Select Language

GBE Brokers プライムブローカー事業に参入

GBE Brokers プライムブローカー事業に参入

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.07 10:58
GBE Brokers プライムブローカー事業に参入

update 2022.07.07 10:58

プライムブローカー「GBE Prime」を設立

GBE Brokersの運営会社であるGBE Brokers Ltd(本社:Loucaides Building, 2nd Floor, Office 22. Corner of Ayiou Andreou and Arch. Kyprianou Street 3036 Limassol Cyprus)【以下、GBE Brokersと称す】は、プライムブローカー事業に参入したことを発表した。「GBE Prime」というブランド名で、ブローカーやホワイトㇻベルを対象に、流動性を提供することを目指している。

ホワイトラベルとはブローカーからシステムを借り、独自のブランド名でサービスを提供することができる仕組みである。

GBE Primeは、ロンドン(LD4)、ニューヨーク(NY4)、東京(TY3)のエクイニクスデータセンターを活用しており、ブリッジブローカーであるPrimeXM (本社:5th and 6th Floor, Archiepiskopou Kyprianou 2, Limassol 3036 Cyprus)とも提携している。

ブリッジブローカーとは、FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカーを指す。

GBE PrimeのトップであるBen Florian Henke氏は次のようにコメントしている。

2016年の初めに、市場へ参入後、この分野における事業は大きく成長しており、既に35社以上のブローカーへ、流動性を提供しています。

Ben Florian Henke, Head of GBE Prime

GBE Primeは、今年の末までに50社以上の海外FXブローカーと提携することを目指しており、特に注目している市場は、アジア市場であるようだ。当面はキプロスとドイツを主な拠点とするものの、アジア地域へ事務所を展開することを検討中であることを明らかにしている。

昨今、多くのブローカーがプライムブローカー事業に参入しており、市場競争が激化している中での、新たな参入となった。GBE BrokersのCEOであるRifat Sayim氏は、プライム事業に参入した理由を次のようにコメントしている。

競争が激しいのは、プライム事業だけでなくリテールFX業界も同じです。我々が提供する素晴らしいネットワークと適応力は、他社よりも優れていると確信しています。

Rifat Sayim氏, CEO of GBE Brokers

Henke氏は、GBE Primeが提供する流動性について以下のようにコメントしている。

我々は、主要な銀行やリクイディティプロバイダーとの関係を部分的に集約して維持しています。外国為替では主にSaxo Bankを通じて、22行の銀行とノンバンクのリクイディティプロバイダーをECNプロバイダーとして、取引の関係を維持しています。当社の取引量と長期的な関係により、顧客にとって非常に有利となる価格を提供することができるでしょう。

Ben Florian Henke, Head of GBE Prime

また、Henke氏はGBE Primeにおける決済方法について以下のコメントを出している。

我々はハイブリッドモデルを採用しています。ダイレクトに市場へ参入できる環境を提供するために、リスクを内面化し、銀行と直接やりとりを行います。業務フローの大部分は我々の外部パートナーが対応します。

Ben Florian Henke, Head of GBE Prime

release date 2017.06.01

ニュースコメント

GBE Brokers マーケティング責任者にJaymes Marsh氏を任命

GBE Brokersは、キプロス証券取引委員会(CySEC)にて認可・規制を受けているブローカーであり、2013年に設立された、比較的新しいブローカーである。通貨ペアの多さが特徴であり、125ペアの通貨ペアを取り揃えている。

GBE Brokersの新たなマーケティング責任者としてJaymes Marsh氏が就任したことが明らかになった。Marsh氏は、FxNetやFXTMでのマーケティング責任者の経験をおさめた後、GBE Brokersへ入社している。Marsh氏は以下のコメントを発表している。

私たちは現在、新しいウェブサイトの構築に取り組んでいます。私達のチームは、社内全体のコミュニケーション基盤を再構築しています。この作業は大規模で大変ですが、とても楽しい作業です。私たちの関連会社であるGBE Primeも最近新たにサービスを開始したので、やるべきことがたくさんあります。

Jaymes Marsh, Head of Marketing


Date

作成日

2017.06.01

Update

最終更新

2022.07.07

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

日本でも税率20%でビットコインのトレードが可能?IG証券がIBIT・ETHAのCFD取扱い開始

IG証券がブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、イーサリアム現物ETF「ETHA」のCFD取引を提供開始し、SNSで話題になっています。本記事では、IG証券の発表内容やSNSでの反応、国内の仮想通貨税制、海外FXとの比較などを紹介します。
update2025.10.10 19:30

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

XMTradingが新銘柄GAUUSDを追加!取引コストはGOLDより割高か

XMTradingが新たにGAUUSDなど4種類のゴールド銘柄を追加し、グラム単位で少額取引が可能になりました。この記事では、従来のGOLDとの取引コストやスワップを比較します。
update2025.10.10 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

【要注意】堀江氏・テスタ氏のディープフェイク広告が急増中?国内で詐欺の事例も

ディープフェイク技術を使った詐欺広告が世界的に増加しており、国内でも有名人を装った広告が出回っています。広告は精巧で、違和感に気づけないケースもあるため、真偽を見抜くのは簡単ではありません。本記事では、出回っているディープフェイク動画の広告主を調査しました。
update2025.10.08 19:00

【当サイト限定】FXONの口座開設でボーナス15,000円をプレゼント!既存ユーザーも対象

2025年8月1日より、FXONでの口座開設で15,000円のボーナスを獲得できる、当サイトMyforex限定のキャンペーンがスタートしました。この記事では、ボーナスの受け取り方法や注意点などを説明します。
update2025.08.01 19:30

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル