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FxPro、100種類以上の個別株CFDを追加

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update 2022.04.20 12:28
FxPro、100種類以上の個別株CFDを追加

update 2022.04.20 12:28

競争力のあるスプレッドと豊富な流動性、高速約定を提供

英国・ロンドンを拠点とする海外FXブローカーであるFxPro(エフエックスプロ)は、新たに100種類以上の個別株CFDを追加したことを発表した。[1]

FxProは、クラウドホスティング企業のDigitalOcean(デジタルオーシャン)や、イェール大学やGoogleなどがプロデュースしたコースをオンライン教育サービスとして提供するCoursera(コーセラ)など、投資家の間で最も人気の高い米国個別株式に加え、英国やドイツ、フランスの個別銘柄も新たに取り扱いを開始した。ユーザーは、FxProのモバイルアプリや同社独自プラットフォームであるFxPro EDGE、MetaTrader4【以下、MT4と称す】上で、今回新たに追加した個別株CFDを取引できるという。FxProはNDD方式や高度なプライシングモデルを通じ、競争力のあるスプレッドと豊富な流動性、超高速な執行サービスを提供していく方針だ。尚、同社は6月9日に38種類の個別株CFDと13種類の仮想通貨(暗号資産)を追加しており、積極的に商品力の強化を図っている。

2006年に創業したFxProは、世界170か国を超える国々でサービス展開しており、190万弱の顧客口座数を誇る欧州の大手海外FXブローカーだ。同社は70種類ものFX通貨ペアを始め、個別株、インデックス、コモディティ、仮想通貨といった幅広い商品を取り揃えており、ユーザーは通貨強弱や市況に合わせて柔軟に取引できる。また、執行面に関しては、完全なNDD方式に加え、Equinix(エクイニクス)のデータセンターを活用することで、超低レイテンシーと0.014秒以下の高速約定を実現している。取引ツールはFxPro EDGEやMT4に加え、MetaTrader5(MT5)、cTraderを提供しており、これら取引プラットフォームに対応した多彩な口座タイプも用意している。

直近では、Global Forex AwardsにてFxProは3つの賞にノミネートされるなど、更にブランド力を高めている状況だ。FxProを利用する日本人トレーダーは限定的ではあるが、日本においては、キプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission, CySEC)ライセンスを保有するFxPro Financial Services Limitedと、バハマ証券委員会(Securities Commission of the Bahamas, SCB)ライセンスを保有するFxPro Global Markets Limitedという2つの運営会社がサービスを提供している。口座開設の際はいずれかの運営会社を選択できるが、より高いレバレッジである最大200倍を提供するFxPro Global Markets Limitedを利用するユーザーが多いという。

FxProは人気高まる米個別株などのラインナップを拡充することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.07.16

ニュースコメント

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欧米株式市場はゴルディロックス相場の様相


足元の欧米株式市場は、ゴルディロックス相場(適温相場)のような相場展開になりつつある。ゴルディロックスは英国の童話に由来しており、経済が過熱せず冷めすぎない心地よい状態を指す。欧米では新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックからの景気回復が続く一方、早期のテーパリング(量的緩和の縮小)観測が後退している。緩やかな景気成長と低金利が併存する中、欧米株式市場は良好な値動きとなっている状況だ。実際に、米国の主要3指数が揃って史上最高値を更新する展開となる他、欧州を代表する株価指数であるストックス欧州600(STOXX)や、ドイツのDAXなども過去最高値圏で推移している。このような中、FxPro以外にも複数の海外FXブローカーが、株式関連サービスの強化を図っている。例えば、最大レバレッジ3,000倍を提供するFBSはMT5上に個別株CFDを追加した他、高い約定力を武器とするTitan FXは米国株式CFD取引サービスの提供を開始した。欧米株式が良好な展開となる中、多くの海外FXブローカーが株式関連ソリューションを強化することで、さらに市場が活性化することに期待したい。


Date

作成日

2021.07.16

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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