Select Language

NAGA、MT5をリリース

NAGA、MT5をリリース

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.12.23 14:42
NAGA、MT5をリリース

update 2022.12.23 14:42

9つのグローバル証券取引所とダイレクトに接続

ドイツ・ハンブルクを拠点とするフィンテック企業のThe NAGA Group AG(本社:Stadthausbruecke 1-3, 5th Floor, 20355 Hamburg Germany[1])【以下、NAGAと称す】は、トレーディングエクスペリエンスの向上を図るべく、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームをリリースしたことを発表した。[2]

更にNAGAは、ナスダック(Nasdaq)やニューヨーク証券取引所(NYSE)、ロンドン証券取引所(LSE)、香港証券取引所(HKEX)、フランクフルト証券取引所(Börse Frankfurt)マドリード証券取引所(BME)を含む9つのグローバル証券取引所に上場する株式のDMA(Direct Market Access、取引所に直接注文を出す形態)取引サービスも提供するとのことだ。これにより、NAGAの顧客は、世界中の証券取引所に上場する大型銘柄を直接売買することができるようになるという。

NAGAは、MT5と新サービスの提供を通じて、プロフェッショナルトレーダー及び株式投資家などを含む顧客基盤の拡大を図る意向だ。また、MT5を活用することにより、投資のアクセス機能の向上と包括的な金融商品・サービスの提供が期待されている。

MT5及び新サービスの提供開始に際し、NAGAのCEOであるBen Bilski氏は以下のようにコメントしている。

我が社の使命は、投資のアクセス機能の向上と、包括的な機能提供であります。MT5のリリースとグローバル証券取引所での株式取引サービスを開始したことで、我々は全ての主要な機能を統合したオールインワンソリューションを提供できるようになりました。世界的にマルチアセット戦略を採用する傾向が高まっており、投資家もマルチアセットクラスに対応した統合ソリューションを探し求めております。我々は、このような投資ニーズに対応する最も強力な取引システムを提供すべく、高機能が搭載されたMT5を活用することで、FX市場や証券取引所にアクセスし、800種類以上の金融商品取引サービスを提供します。お客様は、フェイスブック(FB)やアップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)などの優良株を含む我が社の包括的な金融商品を、単一プラットフォームでダイレクトに取引し、ポートフォリオの分散を図ることができます。

Ben Bilski, CEO of NAGA - MetaQuotesより引用

NAGAは、顧客の利便性向上に繋がるサービスを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.02.19

出典元:

ニュースコメント

マルチアセット対応を推し進める金融サービスプロバイダー

2015年に創業したNAGAは、フランクフルト証券取引所に上場する新興フィンテック企業だ。2017年には早くもIPOに漕ぎつけ、世界で18番目の規模のトークンセールを実現させるなど、今まさに勢いに乗る金融サービスプロバイダーといえるであろう。同社は、仮想通貨やインデックス、FX、コモディティなどマルチアセットクラスに対応したオールインワンソリューションの提供に強みを持っている。他方、グローバル投資家が単一プラットフォーム上での包括的な金融商品取引サービスを望むなか、多くの金融サービスプロバイダーも、マルチアセットクラスに対応した取引サービスの提供を強化している状況だ。足元では、アヴァトレード・ジャパンがMT5をリリースしたほか、GMEXとDPNがハイブリッド型証券取引所を開設した。更には、INFINOXがIXOをリリースし、取引機能の拡大を図っている。今後も、海外FXブローカー各社が、トレーディングエクスペリエンスの向上に繋がる画期的なソリューションを提供することを期待したい。


Date

作成日

2020.02.19

Update

最終更新

2022.12.23

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

アービトラム(Arbitrum)とは?特徴やメタマスクへの追加方法を紹介

アービトラム(Arbitrum)は、イーサリアムのガス代高騰問題解決のために開発されたブロックチェーンです。当記事では、特徴やメタマスクでの使い方を紹介します。
update2022.10.27 20:00

仮想通貨GPT(CryptoGPT)とは|将来性やAI分野との関連を解説

CryptoGPTはAI発展への寄与を目標としており、ユーザーは自分自身のデータを使って収益を得られます。DAO MakerでIDOが実施され、話題の仮想通貨となっています 。
update2023.02.28 20:00

スイスフランショックとは?その原因と影響

2015年1月15日、スイス国立銀行(スイスの中央銀行)が金融政策を突然変更し、スイスフランが暴騰して複数のFX会社が経営破綻しました。これをスイスフランショックと呼びます。
update2022.10.03 19:00

イーサリアム2.0のステーキング報酬は何%?やり方やリスクも紹介

イーサリアム(ETH)2.0において、ステーキング向けの預け入れ資産が増加しており、約1,500万ETH(2.8兆円相当)になりました。ステーキング報酬は魅力的なのでしょうか。リスクはないのでしょうか。
update2023.01.20 19:00

分散型SNSの特徴やメリットを解説!Web3.0時代のSNSとして注目を集める

分散型SNSは従来のSNSと比べて自由で公平なサービスとなっており、FacebookやTwitterにとって代わる存在となることが期待されています。
update2023.01.06 21:00

「キャプテン翼-RIVALS-」がプチ炎上?出金貫通等で酷評が目立つ

ゲーム「キャプテン翼-RIVALS-」で出金貫通などのトラブルが生じ、プチ炎上状態となりました。「つまらない」「手抜き」などの評判も目立ちます。
update2023.01.13 21:00

ジャスミーコインがさらに下落!「詐欺」疑惑から現在の評判まで

2022年10月、ジャスミーコインのさらなる下落を受けて、Twitterでは失望の声や上昇を期待する声が見られます。詐欺であるとのSNS投稿でも注目を集めたジャスミーコインですが、いったい何が起こっているのでしょうか。
update2022.10.21 21:00

仮想通貨TWTが貰える「TwitFi」とは?やり方やリスクを解説

2022年12月18日、TwitFi(ツイートファイ)と呼ばれるブロックチェーンゲームがリリースされました。Tweet to Earn(ツイートして稼ぐ)という新しいジャンルで、仮想通貨コミュニティで注目を集めています。
update2022.12.21 21:00

Astar Network(ASTR)とは?ステーキングで増やしながらプロジェクトを応援

仮想通貨ASTRは、渡辺創太氏らが主導する「Astar Network」のネイティブトークンです。当記事ではASTRの特徴やステーキングのやり方を紹介します。
update2022.10.11 21:00

TwitFi(ツイートファイ)がステーキングを実装|BNBチェーン版のリリースやゲームシステムの変更点などを解説

日本で人気のTwitFi(ツイートファイ)。ゲーム性や収益性を高めるために、ステーキング機能の導入やOKXなどとのパートナーシップなど、いろいろなサービスを展開しています。
update2023.02.20 21:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

Twitter

Twitter

キャンセル