作成日
:2025.02.27
2025.02.27 16:52
ビットコイン(BTC)の価格上昇のニュースなどを見て、ビットコインの購入に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。しかし、最初は500円などの少額から始めたいという方も多いでしょう。
そこでMyforex編集部では、実際にビットコインを500円分購入してみました。実際に買ってみたところ、想像以上に簡単に購入できたと感じました。一方で、購入元本が500円だけだと、大きな利益は見込めないというのも率直な感想です。
今回の記事では、ビットコインを500円分買ってみた投資結果や利益額、買ってみて感じた感想、ビットコインの買い方などを解説します。
Myforex編集部では、実際にビットコイン(BTC)を500円分買ってみました。2023年10月31日に1BTCの価格が約515万円だったタイミングで、0.0001BTC(約500円分)を購入しています。
画像引用:CoinMarketCap
当記事執筆現在(2025年2月19日)、1BTCの価格は約1,450万円となっており、約935円の含み益が出ています。
なお、今回はステーキングやレンディングなどの運用は行わず、現物保有(ガチホ)を継続しました。現物保有のみでもおおよそ2倍の利益を出せており、利益率という点では満足できる投資結果となっています。
なお、この利益額は他の投資銘柄と比較しても高い成績といえます。以下の表は、他の主要銘柄を同じ条件(運用期間・購入金額)で投資した場合と比較したものです。
銘柄 | 利益(利益率)(*1) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 約935円(約187%) |
イーサリアム(ETH) | 約268円(約53%) |
リップル(XRP) | 約1,888円(約377%) |
S&P500 | 約244円(約48%) |
日経平均株価 | 約111円(約22%) |
(*1)2025年2月19日時点のGoogle Financeの数値を参照しています。
代表的な株価指数のS&P500や日経平均株価と比べても、ビットコインは高い成績を残しています。リップル(XRP)など、直近で急上昇した仮想通貨(暗号資産)には劣りますが、比較対象としてよく挙げられるイーサリアム(ETH)に対しては大きく上回っています。
ビットコインは2025年1月20日に、史上最高値となる約1,700万円を突破するなど、大きな価格上昇を見せています。上記の投資リターンから考えても、ビットコインを一つの投資対象として検討してみてもよいかもしれません。
Myforex編集部では、500円分のビットコインを購入したのみでしたが、仮に毎月ビットコインを500円分積立していた場合、どのような投資結果になったのでしょうか。
今回、2023年10月〜2025年1月まで毎月500円分のビットコインを積立したと仮定して、投資結果をシミュレーションしてみました(GMOコインの積立シミュレーションを参照)。
上記の通り、2023年10月〜2025年1月に毎月500円分のビットコインを積立していた場合、約5,515円の利益が出るという結果になりました。
積立期間中にもビットコイン価格は上昇しているため、当初500円分だけ購入したときより、利益率は約68%と下がっています。しかし、投資元本が8,000円に増えているため、得られる利益額は大きくなるという結果になりました。
なお、このように一定の間隔で一定の金額ずつ、指定した銘柄を購入する手法は「ドルコスト平均法」とも呼ばれます。ビットコインの価格が低いときは購入量が増加し、価格が高いときは購入量が減少します。
これにより取得単価を平準化でき、いわゆる高値掴みを避けることが可能です。購入タイミングの見極めが難しい場合や、リスクを抑えて投資したい場合は、ドルコスト平均法での購入を検討してもよいでしょう。
X(旧Twitter)では、ビットコインを500円分購入したユーザーの声が多く見られました。「購入して3ヶ月で500円が750円になった」「500円で買ったビットコインの含み益が64%出ている」といった旨の投稿が確認できます。
また、「メルカリを使って500円分のビットコインを購入した」というユーザーも複数いるようです。その他、2020年12月から毎日500円分のビットコインを積立したことで、2倍以上の投資リターンが出たと報告しているユーザーも見られました。
実際にビットコイン(BTC)を500円分買ってみた感想は、次のようなものです。
実際にビットコインを買ってみたところ、購入手続きは難しくないと感じました。仮想通貨(暗号資産)取引所の口座開設を行い、購入資金を入金すれば、手軽にビットコインを購入できます。取引所によって操作に違いはありますが、ビットコインの取引画面は初心者でも問題なく使いこなせると感じます。
一方、日本国内の取引所を使う場合、「取引所」と「販売所」という2つの取引方法の違いは理解しておきましょう。「販売所」は操作が簡単である一方、スプレッドによって取引コストが高くなる傾向があります。できるだけ取引コストを抑えたい方は、取引所形式を使ってビットコインを購入するのがおすすめです。
国内の仮想通貨(暗号資産)取引所では、「取引所」と「販売所」という2つの取引方法を提供していることが多いです。「取引所」はユーザー同士で売買を行う取引形式であり、安価な手数料で売買できます。一方「販売所」は取引所よりも操作が簡単であるものの、スプレッドと呼ばれる売買時の価格差が大きく、取引コストが高くなる傾向があります。
500円分のビットコインを購入する場合、ポイントの活用も有効だと感じました。
例えば、楽天ポイントを使ってビットコイン投資を擬似的に体験できる、楽天のポイントビットコインというサービスがあります。厳密にはビットコインを購入できるサービスではありませんが、運用する楽天ポイントがビットコイン価格に連動して増えたり、減ったりします。
その他、フリマアプリで有名なメルカリもビットコイン取引サービスを提供しています。メルカリでは、フリマの売上金やキャンペーンなどでもらえるポイントを使ってビットコインを購入できます。
ビットコインの購入にハードルを感じる場合、まずはこういったサービスを活用しながら、ポイ活の一環としてビットコイン投資を検討してみてもよいでしょう。
今回、実際に500円分のビットコインを購入してみましたが、500円の投資だけでは大きな利益は見込めないと感じました。当記事執筆時点(2025年2月19日)で約187%のリターンを出せていますが、購入元本が500円と少ないこともあり、利益額は約935円のみです。
仮に同じタイミングで約50万円分のビットコインを購入できていれば、利益額はおおよそ93万5,000円となっていました。より大きな利益を出すためには、もう少しリスクを取って購入元本を増額する必要などがあると感じました。
ビットコイン(BTC)などの仮想通貨(暗号資産)を購入する際、大きく分けて、国内取引所を利用するか、海外取引所を利用するか、という2つのパターンがあります。
国内取引所は日本の金融規制に準拠して運営されており、日本円での入出金や取引に対応するなど、国内ユーザー向けのサービスを提供しています。一方で、取扱通貨が限定的なことや、海外取引所よりも利用できるサービスの種類が少ない点などがデメリットです。
海外取引所は手数料が比較的安価で、より多くの通貨ペアや取引サービスを提供しています。ただし、日本円での取引に対応していない場合が多く、国内取引所で購入した仮想通貨を送金して利用するといったケースが一般的です。
ビットコインを500円分だけ購入するなら、日本円を使って取引できる国内取引所で十分かもしれません。ただし、将来的により本格的な取引や運用を検討している場合は、海外取引所の利用も視野に入れておくとよいでしょう。
ビットコイン(BTC)は最も有名な仮想通貨(暗号資産)であり、ほぼ全ての取引所で売買できます。主要な海外取引所におけるビットコインの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。
仮想通貨取引所 | 現物 | デリバティブ |
---|---|---|
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〇 |
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〇 |
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〇 |
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〇 |
〇 |
Bybit(バイビット)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
Binance(バイナンス)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
Gate.io(ゲート)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
MEXC(メクシー)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
BingX(ビンエックス)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
Bitget(ビットゲット)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
CoinEX(コインイーエックス)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
Zoomex(ズーメックス)
現物 | デリバティブ |
〇 | 〇 |
海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。ここではBybitを例にして、ビットコインの買い方を紹介します。
Bybitでは、3つの手順でビットコインを購入できます。
まずは以下のリンクをクリックし、ビットコインの購入ページ(BTC/USDT)にアクセスします。
なお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。
ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でビットコインを購入するには、以下のように操作をして「BTCを買う」をクリックします。
番号 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
「買い」または「売り」 |
通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「買い」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売り」を選びます。 |
2 |
注文方法 |
成行を選びます。 |
3 |
注文価格 |
購入したい数量を入力します。 |
BTCはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。
内容を確認して「BTCを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したビットコインは現物アカウント残高に反映されます。
以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。
今回、実際に500円分のビットコイン(BTC)を購入してみましたが、想像以上に手軽に購入でき、利益を出すこともできています。仮想通貨(暗号資産)に危ないイメージをもつ方もいると思いますが、現在は法整備が進み、取引環境も整っています。
また、ポイントを使ってビットコイン投資ができるサービスなどもあり、ポイ活の一環として始めることも可能です。ビットコインの購入に興味を持っている方は、まずは500円などの少額から始めてみてはいかがでしょうか。
作成日
:2025.02.27
最終更新
:2025.02.27
2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。
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