更新し続けています。XAUUSDの買いポジションには、1日あたり-6,718円のスワップポイントが差し引かれるため、長期的に買いポジションを保有すると、かなりのコストがかかることになります。大きなマイナスのスワップが適用される銘柄を取引する際は、スワップフリーの適用期間を超えてポジションを保有するのは避けるべきでしょう。XS.comは短期トレーダーにおすすめスワップフリーの適用期間だけを比較すると、XS.com(エックスエス)の期間は短く、長期取引には不向きと言えるでしょう。しかし、XS.comの強みはスプレッドの狭さにあり、特にエネルギー銘柄のスプレッドは大手と比較しても、見劣りしない水準です。原油銘柄がスワップフリーの対象になったことで、2日以内の取引であればさらに低コストで取引できるようになりました。最大レバレッジも2,000倍と比較的高く、エネルギー以外の銘柄のスプレッドも狭いので、XS.comは少額で取引したい短期トレーダーに向いているブローカーといえるでしょう。XS.comの最新のスプレッドは、下記のスプレッド比較ツールでご確認いただけます。参照:リアルタイム スプレッド比較
テスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害が発生!SNSでは不安の声が多数

テスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害が発生!SNSでは不安の声が多数

update2025.05.02 19:00

株式投資家として有名なテスタ氏が2025年5月1日、X(旧Twitter)にて自身の楽天証券口座が乗っ取り被害に遭ったことを明かしました。金銭的な被害はなかったものの、テスタ氏は「パスワード等の流出経路が全く不明」とのコメントも残しています。著名投資家の証券口座が不正アクセスされたこともあり、SNS上では多くのユーザーが不安の声を上げている状況です。目次[非表示]テスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害証券口座への不正アクセス被害が急増SNSでの反応今回の件に言及する海外FXユーザーも不正アクセスのよくある手口フィッシング詐欺マルウェアなどへの感染海外FX業者の状況海外FX業者で導入されているセキュリティ対策不正ログインの事例ユーザーができるセキュリティ対策パスワードの使い回しを避ける二段階認証を設定するメールなどにあるURLを鵜呑みにしない早急なセキュリティ対策が必要かテスタ氏の楽天証券口座に乗っ取り被害2025年5月1日、著名投資家のテスタ氏がX(旧Twitter)にて、自身の楽天証券口座が乗っ取り被害を受けたことを明かしました。朝に二段階認証メールが届いたため不審に思い、注文履歴を確認したところ、すでに前日夜から身に覚えのない注文が行われていたとのことです。乗っ取られました証券会社は楽天証券です— テスタ (@tesuta001) May 1, 2025 テスタ氏によると、日頃からウイルスソフトを使ったセキュリティ対策を行っており、フィッシング詐欺にも引っかかっていないため、パスワード等の「流出経路が全く不明」と困惑の声を投稿しています。また、自身が誤っている可能性があるとした上で、「現状、楽天証券の二段階認証は意味を成してない」といった注意喚起のコメントも残しています。東スポWEBの取材によると、金銭的被害はなかったとのことですが、現在は一時的に口座にロックをかけて対策を行っているようです。証券口座への不正アクセス被害が急増直近では、証券会社の口座が不正アクセスされ、身に覚えのない取引が行われる被害が相次いでいます。楽天証券やSBI証券など大手証券会社9社で口座乗っ取りが発生しており、金融庁によると2月〜4月中旬で1,400件以上もの不正取引が確認できているとのことです。SNSでの反応テスタ氏の乗っ取り被害を受けて、X(旧Twitter)では多くのユーザーが不安の声を上げています。楽天証券のセキュリティ体制に対する疑問の声が多く投稿されており、この機会に自身のセキュリティを見直すユーザーや、一時的に楽天証券の口座をロックして対策するユーザーなどが複数見られました。著名投資家のcis(シス)氏もこの件について投稿しており、「もう強盗が家の前まで来てる感じ 日本の証券業界あげて最速対策してほしい」と警鐘を鳴らしています。今回の件に言及する海外FXユーザーもX上では一部の海外FXユーザーが、テスタ氏の乗っ取り被害に言及しています。今回の件を受け、海外FXが危険と言及していた人に対して「国内も危険なのでは?」といった旨の意見を述べるユーザーが確認できます。また、海外FXブローカーではGoogle Autheticatorなどを使った認証が多いことに言及した上で、「今後は国内証券会社もこれらの認証にシフトするのでは」と予想するユーザーも見られました。不正アクセスのよくある手口証券口座などへの不正アクセスの手口として、以下の2つがよくある手口として報告されています。フィッシング詐欺マルウェアなどへの感染フィッシング詐欺フィッシング詐欺とは、証券会社などになりすました電子メールやSNS等を使ってユーザーを偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、アカウント情報(ログインID、パスワード等)などを入力させて盗む行為です。インターネットにおける代表的な詐欺の一つで、直近で発生している一連の証券口座への不正アクセスにも、フィッシング詐欺が行われていると報告されています。マルウェアなどへの感染ターゲットのPCやスマホなどをマルウェア(悪意のあるプログラム)に感染させ、口座情報などを盗み取る手口もあります。「インフォスティーラー」と呼ばれる個人情報を盗むことに特化したマルウェアも報告されており、感染するとブラウザに保存しているID・パスワードなどの情報が盗まれるとされています。海外FX業者の状況海外FX業者によって導入しているセキュリティ対策に違いがあります。特に知名度の低い業者は情報が少ないため、安全性を重視するのであれば、セキュリティのしっかりした大手・主要な海外FX業者を利用したほうが良いでしょう。海外FX業者で導入されているセキュリティ対策海外FX業者では、SSLによる暗号化通信や二段階認証などのセキュリティ対策が導入されています。SSLを用いた通信では、万が一通信内容を第三者に傍受されたとしても、暗号化されているため、内容を知ることは困難です。二段階認証は、FX業者のマイページにログインする際に、認証アプリやメールに認証コードを送信して本人確認を行う仕組みです。これにより本人以外の不正アクセスを予防します。導入されているセキュリティ対策(エックスエムトレーディング)暗号化通信二段階認証(エクスネス)暗号化通信二段階認証(タイタンエフエックス)暗号化通信二段階認証FXON(エフエックスオン)暗号化通信ログインパターン分析二段階認証業者によってはより強固なセキュリティ対策を導入しており、FXON(エフエックスオン)では他社より進んだセキュリティ対策を導入しています。多くの海外FX業者では、ユーザーが設定を有効にしなければ二段階認証は利用できません。FXONではログインパターン分析を行い、不正アクセスが疑われる場合は、二段階認証が求められます。不正ログインの事例海外FX業者でもいくつか不正ログインの事例が報告されています。2024年にはExness(エクスネス)ユーザーのアカウントに不正アクセスがあり、bitwalletの資金を盗み取られた時の手口がユーザーにより投稿されました。X(旧Twitter)にユーザーが投稿した内容によると、以下の手口で資金を盗まれたようです。Exnessアカウントに不正にログインbitwalletへ出金申請(Exness側により出金拒否)bitwalletのログイン情報が盗まれるbitwalletの残高を盗み取られる上記の事例では、結局犯人の特定には至らず、Exnessやbitwalletからの補償もなかったとしています。海外FX業者によって、セキュリティ対策や不正アクセス時の対応は異なります。海外FX業者を利用する際は、セキュリティ対策を導入しているブローカーだからといって、安心するのではなく、トレーダーもセキュリティに対する意識を高めることも重要です。ユーザーができるセキュリティ対策ユーザーができる不正アクセスを防ぐためのセキュリティ対策として、以下などが挙げられます。パスワードの使い回しを避ける二段階認証を設定するメールなどにあるURLを鵜呑みにしないパスワードの使い回しを避けるセキュリティ対策として、パスワードの使い回しは避けた方がよいでしょう。例えば、複数の証券口座で同じパスワードを使い回ししていた場合、ある一つの証券口座のパスワードが流出するだけで、他の口座も不正アクセスされる可能性が高まります。また、パスワードは複雑かつ強固なものにする、定期的にパスワードを見直す、パスワード管理ソフトを利用する、といったことも重要な対策となります。二段階認証を設定する二段階認証の設定も、セキュリティ対策として重要です。二段階認証を設定しておくことで、仮にIDやパスワードが盗まれてしまった場合でも、不正アクセスを防げる可能性が高まります。利用するサービスによって二段階認証の仕組みは異なりますが、SMS認証、メール認証、認証アプリなどで二段階認証を行うケースが多いです。メールなどにあるURLを鵜呑みにしないフィッシング詐欺に遭わないためには、メールやSMSなどに記載されたURLを鵜呑みにせず、常に疑う姿勢も大切だといえるでしょう。送られてきたメールなどに少しでも違和感があった場合、送信元メールアドレスや、添付されたURLのドメインなどを確認するようにしてください。また、サービス公式からお知らせメールなどが届いた場合でも、添付されたリンクはクリックせず、公式サイトや公式アプリから確認するように癖づけることで、フィッシング詐欺被害を未然に防止できます。仮想通貨業界ではより高度な手法も仮想通貨(暗号資産)業界ではフィッシング詐欺に加え、SNSを使った広告や、インフルエンサーになりすましたアカウントを使った詐欺なども横行しています。また、詐欺師が企業の採用担当者を装い、求職者に偽のビデオ会議アプリをダウンロードさせ、マルウェアに感染させるといった高度な手法も報告されています。このように近年は詐欺の手法も多様化しているため、ユーザー個人個人がセキュリティ意識を高めていく必要があるでしょう。早急なセキュリティ対策が必要かテスタ氏の証券口座乗っ取り被害を受け、各社にセキュリティ対応を求める声が大きくなっています。一部では証券会社だけでなく、政府レベルでの対応を求める声も見られるなど、SNSでは様々な意見が飛び交っています。4月末時点で67社もの証券会社が指紋や電話番号などを使った「多要素認証」必須化方針を示すなど、セキュリティ強化に向けた具体的な動きも見られます。今後、一連の不正アクセス問題を鎮静化していけるのか注目です。
GEMFOREX関係者がSAMURAI FXを設立?AxonMarketsとの共通点とは

GEMFOREX関係者がSAMURAI FXを設立?AxonMarketsとの共通点とは

update2025.05.01 19:00

新興ブローカーであるSAMURAI FX(サムライエフエックス)は、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の関係者が設立した会社なのではないかという疑惑が浮上しています。4月にGEMFOREX騒動が大手メディアに取り上げられたこともあり、再び注目を集めています。SAMURAI FXは、SNS上でGEMFOREXとの関係を否定しますが、GEMFOREXとの繋がりが疑われている関連会社によって運営されていることが分かっています。SAMURAI FXの不審な点やなぜGEMFOREXとの関連が疑われているのか説明しましょう。目次[非表示]SAMURAI FXとAxon Marketsの共通点SAMURAI FXとはAxon Marketsの関連会社が運営金融ライセンスはコモロ連合で取得利用規約などはLittle Black Diamond Ltdから流用関係者にも不審な点がGEMFOREXとの関連を指摘されるAxon Marketsサポート担当者がGalaxy DAOと同一人物?GEMFOREXの顧客情報を流用疑惑SAMURAI FXは関連性を否定怪しすぎるSAMURAI FXSAMURAI FXとAxon Marketsの共通点Axon Markets(アクソンマーケッツ)は、GEMFOREX関係者が設立したとの疑惑があるFX業者です。SAMURAI FXは、Axon Marketsの関連会社であることが明らかになっています。SAMURAI FXは疑惑を否定する一方で、事実を隠すような不審な動きも見られます。SAMURAI FXとはSAMURAI FXは、日本生まれの海外FXプラットフォームを標榜する新興ブローカーです。2024年にサービス提供を開始し、AI技術を活用した自動売買を売りにしています。また、投資家に代わって、トレーダーが運用を代行するMAM/PAMM口座も提供するなど、自動売買や運用代行を独自サービスとして打ち出しています。新興ブローカーということもあり、知名度はそれほど高くありません。日本人をメインのターゲットにしているものの、現状では日本のトレーダーは少ないと見られます。Axon Marketsの関連会社が運営2025年4月末時点では、公式サイトにNOVA CAPITAL LIMITEDがSAMURAI FXの運営会社であることが明記されていました。また、NOVA CAPITAL LIMITEDは、Axon Marketsを運営するLittle Black Diamond Ltdの関連会社であることも記載されていました。しかし、5月1日には、Axon Marketsの関連会社であるとする記述が削除されています。現在は、ライセンスに関する文言だけが掲載されており、ライセンス番号「SD115」はAxon Marketsと同じです。Axon Marketsは、後述するGEMFOREX関係者が設立したと言われているブローカーです。関連会社の記述を削除したのは、ネット上でSAMURAI FXとGEMFOREXの関連性が、指摘され始めたことを受けた対応かもしれません。金融ライセンスはコモロ連合で取得公式サイトによるとSAMURAI FXは、セイシェル金融サービス機構(FSA)のライセンスを取得しているとされています。FSAのライセンス取得事業者一覧にAxon Marketsの記載はあるものの、SAMURAI FX・NOVA CAPITAL LIMITEDの記述はありません。NOVA CAPITAL LIMITEDのWebサイトには、コモロ連合の金融市場規制開発庁のライセンスを取得している旨が記載されています。コモロ連合の当局のサイトで確認すると、NOVA CAPITAL LIMITEDが証券会社として登録されていることを確認できました。海外FX業者では、セーシェル金融サービス庁やモーリシャス金融サービス委員会などのライセンスを取得している会社が多く、コモロ連合のライセンスを取得しているブローカーはあまり見かけません。一般的に取得要件が厳しいライセンスを保有しているFX業者ほど、信頼性の高いブローカーと見なされます。コモロ連合のライセンスは知名度が低いため、関連会社が取得したFSAをSAMURAI FXが保有していると、意図的に誤認させるような文言を掲載している可能性があります。意図はどうであれ、SAMURAI FX・NOVA CAPITAL LIMITEDが、取得していないFSAのライセンス番号を掲載するのは問題と言えるでしょう。利用規約などはLittle Black Diamond Ltdから流用主要なFX業者では利用規約や取引条件、個人情報の取扱方針などを、ドキュメントとして公開しています。SAMURAI FXでも法的文書を公開していますが、なぜかLittle Black Diamond Ltdのドキュメントになっています。加えて、「Client_Service_Agreement」というドキュメントには、いくつか顧客に不利な条件も記載されています。例えば、条文3.12には、「明らかな誤価格だった」と会社側が主張すれば、契約の一方的なキャンセルや修正ができる旨が記載されています。そのほか、Webサイト上では、NDD方式を採用していることが明記されています。しかし、ドキュメントの12.6条には、会社が顧客のポジションと反対のポジションを保有する場合があること、その結果として顧客の間に利益相反が生じる可能性があることが記載されており、実態はDD方式であることが分かります。SAMURAI FX独自のドキュメントが用意されていないうえに、法的文書とWebサイトの内容に矛盾が見られるなど、契約・取引条件に怪しい点があります。DD方式とNDD方式DD方式はインターバンク市場と顧客の間にFX業者が介入する方式です。一方のNDD方式は業者が介入せずにそのまま顧客の注文をインターバンク市場に流す方式です。一般的にNDD方式のほうが取引の透明性が高いと言われています。関係者にも不審な点がNOVA CAPITAL LIMITEDのWebサイトには、ディレクターとされる人物の名前・写真が掲載されています。ディレクターとされるマクシミリアン・アーチボルド氏についてネットで検索すると、類似する名前のLinkedInアカウントや小説の登場人物がヒットするだけで写真とは別人です。写真の人物のビジネス関連の活動は確認できませんでした。また、Webサイト上に掲載されている写真をツールで判定したところ、81%の確率でAIで生成されたとの結果が出ました。サイトに掲載されている関係者は、実在しない人物である可能性があります。GEMFOREXとの関連を指摘されるAxon MarketsAxon Markets(アクソンマーケッツ)にもさまざまな疑惑があります。特に注目を集めたのが、サポート担当者がGalaxy DAOのメンバーと同一人物なのではないかという疑惑と、GEMFOREX顧客リストの流用疑惑です。サポート担当者がGalaxy DAOと同一人物?Axon Marketsは、2023年に破綻した海外FX業者のGEMFOREX(ゲムフォレックス)との関連が疑われているブローカーです。破綻後のGEMFOREXユーザーの資金は、現在まで返金されておらず、事業を引き継いだとされるGalaxy DAOに対する批判が続いています。Galaxy DAOとAxon Marketsのサポート担当者が苗字が同じであったことから、同一人物なのではないかという疑惑が一時期話題になりました。加えて、Axon Markets公式サイトのドメインの取得時期と、LinkedInアカウントに記載されているサービスの運用歴の間に矛盾が見つかるなど、複数の不審な点が指摘されています。GEMFOREXの顧客情報を流用疑惑2023年末には、Axon MarketsがGEMFOREXの顧客情報を、流用しているのではないかという疑惑も浮上しています。Axon MarketsよりIB契約を持ちかけるメールが、FX関連のメディアに送信されていたことが明らかになっています。当メディアと関連する法人にも同様のメールが送られていたことが確認されています。メールを受信したアドレスは、非公開のパートナー専用アドレスです。関係者以外知り得ないアドレスが使われていることから、GEMFOREXの顧客リストを流用したのではないかと言われています。このように、Axon MarketsはGEMFOREXとの関連が疑われており、その関係会社が運営するSAMURAI FXも、GEMFOREXと関係があると考える人も少なくありません。SAMURAI FXは関連性を否定SAMURAI FX(サムライエフエックス)は公式Xアカウントで、GEMFOREXとの関連を否定しています。X(旧Twitter)上で、SAMURAI FXとGEMFOREXの関連性を指摘する投稿が広まっていることを受け、根拠のない噂とするポストを投稿しました。投稿によるとGEMFOREXとの資本関係・業務提携はないとしています。しかし、すでにGEMFOREXは存在しないブローカーであり、資本関係・業務提携がないのは当然です。一方で、Axon Marketsとの関係は否定していないため、上記の投稿で疑惑を払拭するのは難しいでしょう。怪しすぎるSAMURAI FXSAMURAI FX(サムライエフエックス)とGEMFOREX(ゲムフォレックス)に関連があると断言することはできないものの、不審な点が複数見つかっているのも事実です。今のところSAMURAI FX側から、疑惑を払拭できるような情報は公開されていません。SAMURAI FXは、日本人をターゲットにしている海外FX業者です。この点もGEMFOREXとの類似性を感じさせる要因になっているのかもしれません。運営会社に不透明な部分が多く、会社に関連する情報がほとんど公開されていないうえに、取得していない金融ライセンス番号を記載していることから、SAMURAI FXは信頼性が低い海外FX業者と言わざるを得ません。サービスだけに注目すれば魅力的なブローカーではありますが、実体のある会社かどうかも不明なため、SAMURAI FXの利用は控えるべきでしょう。
メタマスクからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

メタマスクからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

update2025.05.01 19:00

メタマスク(MetaMask)は人気の高い仮想通貨(暗号資産)ウォレットの一つで、イーサリアムをはじめ、さまざまなブロックチェーンで利用可能です。普段はメタマスクで保管している仮想通貨も、日本円に換金する際には国内取引所へ送金するケースが多いでしょう。そこでMyforex編集部では、実際にメタマスクから国内取引所のビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。送金してみた感想としては、送金手順は簡単だったものの、着金の審査にやや時間がかかった点がネックに感じました。この記事では、実際に送金した経験をもとに、送金手順や手数料、事前に知っておきたい注意点などを紹介します。目次[非表示]メタマスクからビットフライヤーへの送金の前にこれをチェック!メタマスクからの送金にはガス代が発生ビットフライヤーへの送金時の注意点メタマスクからビットフライヤーにPCで送金してみたメタマスクからビットフライヤーにスマホで送金してみたメタマスクからビットフライヤーに送金してみた感想SNSでのユーザーの評判メタマスクからビットフライヤーに送金する際の注意点アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行うビットフライヤーでの受け取り手続きを忘れずに送金手続きは難しくないメタマスクからビットフライヤーへの送金の前にこれをチェック!Myforex編集部では、実際にメタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。送金手順を解説する前に、メタマスクから送金する際の注意点を解説します。PCでの送金手順はこちらスマホでの送金手順はこちらメタマスクからの送金にはガス代が発生メタマスクから仮想通貨を送金する際には、利用するネットワーク(ブロックチェーン)のトランザクション手数料(ガス代)を支払う必要があります。例えば、イーサリアムを使う場合はETH、BNBチェーンを使う場合はBNBなど、ネットワークの基軸通貨でガス代を支払います。ガス代の金額は固定ではなく、ネットワークの混雑状況などで変わります。ガス代が大きく高騰するタイミングもあるので、送金前に確認しておくとよいでしょう。ガス代の相場はブロックチェーンエクスプローラーで確認可能です。また、メタマスクでは、ユーザーが送金速度を選択することが可能です。送金速度に応じて手数料が変動するので、目的に応じて選択しましょう。特に急いでいない場合は、低速に設定するとガス代を節約できます。ビットフライヤーへの送金時の注意点メタマスクからビットフライヤーに送金する前に、以下の状況を確認しておきましょう。入金可能な銘柄や入金ルールについてトラベルルールの確認入金可能な銘柄や入金ルールについてビットフライヤーでは仮想通貨の入金手数料が無料となっているため、ビットフライヤー側に支払う手数料は必要ありません。最低入金額も基本的には設定されていません。(*1)一方で、入金に対応をしていない通貨もあるので、注意しましょう。2025年3月14日時点でビットフライヤーが入金に対応していない銘柄は以下のとおりです。ZPG(ジパングコイン)MANA(ディセントラランド)AXS(アクシーインフィニティ)IMX(イミュータブル)APE(エイプコイン)CHZ(チリーズ)DAI(ダイ)GRT(ザ・グラフ)AVAX(アバランチ)DOGE(ドージコイン)MASK(マスクネットワーク)ZPGAG(ジパングコインシルバー)ZPGPT(ジパングコインプラチナ)RNDR(レンダートークン)なお、ビットフライヤーに入金可能な銘柄は変更になる可能性もあるため、入金前に必ず最新情報を確認するようにしましょう。今回は、ビットフライヤーで入金に対応しており、NFTの売買やブロックチェーンゲームなどで用いられることが多いETH(イーサリアム)を送金してみました。(*1)2025年3月14日時点で、DOT(ポルカドット)は、 0.00000001 DOT未満の入金は切り捨てとなる旨が記載されています。トラベルルールの確認仮想通貨を送金する際には、トラベルルールの対応状況について確認が必要です。メタマスクからビットフライヤーに送金する際は、トラベルルールの適用はないため、問題なく送金できます。また、公式サイトには、ビットフライヤーからメタマスクへの送金も可能であることが明記されています。トラベルルールとは取引所の顧客が仮想通貨を送金する際、送金元の取引所が送金先の取引所に一定の情報を通知するというルールです。このルールは、FATF(金融活動作業部会)が定める国際基準です。マネーロンダリングやテロ資金対策を目的としており、日本もこの基準に準拠して法整備を進めています。メタマスクからビットフライヤーにPCで送金してみたメタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)にPCで送金してみた手順を紹介します。前述の通り、今回はETH(イーサリアム)を使って送金してみました。手順1ビットフライヤーへETHを送金するには、ビットフライヤーの入金アドレスが必要なため、確認方法を紹介します。ビットフライヤーにログインし、左側のメニューから「入出金」を選択します。手順2仮想通貨(暗号資産)の一覧から入金する「イーサリアム」を選択し、「預入」タブの「イーサリアムアドレスを取得する」をクリックします。手順3QRコードとイーサリアムアドレスが表示されます。表示されたアドレスは後ほどコピーするので、この画面を開いたまま、メタマスクに移動しましょう。手順4次に、メタマスクでの操作に移ります。今回はETHを送金するので、メタマスク上で「Ethereum Mainnet」を選択します。メタマスクにアクセスしたら、画面左上にあるネットワークを選択するプルダウンをクリックします。手順5ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順6「Ethereum Mainnet」を選択したら、今回送金する「Ethereum」をクリックします。手順7「送金」をクリックします。手順8「移動先」に送金するウォレットアドレスを入力し、「続行」をクリックします。手順3のビットフライヤーの画面を確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスや宛先タグを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスや宛先タグは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順9ウォレットアドレスを入力すると、送金額の入力画面に移動します。送金したいETHの数量を入力して「続行」をクリックします。手順10送金にかかるネットワーク手数料(ガス代)などが表示されるので、内容に問題なければ「確認」をクリックします。なお、ガス代はネットワークの混雑状況などで変動します。ガス代を抑えたい場合、画面上にあるペンマークのアイコンをクリックして、ガス代を設定することも可能です。手順11以下の画面が表示されたら、メタマスク側の送金手続きは完了です。続いて、ビットフライヤー側での入金作業に移ります。手順12メタマスクの送金手続きが完了すると、ビットフライヤーから着金完了のメールが届きます。ビットフライヤーが入金内容を審査し承認されると、追加で送付元情報を登録するためのメールが送られてくるので、ビットフライヤーの承認完了を待ちましょう。手順13ビットフライヤーの承認作業が完了すると、送付元情報を登録するためのメールが届きます。今回は、メタマスクでの送金から承認完了まで約30分かかりました。メール文中にある「提出用画面」のURLをクリックして、必要な項目を入力していきます。この作業を実施しないとビットフライヤーでの入金処理が行われないため、7日以内に必ず実施しましょう。手順14「取引目的等について回答のお願い」の画面の内容を確認し、「回答に進む」をクリックします。手順15送付元に関する情報を以下のとおり入力します。質問に回答して、「次へ」をクリックします。送付目的の記載は、例として書いたような簡単な内容で問題ありません。番号説明1送付元ウォレットの種類を記載します。今回はメタマスクなので「プライベートウォレット」とします。2取引所の所在地を記載します。今回はプライベートウォレットのため、「日本」とします。3送金者の氏名を記載します。本人であれば、自分の名前を記載します。4送金者の住所を記載します。本人であれば、自分の現住所を記載します。5送金者と自分の関係を記載します。本人であれば、「本人」と記載します。6送付の目的を記載します。今回は「資産の移動」としています。手順16続いて、各種証明書などをアップロードします。必要ない場合には、そのまま「次へ」をクリックします。アップロードを求められた場合は、指示に従ってアップロードしてください。手順17最後に回答内容を確認し、間違いがなければ「送信する」をクリックします。手順18以下の画面が表示されたら、送付人情報の登録は完了です。ビットフライヤーで回答が承認されると承認完了のメールが届き、仮想通貨が入金されます。今回は、5分以内に着金しました。メタマスクからビットフライヤーにスマホで送金してみた次に、メタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)にスマホで送金してみた手順を紹介します。PCと同様に、ETH(イーサリアム)を使って送金してみました。手順1ビットフライヤーへETHを送金するには、ビットフライヤーの入金アドレスが必要なため、確認方法を紹介します。ビットフライヤーのアプリを開き、下側のメニューから「入出金」を選択します。手順2「仮想通貨」タブを選択し「イーサリアム」をタップします。手順3「入金」をタップします。手順4QRコードとイーサリアムアドレスが表示されます。表示されたアドレスは、後ほどコピーするので、この画面を開いたままメタマスクアプリに移動します。コピーする際は、文字列部分をタップするだけでコピー可能です。手順5次にメタマスクでの操作に移ります。 今回はETHを送金するので、メタマスク上で「Ethereum Mainnet」を選択します。メタマスクアプリを起動したら、画面左上にあるネットワークを選択するプルダウンをタップします。手順6ネットワークの選択画面が表示されるので、「Ethereum Mainnet」を選択します。手順7「Ethereum Mainnet」を選択したら、今回送金する「Ethereum」をタップします。手順8「送信」をタップします。手順9「To:」欄に送金するウォレットアドレスを入力し、「次へ」をタップします。手順4のビットフライヤーのアプリの画面を確認しながら、コピー&ペーストで入力しましょう。アドレスはコピー&ペースト仮想通貨の送信時にウォレットアドレスを手入力すると、打ち間違いの原因になります。そのため、ウォレットアドレスは必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。手順10送金額の入力画面に移動します。送金したいETHの数量を入力したら、「次へ」をタップします。手順11送金にかかるネットワーク手数料(ガス代)などが表示されるので、内容に問題なければ「送信」をタップします。なお、ガス代はネットワークの混雑状況などで変動します。ガス代を抑えたい場合、画面上に表示された金額をタップして、ガス代を設定することも可能です。手順12以下の画面が表示されたら、メタマスク側の送金手続きは完了です。続いて、ビットフライヤー側での入金作業に移ります。手順13メタマスクの送金手続きが完了すると、ビットフライヤーから着金完了のメールが届きます。ビットフライヤーが入金内容を審査し承認されると、追加で送金元情報を登録するためのメールが送られてくるので、ビットフライヤーの承認完了を待ちましょう。手順14ビットフライヤーの承認作業が完了すると、送付元情報を登録するためのメールが届きます。今回は、メタマスクでの送金から承認完了まで約30分かかりました。メール文中にある「提出用画面」のURLをタップして、必要な項目を入力していきます。この作業を実施しないとビットフライヤーでの入金処理が行われないため、7日以内に必ず実施しましょう。手順15「取引目的等について回答のお願い」の画面の内容を確認し、「回答に進む」をタップします。手順16送付元に関する情報を以下のとおり入力します。質問に回答して、「次へ」をタップします。送付目的の記載は、例として書いたような簡単な内容で問題ありません。番号説明1送付元ウォレットの種類を記載します。今回はメタマスクなので「プライベートウォレット」とします。2取引所の所在地を記載します。今回はプライベートウォレットのため、「日本」とします。3送金者の氏名を記載します。本人であれば、自分の名前を記載します。4送金者の住所を記載します。本人であれば、自分の現住所を記載します。5送金者と自分の関係を記載します。本人であれば、「本人」と記載します。6送付の目的を記載します。今回は「資産の移動」としています。手順17各種証明書などをアップロードします。必要ない場合には、そのまま「次へ」をタップします。アップロードを求められた場合は、指示に従ってアップロードしてください。手順18回答内容を確認し、間違いがなければ「送信する」をタップします。手順19以下の画面が表示されたら、送付人情報の登録は完了です。ビットフライヤーで回答が承認されると承認完了のメールが届き、仮想通貨(暗号資産)が入金されます。今回は、5分以内に着金しました。メタマスクからビットフライヤーに送金してみた感想メタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)に送金してみて、画面表示通りに操作をすれば、初めての方でも迷わず作業ができると感じました。一方で、メタマスクからビットフライヤーへの着金時の審査に30分程度と、やや時間がかかった点は気になりました。その後、送金元情報を登録してから承認までは5分程度とスピーディーでした。また、入出可能な銘柄が限られる点は、少し気になりました。メタマスクの対象銘柄でも、ETH(イーサリアム)やPOL(ポリゴン)など、主要な銘柄を入金する場合は問題ありませんが、MANA(ディセントラランド)やIMX(イミュータブル)などには対応していません。アルトコインの入金をする場合は、都度対応状況を確認するようにしましょう。SNSでのユーザーの評判メタマスクでの入出金について、X(旧Twitter)では「送金に失敗した」「送ったはずのトークンが反映されない」という声が散見されました。その多くは、ネットワークの選択ミスやウォレットアドレスの誤入力が原因だと推測されます。送金ミスを避けるためにも、入出金のルールや操作方法については、必ず最新情報を確認するようにしましょう。また、ビットフライヤーへの入金に関して「時間がかかる」「反映されない」と言った声が目立ちました。入金が反映されない原因として、「取引目的について回答」を提出していないことが挙げられるかもしれません。ビットフライヤーでは、犯罪収益移転防止法に基づき、取引の都度、必要情報を確認しています。情報を登録しないと入金は反映されないため注意しましょう。メタマスクからビットフライヤーに送金する際の注意点メタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)に送金する際に気を付ける点を、仮想通貨(暗号資産)全般のことも含めて紹介します。アドレスの入力ミスに気をつける少額でのテスト送金を行うビットフライヤーでの受け取り手続きを忘れずにアドレスの入力ミスに気をつけるメタマスクからビットフライヤーへの送金に限らず、仮想通貨(暗号資産)を送金する際はアドレスの入力ミスに十分注意しましょう。また、対応ネットワークが複数ある仮想通貨の場合、送金元と送金先のネットワークを一致させた上で送金する必要があります。もし、アドレスや利用ネットワークに入力・選択ミスがあると、送金した仮想通貨を消失(GOX)してしまう可能性があります。これらのミスを防ぐためにも、アドレスは手入力をせず、必ずコピー&ペーストで入力するようにしましょう。少額でのテスト送金を行う大きな資金を送金する前に、少額のテスト送金を行うのも有効です。まず、メタマスクからビットフライヤーに少額のETHをテスト的に送金します。その後、ビットフライヤーに無事着金したことを確認してから、より大きな金額を送金するといった流れです。テスト送金を行うことで、アドレスなどに入力ミスがあった場合も、テスト送金時に気づくことができます。トランザクション手数料は2回分かかりますが、送金ミスで資金を失わないための有効な対策となります。ビットフライヤーでの受け取り手続きを忘れずに手順で紹介してきたとおり、メタマスクからビットフライヤーへの仮想通貨の送金では、受け取る際にビットフライヤーで送付元の情報を登録する必要があります。メタマスクからの送金完了後に、ビットフライヤーでの手続きを忘れずに行うようにしましょう。送金手続きは難しくない今回はPCとスマホを使って、メタマスクからビットフライヤー(bitFlyer)への送金を行ってみました。どちらも手順はとてもわかりやすく、簡単に行うことができましたが、ビットフライヤーでの着金審査にやや時間がかかった点がネックでした。また、ウォレットアドレスの入力やネットワーク選択などの操作はすべて自己責任となるため、手順を一つずつ確認しながら操作を進めるようにしましょう。
Exnessで入出金に遅延が多発、安全に出金可能な方法は?

Exnessで入出金に遅延が多発、安全に出金可能な方法は?

update2025.04.25 19:30

大手海外FX業者のExness(エクスネス)で、出金遅延が多発していることが話題になっています。ネット上では出金申請しても、着金しないというユーザーの投稿が散見されます。ただし、すべての出金が拒否されているわけではなく、決済方法によっては通常通り出金できるケースもあるようです。2025年4月以降、こうしたExnessユーザーの投稿が目立つようになり、なかには2週間以上経過しても出金が反映されない事例も報告されています。現在のところ大きな混乱は発生していませんが、一部のユーザーは他のブローカーへの移行を検討し始めているようです。この記事では、現在のExnessの状況や出金遅延の原因、安全な出金方法について解説します。目次[非表示]Exnessで銀行振込による入出金の遅延が増加4月上旬から遅延が多発銀行振込の出金額を引き下げ過去にも銀行振込で遅延が発生オンラインカジノ取り締まりの影響かExnessで安全に出金可能な方法は?銀行振込以外の送金方法も検討しようExnessで銀行振込による入出金の遅延が増加今回の騒動を受け、Exness(エクスネス)では現在、一度に出金できる金額が従来よりも引き下げられています。そのため、10万円を超える出金を予定している方は、注意が必要です。まずはExnessの現在の状況をご紹介します。4月上旬から遅延が多発出金遅延が報告され始めたのは2025年4月上旬ごろで、X(旧Twitter)上では「出金申請をしたが着金しない」といった投稿が多数確認されています。特に遅延が目立っているのは、銀行振込による出金です。中には、申請から2週間以上経っても資金が着金しないケースも報告されており、騒動初期にはサポートに問い合わせても、すぐには対応が得られなかったという声も見られました。4月15日にXに投稿されたユーザーのポストによると、14日までに問い合わせ内容に返答するとサポートから連絡があった後に、返答が20日へ延期になったと報告されています。今回の騒動では、とりわけ金額が大きいユーザーの報告が目立ちます。銀行振込を利用した出金額には上限が設けられているため、3分割して出金を申請したところ、分割した最後の申請分だけが着金して、残り2/3が出金できないケースもあるようです。今のところ冷静に受け止める人が多いものの、Exnessユーザーの間では不安が広がっています。銀行振込の出金額を引き下げ4月23日には、銀行振込による出金額の上限が引き下げられました。現在、銀行振込で一度に出金できる金額は最大700ドルです。700ドル以上の出金を申請する場合、複数回に分けて申請する必要があるため、出金額が大きいトレーダーからは不満の声が聞かれます。出金額の制限は、今回の不具合が解消されるまでの一時的な措置と考えられますが、今のところExnessから復旧までのスケジュールなどは示されていません。なお、送金の金額が制限されたのは出金額のみで、入金に関しては最大25,000ドルまで送金できます。過去にも銀行振込で遅延が発生Exnessでは過去にも銀行振込に関連したトラブルが発生しています。2022年にはExnessのシステムエラーが原因で、出金が遅れる障害が発生しました。2022年のトラブルでは通常より出金の反映が遅れたものの、3~5営業日で送金され、今回の騒動のように数週間待たされるケースはなかったようです。また、2024年には出金申請ができなくなり、Exnessユーザーの間で話題になりました。詳細な原因は発表されなかったものの、複数の決済代行会社の口座が凍結されたとの噂もあり、送金を担当している業者がトラブルの原因だったのではないかと言われています。今回、再び銀行振込で遅延が発生したことで、一部では別のブローカーへ乗り換えを検討するユーザーも見受けられます。オンラインカジノ取り締まりの影響か2024年以降、オンラインカジノの取り締まりが強化され、関連する決済代行会社やアフィリエイターが摘発されるケースが増加しています。クレジットカードで賭け金を送金するカジノ利用者が多いことから、警視庁は決済代行会社を先に摘発し、その顧客情報を使用してユーザーを摘発するといった方法を採っているようです。海外FX業者が利用している決済代行会社の中に、オンラインカジノ送金を請け負っている業者があれば口座が凍結され、銀行振込による送金ができなくなるおそれがあります。Exness(エクスネス)で2024年に出金が遅延した時も、口座が凍結されたとする噂があり、今回も決済代行会社に起因する可能性も指摘されています。また、同じ年にExnessの公式サイトが日本語表示を廃止したほか、最近では海外FX業者のアプリがストアから削除される事例も確認されています。金融庁の認可を受けていない海外FX業者を、規制したい当局の働きかけがあったのではないかといわれており、今後、海外FX業者に対する風当たりが強くなる可能性もあります。Exnessで安全に出金可能な方法は?銀行振込以外の方法では、通常と変わらず出金できたことをネット上で報告するユーザーの投稿が数多く見受けられます。Exness(エクスネス)では銀行振込のほかに、以下のような決済方法を利用できます。Bitwallet仮想通貨(ビットコイン・USDT・USDコイン)SticPayBitwalletやSticPayのようなオンラインウォレットによる出金の反映時間は1日です。仮想通貨での出金は15分~1時間となっています。USDTやUSDコインでの出金が最も早く、15分ほどで出金可能です。銀行振込と同様に、Exnessでは他の決済方法でも出金手数料はかからないので、自身が使いやすい方法を選ぶと良いでしょう。銀行振込以外の送金方法も検討しよう近年、Exness(エクスネス)では、銀行振込のトラブルが度々発生しています。出金関連のトラブルは炎上に発展することもありますが、これまでの実績や仮想通貨・オンラインウォレットでは通常どおり出金できていることから、今回のトラブルを冷静に受け止めているユーザーが多いようです。Exnessに限らず海外FX業者であれば、決済代行会社が原因のトラブルはどこでも起こり得る問題です。ブローカーごとに細かなルールに違いはありますが、海外FXでは基本的に入金と同じ方法で出金する必要があります。そのため、銀行振込が使用できなくなったからといって、すぐに別の出金方法を使用できるわけではありません。海外FX業者を利用する際は、振込が利用できなくなるリスクに備えて、複数の決済方法を用意しておくことが大切です。
CNP×RED°とは?国内人気NFTとエンタメ施設のコラボNFTが話題

CNP×RED°とは?国内人気NFTとエンタメ施設のコラボNFTが話題

update2025.04.25 19:00

CNP×RED°は、国内最大級のNFTブランド「CNP」と、最先端エンタメ施設「RED° TOKYO TOWER」がコラボしたNFTです。ローンチ後に大きな価格上昇を見せるなど、SNSでも話題となっています。当記事では、CNP×RED°の概要や価格チャート、SNSでの評判などを解説します。目次[非表示]CNP×RED°とはRED° TOKYO TOWERとはCNPとはCNP×RED°の概要アローリスト販売分は完売ソラナチェーン初心者へのフォローもリアルイベントも実施CNP×RED°の価格チャートX(旧Twitter)での評判CNP×RED°の買い方CNP×RED°の今後の動向に注目CNP×RED°とはCNP×RED°は、日本の人気NFT「CNP(CryptoNinja Partners)」と、東京タワーを舞台にした新体験デジタルテーマパーク「RED° TOKYO TOWER」のコラボNFTです。RED° TOKYO TOWERが主体となり、CNPのファンアートとして制作された限定3,333体のNFTコレクションとなっています。画像引用:CNP×RED°2025年4月20日にソラナ(SOL)ブロックチェーン上で発行され、本記事執筆時点(2025年4月25日)では、MagicEden(マジックエデン)などのNFTマーケットプレイスを通じて二次流通市場で購入できます。RED° TOKYO TOWERとはRED° TOKYO TOWERは、東京タワー直下にある「フットタウン」内の広い空間で、モータースポーツやカラダで楽しむゲーム、ポーカーといったマインドスポーツなど、さまざまなコンテンツを展開するデジタルアミューズメントパークです。デジタルとリアルが融合したVRアトラクションやアイドルのVRコンサートにも注力しており、多数のファンを獲得しています。CNPとはCNPとは、「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ)」の略称で、忍者をモチーフにした「CryptoNinja」から派生したNFTコレクションです。インフルエンサーのイケハヤ氏がプロモーションを手掛け、日本発のNFTとして最大級の規模を誇ります。CNPはNFTに止まらず、ゲームやアニメ、グッズ販売など幅広いキャラクタービジネスを展開しています。CNP×RED°の概要CNP×RED°は2025年4月20日のローンチ前から、SNSなどで盛り上がりを見せていました。ここでは、ローンチ前後の動きも踏まえながら、CNP×RED°の概要を解説します。アローリスト販売分は完売CNP×RED°は、ソラナチェーン上で発行されているNFTコレクションです。RED° TOKYO TOWERが主体となり、CNPのファンアートとして作られた限定3,333体の作品になっています。ローンチ時に「ミント祭」と称し、CNPマーケターのイケハヤ氏を招いてX(旧Twitter)のスペース機能で実況を行ったり、アローリストによる販売分が即日完売したりするなど、人気の高さを見せています。ソラナチェーン初心者へのフォローも世界的に人気が高いNFTコレクションの多くは、イーサリアムブロックチェーンを用いて発行されています。一方、CNP×RED°はソラナチェーン上で発行されています。CNP×RED°では、NFTを初めて購入するユーザーや、ソラナチェーンでのNFT取引の経験がないユーザーに向けて、初心者向けの買い方レクチャーを行っています。運営側からは、ローンチからしばらくの間は週1回程度の頻度でレクチャーを行うとの発言もあったため、買い方に不安がある方は参加してみてもよいでしょう。画像引用:CNP×RED°なお、ソラナチェーンでNFTの売買を行う場合は、一般的によく用いられるメタマスク(MetaMask)ではなく、ソラナチェーンに対応したウォレットを使う必要があります。リアルイベントも実施CNP×RED°のコラボ元であるRED° TOKYO TOWERは、様々なリアルイベントを実施しています。その強みを活かして、CNP×RED°のローンチ前日には、ドローンを活用したショーが行われました。画像引用:REDX「RED° DRONESHOW」と呼ばれるこのイベントでは、東京の増上寺上空にて、東京タワーを真横に望みながら500機のドローンがCNPの人気キャラクターを夜空に描きました。当日はYouTubeライブも配信され、多くのユーザーがイベントを楽しんだようです。このように、リアルイベントでの盛り上がりを作れる点も、CNP×RED°の強みの1つだといえるでしょう。CNP×RED°の価格チャート画像引用:CoinGeckoCNP×RED°のフロア価格は2025年4月20日のローンチ後、約2.2SOLまで上昇しました。その後は横ばいで推移していましたが、当記事執筆時点(2025年4月25日)では再度価格が上昇し、約2.65SOLまでの上昇を見せています。直近の価格上昇については、フロア価格近辺の個体をまとめて購入するフロアスイープの影響などがあるようです。ただし、まだリリースから1週間も経っていない時点での出来事であるため、今後の価格変動には注意した方がよいかもしれません。X(旧Twitter)での評判X(旧Twitter)では、CNP×RED°に関する投稿が多数見られます。あるユーザーは、ミント価格が約1,000円であったのに対し、40倍を超える4万円以上の価格で取引されたケースを取り上げ、ローンチ直後の価格に驚きの声を見せています。また、複数のユーザーから「キャラクターのコンプリート」に関する投稿が見られるのも大きな特徴です。CNP×RED°には、コラボ元のCNPのキャラクター9種類がデザインされており、Xでは「9キャラをすべてコンプリートした」というユーザーの発言がよく見られます。本記事執筆時点(2025年4月25日)では、キャラクターをコンプリートすることのメリットは明確になっていません。しかし、コンプリートしたユーザーのみが入れるDiscordチャンネルを開設する動きもあるようです。今後、9キャラクターを揃えたユーザーが受けられる具体的なメリットが明らかになってくるかもしれません。CNP×RED°の買い方CNP×RED°をMagicEden(マジックエデン)で購入する方法を解説します。なお、CNP×RED°はソラナブロックチェーン上で発行されたNFTです。そのため、Phantom Wallet(ファントムウォレット)などのソラナチェーンに対応したウォレットを事前に用意し、購入に必要なSOLをウォレットに入れておきましょう。手順1以下のリンクをクリックし、MagicEdenのCNP×RED°の販売ページにアクセスします。CNP×RED°の販売ページへ手順2画面右上にある「Log In」をクリックします。利用するウォレットを選択し、MagicEdenと接続してください。手順3ウォレットを接続できたら、購入したいNFTを選んでクリックします。手順4提示されている金額で購入する場合、「Buy for ◯◯ SOL」をクリックします。「◯◯」にはその時点での金額が表示されます。なお、ウォレットの残高が不足している場合は、以下の画面のように「Insufficient funds」と表示され、ボタンはクリックできません。より安価な金額で購入したい場合は、「オファー」をクリックして希望購入価格を入力します。ただし、この購入方法は売り手が合意した場合のみ購入することが可能です。CNP×RED°の今後の動向に注目CNP×RED°は、CNPとRED° TOKYO TOWERのコラボNFTとして注目を集めています。リアルイベントの盛り上がりやキャラクターのコンプリート要素といった特徴があり、ローンチ後は価格上昇の動きを見せています。ソラナチェーンでのNFT取引に不慣れな方にレクチャーなども行われているため、興味が湧いた方は、まずは気軽にDiscordチャンネルをのぞいてみるとよいでしょう。
仮想通貨INITの将来性は?アプリチェーン統合レイヤー1「Initia」の特徴や評判

仮想通貨INITの将来性は?アプリチェーン統合レイヤー1「Initia」の特徴や評判

update2025.04.24 19:00

仮想通貨(暗号資産)INITは、複数のアプリチェーンを統合するレイヤー1ブロックチェーン「Initia」のネイティブトークンです。2025年4月17日、大手取引所Binance(バイナンス)がローンチプールでのINITの取り扱いを発表し、注目を集めています。当記事では、仮想通貨INITの将来性、SNSでの評判、Initiaの特徴などを解説します。目次[非表示]仮想通貨INITがBinanceローンチプールに登場仮想通貨INITとはInitiaの概要と目的複数の仮想マシンをサポート統合された複数のサービスを提供X(旧Twitter)での評判仮想通貨INITの将来性主要プロジェクトとの協力複数のアプリチェーンが参加複数のVMをサポートする柔軟性高い相互運用性仮想通貨INITのトークノミクスINITの配分先と比率仮想通貨INITの使い道アプリチェーン統合の基盤仮想通貨INITがBinanceローンチプールに登場2025年4月17日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)が、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)INITの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。INITのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2025年4月18日午前9時から6日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSD、USDCトークンの最大供給量:10億 INITローンチプールでの配布量:3,000万 INIT(総供給量の3%)なお、Binanceへの上場予定日時は2025年4月24日午後8時(日本時間)で、取引可能な通貨ペアは以下の通りです。INIT/USDTINIT/USDCINIT/BNBINIT/FDUSDINIT/TRY仮想通貨INITとは仮想通貨(暗号資産)INITは、アプリチェーンを統合するレイヤー1ブロックチェーン「Initia」のネイティブトークンです。画像引用:InitiaInitiaのレイヤー1ブロックチェーンである「Initia L1」は、Cosmos(コスモス)の開発キット「Cosmos SDK」を基盤としています。複数のロールアップの中央ハブとして機能し、ネットワークセキュリティ、流動性ソリューション、ガバナンスなどの重要な機能を提供します。Initiaの概要と目的Initiaは、複数のアプリケーションに特化したブロックチェーンを連携させ、その潜在価値を最大化することを目指しています。Initiaは、主に次の3つの要素で構成されています。Initia L1システムの基盤となるレイヤー1ブロックチェーンで、全てのロールアップのハブとして機能InterwovenロールアップInitia L1上に構築されたアプリケーション特化型のブロックチェーンエコシステムInterwovenスタックこれらのロールアップを簡単に開発・構築できる専用フレームワーク複数の仮想マシンをサポートInitiaは複数の仮想マシン(VM)に対応しており、開発者は自分のプロジェクトに最適な環境を選べます。EVM、MoveVM、WasmVMの選択肢があり、秒間10,000トランザクションという高速処理と0.5秒のブロック生成時間を実現します。また、全てのロールアップには、LayerZeroによる他ブロックチェーンとの連携、Celestiaによるデータ保存サービス、オラクル、ネイティブUSDCなどの基本ツールがすぐに利用できる環境が備わっています。統合された複数のサービスを提供画像引用:BinanceInitiaでは、以下の複数の統合されたサービスを提供し、ユーザー体験の向上を目指しています。Initia Scan:ブロックチェーン上の取引や情報を閲覧できるエクスプローラーInitia App:Initiaプラットフォーム全体のホーム画面Initia Usernames:複数のブロックチェーンで使えるユーザー名サービスInitia Multisig:複数の仮想マシン環境で使えるマルチシグ機能Initia Wallet Widget:ウォレット接続と資産管理を簡素化するツールInitia Bridge Widget:異なるブロックチェーンを繋ぐブリッジツールX(旧Twitter)での評判X(旧Twitter)では、仮想通貨(暗号資産)INITに関する様々な投稿が見られます。Binance(バイナンス)に上場することから、INITの価格上昇に期待しているユーザーも確認できました。また、あるユーザーは他プロジェクトとの比較から、INITの価格は1〜1.5ドル程度、FDV(完全希薄化後時価総額)は10〜20億ドル規模になるだろうとの予想を投稿しています。仮想通貨INITの将来性仮想通貨(暗号資産)INITの将来性に関わる項目として、以下の4点が挙げられます。主要プロジェクトとの協力複数のアプリチェーンが参加複数のVMをサポートする柔軟性高い相互運用性主要プロジェクトとの協力InitiaはCelestia、LayerZero、Skip、Ethena、EtherFi、Goldskyなど、業界の主要プロジェクトと協力して開発を行っています。これらプロジェクトとの取り組みは、単なる技術統合だけでなく、エコシステムへのユーザー参加を促進する可能性があります。複数のアプリチェーンが参加当記事執筆現在(2025年4月23日)、InitiaのInterwovenスタック上には、18のアプリチェーンが存在しています。これらのプロジェクトはBinance Labs、Polychain、Hack VCなどの主要投資家から、合計で2,800万ドル以上の資金を調達しています。このように初期段階からの複数のプロジェクトが参加していることは、エコシステムの成長性と信頼を示すものだといえるかもしれません。複数のVMをサポートする柔軟性InitiaはEVM、MoveVM、WasmVMの仮想マシンをサポートしており、開発者はプロジェクトに最適な開発環境を選べます。この柔軟性により、様々なプロジェクトがInitiaエコシステム上に構築される可能性があります。高い相互運用性Initiaは、ローンチ時からLayerZeroおよびIBCに対応する全てのチェーンに接続する設計となっています。この高い相互運用性により、ブロックチェーン間でのシームレスな資産移動が可能となり、ユーザー体験の向上に寄与する可能性があります。仮想通貨INITのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)INITの総供給量は10億INITで、上場時の初期流通量は1億4,875万INIT(総供給量の約14.88%)となる予定です。INITの配分先と比率INITの配分先と配分比率は、以下の通りとなっています。配分先配分比率プロトコルセール投資家15.25%Echoセール投資家1.00%Binanceローンチプール3.00%Binanceマーケティング3.00%Initia貢献者15.00%財団5.25%流動性2.50%ステーキングと担保流動性25.00%VIPプログラム25.00%エアドロップ5.00%また、トークンのリリーススケジュールは以下の画像の通りです。配分先のほとんどは、2029年4月で全てのロックが解除されます。一方、「ステーキングと担保流動性」と「VIPプログラム」は2032年4月以降、それぞれ156ヶ月間、87ヶ月間にわたって、段階的にロック解除が続くとされています。画像引用:Binance仮想通貨INITの使い道INITの主な使い道として、以下が挙げられます。ガス代の支払い流動性提供とステーキング決済手数料の支払いVIPプログラムガス代の支払いINITは、Initia L1および各アプリチェーン上のトランザクション手数料(ガス代)支払いに使用されます。流動性提供とステーキングINITは、ネイティブな分散型取引所(DEX)である「InitiaDEX」で流動性を提供する際に使用できます。InitiaDEXでINIT建ての流動性を提供すると、流動性ポジションがステーキング資産としても活用されるため、取引手数料とステーキング報酬の両方を獲得できます。決済手数料の支払いInitiaのInterwovenスタックを使用するアプリチェーンは、レイヤー1にINITで決済手数料を支払う必要があります。VIPプログラムVIP(Vested Interest Program)は、INITのTVLなどの指標に基づき、ロールアップにINITで報酬を分配します。その後、ロールアップはその報酬をユーザーの利用実績に応じて配分することで、開発者、ユーザー、INIT保有者などの間で経済的連携が促進されます。アプリチェーン統合の基盤Initiaは、アプリチェーンを統合するレイヤー1プラットフォームとして話題となっています。すでに複数のアプリチェーンが参加しており、今後さらなる注目を集めていくかもしれません。
BybitがMT5から仮想通貨商品を削除!変更点や今後の影響は?

BybitがMT5から仮想通貨商品を削除!変更点や今後の影響は?

update2025.04.23 19:00

2025年4月18日、大手海外取引所のBybit(バイビット)がMetaTrader 5(MT5)プラットフォームから仮想通貨(暗号資産)商品を削除することを発表しました。2025年4月25日から段階的に実施される今回の変更により、今後はMT5での仮想通貨取引ができなくなります。2025年5月2日に全ポジションが強制決済されるため、ユーザーは早急な対応が求められます。目次[非表示]MT5から仮想通貨を削除変更スケジュールの詳細仮想通貨の削除に至った背景考察ユーザーへの影響と対応策Bybit MT5の代替サービスは?早急にMT5からの移行をMT5から仮想通貨を削除Bybit(バイビット)は2025年4月18日に、同社の製品提供合理化の一環として、MT5から仮想通貨(暗号資産)商品を削除することを発表しました。この変更はMT5での仮想通貨取引にのみ影響するため、金、FX、指数、その他のCFD取引はこれまで通り利用可能です。今回の措置により、2025年4月25日からBybit MT5で新規の仮想通貨ポジションの構築ができなくなります。最終的には全ての既存ポジションが強制決済されるため、ユーザーは期限までに自身でポジションを決済するか、強制決済を待つかの選択を迫られることになります。変更スケジュールの詳細Bybit MT5の仮想通貨商品が削除されるまでのスケジュールは以下の通りです。日時(日本時間)概要2025年4月25日午後4時〜MT5での新規の仮想通貨ポジションの構築ができなくなります。また、既存のポジションは「決済のみ」可能になります。2025年4月25日午後5時〜MT5でのすべての保留中の仮想通貨注文が自動的にキャンセルされます。2025年5月2日午後4時〜MT5での全ての仮想通貨ポジションが市場価格で強制決済されます。日時(日本時間)概要2025年4月25日午後4時〜MT5での新規の仮想通貨ポジションの構築ができなくなります。また、既存のポジションは「決済のみ」可能になります。2025年4月25日午後5時〜MT5でのすべての保留中の仮想通貨注文が自動的にキャンセルされます。2025年5月2日午後4時〜MT5での全ての仮想通貨ポジションが市場価格で強制決済されます。仮想通貨の削除に至った背景考察今回、Bybit(バイビット)がMT5から仮想通貨(暗号資産)商品を削除する背景には、複数の要因が考えられます。公式発表では「製品提供の合理化」という説明にとどまっていますが、MT5は元々、FXや株式指数などの伝統的な金融商品向けに設計されており、仮想通貨取引との相性に課題があった可能性があります。また、仮想通貨業界では専用の取引プラットフォームが主流となっており、MT5経由での取引はユーザー数が限定的だった可能性も考えられます。あるいは、Bybitは自社開発の取引プラットフォームに資源を集中させる戦略を取っているとも推測されます。さらに、この発表の2日前にBybitは、一部のWeb3関連サービスの段階的な廃止についても発表しています。これらの動きを総合すると、Bybitは全社的な製品ポートフォリオの見直しを進めており、より収益性の高いビジネスに経営資源を集中させる戦略転換を図っているとも考えられるでしょう。ユーザーへの影響と対応策Bybit(バイビット)のMT5で仮想通貨(暗号資産)取引を行っているユーザーは、今回の変更を受けて早急な対応が必要です。まず、現在保有しているポジションについては、5月2日までに自ら決済するか、強制決済を待つかの選択を迫られます。市場の状況によっては強制決済時の価格が不利になる可能性もあります。相場状況を見極めた上で、自身に有利なタイミングを選んで決済するのが賢明だと言えるでしょう。また、今後もMT5を利用して仮想通貨取引を続けたいユーザーは、他のブローカーなどへの移行を検討する必要があります。一方、Bybitでの取引を継続したい場合は、Bybitの仮想通貨専用プラットフォームへの移行が考えられます。いずれの場合も、万が一のトラブルや税務申告に備えて、取引履歴やポジション情報の記録を取っておくことをお勧めします。Bybit MT5の代替サービスは?Bybit(バイビット)のMT5での仮想通貨(暗号資産)取引が終了することで、ユーザーは代替サービスへの移行を検討する必要があります。Bybit内では、同社のメインとなる仮想通貨取引プラットフォームがあり、こちらでは引き続き仮想通貨商品を取引できます。Bybitのメインプラットフォームは直感的なインターフェースで、多くの仮想通貨ペアにも対応しています。MT5を利用した仮想通貨取引にこだわる場合は、一部の海外ブローカーがMT5での仮想通貨取引サービスを提供しています。ただし、各サービスには取扱銘柄や取引条件などに違いがあるため、十分な調査と比較を行うことが望ましいでしょう。早急にMT5からの移行をBybit(バイビット)の今回の決定は、同社全体の製品ポートフォリオ見直しの一環であり、より効率的なサービス提供を目指す動きだと考えられます。MT5で仮想通貨(暗号資産)取引を行っているユーザーは、2025年4月25日からの段階的な変更に向けて早急な対応が必要です。ポジションを保有しているユーザーは、市場状況を見極めながら戦略的に決済のタイミングを判断し、必要に応じてBybitのメインプラットフォームなどへの移行も検討しましょう。また、万が一のトラブルや税務申告に備え、取引履歴の保存も忘れずに行っておくとよいでしょう。
ソラナ(Solana)ブロックチェーン対応ウォレットを紹介!ウォレットの機能や作り方も解説

ソラナ(Solana)ブロックチェーン対応ウォレットを紹介!ウォレットの機能や作り方も解説

update2025.04.22 19:30

ソラナ(Solana)は、高速かつ低コストなトランザクションを実現するブロックチェーンです。DApps(分散型アプリケーション)の構築やトークンの発行が活発で、エコシステムが拡大しています。ソラナのサービスを使うにはソラナに対応したウォレットが必要です。当記事では、ソラナウォレットの機能や、主要な6つのソラナウォレット、ウォレットの作り方などを紹介します。目次[非表示]ソラナウォレットとはソラナエコシステムで利用できるメタマスクはソラナに対応していないソラナウォレットの種類ハードウェアウォレットソフトウェアウォレット主要なソラナウォレットPhantom Wallet(ファントムウォレット)Backpack Wallet(バックパックウォレット)Solflare(ソルフレア)Trust Wallet(トラストウォレット)Jupiter Mobile(ジュピターモバイル)Ledger(レジャー)ソラナウォレットでできることスワップステーキングクロスチェーンブリッジNFTの管理ソラナウォレットの作り方様々な用途で利用できるソラナウォレットソラナウォレットとはソラナウォレットは、ソラナブロックチェーンに対応するウォレットです。ソラナブロックチェーンはSPL規格を採用しており、ソラナウォレットはSPL規格で発行される仮想通貨(暗号資産)を管理できます。SPL規格SPL規格とは、ソラナブロックチェーン上でトークンを発行するためのルールを指します。イーサリアム(ETH)のERC-20規格など、チェーンごとに規格が定められています。ソラナエコシステムで利用できるソラナウォレットはソラナ上でDApps(分散型アプリケーション)を利用する際に必要です。ソラナではDEX(分散型取引所)やブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイスなど、さまざまな種類のDAppsが公開されています。メタマスクはソラナに対応していない仮想通貨ウォレットの中でも有名なメタマスクはイーサリアム(ETH)のウォレットであり、イーサリアムブロックチェーンとEVMチェーンに対応しています。ソラナはEVMチェーンではないため、ソラナエコシステムにアクセスするには、ソラナウォレットが必要です。メタマスクが近日中にソラナにも対応か画像引用:MetaMask2025年2月28日、メタマスクは今後ビットコイン(BTC)とソラナ(SOL)にもネイティブ対応する大型アップグレードの計画を発表しました。アップグレードは近日中に行われるとされており、今後はメタマスクを使ってソラナエコシステムにアクセスできるようになると考えられます。ソラナウォレットの種類ソラナウォレットには、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの2種類があります。ハードウェアウォレットハードウェアウォレットは、専用のデバイスを使用して秘密鍵を管理するタイプのウォレットです。インターネットから切り離した環境で保管できるため、ハッキングのリスクが低く安全性が高い一方で、利便性はやや劣ります。主流はUSBタイプで、取引などの際には、パソコンなどに専用アプリをインストールした上で、USBポートに差し込んで仮想通貨を管理します。ソフトウェアウォレットソフトウェアウォレットは、スマートフォンやパソコンにアプリをインストールしたり、ブラウザに拡張機能を追加したりして使用するタイプのウォレットです。インターネットに接続された状態で使用するため、取引の利便性が高い一方で、常にハッキングのリスクにさらされています。代表的なウォレットのメタマスクは、ソフトウェアウォレットの1つです。主要なソラナウォレット主要なソラナウォレットとして、以下の6つが挙げられます。Phantom Wallet(ファントムウォレット)Backpack Wallet(バックパックウォレット)Solflare(ソルフレア)Trust Wallet(トラストウォレット)Jupiter Mobile(ジュピターモバイル)Ledger(レジャー)Phantom Wallet(ファントムウォレット)画像引用:Phantom WalletPhantom Wallet(ファントムウォレット)は、ソラナエコシステム内で最も広く利用されているウォレットの一つです。​パソコンのブラウザやスマホのアプリから利用可能で、スワップやNFT関連機能など総合的なサービスを提供しています。ソラナのほかにビットコインやイーサリアム、ポリゴンなどにも対応しており、マルチチェーンでの資産管理が可能です。また、グローバルサポートチームによる24時間年中無休のサポートも提供されており、安心して利用できます。Backpack Wallet(バックパックウォレット)画像引用:BackpackBackpack Wallet(バックパックウォレット)は、ソラナのほかイーサリアムやポリゴンなどに対応する多機能ウォレットです。ソラナブロックチェーンの人気NFTコレクションであるMad Ladsの制作チーム(Coral)によって開発されました。​Backpackウォレットは、第三者のDAppsに接続しなくても、さまざまな取引を実行できる次世代型NFTのxNFTに対応する初の仮想通貨ウォレットです。Ledger(レジャー)やTrezor(トレザー)などの主要ハードウェアウォレットとの接続もサポートしています。Solflare(ソルフレア)画像引用:SolflareSolflare(ソルフレア)はソラナ専用ウォレットで、ステーキングやスワップ機能を備えています。JupiterやRaydium、Magic Edenなど、人気のDAppsともシームレスに接続が可能です。また、SolflareではMetaMask Snapsの拡張機能を提供しており、メタマスクからソラナエコシステムにアクセスしてDAppsを利用したり、トークンをブリッジしたりすることが可能です。Trust Wallet(トラストウォレット)画像引用:Trust WalletTrust Wallet(トラストウォレット)は、大手取引所Binanceが買収した多機能ウォレットです。ソラナだけでなく、ビットコインやイーサリアム、BNBチェーンなど、100種類以上のブロックチェーンに対応しています。​​ソラナでは購入や売却、スワップ、ステーキングに対応していますが、DAppsへのアクセスはできません。Trust Walletは長年にわたり数多くのユーザーに利用されているため安心感があります。Jupiter Mobile(ジュピターモバイル)画像引用:Jupiter MobileJupiter Mobile(ジュピターモバイル)は、ソラナ上で人気のDEXアグリゲーターであるJupiter Exchangeが提供しているモバイルウォレットです。iOS版とAndroid版のアプリがリリースされています。Jupiter Mobileは、Jupiter Exchangeが持つDEXアグリゲーション技術を活かして、低コストで高速なスワップ機能を備えています。また、使いやすい操作性でユーザーから高い評価を得ているウォレットです。Ledger(レジャー)画像引用:LedgerLedger(レジャー)は、仮想通貨市場を代表するハードウェアウォレットです。ソラナを含む、多数のブロックチェーンに対応しています。専用アプリ「Ledger Live」を使えば、仮想通貨を保管するだけでなく、購入や売却、スワップ、ステーキングなどの機能も利用できます。また、50以上のソフトウェアウォレットと連携でき、幅広い仮想通貨サービスを安全に利用可能です。ソラナウォレットでできることここまで見てきたように、ソラナウォレットの多くは仮想通貨の保管だけでなく、さまざまなサービスを提供しています。代表的なサービスは以下のとおりです。スワップステーキングクロスチェーンブリッジNFTの管理スワップスワップは、DEX(分散型取引所)などで仮想通貨を交換することです。DEXの機能を持つソラナウォレットもあり、ウォレット内で仮想通貨をスワップできます。ステーキングステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることです。一部のソラナウォレットはステーキングに対応しており、報酬を獲得できます。クロスチェーンブリッジクロスチェーンブリッジとは、複数のブロックチェーンをつないで規格の異なる仮想通貨を相互に利用可能にする技術です。他のブロックチェーンに仮想通貨を転送する際などに利用します。特定のソラナウォレットはクロスチェーンブリッジに対応しており、仮想通貨の転送が可能です。NFTの管理NFTに対応するソラナウォレットもあり、ウォレット内でNFTの保管、表示、送受信が可能です。​例えば、Phantom Walletでは、ユーザーが所有するNFTを表示するギャラリー機能を備えており、Solanartなどのソラナ上のNFTマーケットプレイスと連携して、NFTの売買もスムーズに行えます。ソラナウォレットの作り方先に紹介したPhantom Wallet(ファントムウォレット)を例に、PCブラウザでのウォレットの作り方を解説します。手順1Phantom Walletの公式サイトにアクセスします。手順2中央の「Download for Chrome」をクリックします。Chrome以外のブラウザを利用している場合、該当のブラウザ名が表示されます。対応するPCブラウザは、「Chrome」「Firefox」「Brave」「Edge」の4つです。手順3chromeウェブストアが起動したら、「Chromeに追加」をクリックし、ダウンロードを実行します。手順4ダウンロードが完了すると、Phantom Walletの作成画面が起動します。新しいウォレットを作成する場合は、「新規ウォレットの作成」をクリックします。手順5Phantom Walletの作成方法には、以下の2通りがあります。メールアドレスで続行シードフレーズのウォレットを作成「メールアドレスで続行」は、Apple IDまたはGoogleアカウントを使って簡単にウォレットを作成する方法です。メールアドレスとPINコードだけでウォレットを復元できます。一方、「シードフレーズのウォレットを作成」は、通常のウォレットと同様にシードフレーズでウォレットを管理する方法です。今回は、初心者でも簡単にできる「メールアドレスで続行」を選択します。手順6使用するアカウントに応じて、「Apple」「Google」のいずれかを選択します。Apple IDまたはGoogleアカウントへのアクセス許可を求められたら、承諾します。手順7ログインが完了すると、PINコードの作成に移ります。任意の4桁の数字を入力し、「続行」をクリックします。PINコードはウォレットを復元する際などに必要になるため、忘れないようにメモなどを残しておきしましょう。また、PINコードが漏えいすると、ウォレットに不正にアクセスされて仮想通貨が盗まれる可能性があるため、安全に管理してください。手順8PINの確認画面で先ほど設定したPINを再度入力し、「PINを作成」をクリックします。手順9続いて、パスワードの作成に移ります。任意の文字列を入力し、利用規約を確認してチェックして「続行」をクリックします。パスワードは、日常でPhantom Walletにアクセスする際に利用します。PINと同様に漏えいすると不正アクセスの恐れがあるため、厳重に管理しましょう。手順10最後にユーザー名を入力します。デフォルトで利用可能なユーザー名が自動入力されているので、問題がなければ「続行」をクリックします。任意のユーザー名にしたい場合は入力しなおし、他のユーザーと重複していなければ設定可能です。ユーザー名は後で変更することもできます。手順11問題がなければ次の画面が表示され、ウォレット作成が完了です。「始める」をクリックし、サービスが利用できるか確認をしましょう。手順12拡張機能が起動し、Phantom Walletが利用できます。様々な用途で利用できるソラナウォレット代表的なソラナウォレットは多くの機能を備えており、仮想通貨(暗号資産)の保管や送受信に加え、NFTやWeb3.0関連サービスまで、幅広い用途で利用できます。各ウォレットを比較して、自分にあった機能を持つソラナウォレットを探してみましょう。出典元:Phantom Walletの公式ページへhttps://phantom.com/
WikiFXの評価は買われていた?GEMFOREXから報酬支払いの形跡

WikiFXの評価は買われていた?GEMFOREXから報酬支払いの形跡

update2025.04.22 19:00

2025年4月18日、X(旧Twitter)上に、GEMFOREX(ゲムフォレックス)の内部資料とされる画像が投稿されました。直前には、大手メディアでGEMFOREX騒動の被害者による体験談が掲載されたこともあり、注目を集めています。流出した資料は振り込み記録で、FX業者比較サイトのWikiFX(ウィキエフエックス)の口座宛にGEMFOREXから報酬が支払われていたことを示すものです。この資料流出を受けて、WikiFXがブローカーから報酬を受け取る代わりに、実態とかけ離れた高評価を掲載していたのではないかという疑惑が浮上しています。この記事では、WikiFXの疑惑や今回明らかになったGEMFOREXとの関連性について解説します。目次[非表示]WikiFXの評価は買われていた?GEMFOREXの内部資料が流出高評価を得ていたGEMFOREX海外FX業者の評価はお金で買えるのか悪いレビュー削除と引き換えに金銭要求との噂FXメディア全体の信頼が揺らぐ可能性WikiFXの評価は買われていた?WikiFXはライセンスや事業指数など、独自の指標を基に10点満点で各FX業者を評価している比較サイトです。今回、資料が公開されたことで、中立な評価を下しているように見せかけて、実際には報酬を支払ったブローカーの評価を高く掲載しているのではないかと疑われています。まずはXで投稿された資料の内容をご紹介します。GEMFOREXの内部資料が流出WikiFXがGEMFOREX(ゲムフォレックス)より報酬を受け取っていたとされる情報が、ネット上で出回っています。Gemforexの内部資料を入手しました。約1320万円がマーケティング代としてWikiFXへ送金されています。WikiFXによる評価が不自然なほど高かったのはこのためでしょうか?海外FXに関する評価の大半は、アフィリエイトを含め、カネで買われています。信頼できる情報が非常に少ないのが現状です。海外FX調査兵団 - より引用X上の「海外FX調査兵団」というアカウントで、内部資料とされる画像が投稿されており、WikiFXの運営会社であるWIKI CO LIMITED宛に、当時のGEMFOREXの資金管理会社であるCTRADE ASIA CROWD INCより、96,900ドル(当時のレートで約1,300万円)が送金されていたことが明らかになりました。送金目的はマーケティング料金の支払いと記載されており、WikiFXがGEMFOREXの何らかのマーケティング活動に関わっていたことが示唆されています。高評価を得ていたGEMFOREX2025年4月21日現在、WikiFXでのGEMFOREXの評価スコアは1.44と低評価になっています。しかし、破綻前のスコアは7.07と現在よりも高く、当時の評価ページを保存したキャプチャ画像もネット上に投稿されています。画像引用:海外FX調査兵団破綻前のGEMFOREXは海外FX業者の中でも知名度が高く、多くの日本人ユーザーが利用していました。当時は多彩な口座タイプやボーナスで、人気を博していたこともあり、ある程度高い評価を得ていたとしても不自然ではないかもしれません。一方で、出金拒否を行っているFX業者の評価が、他の業者よりも高くなっているなどの指摘もあり、以前からWikiFXの評価に疑問を持つ業界関係者も少なくありませんでした。流出したGEMFOREXの内部資料をきっかけに、WikiFXの評価はFX業者の実態を反映していないのではないかと一部で注目を集めています。海外FX業者の評価はお金で買えるのか海外FXメディアの主な収入源はIB報酬です。海外FX業者では、集客の一環としてIB(Introducing Broker)プログラムを提供しているケースが多く、主要な業者の間でも集客施策としてよく用いられています。IBプログラムでは、提携している海外FXメディア経由でユーザーが口座を開設し、取引を開始すると収益の一部がメディアに支払われます。このほか、FXメディアの収益源としては、ブローカーから報酬を受け取って掲載される広告記事や、独自に提供する有料サービスなども挙げられます。広告記事は通常の記事と同様の形式で、サービスや商品を紹介する内容になっており、基本的にはクライアント企業の意向に沿ったものとなります。そのため、見方によってはお金で評価を買えるといえるかもしれません。FXメディアとFX業者の間に金銭的なつながりが存在するのは事実ですが、業者側では発信しづらいネガティブな情報を取り上げられる点は、第三者によって運営されているメディアならではの強みです。したがって、すべての海外FXメディアがブローカーから報酬を受け取って好意的な記事を掲載しているわけではなく、トレーダー目線で中立的な情報を発信しているメディアも多く存在します。悪いレビュー削除と引き換えに金銭要求との噂GoogleでWikiFXを検索すると、関連ワードとして「WikiFX 怪しい」「WikiFX 評判」といったキーワードが表示されることから、WikiFXの信頼性に疑問を持つユーザーが一定数存在すると考えられます。真偽不明ではあるものの、FX関連の掲示板では「WikiFXは虚偽の情報を掲載している」という旨の書き込みが少なからず見受けられます。FX業者に対する悪いレビューを削除する見返りとして金銭を要求してくるといった投稿も散見されます。先にターゲットとなるFX業者のネガティブなレビューを掲載しておき、月額6,000~10,000ユーロのパッケージを購入すると、ポジティブなレビューが投稿されるという書き込みもありました。海外の掲示板では、詐欺師のためのサイトともいわれておりユーザーが多い半面、悪い噂が多いサイトであるのも事実です。海外FX業者の評判を調べる際は、1つのFXメディアの情報を鵜呑みにするのではなく、複数のサイトを確認したうえで判断することが大切です。FXメディア全体の信頼が揺らぐ可能性流出した資料から、WikiFXがGEMFOREX(ゲムフォレックス)のマーケティング活動に何らかの形で関与していたことが明らかになりました。資料だけでは断定できないものの、WikiFXが報酬を受け取る見返りにGEMFOREXへ高い評価を付けていた可能性が浮上しています。WikiFXは評価項目を掲載していますが、各項目の詳細な評価基準を明示していません。以前からささやかれている悪い噂に加えて、基準が不透明な点もユーザーが疑念を深める原因になっているといえるでしょう。今回のWikiFXに関する疑惑は、FXメディア全体の信頼性を揺るがしかねない問題です。中立な情報を発信しているメディアであっても疑いの目を向けられる可能性があり、FX業者に対する評価を掲載しているメディアでは、今後は評価の根拠を明示するなどして、情報発信の透明性を高める取り組みが必要になるかもしれません。出典元:海外FX調査兵団https://x.com/wwfxinfo_tw/status/1912971249896022492
Bybitが一部のWeb3サービスを段階的に廃止|計12のサービスが対象に

Bybitが一部のWeb3サービスを段階的に廃止|計12のサービスが対象に

update2025.04.18 19:00

2025年4月16日、大手海外取引所のBybit(バイビット)が、同社のWeb3関連サービスの一部を段階的に廃止すると発表しました。廃止対象となるのは、クラウドウォレットやNFTマーケットプレイスなど計12のサービスです。該当するサービスの利用者は、資産の移動など早急な対応が必要となります。目次[非表示]Bybitが一部のWeb3サービス廃止を発表廃止されるサービス廃止されないサービスサービス廃止に伴う注意点クラウドウォレットキーレスウォレットDEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスNFTマーケットプレイスサービス廃止前の対応を忘れずにBybitが一部のWeb3サービス廃止を発表海外取引所のBybit(バイビット)が、一部のWeb3サービスを段階的に廃止することを発表しました。今回の発表でBybitは、同社のWeb3サービスの「最適化」を行うと述べています。この動きは、オンチェーンエコシステムの進化と、より高品質なサービスの提供を目的としているようです。Bybitはこの最適化において、特定の製品・サービスを段階的に廃止し、ユーザーファーストを第一に考えるアプローチを維持しつつ、より開かれた効率的なWeb3の未来に向けて取り組むことを強調しています。廃止されるサービス本記事執筆時点(2025年4月18日)において、廃止が予定されているBybitのWeb3関連サービスは以下のとおりです。製品カテゴリーサービス名廃止予定日ウォレットクラウドウォレット2025年5月31日キーレスウォレット2025年5月31日マーケットプレイスインスクリプション2025年4月8日NFTプロ2025年4月8日NFTマーケットプレイス2025年5月31日トレードマーケット2025年5月31日DEXプロ2025年5月31日スワップ&ブリッジ2025年5月31日ApeX2025年4月8日暗号資産の購入2025年4月8日資産運用IDO2025年4月8日Web3ポイント2025年4月28日ウォレットサービス名廃止予定日クラウドウォレット2025年5月31日キーレスウォレット2025年5月31日マーケットプレイスサービス名廃止予定日インスクリプション2025年4月8日NFTプロ2025年4月8日NFTマーケットプレイス2025年5月31日トレードサービス名廃止予定日マーケット2025年5月31日DEXプロ2025年5月31日スワップ&ブリッジ2025年5月31日ApeX2025年4月8日暗号資産の購入2025年4月8日資産運用サービス名廃止予定日IDO2025年4月8日Web3ポイント2025年4月28日なお、Bybitによると、廃止日が過ぎたサービスについても一時的にUIが表示され、アクセス可能に見える場合があるとのことです。これはシステム反映に時間がかかるためで、実際には機能は停止しており、操作を完了できない可能性が高いとしています。今後廃止予定のサービス(4月28日および5月31日廃止)についても、上記の廃止予定日以降、順次無効化される予定となっています。これらのサービスを利用して資産を保有している方は、早めに資産を移すなどの対応をしておきましょう。廃止されないサービス一方で、本記事執筆時点(2025年4月18日)において、今後も利用可能とされているWeb3関連サービスは以下のとおりです。シードフレーズウォレットエアドロップアーケードステーキングDAppsこれらのサービスは引き続き利用可能ですが、Bybitは今後も製品・サービスの最適化を継続する方針を示しています。そのため、継続予定のサービスについても、今後の発表に注目しておくことが重要です。特にシードフレーズウォレットは、廃止されるクラウドウォレットやキーレスウォレットからの資産移行先として推奨されているため、利用を検討している方は今後の機能や安全性にも注意を払うとよいでしょう。サービス廃止に伴う注意点Bybitの発表では、ウォレットやNFTマーケットプレイスなど、主にユーザーの資産が保管されているサービスについて、資産の移行手順が案内されています。主要なサービスの対応方法を見ていきましょう。クラウドウォレットクラウドウォレットは、2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。この日までに、すべての資産を他のウォレットに移動させる必要があります。期限内に対応しなかった場合、残っている資産を取得するためにKYC認証が必要になる可能性があるとのことです。資産の移動にあたっては、以下の点に注意しましょう。転送に必要なガス代となるトークンを確保するBybitの資金調達アカウントやシードフレーズウォレットに資産を転送するステーキングしているトークンは、事前にステーキングを解除する転送完了後は、誤入金防止のためにアドレス帳から該当ウォレットを削除するなお、転送先としてメタマスクなどの外部ウォレットも利用可能です。キーレスウォレットキーレスウォレットも、同じく2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。こちらも期限までに資産を移動させることが推奨されています。資産の移動にあたっては、以下の点に注意しましょう。転送に必要なガス代となるトークンを確保し、資産を移動するキーレスウォレットを引き続き使いたい場合は、今後導入される秘密鍵のエクスポート機能を利用するエクスポートした秘密鍵は、別のウォレットにインポート可能なお、Bybitはユーザーの秘密鍵を保存しないため、エクスポート後はBybitのキーレスウォレットは削除されます。DEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスDEXプロおよびスワップ&ブリッジサービスも、2025年5月31日午後9時(日本時間)をもって廃止されます。サービス終了後は以下のような変更が生じます。Bybit Web3を通じた同一チェーン間および異なるチェーン間のスワップが不可にマーケットページの機能(おすすめの資産やトークンチャートなど)が削除ただし、ウォレット内の資産そのものには影響がなく、サードパーティのDEX(分散型取引所)を利用してトークンの取引を継続することは可能です。NFTマーケットプレイスNFTマーケットプレイスも2025年5月31日以降に廃止される予定です。サービス終了後は、プラットフォームへのアクセスが不可となり、NFTマーケットプレイスアカウントに残っているNFTの引き出しや取引もできなくなります。サービス終了前に、所有するNFTの移動を完了させておきましょう。なおBybitは、サービス終了後はOpenSeaなどの他のプラットフォームでNFT取引を継続できると案内しています。また、Web3ウォレットに保持されているNFTプロ資産については、NFTマーケットプレイス廃止の影響はないとも述べています。サービス廃止前の対応を忘れずにBybitの今回の発表は、同社におけるWeb3エコシステムの最適化に向けた取り組みの一環と位置付けられています。廃止されるサービスの利用者は、保管している仮想通貨(暗号資産)やNFTについて、期限内に対応をすることが極めて重要です。また、資産の移動にあたっては、十分なガス代の確保やステーキングの解除など、事前の準備も行っておきましょう。シードフレーズウォレットやステーキングなどの継続予定のサービスについては、引き続き利用可能ですが、今後状況が変わる可能性はあります。最新情報は常にチェックしておくことを心がけましょう。

MT4/MT5


もっと見る

暗号資産


もっと見る

FXブローカー


もっと見る

その他


もっと見る

アクセスランキング

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

オオカミコイン(OKM)は怪しい?オオカミプロジェクトの特徴やSNSでの評判

オオカミコイン(OKM)は、オオカミカードを発行するオオカミプロジェクトの仮想通貨です。海外取引所のMEXCに上場していますが、SNS上では怪しいという声も見られます。本記事では、オオカミコインの特徴、SNSでの評判、怪しいポイントなどを紹介します。
update2025.04.11 19:00

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

ワールドコイン(WLD)の換金方法は?日本円に現金化する手順を解説

ワールドコイン(WLD)は、OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏らが手掛ける仮想通貨プロジェクトです。登録したユーザーには、仮想通貨WLDが無料配布されます。当記事では、ワールドコインを日本円に換金する手順や、換金時の注意点などを解説します。
update2025.04.16 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

やっぱり悪かった!XMTradingのドル円のスプレッドはコスト重視なら厳しい

Myforex編集部では、2024年11月20日〜2月20日の3ケ月間にかけて、XMTradingが提供する1分単位のスプレッドデータを独自に入手し調査しました。そこで分かったのが、XMTradingが巷で言われているほどスプレッドが狭くない、むしろ他社よりも広いという事実です。
update2025.05.23 19:00

Exnessの海外入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExnessで海外送金による銀行口座の凍結が発生している事例を取り上げていきます。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

ビットコインを500円分買ってみた!利益額や買ってみた感想を紹介

Myforex編集部では、実際にビットコインを500円分購入してみました。今回の記事では、ビットコインを500円分買ってみた投資結果や利益額、買ってみて感じた感想、ビットコインの買い方などを解説します。
update2025.02.27 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
loading
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル