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Valutrades、セーシェルでFXブローキング事業を開始

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update 2022.06.20 15:11
Valutrades、セーシェルでFXブローキング事業を開始

update 2022.06.20 15:11

顧客からの根強い要望である高レバレッジサービスを提供する意向

英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】規制下の海外FX・CFDブローカーであるValutrades Limited(本社:51 Eastcheap London, EC3M 1JP, United Kingdom[1])【以下、Valutradesと称す】が、セーシェル諸島にて新たな法人であるValutrades(Seychelles)Limited【以下、Valutradesセーシェルと称す】を通じたFXブローキングサービスを開始したことが明らかになった。[2]

2018年6月に法人化されたValutradesセーシェルは、同国の金融サービス局(Seychelles Financial Services Authority)の規制下において、英国法人とは異なるレバレッジサービスを提供するとのことだ。事業の開始が長らく遅れたことに関し、ValutradesのCEOであるGraeme Watkins氏は、セーシェルにおいてティア1(最高クラス)のグローバルバンクでの銀行口座の開設や複数の決済サービスプロバイダーとの提携、オフィス開設、専門スタッフの採用などに時間を要したという。同社は、新たな法人開設に伴い、英国とセーシェルの両法人のサービス内容を掲載した新ウェブサイトをリリースしたとのことだ。

Watkins氏は、新たな進出先にセーシェルを選択した理由として、規制とバンキング機能の2つを挙げている。Valutradesは、当局と連携を密にすると共に、顧客の要望に応えることができる強固な規制フレームワークを敷く市場を求めているという。またセーシェルでは、ティア1の銀行で口座が開設できることも重要なポイントであった模様だ。Valutradesセーシェルは、Valutradesと普通株主で構成され、英国法人と同様に、非常に競争力のあるプライシングと優れた顧客サポートを提供する透明性の高いビジネスモデルの構築を目指すという。またValutradesセーシェルは、Watkins氏とFerhad Annas氏の両名がディレクターを務め、トップにはKendra Sofola氏を起用すると共に、事業拡大に向け、セールスと業務開発チームスタッフを採用する段階にあるとのことだ。

欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】が規制を強化するなか、海外FXブローカー各社は顧客をオフショアへ誘導する一方で、高レバレッジを求めるトレーダーもオフショアへシフトを進めている。尚、今回Valutradesがセーシェルに新たな事業拠点を設けるほかに、2018年以降、海外FXブローカー各社のバヌアツへの進出が急増している模様である。Watkins氏は、セーシェルに新法人を設立するまで、FCA規制下の英国法人においてのみ顧客獲得を図ってきたことを非常に誇りに思っており、安定した顧客基盤の構築と不正業者を排除するためにESMAが導入した規制策を支持してきたという。しかし、高レバレッジトレードをすべくオフショア事業体との取引を望むアジアやラテンアメリカなどの顧客の強い要望に応えるため、他のほとんどの海外FXブローカーと同様に、オフショア市場で法人を設立する決断を下したとのことだ。Valutradesセーシェルは、英国法人と異なるレバレッジ取引サービスを提供することから、今後は新規顧客獲得動向に注目したい。

release date 2020.01.29

出典元:

ニュースコメント

最大レバレッジ500倍の取引が可能なValutradesセーシェル

Valutradesセーシェルと英国法人のFX取引サービスにおいて、最も大きな違いの1つが最大レバレッジである。英国法人の場合、ESMAの規制強化により、プロフェッショナル投資家を除き、主要FX通貨ペアは最大レバレッジ30倍、その他の金融商品はそれ以下のレバレッジでしか取引できない。一方で、高レバレッジ取引を望む顧客ニーズに対応すべく設立されたValutradesセーシェルにおいては、最大レバレッジ500倍の取引が可能だ。またValutradesは、複数のティア1の銀行から豊富な流動性供給を確保すると共に、ECN方式を採用することで、0.0pipsからのタイトなスプレッドを実現させている。取引プラットフォームに関しては、MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)を導入済みである。Watkins氏は現段階において更に事業体を開設する考えは持っていないものの、顧客第一主義の下、2020年には株式やETF関連の新商品及びホワイトレーベルサービスの提供などを計画しているという。Valutradesは投資家ニーズに即したサービス展開を図ることで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。


Date

作成日

2020.01.29

Update

最終更新

2022.06.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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