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FBS、MT5上に30銘柄の株式CFDを追加

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update 2022.04.20 12:27
FBS、MT5上に30銘柄の株式CFDを追加

update 2022.04.20 12:27

ロンドン証券取引所に上場する高配当銘柄などの取り扱いを開始

FBS(エフビーエス)を運営するFBS Markets Inc【以下、FBSと称す】は、MetaTrader5【以下、MT5と称す】上に、ロンドン証券取引所(London Stock Exchange, LSE)に上場している30銘柄の株式CFDを追加したことを発表した。[1]

今回FBSでは、商品市況の回復が鮮明となる中、Anglo American(アングロ・アメリカン)やRio Tinto(リオ・ティント)などの資源大手に加え、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの開発に取り組むGlaxoSmithKline【以下、GSKと称す】やAstraZeneca(アストラゼネカ)などの取り扱いを開始した。これにより、ユーザーはFBSの株式投資を通じてキャピタルゲインを狙うだけでなく、インカムゲインとなる配当金を受け取ることも可能だ。例えば、ディフェンシブ性の高い製薬会社であるGSKや国際的なたばこ製造販売企業であるブリティッシュ・アメリカン・タバコ(British American Tobacco)の配当利回りは、それぞれ5.74%と7.72%であり、高配当銘柄として位置付けられている。[2]尚、これらの銘柄は、MT5サーバー時間(夏時間:GMT+3、冬時間GMT+2)で10時から18時まで取引できる。FBSは株式CFDの取り扱いを拡充することで、ユーザーがポートフォリオを多様化し、更なる収益拡大を図れると見ている。

最近では、FBSはコインベース株の取り扱いをFBS Traderで開始するなど、株式関連の商品ラインナップ拡充を推し進めている状況だ。同社ではこれらの銘柄に加え、Apple(アップル)やFacebook(フェイスブック)といった人気の米ハイテク株など、70銘柄ほどの株式CFDを取り揃えている。その他にも、FBSでは強みとするFXやインデックス、コモディティといったマルチアセットに対応した取引サービスを提供している。

2009年に創業したFBSは、最大レバレッジ3,000倍を武器に、世界150か国に展開するグローバル海外FXブローカーだ。バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)の規制下にあるMitsui Markets Ltd.が、信託保全制度を適用の下、日本居住者向けに信頼性の高いサービスを提供している。また、FBSではMetaTrader4(MT4)/MT5に加え、独自開発のモバイルアプリであるFBS Traderや、コピートレードアプリであるFBS CopyTradeの提供を通じ、トレーディングエクスペリエンスの向上に向けた取り組みを推進している。最近では、インドネシアでNo.1の人気を誇るトレーディングアプリとして、Global Banking & Finance Review誌にてFBS CopyTradeが賞を獲得している。

FBSは投資家の間で人気の高い株式CFD関連の商品ラインナップを拡充することで、更なる取引の活性化が期待できそうだ。

release date 2021.06.23

ニュースコメント

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ボラティリティの拡大が見込まれるグローバル株式


近年、株式CFDを取り扱う海外FXブローカーが増加傾向にある。直近では、独自性溢れるソリューションを提供するeasyMarkets(イージーマーケット)が、世界で最も活発に取引されている欧米株式の取り扱いをMT4上で開始した。また、高い執行の質を誇るTitan FXは米国株式CFDの取り扱いを開始しており、MT5上で65銘柄の米国株式CFDをDMA(取引所に直接注文を出す形態)方式で取引できる。海外FXブローカー各社が株式関連の商品ラインナップ拡充を急ぐ背景として、良好なパフォーマンスとなる欧米株式の取引需要が高まっていることが挙げられる。欧州及び米国を代表する株価指数であるストックス欧州600指数(STOXX Europe 600 Index)やS&P500などは過去最高値圏で推移しており、多くの顧客の関心を惹きつけている状況だ。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げの前倒しを示唆した他、欧州でも早期のテーパリング観測が燻る中、株式市場のボラティリティ拡大が見込まれる。海外FXブローカー各社が顧客基盤の拡大を図るべく、ニーズにマッチした株式関連ソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.06.23

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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