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GMOコイン、コスモスの取り扱い開始を発表

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update 2022.04.20 12:28
GMOコイン、コスモスの取り扱い開始を発表

update 2022.04.20 12:28

3つのサービスで同仮想通貨の利用が可能となる

大手IT企業のGMOインターネット株式会社【以下、GMOと称す】が手がける仮想通貨(暗号資産)取引所であるGMOコインが、今月14日からコスモス(ATOM)の取り扱いを開始したことを発表した。[1]

今回、GMOコインは「販売所」および「つみたて暗号資産」、「貸暗号資産」のサービスを対象にコスモスの取り扱いを開始したという。これらのサービスではビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)などの主要な仮想通貨が利用可能だが、コスモスがラインナップに追加されて対象の銘柄数が14種類に拡大している。

コスモスは「Internet of Blockchains」の実現を目指す仮想通貨関連プロジェクトであり、コスモスハブと呼ばれるシステムを核に、異なるブロックチェーンの相互運用性を高めるための技術開発を行なっている。コスモスはそのエコシステム内で流通する仮想通貨としての役割を担い、ステーキングやガバナンス、送金手段として利用されているようだ。現在、コスモスはDeFi(分散型金融)プラットフォームのKavaやステーブルコインのTerra Moneyなどのプロジェクトをホストしており、エコシステムを拡大する動きを見せている。

GMOはバイナンスにGYENを上場するなど、仮想通貨市場で多様な取り組みを行なっているようだ。GMOコインは同社の仮想通貨関連事業を牽引する存在になると考えられるが、次はどのような動きに出るのか、今後も同取引所の動向を見守っていきたい。

release date 2021.07.16

出典元:

  1. GMOコイン

    https://coin.z.com/jp/news/2021/07/8027/

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リスティング強化が求められる国内取引所


これまで、日本の取引所は時価総額が大きい主要な仮想通貨を取り扱うのみに留まっていたが、比較的マイナーなアルトコインも積極的に上場し始めているようだ。最近では、bitFlyerがポルカドットの取り扱いを開始したのに加え、国内で初めてディーカレットがオントロジーの上場に成功している。中でもコインチェックは国内最多となる16種類の仮想通貨を上場しており、仮想通貨市場の裾野を広げることに貢献しているという。しかしながら、海外取引所のBinance(バイナンス)が約320銘柄、Huobi(フォビ)が約270銘柄、KuCoinが約400銘柄の仮想通貨を上場していることを考慮すると、国内取引所はリスティングの強化に尽力すべきだと言えるだろう。6月にJVCEA(日本仮想通貨交換業協会)の副会長に就任した千野剛司氏も取引所による新規上場を支援する意向を示しているだけに、今後、日本国内でも様々な仮想通貨が取引可能となることに期待したい。


Date

作成日

2021.07.16

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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