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Bybit、仮想通貨トレードコンテストWSOT2021の開催を発表

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update 2022.04.20 12:28
Bybit、仮想通貨トレードコンテストWSOT2021の開催を発表

update 2022.04.20 12:28

総額750万ドル相当のテザーが賞金として提供される

仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所のBybitが、8月18日から9月17日まで世界最大級の仮想通貨トレードコンテストであるWSOT(World Series of Trading)2021を開催すると発表した。[1]

WSOT2021は開催期間中における仮想通貨トレードのパフォーマンスを競い合うイベントであり、個人または10名以上のメンバーで構成されたチームで参加することが可能となっている。WSOT2021の参加者は利益と損失のレートに基づいてランク付けされ、上位入賞を果たせば、賞金としてテザー(Tether)を獲得することができる。賞金総額は個人で最大150万ドル、チームで最大600万ドル相当となっている。

昨年も開催されたWSOTは、仮想通貨コミュニティの発展に貢献するだけでなく、社会問題の解決に向けた取り組みにも協力しているようだ。WSOTは国際連合児童基金(United Nations Children's Fund, UNICEF)【以下、ユニセフと称す】をパートナーとし、2020年には10BTC(当時、10万ドル以上相当)を同団体のパンデミック救済活動に寄付した。今年はユニセフへの寄付を4倍に引き上げ、ベトナムの子ども達へのSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)教育を支援する見通しだ。

Bybitは自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization, DAO)のBitDAOに巨額の資金を投じるなど、仮想通貨市場で注目を集めているが、WSOT2021の開催がどのような成果につながるのか、今後も同取引所の動向を見守っていきたい。

release date 2021.08.18

ニュースコメント

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仮想通貨業界で流行するトレードコンテスト


リテールブローカーによるトレードコンテストは、ユーザーの取引を活性化させるためのプロモーション手段として活用されている。特にFX業界ではトレードコンテストが積極的に開催されており、最近では、HotForexがリアルトレードコンテストの賞金を増額することを決定したという。このトレンドは仮想通貨業界にも波及し、BybitのWSOT以外にも、PhemexやBitcoin.comを始めとする多数の仮想通貨取引所が同様の試みに出ているようだ。その他、仮想通貨デリバティブ分野では、CMEがマイクロビットコイン先物を用いたトレードコンテストである「Micro Bitcoin Trading Challenge」を開催している。仮想通貨市場は拡大の一途を辿っているが、仮想通貨トレーダーを取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後もその動向に注目していきたい。


Date

作成日

2021.08.18

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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