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update2024.04.16 (火) 21:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーン「Omni Network」のネイティブトークンです。2024年4月12日、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのOMNIの取り扱いを発表したことで注目を集めています。Omni Networkは、イーサリアムのロールアップエコシステムを1つに統合するブロックチェーンです。開発者はOmni Networkを使用することで、イーサリアムのすべての流動性とユーザーにデフォルトでアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。当記事では、仮想通貨OMNIの特徴や将来性、X(旧Twitter)での評判などについて解説します。目次[非表示]仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場仮想通貨OMNIとは断片化したロールアップを統合強固なセキュリティX(旧Twitter)上での評判仮想通貨OMNIの将来性合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用仮想通貨OMNIのトークノミクスOMNIの分配先と比率OMNIの使い道仮想通貨OMNIのリスクロールアップ統合という革新的技術が強み仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場2024年4月12日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)OMNIの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。OMNIのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2024年4月13日午前9時から4日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSDトークンの最大供給量:1億OMNIローンチプールでの配布量:350万OMNI(総供給量の3.5%)なお、Binanceへの上場日時は2024年4月17日午後9時(日本時間)で、取引可能な通貨ペアは以下の通りです。OMNI/BTCOMNI/USDTOMNI/BNBOMNI/FDUSDOMNI/TRY仮想通貨OMNIとは仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーンであるOmni Networkのネイティブトークンです。画像引用:Omni NetworkOMNIは、トランザクション手数料の支払いやステーキングなどに利用されます。また、Omni Networkにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。断片化したロールアップを統合Omni Networkは、イーサリアムのロールアップ間の断片化問題を解決し、開発者がグローバルアプリケーションを開発できるプラットフォームを提供します。ロールアップとはロールアップは、トランザクションの処理速度と効率性を向上させる仕組みです。代表的なものとして、オプティミスティックロールアップとZKロールアップの2種類が存在します。イーサリアムはこれまで、トランザクションの処理速度や効率性を上げるために、ロールアップ技術の開発に取り組んできました。しかし、ロールアップが普及するにつれて、イーサリアムのユーザーや資金はサイロ化したエコシステムに分裂し、ネットワークから得られる恩恵が低下しています。サイロ化とはビジネスやITなどの領域において、業務プロセスや業務アプリケーション、各種システムが孤立化し、情報がうまく連携されていない状態のことを意味します。エコシステムが断片化すると、以下のような問題が発生します。流動性の希薄化ユーザー体験の低下開発の複雑化そこでOmni Networkは、すべてのロールアップをまとまりのある相互運用可能なネットワークに統合することで、これらの問題を解決しようとしています。その結果、エコシステムは以下のように改善されるとしています。ロールアップ間でのコミュニケーションの実現流動性プールの統一利用プロセスの簡素化開発者に優しいプラットフォームの実現強固なセキュリティOmni Networkは、EigenLayerのリステーキングの仕組みを活用し、リステーキングされたイーサリアムとステーキングされたOMNIの組み合わせによって、ネットワークを保護しています。これにより、Omni Networkは相互運用性に強みを持つプロトコルの中でも、高水準のセキュリティを得ることができます。リステーキングとはリステーキングとは、イーサリアム本体でステーキングしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことです。リステーキングすることで、通常のステーキング報酬よりも多くの報酬を獲得でき、資金効率を高められます。X(旧Twitter)上での評判仮想通貨(暗号資産)OMNIは、エアドロップの話題などを中心にX(旧Twitter)上で言及されています。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。特に、NFTコレクション「Pudgy Penguin」のホルダーがOMNIのエアドロップ配布対象になっていることから、Pudgy Penguinホルダーの間で話題になっている様子が見受けられます。仮想通貨OMNIの将来性仮想通貨(暗号資産)OMNIの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用合計1,800万ドルの資金調達に成功Omni Networkは、これまでに合計1,800万ドルもの資金調達に成功しています。Pantera CapitalやJump Crypto、Coinbase Venturesなど、仮想通貨業界を代表するVC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けました。画像引用:Omni Networkなお、Omni Networkは1,800万ドルの資金調達を行うにあたって、総供給量の20%を超えるOMNIを売却しています。仮想通貨OMNIのトークノミクスether.fiと900億円相当の契約を締結Omni Networkは2024年3月に、分散型ステーキングプロトコル「ether.fi」との間で、ETHの委任契約を締結したことを発表しました。6億ドル相当のETHはEiganLayerでリステーキングされ、Omni NetworkとEiganLayerのセキュリティ強化に使用されるようです。Omni Networkのセキュリティ向上に貢献する委任契約となっており、プロジェクトの安定的運用におけるプラス要因になると考えられます。複数のプロジェクトがOmni Networkを活用当記事執筆現在(2024年4月15日)、すでに20以上のプロジェクトがOmni Networkのエコシステムに名を連ねています。具体的には、以下のようなプロジェクトが掲載されています。ArbitrumOptimismPolygonAltLayerMantleFlowMantaSushi上記の通り、業界を代表するようなプロジェクトがOmni Networkを活用すると考えられ、今後もOmni Networkを中心としたエコシステムが拡大していくと予想されます。仮想通貨OMNIのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)OMNIの総供給量は1億OMNIに設定されており、上場時の流通量は約10.39%となる見込みです。OMNIの分配先と比率仮想通貨OMNIの配分先と配分比率は、以下の通りです。番号説明120.06%がプライベートセール投資家に割り当てられています。25.77%がパブリックローンチに割り当てられています。33.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。425.25%がチームに割り当てられています。53.25%がアドバイザーに割り当てられています。629.50%がエコシステムに割り当てられています。712.67%がコミュニティに割り当てられています。また、トークンのリリースは以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:Omni NetworkOMNIの使い道仮想通貨OMNIの使い道として、主に以下が挙げられます。ガス代の支払いネットワークガバナンスステーキングガス代の支払いOMNIは、トランザクション手数料(ガス代)の支払いに利用されます。ガス代とはガス代とは、ブロックチェーン上でトークンを送付する際やスマートコントラクト実行時などに発生する手数料です。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデータへの報酬としての側面も持ちます。ネットワークガバナンスOMNIの保有者は、プロトコルのアップグレードなど、様々な意思決定に関与できます。ステーキングユーザーはOMNIをステーキングすることで、Omni Networkのセキュリティ維持に貢献できます。仮想通貨OMNIのリスクOmni Networkは様々なプロトコルと多様な関係性を築きますが、特にEigenLayerとのつながりの強さは無視できません。EigenLayerはリステーキングプラットフォームとして、仮想通貨(暗号資産)業界でも注目を集めており、ハッキングなどの対象として狙われやすい状況にあるともいえます。EigenLayerで何らかの問題が発生したり、リスクに晒されたりすれば、Omni Networkや仮想通貨OMNIにも少なからず影響があると考えられます。ロールアップ統合という革新的技術が強みOmni Networkは、断片化したイーサリアムのロールアップエコシステムを統合し、ユーザーにも開発者にも使いやすい環境を作り出します。今後EigenLayerの成長と共に、Omni Networkにもさらなる注目が集まっていくかもしれません。
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update2024.04.16 (火) 20:00
暗号資産 話題のニュース

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットです。2022年1月時点では、月間アクティブユーザー数が3,000万人を超えています。では、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。この記事では、メタマスクにリップルを送金できるのかを紹介した上で、メタマスクが対応するブロックチェーンなどについて解説します。目次[非表示]原則としてリップルは送金できないメタマスクの対応ブロックチェーンXRP Ledgerとはラップドトークンなら送金できるXRPをTrust Walletに送金する方法リップル対応ウォレットも検討を原則としてリップルは送金できない原則として、メタマスク(MetaMask)にリップルは送金できません。メタマスクはリップルに対応しておらず、リップルを扱いたい場合は、リップル対応のウォレットを使用します。メタマスクの対応ブロックチェーンメタマスクはあらゆるブロックチェーンに対応しているわけではありません。イーサリアムブロックチェーン、およびEVM互換性のあるブロックチェーン(EVM-compatible blockchains)にのみ対応しています。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。メタマスクが対応している主なブロックチェーンは、次のとおりです。イーサリアムBNBチェーンアバランチポリゴンオプティミズムアービトラム​​ベースアスターネットワークこれらのブロックチェーンであれば、仮想通貨(暗号資産)の入出金ができます。リップルは独自のシステムである「XRP Ledger」を使用しており、メタマスクは対応していません。そのため、原則としてメタマスクにリップルは送金できません。XRP Ledgerとはリップルはブロックチェーンでなく、XRP Ledgerと呼ばれる分散型台帳に取引履歴が記録されます。XRP Ledgerはリップル社が独自開発したシステムで、従来の国際送金と比べて低コストで迅速な取引が可能です。ラップドトークンなら送金できるリップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、リップルのラップドトークンなら送金可能です。ラップドトークンとはラップドトークンとは、特定の仮想通貨の価値に連動するトークンを指します。例えば、ビットコインはビットコインブロックチェーン上で流通し、イーサリアムブロックチェーン上で使用できません。そこで、ビットコインと値動きが同じになるトークンを作って、イーサリアムブロックチェーン上で流通させます。これがラップドビットコインです。リップルのラップドトークンはwXRP(Wrapped XRP)です。wXRPはイーサリアムブロックチェーン上のトークンであり、メタマスクに送金できます。画像引用:WrappedwXRPを手に入れるには、wXRPの取り扱い業者にリップルを預け入れます。業者は預け入れられたリップルをカストディアンに送り、カストディアンはリップルと1:1の比率でwXRPを作成してユーザーに配布します。預け入れたリップルはカストディアンが保管しており、配布されたwXRPを任意のタイミングでリップルに戻すことも可能です。wXRPは分散型取引所(DEX)での売買や運用が可能となっており、例えばSushiswap(スシスワップ)で取り扱いされています。画像引用:Sushiswap分散型取引所とは分散型取引所とはブロックチェーン上で仮想通貨を売買できる取引所であり、中央管理者が存在しません。分散型取引所を意味する「Decentralized Exchange」の頭文字をとってDEXとも呼ばれます。XRPをTrust Walletに送金する方法リップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、Trust Wallet(トラストウォレット)などのリップル対応ウォレットであれば送金可能です。ここでは、XRPを取引所からTrust Walletに送金する方法を解説します。Trust Walletの脆弱性をNISTが調査?2024年2月15日、米国のセキュリティ機関であるNIST(アメリカ国立標準技術研究所)が、iOS版Trust Walletが脆弱性を持つ可能性があるとして、調査をしているとの報道がされています。報道によると、この脆弱性により攻撃者はウォレットのシードフレーズを特定し、資金を盗むことができるとしています。一方、Trust Walletは公式ブログにて、2018年に脆弱性は修正済みであり、ユーザーの資金は安全であると説明しています。また、米国NISTからの調査も受けていないとしています。現在は様々な情報が錯綜している状況です。もう少し情報が明るみに出るまで、Trust Walletの使用を控えたり、ウォレットにある資金を出金しておく方がよいのかもしれません。手順1Trust Walletの拡張機能をクリックし、虫眼鏡マークをクリックします。手順2検索欄に「XRP」と入力し、トークンとネットワークの組み合わせを選びます。通常のXRPを受け取りたい場合は、トークンとネットワークの両方が「XRP」となっている項目をクリックしてください。手順3「受取」アイコンをクリックします。手順4QRコード下に記載されているアドレスをコピーします。手順5XRPの送金元となる取引所で送り先情報を入力します。ここでは例として、国内取引所のbitbankで送金先を登録する方法を紹介します。bitbankから仮想通貨を送金するには送金先を登録する必要があり、次のように登録します。番号項目名説明1ラベルユーザー自身が識別しやすいように付ける任意の名前です。アドレスの事前登録が必要な場合に求められます。2ネットワーク送金時に使うネットワークです。通常のXRPを送る場合は「XRP」を選びます。3アドレス送金先のアドレスです。3宛先タグ誰からの送金かを識別するためのタグです。多くのユーザーを抱えるサービス(取引所など)に送る際などに入力を求められます。Trust Walletへの送金時は入力不要です。入力すべき内容は利用するサービスによって異なりますが、ラベルやネットワーク、アドレス、宛先タグは、多くのサービスで入力を求められる項目です。そのため、意味を理解しておくとスムーズです。手順6送金先情報を設定できたら、送金を実行します。bitbankから送金する場合は、事前に登録していたアドレスと送金する数量を指定し、出金申請を進めます。取引所からの送金のとき、多くの場合、二段階認証としてコードの入力を求められます。この入力作業を無事に終えると、送金申請が完了するという流れが一般的です。不安な場合はテスト送金を仮想通貨を送金する際には、少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。テスト送金は、送金先のウォレットアドレスが正しいかどうかを確認する方法です。まずは少額の仮想通貨を送り、無事にウォレットに着金したのを確認した後、大きな金額を送金するのが確実な方法です。手順7送金元の取引所等での処理がスムーズな場合、XRPは基本的に数分で着金します。着金したかどうかはTrust Walletの拡張機能を開くと確認できます。10分ほど経っても着金の確認ができない場合、送金元の取引所等でのステータスを確認してみてください。また、送金時に正しい送金先情報を入力できていたかを振り返ってみましょう。送金先のアドレスをエクスプローラーと呼ばれるサービスで調べてみることも役に立つかもしれません。ブロックチェーンエクスプローラーへリップル対応ウォレットも検討をメタマスク(MetaMask)以外のウォレットの中には、ラップドトークンを使用しなくてもリップルを送金できるものがあります。Trust Wallet(トラストウォレット)やGinco(ギンコ)、GateHub(ゲートハブ)などがその例です。このようなウォレットを使えば、リップルをよりシンプルに取り扱うことが可能です。メタマスクとリップル対応ウォレットのどちらを使うと自分にとってメリットが大きいか、検討してみるとよいかもしれません。
update2024.04.12 (金) 20:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。Sui Network上のアプリを利用する際に必要となることが多いのが、SUIウォレットです。この記事では、主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。目次[非表示]SUIウォレットとはDAppsの利用に必要メタマスクはSUIに非対応SUIに対応したウォレットの種類ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットSUIウォレットが持つ機能NFTの管理ステーキングスワップ主なSUIウォレットSuietSui WalletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerSuiウォレットの作り方SUIウォレットのリスクリカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキング目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットとは画像引用:SuiSUIウォレットとは、Sui Networkに対応したウォレットのことです。Sui Network上では、ネイティブトークンとして仮想通貨(暗号資産)SUIが発行されています。SUIウォレットでは、仮想通貨SUIを管理することが可能です。DAppsの利用に必要Sui Network上のDApps(分散型アプリケーション)を使う際には、SUIウォレットが必要になります。DAppsとはDAppsとは「Decentralized Applications」の略称で、管理者がいなくても自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーション(分散型アプリケーション)を指します。分散管理されていることでサーバーダウンによるサービス停止が少ないという特徴があります。Sui Network上で展開されているDAppsには、以下のようなものがあります。NFTマーケットプレイスブロックチェーンゲームDeFi(分散型金融)プラットフォームDEX(分散型取引所)DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。DEXとはDEX(分散型取引所)とは、ブロックチェーンを活用することで、中央管理者が不在でも仮想通貨の取引を行うことができる取引所のことです。中央集権型取引所とは違い、出金や取引の停止措置が行われる心配はありません。ただし、運営者に管理してもらえないため、ユーザー自身が知識をつけて利用する必要があります。メタマスクはSUIに非対応仮想通貨ウォレットとして有名なメタマスク(MetaMask)は、Sui Networkに対応していません。メタマスクが対応しているブロックチェーンは、原則としてイーサリアム(Ethereum)と、EVM互換性を持つブロックチェーンのみです。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。そのため、SUIの保管や送受金をしたい場合は、SUIに対応したウォレットが必要です。SUIに対応したウォレットの種類Sui Networkに対応したウォレットには、以下の2種類があります。ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットそれぞれの特徴を簡潔に紹介します。ハードウェアウォレットハードウェアウォレットは、専用のハードウェアデバイスによって、仮想通貨(暗号資産)の秘密鍵を保管するウォレットです。秘密鍵とは秘密鍵とはウォレットの所有者が管理する文字列で、仮想通貨の送金の際に必要です。秘密鍵を他人に漏らすと、仮想通貨が不正に流出する可能性があります。ハードウェアウォレットはインターネットから切り離されているため、セキュリティの高さが魅力です。一方で、デバイスの購入コストや紛失リスクなどのデメリットがあります。ソフトウェアウォレットソフトウェアウォレットは、PCやスマホなどインターネットに接続されたデバイスで利用できるウォレットです。メタマスクもソフトウェアウォレットに分類されます。利便性は高いものの、ハッキング被害のリスクなどがあります。SUIウォレットが持つ機能Sui Networkに対応したウォレットは複数あり、各ウォレットは仮想通貨(暗号資産)の保管や送受金のほかに、さまざまな機能を有しています。以下はSUIウォレットが持つ機能の例です。NFTの管理ステーキングスワップそれぞれの機能について見ていきましょう。NFTの管理SUIウォレットの中には、NFTを管理できるものがあります。NFTに対応したウォレットではSui Network上でNFTの購入や、NFTのミント・送受信などができます。ミントとはミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。ステーキング一部のSUIウォレットでは、ステーキングに対応しています。SUIを長期保有する場合には、ステーキングによってSUIを増やすことが可能です。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。スワップSUIウォレットの中には、スワップ機能を持つものもあります。スワップは、すでに持っている仮想通貨をほかの仮想通貨に交換する機能です。仮想通貨は価格変動が激しいため、スワップするタイミングによっては利益を上げられます。主なSUIウォレットSUIに対応している主なウォレットとして、次の7つが挙げられます。SuietSui walletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerそれぞれの特徴を紹介します。Suiet画像引用:SuietSuietはSUI専用ウォレットで、スワップやNFTのミントに対応しています。また、ウォレット内にあるエアドロップボタンをクリックするだけで、テストネット上で使えるトークンを入手できます。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。現在はブラウザ拡張機能として提供されていますが、今後モバイルアプリの開発も予定しているとのことです。Sui Wallet画像引用:Sui WalletSui Walletは、Sui Networkを運営するMysten Labsが開発したSUIウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリ(2024年3月19日時点でAndroidのみ)が提供されています。ブロックチェーンゲームなどDAppsへのシームレスな接続やNFTの保管、ステーキングが可能です。Ethos Wallet画像引用:Ethos WalletEthos WalletはSUI専用ウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方に対応しています。アドレス帳の機能があり、仮想通貨をより簡単に送れるのが特徴です。アプリ内で仮想通貨を直接購入・取引できるため、取引所を介して購入する必要がありません。Surf Wallet画像引用:Surf WalletSurf WalletはSUI専用ウォレットで、仮想通貨の送受金やNFTの保管、ステーキングなどに対応しています。ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方を提供しており、2024年2月時点では、Suiエコシステム内でもっとも広く利用されているモバイルウォレットです。Nightly画像引用:NightlyNightlyはここまで紹介したウォレットとは異なり、複数のブロックチェーンに対応したマルチチェーンのウォレットです。NightlyはSui Networkのほかにも、Solana(ソラナ)やAptos(アプトス)などのブロックチェーンに対応しています。Trust Wallet画像引用:Trust WalletTrust Walletは、数多くのブロックチェーンに対応し、優れた操作性で人気の高いウォレットです。Trust WalletはSui Networkのほかにも、100以上のブロックチェーンに対応しており、仮想通貨の購入やスワップをはじめとした豊富な機能を備えています。Ledger画像引用:LedgerLedgerは、仮想通貨ウォレットの秘密鍵を保管するハードウェアウォレットです。Ledgerは、50以上のソフトウェアウォレットに対応しています。LedgerをソフトウェアウォレットのSui Walletに接続することで、SUIの送金などができるようになります。Suiウォレットの作り方ここでは、先に紹介したSUIウォレットの1つであるSuietの作り方を紹介します。手順1以下リンクより、Chromeウェブストアの「Suiet」のページにアクセスします。SuietのChrome拡張機能手順2「Chromeに追加」をクリックします。手順3ポップアップの「拡張機能を追加」をクリックします。手順4「『Suiet|Sui Wallet』がChromeに追加されました」と表示されれば、拡張機能の追加は完了です。手順5Chrome拡張機能からSuietを開き、「Create New」をクリックします。手順6パスワードを設定して「Next Step」をクリックします。手順7パスワードが認証されるとリカバリーフレーズが表示されるので、記録します。リカバリーフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなります。安全に保管し、誰にも教えないようにしましょう。「Yes, I've saved it」をクリックすると、リカバリーフレーズの確認画面が表示されるので、入力します。手順8以下の画面が表示されれば、Suietのウォレット作成は完了です。SUIウォレットのリスクSUIウォレットを利用するにあたっては、以下のリスクが考えられます。ただし、これらはSUIウォレット特有のリスクではなく、どのウォレットにも見られるものです。リカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキングリカバリーフレーズの紛失・漏洩SUIウォレットはセルフカストディの仮想通貨ウォレットです。リカバリーフレーズはユーザー自身が保管しなければなりません。リカバリーフレーズを紛失したり漏洩したりすると、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)やNFTが永遠に失われるリスクがあります。リカバリーフレーズとはリカバリーフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、シークレットフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。ウォレットの不具合やハッキングSui Networkは比較的新しいプロジェクトであり、SUI専用ウォレットも同様です。メタマスクなどに比べると利用実績に乏しいため、不具合が発生したり、セキュリティホールを突かれたりするかもしれません。SUIウォレットの利用を検討する際は、十分なリサーチを行った上で少額からスタートするとリスクを抑えられるでしょう。目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットの種類は、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの2つに大別されます。この2種類のうち、ソフトウェアウォレットは数多く存在し、ウォレットごとにユーザーインターフェースや機能などが異なります。ウォレットによっては求める機能が備わっていない可能性もあるため、各ウォレットの特徴を確認し、目的に合ったものを選びましょう。
update2024.04.11 (木) 20:00
暗号資産 話題のニュース

仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

仮想通貨(暗号資産)SAGAは、レイヤー1プロトコルSagaのネイティブトークンです。Sagaは、開発者がWeb3プロジェクトを簡単にローンチできるプラットフォームとして機能します。2024年4月4日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨SAGAの将来性やX(旧Twitter)での評判、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場仮想通貨SAGAとはWeb3プロジェクトを簡単にローンチできる350のWeb3プロジェクトが進行中大手のブロックチェーンと提携仮想通貨SAGAの価格チャートX(旧Twitter)での評判仮想通貨SAGAの将来性合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携仮想通貨SAGAのトークノミクスSAGAの分配先と比率SAGAの使い道SAGA ORIGINSとはWeb3ゲーム開発の包括的な支援を提供エアドロップキャンペーンを展開仮想通貨SAGAのリスクプロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAの買い方BitgetでSAGAを購入する方法Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場2024年4月4日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けると特定のトークンがもらえるイベントです。2024年4月5日から4月8日にかけて仮想通貨をステーキングすると、報酬としてSAGAを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBNB・FDUSDの2種類で、毎日1,125万SAGA、合計4,500万SAGAが配布されました。その後、SAGAは2024年4月9日にBinanceに上場しています。仮想通貨SAGAとは仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Web3開発者向けプラットフォームSagaのネイティブトークンです。画像引用:SagaSAGAは、プロジェクト開発の手数料やステーキングなどに利用されます。また、Sagaにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。Web3プロジェクトを簡単にローンチできるSagaは開発者向けのプラットフォームであり、簡単にブロックチェーンをローンチできます。Sagaでは、このブロックチェーンを「Chainlets(チェーンレット)」と呼んでいます。Chainletsは、分散型アプリケーション(DApps)を提供できるブロックチェーンです。分散型アプリケーションとは分散型アプリケーション(DApps)とは、管理者不在で自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーションのことをいいます。「Decentralized Applications」の略称で、Dappsと呼ばれることもあります。ブロックチェーンを利用したサービスなどを提供するアプリケーションの総称であり、中央管理ではなく分散管理であるためサーバーダウンによるサービス停止の心配も少ないといった特徴を持ちます。画像引用:SagaSagaでは、SagaメインネットのバリデーターをChainletsと共有することで、セキュリティを維持しています。これにより、Chainletsの開発者はアプリケーションの開発に集中することができます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。バーチャルマシンにとらわれない環境を提供Sagaは「Web3開発者の夢を形にする」ことをテーマに掲げ、開発者向けに様々なツールを提供しています。Sagaでは、EVMを最初のバーチャルマシン(仮想マシン)としてサポートしますが、最終的には開発者がEVMやSVM、MoveVMなどのバーチャルマシンにとらわれず、相互運用可能なChainletsのローンチが可能になる予定です。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。350のWeb3プロジェクトが進行中始動後2年足らずのSagaプラットフォームですが、すでに350のWeb3プロジェクトが開発されています。そのうち80%はゲーム関連で、10%はNFT・エンタメ関連、10%はDeFi(分散型金融)関連のプロジェクトです。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。画像引用:Saga具体的には、マルチプレイヤーRPGの「Chainmonsters」や、ソーシャルNFTプロトコルの「BlockPerks」、DeFiプロトコルの「Delta」などが開発されています。大手のブロックチェーンと提携Sagaは、Polygon・Avalanche・Celestiaなどの大手ブロックチェーンとパートナーシップを結んでいます。これらのブロックチェーンは、SagaのChainletsを活用してインフラ機能を拡張させることを目指しています。仮想通貨SAGAの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)SAGAは、2024年4月9日の上場後に急騰し、約1,140円まで上昇しました。その後、一旦の価格下落が発生し、落ち着きを見せています。当記事執筆現在(2024年4月10日)では、930円付近の価格帯で推移している状況です。X(旧Twitter)での評判仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Binance(バイナンス)のローンチプールで取り扱いされたこともあり、X(旧Twitter)上で話題になっています。中には「SAGAはBinanceローンチプールで史上最高のステーキング額を達成した。時価総額は数十億ドル規模になるだろう」と期待するユーザーも見受けられました。仮想通貨SAGAの将来性仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性に関して、以下の点が挙げられます。合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携合計1,500万ドルの資金調達に成功Sagaの運営チームは、これまでに合計1,500万ドルの資金調達に成功しています。イーサリアムサイドチェーンのPolygonや、Web3ゲームDAOのMerit Circleなどから出資を受けました。また特筆すべき点として、半導体大手のSamsung(サムスン)からも出資を受けている点が挙げられます。ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEOSagaの共同創業者兼CEOのRebecca Liao氏は、B2B調達プラットフォームのGlobalityでビジネス開発部門のディレクターを務めていました。同社は、ソフトバンクビジョンファンドから出資を受けているユニコーン企業です。画像引用:Saga同じく共同創業者のBogdan Alexandrescu氏は、前職ではAppleとTwitterでソフトウェアエンジニアとして活躍していたようです。韓国大手ゲーム会社と提携2024年1月、Sagaは韓国大手ゲーム会社のネットマーブルが開発するMARBLEXと、戦略的パートナーシップを締結しました。MARBLEXはゲームに特化したブロックチェーン子会社で、今後両社は緊密に連携しながら協力していくとのことです。仮想通貨SAGAのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)SAGAの総供給量は10億枚で、2024年4月にそのうちの約9%が放出される予定です。SAGAの配分比率は、エコシステム・開発に30%を分配しており、プラットフォームの発展を重視しているようです。一方で、投資家に20%、コア貢献者に20%と大きな割合を配分している点には注意が必要です。SAGAの分配先と比率仮想通貨SAGAの分配先と比率は、下の表のとおりです。番号説明14.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。215.50%がエアドロップに割り当てられています。320.00%が投資家に割り当てられています。420.00%がコア貢献者に割り当てられています。510.00%がプロジェクト準備金に割り当てられています。630.00%がエコシステム・開発に割り当てられています。また、トークンのリリースは、以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:BinanceSAGAの使い道仮想通貨SAGAの使い道として、以下などが挙げられます。Chainletsの手数料ステーキングガバナンスChainletsの手数料開発者はバリデーターにSAGAを支払うことで、Chainletsを維持します。ステーキングSAGAホルダーは、SAGAをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティ維持に貢献できます。セキュリティ維持に貢献した報酬として、SAGAを獲得できます。ガバナンスSAGAホルダーは投票を通じて、プラットフォームの運営方針などに影響を及ぼすことができます。SAGA ORIGINSとはSagaプラットフォームは、Web3ゲームに特化したパブリッシング部門「SAGA ORIGINS」を始動しました。SAGA ORIGINSでは、パートナーシップを通じた認知度向上支援など幅広いサポートを行い、ゲーム開発者を支援します。画像引用:SagaSAGA ORIGINSを通してSagaエコシステムが拡大すると、ネイティブトークンである仮想通貨(暗号資産)SAGAの需要も高まるかもしれません。Web3ゲーム開発の包括的な支援を提供SAGA ORIGINSでは、Web3ゲームを開発する企業に対して包括的な支援を提供します。具体的には、インフルエンサーとのコラボレーション企画やユーザー獲得キャンペーン、コミュニティ構築、プロモーション支援など、開発者にとって価値のあるサポートを行います。エアドロップキャンペーンを展開SAGA ORIGINSでは、「Play-to-Airdrop」というキャンペーンを展開します。ユーザーはゲーム内のトーナメントに参加することで、仮想通貨SAGAを獲得するチャンスがあるようです。このキャンペーンはプレイヤーに報酬を与えるだけでなく、Sagaエコシステム内にゲームコミュニティを構築することも目指しています。仮想通貨SAGAのリスク仮想通貨(暗号資産)SAGAのリスクとして、以下の点が挙げられます。プロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出プロジェクトの開発遅延当記事執筆現在(2024年4月10日)、Sagaプラットフォーム上では350のWeb3プロジェクトが進行しており、そのうち8割はゲーム関連です。Web3ゲームは、開発遅延が発生することがめずらしくありません。もし、それらWeb3ゲームのリリースが遅れてしまった場合、Sagaもプラットフォームとしての役割を果たせない可能性があります。SAGAへの投資を検討する際には、目玉となるWeb3プロジェクトの開発進捗状況などを考慮する必要があるかもしれません。2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAは、総供給量10億枚のうち投資家へ20%、コア貢献者へ20%が配分されています。これらのトークンは、2025年4月以降に徐々にロックアップが解除され、市場に放出されていきます。つまり、2025年4月以降はSAGAの市場供給量が多くなるため、売り圧力になるかもしれません。SAGAの長期保有を検討している方は、放出スケジュールを事前に確認しておく必要があるでしょう。仮想通貨SAGAの買い方2024年4月10日現在、仮想通貨(暗号資産)SAGAは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるSAGAの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)×〇(バイナンス)〇〇(ゲート)〇〇(メクシー)×〇(ビンエックス)×〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ×〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ×〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ×〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBitget(ビットゲット)がおすすめです。BitgetでSAGAを購入する方法Bitgetでは、2つの手順でSAGAを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力手順1まずは以下のリンクをクリックし、SAGAの購入ページ(SAGA/USDT)にアクセスします。BitgetのSAGA購入ページへなお、Bitgetを利用するには、口座を開設しておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でSAGAを購入するには、以下のように操作をして「購入:SAGA」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「購入」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売却」を選びます。2注文方法「成行」を選びます。3出来高購入したい数量を入力します。「購入:SAGA」をクリックすると、即座に注文が実行されます。なお、SAGAはUSDTで購入します。そのためUSDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性は、Sagaプラットフォームに多くのWeb3開発者を引き寄せられるかにかかっています。Chainletsは開発者にとって便利なシステムであるため、大きなアピールポイントになります。さらに、これから仮想通貨市場が盛り上がりを見せると、Web3開発者の人口自体が増加することも考えられます。Sagaエコシステムの発展に期待しましょう。
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仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

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update2024.04.16 21:00

仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーン「Omni Network」のネイティブトークンです。2024年4月12日、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのOMNIの取り扱いを発表したことで注目を集めています。Omni Networkは、イーサリアムのロールアップエコシステムを1つに統合するブロックチェーンです。開発者はOmni Networkを使用することで、イーサリアムのすべての流動性とユーザーにデフォルトでアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。当記事では、仮想通貨OMNIの特徴や将来性、X(旧Twitter)での評判などについて解説します。目次[非表示]仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場仮想通貨OMNIとは断片化したロールアップを統合強固なセキュリティX(旧Twitter)上での評判仮想通貨OMNIの将来性合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用仮想通貨OMNIのトークノミクスOMNIの分配先と比率OMNIの使い道仮想通貨OMNIのリスクロールアップ統合という革新的技術が強み仮想通貨OMNIがBinanceローンチプールに登場2024年4月12日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)OMNIの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。OMNIのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2024年4月13日午前9時から4日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSDトークンの最大供給量:1億OMNIローンチプールでの配布量:350万OMNI(総供給量の3.5%)なお、Binanceへの上場日時は2024年4月17日午後9時(日本時間)で、取引可能な通貨ペアは以下の通りです。OMNI/BTCOMNI/USDTOMNI/BNBOMNI/FDUSDOMNI/TRY仮想通貨OMNIとは仮想通貨(暗号資産)OMNIは、レイヤー1ブロックチェーンであるOmni Networkのネイティブトークンです。画像引用:Omni NetworkOMNIは、トランザクション手数料の支払いやステーキングなどに利用されます。また、Omni Networkにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。断片化したロールアップを統合Omni Networkは、イーサリアムのロールアップ間の断片化問題を解決し、開発者がグローバルアプリケーションを開発できるプラットフォームを提供します。ロールアップとはロールアップは、トランザクションの処理速度と効率性を向上させる仕組みです。代表的なものとして、オプティミスティックロールアップとZKロールアップの2種類が存在します。イーサリアムはこれまで、トランザクションの処理速度や効率性を上げるために、ロールアップ技術の開発に取り組んできました。しかし、ロールアップが普及するにつれて、イーサリアムのユーザーや資金はサイロ化したエコシステムに分裂し、ネットワークから得られる恩恵が低下しています。サイロ化とはビジネスやITなどの領域において、業務プロセスや業務アプリケーション、各種システムが孤立化し、情報がうまく連携されていない状態のことを意味します。エコシステムが断片化すると、以下のような問題が発生します。流動性の希薄化ユーザー体験の低下開発の複雑化そこでOmni Networkは、すべてのロールアップをまとまりのある相互運用可能なネットワークに統合することで、これらの問題を解決しようとしています。その結果、エコシステムは以下のように改善されるとしています。ロールアップ間でのコミュニケーションの実現流動性プールの統一利用プロセスの簡素化開発者に優しいプラットフォームの実現強固なセキュリティOmni Networkは、EigenLayerのリステーキングの仕組みを活用し、リステーキングされたイーサリアムとステーキングされたOMNIの組み合わせによって、ネットワークを保護しています。これにより、Omni Networkは相互運用性に強みを持つプロトコルの中でも、高水準のセキュリティを得ることができます。リステーキングとはリステーキングとは、イーサリアム本体でステーキングしつつ、別のプロジェクトでも再度ステーキングする仕組みのことです。リステーキングすることで、通常のステーキング報酬よりも多くの報酬を獲得でき、資金効率を高められます。X(旧Twitter)上での評判仮想通貨(暗号資産)OMNIは、エアドロップの話題などを中心にX(旧Twitter)上で言及されています。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。特に、NFTコレクション「Pudgy Penguin」のホルダーがOMNIのエアドロップ配布対象になっていることから、Pudgy Penguinホルダーの間で話題になっている様子が見受けられます。仮想通貨OMNIの将来性仮想通貨(暗号資産)OMNIの将来性に関わる項目として、以下が挙げられます。合計1,800万ドルの資金調達に成功ether.fiと900億円相当の契約を締結複数のプロジェクトがOmni Networkを活用合計1,800万ドルの資金調達に成功Omni Networkは、これまでに合計1,800万ドルもの資金調達に成功しています。Pantera CapitalやJump Crypto、Coinbase Venturesなど、仮想通貨業界を代表するVC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けました。画像引用:Omni Networkなお、Omni Networkは1,800万ドルの資金調達を行うにあたって、総供給量の20%を超えるOMNIを売却しています。仮想通貨OMNIのトークノミクスether.fiと900億円相当の契約を締結Omni Networkは2024年3月に、分散型ステーキングプロトコル「ether.fi」との間で、ETHの委任契約を締結したことを発表しました。6億ドル相当のETHはEiganLayerでリステーキングされ、Omni NetworkとEiganLayerのセキュリティ強化に使用されるようです。Omni Networkのセキュリティ向上に貢献する委任契約となっており、プロジェクトの安定的運用におけるプラス要因になると考えられます。複数のプロジェクトがOmni Networkを活用当記事執筆現在(2024年4月15日)、すでに20以上のプロジェクトがOmni Networkのエコシステムに名を連ねています。具体的には、以下のようなプロジェクトが掲載されています。ArbitrumOptimismPolygonAltLayerMantleFlowMantaSushi上記の通り、業界を代表するようなプロジェクトがOmni Networkを活用すると考えられ、今後もOmni Networkを中心としたエコシステムが拡大していくと予想されます。仮想通貨OMNIのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)OMNIの総供給量は1億OMNIに設定されており、上場時の流通量は約10.39%となる見込みです。OMNIの分配先と比率仮想通貨OMNIの配分先と配分比率は、以下の通りです。番号説明120.06%がプライベートセール投資家に割り当てられています。25.77%がパブリックローンチに割り当てられています。33.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。425.25%がチームに割り当てられています。53.25%がアドバイザーに割り当てられています。629.50%がエコシステムに割り当てられています。712.67%がコミュニティに割り当てられています。また、トークンのリリースは以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:Omni NetworkOMNIの使い道仮想通貨OMNIの使い道として、主に以下が挙げられます。ガス代の支払いネットワークガバナンスステーキングガス代の支払いOMNIは、トランザクション手数料(ガス代)の支払いに利用されます。ガス代とはガス代とは、ブロックチェーン上でトークンを送付する際やスマートコントラクト実行時などに発生する手数料です。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデータへの報酬としての側面も持ちます。ネットワークガバナンスOMNIの保有者は、プロトコルのアップグレードなど、様々な意思決定に関与できます。ステーキングユーザーはOMNIをステーキングすることで、Omni Networkのセキュリティ維持に貢献できます。仮想通貨OMNIのリスクOmni Networkは様々なプロトコルと多様な関係性を築きますが、特にEigenLayerとのつながりの強さは無視できません。EigenLayerはリステーキングプラットフォームとして、仮想通貨(暗号資産)業界でも注目を集めており、ハッキングなどの対象として狙われやすい状況にあるともいえます。EigenLayerで何らかの問題が発生したり、リスクに晒されたりすれば、Omni Networkや仮想通貨OMNIにも少なからず影響があると考えられます。ロールアップ統合という革新的技術が強みOmni Networkは、断片化したイーサリアムのロールアップエコシステムを統合し、ユーザーにも開発者にも使いやすい環境を作り出します。今後EigenLayerの成長と共に、Omni Networkにもさらなる注目が集まっていくかもしれません。
メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

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update2024.04.16 20:00

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットです。2022年1月時点では、月間アクティブユーザー数が3,000万人を超えています。では、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。この記事では、メタマスクにリップルを送金できるのかを紹介した上で、メタマスクが対応するブロックチェーンなどについて解説します。目次[非表示]原則としてリップルは送金できないメタマスクの対応ブロックチェーンXRP Ledgerとはラップドトークンなら送金できるXRPをTrust Walletに送金する方法リップル対応ウォレットも検討を原則としてリップルは送金できない原則として、メタマスク(MetaMask)にリップルは送金できません。メタマスクはリップルに対応しておらず、リップルを扱いたい場合は、リップル対応のウォレットを使用します。メタマスクの対応ブロックチェーンメタマスクはあらゆるブロックチェーンに対応しているわけではありません。イーサリアムブロックチェーン、およびEVM互換性のあるブロックチェーン(EVM-compatible blockchains)にのみ対応しています。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。メタマスクが対応している主なブロックチェーンは、次のとおりです。イーサリアムBNBチェーンアバランチポリゴンオプティミズムアービトラム​​ベースアスターネットワークこれらのブロックチェーンであれば、仮想通貨(暗号資産)の入出金ができます。リップルは独自のシステムである「XRP Ledger」を使用しており、メタマスクは対応していません。そのため、原則としてメタマスクにリップルは送金できません。XRP Ledgerとはリップルはブロックチェーンでなく、XRP Ledgerと呼ばれる分散型台帳に取引履歴が記録されます。XRP Ledgerはリップル社が独自開発したシステムで、従来の国際送金と比べて低コストで迅速な取引が可能です。ラップドトークンなら送金できるリップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、リップルのラップドトークンなら送金可能です。ラップドトークンとはラップドトークンとは、特定の仮想通貨の価値に連動するトークンを指します。例えば、ビットコインはビットコインブロックチェーン上で流通し、イーサリアムブロックチェーン上で使用できません。そこで、ビットコインと値動きが同じになるトークンを作って、イーサリアムブロックチェーン上で流通させます。これがラップドビットコインです。リップルのラップドトークンはwXRP(Wrapped XRP)です。wXRPはイーサリアムブロックチェーン上のトークンであり、メタマスクに送金できます。画像引用:WrappedwXRPを手に入れるには、wXRPの取り扱い業者にリップルを預け入れます。業者は預け入れられたリップルをカストディアンに送り、カストディアンはリップルと1:1の比率でwXRPを作成してユーザーに配布します。預け入れたリップルはカストディアンが保管しており、配布されたwXRPを任意のタイミングでリップルに戻すことも可能です。wXRPは分散型取引所(DEX)での売買や運用が可能となっており、例えばSushiswap(スシスワップ)で取り扱いされています。画像引用:Sushiswap分散型取引所とは分散型取引所とはブロックチェーン上で仮想通貨を売買できる取引所であり、中央管理者が存在しません。分散型取引所を意味する「Decentralized Exchange」の頭文字をとってDEXとも呼ばれます。XRPをTrust Walletに送金する方法リップルはメタマスク(MetaMask)に送金できませんが、Trust Wallet(トラストウォレット)などのリップル対応ウォレットであれば送金可能です。ここでは、XRPを取引所からTrust Walletに送金する方法を解説します。Trust Walletの脆弱性をNISTが調査?2024年2月15日、米国のセキュリティ機関であるNIST(アメリカ国立標準技術研究所)が、iOS版Trust Walletが脆弱性を持つ可能性があるとして、調査をしているとの報道がされています。報道によると、この脆弱性により攻撃者はウォレットのシードフレーズを特定し、資金を盗むことができるとしています。一方、Trust Walletは公式ブログにて、2018年に脆弱性は修正済みであり、ユーザーの資金は安全であると説明しています。また、米国NISTからの調査も受けていないとしています。現在は様々な情報が錯綜している状況です。もう少し情報が明るみに出るまで、Trust Walletの使用を控えたり、ウォレットにある資金を出金しておく方がよいのかもしれません。手順1Trust Walletの拡張機能をクリックし、虫眼鏡マークをクリックします。手順2検索欄に「XRP」と入力し、トークンとネットワークの組み合わせを選びます。通常のXRPを受け取りたい場合は、トークンとネットワークの両方が「XRP」となっている項目をクリックしてください。手順3「受取」アイコンをクリックします。手順4QRコード下に記載されているアドレスをコピーします。手順5XRPの送金元となる取引所で送り先情報を入力します。ここでは例として、国内取引所のbitbankで送金先を登録する方法を紹介します。bitbankから仮想通貨を送金するには送金先を登録する必要があり、次のように登録します。番号項目名説明1ラベルユーザー自身が識別しやすいように付ける任意の名前です。アドレスの事前登録が必要な場合に求められます。2ネットワーク送金時に使うネットワークです。通常のXRPを送る場合は「XRP」を選びます。3アドレス送金先のアドレスです。3宛先タグ誰からの送金かを識別するためのタグです。多くのユーザーを抱えるサービス(取引所など)に送る際などに入力を求められます。Trust Walletへの送金時は入力不要です。入力すべき内容は利用するサービスによって異なりますが、ラベルやネットワーク、アドレス、宛先タグは、多くのサービスで入力を求められる項目です。そのため、意味を理解しておくとスムーズです。手順6送金先情報を設定できたら、送金を実行します。bitbankから送金する場合は、事前に登録していたアドレスと送金する数量を指定し、出金申請を進めます。取引所からの送金のとき、多くの場合、二段階認証としてコードの入力を求められます。この入力作業を無事に終えると、送金申請が完了するという流れが一般的です。不安な場合はテスト送金を仮想通貨を送金する際には、少額でのテスト送金を行うのがおすすめです。テスト送金は、送金先のウォレットアドレスが正しいかどうかを確認する方法です。まずは少額の仮想通貨を送り、無事にウォレットに着金したのを確認した後、大きな金額を送金するのが確実な方法です。手順7送金元の取引所等での処理がスムーズな場合、XRPは基本的に数分で着金します。着金したかどうかはTrust Walletの拡張機能を開くと確認できます。10分ほど経っても着金の確認ができない場合、送金元の取引所等でのステータスを確認してみてください。また、送金時に正しい送金先情報を入力できていたかを振り返ってみましょう。送金先のアドレスをエクスプローラーと呼ばれるサービスで調べてみることも役に立つかもしれません。ブロックチェーンエクスプローラーへリップル対応ウォレットも検討をメタマスク(MetaMask)以外のウォレットの中には、ラップドトークンを使用しなくてもリップルを送金できるものがあります。Trust Wallet(トラストウォレット)やGinco(ギンコ)、GateHub(ゲートハブ)などがその例です。このようなウォレットを使えば、リップルをよりシンプルに取り扱うことが可能です。メタマスクとリップル対応ウォレットのどちらを使うと自分にとってメリットが大きいか、検討してみるとよいかもしれません。
仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

update2024.04.12 20:00

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。Sui Network上のアプリを利用する際に必要となることが多いのが、SUIウォレットです。この記事では、主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。目次[非表示]SUIウォレットとはDAppsの利用に必要メタマスクはSUIに非対応SUIに対応したウォレットの種類ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットSUIウォレットが持つ機能NFTの管理ステーキングスワップ主なSUIウォレットSuietSui WalletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerSuiウォレットの作り方SUIウォレットのリスクリカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキング目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットとは画像引用:SuiSUIウォレットとは、Sui Networkに対応したウォレットのことです。Sui Network上では、ネイティブトークンとして仮想通貨(暗号資産)SUIが発行されています。SUIウォレットでは、仮想通貨SUIを管理することが可能です。DAppsの利用に必要Sui Network上のDApps(分散型アプリケーション)を使う際には、SUIウォレットが必要になります。DAppsとはDAppsとは「Decentralized Applications」の略称で、管理者がいなくても自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーション(分散型アプリケーション)を指します。分散管理されていることでサーバーダウンによるサービス停止が少ないという特徴があります。Sui Network上で展開されているDAppsには、以下のようなものがあります。NFTマーケットプレイスブロックチェーンゲームDeFi(分散型金融)プラットフォームDEX(分散型取引所)DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。DEXとはDEX(分散型取引所)とは、ブロックチェーンを活用することで、中央管理者が不在でも仮想通貨の取引を行うことができる取引所のことです。中央集権型取引所とは違い、出金や取引の停止措置が行われる心配はありません。ただし、運営者に管理してもらえないため、ユーザー自身が知識をつけて利用する必要があります。メタマスクはSUIに非対応仮想通貨ウォレットとして有名なメタマスク(MetaMask)は、Sui Networkに対応していません。メタマスクが対応しているブロックチェーンは、原則としてイーサリアム(Ethereum)と、EVM互換性を持つブロックチェーンのみです。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。そのため、SUIの保管や送受金をしたい場合は、SUIに対応したウォレットが必要です。SUIに対応したウォレットの種類Sui Networkに対応したウォレットには、以下の2種類があります。ハードウェアウォレットソフトウェアウォレットそれぞれの特徴を簡潔に紹介します。ハードウェアウォレットハードウェアウォレットは、専用のハードウェアデバイスによって、仮想通貨(暗号資産)の秘密鍵を保管するウォレットです。秘密鍵とは秘密鍵とはウォレットの所有者が管理する文字列で、仮想通貨の送金の際に必要です。秘密鍵を他人に漏らすと、仮想通貨が不正に流出する可能性があります。ハードウェアウォレットはインターネットから切り離されているため、セキュリティの高さが魅力です。一方で、デバイスの購入コストや紛失リスクなどのデメリットがあります。ソフトウェアウォレットソフトウェアウォレットは、PCやスマホなどインターネットに接続されたデバイスで利用できるウォレットです。メタマスクもソフトウェアウォレットに分類されます。利便性は高いものの、ハッキング被害のリスクなどがあります。SUIウォレットが持つ機能Sui Networkに対応したウォレットは複数あり、各ウォレットは仮想通貨(暗号資産)の保管や送受金のほかに、さまざまな機能を有しています。以下はSUIウォレットが持つ機能の例です。NFTの管理ステーキングスワップそれぞれの機能について見ていきましょう。NFTの管理SUIウォレットの中には、NFTを管理できるものがあります。NFTに対応したウォレットではSui Network上でNFTの購入や、NFTのミント・送受信などができます。ミントとはミントとはNFTを新しく発行することを指し、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを通じて行われます。NFTゲームなどでは、新しいNFTをミントするために別のNFTやゲーム内アイテムが必要になることがあります。ステーキング一部のSUIウォレットでは、ステーキングに対応しています。SUIを長期保有する場合には、ステーキングによってSUIを増やすことが可能です。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。スワップSUIウォレットの中には、スワップ機能を持つものもあります。スワップは、すでに持っている仮想通貨をほかの仮想通貨に交換する機能です。仮想通貨は価格変動が激しいため、スワップするタイミングによっては利益を上げられます。主なSUIウォレットSUIに対応している主なウォレットとして、次の7つが挙げられます。SuietSui walletEthos WalletSurf WalletNightlyTrust WalletLedgerそれぞれの特徴を紹介します。Suiet画像引用:SuietSuietはSUI専用ウォレットで、スワップやNFTのミントに対応しています。また、ウォレット内にあるエアドロップボタンをクリックするだけで、テストネット上で使えるトークンを入手できます。エアドロップとはエアドロップとは仮想通貨の無償配布を指します。知名度向上などを目的として新規プロジェクトが実施する例が多く、仮想通貨をもらうには公式ツイッターをフォローすることなど一定の条件がつく場合もあります。現在はブラウザ拡張機能として提供されていますが、今後モバイルアプリの開発も予定しているとのことです。Sui Wallet画像引用:Sui WalletSui Walletは、Sui Networkを運営するMysten Labsが開発したSUIウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリ(2024年3月19日時点でAndroidのみ)が提供されています。ブロックチェーンゲームなどDAppsへのシームレスな接続やNFTの保管、ステーキングが可能です。Ethos Wallet画像引用:Ethos WalletEthos WalletはSUI専用ウォレットで、ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方に対応しています。アドレス帳の機能があり、仮想通貨をより簡単に送れるのが特徴です。アプリ内で仮想通貨を直接購入・取引できるため、取引所を介して購入する必要がありません。Surf Wallet画像引用:Surf WalletSurf WalletはSUI専用ウォレットで、仮想通貨の送受金やNFTの保管、ステーキングなどに対応しています。ブラウザ拡張機能とモバイルアプリの両方を提供しており、2024年2月時点では、Suiエコシステム内でもっとも広く利用されているモバイルウォレットです。Nightly画像引用:NightlyNightlyはここまで紹介したウォレットとは異なり、複数のブロックチェーンに対応したマルチチェーンのウォレットです。NightlyはSui Networkのほかにも、Solana(ソラナ)やAptos(アプトス)などのブロックチェーンに対応しています。Trust Wallet画像引用:Trust WalletTrust Walletは、数多くのブロックチェーンに対応し、優れた操作性で人気の高いウォレットです。Trust WalletはSui Networkのほかにも、100以上のブロックチェーンに対応しており、仮想通貨の購入やスワップをはじめとした豊富な機能を備えています。Ledger画像引用:LedgerLedgerは、仮想通貨ウォレットの秘密鍵を保管するハードウェアウォレットです。Ledgerは、50以上のソフトウェアウォレットに対応しています。LedgerをソフトウェアウォレットのSui Walletに接続することで、SUIの送金などができるようになります。Suiウォレットの作り方ここでは、先に紹介したSUIウォレットの1つであるSuietの作り方を紹介します。手順1以下リンクより、Chromeウェブストアの「Suiet」のページにアクセスします。SuietのChrome拡張機能手順2「Chromeに追加」をクリックします。手順3ポップアップの「拡張機能を追加」をクリックします。手順4「『Suiet|Sui Wallet』がChromeに追加されました」と表示されれば、拡張機能の追加は完了です。手順5Chrome拡張機能からSuietを開き、「Create New」をクリックします。手順6パスワードを設定して「Next Step」をクリックします。手順7パスワードが認証されるとリカバリーフレーズが表示されるので、記録します。リカバリーフレーズを紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなります。安全に保管し、誰にも教えないようにしましょう。「Yes, I've saved it」をクリックすると、リカバリーフレーズの確認画面が表示されるので、入力します。手順8以下の画面が表示されれば、Suietのウォレット作成は完了です。SUIウォレットのリスクSUIウォレットを利用するにあたっては、以下のリスクが考えられます。ただし、これらはSUIウォレット特有のリスクではなく、どのウォレットにも見られるものです。リカバリーフレーズの紛失・漏洩ウォレットの不具合やハッキングリカバリーフレーズの紛失・漏洩SUIウォレットはセルフカストディの仮想通貨ウォレットです。リカバリーフレーズはユーザー自身が保管しなければなりません。リカバリーフレーズを紛失したり漏洩したりすると、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)やNFTが永遠に失われるリスクがあります。リカバリーフレーズとはリカバリーフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、シークレットフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。ウォレットの不具合やハッキングSui Networkは比較的新しいプロジェクトであり、SUI専用ウォレットも同様です。メタマスクなどに比べると利用実績に乏しいため、不具合が発生したり、セキュリティホールを突かれたりするかもしれません。SUIウォレットの利用を検討する際は、十分なリサーチを行った上で少額からスタートするとリスクを抑えられるでしょう。目的に合ったSUIウォレットをSUIウォレットの種類は、ハードウェアウォレットとソフトウェアウォレットの2つに大別されます。この2種類のうち、ソフトウェアウォレットは数多く存在し、ウォレットごとにユーザーインターフェースや機能などが異なります。ウォレットによっては求める機能が備わっていない可能性もあるため、各ウォレットの特徴を確認し、目的に合ったものを選びましょう。
仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

update2024.04.11 20:00

仮想通貨(暗号資産)SAGAは、レイヤー1プロトコルSagaのネイティブトークンです。Sagaは、開発者がWeb3プロジェクトを簡単にローンチできるプラットフォームとして機能します。2024年4月4日には、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表し、SNS上でも注目が集まっています。当記事では、仮想通貨SAGAの将来性やX(旧Twitter)での評判、トークンの使い道などを解説します。目次[非表示]仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場仮想通貨SAGAとはWeb3プロジェクトを簡単にローンチできる350のWeb3プロジェクトが進行中大手のブロックチェーンと提携仮想通貨SAGAの価格チャートX(旧Twitter)での評判仮想通貨SAGAの将来性合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携仮想通貨SAGAのトークノミクスSAGAの分配先と比率SAGAの使い道SAGA ORIGINSとはWeb3ゲーム開発の包括的な支援を提供エアドロップキャンペーンを展開仮想通貨SAGAのリスクプロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAの買い方BitgetでSAGAを購入する方法Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨SAGAがBinanceローンチプールに登場2024年4月4日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでのSAGAの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けると特定のトークンがもらえるイベントです。2024年4月5日から4月8日にかけて仮想通貨をステーキングすると、報酬としてSAGAを獲得できます。ステーキング可能な仮想通貨はBNB・FDUSDの2種類で、毎日1,125万SAGA、合計4,500万SAGAが配布されました。その後、SAGAは2024年4月9日にBinanceに上場しています。仮想通貨SAGAとは仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Web3開発者向けプラットフォームSagaのネイティブトークンです。画像引用:SagaSAGAは、プロジェクト開発の手数料やステーキングなどに利用されます。また、Sagaにおけるガバナンストークンとしても機能します。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。Web3プロジェクトを簡単にローンチできるSagaは開発者向けのプラットフォームであり、簡単にブロックチェーンをローンチできます。Sagaでは、このブロックチェーンを「Chainlets(チェーンレット)」と呼んでいます。Chainletsは、分散型アプリケーション(DApps)を提供できるブロックチェーンです。分散型アプリケーションとは分散型アプリケーション(DApps)とは、管理者不在で自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーションのことをいいます。「Decentralized Applications」の略称で、Dappsと呼ばれることもあります。ブロックチェーンを利用したサービスなどを提供するアプリケーションの総称であり、中央管理ではなく分散管理であるためサーバーダウンによるサービス停止の心配も少ないといった特徴を持ちます。画像引用:SagaSagaでは、SagaメインネットのバリデーターをChainletsと共有することで、セキュリティを維持しています。これにより、Chainletsの開発者はアプリケーションの開発に集中することができます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。バーチャルマシンにとらわれない環境を提供Sagaは「Web3開発者の夢を形にする」ことをテーマに掲げ、開発者向けに様々なツールを提供しています。Sagaでは、EVMを最初のバーチャルマシン(仮想マシン)としてサポートしますが、最終的には開発者がEVMやSVM、MoveVMなどのバーチャルマシンにとらわれず、相互運用可能なChainletsのローンチが可能になる予定です。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。350のWeb3プロジェクトが進行中始動後2年足らずのSagaプラットフォームですが、すでに350のWeb3プロジェクトが開発されています。そのうち80%はゲーム関連で、10%はNFT・エンタメ関連、10%はDeFi(分散型金融)関連のプロジェクトです。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。画像引用:Saga具体的には、マルチプレイヤーRPGの「Chainmonsters」や、ソーシャルNFTプロトコルの「BlockPerks」、DeFiプロトコルの「Delta」などが開発されています。大手のブロックチェーンと提携Sagaは、Polygon・Avalanche・Celestiaなどの大手ブロックチェーンとパートナーシップを結んでいます。これらのブロックチェーンは、SagaのChainletsを活用してインフラ機能を拡張させることを目指しています。仮想通貨SAGAの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)SAGAは、2024年4月9日の上場後に急騰し、約1,140円まで上昇しました。その後、一旦の価格下落が発生し、落ち着きを見せています。当記事執筆現在(2024年4月10日)では、930円付近の価格帯で推移している状況です。X(旧Twitter)での評判仮想通貨(暗号資産)SAGAは、Binance(バイナンス)のローンチプールで取り扱いされたこともあり、X(旧Twitter)上で話題になっています。中には「SAGAはBinanceローンチプールで史上最高のステーキング額を達成した。時価総額は数十億ドル規模になるだろう」と期待するユーザーも見受けられました。仮想通貨SAGAの将来性仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性に関して、以下の点が挙げられます。合計1,500万ドルの資金調達に成功ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEO韓国大手ゲーム会社と提携合計1,500万ドルの資金調達に成功Sagaの運営チームは、これまでに合計1,500万ドルの資金調達に成功しています。イーサリアムサイドチェーンのPolygonや、Web3ゲームDAOのMerit Circleなどから出資を受けました。また特筆すべき点として、半導体大手のSamsung(サムスン)からも出資を受けている点が挙げられます。ソフトバンク出資スタートアップ出身のCEOSagaの共同創業者兼CEOのRebecca Liao氏は、B2B調達プラットフォームのGlobalityでビジネス開発部門のディレクターを務めていました。同社は、ソフトバンクビジョンファンドから出資を受けているユニコーン企業です。画像引用:Saga同じく共同創業者のBogdan Alexandrescu氏は、前職ではAppleとTwitterでソフトウェアエンジニアとして活躍していたようです。韓国大手ゲーム会社と提携2024年1月、Sagaは韓国大手ゲーム会社のネットマーブルが開発するMARBLEXと、戦略的パートナーシップを締結しました。MARBLEXはゲームに特化したブロックチェーン子会社で、今後両社は緊密に連携しながら協力していくとのことです。仮想通貨SAGAのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)SAGAの総供給量は10億枚で、2024年4月にそのうちの約9%が放出される予定です。SAGAの配分比率は、エコシステム・開発に30%を分配しており、プラットフォームの発展を重視しているようです。一方で、投資家に20%、コア貢献者に20%と大きな割合を配分している点には注意が必要です。SAGAの分配先と比率仮想通貨SAGAの分配先と比率は、下の表のとおりです。番号説明14.50%がBinanceローンチプールに割り当てられています。215.50%がエアドロップに割り当てられています。320.00%が投資家に割り当てられています。420.00%がコア貢献者に割り当てられています。510.00%がプロジェクト準備金に割り当てられています。630.00%がエコシステム・開発に割り当てられています。また、トークンのリリースは、以下のスケジュールで進行する予定です。画像引用:BinanceSAGAの使い道仮想通貨SAGAの使い道として、以下などが挙げられます。Chainletsの手数料ステーキングガバナンスChainletsの手数料開発者はバリデーターにSAGAを支払うことで、Chainletsを維持します。ステーキングSAGAホルダーは、SAGAをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティ維持に貢献できます。セキュリティ維持に貢献した報酬として、SAGAを獲得できます。ガバナンスSAGAホルダーは投票を通じて、プラットフォームの運営方針などに影響を及ぼすことができます。SAGA ORIGINSとはSagaプラットフォームは、Web3ゲームに特化したパブリッシング部門「SAGA ORIGINS」を始動しました。SAGA ORIGINSでは、パートナーシップを通じた認知度向上支援など幅広いサポートを行い、ゲーム開発者を支援します。画像引用:SagaSAGA ORIGINSを通してSagaエコシステムが拡大すると、ネイティブトークンである仮想通貨(暗号資産)SAGAの需要も高まるかもしれません。Web3ゲーム開発の包括的な支援を提供SAGA ORIGINSでは、Web3ゲームを開発する企業に対して包括的な支援を提供します。具体的には、インフルエンサーとのコラボレーション企画やユーザー獲得キャンペーン、コミュニティ構築、プロモーション支援など、開発者にとって価値のあるサポートを行います。エアドロップキャンペーンを展開SAGA ORIGINSでは、「Play-to-Airdrop」というキャンペーンを展開します。ユーザーはゲーム内のトーナメントに参加することで、仮想通貨SAGAを獲得するチャンスがあるようです。このキャンペーンはプレイヤーに報酬を与えるだけでなく、Sagaエコシステム内にゲームコミュニティを構築することも目指しています。仮想通貨SAGAのリスク仮想通貨(暗号資産)SAGAのリスクとして、以下の点が挙げられます。プロジェクトの開発遅延2025年4月以降のトークン放出プロジェクトの開発遅延当記事執筆現在(2024年4月10日)、Sagaプラットフォーム上では350のWeb3プロジェクトが進行しており、そのうち8割はゲーム関連です。Web3ゲームは、開発遅延が発生することがめずらしくありません。もし、それらWeb3ゲームのリリースが遅れてしまった場合、Sagaもプラットフォームとしての役割を果たせない可能性があります。SAGAへの投資を検討する際には、目玉となるWeb3プロジェクトの開発進捗状況などを考慮する必要があるかもしれません。2025年4月以降のトークン放出仮想通貨SAGAは、総供給量10億枚のうち投資家へ20%、コア貢献者へ20%が配分されています。これらのトークンは、2025年4月以降に徐々にロックアップが解除され、市場に放出されていきます。つまり、2025年4月以降はSAGAの市場供給量が多くなるため、売り圧力になるかもしれません。SAGAの長期保有を検討している方は、放出スケジュールを事前に確認しておく必要があるでしょう。仮想通貨SAGAの買い方2024年4月10日現在、仮想通貨(暗号資産)SAGAは、日本国内の取引所では取り扱われていません。そのため、取引は海外取引所で行います。各海外取引所におけるSAGAの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)×〇(バイナンス)〇〇(ゲート)〇〇(メクシー)×〇(ビンエックス)×〇(ビットゲット)〇〇(コインイーエックス)〇〇Bybit(バイビット)現物デリバティブ×〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ×〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ×〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇〇CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇〇海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBitget(ビットゲット)がおすすめです。BitgetでSAGAを購入する方法Bitgetでは、2つの手順でSAGAを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力手順1まずは以下のリンクをクリックし、SAGAの購入ページ(SAGA/USDT)にアクセスします。BitgetのSAGA購入ページへなお、Bitgetを利用するには、口座を開設しておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でSAGAを購入するには、以下のように操作をして「購入:SAGA」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」通貨ペアの左の通貨を買って右の通貨を売るなら「購入」、左の通貨を売って右の通貨を買うなら「売却」を選びます。2注文方法「成行」を選びます。3出来高購入したい数量を入力します。「購入:SAGA」をクリックすると、即座に注文が実行されます。なお、SAGAはUSDTで購入します。そのためUSDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。Sagaエコシステムの発展に期待仮想通貨(暗号資産)SAGAの将来性は、Sagaプラットフォームに多くのWeb3開発者を引き寄せられるかにかかっています。Chainletsは開発者にとって便利なシステムであるため、大きなアピールポイントになります。さらに、これから仮想通貨市場が盛り上がりを見せると、Web3開発者の人口自体が増加することも考えられます。Sagaエコシステムの発展に期待しましょう。
Titan FXが上限額なしのGW無限キャッシュバックキャンペーンを開催!

Titan FXが上限額なしのGW無限キャッシュバックキャンペーンを開催!

update2024.04.05 21:00

トレーダーに有利な取引環境で人気のTitan FX(タイタンエフエックス)が、「GW無限キャッシュバック」の開催を発表しました。今回のキャンペーンは、2024年4月22日から同年5月4日までの間で、4回に分けて開催されます。キャンペーン期間中に35,000円以上の入金とゴールド関連商品の取引をすると、上限額なしの無制限でキャッシュバックを受け取れます。入金額に応じてキャッシュバックが増加する点もキャンペーンの特徴です。目次[非表示]GW無限キャッシュバックの各種条件レベルに応じてキャッシュバック額が変化キャッシュバックの受け取り回数も4回キャンペーンの参加方法クライアントキャビネットから登録35,000円以上の新規入金Titan FXとはキャンペーンの参加条件に注意GW無限キャッシュバックの各種条件「GW無限キャッシュバック」キャンペーンの条件は以下の通りです。参加登録期間2024年4月8日(月)~実施期間(日本時間)2024年4月22日(月)06:01 ~ 2024年5月4日(土)05:55参加方法・4月8日以降に35,000円以上の入金・4月22日以降に1ロット以上の取引対象口座全口座タイプ対象銘柄全ゴールドペア商品概要4回に分けて開催されるキャンペーンの詳細はこちら今キャンペーンは、2024年4月8日から参加登録が始まり、同年4月22日から5月4日までの間で計4回に分けて開催されます。各開催期間は以下の通りです。1回目:4月22日 (月) から4月24日 (水)2回目:4月25日(木) から4月28日(日)3回目:4月29日(月) から5月1日(水)4回目:5月2日(木) から5月4日(土)各期間内に入金と取引に関する条件を満たすと、期間ごとにキャッシュバックが何度でも受け取れます。対象となる口座は、Titan FX(タイタンエフエックス)が提供する全口座タイプです。ただしキャンペーンの対象となる銘柄は、全ゴールドペア商品に限られるので取引時には注意してください。レベルに応じてキャッシュバック額が変化キャンペーン期間中に入金した額に応じてレベルが上がり、そのレベルに応じてキャッシュバック額も変化します。レベルごとの条件は以下の通りです。ブロンズ期間中に必要な入金額キャッシュバック額3.5万円以上1ロット取引するごとに450円期間中に必要な入金額3.5万円以上 キャッシュバック額1ロット取引するごとに450円シルバー期間中に必要な入金額キャッシュバック額14万円以上1ロット取引するごとに600円期間中に必要な入金額14万円以上キャッシュバック額1ロット取引するごとに600円ゴールド期間中に必要な入金額キャッシュバック額70万円以上1ロット取引するごとに750円期間中に必要な入金額70万円以上キャッシュバック額1ロット取引するごとに750円例えば、70万円以上を入金すると「ゴールド」が適用され、キャッシュバック額がブロンズと比べて1ロットあたり300円増えます。今キャンペーンでは3つの段階が設けられているので、獲得したいキャッシュバック額の規模や、予算に応じて狙うランクを考えておきましょう。マイクロ口座は10分の1マイクロ口座における1ロットあたりのキャッシュバック金額は、他口座タイプの10分の1となっています。例えばブロンズの場合、1ロット取引あたりのキャッシュバック額は45円となります。キャッシュバックの受け取り回数も4回「GW無限キャッシュバック」キャンペーンで獲得したキャッシュバックは、キャンペーン開催ごとに付与されます。キャッシュバックの付与日は以下のようになっており、賞金受取用口座へ自動で反映されます。1回目:4月25日2回目:4月29日3回目:5月2日4回目:5月6日キャンペーン登録と入金は取引の前に行う「GW無限キャッシュバック」キャンペーンに参加する場合、事前に登録と入金を済ませておく必要があります。キャンペーン登録や、最低35,000円以上の入金を行っていない場合、いくら行ってもキャッシュバックを得ることはできないため注意が必要です。キャンペーンの参加方法キャンペーンに参加する場合、まずはキャンペーン登録リンクから参加申し込みを行います。Titan FX(タイタンエフエックス)のリアル口座をお持ちでない場合は、以下のキャンペーンページから口座開設を行ってください。Titan FXのキャンペーンページにアクセスなお、Titan FXの口座開設手順については、以下の記事を参考にしてください。クライアントキャビネットから登録キャンペーン登録は、Titan FXの会員ページであるクライアントキャビネットから行うため、まずはクライアントキャビネットにログインします。クライアントキャビネットにログインクライアントキャビネットにログインしたら、左側のメニュー欄にある「キャンペーン」をクリックします。「GW無限キャッシュバック」キャンペーン内の、「登録する」ボタンをクリックします。キャンペーンで得られたキャッシュバックを受け取る口座の番号を選択し、「登録する」ボタンをクリックします。キャッシュバックを受け取るための口座は、後から変更できないため注意が必要です。キャンペーン期間下に「登録完了」と表示されたら、キャンペーンの登録は完了です。このページでは、キャンペーン対象となる入金額の状況も確認できます。 35,000円以上の新規入金クライアントキャビネットにログインし、キャンペーンに登録した口座へ35,000円以上の新規入金を行います。クライアントキャビネットにログインマイページ内の「入金」メニューを選択し、任意の方法で入金します。Titan FXは、以下5種類の入金方法に対応しています。クレジットカードbitwallet国内銀行送金STICPAY仮想通貨(暗号資産)入金Titan FXとはTitan FX(タイタンエフエックス)は、バヌアツ共和国を拠点として2014年に設立された、狭いスプレッドなどの取引環境とボーナスキャンペーンの両立や、24時間年中無休の日本語サポートが特徴的なFXブローカーです。口座タイプスタンダード口座マイクロ口座ブレード口座レバレッジスタンダード口座・ブレード口座:500倍マイクロ口座:1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:59【CFD/貴金属】:12【CFD/エネルギー】:4【CFD/株価指数】:20【CFD/株式】:144【CFD/仮想通貨】:50【CFD/ソフトコモディティ】:8取引ツールMetaTrader4(MT4)MetaTrader5(MT5)サポート対応24時間対応(年中無休)なお、上記は2024年4月2日時点の情報です。Titan FXの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Titan FX(タイタンエフエックス)Titan FXでは、STP方式のスタンダード口座にマイクロ口座、ECN方式のブレード口座という3種類の口座タイプが用意されています。特に、ブレード口座は最低スプレッド0.0pipsかつ1ロットあたりの取引手数料が3.5ドルと、取引コストが安めでスキャルピングトレーダーから人気です。元々は、取引環境が優れている代わりに一切のキャンペーンを開催しないブローカーでしたが、2022年末からはキャンペーンの開催も精力的に行うなど、新たな魅力も出てきつつあります。キャンペーンの参加条件に注意今回Titan FX(タイタンエフエックス)が実施する「GW無限キャッシュバック」キャンペーンの内容は、入金額と取引量に応じて無制限にキャッシュバックが獲得できるというものです。最も低いレベルで良いなら、キャンペーン期間中の入金は35,000円で問題ありません。ただし、いくら取引を行っても対象外の銘柄では意味がありませんし、入金やキャンペーン登録を忘れていた場合はキャッシュバックを受け取れません。少なくともキャンペーン登録に条件は無いので、参加を迷っている方もキャンペーン登録までは済ませておくのが無難でしょう。Titan FXのリアル口座をまだ持っていない方や、既に口座を持っているけど最近は利用していなかったという方は、この機会にTitan FXで取引してみてはいかがでしょうか。
Mantle Rewards Stationとは?MNTステーキングの仕組みやmShardsについて解説

Mantle Rewards Stationとは?MNTステーキングの仕組みやmShardsについて解説

update2024.04.05 20:30

2024年3月25日、Mantleが「Mantle Rewards Station」というキャンペーンの開催を発表しました。ユーザーは仮想通貨(暗号資産)MNTをステーキングすると、mShardsというレシートトークンを獲得でき、将来的に仮想通貨ENAと交換できます。当記事では、Mantle Rewards Stationの仕組みや使い方、mShardsと交換できる仮想通貨ENAなどについて解説します。目次[非表示]Mantle Rewards StationとはmShardsの使い道MNTステーキングの流れMantleとは仮想通貨MNTとはEthenaと仮想通貨ENAステーブルコインのUSDeを発行仮想通貨ENAとはMantle Rewards Stationの使い方MNTをステーキングする方法MNTをステーキング解除する方法mShardsを請求する方法Mantle Rewards Stationに関する疑問ステーキングはいつでも解除できる?ステーキングの引き出し手数料は?報酬はどのように計算される?報酬はいつでも請求できる?Mantle Rewards Stationの利用は安全?Mantleエコシステムのさらなる成長に期待Mantle Rewards StationとはMantle Rewards Stationとは、仮想通貨(暗号資産)MNTホルダー向けの期間限定キャンペーンです。2024年3月27日午後7時から4月26日午後7時(いずれも日本時間)の間に、Mantle Rewards Stationのページ上でMNTをステーキングすると、報酬を獲得できます。画像引用:MantleステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。MNTをステーキングしたユーザーには、合計25億ものEthena Shards(mShards)が分配されます。mShardsは、Ethenaエコシステムへの貢献を表すレシートトークンであり、将来的にmShardsを仮想通貨ENAに交換することが可能です。なお、仮想通貨ENAとは、USDeというステーブルコインを発行するDeFi(分散型金融)プロトコル、Ethenaのネイティブトークンです。Ethenaと仮想通貨ENAとは当記事執筆時点(2024年3月30日)、Mantle Rewards Stationでは約1万6,000名のユーザーが約6,600万ドル相当のMNTをステーキングしています。mShardsの使い道Mantle Rewards Stationで受け取れるmShardsには、以下の使い道があります。分散型取引所(DEX)での取引仮想通貨ENAとの交換分散型取引所(DEX)での取引mShardsは、Mantleエコシステム内の分散型取引所(DEX)で、他のトークンとの取引が可能になる予定です。分散型取引所(DEX)とは分散型取引所とはブロックチェーン上で仮想通貨を売買できる取引所であり、中央管理者が存在しません。分散型取引所を意味する「Decentralized Exchange」の頭文字をとってDEXとも呼ばれます。仮想通貨ENAとの交換mShardsは、将来的にEthenaのネイティブトークンであるENAと交換することが可能です。2024年4月10日、Mantleは公式X(旧Twitter)アカウントにて、「582 mShards = 1 ENA」という交換比率を公表しています。画像引用:MantleMNTステーキングの流れ画像引用:MantleMantle Rewards StationでMNTをステーキングし、報酬を獲得する流れは以下の通りです。Mantle Rewards Stationでウォレット接続するMNTをロックし、ステーキングを開始する報酬のmShardsを請求する仮想通貨MNTの保有者は、Mantle Rewards Stationでウォレットを接続することで、ステーキングを開始できます。ステーキングに必要なMNTの最低数量はなく、希望のMNT数量を入力してステーキングします。MNTのステーキング中は、自動的に報酬のmShardsが蓄積されていきます。mShardsの請求は、キャンペーン期間中にいつでも行えます。ただし、キャンペーン終了後は、9日間の間にmShardsを請求する必要があるため、請求手続きを忘れないように注意しましょう。Mantle Rewards Stationの使い方MantleとはMantleはイーサリアム(ETH)のレイヤー2プロジェクトであり、独自仮想通貨(暗号資産)のMNTを発行しています。画像引用:Mantleレイヤー2とは多くのブロックチェーンは、異なる役割を持つブロックチェーンが階層別に独立して相互通信する「レイヤー構造」になっています。基礎的な役割を担うブロックチェーン層をレイヤー1と呼び、レイヤー1の情報処理を助ける層をレイヤー2と呼びます。Mantleは、BitDAOが立ち上げたプロジェクトです。BitDAOは大手取引所Bybit(バイビット)が支援するDAOで、DeFi(分散型金融)を中心に多くのプロジェクトに投資しています。2023年6月、BitDAOはMantleにリブランディングしています。DAOとはDAOは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、日本語で「分散型自立組織」と訳されます。つまり、中央管理者が存在しなくとも、参加者の活動によって機能する組織を指します。中央集権型の組織と比較して民主的で透明性が高いと見なされており、ブロックチェーンの普及で広く採用されています。DeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。仮想通貨MNTとは仮想通貨MNTはMantleで使用されるトークンです。ガバナンストークンとしてもユーティリティトークンとしても使用されます。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。ユーティリティトークンとはユーティリティトークンは何らかの実用性を持った仮想通貨を指します。具体的には、特定のサービスへアクセスしたり決済に利用したりできます。なお、BitDAOが発行していたBITトークンは、1:1の割合でMNTトークンに交換されました。Ethenaと仮想通貨ENAEthenaは、従来の銀行システムに依存しないステーブルコインUSDeを発行するプロジェクトです。イーサリアム(ETH)上で開発されており、Dragonfly CapitalやGalaxy Digitalなどの大手ベンチャーキャピタルから出資を受けています。画像引用:Ethenaステーブルコインとはステーブルコインとは、価格の安定性を確保するため、特定の資産と価値が連動するように設計された仮想通貨(暗号資産)のことです。仮想通貨は、価格の上下動が激しいため、決済手段として実用性に課題があります。その課題を解決するためにステーブルコインが開発されました。ステーブルコインのUSDeを発行Ethenaは、synthetic dollar(合成ドル)と呼ばれる、新しいタイプのステーブルコインUSDeを発行しています。画像引用:Ethena現在主流のステーブルコインであるUSDTやUSDCは、発行企業が米ドルなどを裏付け資産として保有することで、ペッグを維持しています。一方USDeは、Ethenaがイーサリアム(ETH)を裏付け資産として保有しています。また、「イーサリアムのステーキングから得られる利回り」と「イーサリアムの永久先物契約のショート(売り)ポジション」の2つから発生する利子を、USDeホルダーに分配している点も大きな特徴です。ステーブルコインのデペッグに注意EthenaのUSDeは、一般的なステーブルコインとは、大きく異なる仕組みを採用しています。法定通貨担保型のステーブルコインと本質的に異なるリスクを持っており、米ドルとのデペッグ(価格乖離)を引き起こす可能性も否定できません。ステーブルコインの有名なデペッグ事例として、アルゴリズム型ステーブルコインのUSTが挙げられます。2022年5月、USTは1ドルから大きな価格乖離を起こし、ホルダーは大きな損失を被りました。画像引用:CoinMarketCapUSDeは、このような過去の失敗例を研究した上で設計されていると推測できます。しかし、ステーブルコインを保有する際には、デペッグのリスクはゼロではないことを念頭に置いておく必要があるでしょう。仮想通貨ENAとは画像引用:Ethena仮想通貨(暗号資産)ENAは、Ethenaのガバナンストークンです。ENAホルダーは、Ethenaの運営における様々な意思決定や方向性に関与することができます。Mantle Rewards Stationの使い方Mantle Rewards Stationの使い方を解説します。MNTのステーキング方法、ステーキング解除方法、mShardsの請求方法をそれぞれ紹介します。MNTをステーキングする方法Mantle Rewards Stationで、MNTをステーキングする方法を解説します。手順1以下のリンクをクリックし、Mantle Rewards Stationの公式ページにアクセスします。Mantle Rewards Stationの公式ページへ手順2画面右上にある「Connect Wallet」をクリックします。手順3Mantle Rewards Stationで接続できるウォレットが表示されます。任意のウォレットをクリックし、表示される画面に沿って接続を完了してください。今回は例として、メタマスク(MetaMask)を使った方法を紹介します。手順4ウォレットを接続できたら、MNTをステーキングします。ステーキングしたい数量を入力し、「Lock」をクリックします。手順5メタマスクが立ち上がるので、ガス代(トランザクション手数料)などを確認して問題なければ、「確認」をクリックします。ガス代とはガス代とは、ブロックチェーン上でトークンを送付する際やスマートコントラクト実行時などに発生する手数料です。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデータへの報酬としての側面も持ちます。手順6「MNT Locked」の箇所にロックした数量が表示されていれば、ステーキングは完了です。MNTをステーキングしている間は、時間の経過とともに分配されるmShardsが増えていきます。MNTをステーキング解除する方法Mantle Rewards Stationで、MNTをステーキング解除する方法を解説します。手順1以下のリンクをクリックし、Mantle Rewards Stationの公式ページにアクセスします。Mantle Rewards Stationの公式ページへ手順2ウォレットを接続できたら、「Unlock MNT」をクリックしてタブを切り替えます。手順3ステーキング解除したいMNTの数量を入力し、「Unlock」をクリックします。手順4メタマスクが立ち上がるので、ガス代(トランザクション手数料)などを確認して問題なければ、「確認」をクリックします。手順5「MNT Balance」の箇所から、ロック解除した数量が差し引かれていれば、ステーキングの解除は完了です。mShardsを請求する方法Mantle Rewards Stationで、mShardsを請求する方法を解説します。手順1以下のリンクをクリックし、Mantle Rewards Stationの公式ページにアクセスします。Mantle Rewards Stationの公式ページへ手順2ウォレットを接続できたら、「Claim Rewards」をクリックしてタブを切り替えます。「mShards Earned」の横にあるメタマスクのアイコンをクリックすると、ウォレットにmShardsのトークンを追加できるので、事前に追加しておいてもよいでしょう。手順3請求できるmShardsの数量が表示されるので、「Claim mShards」をクリックします。手順4メタマスクが立ち上がるので、ガス代(トランザクション手数料)などを確認して問題なければ、「確認」をクリックします。手順5画面上のmShardsの数量が0になっていれば、mShardsの請求は完了です。請求が完了すると、ウォレットにmShardsが反映されます。Mantle Rewards Stationに関する疑問Mantle Rewards Stationに関する質問と、それに対する回答を記載します。ステーキングはいつでも解除できる?ユーザーは、いつでもMNTのステーキングを解除できます。ステーキングの引き出し手数料は?ステーキングの引き出し手数料は、ガス代のみです。ガス代はMNTで支払います。報酬はどのように計算される?mShardsの報酬量は、Mantle Rewards StationにロックされたMNTの時間加重計算によって配分されます。つまり、多くのMNTを長時間ロックしたユーザーが、より多くのmShardsを受け取ることになります。報酬はいつでも請求できる?mShardsの請求は、キャンペーン期間中(2024年3月27日〜4月26日)にいつでも行うことができます。また、キャンペーン終了後も9日間は請求が可能です。Mantle Rewards Stationの利用は安全?Mantle Rewards Stationで報酬を得るためには、仮想通貨(暗号資産)MNTをステーキングする必要があります。つまり、スマートコントラクトを利用するため、ハッキングに合う可能性はゼロではありません。Mantleエコシステムのさらなる成長に期待Mantle Rewards Stationは、MNTホルダーに大きなインセンティブを与えるキャンペーンです。MNTの保有者は、MNTをステーキングするだけで報酬を獲得できます。今後もMNTの使い道が拡大されると、MNTホルダーが増加し、Mantleエコシステムの成長につながっていくと考えられるでしょう。
IS6FXがウェルカムボーナスをリニューアル!

IS6FXがウェルカムボーナスをリニューアル!

update2024.04.05 20:00

2024年4月2日、海外FX業者のIS6FX(アイエスシックスエフエックス)が、新規ユーザーを対象とするウェルカムボーナスのリニューアルを発表しました。従来のウェルカムボーナスとは異なり、リニューアル後は初回から3回目の入金までボーナスが付与されます。一方で、リニューアル後のボーナスには難点もあります。ユーザーによっては、希望する口座でボーナスを受け取れない可能性もあるので注意が必要です。口座の開設を検討している方は、新しいウェルカムボーナスの条件や注意点を確認しておきましょう。目次[非表示]ウェルカムボーナスがより豪華に3回の入金にボーナスを付与ボーナスの対象口座は抽選で決定抽選結果の確認方法ウェルカムボーナスの注意点ユニークなサービスを提供するIS6FXボーナスがさらに充実ウェルカムボーナスがより豪華に新しいウェルカムボーナスプログラムでは、最大36万円分のボーナスが付与されます。対象ユーザー本人確認が完了した新規ユーザー対象口座スタンダード口座EX口座対象となる入金方法銀行振込クレジットカード仮想通貨付与率1回目:100%2回目:50%3回目:30%ボーナス上限1回目:6万円2回目:10万円3回目:20万円対象ユーザー本人確認が完了した新規ユーザー対象口座スタンダード口座EX口座対象となる入金方法銀行振込クレジットカード仮想通貨付与率1回目:100%2回目:50%3回目:30%ボーナス上限1回目:6万円2回目:10万円3回目:20万円ウェルカムボーナスの詳細を確認するウェルカムボーナスの対象となるのは、口座開設・本人確認が完了した新規ユーザーです。リニューアル前のウェルカムボーナスを既に受け取っている方は対象外となります。対象口座はスタンダード口座とEX口座の2つです。マイクロ口座やプロゼロ口座、レバレッジ6,666倍口座などは本ボーナスの対象外となっています。3回の入金にボーナスを付与新しいウェルカムボーナスでは、1回目から3回目の入金ごとに付与率・付与額の上限が変化します。それぞれのボーナスを上限まで受け取るために必要な入金額は以下のとおりです。回数入金額1回目:100%(上限6万円)6万円2回目:50%(上限10万円)20万円3回目:30%(上限20万円)約67万円回数入金額1回目:100%(上限6万円)6万円2回目:50%(上限10万円)20万円3回目:30%(上限20万円)約67万円1回目は付与率100%が適用されるので、6万円入金すれば上限までボーナスを受け取れます。2回目の付与率は50%です。20万円入金することで上限の20万円のボーナスが付与されます。3回目の入金には30%の付与率が適用され、上限は20万円です。約67万円を入金することで上限いっぱいまでボーナスを受け取れます。ボーナスの対象口座は抽選で決定先に紹介した通り、ウェルカムボーナスの対象口座はスタンダード口座とEX口座です。しかし、実際にボーナスの対象となるかどうかは、抽選で決定します。スタンダード口座とEX口座の内、どちらか片方のみがボーナスの対象になることもあれば、両方が対象になるケースもあります。抽選の結果次第では、希望する口座がボーナスの対象外になってしまう点がこのボーナスの難点といえるでしょう。抽選結果の確認方法抽選結果はマイページで確認できます。手順1マイページにログインします。マイページにログイン手順2画面左の「入金/出金」をクリックします。手順3抽選結果が表示されます。ウェルカムボーナスの注意点ウェルカムボーナスを利用するにあたって、いくつか注意すべき点があります。サービス解約後に再度口座開設する場合は対象外ボーナスの出金は不可ボーナスチケット使用時はチケット優先ウェルカムボーナスは初めてIS6FXを利用するユーザーを対象とするボーナスです。過去に1度でもIS6FX(アイエスシックスエフエックス)を利用したことがあるユーザーは対象外です。そのため、サービス解約後に再度口座を開設しても対象外となります。ウェルカムボーナスを使用した取引で得た利益は出金できます。ただし、ボーナス自体は出金できないので注意しましょう。IS6FXでは、取引やログインで貯めたポイントを、ボーナスチケットに交換できるプログラムを提供しています。ボーナスチケットを使用してボーナスを受け取る場合、チケットが優先されます。ウェルカムボーナスを受け取りたい場合は、チケットを使用せずに入金しましょう。ユニークなサービスを提供するIS6FXIS6FX(アイエスシックスエフエックス)は、ユニークな独自のサービスで注目を集める海外FX業者です。サービスの運営歴は比較的浅いものの、年々サービスを充実させています。口座タイプマイクロ口座スタンダード口座プロゼロ口座レバレッジ6,666倍口座クリプト口座EX口座レバレッジレバレッジ6,666倍口座:最大6,666倍その他の口座:最大1,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:61【CFD/貴金属】:10【CFD/株価指数】:14【CFD/エネルギー】:3【CFD/仮想通貨】:71【CFD/株式】:20ボーナス口座開設ボーナスウェルカムボーナスポイントプログラム取引ツールMetaTrader4MetaTrader5サポート対応365日24時間メール受付なお、上記は2024年4月3日時点の情報です。IS6FXの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:IS6FXIS6FXでは最大6,666倍のレバレッジが適用されるレバレッジ6,666倍口座や、ポイントを現金に交換できるEX口座など、他のFX業者ではあまり見かけない口座を提供しています。また、独自のポイントサービスも提供しており、貯めたポイントを商品と交換したり、ボーナスチケットが当たるガチャに利用できます。ユニークなサービスがIS6FXの特徴です。キャンペーンも頻繁に開催しているので、ボーナスやポイントなど、海外FXならではのサービスを活用しながら取引したい方に向いているブローカーといえるでしょう。ボーナスがさらに充実IS6FX(アイエスシックスエフエックス)では、これまでも新規ユーザー向けのボーナスを提供していました。今回のウェルカムボーナスのリニューアルで、ボーナスがさらに充実したといえるでしょう。一方で、ボーナス付与の対象となる口座が抽選で決まるため、希望する口座でボーナスを受け取れない可能性もあります。この点が新しいウェルカムボーナスの難点です。希望する口座がボーナス付与の対象外となった場合、不満を感じるユーザーも多いでしょう。今後の改善に期待したいところです。
TradingViewで複数条件のアラート設定は可能?活用例を紹介

TradingViewで複数条件のアラート設定は可能?活用例を紹介

update2024.04.05 19:00

たとえプロトレーダーであっても、1日中チャートを見張ることはできません。アラートを事前に設定しておけば、必要なタイミングで相場をチェックできます。そのため、チャート分析ツールのアラート機能を使用しているトレーダーも少なくありません。TradingView(トレーディングビュー)ユーザーの中には、「複数条件のアラート設定」ができるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。結論から言うと、「2つ以上の条件を同時に満たした時に通知するアラート」を設定するにはPineスクリプトの編集が必須です。一方で「いずれかの条件が当てはまる場合のアラート通知」は、プランのアップグレードによって設定が可能となります。この記事では、TradingViewのアラート機能の特徴や活用方法などを紹介します。目次[非表示]TradingViewの複数条件設定2つ以上の条件を満たす場合のアラート通知いずれかの条件を満たした場合にアラート通知プランごとのアラート機能の違いTradingViewのアラート機能の特徴ワンクリックで簡単に設定できる描画ツールにも簡単にアラートを設定できるスマホやタブレットへの通知も簡単多彩な通知方法に対応アラート機能の具体的な活用例TradingViewで設定できるアラートの種類13種類のアラート条件を選択可能描画ツールにアラートを設定する方法カスタムインジケーターにアラートを設定する方法アラートを管理する方法通知メッセージをカスタマイズする方法TradingViewとMT4/MT5のアラート機能は何が違う?TradingViewのアラート機能を活用しようTradingViewの複数条件設定TradingView(トレーディングビュー)のアラート機能は、トレーダーにとって非常に有用なツールです。しかし、複数条件を設定する場合、いくつか注意点があります。複数条件の設定は2種類ありますので、順番に見ていきましょう。2つ以上の条件を満たす場合のアラート通知「2つ以上の条件を満たした場合にアラートで通知する」方法は、Pineスクリプトの知識が必要となります。専門的な知識が必要となるため、初心者にはハードルが高いかもしれません。PineスクリプトとはTradingViewが開発したプログラミング言語です。TradingViewのスクリプトエディターにて利用でき、アラート機能を含む追加機能の作成やカスタムインジケーターを開発できます。いずれかの条件を満たした場合にアラート通知「いずれかの条件を1つでも満たした場合にアラート通知」する方法に関しては、TradingViewのプランをアップグレードすることで利用できるようになります。無料のBasicプランでは限られたアラートしか利用できませんが、有料プランではより多くのアラートを活用することができます。具体的なプランの内容については、次のセクションで詳しくご紹介します。プランごとのアラート機能の違いTradingViewの基本機能は無料で利用可能です。無料プランはBasicと呼ばれており、最大5つのアラートが設定できます。プラン別のアラート設定数を表でまとめました。TradingViewのプラン設定できるアラート数料金Basic(ベーシック)5無料Essential(エッセンシャル)20月額14.95(約2,250円)Plus(プラス)100月額29.95(約4,500円)Premium(プレミアム)400月額59.95(約9,000円)設定できるアラート数Basic(ベーシック)5Essential(エッセンシャル)20Plus(プラス)100Premium(プレミアム)400料金Basic(ベーシック)無料Essential(エッセンシャル)月額14.95(約2,250円)Plus(プラス)月額29.95(約4,500円)Premium(プレミアム)月額59.95(約9,000円)TradingViewのプランを比較テキストテキストテキストPineスクリプトを変更せずに複数条件を設定したい場合、利用できるアラートの数が多いプランを選ぶことで、さまざまなインジケーターや売買シグナルを通知できます。そのため、外出先でもトレードの機会を逃しにくくなるでしょう。プランをアップグレードすると、設定できるアラームの数だけでなく、チャートに適用できるインジケーターの数や高度なチャート方式(新値足やポイント&フィギュア)の利用も可能になるなど、機能がより充実します。TradingViewのアラート機能の特徴TradingView(トレーディングビュー)のアラート機能には、以下のような4つの特徴があります。ワンクリックで簡単に設定できる描写ツールにも簡単にアラートを設定できるスマホやタブレットへの通知も簡単多彩な通知方法に対応それぞれの特徴を解説します。ワンクリックで簡単に設定できるTradingViewのアラート機能は非常に直感的で、ユーザーは条件をリストから選ぶだけでさまざまなアラートを設定できます。例えば、「売買シグナル発生時に通知」や「価格が特定レベルを超えた際に通知」といった条件でのアラートを簡単に設定できるので、プログラミングの知識は必要ありません。直感的な操作でアラートを設定できる点は、TradingViewの利点といえるでしょう。描画ツールにも簡単にアラートを設定できるTradingViewを初めて使うユーザーでも、描画ツールで簡単にアラートを設定できます。TradingViewでは、トレンドラインや平行チャネル、回帰トレンドなど、「ライン」「チャネル」に分類される描画ツールにアラートを設定できます。画像引用:TradingViewTradingViewは、ラインやチャネルを利用した手法を使用している人にとっても、扱いやすいチャート分析ツールといえるでしょう。スマホやタブレットへの通知も簡単TradingViewのアラートは、マルチプラットフォームに対応しています。つまり、スマートフォンやタブレット、デスクトップPCなど、さまざまなデバイスへ同時に通知することも可能です。アラートはスマホやタブレットのアプリ、Eメールに直接通知されるため、外出先でもアラート通知を受け取れます。TradingViewアプリを使用すれば、外出先でもリアルタイムで通知を受け取れるでしょう。また、TradingViewのアラートデータはクラウド上に保存されるため、ユーザーはMT4(MetaTrader4)やMT5(MetaTrader5)のようにVPS(バーチャル・プライベート・サーバー)を使用する必要がありません。ユーザーはTradingViewにアクセスし、設定を行うだけで、アラート通知を利用できます。特に、長時間の監視が必要なトレードスタイルを採用している場合、モバイルへの通知機能は非常に役立つでしょう。多彩な通知方法に対応TradingViewのアラート通知では、多くの通知方法を選択できます。アプリ内の通知やポップアップ通知、Eメール通知など、さまざまな通知方法に対応している点もTradingViewの特徴です。ユーザーは自分の好みや優先事項に合わせて、通知方法を選択できます。スマートフォンを使用する場合でも、高機能なアラート通知を利用できます。TradingViewアプリでは、画面上にポップアップ通知を表示したり、Eメール通知やプッシュ通知を利用することも可能です。アラート機能の具体的な活用例この章では、アラート機能の具体的な活用例を紹介します。アラート機能を利用すれば、常時、相場を監視する必要がなくなります。アップグレードプランを利用することで、複数の通貨ペアに対してアラート設定が可能になり、より多くの市場を効率的に監視できます。例えば、「平行チャネル」に「チャネルから出たとき」という条件でアラート設定をしておけば、トレンドが変わった際にチャンスを逃してしまう心配もなくなるでしょう。画像引用:TradingView特定の描画ツールにアラートが設定されている場合、描画したオブジェクトの基点付近に時計マークが表示されます。描画ツールを削除するとアラートも削除アラートが設定されている描画ツールを削除すると、アラート設定も消えてしまいます。誤って消さないために、ロックをあらかじめかけておくと安心です。TradingViewで設定できるアラートの種類TradingView(トレーディングビュー)のアラートは非常に多機能で、さまざまなトリガーや条件を設定できます。また、カスタムインジケーターにも対応しており、インジケーターの値を基にしたアラート設定も可能です。13種類のアラート条件を選択可能TradingViewでは、13種類の異なるアラートの条件を選ぶことができます。「交差」や「上に交差」、「下に交差」などの条件は、ローソク足と指定した価格が交差するタイミングで通知されます。これにより、価格の動きに迅速に対応できます。また、「より大きい」や「より小さい」といった条件もあり、これらは価格レートが設定価格を完全に上回った時や下回った時にアラートで通知されます。さらに、チャネルに関連するアラート条件も豊富です。「チャネルに入る」や「チャネルから出る」などの条件のほか、「上に移動」や「下に移動」などの条件も設定できます。描画ツールにアラートを設定する方法先に解説したようにTradingViewでは、描画ツールにもワンクリックでアラートを設定できます。トレンドラインやチャネルにアラートを設定する方法はシンプルです。上昇チャネルを例に、アラートを設定する手順を紹介します。手順1チャート上で「平行チャネル」を選択し、右クリックします。画像引用:TradingView手順2リストから「平行チャネルにアラートを追加」をクリックします。画像引用:TradingView手順3リストに表示されているアラート通知の条件を設定します。画像引用:TradingView手順4トリガーや有効期限、メッセージなどを設定して「作成」をクリックします。画像引用:TradingView番号項目名説明1トリガー下記の4種類から選択できます。1回限りバーにつき1回バーの終値毎に1回毎分1回2有効期限アラートの有効期間を設定できます。プランによって、設定できる期間は異なります。3アラート名任意のアラート名を設定できます。4メッセージメッセージを設定できます。関数を用いると、通知と同時に、終値やトリガーされたアラートの通貨ペア名など相場のリアルタイム情報を通知できます。カスタムインジケーターにアラートを設定する方法TradingViewでは、カスタムインジケーターがライブラリ上で公開されています。ライブラリで公開されているほとんどのカスタムインジケーターは、数値や特有の条件に基づいたアラート設定もできるようになっています。まずは、トレードに使用したいカスタムインジケーターをTradingViewに追加しましょう。ここでは、基本的なツールである「RSI」を例に解説します。手順1チャート上にRSIを表示し、選択します。画像引用:TradingViewTradingViewは、ラインやチャネルを利用した手法を使用している人にとっても、扱いやすいチャート分析ツールといえるでしょう。手順2選択した状態で右クリックし、リストから「RSIにアラートを追加」をクリックします。画像引用:TradingView手順3アラートを通知する条件を選びます。RSIであれば、ダイバージェンスの発生を通知したり、RSIの数値が一定以上/未満になった場合などにアラートを設定することができます。画像引用:TradingView手順4通知タブに移動し、使用する通知方法にチェックを入れます。通知方法が6種類表示されますが、日本国内では「Eメール-to-SMSを送信」はサポートされていません。日本国内では以下の5種類の方法を利用できます。アプリに通知ポップアップを表示Eメールを送信Webhook URLサウンドを鳴らす画像引用:TradingViewアラートを管理する方法TradingView(トレーディングビュー)のアラートは、画面右側の「アラート」タブで管理できます。画像引用:TradingViewアラート管理タブでは、以下のような操作が可能です。トリガーされた日時の確認アラートの並び替えアラートの検索アラートの非表示設定アラートタブを活用すればアラートを一括管理でき、必要な情報に迅速にアクセスできます。また、アラートタブからアラートを停止したり削除することもできるので、効果的にアラートを管理できるでしょう。通知メッセージをカスタマイズする方法TradingView(トレーディングビュー)では、通知メッセージをカスタマイズすることができます。通知メッセージに関数を設定すると、アラートが発せられた時点での価格や出来高などの変数も表示できます。通知メッセージに追加できる主な関数は以下のとおりです。関数説明アラートを設定した銘柄のティッカーシンボルアラートを設定した銘柄のブローカー, , , アラートがトリガーしたローソク足に対する終値、始値、高値、安値, アラートがトリガーしたローソク足の時刻、出来高アラートがトリガーされたチャートの時間足例えば、通知メッセージにアラートが発生したローソク足のOHLCを表示したい場合、メッセージに「, , , 」と追加します。画像引用:TradingView上記の関数をメッセージに追加しておくと、アラートで通知する際に該当するローソク足の終値や始値などが表示されます。TradingViewとMT4/MT5のアラート機能は何が違う?TradingView(トレーディングビュー)とMT4/MT5のアラート機能の主な違いは以下のとおりです。項目TradingViewMT4/MT5起動の必要性なし必要描画ツールのアラームワンクリック複雑なプログラミングインジケーターのアラームワンクリックプログラミングで設定各種通知設定ワンクリック個別に設定が必要起動の必要性TradingViewなしMT4/MT5必要描画ツールのアラームTradingViewワンクリックMT4/MT5複雑なプログラミングインジケーターのアラームTradingViewワンクリックMT4/MT5プログラミングで設定各種通知設定TradingViewワンクリックMT4/MT5個別に設定が必要TradingViewはクラウドベースのサービスなので、ユーザー側の端末を常に起動しておく必要がありません。MT4/MT5では常にPCを起動しておくか、VPSを利用する必要があります。先述のとおり、TradingViewでは描画ツールを使用してアラート設定が簡単に行えます。しかし、MT4/MT5で描写ツールにアラートを設定するには、プログラミングの知識・スキルが必要です。MetaTrader(メタトレーダー)とはMetaTraderとは、MetaQuotes社がリリースしたFXの取引プラットフォーム(ソフト)のことで、世界的に普及している取引プラットフォームです。現在、MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)の2つのバージョンが運用されていますが、海外FX業者では徐々にMT4からMT5への移行が進んでいます。加えて、TradingViewのアラート機能は、複雑なプログラミングの知識がなくても、カスタムインジケーターのアラート機能を利用できるように設計されています。これにより、多くのトレーダーがアラート機能を容易に利用できます。MT4/MT5のインジケーターの中には、アラート機能が実装されているものもありますが、アラートに対応していないケースも少なくありません。MT4/MT5のインジケーターにアラート機能を追加するにはプログラミングのスキルが必要です。先述のとおり、TradingViewでは簡単にメール通知やスマホ通知を設定することができます。これらの機能のおかげで、TradingViewのアラート機能はトレーダーにとって非常に扱いやすいツールとなっています。TradingViewのアラート機能を活用しようTradingView(トレーディングビュー)のアラート機能は、トレーダーの取引において非常に有用なツールです。この機能を活用することで、市場の動きに対して迅速かつ効果的に対応することが可能となります。基本的なアラート機能は無料で利用でき、チャート上から直感的に設定することができます。さらに、複数のデバイスにアラートを送信することも可能です。より高度なアラート機能やカスタマイズオプションを利用したい場合は、プレミアムプランの購読を検討すると良いでしょう。TradingViewのアラート機能をフルに活用し、効率的な運用を目指しましょう。
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利下げ期待の高まりで上値が重くなる展開!現役トレーダーポンドマンが4月のポンド相場を予想!

update2024.04.04 21:00

2024年4月のポンド相場は、英中銀の金融政策発表に注目!目次[非表示]4月のポンド円予想円買い介入が実施されるのか注目ポンド円のチャート分析4月のポンドドル予想FRBの年内利下げ期待後退でドルは底堅い!ポンドドルのチャート分析ポンドのファンダメンタルズ分析4月のポンド円予想円安圧力と介入警戒でポンド円はレンジ予想円買い介入が実施されるのか注目4月のポンド円は、円安圧力と介入警戒によるレンジ相場を予想しています。3月の日銀金融政策決定会合でマイナス金利を解除し、ETFやJ-REITの新規買い入れを終了させるなど金融正常化の第一歩を踏み出した日銀ですが、発表後は円売りが進みました。声明文や記者会見で「マイナス金利を解除したが、次々と利上げしていくということではない」などハト派姿勢を強調したことが要因だと考えられています。具体的には、マイナス金利を解除したもののゼロ金利政策(一部0.1%)を促し、加えて長期国債の買い入れは今まで通り大規模のまま続けていく方針です。またCP及び社債の買い入れは減額していき、1年後を目途に終了するとされています。個人的な見解としては、金融正常化というよりは、異次元の大規模緩和から通常の大規模緩和に戻っただけで、大規模緩和政策自体は継続しているのではないかと考えています。実際に2024年3月末時点で、円安基調は変わらず、主要通貨の中では円が最弱通貨となっているのです。このまま政策変更がなければ、金利差と貿易赤字などの実需面から円安が続くと考えています。ただし、円安が進みすぎたことで円買い介入が警戒され、円の上値が抑えられる展開にもなっています。3月27日には、すでに実弾介入の1歩2歩手前となる日銀・財務省・金融庁による3者会合が開催されました。3者会合が開催された次は、「レートチェック」や「準備完了」などの発言が出てきた後に実弾介入が行われます。以上より、円売りが進んだタイミングで口先介入・実弾介入を警戒して円の上値が重くなることで、ポンド円の上値が抑えられる展開を予想しています。円安基調だが、円買い介入の警戒感から上値が重く動きにくい!ポンド円のチャート分析3月末時点の、ポンド円日足チャートです。3月のポンド円は上昇トレンドを描いたものの、上値は抑えられています。画像引用:Tradingview押し目の第1ターゲット:190.4円押し目の第2ターゲット:187.9円押し目の第3ターゲット:186.2円画像引用:Tradingview戻りの第1ターゲット:193.5円戻りの第2ターゲット:195.4円戻りの第3ターゲット:197.9円4月のポンドドル予想上値が重いポンドと底堅いドルでポンドドルはレンジまたは下落予想!FRBの年内利下げ期待後退でドルは底堅い!4月のポンドドル相場は、上値の重いポンドと底堅い米ドルで組んでいたレンジの下抜けにチャレンジすると予想しています。3月FOMC(米連邦公開市場委員会)では経済見通し、インフレ見通しともに上方修正されました。また米国の強い経済と底堅いインフレが確認されたことで、見通し通りであれば利下げしなくてもよい状況ではないかと考えています。ただし、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は記者会見で、年内利下げに前向きな発言をしています。注目されていたドットチャートも、年内の利下げ予想回数は12月FOMCと変わらず3回を予想しており、FOMC後はドル売りが進みました。その後、来年・再来年におけるドットチャートの利下げ予想回数縮小や、「利下げ回数は年1回」などの要人発言が出てきたことで、利下げ期待が後退しドルは底堅いです。FRBが雇用市場に注目していることから、雇用統計などの指標結果が強ければ利下げ期待がさらに後退し、ドルが買われやすくなると考えています。雇用統計の結果と要人発言に注目!ポンドドルのチャート分析3月末時点での、ポンドドルの日足チャートです。3月のポンドドルは、レンジ相場となっています。画像引用:Tradingview押し目の第1ターゲット:1.247押し目の第2ターゲット:1.227画像引用:Tradingview戻りの第1ターゲット:1.272戻りの第2ターゲット:1.288ポンドのファンダメンタルズ分析4月のポンド相場は、徐々にポンドの上値が重くなっていく展開を予想しています。注目しているポイントは、要人発言です。3月の英中銀(BOE)金融政策会合(Monetary Policy Summary)では、英国中央銀行金融政策委員会(MPC)メンバー9名のうち8名が据え置きを支持し、ディングラBOE外部理事の1名のみが利下げを支持しました。4月は据え置きを支持している8名の理事のうち、どれだけが利下げ支持に移るのか、発言内容に注目しています。すでにベイリーBOE総裁は、「市場の利下げ見通しは妥当」「行動する前にインフレ率が2%になる必要はない」と、インフレ抑制よりも利下げを優先するような発言をしています。内容を見る限りではかなりハト派な内容となっており、近々利下げ支持に移ると考えられます。したがって、ベイリーBOE総裁に続いてどれだけのMPCメンバーから利下げに前向きな発言が出てくるのか注目です。MPCメンバーが利下げに前向きになるかを確認するために、経済指標にも注目したいと思います。ベイリーBOE総裁の発言では、インフレ率が2%まで落ち着いていなくてもよいということなので、CPI(消費者物価指数)が少しずつでも低下していればよいと考えています。注目したい経済指標は、GDPや小売売上高、雇用統計などです。これらの経済指標の結果が市場予想よりも大きく悪化していた場合、利下げ期待が高まり、ポンドの上値は抑えられると考えています。反対に強い結果となっても、ポンドの上昇は一時的でポンドの上値は抑えられていくと予想しています。英中銀は、物価よりも経済に重きを置いていると考えています。
バイナンスジャパンのシンプルアーンとは?仮想通貨の運用方法や各銘柄の利率を解説

バイナンスジャパンのシンプルアーンとは?仮想通貨の運用方法や各銘柄の利率を解説

update2024.04.04 19:30

国内取引所のバイナンスジャパン(Binance Japan)では、シンプルアーンと呼ばれる仮想通貨(暗号資産)の運用サービスを利用できます。当記事では、シンプルアーンの特徴や取扱い銘柄、利用方法などを解説します。目次[非表示]バイナンスジャパンのシンプルアーンとは貸し出し期間は固定報酬獲得のタイミング自動更新が可能シンプルアーンの対応銘柄と年利他社ステーキングサービスとの比較シンプルアーン利用時の注意点法定通貨建ての元本保証商品ではない報酬レートは変動する可能性がある早期解約時はペナルティがある売り切れる可能性があるメンテナンス中は申込み不可シンプルアーンで運用する方法多様な銘柄と手軽さが魅力バイナンスジャパンのシンプルアーンとは画像引用:バイナンスジャパンバイナンスジャパンのシンプルアーン(貸暗号資産)は、仮想通貨(暗号資産)を一定期間貸し出すことで、運用利回りが得られるサービスです。プラットフォームに資産を預けて金利収入を得ることから、一般的な仮想通貨レンディングのようなサービスだといえます。仮想通貨レンディングとは仮想通貨レンディングとは、保有する仮想通貨を貸し出して金利を得られるサービスです。仮想通貨を貸し出すだけでなく、金利を支払って借り入れることもできます。貸し出し期間は固定シンプルアーンでは、仮想通貨を貸し出す期間が固定されています。当記事執筆現在(2024年3月27日)、貸し出す銘柄によっても異なりますが、「14日」「15日」「30日」「60日」「90日」「120日」の貸し出し期間が設定されています。ユーザーは、自分が貸し出したい期間を選択して運用します。原則としてシンプルアーンの途中解約はできませんが、利用規約上ではバイナンスジャパンが認めた場合に限り、早期解約できることもあるようです。なお、早期解約をすると「未発生の報酬は受け取れなくなる」「すでに受け取り済みの報酬は返還する」というペナルティがある点には注意が必要です。報酬獲得のタイミングシンプルアーンでは、原則として資産を貸し出した翌日から報酬が発生します。報酬発生日の翌日の午前9時から午後5時(いずれも日本時間)の間に、現物ウォレットに報酬が配布されます。なお、報酬レート(APR)は毎日変更になる可能性があるため、常に一定とは限りません。APRとAPY年間の獲得報酬量を表す単位には、主にAPRとAPYが用いられます。APRは複利を考慮せずに計算されますが、APYの計算では複利が考慮されます。そのため同じ報酬額でも、どちらを用いて表すかによって数値が変わります。単位に何を用いるかは取引所によってさまざまです。自動更新が可能シンプルアーンでは、貸出の自動更新が可能です。自動更新を有効にした場合、期間満了時に再度仮想通貨の貸し出しが行われるため、継続的に運用したい方には便利です。ただし、その直前の貸し出しで発生した運用報酬に関しては、自動で再貸し出しは行われません。自動更新が無効になっていたり、何らかの理由で自動更新が利用できない場合、再貸付は行われず、現物ウォレットに資金が償還されます。シンプルアーンの対応銘柄と年利当記事執筆現在(2024年3月27日)、バイナンスジャパンのシンプルアーンでは、20種類の仮想通貨(暗号資産)を貸し出すことができます。以下は、貸し出せる銘柄の中でも時価総額が高い主要銘柄と、その年利をまとめた表です。なお、年利は2024年3月27日時点のものであり、今後変動する可能性があります。また、貸し出す期間によっても、適用される年利は異なります。通貨名年利(APR)BNB・15日:0.70%・30日:1.19%・60日:1.29%・90日:1.59%・120日:2.50%SOL・14日:2.50%・30日:4.30%・60日:4.80%・90日:7.00%・120日:8.90%NEAR・14日:2.90%・30日:4.80%・60日:6.00%・90日:6.90%・120日:8.00%ADA・30日:2.50%・60日:3.00%・90日:3.20%・120日:3.60%AVAX・14日:2.80%・30日:3.90%・60日:5.60%・90日:6.50%・120日:8.50%TRX・30日:2.90%・60日:3.30%・90日:4.20%・120日:4.90%MATIC・30日:3.60%・60日:4.20%・90日:4.50%・120日:5.50%DAI・15日:3.90%・30日:5.00%上記の通り、銘柄によって適用される年利は大きく異なります。基本的に貸し出す期間が長期になるほど、高い年利での運用が可能となります。ただし、長期間で貸し出すと、それだけ資金がロックされてしまうことを意味するため、運用期間中の価格変動リスクには注意が必要です。他社ステーキングサービスとの比較バイナンスジャパンだけでなく、他の取引所にも類似の仮想通貨(暗号資産)運用サービスはあります。以下はバイナンスジャパンと、大手海外取引所Bybit(バイビット)のステーキングサービスの年利を比較した表です(2024年3月27日現在)。なお、比較する銘柄は時価総額の大きいものに絞っています。通貨名バイナンスジャパンBybitBNB・15日:0.70%・30日:1.19%・60日:1.29%・90日:1.59%・120日:2.50%・積立:1.20%SOL・14日:2.50%・30日:4.30%・60日:4.80%・90日:7.00%・120日:8.90%・積立:1.20%・定期(30日):3.00%(*1)AVAX・14日:2.80%・30日:3.90%・60日:5.60%・90日:6.50%・120日:8.50%・積立:1.20%DAI・15日:3.90%・30日:5.00%・積立:4.50〜9.50%(*2)・定期(30日):2.50%(*1)・定期(60日):3.00%(*1)BNBバイナンスジャパンBybit・15日:0.70%・30日:1.19%・60日:1.29%・90日:1.59%・120日:2.50%・積立:1.20%SOLバイナンスジャパンBybit・14日:2.50%・30日:4.30%・60日:4.80%・90日:7.00%・120日:8.90%・積立:1.20%・定期(30日):3.00%(*1)AVAXバイナンスジャパンBybit・14日:2.80%・30日:3.90%・60日:5.60%・90日:6.50%・120日:8.50%・積立:1.20%DAIバイナンスジャパンBybit・15日:3.90%・30日:5.00%・積立:4.50〜9.50%(*2)・定期(30日):2.50%(*1)・定期(60日):3.00%(*1)(*1)当記事執筆現在(2024年3月27日)では完売しています。(*2)1,000DAIまでのステーキングには9.50%、1,000DAIを超えるステーキングには4.50%の年利が適用されます。バイナンスジャパンとBybitの大きな違いとして、固定運用期間の長さがあります。バイナンスジャパンでは、60日、90日、120日といった長期運用が可能であるのに対して、Bybitでは60日以上の期間が設定されている銘柄は多くありません。長期運用が可能なバイナンスジャパンの方が年利も高い傾向にあるため、年利を重視する方はバイナンスジャパンの利用がよいかもしれません。しかし、年利はやや低めでも、柔軟に運用したい方はBybitの方が使いやすいでしょう。シンプルアーン利用時の注意点シンプルアーンを利用する際の注意点として、以下などが挙げられます。法定通貨建ての元本保証商品ではない報酬レートは変動する可能性がある早期解約時はペナルティがある売り切れる可能性があるメンテナンス中は申込み不可法定通貨建ての元本保証商品ではないシンプルアーンは、仮想通貨(暗号資産)建ての元本保証商品であり、法定通貨建てで元本保証はしていません。仮想通貨の価格は常に上下しているため、対法定通貨での価値は変動します。例えば、1BNBをシンプルアーンで貸し出した場合、元本の1BNBは保証されます。しかし、貸し出し時には1BNB=8万円だったものが、償還時には1BNB=7万円に価格変動するといったことは起こり得ます。あくまでも、仮想通貨建ての元本保証商品であることを理解した上で、サービスを利用するようにしましょう。報酬レートは変動する可能性があるシンプルアーンの報酬レート(APR)は、毎日変動する可能性があります。例えば、貸し出し時点のAPRが5.0%と表示されていても、その後に5.0%より低い報酬レートに下がることもあります。また、シンプルアーンの報酬額は、貸出期間中の毎日のレートに基づいて決定されるため、日々の受け取り報酬額も申し込み時点の想定より少なくなる可能性があります。早期解約時はペナルティがあるシンプルアーンは貸出期間が固定であるため、原則として途中解約はできません。しかし、バイナンスジャパンが認めた場合に限り、運用途中での早期解約ができることもあります。早期解約をした場合は、「今後受け取る予定だった報酬が受け取れなくなる」「すでに受け取った報酬も返還する」というペナルティが課されます。売り切れる可能性があるシンプルアーン取り扱い銘柄の中でも、人気が高いものは売り切れになる可能性があります。売り切れになった銘柄は、シンプルアーンの申し込み画面で「売り切れ」と表示され、貸し出すことができません。画像引用:バイナンスジャパンメンテナンス中は申込み不可バイナンスジャパンでは、毎日午前8時50分から午前9時10分(いずれも日本時間)の時間帯に、システムメンテナンスが行われています。この間は、シンプルアーンの申込みや償還はできません。シンプルアーンで運用する方法バイナンスジャパンのシンプルアーンで、仮想通貨(暗号資産)を運用する方法を解説します。以下の手順で、仮想通貨を貸し出すことが可能です。ログインする銘柄を選ぶ預け入れ期間や数量を選ぶ注文を出す手順1以下のリンクをクリックし、バイナンスジャパンの公式ページにアクセスします。バイナンスジャパンの公式ページ手順2画面上部にある「運用」をクリックします。手順3画面を下にスクロールすると、シンプルアーンに対応している銘柄が一覧で表示されます。検索窓に通貨名を入力するなどして、銘柄を絞り込むことも可能です。手順4貸し出す銘柄が決まったら、貸付期間を選択して「サブスクリプション」ボタンをクリックします。手順5貸し出す金額を入力し、利用規約を確認します。利用規約の内容に問題がない場合、チェックを入れて「確認」をクリックします。また、デフォルトでは貸し出しの自動更新が設定されています。自動更新をしたくない方は、画面上部にある「自動更新」をクリックして、チェックを外しておきましょう。番号項目名説明1金額貸し出す金額を入力します。「最大」をクリックすると、ウォレット内にある全数量が入力されます。2利用規約シンプルアーンの利用規約を確認し、問題なければチェックボックスにチェックを入れます。3自動更新貸し出しの自動更新を設定できます。自動更新したい場合はチェックを入れ、自動更新したくない場合はチェックを外します。手順6以下の画面が表示されたら、シンプルアーンでの貸し出しは完了です。貸し出し中のポジションを確認したい場合、「保有の表示」ボタンをクリックします。手順7画面が切り替わり、貸し出し中のポジションを確認できます。自動更新の設定を変更したい場合、以下の画面でも設定を変えられます。多様な銘柄と手軽さが魅力バイナンスジャパンのシンプルアーンは、手軽に仮想通貨(暗号資産)を運用できるサービスです。手元に置いたまま運用していない仮想通貨をお持ちの方は、リスクを確認した上で、シンプルアーンを利用してみてもよいかもしれません。
Land Primeが春の100%SPボーナスを開催!

Land Primeが春の100%SPボーナスを開催!

update2024.04.03 20:30

取引環境に力を入れていることで知られている海外FX業者Land Prime(ランドプライム)が、春の100%SPボーナスを開催します。キャンペーン期間は2024年4月1日から5月31日までの2ヶ月間です。キャンペーン期間中にボーナス対象口座へ入金すると、入金額に対する100%のクレジットボーナスを最大100万円まで受け取れます。ただし、入金後に行った取引によって損失額が入金額の70%となった場合にのみ、今回の入金ボーナスを申請できる点には注意しましょう。目次[非表示]春の100%SPボーナスの概要入金と同時に反映されない春の100%SPボーナスの参加方法Land Primeとはキャンペーンの取引条件に注意春の100%SPボーナスの概要春の100%SPボーナスの開催期間は、2024年4月1日から5月31日までの2ヶ月間です。期間2024年4月1日~5月31日対象口座100% Spring Bonus口座対象ユーザー新規・既存ユーザーボーナス付与率100%最低入金額5万円1回のボーナス上限20万円ボーナス受取回数の上限5回春の100%SPボーナスの詳細はこちら今回のキャンペーンは、Land Prime(ランドプライム)の全ユーザーが対象です。100% Spring Bonus口座に5万円以上入金することで、一回の入金ごとに最大20万円のクレジットボーナスを受け取れます。なおクレジットボーナスにはクッション機能がついています。クッション機能とはクッション機能とは、自己資金がなくなってもボーナスが消滅せず、証拠金として取引を行うことができる機能です。ただしボーナス自体を出金することはできません。また入金ボーナスは、初回ボーナスの使用後から4回までリセットできます。つまり最大5回、100万円分のクレジットボーナスを受け取れるのです。ただしボーナスの付与額は、初回入金額を基準に決定される点には注意しましょう。入金と同時に反映されない今回のキャンペーンは、他の海外FX業者が開催しているような入金ボーナスと異なり、入金と同時にクレジットボーナスが反映されるわけではありません。入金後に取引を行った結果、損失額(含み損を含まない)が入金額の70%となった時点から、ボーナスを申請することができるのです。例えば20万円の入金を行った場合、取引による累計の確定損失額が14万円(20万円×70%)以上となった段階で初めて、20万円(20万円×100%)の入金ボーナスを申請できます。30日以内に入金と取引をする100% Spring Bonus口座を開設後、30日以内に入金を行わないと、自動的にボーナスの付与対象外となっているPro口座へ口座タイプが変更されてしまいます。また入金後30日以内に取引がない場合も同様にPro口座となってしまいます。ボーナス口座は1人1口座の開設となっているので入金と取引は早めに行いましょう。春の100%SPボーナスの参加方法今回の100%クレジットボーナスを受け取るためには、100% Spring Bonus専用口座を追加開設する必要があります。Land Prime(ランドプライム)の口座を開設していない方は、先に済ませておきましょう。口座認証をしておくLand Primeは、メールアドレスと電話番号さえあれば、数分で入金や取引を始められるエクスプレス口座に対応しています。ただしエクスプレス口座では追加でボーナス口座を開設できないので、身分証明書、居住証明書の提出を済ませておきましょう。手順1Land Primeのマイページにログインします。Land Primeへログイン手順2マイアカウントメニューにある「追加口座」をクリックします。手順3Promotion項目にて「100% Spring Bonus」を選択して、追加口座開設の手続きを進めてください。100% Spring Bonus口座の開設が完了したら、5万円以上の入金を行っていきます。Land Primeは以下4種類の入金方法に対応しています。執筆時点(2024年3月28日)ではクレジットカードによる入金は一時停止されています。国内銀行送金オンラインウォレット(bitwallet、STICPAY)仮想通貨送金(bitcoin、USDT)BINANCE PAYLand PrimeとはLand Prime(ランドプライム)は、世界各国でサービスを10年以上提供している海外FXブローカーです。口座タイププロ口座ECN口座最大レバレッジ2,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:62【CFD/貴金属】:3【CFD/株価指数】:11【CFD/エネルギー】:3取引ツールMetaTrader4(MT4)MetaTrader5(MT5)WebTraderサポート対応メール:(平日)午前10:00~午後6:00(日本時間)チャット:(平日)午前11:00~午後5:00(日本時間)なお、上記は2024年3月28日時点の情報です。Land Primeの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Land PrimeLand Primeでは、2,000倍のハイレバレッジを利用できるので資金効率を高めた取引が可能です。またスリッページやリクオートを防ぐため、高速で安定したサーバーを導入するなど、取引環境の向上にも力を入れています。キャンペーンの取引条件に注意Land Prime(ランドプライム)は2022年3月のリニューアル以降、ボーナスキャンペーンではなく、取引環境の向上に力を入れていました。しかし2023年11月以降、立て続けに入金ボーナスキャンペーンを開催しています。今回のキャンペーンは、最近開催されたボーナスキャンペーンの中で、ボーナスの付与率が最も高くなっています。ただしLand Primeでは、取引における禁止事項が厳格に定められており、過去には、違反取引による出金拒否が話題となりました。今回もクレジットボーナスを受け取るためには、損失額の特殊条件が設けられているので、事前に本キャンペーンの取引条件を確認しておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)関連のセミナーは怪しい?詐欺手口や被害に遭わないための対策を解説

仮想通貨(暗号資産)関連のセミナーは怪しい?詐欺手口や被害に遭わないための対策を解説

update2024.04.03 20:00

近年、仮想通貨(暗号資産)関連の詐欺が増えており、その中にはセミナーに参加させて仮想通貨への投資を勧誘する事例もあります。最初は怪しいと思っていても、言葉巧みに誘導されて契約してしまうケースも少なくありません。この記事では、セミナーを利用した詐欺手口や事例、詐欺に遭わないための対策、詐欺に遭ってしまった場合の対処法を解説していきます。目次[非表示]仮想通貨に関する相談件数が増加セミナーを利用した詐欺手口ラグプル(出口詐欺)マルチ商法仮想通貨セミナーでのトラブル事例詐欺に遭わないための対策「必ず儲かる」は詐欺を疑う話題性のあるキーワードに注意する暗号資産交換業者の登録があるか確かめる不安に感じたら公的機関に相談する詐欺に遭ってしまったときの対処法クレジットカードや銀行口座を停止する公的機関に相談するセミナー参加の判断は慎重に仮想通貨に関する相談件数が増加近年、仮想通貨(暗号資産)に関するトラブルの相談件数は、増加傾向にあります。2016年度の仮想通貨関連の相談件数は1,000件未満でした。それ以降は年間3,000件前後で推移しており、2021年度には5,000件を超えています。(*1)画像引用:国民生活センター相談者の年齢層は、40〜70代の中高年層が多い一方、近年は20〜30代の若年層の相談も増加傾向です。寄せられる相談の中には、セミナーを利用した詐欺に関するものもあります。次に、具体的な手口を見ていきましょう。(*1)2021年度に行った改正により、2020年度以前と2021年度以降での時系列の比較はできないとしています。セミナーを利用した詐欺手口仮想通貨(暗号資産)のセミナーを利用した詐欺の代表的な2つの手口を紹介します。ラグプル(出口詐欺)マルチ商法ラグプル(出口詐欺)ラグプル(出口詐欺)とは、仮想通貨プロジェクトの開発者などが投資家から資金を調達したあと、得た資金を持ち逃げする詐欺です。ラグプルの由来ラグプルは英語で「Rug Pull」と表記し、「Rug」は「絨毯」、「Pull」は「引っ張る」を意味します。絨毯の上に立っている人が絨毯を引っ張られて倒れてしまう様子が、いきなり資金を持ち逃げされる投資家に似ていることから、このように呼ばれるようになりました。セミナーでは高配当や、仮想通貨の知識がなくても自動で利益が発生することなど、魅力的な話で投資家を惹きつけるのが一般的です。資金を預け入れると、運営側が何か理由をつけてお金を返してくれなかったり、連絡が取れなくなったりして詐欺だと気づきます。マルチ商法マルチ商法とは、投資グループに参加するよう誰かに勧めたり、仮想通貨の投資システムの利用を促したりして勧誘に成功した場合、紹介料を得る商法です。勧誘されて投資グループの一員となった人が、今度は勧誘する側に回ることで、販売組織を拡大させていきます。マルチ商法自体は違法ではありません。しかし実際は、事業者の実態や投資の仕組みがよくわからない上、解約や返金を求めても応じてもらえないケースも多く、問題の多い取引形態として規制されています。マルチ商法ではこれまで、健康食品や化粧品といった形のある商品を扱う事業者が多く見られました。しかし、最近では仮想通貨をはじめ、形のない商品を扱う「モノなしマルチ」が増えています。仮想通貨などの投資ビジネスに知人を誘った結果、その知人も被害を受ける場合があります。最初は被害者だった人が加害者にもなり得る点が、マルチ商法の怖いところです。仮想通貨セミナーでのトラブル事例消費生活センターや国民生活センターには、仮想通貨(暗号資産)セミナーに関する以下のようなトラブル事例が報告されています。事例1副業に興味を持つ人が狙われた事例です。被害女性は副業に関するメールマガジンを購読しており、そこで紹介されたセミナーに参加しました。セミナーでは「仮想通貨を購入して、海外業者に預けると1日1%の配当がつく」「預け入れから20日経てば、いつでも出金できる」などと説明されて契約することにしたといいます。契約後、別の仮想通貨業者から購入した150万円分の仮想通貨を、セミナーで紹介された海外業者に預け入れました。20日経ったため出金を申し出たところ、理由をつけて出金に応じてもらえず、不審に思い相談したとのことです。事例2職場でもセミナーを利用した詐欺被害に遭う可能性があります。20代の男性が職場の同僚に「AIが判断して暗号資産に投資するシステムで儲かっているから、一緒にやらないか」と誘われ、参加したセミナーで契約を勧められました。消費者金融で借りた60万円を同僚に渡した男性は、最初は預け入れた60万円が運用で増えている様子をスマホで確認できました。しかし、その後ログインできなくなり、見られなくなったといいます。同僚に「やめたい」「返金してほしい」と伝えると、「仮想通貨に変えて返金する」などと言われたあと、連絡が取れなくなってしまいました。この男性は、誰かを勧誘すると紹介料がもらえるという話も聞いていたということです。事例3仮想通貨セミナーを通じたマルチ商法の事例です。被害女性は、知人から仮想通貨の投資システムを紹介され、オンラインセミナーを受講しました。セミナーでは投資会社から「アプリのシステムを使えばお金が儲かる」「誰かに紹介するとお金が入ってくる」などと説明され、投資しているという人の体験談も聞いたといいます。女性は投資システムを利用するために14万円を振り込み、それとは別に、仮想通貨に投資するための100万円も振り込んだとのことです。後になって怪しいと感じましたが、連絡手段がメッセージアプリだけで、投資会社の住所や電話番号は不明でした。消費生活センターに相談し、アドバイスに基づいてメッセージアプリを通じて連絡したところ、クーリング・オフをしてもらえることになったようです。詐欺に遭わないための対策セミナーを利用した詐欺に遭わないためには、次のような対策が有効です。「必ず儲かる」は詐欺を疑う話題性のあるキーワードに注意する暗号資産交換業者の登録があるか確かめる不安に感じたら公的機関に相談する「必ず儲かる」は詐欺を疑うセミナーを利用した詐欺では、仮想通貨(暗号資産)への投資の仕組みを説明する際、「必ず儲かる」「値上がりする」「高配当がつく」という魅力的な言葉がよく使われます。しかし本当に必ず儲かるのであれば、セミナー主催者が自分で投資すれば良いわけで、他人に教える必要はありません。つまり、何かしら裏がある可能性が高いということです。このようなセミナーを通じて仮想通貨を購入すると、儲かるどころか支払ったお金も戻ってこないのがよくあるパターンです。仮想通貨は市場の需要と供給のバランスによって価格が変動し、必ず儲かる保証はありません。「必ず儲かる」という内容の説明をしてくる事業者は、詐欺の可能性が高いと疑いましょう。話題性のあるキーワードに注意するセミナーを利用した詐欺では、次のような話題性のあるキーワードを使って勧誘してくることがあります。AI(人工知能)を使った運用システム仮想通貨のマイニングアービトラージで利益を得るマイニングとはマイニングとは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)型のブロックチェーンの維持に貢献して、報酬として仮想通貨を得ることを指します。PoS(プルーフ・オブ・ステーク)型のブロックチェーンの場合はステーキングと呼ばれます。アービトラージとはアービトラージとは、同一の価値を持つ商品において一時的に発生する価格の歪みを利用して利益を狙う取引手法です。日本語では「裁定取引」や「サヤ取り」とも呼ばれています。これらのキーワードを使っているからといって、必ず詐欺に当てはまるというわけではありません。ただ、仮想通貨に関心があるものの、知識がまだあまりない人を狙ってこのようなキーワードを使い、興味を惹こうとする悪質な業者がいるのも事実です。どこかで聞いたことがあるけれど、意味がいまいちわからないキーワードを使って勧誘された場合、安易に契約せず詐欺を疑うことも大切です。暗号資産交換業者の登録があるか確かめる国内で仮想通貨と法定通貨の交換サービスや、仮想通貨同士の交換サービスを行うためには、暗号資産交換業者として金融庁・財務局への登録が義務づけられています。登録していない事業者は、詐欺の可能性が高まります。セミナーなどで勧誘された場合は、契約先が暗号資産交換業者の登録があるかを確かめましょう。登録事業者は、金融庁のホームページから確認できます。暗号資産交換業者の登録一覧不安に感じたら公的機関に相談する仮想通貨の勧誘などで少しでも不安を感じた場合は、1人で抱え込まず、近くの消費生活センターなどに相談しましょう。適切なアドバイスをしてくれ、詐欺に遭う確率を下げられます。消費者ホットライン「188(いやや!)」番に電話をすると、住んでいる地域の市区町村や都道府県の消費生活センターなどを案内してくれます。詐欺に遭ってしまったときの対処法もし詐欺に遭ってしまったときは、次のように対処することで、被害の拡大防止や解決につながります。クレジットカードや銀行口座を停止する公的機関に相談するそれぞれの対処法を詳しくご紹介します。クレジットカードや銀行口座を停止する詐欺被害がそれ以上広がらないよう、仮想通貨(暗号資産)関連の支払いで使用したクレジットカードや銀行口座の利用を一時的に停止しましょう。また、振り込み先の金融機関に相談すると、「振り込め詐欺救済法」に基づいて犯人の口座から資金を取り戻せることもあります。振り込め詐欺救済法とは振り込め詐欺救済法は、振り込め詐欺などの被害者を救済するための法律です。犯罪利用された口座から被害者への払い戻しの手続きなどを定めています。ただし、犯人が口座からお金を引き出してしまい残金がゼロである場合は、原則として被害額を取り戻せません。口座に残金があったとしても、その残金が被害額よりも少ない場合は、全額を取り戻すことは難しいでしょう。そのため、被害に遭ったことがわかったら、すぐに金融機関に連絡することが大切です。公的機関に相談する国は、仮想通貨被害に関するトラブルの相談窓口を設けています。各相談窓口の名称と電話番号は以下のとおりです。金融庁 金融サービス利用者相談室 :0570−016811消費者ホットライン:188(局番なし)警察相談専用電話:#9110これらの機関に連絡すると、専門の相談員が、具体的な対処法や取るべき行動についてアドバイスをしてくれます。相談するときには、自分でまとめておいた詐欺記録を提示すると、よりスムーズな対処につながるでしょう。セミナー参加の判断は慎重に仮想通貨(暗号資産)関連のセミナーは多数開催されており、その中には安全性の高いものがある一方で、詐欺を目的としたものも少なくありません。セミナーに参加する場合、説明された投資の仕組みなどが信頼できるものか見極め、怪しいと思ったらきっぱりと断ることが大切です。また、セミナーに誘われた時点で不審に感じたら、必要に応じて公的機関などに相談した上でそもそもセミナーに参加しないことが、被害を避けるためのもっとも効果的な対策といえるでしょう。出典元:知人からの勧誘、セミナーでの勧誘による仮想通貨の購入トラブルにご注意―「必ず儲かる」という言葉は信じないで!―https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170330_1.pdfSNSやマッチングアプリ、友人・知人からの誘いをきっかけとした暗号資産のトラブル-その話、うのみにしないで-https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220804_1.html【相談】暗号資産への投資を持ちかけるマルチ商法にご注意ください!https://www.aca.or.jp/trouble/post-8062/
TradingViewのスケール自動設定の方法!ログスケールについても解説

TradingViewのスケール自動設定の方法!ログスケールについても解説

update2024.04.03 19:30

TradingViewは多くのトレーダーに愛用されるチャート分析ツールですが、初心者が直面しがちな問題の一つがスケール設定の扱いです。よくある悩みとして、何らかの設定変更後にチャートが上下に圧縮されてしまったり、チャートをスクロールするとローソク足が画面から消えてしまったりする問題があります。このような表示問題は、スケールの自動設定機能を利用することで簡単に解決可能です。この記事では、TradingViewにおけるチャートの拡大・縮小方法やスケール設定の基本、ログスケール設定を含むスケール設定全般について詳しく解説します。目次[非表示]スケール設定のトラブルシューティングチャートの自動スケール設定・対数チャート設定自動スケール設定ボタンを常時チャート上に表示する方法TradingViewのログスケール機能TradingViewチャートの基本操作チャートの拡大・縮小時間軸の変更方法TradingViewは直感で操作できるスケール設定のトラブルシューティングTradingViewでチャートが上下に圧縮されたり、スクロール時にローソク足が見えなくなったりする問題の解決策を紹介します。例えば、チャートの価格目盛りを上下にドラッグして画面を拡大や縮小することで、より広い価格範囲のチャートを確認できます。ただし、このような操作を行うと、TradingViewの「チャートの自動スケール設定」が解除されてしまうのです。設定が解除されると、チャートを横にスクロールした際に表示範囲外に移動したローソク足が画面から消えてしまったり、歪んだりなどの表示問題が起こりえます。このような表示問題は、「チャートの自動スケール設定」を再度有効化すれば解決します。チャートの自動スケール設定とは、チャートの表示範囲を自動で調整し、ローソク足を常に適切に表示してくれる機能です。チャートの自動スケール設定・対数チャート設定以前は、チャート画面右下に「自動」と書かれた設定ボタンがありました。しかし執筆時点(2024年2月)におけるデフォルト設定では、「チャートの自動スケール設定」は画面上に常に表示されていません。チャートの自動スケール設定の方法について解説します。手順1チャートを開いた後、チャートの右下にカーソルを移動させます。画像引用:TradingView手順2右下にカーソルを合わせると、「A・L」という表示がされます。「A(自動:データを画面に合わせる)」をクリックすると、スケールがチャートに合わせて自動調整されます。「L(対数)」をクリックすると、対数チャート(ログスケール)がONとなります。TradingViewのログスケール機能とは画像引用:TradingView自動スケール設定ボタンを常時チャート上に表示する方法自動スケール設定ボタンを常時表示する方法を解説します。手順1チャート右下の歯車ボタンを左クリックします。メニュー一覧が表示されますので、「設定」をクリックします。チャート上の歯車ボタンをクリックした場合は、設定画面が1ステップで表示されます。画像引用:TradingView手順2価格スケールの設定欄にある「スケールモード(AとL)」を、「常に表示」に変更します。画像引用:TradingView手順3上記の設定が完了すると、チャート画面右下に「A(自動スケール調整)」「L(対数目盛り表示)」ボタンが常に表示されるようになります。画像引用:TradingViewTradingViewのログスケール機能通常のチャートでは、縦軸が価格となっています。為替取引であれば、全く問題はありませんが、仮想通貨(暗号資産)や新規上場の株式のような、チャート変動が大きな銘柄の場合、通常のチャートでは過去の変動が確認しにくいのです。そこでTradingViewのログスケール(別名:対数チャート)機能を使います。ログスケールとは、価格変動の割合に基づいてチャートを表示し直す機能です。例えば、仮想通貨のビットコイン円(BTC/JPY)が、10万円から20万円の上昇、100万円から150万円の上昇をしたとします。両者の値幅を考えると、前者は10万円で後者は50万円です。しかし、変動率に関しては、前者は2倍になっているのに対し後者は1.5倍と小さな値となります。通常チャートでは100万円から150万円の値幅の方が大きく表示されます。しかし対数チャートでは変動率に従って表示されるため、10万円から20万円の方が値幅が大きく表示されるのです。通常のチャートと対数チャートをビットコイン円(BTC/JPY)で比較してみましょう。下記のチャートはビットコイン円の月足チャートです。左側に対数チャート、右側に通常チャートを表示しています。画像引用:TradingView右側の通常チャートでは、仮想通貨の黎明期である2016年~2018年頃の価格変動が確認できず、ビットコイン円がバブルのように急激に上昇しているのが確認できます。一方、左側の対数チャートでは、初期の頃の価格変動もしっかり確認でき、かつ直近の値動きの変動率がさほど大きくないことも分かります。またログスケールで変動割合に注目することで、割合を重視する「フィボナッチリトレースメント」や「ボリンジャーバンド」などのツールを正しく活用するためにも役立つのです。チャートの自動スケールと対数チャート設定TradingViewチャートの基本操作チャートを拡大縮小したいときや、より広い価格範囲のチャートを確認したいときは、マウス操作によってスケール変更ができます。また、時間軸の変更もキー操作のみで手順は簡単です。チャートの拡大・縮小チャート画面の拡大縮小(横軸:時間)はマウスホイールの上下で変更ができます。ホイールを手前に引くとスケールが拡大、前に押すとスケールの縮小ができます。縦軸(価格)は価格レートをドラッグするとローソク足が上下に伸びます。また、価格のみ、時間軸のみを拡大・縮小したい場合、各軸をマウスでドラッグしてください。具体的な操作方法は以下のとおりです。価格(縦軸)の範囲を広げたい場合縦軸を上方向へドラッグ価格(縦軸)の範囲を縮小したい場合縦軸を下向きにドラッグ時間の範囲を拡げたい場合横軸を左へドラッグ時間の範囲を狭めたい場合横軸を右へドラッグ表示を元に戻す方法としては、時間軸や価格軸のどちらかでダブルクリック、またはチャート上のナビゲーションメニュー内にある「チャート表示のリセット」ボタンをクリックします。時間軸の変更方法日足から1時間足というように、時間軸をキー操作で簡単に変更できる方法を紹介します。操作方法としては、時間軸を変更したいチャート上で、任意の数字を入力するのみです。例えば、1分足に変更したい場合は「1」、1時間足に変更したい場合は「1H」と入力します。任意の数字で時間軸を調整できるため、3分足(3)や2時間足(2H)といったMT4やMT5のデフォルトでは用意されていない時間軸も表示できます。画像引用:TradingView時間足ショートカット1分足15分足51時間足1H、604時間足4H、240日足1D週足1W月足1MTradingViewは直感で操作できる以前のバージョンと異なり、執筆時点(2024年2月)のデフォルト設定ではチャート画面右下に「自動」と書かれた設定ボタンがありません。したがってチャート右下にカーソルを合わせたときに表示される自動スケール設定の「A」ボタン、対数ログスケール設定の「L」ボタンから変更する必要があります。常時表示させたい場合は、設定画面における「スケールモード(AとL)」の設定を変更してください。また、ログスケールは、仮想通貨(暗号資産)や急激に上昇した株価指数、個別株の表示の際に役立ちます。TradingViewではチャートの拡大・縮小や時間軸のマウスやキー操作で直感的に操作できるようになっており、初心者の方でも使いやすいツールだといえます。
Exnessのプロ口座における成行約定の選び方とは?即時約定との違いも解説

Exnessのプロ口座における成行約定の選び方とは?即時約定との違いも解説

update2024.04.03 19:00

Exness(エクスネス)は、無制限レバレッジやロスカットレベルが0%など、取引環境が優れていることで知られている海外FX業者です。Exnessでは、経験豊富なトレーダーに向けてプロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座という3種類のプロフェッショナル口座が提供されています。中でもプロ口座では、唯一約定方法として「即時約定」または「成行約定」どちらを利用するか選択できます。即時約定と成行約定にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、トレードスタイルに合わせて選ぶ必要があるのです。この記事では、プロ口座を利用する際に他の口座タイプと比較すべき取引条件を紹介します。そしてその比較結果に基づいてプロ口座を選んだ際に、どのようにして成行約定か即時約定を選べばよいのかについても解説します。目次[非表示]Exnessにおける3つのプロ口座の違い 主要通貨ペアの取引コストプロ口座とゼロ口座・ロースプレッド口座の違い約定方法取引コスト取引手数料プロ口座の成行約定と即時約定の違い成行約定即時約定Exnessのプロ口座における成行約定の選び方手順1:対象銘柄の取引コストの比較手順2:プロ口座では即時約定を優先手順3:リクオートが多い場合は成行約定を選択手順4:即時約定と成行約定の損益を比較プロ口座において即時約定または成行約定を指定する方法Exnessのプロ口座における成行約定の注意点成行約定はスリッページが発生するMT4の注文パネルに即時約定と表示されるExnessではプロ口座の取引条件で成行約定を利用できるExnessにおける3つのプロ口座の違い Exness(エクスネス)では、経験豊富なトレーダーのニーズに応えるために「プロ口座」と「ゼロ口座」、「ロースプレッド口座」という3種類のプロフェッショナル口座を提供しています。各口座タイプの取引条件を比較しました。取引条件プロ口座ゼロ口座ロースプレッド口座約定方法成行約定または即時約定(*1)成行約定スプレッド0.1pips~0.0pips~取引手数料無料片道0.2ドル/ロット~最大片道3.5ドル/ロット最大レバレッジ無制限ロスカット水準0%ゼロカットありロット単位10万通貨最小注文数1,000通貨最大注文数2,000万通貨最大ポジション数無制限スワップフリーあり取扱銘柄FX通貨ペア、貴金属、エネルギー、個別株式、株価指数、仮想通貨(暗号資産)取引ツールMetaTrader4/5、WebTrader、独自アプリプロ口座約定方法成行約定または即時約定(*1)スプレッド0.1pips~取引手数料無料最大レバレッジ無制限ロスカット水準0%ゼロカットありロット単位10万通貨最小注文数1,000通貨最大注文数2,000万通貨最大ポジション数無制限スワップフリーあり取扱銘柄FX通貨ペア、貴金属、エネルギー、個別株式、株価指数、仮想通貨(暗号資産)取引ツールMetaTrader4/5、WebTrader、独自アプリゼロ口座約定方法成行約定スプレッド0.0pips~取引手数料片道0.2ドル/ロット~最大レバレッジ無制限ロスカット水準0%ゼロカットありロット単位10万通貨最小注文数1,000通貨最大注文数2,000万通貨最大ポジション数無制限スワップフリーあり取扱銘柄FX通貨ペア、貴金属、エネルギー、個別株式、株価指数、仮想通貨(暗号資産)取引ツールMetaTrader4/5、WebTrader、独自アプリロースプレッド口座約定方法成行約定スプレッド0.0pips~取引手数料最大片道3.5ドル/ロット最大レバレッジ無制限ロスカット水準0%ゼロカットありロット単位10万通貨最小注文数1,000通貨最大注文数2,000万通貨最大ポジション数無制限スワップフリーあり取扱銘柄FX通貨ペア、貴金属、エネルギー、個別株式、株価指数、仮想通貨(暗号資産)取引ツールMetaTrader4/5、WebTrader、独自アプリ(*1)即時約定を選んだ場合でも、仮想通貨の取引では成行約定が適用されます。各口座タイプの主な違いは、約定方法・スプレッド・取引手数料です。その他にも複数の取引条件があるものの、Exnessのプロフェッショナル口座間では口座タイプによる違いはありません。また、特定の口座タイプがボーナスや手続き面で優遇されることもないため、取引口座を選ぶ際の比較基準は約定方法やスプレッド、取引手数料となります。主要通貨ペアの取引コストトレーダーがExnessに支払う取引コストは、スプレッドと取引手数料の合計です。利益率を少しでも高くするには、各口座タイプのスプレッドや取引手数料を単独で比較するのではなく、総合的な取引コストを比較して、最もコストの低い口座タイプを選ぶことが重要です。主要通貨ペア1ロットあたりの取引コストを、1ヶ月間の平均値で比較します。取引コストは、1ロット往復取引した際の手数料をpips換算し、スプレッドと合計して算出しています。計算には、執筆時点(2024年3月)におけるMyforexのリアルタイムスプレッド比較ツールの値を用いています。参照:https://dp.myforex.com/ja/spread/realtime/銘柄プロ口座(pips)ゼロ口座(pips)ロースプレッド口座(pips)USDJPY1.21.51.5EURJPY1.81.91.7GBPJPY2.32.82.2AUDJPY1.61.61.6EURUSD0.70.80.8GBPUSD0.91.00.9AUDUSD1.01.11.0プロ口座(pips)USDJPY1.2EURJPY1.8GBPJPY2.3AUDJPY1.6EURUSD0.7GBPUSD0.9AUDUSD1.0ゼロ口座(pips)USDJPY1.5EURJPY1.9GBPJPY2.8AUDJPY1.6EURUSD0.8GBPUSD1.0AUDUSD1.1ロースプレッド口座(pips)USDJPY1.5EURJPY1.7GBPJPY2.2AUDJPY1.6EURUSD0.8GBPUSD0.9AUDUSD1.01ヶ月平均の取引コストを比較すると、プロ口座またはロースプレッド口座が狭い傾向にあります。特にドル円(USDJPY)については、プロ口座がゼロ口座やロースプレッド口座と比較して20%狭いことが分かりました。一方、ロースプレッド口座とゼロ口座とでは、ポンド円(GBPJPY)を除いて、主要通貨ペアの取引コストはほぼ同水準です。取引時間帯別のスプレッド拡大は無視できるExnessでは変動方式のスプレッドを採用しているため、取引時間帯によってスプレッドが大きく広がることがあります。執筆時点(2024年3月)におけるドル円の3日間にわたるリアルタイムスプレッドを調査しました。3つのプロフェッショナル口座のスプレッドが広がるタイミングは同じであり、上記ではニューヨーク市場の閉場前から東京市場の開場後にかけてスプレッドが拡大しています。このようなスプレッドの拡大は、通貨ペアに限らず、多くのCFD銘柄でも同様の現象が確認されました。したがってExnessでの取引では、取引コストを節約するために時間帯に応じて口座タイプを切り替える必要はないと言えます。プロ口座とゼロ口座・ロースプレッド口座の違いExness(エクスネス)のプロ口座、ゼロ口座、ロースプレッド口座の違いについて、以下の3点をみていきましょう。約定方法取引コスト取引手数料約定方法各口座タイプの約定方法は以下の通りです。口座タイプ約定方法プロ口座成行約定または即時約定ゼロ口座成行約定ロースプレッド口座成行約定Exnessでは、プロ口座のみ成行約定または即時約定から約定方法を選択できます。一方でその他の口座タイプでは成行約定が一律適用されます。成行約定と即時約定の違いはこちら取引コストプロフェッショナル口座において、全ての銘柄で一様に特定の口座タイプの取引コストが最も低くなるわけではありません。例えば主要通貨ペアにおける取引コストの比較では、ゼロ口座の取引コストが高い傾向にありましたが、仮想通貨(暗号資産)では最も低い傾向が見られました。以下は、執筆時点(2024年3月)におけるビットコイン(BTCUSD)の1ヶ月間にわたる取引コストの推移です。各プロフェッショナル口座のスプレッドは同じように拡大縮小し、スプレッドが拡大してからもゼロ口座が最も低いという順番に変わりありません。参考データとして、各取引銘柄における1ヶ月平均の取引コストを見てみると、銘柄によって取引コストが低い口座タイプが異なることが分かります。主要銘柄(商品)プロ口座(pips)ゼロ口座(pips)ロースプレッド口座(pips)ドル円(通貨ペア)1.21.51.5ビットコインドル(仮想通貨)22.416.319.6ゴールドドル(貴金属)1.31.61.4WTI原油(エネルギー)1.72.81.7S&P500(株価指数)1.11.01.5マイクロソフト(個別株)0.90.10.8ドル円(通貨ペア)プロ口座(pips)1.2ゼロ口座(pips)1.5ロースプレッド口座(pips)1.5ビットコインドル(仮想通貨)プロ口座(pips)22.4ゼロ口座(pips)16.3ロースプレッド口座(pips)19.6ゴールドドル(貴金属)プロ口座(pips)1.3ゼロ口座(pips)1.6ロースプレッド口座(pips)1.4WTI原油(エネルギー)プロ口座(pips)1.7ゼロ口座(pips)2.8ロースプレッド口座(pips)1.7S&P500(株価指数)プロ口座(pips)1.1ゼロ口座(pips)1.0ロースプレッド口座(pips)1.5マイクロソフト(個別株)プロ口座(pips)0.9ゼロ口座(pips)0.1ロースプレッド口座(pips)0.8取引手数料各口座タイプの取引手数料は以下の通りです。口座タイプ取引手数料プロ口座無料ゼロ口座片道0.2ドル/ロット~ロースプレッド口座最大片道3.5ドル/ロット取引手数料は銘柄ごとに決められています。プロ口座では全銘柄の取引手数料が無料のため、取引にかかるのはスプレッドのみです。ただし、さきほど取引コストを比較したことでも分かる通り、取引手数料がかかるゼロ口座やロースプレッド口座の取引コストが必ずしも高いわけではありません。経費計上の手間を省ける取引手数料は確定申告において必要経費として計上できる費用ですが、Exnessでは口座残高から自動的に差し引かれるため、確定申告の際に経費として計上する必要はありません。プロ口座の成行約定と即時約定の違いExness(エクスネス)のプロ口座で選択できる「成行約定」と「即時約定」の違いについて、トレーダーの注文が約定されるまでの流れを通じて確認しましょう。Exnessでは、まずカバー先の金融機関から価格情報を収集します。その中から、トレーダーにとって最良の価格を選び、そのままの価格やスプレッドを上乗せした価格を提示しています。トレーダーが注文を出した際に自社で約定する方法を「即時約定」、カバー先の金融機関に注文を流して約定する方法を「成行約定」と呼びます。カバー先とはFX業者がトレーダーから受けた注文を流す金融機関のことです。FX業者は通常、複数のカバー先と取引を行い、各々から受け取った異なる価格をもとに価格を提示しています。カバー先が多い業者ほどさまざまな価格を比較でき、トレーダーにとって有利な価格を提供しやすくなります。成行約定成行約定とは、トレーダーの注文をそのままカバー先へ流し、市場価格でほぼリアルタイムに約定させる方法です。成行約定のメリットは、ほぼ100%の確率で約定が実行される点にあります。注文は直接カバー先の金融機関で処理されるので、リクオートが生じず、取引機会を逃すことがありません。ただし、市場価格は絶えず変動するため「スリッページ」が生じる可能性が高まります。したがって、リクオートを回避して、希望の注文数量を最速で約定させたい場合に成行約定が適しています。スリッページとはスリッページとは、主に成行注文において、注文時のレートとは異なるレートで約定された際に生じた価格のずれです。スリッページは、投資家が発注した注文がFX会社のサーバーに到達するまでの間にレートが変動した場合や、FX会社の側で約定までの処理に時間がかかった場合に発生します。即時約定即時約定は、トレーダーが指定した価格で注文を約定させる方法です。トレーダーが注文した価格以外では注文が約定されないので不利な価格での取引となることはありません。ただし、市場のボラティリティが高く注文直後に市場価格が変動すると、リクオートが発生してしまいます。リクオートの目的は、市場価格の変動に対応し、トレーダーが意図した価格で取引できるようにするためです。スキャルピングトレードなど、スリッページを回避して注文を約定させたいトレードスタイルの方には即時約定が適しているといえます。成行注文にのみ適用リクオートが発生するのは、即時約定の成行注文のみです。 指値注文の場合、注文価格と異なる価格で約定されてもリクオートが通知されない点には注意しましょう。Exnessのプロ口座における成行約定の選び方Exness(エクスネス)を使った実際のトレードにおいて、どのような状況でプロ口座の成行約定を選ぶべきかを順を追って解説します。手順1:対象銘柄の取引コストの比較Myforexのリアルタイムスプレッド比較ツールなどを使用して、各プロフェッショナル口座の取引コストを比較します。参照:https://dp.myforex.com/ja/spread/realtime/主要通貨ペアではプロ口座の取引コストが最も低い傾向にありますが、ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)ではプロ口座の取引コストが高くなる傾向にあります。銘柄によって取引コストが異なるので、定期的に各口座の取引コストを比較し、プロ口座の取引コストが最も低い銘柄に関しては、優先してプロ口座を取引に利用しましょう。手順2:プロ口座では即時約定を優先プロ口座を利用する際は、即時約定を優先して利用します。即時約定を優先する主な理由は、成行注文のようにスリッページが生じず、意図しない価格での約定による利益減少を防げるからです。仮想通貨は成行約定のみ仮想通貨(暗号資産)の取引では、即時約定が適用されません。プロ口座を開設する際に即時約定を選択しても、仮想通貨のみ成行約定で取引が行われます。手順3:リクオートが多い場合は成行約定を選択即時約定を選択したもののリクオートが多くなりトレードに悪影響がある場合は、成行約定の選択を検討しましょう。特にボラティリティが高い時間帯ではリクオートの発生率が高くなるため、成行約定で発生する可能性があるスリッページを許容したほうが良いケースもあります。手順4:即時約定と成行約定の損益を比較最後に、即時約定と成行約定を活用した結果の損益を以下の点で比較します。即時約定でのリクオートの許容による利益の減少即時約定でのリクオートの拒否による機会損失成行約定によるスリッページの損益各項目を比較して、特定の銘柄において即時約定と成行約定のどちらがより有利であるかを判断しましょう。プロ口座において即時約定または成行約定を指定する方法即時約定または成行約定の選択は、Exness(エクスネス)プロ口座の取引口座開設時にできます。取引口座を開設するためには、口座開設手続を完了させておく必要があります。Exnessの口座開設がまだの方は、以下を参考に口座開設手続を進めてください。手順1Exnessのパーソナルエリアにログインします。Exnessにログイン手順2パーソナルエリアにて「新規口座開設」をクリックします。手順3プロ口座を選択し、「続行」をクリックします。手順4口座情報の入力項目にある「約定タイプ」から、「成行」と「即時」の指定が可能です。成行約定を利用したい場合は「成行」に、即時約定を利用したい場合は「即時」にチェックマークを入れます。Exnessのプロ口座における成行約定の注意点Exness(エクスネス)のプロ口座で成行約定を選択する際は、以下2点に注意しましょう。成行約定はスリッページが発生するMT4の注文パネルに即時約定と表示される成行約定はスリッページが発生する市場価格は絶えず変動しているため、成行約定ではスリッページが生じる可能性があります。特に、経済指標の発表前後などボラティリティが高い相場では、スリッページの発生率が高まります。安定したトレードを続ける上で、スリッページは避けたほうが良いマイナス要因です。しかし、スリッページが常に悪影響を及ぼすわけではなく、場合によっては有利な方向に発生することもあります。また、指値と逆指値注文を利用することでスリッページを軽減することも可能です。MT4の注文パネルに即時約定と表示される成行約定が適用されるプロ口座を開設しても、MT4から注文する際には、注文パネルの「Type」に「Instant Execution(即時約定)」が常に表示されます。実際のトレードでは、プロ口座を開設するときにパーソナルエリアやExnessトレードアプリで選択した約定タイプに一致します。ただし仮想通貨(暗号資産)取引については、即時約定を選択しても実際には成行約定が適用されます。Exnessではプロ口座の取引条件で成行約定を利用できるExness(エクスネス)のプロ口座では、主要通貨ペアの取引コストがゼロ口座やロースプレッド口座よりも低い傾向にあり、貴金属やエネルギー銘柄でも同様の結果がみられます。これまで即時約定によるリクオートによって取引チャンスを逃したことがあるトレーダーにとっては、成行約定の選択はトレードにおける大きなメリットになるでしょう。ただし、スリッページによって利益率が低下する可能性があることには注意して下さい。プロ口座で成行約定を利用する際は、発注価格と約定価格の差を定期的に検証し、利用を続けるかどうかを判断するようにしましょう。
仮想通貨ENAの将来性は?USDeを発行するDeFiプロトコルEthenaの評判や特徴を解説

仮想通貨ENAの将来性は?USDeを発行するDeFiプロトコルEthenaの評判や特徴を解説

update2024.04.02 21:00

仮想通貨(暗号資産)ENAは、イーサリアム上で開発されているDeFi(分散型金融)プロトコル、Ethenaのガバナンストークンです。2024年3月29日、大手取引所のBinance(バイナンス)がローンチプールでのENAの取り扱いを発表したことで注目を集めています。Ethenaは、USDeというステーブルコインを発行しています。ユーザーは、USDeをEthena上でステーキングすることで、利回りを獲得できます。当記事では、仮想通貨ENAの将来性、X(旧Twitter)での評判、EthenaやUSDeの特徴などを解説します。目次[非表示]仮想通貨ENAがBinanceローンチプールに登場仮想通貨ENAとは仮想通貨ENAの価格チャートEthenaとはUSDeとは報酬配布の仕組みUSDeのリスクX(旧Twitter)上での評判仮想通貨ENAの将来性USDeの利回りの源泉が明確大手のVCから資金調達に成功短期間で時価総額5位を達成仮想通貨ENAのトークノミクス仮想通貨ENAの買い方BybitでENAを購入する方法新しいDeFiの手法となるか仮想通貨ENAがBinanceローンチプールに登場2024年3月29日、大手海外取引所のBinance(バイナンス)は、ローンチプールでの仮想通貨(暗号資産)ENAの取り扱いを発表しました。画像引用:BinanceBinanceのローンチプールとは、指定の仮想通貨を預けることで特定のトークンがもらえるイベントです。ENAのローンチプールの条件は以下の通りです。期間(日本時間):2024年3月30日午前9時から3日間ステーキング可能銘柄:BNB、FDUSDトークンの最大供給量:150億ENAローンチプールでの配布量:3億ENA(総供給量の2%)なお、Binanceへの上場日時は2024年4月2日午後5時(日本時間)で、取引可能な通貨ペアは以下の通りです。ENA/BTCENA/USDTENA/BNBENA/FDUSDENA/TRY仮想通貨ENAとは仮想通貨(暗号資産)ENAは、DeFi(分散型金融)プロトコルのEthenaのネイティブトークンです。Ethenaにおけるガバナンストークンとして利用されます。画像引用:EthenaDeFiとはDeFi(ディーファイ)とは、銀行や仮想通貨(暗号資産)取引所などの金融サービスの分野でブロックチェーンを活用した、分散型金融と呼ばれる金融エコシステムです。分散型金融を意味する英語の「Decentralized Finance」の頭文字を取ってこのように呼ばれます。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。具体的には、Ethenaに関する以下のような事項を決定する際に、ENAを用いて投票が行われます。一般的なリスク管理フレームワークUSDeの裏付け構成取引所エクスポージャーカストディアンエクスポージャーDEXの統合クロスチェーンの統合新しいプロダクトの優先順位付けコミュニティグラント(助成金)準備基金のサイジングと構成sUSDeと準備基金間の分配配分仮想通貨ENAの価格チャート画像引用:CoinMarketCap仮想通貨(暗号資産)ENAは、2024年4月2日に上場してから徐々に価格を上昇させ、約135円までの上昇を記録しています。その後、一時的に下落する場面もありましたが、2024年4月3日時点では反発を見せている状況です。しかし、まだ取引所に上場して間もないため、今後の価格推移についてはもう少し動向をチェックしていく必要がありそうです。EthenaとはEthenaは、USDeというステーブルコインを発行するDeFiプロトコルです。Dragonfly CapitalやGalaxy Digitalなど、大手VC(ベンチャーキャピタル)から資金提供を受けており、注目を集めています。画像引用:Ethenaステーブルコインとはステーブルコインとは、価格の安定性を確保するため、特定の資産と価値が連動するように設計された仮想通貨(暗号資産)のことです。仮想通貨は、価格の上下動が激しいため、決済手段として実用性に課題があります。その課題を解決するためにステーブルコインが開発されました。USDeとはUSDeはsynthetic dollar(合成ドル)と呼ばれており、米ドルに連動する一種のステーブルコインのようなものとされています。画像引用:EthenaUSDeの大きな特徴が、イーサリアムのステーキングなどから発生する利回りを獲得できる点です。USDeの保有者には、「イーサリアムのステーキングから得られる利回り」と「イーサリアムの永久先物契約のショート(売り)ポジション」の2つから発生する利子が分配される仕組みとなっています。当記事執筆現在(2024年4月2日)では、35.4%の年間利回りが提供されています。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。永久先物契約とは永久先物契約は現物のやり取りをせず差益決済のみを目的とした取引で、レバレッジをかけた短期トレードに向いています。USDeは一般的なステーブルコインとは異なる仕組みとなっています。そのため、Ethenaの公式ドキュメントでは、以下のような注意書きが見られます。USDeは、USDCやUSDTのような法定通貨担保型のステーブルコインとは異なるUSDeは、仮想通貨(暗号資産)とそれに対応するショート先物ポジションによって担保された合成ドルであるしたがって、一般的なステーブルコインとは本質的に異なるリスクを持つUSDeのリスク報酬配布の仕組みUSDeの利回りを得るには、EthenaのプラットフォームでUSDeをステーキングする必要があります。USDeをEthena上でステーキングすると、ユーザーはsUSDe(staked USDe)という引換券のようなトークンを受け取れます。USDeのステーキングで獲得できる利回りは、ユーザーに直接支払われるわけではなく、sUSDeの価格が時間の経過とともに上昇する形で配布されます。つまり、sUSDeのステーキングを解除してUSDeを受け取る際、当初ステーキングした数量よりも多くのUSDeを受け取ることができます。USDeのリスクEthenaが発行するUSDeには、以下のようなリスクがあると考えられます。資金調達リスクカストディアルリスク取引所障害リスク担保リスク資金調達リスク資金調達リスクは、資金調達率が持続的にマイナスになるリスクです。Ethenaは、イーサリアムのショートポジションを保有することで金利を獲得し、USDeの利回りを発生させています。しかし、資金調達率がマイナスになってしまった場合、逆に金利を支払う必要が生じます。カストディアルリスクカストディアルリスクは、Ethenaが裏付け資産の管理を外部のプロバイダーに依存していることにより発生するリスクです。取引所障害リスクEthenaは、Binance、Bybit、Bitget、Deribit、OKXなどの中央集権型取引所でデリバティブ取引を行います。したがって、これらの取引所でFTXのような問題が発生するリスクは常につきまといます。FTXの破産騒動FTXはハイリスクな経営を行っており、手持ち資金が枯渇して顧客資産を払い出せない状況に陥りました。競合のBinance(バイナンス)が買収による救済を模索するも結局失敗に終わり、2022年11月11日、米連邦破産法11条(チャプター11)に基づいて破産申請し、経営破綻しました。担保リスクEthenaでは、USDeの担保資産(stETHなど)が永久先物ポジションの原資産(ETH)と異なるというリスクがあります。X(旧Twitter)上での評判仮想通貨(暗号資産)ENAは、取引所への上場前から、分散型取引所Aevoのプレマーケット(先行上場取引)などで取引されており、話題となっています。また、Aevo公式アカウントによるENA関連の投稿や、Bitget日本公式アカウントのENA上場記念キャンペーンを実施する旨の投稿なども見られ、盛り上がりを見せています。仮想通貨ENAの将来性仮想通貨(暗号資産)ENAの将来性に関わるポイントとして、以下の項目などが挙げられます。USDeの利回りの源泉が明確大手のVCから資金調達に成功短期間で時価総額5位を達成USDeの利回りの源泉が明確当記事執筆現在(2024年4月2日)、EthenaのUSDeは35.4%ものAPYを提供しています。APRとAPY年間の獲得報酬量を表す単位には、主にAPRとAPYが用いられます。APRは複利を考慮せずに計算されますが、APYの計算では複利が考慮されます。そのため同じ報酬額でも、どちらを用いて表すかによって数値が変わります。単位に何を用いるかは取引所によってさまざまです。過去に、このような高水準の利回りを提供していたプラットフォームとして、Anchor protocolが挙げられます。Anchor protocolは仮想通貨LUNAの価格変動を利用して高い利回りを生み出していたプロトコルとされており、その高利回りに疑問の声もありました。結果的に、Anchor protocolはLUNAの価格暴落と共に崩壊しています。これに対し、Ethena Labの創業者Guy Young氏は、「USDeの利回りは検証可能である。USDeの利回りはステーキング収益と、永久先物契約のショートポジションから生まれている」と延べています。利回りの源泉が明確であり、検証可能である点は、ユーザーに安心感を与える材料の一つだといえるかもしれません。大手のVCから資金調達に成功Ethena Labsは、Dragonfly CapitalやGalaxy Digital、Binance Labs、BitMEXの元CEOであるArthur Hayes氏など、仮想通貨業界を代表する大手VC、投資家から資金提供を受けています。2024年2月には、シードラウンドにて、1,400万ドルもの資金調達に成功したことを発表しました。画像引用:Ethena過去に受けた出資額をあわせると、Ethena Labsの合計の調達金額は2,000万ドルを超えています。短期間で時価総額5位を達成Ethenaが発行するUSDeは、全てのステーブルコインの中でも時価総額5位に位置しています(2024年4月2日現在)。2024年2月19日にUSDeが正式リリースされたことを考えると、短期間で時価総額を伸ばしてきたことがわかります。今後、USDeにより大きな注目が集まりユーザー数も増加した場合、仮想通貨ENAにもよい影響があるかもしれません。仮想通貨ENAのトークノミクス仮想通貨(暗号資産)ENAの総供給量は、150億ENAに設定されています。配分先と配分比率は以下となっており、Binanceローンチプールや投資家、エコシステムなどに配分されています。番号説明12.0%がBinanceローンチプールに割り当てられています。225.0%が投資家に割り当てられています。330.0%がチームに割り当てられています。415.0%が財団に割り当てられています。528.0%がエコシステムに割り当てられています。上記の通り、投資家とチーム(アドバイザーを含む)への割り当てを合わせると総供給量の55%を占めています。投資家とチームに割り当てられたENAは配布から1年間はロックされるものの、1年経過時点に25%がロック解除、その後は3年かけて毎月徐々にロック解除され、売買が可能になります。トークンのリリースから1年間は、大規模な売り圧が発生する可能性は低いと考えられます。一方、1年経過後は投資家およびチームによるENAの売却が可能となるため、価格動向には注視しておく必要があるかもしれません。画像引用:Ethena仮想通貨ENAの買い方2024年4月3日現在、仮想通貨(暗号資産)ENAは、日本国内の取引所では取り扱われていませんが、多くの海外取引所で取り扱われています。各海外取引所におけるENAの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。仮想通貨取引所現物デリバティブ(バイビット)◯◯(バイナンス)◯◯(ゲート)◯◯(メクシー)◯◯(ビンエックス)◯◯(ビットゲット)◯×(コインイーエックス)◯×Bybit(バイビット)現物デリバティブ〇〇Binance(バイナンス)現物デリバティブ〇〇Gate.io(ゲート)現物デリバティブ〇〇MEXC(メクシー)現物デリバティブ〇〇BingX(ビンエックス)現物デリバティブ〇〇Bitget(ビットゲット)現物デリバティブ〇×CoinEX(コインイーエックス)現物デリバティブ〇×海外の取引所であれば、日本語対応が充実しているBybit(バイビット)がおすすめです。BybitでENAを購入する方法Bybitでは、3つの手順でENAを購入できます。購入ページにアクセス購入条件を入力内容を確認して購入手順1まずは以下のリンクをクリックし、ENAの購入ページ(ENA/USDT)にアクセスします。BybitのENA購入ページへなお、Bybitを利用するには口座を開設し、本人確認(KYC)レベル1を完了させておく必要があります。手順2ここでは最もシンプルな「成行」での購入方法を紹介します。成行でENAを購入するには、以下のように操作をして「ENAを買う」をクリックします。番号項目名説明1「買い」または「売り」「買い」を選びます。2注文方法成行を選びます。3注文価格購入したい数量を入力します。ENAはUSDTを支払って購入します。そのため、USDTの残高が十分でない場合は、入金や両替が必要です。手順3内容を確認して「ENAを買う」をクリックします。注文は即座に確定し、購入したENAは現物アカウント残高に反映されます。以下の記事では、買い方に関してより詳しく説明しています。有利な価格を指定する「指値」の使い方なども解説しています。新しいDeFiの手法となるかEthenaでは、ステーキング収益と永久先物契約のショートポジションを利回りの源泉とした、USDeという新しいステーブルコインを発行しています。仮想通貨(暗号資産)ENAは、そんなEthenaにおけるガバナンストークンとして機能し、保有者はプロトコルの方向性に関与できます。ステーブルコインの動向に注目している方は、Ethenaや仮想通貨ENAも注視しておくとよいかもしれません。
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Zoomexが現物取引キャンペーンを開催!取引高の達成で最大50USDTのボーナスを獲得

update2024.03.28 20:00

2024年3月26日、仮想通貨(暗号資産)取引所のZoomex(ズーメックス)が、現物取引キャンペーンを開催しました。本キャンペーンでは、所定の現物取引高を達成するだけで、最大50USDT分のボーナスを獲得できます。キャンペーン期間は、2024年3月26日午前9時〜4月9日午前9時(日本時間)までです。当記事では、Zoomexの現物取引キャンペーンの内容や参加方法、注意点などを解説します。目次[非表示]Zoomexの現物取引キャンペーン現物取引キャンペーンの参加方法現物取引キャンペーンの注意点日本のユーザー限定ボーナス有効期限は受取日から14日間複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止現物取引で手軽にボーナス獲得Zoomexの現物取引キャンペーン画像引用:ZoomexZoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンの概要は、以下の通りです。キャンペーン期間(日本時間)2024年3月26日午前9時〜4月9日午前9時特典・最大50USDT分のボーナス(*1)対象者Zoomexの日本ユーザー(*2)獲得の条件・キャンペーンページにて「参加登録」を完了・キャンペーン期間中に所定の現物取引高を達成(*3)(*1)キャンペーン期間中に達成した累計の現物取引高に応じて、獲得できるボーナス金額は異なります。(*2) 本キャンペーンの対象者は、日本に居住し、日本の携帯電話番号で登録・認証を完了したユーザーに限定されます。(*3)対象となる取引高は、キャンペーン期間中の現物アカウント内の総取引高です。デリバティブアカウントやコピートレードアカウントなどの取引高はカウントされません。上記の通り、まずは現物取引キャンペーンの専用ページで「参加登録」を完了します。その後、キャンペーン期間中に所定の現物取引高を達成すると、最大50USDT分のボーナスを獲得できます。獲得したボーナスは、デリバティブ取引の証拠金や損失補填、取引手数料の支払いなどに利用できます。ただし、現物取引やコピートレードでは利用できません。ZoomexのボーナスとはZoomexのボーナスは、証拠金および取引損失の穴埋め、取引手数料の支払いなどに利用できます。ユーザー自身の資金よりもボーナスが優先的に消費されます。ボーナスは出金できませんが、ボーナスを利用した取引から得られた収益は出金できます。また、ボーナス金額は、達成した累計の現物取引高によって異なります。獲得できるボーナス金額は、下記表のいずれかになる点には注意してください。累計取引高ボーナス金額100ドル5 USDT500ドル25 USDT1,000ドル50 USDT現物取引キャンペーンの参加方法Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加する方法を解説します。口座開設がこれからの場合は、先に開設を進めておきましょう。なお今回のキャンペーンに参加するには、携帯電話番号を使って口座開設をするか、メールアドレスでの登録後に携帯電話番号での認証を済ませる必要があります。手順1以下のリンクをクリックし、現物取引キャンペーンの専用ページにアクセスします。キャンペーンページへ手順2キャンペーンページにアクセスしたら、画面を下にスクロールして「キャンペーンに参加」ボタンをクリックします。手順3参加が完了したと表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。これでキャンペーンへの参加登録は完了です。手順4キャンペーンに参加できたら、Zoomexで現物取引を行いましょう。キャンペーン期間中に一定の現物取引高を満たすことで、取引高に応じたボーナスを獲得できます。Zoomexでの現物取引のやり方は、以下の記事で解説しています。所定の取引高を達成したユーザーには、キャンペーン終了後の10営業日後に特典センターにてボーナスが配布されます。ボーナスの配布が行われると、登録メールアドレスに通知が届くので、アカウントにメールアドレスを紐づけておき、こまめにチェックするとよいでしょう。また、ボーナスは配布されてから14日以内に特典センターから獲得する必要があるため、早めに受け取ることをおすすめします。Zoomexの特典センターへボーナスの有効期限に注意Zoomexのボーナスの有効期限は、ボーナスを受け取った日から14日間となっています。ボーナスの使用・不使用に関わらず、14日後には失効してしまうため、期間内に全て使い切るのがよいでしょう。現物取引キャンペーンの注意点Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加する上で、以下のような注意点があります。日本のユーザー限定ボーナス有効期限は受取日から14日間複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止日本のユーザー限定現物取引キャンペーンは、日本に居住しているユーザー限定です。キャンペーンへの参加には、日本国内の携帯電話番号を使用したアカウントの登録・認証が必要です。ボーナス有効期限は受取日から14日間先述のとおり、Zoomexが提供しているボーナスの有効期限は、受取日から14日間と決められています。ボーナスの使用・不使用に関わらず、14日間で失効してしまうため、早めに使い切るのがおすすめです。複数アカウントの利用や取引の水増しは禁止Zoomexに限らず、仮想通貨(暗号資産)取引所では、複数アカウントでのキャンペーン参加は禁止です。今回のキャンペーンに関しても、複数アカウントの使用は禁止と明言されています。また、ウォッシュトレードなどの取引高の水増しも禁止事項です。ウォッシュトレードとはウォッシュトレードとは、同一銘柄に対して買い注文と売り注文を同時に行って売買を成立させ、市場が活発であるかのように見せかける行為です。日本語では仮装売買と呼ばれ、株式の証券取引所などでも禁止されています。上記のような不正行為が発覚した場合、特典の獲得資格が無効になったり、アカウントが凍結されたりする可能性もあるため、十分注意してください。現物取引で手軽にボーナス獲得Zoomex(ズーメックス)の現物取引キャンペーンに参加すれば、所定の現物取引高を達成するだけで、最大50USDTのボーナスを獲得できます。設定されている取引高も決して大きくないため、手軽にボーナスを獲得できるチャンスです。獲得したボーナスは、デリバティブ取引の証拠金や損失補填などに使えます。自己資金を使わずにトレードを体験してみたい方は、本キャンペーンに参加してみるとよいでしょう。
海外FX業者の口座開設手順を徹底調査|IB向きの業者を選ぶ基準

海外FX業者の口座開設手順を徹底調査|IB向きの業者を選ぶ基準

update2024.03.28 20:00

様々な海外FX業者が、ユーザーに向けてそれぞれ特徴が異なるサービスを提供しています。どの海外FX業者を利用するにしても口座開設手順を踏む必要がありますが、業者によって口座開設に必要な手順が異なります。口座開設手順があまりにも煩雑すぎると、ユーザーが途中で業者の利用を諦めてしまうケースも考えられます。したがってIBに向いている海外FX業者を選ぶ1つの基準として、口座開設手順についても考慮する必要があるのです。Myforexでは、2024年3月時点における各海外FX業者の口座開設時に必要となる入力項目数を調査しました。目次[非表示]各海外FX業者における口座開設時の入力項目数を比較海外FX業者における口座開設フローの特徴口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もあるボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある海外FX業者でeKYCの導入が進んでいるボーナスや取引条件など総合的に見てブローカーを選ぶ各海外FX業者における口座開設時の入力項目数を比較各海外FX業者において、口座開設時に必要となる入力項目数を比較しました。入力項目数が多い順にランク付けした結果は以下の通りです。ランキング業者入力項目数1位XS.com25項目+書類提出2位XMTrading23項目~24項目+書類提出3位ThreeTrader22項目+書類提出4位Titan FX17項目5位BigBoss15項目6位FXGT11項目7位Milton Markets9項目8位Land Prime8項目9位Exness4項目入力項目数が最も多かったのはXS.com(エックスエス)、第2位がXMTrading(エックスエムトレーディング)という結果になりました。XMTradingでは、4項目の入力を済ませるだけでリアル口座を開設できますが、入金やリアル口座を使った取引はできません。実際に取引を始めるためには、本人確認の書類の提出を含めプロフィール認証を行わなければなりません。一方、入力項目数が最も少ない海外FX業者はExness(エクスネス)となりました。Exnessでは、メールアドレスさえあれば4項目で口座開設が完了します。ただし本人確認まで完了しないと2,000ドルまでの入金・取引しかできません。ただしランキングはあくまでも入力項目の数であり、入力項目が多くても選択項目が多かったり、入力項目数が少なくても記入項目が多かったりするケースもあります。海外FX業者における口座開設フローの特徴今回の調査結果より、海外FX業者における口座開設フローにおいて、以下のような特徴があることが分かりました。口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もあるボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある海外FX業者でeKYCの導入が進んでいる口座開設の項目が少ないブローカーは取引制限がある傾向口座開設の項目が少ないブローカーを選ぶといち早く取引を始められますが、取引制限があるケースが多いのです。今回調査した中で、取引制限が定められているブローカーをまとめました。ブローカー名取引制限(タイタンエフエックス)100万円までの入金と取引(エクスネス)2,000ドルまでの入金と取引(エフエックスジーティー)2,000ドルまでの入金と取引(ランドエフエックス)3,000ドルまでの入金と取引(ビッグボス)出金不可口座開設の項目が少ないブローカーでは、数十万円~100万円までの入金と取引しかできません。また取引で得た利益を出金するためには、本人確認まで済ませる必要があります。口座開設の手順が少なく、すぐに取引を始められる点はユーザーにとってメリットがあります。しかし、より多くの資金で取引したり、利益を出金したりするためには追加項目を入力する必要があるので、実質手順の煩雑さは変わらないともいえます。口座開設手順が煩雑な分ボーナスが充実している場合もある口座開設時の入力項目が多く、手順が煩雑なブローカーであっても、その分ボーナスが充実している場合もあります。XMTrading(エックスエムトレーディング)がその代表的な例です。XMTradingは、口座開設をして取引を始めるために20項目以上の入力が必要となるものの、ボーナスキャンペーンが優れている業者としてユーザーから人気を集めています。ボーナスキャンペーンを目的としている海外FXのユーザーも多いので、口座開設の煩雑さに加えて、ボーナスキャンペーンの条件も考慮しなければなりません。ボーナス活用のために認証ステップが増える場合もある口座開設時に本人確認が必要ない海外FX業者であっても、ボーナスを活用するために、認証ステップを追加で踏まなければならないケースもあります。例えばボーナスキャンペーンが豊富であることで知られているFXGT(エフエックスジーティー)では、アカウント認証を行わなくても2,000ドルまでの入金と取引ができます。しかし口座開設ボーナスを受け取るためにはアカウント認証まで完了させておく必要があるのです。海外FX業者でeKYCの導入が進んでいるセキュリティ強化の一環として、海外FX業者の口座開設時においてeKYC(electronic Know Your Customer)の導入が進んでいます。eKYCとはeKYCとは、オンライン上で本人確認を行う技術です。顔写真付きの本人確認書類とユーザーの顔データをセットでアップロードする「セルフィーアップロード型」と、ユーザーの同意のもとで過去に本人確認を実施した事業者に本人確認情報を提供してもらう「フェデレーション型」の2種類があります。海外FX業者の口座開設手順で主に採用されているのは、本人確認書類と顔データをセットでアップロードする「セルフィーアップロード型」です。例えばTitan FX(タイタンエフエックス)では、本人確認時に身分証明書を手に持った状態のセルフィ写真を提出します。またTitanFXではSMSによる携帯電話番号認証も取り入れられています。ボーナスや取引条件など総合的に見てブローカーを選ぶ各海外FX業者の口座開設手順を調査した結果、中には20以上の項目の入力が口座開設までに必要となる海外FX業者もあることが分かりました。ただし、入力項目が少ないからといってIBに適している業者であるかというと、そうでもありません。入力項目が少なくても取引制限があったり、ボーナスを利用するためには本人確認を済ませなければならなかったりするのです。また出金を行うためには、必ず認証ステップを踏まなければならないので、出金まで辿り着いたユーザーにとっては実質どの業者もそれほど手順は変わらないといえます。たしかに口座開設手順がシンプルだと取引をいち早く始められるという点で、ユーザーにメリットがあるといえます。しかし口座開設手順という観点だけでなく、ボーナスや取引条件など総合的に確認してユーザー獲得をしやすいブローカーを見極める必要があるのです。
Merlin Chainとは?話題のビットコインレイヤー2の評判や将来性を解説

Merlin Chainとは?話題のビットコインレイヤー2の評判や将来性を解説

update2024.03.28 19:00

Merlin Chainは、ビットコインのレイヤー2の一種です。ビットコインなどをステーキングしてポイントがもらえる「Merlin's Seal」というフェアローンチイベントを実施しており、現在注目を集めています。当記事では、Merlin Chainの将来性やX(旧Twitter)での評判、Merlin's Sealの詳細などについて解説します。目次[非表示]Merlin ChainとはMerlin's Sealを実施中4種類の受け取り報酬対応しているトークンとウォレットチームを組むことで報酬がアップ今後の動向についてX(旧Twitter)での評判Merlin Chainの将来性Bitmap Techが開発している多数のVCから資金調達に成功30億ドル以上のTVLを達成他のビットコインレイヤー2との比較ビットコインレイヤー2を牽引できるかMerlin ChainとはMerlin Chainは、ビットコインのレイヤー2ネットワークです。安価な手数料と優れたスケーラビリティを特徴とした、EVM互換性を持つブロックチェーンとされています。画像引用:Merlin Chainレイヤー2とは多くのブロックチェーンは、異なる役割を持つブロックチェーンが階層別に独立して相互通信する「レイヤー構造」になっています。基礎的な役割を担うブロックチェーン層をレイヤー1と呼び、レイヤー1の情報処理を助ける層をレイヤー2と呼びます。EVMとはEVMはEthereum Virtual Machineの略称で、日本語でイーサリアム仮想マシンと訳します。この技術を使って、スマートコントラクトの実行や管理が可能になります。EVMを実装すると、ブロックチェーン間の仮想通貨の移動や、DApps(分散型アプリケーション)の移植などが容易になります。ビットコインは最大の時価総額を誇る仮想通貨(暗号資産)ですが、取引速度が遅く、手数料は高いという欠点があります。この欠点を克服するために、最近は様々なビットコインのレイヤー2プロジェクトが誕生しています。Merlin Chainは、ゼロ知識証明を使ったzkロールアップという仕組みを活用することで、スケーラビリティ問題の解決を目指します。なお、ロールアップとは、トランザクションの処理速度と効率性を向上させる仕組みです。代表的なものとして、zkロールアップの他にオプティミスティックロールアップがあります。ゼロ知識証明とはあるコンピュータが、情報を検証するコンピュータに対して、ある事柄は真実だという情報以外を公開しないで真実だと証明するメカニズムを指します。スケーラビリティ問題とはスケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの処理能力に起因する障害です。ブロックチェーンにトランザクションが集中すると、取引の遅延や手数料の高騰などが発生します。ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンは、慢性的にスケーラビリティ問題に悩まされています。Merlin's Sealを実施中画像引用:Merlin ChainMerlin's Sealは、特定のトークンをステーキングすることで「Mポイント」というポイントを獲得できるフェアローンチイベントです。獲得したMポイントは、Merlin ChainのガバナンストークンであるMERLに交換できます。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともあります。ガバナンストークンとはガバナンストークンとは、DeFi(分散型金融)のサービスにおいて、プロジェクトの新しい機能の追加・削除・変更や、開発などの方針の提案(投票)を行う権利を持つトークンのことです。ガバナンストークンを多くの利用者に配ることは、プロジェクトの分散化を目的としており、保有者はDeFiサービスの運用に関わることができます。4種類の受け取り報酬当記事執筆現在(2024年3月12日)、Merlin's Sealで受け取れる報酬には、以下の4つの種類があります。ガバナンストークンのMERL(すべてのMERLのうち20%が割り当てられる)DEX(分散型取引所)のMerlin Swapに流動性を提供して得られる追加報酬DeFiプロトコルを利用することで得られる利益ステーキングプロトコルのStakeStoneを通じて得られるETHの利回りMerlin Chainの公式ブログでは、今後上記以外の報酬が追加される可能性が示唆されています。対応しているトークンとウォレットMerlin's Sealでは、以下のトークンをステーキングすることで、Mポイントを獲得できます。今後、ステーキング対象となるトークンがさらに追加される可能性もあるようです。BTCBRC-20(ORDI、SATS、BTCS、RATS、MMSS、AINN、RCSV、MICE、TRAC)BitmapBRC-420(Blue Box、This song about NFTs、Mineral)ETHUSDTUSDCまた、利用できる仮想通貨(暗号資産)ウォレットは以下の通りです。UniSat ウォレットOKX ウォレットBitget ウォレットBybit ウォレットメタマスクや他のEVMウォレットチームを組むことで報酬がアップMerlin's Sealでは、チームを組むことで、獲得できる報酬がアップする仕組みがあります。各ユーザーは、自身がチームのリーダーとなるか、チームの一員として参加するかを選ぶことができます。チームの合計ステーキング量が特定の水準に達すると、日々の獲得ポイントに対して、以下の割合でボーナスを受け取ることができます。ステーキング量リーダーメンバー1 BTC+0.1%+0.05%5 BTC+0.2%+0.1%10 BTC+0.4%+0.2%50 BTC+0.8%+0.4%100 BTC+1.2%+0.6%なお、BTC以外のトークンをステーキングしている場合、それらのトークン価値をBTCに置き換えた上で、獲得できるMポイントが計算されます。今後の動向について2024年3月には、ユーザーは獲得したMポイントに基づいて、MERLを受け取れるようになるとされています。また、4月にはステーキングしていたトークンが引き出せるようになる予定です。X(旧Twitter)での評判Merlin Chainは、フェアローンチイベントのMerlin's Sealを実施していることもあり、X(旧Twitter)上で話題となっています。自身のMポイントの獲得状況を発信する個人ユーザーや、仮想通貨(暗号資産)ウォレットを開発するOKX Web3公式アカウントによるMerlin Chain関連の投稿も見られました。Merlin Chainの将来性Merlin Chainの将来性に関わる項目として、以下などが挙げられます。Bitmap Techが開発している多数の投資家から資金調達に成功30億ドル以上のTVLを達成Bitmap Techが開発しているMerlin Chainは、全体の時価総額が5億ドルを超える、Bitmap Techというチームによって開発されています。画像引用:Bitmap TechBitmap Techが手掛ける「Blue Box」コレクションは、Ordinals(ビットコイン上で発行されたNFT)の中で最も注目されるNFTの一つです。フロアプライスの最高値は3万4,000ドルを記録したことがあり、BAYCとCryptoPunksに次ぐ第3位の時価総額を達成しました。豊富な開発実績を持つBitmap Techが背後にいることは、Merlin Chainの将来性を期待できる一つのポイントだといえるかもしれません。ビットコインNFTとはビットコインNFTは、ビットコインブロックチェーン上で発行されるNFTです。正式には「デジタルアーティファクト」と呼ばれます。イーサリアムのNFTと同じく、マーケットプレイスで取引可能です。多数のVCから資金調達に成功Merlin Chainは、OKX Ventures、ABCDE、Foresight Ventures、Arkstream Capitalなど、24ものVC(ベンチャーキャピタル)から資金提供を受けています。画像引用:Merlin Chain多数のベンチャーキャピタルが投資をしていることは、Merlin Chainに対する期待の表れだといえるでしょう。30億ドル以上のTVLを達成2024年3月2日、Merlin Chainは公式X(旧Twitter)アカウントにて、TVL(預かり資産)が30億ドルを突破したことを発表しています。TVLのうち約60%がビットコイン(BTC)であり、多くのユーザーがMerlin Chainに期待して、BTCをステーキングしていることがわかります。画像引用:Merlin ChainTVLとはTVLはTotal Value Lockedの頭文字をつなげた言葉で、ブロックチェーンやDAppに預け入れられた仮想通貨の総額を示します。この金額は人気のバロメーターとしても使用されます。他のビットコインレイヤー2との比較Merlin Chainの公式ブログでは、Merlin Chainと他のビットコインレイヤー2との違いを比較しています。項目Merlin Chain他のビットコインレイヤー2ステーキング報酬20%5%ガバナンストークンBRC-20BRC-20ではないBRC-20トークンステーキングへの対応ORDI、SATS、RATSなど複数に対応少ない or なし他のOrdinalsへの対応Bitmap、BRC-420などなしメインネットありなしウォレットビットコイン + EVMメタマスクDAppsビットコインネイティブDAppsイーサリアムDAppsMerlin Chainステーキング報酬20%ガバナンストークンBRC-20BRC-20トークンステーキングへの対応ORDI、SATS、RATSなど複数に対応他のOrdinalsへの対応Bitmap、BRC-420などメインネットありウォレットビットコイン + EVMDAppsビットコインネイティブDApps他のビットコインレイヤー2ステーキング報酬5%ガバナンストークンBRC-20ではないBRC-20トークンステーキングへの対応少ない or なし他のOrdinalsへの対応なしメインネットなしウォレットメタマスクDAppsイーサリアムDAppsMerlin Chainによると、ステーキング報酬の多さ、対応するトークン・ウォレットの種類などの面で、他のビットコインレイヤー2よりも優れているとしています。また、ガバナンストークンがBRC-20トークンとされており、よりビットコインに特化している特徴もあるといえそうです。ビットコインレイヤー2を牽引できるかMerlin Chainは、現在注目を集めているビットコインレイヤー2の一つです。フェアローンチイベントのMerlin's Sealが注目を集めており、TVLも30億ドルを突破するなど、勢いを見せています。今後、Merlin Chainがビットコインレイヤー2の市場を牽引していけるのか注目です。
メタマスクのイーサリアムステーキングのやり方|利率や仕組みも解説

メタマスクのイーサリアムステーキングのやり方|利率や仕組みも解説

update2024.03.26 20:30

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)では、イーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)をステーキングして報酬を獲得することが可能です。2024年1月には、従来のリキッドステーキングに加えて、ETHのバリデーターステーキングが加わり、ユーザーの選択肢が広がっています。この記事では、メタマスクの2種類のステーキングのやり方や仕組み、リスクなどを詳しく解説していきます。目次[非表示]メタマスクのステーキングとはメタマスクのステーキングの種類メタマスクのステーキングの利率【PC版】リキッドステーキングのやり方ステーキングする方法引き出す方法【スマホ版】リキッドステーキングのやり方stETHやrETHの活用方法wstETHへの変換【PC版】バリデーターステーキングのやり方ステーキングする方法引き出す方法【スマホ版】バリデーターステーキングのやり方メタマスクのステーキングの仕組みETHのバリデーターステーキングETHのリキッドステーキングガス代に注意メタマスクとTrust Walletのステーキング比較対応銘柄数と利回り手軽さメタマスクのステーキングのリスクリキッドステーキングトークン価格の乖離ハッキングによる資金流出ウォレットへのアクセスを失う可能性DeFi関連サービス普及を後押しメタマスクのステーキングとは画像引用:ConsenSysメタマスク(MetaMask)では、Dapps(分散型アプリケーション)を統合したポートフォリオ機能の1つとして、ステーキングのサービスを提供しています。これにより、メタマスク上で仮想通貨(暗号資産)を手軽にステーキングし、報酬を獲得することが可能です。ステーキングとはステーキングとはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の仮想通貨で採用される仕組みで、ブロックチェーンの維持に貢献する対価として報酬を得ることを指します。また、仮想通貨を貸し出して報酬を得られるサービスをステーキングと呼ぶこともありますDappsとはDappsとは「Decentralized Applications」の略称で、管理者がいなくても自律的に行動を行う非中央集権のアプリケーション(分散型アプリケーション)を指します。分散管理されていることでサーバーダウンによるサービス停止が少ないという特徴があります。 メタマスクのステーキングの種類メタマスクで利用できるステーキングの種類は、以下の2つです。リキッドステーキングバリデーターステーキングリキッドステーキングメタマスクのリキッドステーキングは、2023年1月に開始されたサービスで、ETHとMATICの2銘柄に対応しています(2024年2月29日時点)。リキッドステーキングとはリキッドステーキングを利用すると、預け入れた仮想通貨の額に合わせて、リキッドステーキングトークンと呼ばれるトークンをもらえます。このリキッドステーキングトークンは他のサービスで運用したり、送金したりできます。銘柄ごとに以下のステーキングプールを利用可能です。ETHLidoRocket PoolMATICLidoStaderリキッドステーキングは少額からでも利用できるため、資金が少なくても手軽に利用できます。リキッドステーキングの詳細はこちらバリデーターステーキングメタマスクのバリデーターステーキングは、2024年1月に開始されたサービスで、対応銘柄はETHのみです(2024年2月29日時点)。バリデーターステーキングは、メタマスクがユーザーに代わって、バリデーターの運用を代行するサービスです。ユーザーは、メタマスクポートフォリオ上でETHを預け入れるだけで、バリデーターとしてのステーキング報酬を獲得できます。バリデーターとは一般的な意味でのバリデーターとは、仮想通貨ブロックチェーンのブロック生成やトランザクション(取引)データの内容が正しいのかを検証し承認するノード(端末)のことです。主にコンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する仮想通貨で採用されており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)でマイニングを行うマイナーと同様の役割を担っています。なお、バリデーターステーキングを利用するには最低32ETHが必要となるため、一定の資金量が必要です。バリデーターステーキングの詳細はこちらメタマスクのステーキングの利率メタマスクのステーキングの利率は、以下のとおりです(2024年2月29日時点)。利率は一定ではなく変動します。銘柄ステーキングの種類利率ETHリキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICリキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%ETHステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%【PC版】リキッドステーキングのやり方PC版ブラウザのメタマスクでリキッドステーキングに預け入れる方法と、引き出す方法を解説します。ステーキングする方法メタマスクでETHをリキッドステーキングするやり方は、大まかに以下の通りです。ポートフォリオサイトへアクセス預入先を選択預け入れる数量を入力内容を確認して実行手順1メタマスクにアクセスし、「Portfolio」アイコンをクリックします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをクリックしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、ポートフォリオサイトの左側にある「Stake」をクリックします。手順4「Pooled staking」タブをクリックします。手順5預け入れたいステーキングプールにカーソルを合わせて「Stake」をクリックします。2024年2月現在、メタマスクが対応しているステーキングプールは以下のとおりです。通貨ステーキングプールETH・Lido・Rocket PoolMATIC・Lido・Staderここでは、ETHのLidoを例に手順を解説していきます。手順6ステーキングの条件を設定し「Review」をクリックします。番号項目説明1利用するアドレスステーキング時に利用するアドレスを選択します。2Send預け入れるETHの数量を入力します。3Get預け入れ時に獲得するトークンの数量が表示されます。何か操作を行う必要はありません。4報酬ステーキング報酬が表示されます。何か操作を行う必要はありません。手順7ステーキングする数量やステーキング時に受け取るトークンの量、推定される手数料(ガス代)の額などを確認し、問題なければ「Confirm」をクリックします。手順8ブラウザ拡張機能の場合、メタマスク画面が開きます。ガス代などを確認して「確認」をクリックします。手順9以下の画面が表示されたら、ステーキングは完了です。手順10ステーキング時に獲得したリキッドステーキングトークンは、ウォレットのネットワークをイーサリアムにすると確認できます。Lidoに預けた場合は「stETH」、Rocket Poolに預けた場合は「rETH」が表示されます。引き出す方法ステーキングしたETHを引き出す方法を紹介します。Lidoに預けた場合Lidoに預けたETHの引き出し方法は以下の通りです。「Stake」メニューを開くメニューアイコン「・・・」をクリックする「Withdraw」をクリックする引き出し数量を入力する「Withdraw」または「Swap」をクリックする画面に従って操作し、署名する「Withdraw」を選択した場合には、引き出し準備が整う予定日が表示されます。準備完了後に請求すると引き出せます。日々のステーキング報酬はstETHに反映される仕様です。つまり、stETHは報酬の分だけ自動で増えます。そのためstETHをETHに変更することは、ETHの引き出しに相当します。Rocket Poolに預けた場合Rocket Poolに預けたETHは、以下の手順で引き出せます。「Stake」メニューを開くメニューアイコン「・・・」をクリックする「Withdraw」をクリックする引き出し数量を入力する「Withdraw」または「Swap」をクリックする画面に従って操作し、署名するstETHとは異なり、rETHには獲得報酬が保有中に反映されません。引き出し時に「1ETH:1rETH =1:1.1」などの比率が適用され、引き出せる金額が決定する仕組みです。【スマホ版】リキッドステーキングのやり方続いて、スマホアプリ版のメタマスクでETHをリキッドステーキングするやり方を解説します。手順は大まかには以下の通りです。アプリの「Portfolio」をタップポートフォリオサイトへアクセスウォレットを接続Stake画面からステーキングを実施手順1メタマスクアプリを開いて「Portfolio」ボタン、または下段のブラウザアイコンをタップします。手順2ポートフォリオサイトが表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをタップしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、右上のメニューアイコン(≡)をタップし、開いたメニュー画面で「Stake」をタップします。手順4Stake画面で「Pooled staking」タブを選択すると、リキッドステーキング画面が表示されます。預け入れ方法はPCブラウザ版と同様であり、以下のように進めるとステーキングできます。預け入れ先をタップする「Stake」をタップする預け入れる量を入力する内容を確認する署名を行う預けたETHの引き出しも、PCブラウザ版と同様に行えると考えられます。stETHやrETHの活用方法メタマスクでETHをリキッドステーキングすると、「stETH」または「rETH」を獲得できます。stETHやrETHはDeFi関連サービスに預けることもできます。stETHやrETHの預け入れができる、主要なDeFi関連サービスは下記のとおりです。サービス名主な預け入れ通貨とAPYCurve FinanceETH/stETH(2.11%)1 inch Liquidity ProtocolETH/stETH(2.71%)AAVErETH(0.13%)ここでは例として、stETHの運用先としてポピュラーなCurve Financeへの預け入れ方法を紹介します。まず、下記のリンクからプールのサービスページにアクセスします。日本語対応はされていません。Curve Financeのプールへサービスを利用するには、画面右上にある「CONNECT WALLET」をクリックして、メタマスクなどのETHチェーンに対応したウォレットを接続します。その後、Poolのリストの中から預け入れたい通貨ペアを選択します。預け入れ数量を入力し、メタマスクなどのウォレットでトランザクションを承認すると預け入れ完了です。wstETHへの変換wstETH(ラップドstETH)は、stETHがよりDeFi関連サービスで使いやすくなるよう、一部変更を加えたトークンです。stETHにはステーキング報酬分を自動で反映されますが、一部のDeFi関連サービスに預けると、この反映機能が上手く機能しません。その点を改善したのがwstETHです。stETHをwstETHにすれば、より多くのDeFi関連サービスに預けやすくなります。wstETHへの変換方法ブリッジすると、wstETHをアービトラムやオプティミズム、ポリゴンで利用することも可能となります。ブリッジページのURLは、以下のページにまとめられています。ブリッジへアクセスクロスチェーンブリッジとはクロスチェーンブリッジとは、複数のブロックチェーンをつないで規格の異なる仮想通貨を相互に利用可能にする技術です。この技術が普及すれば、ブロックチェーンを跨いで仮想通貨をやり取りできます。ブロックチェーンが乱立している現在、クロスチェーンブリッジは重要な存在です。【PC版】バリデーターステーキングのやり方PCブラウザ版のメタマスクでETHをバリデーターステーキングに預け入れる方法と、引き出す方法を解説します。ステーキングする方法メタマスクでETHをバリデーターステーキングする方法は、大まかに以下の通りです。ポートフォリオサイトへアクセス預け入れる数量を入力内容を確認して実行手順1メタマスクにアクセスし、「Portfolio」アイコンをクリックします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをクリックしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、ポートフォリオサイトの左側にある「Stake」をクリックします手順4「Validator staking」タブが開かれていることを確認し、「Amount」にステーキングしたい数量を設定します。数量は32ETH、64ETH、96ETH...と、32の倍数で設定可能です。「Stake info」に記載された利率やガス代を確認し、問題なければ「Confirm」をクリックします。その後、トランザクション内容を確認して署名をすれば、ステーキング完了です。引き出す方法次に、ステーキングしたETHを引き出す方法を紹介します。報酬のみを引き出す方法バリデーターステーキングで獲得した報酬のみを引き出す方法は以下の通りです。Stakeメニューを開く「Validator staking」タブを選ぶ報酬を引き出したい明細の右の3点リーダーをクリックする「Withdraw rewards only」をクリックする引き出し内容を確認して「Confirm」をクリックする画面に従って署名する画像引用:MetaMask元本と報酬を引き出す方法預け入れた元本と報酬を全て引き出す方法は以下の通りです。Stakeメニューを開く「Validator staking」タブを選ぶ報酬を引き出したい明細の右の3点リーダーをクリックする「Withdraw total balance」をクリックする引き出し内容を確認して「Confirm」をクリックする画面に従って署名する画像引用:MetaMask引き出しプロセスが完了し、ステータスが「Withdrawal Complete」となったら、「Claim balance」ボタンをクリックして請求します。トランザクションに署名すると元本と報酬がアカウントに反映されます。画像引用:MetaMask【スマホ版】バリデーターステーキングのやり方続いて、スマホアプリ版のメタマスクでETHをバリデーターステーキングするやり方を解説します。手順は大まかには以下の通りです。アプリの「Portfolio」をタップポートフォリオサイトへアクセスウォレットを接続Stake画面からステーキングを実施手順1メタマスクアプリを開いて「Portfolio」ボタン、または下段のブラウザアイコンをタップします。手順2ポートフォリオ画面が表示されたら、「Connect MetaMask」ボタンをタップしてウォレットを接続します。手順3ウォレットを接続したら、右上のメニューアイコン(≡)をタップします。その後、開いたメニュー画面で「Stake」をタップします。手順4「Validator staking」タブが開かれていることを確認し、「Stake」ボタンをタップします。預け入れ方法はPCブラウザ版と同様であり、以下のように進めるとステーキングできます。預け入れる量を入力する内容を確認する署名を行う預けたETHの引き出しも、PCブラウザ版と同様に行えると考えられます。メタマスクのステーキングの仕組みメタマスクで利用できるバリデーターステーキングとリキッドステーキングの2種類のステーキングについて、仕組みを解説します。ETHのバリデーターステーキング通常、バリデーターとしてETHをステーキングするには、自身でノードを運用して最低32ETHを預け入れる必要があり、個人にはハードルの高い方法です。ノードとはノードとはブロックチェーンのネットワークを構成するコンピュータを指し、パソコンやスマホなどを含みます。ブロックチェーンを稼働させるために、ブロックの検証だけでなく取引情報の記録や情報伝達などの機能を提供します。しかし、メタマスクのバリデーターステーキングでは、メタマスクがConsensys Stakingのインフラを活用し、ユーザーに代わってバリデーターの運用を代行します。そのため、ユーザーはノードを運用する必要がなく、メタマスク上でETHを預け入れるだけでバリデーターステーキングを利用可能です。その対価として、ユーザーはステーキング報酬の10%の手数料を支払います。なお、メタマスクのバリデーターステーキングでも、最低32ETH以上の預け入れが必要となる点は変わりません。イーサリアムのステーキング2022年9月、イーサリアムは大型アップグレードのマージ(Merge)を完了させてイーサリアム2.0を稼働し、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しました。PoSのブロックチェーンでは、ステーキングでブロックを検証したり承認したりします。この作業はブロックチェーンから不正を排除するために必要不可欠なもので、ビットコイン(BTC)のマイニングと同じ役割を持っています。ステーキングでは、バリデーターと呼ばれるコンピュータが報酬と引き換えにブロックを検証して承認します。LidoやRocket Poolなどのステーキングプールも、バリデーターとしてノードを運用して報酬を受け取っています。このバリデーターにETHを委託することでステーキングに参加でき、委託したETHに応じてバリデーターから報酬の分配を受けられます。バリデーターの信頼性バリデーターの信頼性は委任されたETHの量などによって左右され、信頼性が高ければ一般的に多くの報酬を得られます。ETHのリキッドステーキングリキッドステーキングとはその名前のとおり「流動性のあるステーキング」です。イーサリアムのステーキングでは、預け入れたETHは上海アップグレードが完了するまで引き出し不可でした。引き出せない期間は投資家にとってリスクですが、リキッドステーキングでその問題を緩和できます。上海アップグレードとはイーサリアムの次期アップグレードの名称です。2023年4月12日に実装済みです。例えばLidoでは、ETHを預け入れるとリキッドステーキングトークン「stETH」を得られます。stETHは売却して現金化したり、他のDeFi関連サービスで運用したりできます。リキッドステーキングを利用すると上記のように、ステーキング中でもトークン預け入れ前のようにサービスを利用できます。ガス代に注意メタマスクでステーキングを行う場合には、ガス代がかかります。ガス代とはブロックチェーン上で仮想通貨を送付する際や、スマートコントラクトの実行時などに発生する手数料のことです。トランザクションの検証作業を行うマイナーやバリデーターへの報酬としての側面も持ちます。ガス代は取引金額に関わらず、1取引ごとに必要です。ステーキングの場合、預け入れ時と引き出し時にそれぞれかかります。ガス代は一律ではなく、取引の混雑状況などによって増減します。当記事執筆時点(2024年3月5日)のETHの標準的なガス代は、1取引あたり0.001785ETH(約982円)でした。預け入れと引き出しの往復で、2,000円近くかかることになります。ETHの手数料はEtherscanなどのブロックチェーンエクスプローラーで確認できます。ガス代を抑えられる時間帯イーサリアムなどのブロックチェーンでは、ガス代を抑えて送金できる時間帯が存在します。主に一番良いとされているのが世界の金融市場である東京、ヨーロッパ、ニューヨーク市場が閉場している時間であり日本時間早朝の6時から9時の間となります。しかし、あくまでも傾向であり、イーサリアムを含むERC-20トークンの取引が頻繁に行われている時にはガス代が高騰し、時間帯などは関係がなくなってしまいます。そのため、リキッドステーキングを少額や短期間で利用する場合には、手数料負けしてしまう可能性があります。例えば、10万円分のETHを利率3%で半年間預け入れて獲得できる報酬は1,500円です。もし、ガス代に2,000円かかった場合、トータルではマイナスになってしまいます。ガス代を気にせずステーキングしたい場合には、取引所のステーキングサービスの利用も選択肢に入れると良いでしょう。例えば、BybitのETH2.0流動性ステーキングは手数料がかからず、0.1ETHから預け入れが可能です。メタマスクとTrust Walletのステーキング比較Trust Wallet(トラストウォレット)は大手取引所Binance(バイナンス)が開発するウォレットで、メタマスクの主な競合サービスとなっています。Trust Walletもステーキングに対応しています。ここではメタマスクのポートフォリオサイトのステーキング機能と、Trust Walletのアプリ内のステーキング機能を比較します。対応銘柄数と利回りメタマスクのステーキングはETHとMATICに対応しています。ETHはバリデーターステーキングまたは、LidoかRocket Poolのリキッドステーキングから選択可能です。MATICは、LidoまたはStaderのリキッドステーキングを利用できます。2024年2月29日時点の利率は以下の通りです。銘柄ステーキングの種類利率ETHリキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICリキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%ETHステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)3.38%リキッドステーキング(Rocket Pool)2.94%バリデーターステーキング3.40%MATICステーキングの種類利率リキッドステーキング(Lido)4.20%リキッドステーキング(Starder)4.63%一方、Trust Walleを利用すると、以下をはじめとした22銘柄をステーキングできます。ETH(イーサリアム)ATOM(コスモス)DOT(ポルカドット)SOL(ソラナ)XTZ(テゾス)TRX(トロン)ADA(カルダノ)BNB(バイナンスコイン)SEI(セイ)Trust Walletは、2024年1月23日にETHのステーキングに対応することを発表しました。0.025ETHからステーキングでき、利率も2024年2月29日時点で3.59%とメタマスクより高く設定されています。その他のリターンは銘柄によってまちまちで、例えばBNBは年利5%台、DOTは14%台となっています。ただし、Trust WalletではMATIC(ポリゴン)のステーキングはできません。手軽さメタマスクのステーキングもTrust Walletのステーキングも、どちらも手軽です。メタマスクではポートフォリオサイト、Trust Walletではスマホアプリ、またはブラウザ拡張機能のステーキング画面から簡単にステーキングができます。メタマスクのステーキングのリスクメタマスクのステーキング機能実装で便利になりましたが、リスクもあります。リキッドステーキングトークン価格の乖離リキッドステーキングトークンは、最終的に元本のETHとステーキング益を合計した額との交換が保証されています。このため、リキッドステーキングトークン価格とETH価格は同一になるはずですが、乖離することがあります。例えば、LidoのstETHは概ねETHと同じ価値、すなわち1stETH=1ETHですが、下振れする局面があります。直近では、大手仮想通貨レンディングCelsius Networkの経営破綻が噂となった2022年6月から7月にかけて、早期売却の動きが強まって価値が下落しています。画像引用:CoinMarketCapCelsius Networkの経営破綻Celsius Networkは中央集権型の仮想通貨レンディングサービスです。経営破綻に伴い、大量に抱えるstETHの精算リスクが高まりました。最終的に破産申請しましたが、stETHの価格崩壊は起きませんでした。ハッキングによる資金流出LidoとRocket Poolはスマートコントラクトで作られています。スマートコントラクトスマートコントラクトは契約を自動履行するプログラムです。自動販売機でたとえると、「利用者が必要なお金を投入する」「特定の飲料のボタンを押す」という二つの契約条件が満たされた場合に、自動的に「その飲料を利用者に提供する」という契約が実行されます。そして、スマートコントラクトのバグを攻撃するハッキング事件が多発しています。2022年の代表的な事件だけでも、人気ブロックチェーンゲームAxie InfinityをサポートするRonin Networkや、クロスチェーンブリッジのWormholeなどが挙げられます。ハッキングで資金が流出する場合、自己資金は返金されないという想定が必要です。ウォレットへのアクセスを失う可能性メタマスクでステーキングするには、メタマスク経由でバリデーターノードやステーキングプールにETHを預け入れたり引き出したりします。このため、メタマスクへのアクセスを失ってしまえば、ステーキングに投入したETHを取り返せません。ただし、シードフレーズを持っていればメタマスクを復元できます。シードフレーズとはシードフレーズとはランダムに生成された単語の羅列で、リカバリーフレーズとも呼ばれます。ひとたび発行されると変更されることはなく、ウォレットを復元したり、異なるデバイスのウォレットと同期したりする際に利用します。身元確認などの情報でパスワードを再発行できないので、メタマスクの管理には細心の注意を払う必要があります。DeFi関連サービス普及を後押し仮想通貨市場でDeFiはトレンドとなっていますが、DeFi関連サービスのハードルは高く、一般層に広く普及していません。その中でメタマスクがETHのリキッドステーキングに対応しましたので、すそ野が広がると期待できます。DeFi関連サービスに関心があるならば、メタマスクを使ってETHのステーキングを体験してみるのも良いかもしれません。
Traders Trustで開催されているボーナスキャンペーンとは?内容や出金条件を徹底解説!

Traders Trustで開催されているボーナスキャンペーンとは?内容や出金条件を徹底解説!

update2024.03.25 20:00

海外FX業者Traders Trust(トレーダーズトラスト)は、取引環境が優れているだけではなく、お得に取引ができるボーナスキャンペーンも開催しています。Traders Trustで開催されているキャンペーンは、取引量に応じて現金として出金できるボーナスやキャッシュバックを受け取れるものが中心です。Traders Trustを普段から取引で活用しているユーザーだけでなく、新規ユーザーも対象となっているので、ボーナス条件を確認しておきましょう。目次[非表示]Traders Trustで開催されているボーナスキャンペーン1,000万円クレジットボーナス1,000万円クレジットボーナスの受け取り方VIPキャッシュバックTraders Trustとはボーナスの機会に取引へ挑戦してみるTraders Trustで開催されているボーナスキャンペーンTraders Trust(トレーダーズトラスト)では、執筆時点(2024年3月22日)で以下2つのキャンペーンが開催されています。ボーナスの種類内容対象口座1,000万円クレジットボーナス5万円以上の入金に対して最大1,000万円のボーナスクラシック口座プロ口座VIPキャッシュバック取引量に応じてキャッシュバックが付与される%ボーナス1,000万円クレジットボーナス内容5万円以上の入金に対して最大1,000万円のボーナス対象口座クラシック口座プロ口座VIPキャッシュバック内容取引量に応じてキャッシュバックが付与される%ボーナス対象口座クラシック口座プロ口座Traders Trustでは、出金できるボーナスが最大1,000万円付与されるキャンペーンが実施されています。ただしボーナスを出金するためには、取引条件を満たさなければなりません。また取引量に応じて現金として出金できるキャッシュバックが付与されるキャンペーンも実施されています。以前は口座開設ボーナスや入金ボーナスが開催されていましたが、現在は取引をすればするほどお得になるキャンペーンが中心となっています。1,000万円クレジットボーナスTraders Trust(トレーダーズトラスト)が実施している1,000万円クレジットボーナスの終了予定日は未定です。ボーナス付与額最大1,000万円ボーナス付与率100%対象ユーザー新規・既存ユーザー対象口座MT4クラシック口座MT4プロ口座ボーナス付与条件対象口座へ入金、資金移動を行う最低入金額5万円ボーナスの有効期限90日間出金に必要な条件ボーナス付与額 ÷ 500円以上の取引備考有効証拠金がボーナス金額以下となった場合、ボーナスは消滅する。ボーナスの詳細はこちらTraders Trustのクラシック口座またはプロ口座へ入金または資金移動を行うと100%のクレジットボーナスが付与されます。ボーナスの付与上限額は1,000万円となっており、何度でも受け取れます。また今回のプロモーションで付与されるクレジットボーナスは、0.2ロットの取引完了ごとに100円分、つまり1ロット取引完了で500円分を出金できます。例えば10万円のクレジットボーナスを出金するために必要な取引量は、200ロット(10万円 ÷ 500円)です。ボーナスの消滅条件に注意90日以内に取引条件を達成できない場合や、有効証拠金の残高がボーナス額以下となった場合は、自動的にボーナスが消滅します。また資金移動や出金を行う場合も同様です。資金移動や出金後の有効証拠金の残高がボーナス額を下回らない場合はボーナスはそのまま保有できます。1,000万円クレジットボーナスの受け取り方Traders Trustで入金ボーナスを受け取るための手順は以下の通りです。Traders Trustへログインするメニューバーの「プロモーション」から申請するボーナスを選択取引口座番号を入力する最低金額以上の入金を行うTraders Trustでは、入金時に自動で入金ボーナスが反映されません。Traders Trustのマイページからボーナスの申請を行う必要があります。Traders Trustへログインするログイン後、メニューバーの「プロモーション」から申請するボーナスを選択し、入金先となる取引口座番号を入力することでボーナスの申請は完了です。申請が承認された後、5万円以上の入金を行うと入金ボーナスが反映されます。VIPキャッシュバックTraders Trust(トレーダーズトラスト)のVIPキャッシュバックの概要は以下の通りです。キャッシュバック報酬最大2,000ドル(*1)対象ユーザー新規・既存ユーザー対象口座クラシック口座プロ口座キャッシュバック付与条件1日に往復10ロット(100万通貨)以上の取引備考受け取ったキャッシュバックは自由に出金可能キャッシュバック報酬最大2,000ドル(*1)対象ユーザー新規・既存ユーザー対象口座クラシック口座プロ口座キャッシュバック付与条件1日に往復10ロット(100万通貨)以上の取引備考受け取ったキャッシュバックは自由に出金可能(*1)プロ口座は最大1,000ドルTraders TrustのVIPキャッシュバックに参加するために特別な条件はありません。クラシック口座とプロ口座で1日に往復10ロット(100万通貨)以上の取引を行うと、取引数量に応じてキャッシュバックが付与されます。VIPキャッシュバックは取引数量が増えるごとにキャッシュバック報酬が多くなる仕組みとなっています。取引量とキャッシュバック報酬の詳細は以下のページで確認できます。Traders Trustのキャッシュバック報酬を確認する1日の取引量はMT4サーバー時間に基づいて計算され、翌営業日に反映されます。また付与されたキャッシュバックは、口座残高として付与されるため自由に出金可能です。Traders TrustとはTraders Trust(トレーダーズトラスト)は、2009年に創業した老舗FXブローカーです。運営歴は長いものの、日本ではあまり知られていませんでしたが、プロモーションを積極的に行うにつれ、徐々に知名度が上がっています。口座タイプクラシック口座プロ口座VIP口座レバレッジ最大3,000倍取扱銘柄【FX/通貨ペア】:53【CFD/貴金属】:9【CFD/株価指数】:9【CFD/エネルギー】:2【CFD/仮想通貨】:8取引ツールMetaTrader4ウェブトレーダーサポート対応(平日)午前 10時~午前 0時(日本時間)なお、上記は2024年3月22日時点の情報です。Traders Trustの最新情報に関しては以下をご参照ください。参照:Traders Trust(トレーダーズトラスト)Traders Trustでは3つの口座タイプが提供されています。クラシック口座は最低入金額が50ドルと低く設定されているのが特徴です。一方でプロ口座は2,000ドル、VIP口座は20,000ドルと最低入金額が高めに設定されています。その分スプレッドの狭さや取引手数料の点で優れています。またTraders Trustでは過去に「トレーダーズ・チャレンジ」が開催されました。トレーダーズ・チャレンジは、初期残高を維持しながら、どれだけ継続的に利益を出し続けられるのかに挑戦するという独自のプロモーションでした。今後Traders Trustがどのようなプロモーションを実施するのか注目です。ボーナスの機会に取引へ挑戦してみるTraders Trust(トレーダーズトラスト)で提供されているボーナスキャンペーンは、多くの海外FX業者と違って出金できるのが特徴です。500円のクレジットボーナスを出金するために1ロットの取引が必要なので、ハードルを高く感じる方もいるかもしません。しかしTraders Trustでは最大3,000倍のレバレッジを利用できるので、ハイレバレッジをうまく使いこなせばうまくキャンペーンを活用できるでしょう。またボーナスの付与額が最大1,000万円と高額に設定されているので、大口トレーダーでもボーナスを活用できます。ボーナスの対象となっているクラシック口座とプロ口座では取引をすることでキャッシュバックも受け取れるので、ハイレバレッジとボーナスを活用してお得に取引をしてみるとよいでしょう。

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