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スタンダードチャータード銀行、Cobaltのポストトレードインフラを採用

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update 2022.09.19 17:36
スタンダードチャータード銀行、Cobaltのポストトレードインフラを採用

update 2022.09.19 17:36

コスト削減や効率的なクレジット管理を実現

FXポストトレードインフラ及び関連ソリューションを提供するCobalt(本社:Unity, Longbow House 20 Chiswell Street London, EC1Y4TW[1])は、Standard Chartered【以下、スタンダードチャータード銀行と称す】が同社のインフラを採用したことを発表した。[2]

これにより、新興市場に注力するスタンダードチャータード銀行の顧客は、CobaltのFXポストトレードインフラにアクセスすることができるようになるとのことだ。

両社の提携に際し、スタンダードチャータード銀行マクロトレーディング部門COOであるGareth James氏とCobaltのCEOを務めるDarren Coote氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我々は、グローバルFXの市場参加者に対してポストトレード業務の標準化ニーズがあると認識しております。新興市場においては、統一された中央集権的なポストトレードにより、効率性が格段に増すことになります。Cobaltのテクノロジーソリューションを活用することで、自動化を推進し、コストの削減だけでなくカウンターパーティーの効率的なクレジット管理を実現できるでしょう。

Gareth James, Macro Trading COO at Standard Chartered - Cobaltより引用

新興市場に注力する世界的な金融機関であるスタンダードチャータード銀行が、我が社のネットワークに加わったことで、より広範なFX市場参加者に対し同ネットワークを活用して頂くことが可能になります。ネットワークの拡大に伴い、全てのお客様がリアルタイムのコスト削減を実現できるほか、ポストトレード業務を中央集権的に行うことで、バランスシートの有効活用を図る最適ソリューションを提供できるでしょう。

Darren Coote, CEO of Cobalt - Cobaltより引用

尚、Cobaltは各金融機関におけるポストトレードインフラ及びプロセスの再構築を手掛けており、同社の自動化テクノロジーを活用することで、全取引を信頼性が高い単一の記録プラットフォームに集約できるとのことだ。これにより、不変のFX取引関連データセットの構築が可能になるという。現在FX業界では、1つの取引でも全ての取引関係者向けに複数の記録を作成しなければならないことから、ミスや不一致が発生することが問題になっている。Cobaltのポストトレードインフラを採用する金融機関が続々と増加していることから、同社の大幅な業績拡大も期待できそうだ。

release date 2020.03.02

出典元:

ニュースコメント

時流に乗ったソリューションを提供するCobalt

グローバル当局が規制を強化するのに伴い、効率的なポストトレード業務の重要性が増すなか、関連ソリューションを提供するCobaltの勢いが止まらない状況だ。スタンダードチャータード銀行が同社のポストトレードインフラを採用したことは、2週間ほど前に契約を締結したSucden Financialに次ぐ最新の導入事案になる。これまでにも、Cobaltのインフラをドイツ銀行、XTM Markets、サクソバンクが採用したほか、シティグループもCobaltのインフラを導入するなど、大手金融機関を中心に同社が開発するサービスへの注目度が急速に高まっている。他方で、その他の金融サービスプロバイダーもポストトレード関連ソリューションの強化を図っており、競争環境は激化している状況でもある。例えば、ItivitiがBlaze Portfolioと提携し、ポストトレード業務の合理化を推進している。ポストトレードは一大成長産業に位置づけられていることから、今後も各金融サービスプロバイダーが、大幅なコスト削減などに繋がる革新的なソリューションを開発することを期待したい。


Date

作成日

2020.03.02

Update

最終更新

2022.09.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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