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Fullerton Markets、仮想通貨による入出金オプションを追加

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update 2021.08.31 15:28
Fullerton Markets、仮想通貨による入出金オプションを追加

update 2021.08.31 15:28

仮想通貨市場の拡大を見据えて12種類の主要通貨をサポート

海外FXブローカーのFullerton Markets(本社:First Floor, First St. Vincent Bank Ltd Building, James Street, P.O. Box 1574 Kingstown, VC0100 St. Vincent and the Grenadines[1])は、新しく仮想通貨による入出金オプションを追加することを発表した。[2]

今回、Fullerton Marketsは、ビットコイン(Bitcoin)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)、バイナンスコイン(Binance Coin)、ビットコインSV(Bitcoin SV)、ダッシュ(Dash)、ドージコイン(Dogecoin)、イーサリアム(Ethereum)、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)、ライトコイン(Litecoin)、ネオ(NEO)、OmiseGo、トロン(Tron)などの12種類の主要な仮想通貨による入出金を実現したという。これに加え、既にFullerton Marketsは、クレジットカードおよび銀行送金、Neteller(ネッテラー)、Skrill(スクリル)、FasaPayなどの入出金オプションにも対応している。

Fullerton MarketsのCEOであるMario Singh氏は、このことについて次のようにコメントした。

我が社は入出金方法を含め、シームレスなユーザーエクスペリエンスを提供することを優先しています。仮想通貨の入出金オプションを強化すれば、継続的に拡大する仮想通貨取引の需要に備えることができるでしょう。2025年までに、ブロックチェーン市場の年間成長率は69.4%に達すると予想されるため、今後数年で仮想通貨が普及すると同時に、その取引も活発になると考えられます。この流れに準じることが、より良いサービスを提供するために必要なのは間違いありません。

Mario Singh, CEO of Fullerton Markets - Fullerton Marketsより引用

2018年にFullerton Marketsはセントビンセントへ移転しており、現在、外国為替やCFD、金などの幅広い金融商品を取り扱っている。また昨年、Fullerton MarketsはBeGoldと提携したのに加え、今月初めにもベトナムに拠点を置く企業と提携し、ホワイトラベルサービスを確立して東南アジア地域での事業展開を進めているようだ。Fullerton Marketsの仮想通貨市場における挑戦は始まったばかりだが、今後も同社のグローバル市場での躍進に期待したい。

release date 2020.02.19

出典元:

ニュースコメント

既存の金融ブローカーが仮想通貨への対応を拡大

近年、多くの証券ブローカーやFXブローカーが仮想通貨市場への参入を果たしており、仮想通貨ウォレットの機能を統合した利便性の高い入出金サービスを導入している。先月もFXおよびCFDブローカーのFXGateが、米ドルに連動するステーブルコインであるテザー(Tether)による入出金を可能とし、この流れに迎合する動きを見せた。更に大手海外FXブローカーのIronFXはPumaPayトークンの取扱いを開始すると同時に、同仮想通貨を基軸通貨とした仮想通貨取引サービスを実現しているという。このようにマイナーな仮想通貨を受け入れる例も存在するものの、全体的にはステーブルコインの利用が拡大している状況だ。Fullerton Marketsは、バイナンスの独自仮想通貨であるバイナンスコインやOmiseGoなどの銘柄に対応しているが、これが仮想通貨市場の取り込みに効果を発揮するのか、今後も同社の動向に注目していきたい。


Date

作成日

2020.02.19

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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