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Kx、三井住友銀行に次世代e-FXプラットフォームを提供

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update 2021.08.31 15:29
Kx、三井住友銀行に次世代e-FXプラットフォームを提供

update 2021.08.31 15:29

タイトなスプレッドと豊富な流動性及び約定率の向上などに寄与

First Derivatives傘下のグローバルテクノロジープロバイダーであるKx(本社:3 Canal Quay, Newry, BT35 6BP N.Ireland[1])は、三井住友銀行(本社:東京都千代田区丸の内1-1-2[2])に次世代e-FXプラットフォームの構築及び運用業者として選定されたことを発表した。[3]

Kxの取引プラットフォームは、Kx for Flow、Algo Risk Management、FX Analyticsの3つの機能から構成されており、FX関連サービスの改善を通じて、顧客リーチの拡大を図ることが期待できるとのことだ。同社は三井住友銀行と複数年契約を締結し、電子取引や流動性供給、アルゴリズム取引、リスクマネジメント機能に加え、リアルタイム及び取引前後の分析情報の提供を行う意向である。現在、三井住友銀行は、同プラットフォーム運用の第一段階にあり、従来よりもタイトなスプレッドと豊富な流動性及び約定率の向上を実現させているという。Kxは、今後も同社の取引プラットフォームと、三井住友銀行のFXエコシステムとの統合を推し進める方針だ。

取引プラットフォームの選定に際し、KxのチーフコマーシャルオフィサーであるPatrick Brazel氏と三井住友銀行の上席推進役である矢野克彦氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

Kxは、当行の既存システムとの統合を容易に行い、e-FX取引の拡大を図るうえで基盤となる、柔軟でスケーラブル且つ高機能なテクノロジーを提供しております。そのため当行が同社を選定したことは、合理的な判断であったと考えております。日本における確固たるプレゼンスとグローバルリーチをもとに、Kxの柔軟性の高い取引プラットフォームを活用することで、当行とお客様にとって数多くのビジネスチャンスを得ることができるでしょう。

Katsuhiko Yano, Joint General Manager, Global Markets Engineering at Sumitomo Mitsui Banking Corporation - Kxより引用

今回、三井住友銀行に我が社をパートナーとして選定して頂けたことを大変喜ばしく思っております。世界をリードするテクノロジーを基にした、我々のe-FX取引ソリューションは、長年にわたるFX分野の専門性を活用した高度な機能を搭載しております。このサービスを活用することで、お客様に大きなメリットをもたらすと共に、我が社がe-FX取引市場の有力テクノロジープロバイダーとしての地位を確立できると考えております。

Patrick Brazel, Chief Commercial Officer of Kx - Kxより引用

Kxは、高い専門性を誇るテクノロジーを活用し、投資家にとって快適な取引環境を提供することで、更なる顧客利用の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.02.03

出典元:

ニュースコメント

取引プラットフォームの改良を推進させる海外FXブローカー

ESMAやCySEC、ASICなどグローバル当局が規制を強化するなか、以前にも増して海外FXブローカー各社間の顧客獲得競争は熾烈を極めている。このような市場環境下において、取引プラットフォーム機能を改善することは、競合他社と差別化を図り、顧客エンゲージメントの拡大を目指すうえで非常に重要なポイントになっている。そのため、足元でも数多くの海外FXブローカーが、新たな取引プラットフォームの導入や、既存のプラットフォームの機能改善を推進させている状況だ。例えば、INFINOXがIXOをリリースしたほか、IS PrimeがPelicanと提携し、自社の取引プラットフォームにコピートレード機能を統合した。また、OANDAジャパンはMT5をリリースし、かねてからの顧客の要望に的確に対応している模様だ。今後も、海外FXブローカー各社が、投資家の満足度向上に繋がる革新的な取引プラットフォームを開発することを期待したい。


Date

作成日

2020.02.03

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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