作成日
:2025.03.21
2025.03.21 13:42
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、トランプ関税と報復関税、ウクライナ停戦を巡る協議の進展、そしてトルコ政情不安などを見極めていくことになる。
ユーロドルは、欧州やドイツの財政拡大政策への転換を受けて1.09ドル台まで上昇したものの、1.10ドルの大台の手前で伸び悩んでいる。
ポンドドルも、タカ派的なイングランド銀行金融政策委員会(MPC)声明にも関わらず、1.30ドル台では伸び悩む展開となった。
今後は、トランプ関税による欧州や英国の景況感、ウクライナ停戦を巡る米国、ロシア、ウクライナ、北大西洋条約機構(NATO)の関与を見極めていくことになる。
本日は、エスクリバ・スペイン中銀総裁の講演が予定されている。
先日、エスクリバ氏は、「インフレと経済成長に関するECBの想定は、どちらの方向にも大きなリスクに直面している」「このような不確実性により、今後の金利動向を予測することは不可能だ」と述べていた。そして、「政策立案者は米国の関税や欧州の急速な再軍備計画がもたらす波及効果を、まだ評価中であり、4月の政策委員会会合に向けて選択肢を残しておく必要がある」と述べた。
本日は、相互関税の発動に向けた欧米通商摩擦や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に対する見解にも注目しておきたい。
また、トルコの政情不安により暴落したトルコリラ防衛のためのトルコ中央銀行による緊急利上げの効果、などトルコ発のリスクシナリオにも警戒しておきたい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0955ドル(3/18高値)
・ユーロ円:162.33円(3/20高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0766ドル(3/6安値)
・ユーロ円:160.26円(日足一目均衡表・雲の上限)
(山下)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.03.21
作成日
:2025.03.21
最終更新
:2025.03.21
株や為替を中心とした情報サービス提供企業であり、多くのFX会社にニュースを配信している。
為替分野では、各市場の概況からアナリストの独自分析まで幅広い記事を取り扱う。
ディーラー業務経験者など、経験豊富な専門家を揃えている。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
ワールドコインのOrb(オーブ)の日本設置場所は?無料配布を受けられる登録会場の予約方法も解説
2025.03.21 19:30
ZoomexがWLF上場記念第2弾キャンペーンを開催!現物取引でWLFやポジションエアドロップを獲得
2025.03.21 19:00
Galaxy DAOが出金受付を開始?返金を期待できない3つの理由
2025.03.19 19:30
メタバース麻雀とは?Riumで遊べる麻雀 to Earnの始め方・稼ぎ方を解説
2025.03.19 19:00
Bybitの統合取引アカウントとは?高い資金効率と利便性の理由を解説
2025.03.18 19:00
オンラインウォレットPeskaは本当に安全か?運営会社が怪しすぎる
2025.03.17 19:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー