Select Language

GBE Brokers、ヘッジング機能付きMT5をリリース

GBE Brokers、ヘッジング機能付きMT5をリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.01.03 18:30
GBE Brokers、ヘッジング機能付きMT5をリリース

update 2022.01.03 18:30

MT5ホワイトラベルサービスも提供開始

GBE Brokersの運営会社であるGBE Brokers Ltd(本社:60 Panioti Avenue, Green Area, Limassol 4044, Cypurs[1])【以下、GBE Brokersと称す】が、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.が開発したヘッジング機能付きのMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォームを提供開始することが明らかになった。[2]

今回GBE Brokersが導入するMT5は、FXやインデックス、株式、コモディティ、エネルギーといった200種類以上の商品取引が可能な他、ロング(買い)とショート(売り)ポジションを同時に建てることができるヘッジング機能や専門的なファンダメンタルズ・テクニカル分析ツールが付帯しているとのことだ。また、0.01ロット単位からワンクリックで注文管理が可能であることに加え、STP方式及びDMA(ダイレクトマーケットアクセス)を提供し、高い約定力と高頻度取引に対応した執行スピードも兼ね添えるという。

GBE BrokersのCEOであるRifat Sayim氏は、プラットフォームと取引ツールが統合した機能性溢れる先進的なテクノロジーが搭載されたMT5を顧客に提供することを喜ばしく思うと述べている。また、2017年6月にGBE Brokersはプライムブローカー事業に参入しており、同事業のヘッドを務めるBen-Florian Henke氏は、MT5ホワイトラベルの提供によって、顧客はMT5を利用してAPI接続サービスを利用することが可能になるとコメントしている。IB(イントロデューシング・ブローカー)と比較して独自ブランドで包括的なブローカレッジサービスを提供可能なホワイトラベルはFXブローカレッジ業界に参入する効率的な方法であり、新規参入ブローカーにとって大きなメリットがあることから、今後先進的機能が付帯したMT5及びGBE Primeのホワイトラベルサービスの利用拡大が期待できそうだ。

release date 2019.07.05

出典元:

ニュースコメント

さらなる利用拡大が期待されるMT5

GBE Brokersは2013年に設立され、キプロス証券取引委員会(CySEC)にて認可・規制を受けているブローカーである。取引可能な通貨ペアが豊富であることが特徴となっており、主にマイナーカレンシーの取引を行うトレーダーから高い評価を得ている。一方のMT5は2010年にMetaQuotesが開発したFXのトレーディングプラットフォームであり、2005年に開発されたMT4の後継版として発表されたMT5ではあるが、リリースから9年ほど経った今でも多くのFXブローカーはMT4を選好しているのが現状だ。MT5の普及が進まない背景には、MT4のカスタムインディケータやEAが使えないなど互換性に乏しく、MT5に対応しているFX業者もMT4に比べると少ないことが要因だと考えられる。MT4は、2019年3月1日をもって一部ビルドが公式サポートの対象外となることが発表されており、開発元であるMetaQuotesとしても利用者のMT5への意向を促すべく、ブローカー各社へ働きかけ続けている。今回のGBE BrokersでのMT5提供開始もその成果と見ることができよう。GBE Brokersは新ブランドdiscountFXを始動するなど、これまで顧客の求めるサービス内容を忠実に反映する高品質で顧客重視のサービスには定評がある。MT5を通して同社の提供するサービスが利用可能となることで、MT5のさらなる利用拡大が期待される。


Date

作成日

2019.07.05

Update

最終更新

2022.01.03

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスクが勝手に開く現象が多数報告!原因や対処法は?

PCでブラウザを立ち上げた際にメタマスクが勝手に起動する現象が起きており、SNS上でも話題になっています。Myforex編集部でもこの現象を確認しており、当記事執筆時点(2025年4月3日)ではGoogle ChromeとBraveのブラウザで発生していることが確認できています。
update2025.04.03 19:45

ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説

ワールドコインのOrb(オーブ)で生体認証を行うことで、仮想通貨WLDを無料で受け取れます。当記事では、ワールドコインの日本国内のオーブ設置場所、探し方、予約方法などを解説します。
update2025.03.21 19:30

XMTrading・Vantage Trading・AXIORY公式アプリがApp Storeから削除

海外FXブローカーのXMTradingおよびVantage Trading、AXIORYのアプリがApp Storeから削除されたことが確認されました。本記事では、削除の背景や考えられる理由、ユーザーへの影響、そして今後の対応策について詳しく解説します。
update2025.03.25 19:30

海外FX業者のXアカウントが凍結?金融庁による働きかけの可能性も

複数の海外FX業者の公式Xアカウントが凍結されました。凍結されたのは日本向けのアカウントで、同じブローカーの英語アカウントは現在も閲覧できる状態です。海外FX業者の公式Xアカウントが凍結された背景を解説します。
update2025.04.01 19:30

Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由

Galaxy DAOが、返金の受付を開始するという内容のメールをユーザーに配信していたことが明らかになりました。しかし、多くのユーザーは返金の実現には懐疑的です。なぜGalaxy DAOによる返金が期待できないのか3つの理由を説明します。
update2025.03.19 19:30

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

キャプテン翼-RIVALS- がJOHNトークンのエアドロを発表!LINEなどで遊べるMini Appの独自トークン

「キャプテン翼-RIVALS- Mini App」は、キャプテン翼のIPを活用したWeb3ゲームです。2025年4月にJOHNトークンのエアドロップが予定されており、注目を集めています。本記事では、JOHNトークンの特徴、エアドロップの仕組み、将来性などを解説します。
update2025.03.27 19:00

MT4/MT5対応の通貨強弱インディケータを徹底比較!無料で使えるおすすめは?

通貨強弱インディケータを使うと各通貨の強弱が一目で分かり、初心者でも視覚的に相場状況を把握できます。この記事では、無料のおすすめインディケータを比較し、選び方や活用方法を解説します。
update2025.02.05 19:30

MT4のバックテストに正確なヒストリカルデータが必須!無料・有料データを比較

MT4でバックテストをする際にはヒストリカルデータの取得が必要です。ヒストリカルデータは無料と有料のものがありますが、どっちがいいのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、ヒストリカルデータのダウンロード方法を詳しく解説します。
update2025.03.26 19:30

MTF-MAでトレードのレベルを上げる。MT4/MT5で使えるインディケータを比較

MTF分析は複数の時間足を組み合わせて相場全体を把握する手法です。MTF分析を使いこなすことでエントリーの方向やタイミングを掴みやすくなります。本記事ではMTF分析を簡単にするインディケータや、エントリー精度を上げる方法を解説します。
update2025.01.21 19:15
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル