Select Language

GAIN、2月期業績を発表、取引量は前年同月比50%減

GAIN、2月期業績を発表、取引量は前年同月比50%減

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.06.07 11:54
GAIN、2月期業績を発表、取引量は前年同月比50%減

update 2022.06.07 11:54

前月比も軟調な結果

米国最大のFXブローカーであるForex.comを運営するGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206, Suite 11 Bedminster, NJ 07921[1])【以下、GAINと称す】は、2019年2月期の業績を報告した。GAINは2018年度通期業績が良好であったが、2019年1月期に続き2か月連続で取引量が減少する結果となった。

GAINの2019年2月期の店頭(OTC)外国為替取引量は1,340億ドルとなり、2019年1月期の1,840億ドルから27%減で着地した。前年同月比ベースで見ると、2018年2月期の2,835億ドルから実に52%急激に減少した形だ。また1日当たりの平均取引量(ADV)は67億ドルであり、2019年1月期の84億ドルと比較して20.2%減、前年同月比では53%減に低迷する結果に終わった。2019年2月期のリテールFX部門アクティブ口座数は121,787口座と2019年1月期の122,581口座から微減、前年同月比では8%超の減少であった。

更にGAINの先物取引高を見ても、2019年2月期が542,556枚と2019年1月期の591,123枚から8%縮小している。2019年に入ってGAINは軟調な1月期業績を発表したことに加え、この度公表された非常に厳しい内容の2月期決算から勘案するに、GAINの不調が未だ続いていることが伺い知れよう。

足元、英国・ロンドンを拠点とするFX・CFDブローカーであるIG GroupがForest Park FXと提携し、米国市場開拓を加速させる動きも見られている。新たな有力ブローカーが米国市場に参入し競争が活性化されることが見込まれる中、GAINが顧客維持を図るべく如何なる革新的なサービスを提供するか注目される。

release date 2019.03.12

出典元:

ニュースコメント

Forex.comのプラットフォーム、ヴァントレ

GAINの運営するForex.comが提供するプラットフォーム、ヴァントレは戦略進化型システムとして世界のトレーダーにアプローチをかけている。業界最多レベルとなる139種類のインディケータを搭載していることに加え、104種類の自動売買ロジック、PCやモバイルなどデバイスを問わず自由自在にレイアウト、複数チャート分析などが好評のようだ。また、Forex.comで提供する提供通貨ペアも84種類と豊富で、初心者・経験者の別を問わない使いやすい設定となっている。ヴァントレは2015年にUK Forex Awardsのベスト・FXプラットフォーム賞を受賞しているほか、今まで数々のアワードを受賞しており、マーケットとトレーダーから評価を得ている。なお、日本でもゲインキャピタル・ジャパン株式会社が金融商品取引業者として登録している。業績不振が続くGAINだが、今後はどのようなサービスを展開していくのか見守っていきたい。


Date

作成日

2019.03.12

Update

最終更新

2022.06.07

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル