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bitFlyer、ポルカドットの取り扱いを開始

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update 2022.04.20 12:28
bitFlyer、ポルカドットの取り扱いを開始

update 2022.04.20 12:28

利用促進を目的としたキャンペーンを実施

日本の大手仮想通貨(暗号資産)取引所である株式会社bitFlyer【以下、bitFlyerと称す】が、新しくポルカドット(Polkadot)の取り扱いを開始したことを発表した。[1]

今回の発表によると、bitFlyerは6月29日から同社のWebプラットフォームおよびスマホアプリの販売所を通じてポルカドットの取引を可能にしたという。これに併せて、bitFlyerは「ポルカドット取扱開始記念!抽選で15名様に最大5万円が当たるキャンペーン」と題し、同仮想通貨を所定の数量以上購入したユーザーを対象としたプロモーションを行なっているようだ。bitFlyerは2021年7月21日午後11時59分までこのキャンペーンへの参加を受け付けており、8月中に当選者を発表するとしている。

ポルカドットは異なるブロックチェーン間での相互接続を可能にするプロトコルの開発を目的としたブロックチェーンプロジェクトのネイティブトークンだ。このプロジェクトはブロックチェーン技術を基礎とする「Web3.0」の実現を目指しており、現時点では核となるリレーチェーンに加え、複数のパラチェーンがひとつのネットワークで繋がる構造のシステムを構築している。ポルカドットはエコシステム内でステーキングのインセンティブやガバナンストークンとして活用されており、ブロックチェーンを健全に機能させるための役割を担っているという。

昨年上半期、bitFlyerは20代新規ユーザーが倍増するなど、若年層に人気の取引所となっているが、ポルカドットの取り扱いを開始したことがどのような成果につながるのか、今後も同取引所の取り組みを見守っていきたい。

release date 2021.07.01

出典元:

  1. 株式会社bitFlyer

    https://blog-jp.bitflyer.com/n/nd545aea41108

ニュースコメント

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イーサリアムキラーとして期待されるポルカドット


ポルカドットはイーサリアム(Ethereum)キラーと呼ばれ、同仮想通貨を脅かす存在となることが期待されている。特にイーサリアムがテストネットでロンドンアップグレードを有効化するなど、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行を進めていることで、ポルカドットは直接的な競合プロジェクトとして意識され始めているようだ。実際にポルカドットのネットワーク上では、DeFi(分散型金融)ハブとステーブルコインプラットフォームを提供するAcala Networkや、研究開発のための実験的なネットワークを構築するKusamaなどのソリューション開発が進行しており、ブロックチェーンシステムとしての有用性が高まってきているという。イーサリアムはAmazon Managed Blockchainで利用可能になるなど着実にエコシステムを拡大しているが、ポルカドットはどのような動きを見せるのか、今後も同プロジェクトの動向に注目していきたい。


Date

作成日

2021.07.01

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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