Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

国際決済銀行、バイサイド投資家によるFXGC準拠の必要性を指摘

国際決済銀行、バイサイド投資家によるFXGC準拠の必要性を指摘

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.01.24 17:05
国際決済銀行、バイサイド投資家によるFXGC準拠の必要性を指摘

update 2022.01.24 17:05

FXGCの更なる運用強化も要請

国際決済銀行(Bank for International Settlements)【以下、BISと称す】が事務局を務める市場委員会(Markets Committee)【以下、MCと称す】は1月30日、アセットマネジメント会社など、より多くのバイサイド(買い手)投資家が、グローバル外為行動規範(FX Global Code)【以下、FXGCと称す】に準拠する必要性があると指摘した。[1]

MCの委員長を務めるJacqueline Loh氏は、グローバル外為委員会(Global Foreign Exchange Committee)【以下、GFXCと称す】の委員長であるGuy Debelle氏に宛てた公開書簡において、多くの市場参加者がFXGCに準拠しているものの、一部の企業においては、同コードの採用が遅れているとコメントしている。FXGCを適切に機能させるためには、グローバルFX市場に参加する全てのプレーヤーが、同コードの準拠の必要性を認識しなければならないという。Loh氏による書簡は、各国中央銀行総裁で構成されるBISのグローバル・エコノミー会議(Global Economy Meeting)【以下、GEMと称す】の要請を受け、MCがFXGCの有効性を評価した後に提出されたものであり、同委員会は同コードの更なる導入を促す追加施策も提案している。

Loh氏は、現状、大口の機関投資家などごく僅かなバイサイドのみが、FXGCを遵守しているという。グローバルFX取引が拡大するなか、公正で効果的なFX市場の構築に向け、より多くのアセットマネジメント会社が、同コードを導入することが大切であるとのことだ。GFXCは様々な施策を講じてバイサイド投資家による積極的な遵守を促しているものの、各国当局や市場参加者が連携することで、追加施策を打ち出せる可能性があるという。また、比例性原則を更に発展させるなど、既存の遵守メカニズムの改善を図ることもできると指摘している。更に、MCは匿名のFX取引や、アルゴリズム取引プラットフォームを用いた取引を公開し、取引の透明性を改善すべくFXGCの運用強化も求めている。これらのMCによる要請項目は、2020年中に行われる予定のGFXCによる第一回FXGCレビューにおいて議題に上る見通しだ。GEMの議長を務めるMark Carney氏は、多くの市場参加者がFXGCを遵守しており、同コードはFX関連の課題解決を図る際の指針となるほか、FX市場の行動基準の改善にも寄与しているという。また、FXGCが適切でダイナミックなFX市場の構築に寄与すべく、GFXCのレビューを楽しみにしているとコメントしている。

尚MCは、主要国・地域の中央銀行の幹部で構成され、相互に金融市場の発展に関するモニタリングと、市場機能及び中央銀行による市場オペレーションの評価などを担っている。GFXCが今後実施するレビューを踏まえ、FXGCの運用強化に向けて、如何なる施策を講じるか注目したい。

release date 2020.02.03

出典元:

ニュースコメント

健全で透明性の高い市場の形成を目指すFXGC

2017年に策定されたFXGCは、1日に6.6兆ドル以上の取引量を誇るグローバルFX市場において適切な慣行に関する一連の原則を示している。FCAのほか、MASがFXGCの遵守を表明するなど、数多くの金融当局が同コードに基づく規制フレームワークの構築を行っている模様だ。FXGCを遵守した透明性の高い取引執行や適切なリスク管理、決済ソリューションなどの開発を推し進める金融サービスプロバイダーも散見されている。例えば、Ideal PredictionがFXGC準拠の分析ツールをリリースした。また、CNCBIがCLSSettlementコミュニティに加入し、同コードなどで求められている決済や、ポストトレードプロセス分野におけるベストプラクティスの実践を試みている状況だ。今後も、規制当局、セルサイド及びバイサイド投資家の全てが、同コードに準拠した規制システムやソリューションを開発することで、投資家にとってより安心・安全な取引環境が整備されることを期待したい。


Date

作成日

2020.02.03

Update

最終更新

2022.01.24

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

Titan FXへ仮想通貨入金をしてみた!低コスト・爆速で着金する「最適ルート」を検証

Titan FXへ仮想通貨入金をしてみて、どのルートが正解なのかを徹底検証しました。実際にXRP(リップル)で送金したところ、手数料は約60円、反映まで最短2分という驚きの結果になりました。初心者でも真似するだけでできる全手順を、画像付きで詳しく解説します。
update2026.01.23 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

Myforex編集部では4ヶ月間にわたってExnessのゴールド(XAUUSD)のスプレッドを徹底調査しました。本記事では、Exnessのゴールド取引にかかるスプレッドだけでなく、どの口座タイプを選べばよいかまで解説します。
update2025.12.09 10:30

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル