Select Language

先着50名!完走すれば

必ずアマギフGET

INTL、GAINを買収することを発表

INTL、GAINを買収することを発表

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.06 16:30
INTL、GAINを買収することを発表

update 2022.06.06 16:30

買収手続きは2020年半ばに完了する見通し

米国にて幅広い金融事業を展開しているINTL FCStone Inc.(本社:155 East 44th Street, 15th Floor New York, NY 10017 [1])【以下、INTLと称す】は2月27日、米国最大のFXブローカーであるForex.comを運営するGAIN Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206, Suite 11 Bedminster, NJ 07921[2])【以下、GAINと称す】を約2億3,600万ドルで買収することを発表した。[3]

INTLは全額現金を用いて、GAINの株式を1株当たり6ドルで取得する見通しだ。またINTLは2022年に償還を迎える9,200万ドルのGAIN発行の転換社債を買い戻すと共に、2020年に償還予定の6,000万ドルの転換社債については、償還前にGAINの手許現金を用いて支払われることで合意に達したという。現状、Forex.comやCity IndexなどGAINが運営するプラットフォームを通じて取引する個人投資家及び機関投資家は、13万人以上に及ぶ。今回の買収により、これらの顧客はより高機能な商品サービスにアクセスすることができるようになる見通しだ。一方でINTLにとっては、GAINのデジタルプラットフォームを加えることで自社のデジタルエコシステムの強化に繋げられるほか、取引量や顧客数の拡大も見込まれている。

今回の買収に際し、INTLのCEOであるSean O'Connor氏とGAINのCEOを務めるGlenn Stevens氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

既存顧客との取引拡大や新規顧客の獲得に通じた市場シェアの拡大を図るべく、我が社の商品サービスを活用することで、GAINの商品機能を拡充することができるでしょう。我々は取引量の増加やスプレッドの縮小、執行機能の向上に加え、GAINの事業運営コストの削減や両社のインフラ機能の統合などにより、収益性を高めることができると確信しております。今回の買収はGAINの簿価に対し12%のプレミアムを乗せていますが、早期に株式価値と収益性を向上させることができると見込んでおります。我々は、コスト及び資本面のシナジーを発揮することで、数十年にわたる低ボラティリティ下においても収益性と業界内のプレゼンスを向上させることが可能だと考えております。また、商品や顧客セグメントの分散を強化することで、収益の変動を抑えることに繋がると確信しております。

Sean O'Connor, CEO of INTL FCStone - INTLより引用

我が社のビジネスはINTLの広く分散された事業に十分フィットするほか、株主も今回の買収により多大なプレミアムを享受することができるでしょう。我々は20年以上前の創業以来、FX市場への割安なアクセスを提供するために注力してきました。INTLの傘下に入り同社の様々な機能やエコシステムを積極的に活用することで、お客様により広範的なサービスを提供できるようになります。我が社が誇る個人投資家向けの専門性とINTLが構築する金融市場への優れたアクセス機能を融合することで、幅広い顧客層に高付加価値を創出することが可能だと考えております。

Glenn Stevens, CEO of GAIN - INTLより引用

Sean氏は両社の統合会社のトップに就く一方で、Stevens氏はINTL傘下にてGAINのビジネスを引き続き率いる見通しだ。買収手続きは、規制当局と両社の株主による承認後の2020年半ばに完了する予定である。既にGAINの議決権の44%を握るVantagePoint Capital PartnersとMichael Spencerの投資会社であるIPGL及びStevens氏は買収に合意している模様である。今後、両社が収益性の向上に結びつく如何なる共同戦略を打ち出すか注目したい。

release date 2020.03.02

出典元:

ニュースコメント

他社の軍門に下る米国FX業界のガリバーGAIN

GAINの業績は長期間にわたり低迷する一方で、経営の苦境から脱する抜本的な解決策を見出せていない状況が続いていた。他方で、米国では取引手数料無料の波が押し寄せることで、企業の収益悪化懸念が高まるなか、チャールズ・シュワブがTD Ameritradeを買収したほか、モルガンスタンレーがEトレードを買収する意向を示すなど、にわかに業界再編が進んでいる。このような市場環境下において、ようやくGAINの経営陣は他社の軍門に下る決断をしたことになる。レボリュートは新たな資金調達に成功し、NAGAはMT5をリリース、そしてStakeは英国でブローカレッジサービスを開始するなど、伝統的な金融機関とは一線を画し革新的なソリューションを提供するフィンテック企業の勢いが増している状況だ。個人投資家を中心に圧倒的な顧客基盤を誇るGAINと、積極的な買収戦略により金融アクセス機能を高めるINTLが手を組むことで、低迷するGAINの業績の巻き返しに期待したい。


Date

作成日

2020.03.02

Update

最終更新

2022.06.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXで出金できなくなる?2026年6月のクロスボーダー収納代行規制に伴いトレーダーがとるべき対策とは

海外FXで出金できなくなるリスクが高い人について説明します。2026年施行の「クロスボーダー収納代行規制」により、これまで通りの国内銀行送金による出金が難しくなるとみられています。本記事では出金リスクを抑える方法もご紹介します。
update2026.03.30 19:00

海外FXの国内銀行出金は6月以降も使える?改正資金決済法の施行で何が変わるのか

2026年6月1日に改正資金決済法が施行されたことで、ユーザーの間では「いよいよ出金できなくなるのでは?」と不安が広がっています。本記事では、改正資金決済法の施行が海外FXに与える影響や、6月以降も国内銀行送金が使えるのかを解説します。
update2026.06.10 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

PeskaがUSDTでの入出金に対応!仮想通貨取引所・個人ウォレットへの送金が可能に

PeskaがUSDTによる入出金に対応しました。2026年6月に改正資金決済法が施行されたことで、海外FXユーザーの間では規制によって、「国内銀行送金を利用できなくなるのでは」という懸念が広がっていました。PeskaがUSDTに対応した背景には、こうしたユーザーの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。本記事では、PeskaでUSDT送金を利用する際の条件や注意点を解説します。
update2026.06.15 19:00

HFMがKATANA(カタナ)口座をリリース!Exnessキラーになるか?

HFMがハイスペック口座であるKATANA口座をリリースしました。最大の特徴は、無制限レバレッジと低スプレッドという、2つの要素を兼ね備えている点です。本記事では、KATANA口座のスペック・特徴を解説するほか、ExnessやXMTradingと条件を比較します。
update2026.05.07 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

USDTを日本円に換金する方法は?税金や手数料などの注意点も解説

海外FXの仮想通貨入出金ではステーブルコインのUSDTを使うケースが多く、利益などを出金する際はUSDTを日本円に換金する必要があります。本記事では、USDTを日本円に換金する方法に加え、税金や手数料などの注意点を解説します。
update2026.04.13 19:00

BitgetからSBI VCトレードに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、Bitget(ビットゲット)からSBI VCトレードに仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金した経験をもとに、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.06.19 19:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル