Select Language

バイナンス、BSwapに7種類の通貨ペアを追加

バイナンス、BSwapに7種類の通貨ペアを追加

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:28
バイナンス、BSwapに7種類の通貨ペアを追加

update 2022.04.20 12:28

BAKEおよびTRXが新しくサポート対象となる

8月2日、世界最大の仮想通貨(暗号資産)取引所Binance【以下、バイナンスと称す】は、同取引所の流動性プールサービスであるBinance Liquid Swap【以下、BSwapと称す】に新しく7種類の通貨ペアを追加したことを発表した。[1]

今回、バイナンスはBAKE(BakerySwap)およびTRX(トロン)をサポート対象とし、BAKE/BNB、BAKE/BTC、BAKE/USDT、TRX/USDT、TRX/BTC、TRX/ETH、TRX/BNBの通貨ペアをBSwapで利用できるようにしたという。現在、BSwapではビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)、ライトコイン(Litecoin)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)などに加え、多数のアルトコインやステーブルコインが利用可能となっている。

BSwapはAMM(Automated Market Maker)の原則に基づいて構築された流動性プールであり、マーケットメーカーとしての役割を担うユーザーが収益を上げることを可能にするサービスだ。具体的に、ユーザーは保有する仮想通貨を預け入れることでマーケットに参加し、裁定取引によりバイナンスコイン(Binance Coin)やその他仮想通貨で取引手数料を稼ぐ機会を得る。

最近、バイナンスは仮想通貨先物のレバレッジ制限を決定するなど、投資家保護の観点から自粛する動きを見せているが、どのような事業展開を見せるのか、今後も同取引所の取り組みを見守っていきたい。

release date 2021.08.04

ニュースコメント

comment

流動性の確保が求められる仮想通貨取引所


仮想通貨取引所は流動性を確保することが共通の課題となっており、FXブローカーと同様に外部のマーケットメーカーサービスなどを導入する動きを見せている。主要なプラットフォームとしては、ユニスワップ(Uniswap)やスシスワップ(SushiSwap)などが仮想通貨市場で存在感を発揮しているが、これに対してバイナンスは昨年9月にローンチしたBSwapを強化し、自前のエコシステムを介して流動性を確保する方針を示しているようだ。バイナンスはBSwapを導入したことにより、仮想通貨取引のスリッページを改善すると同時に、同取引所のユーザーにインセンティブを提供して顧客ロイヤリティを向上させることに成功しているという。最近、ビットコイン価格が4万ドルの大台に迫る高騰を記録するなど、仮想通貨市場が再び盛り上がりを見せているだけに、各取引所は流動性に関して早急な対策が求められていると言えるだろう。


Date

作成日

2021.08.04

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」を開催!入金&取引で豪華賞品をプレゼント

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」の開催を発表しました。本キャンペーンでは「Switch 2」のほか、豪華賞品が抽選でプレゼントされます。取引を重ねるごとに抽選権利がもらえる仕組みで、取引するほど当選確率がアップします。
update2025.07.16 19:00

Exnessでスワップフリーが突如剥奪されるバグ発生、対象者には補償予定

海外FX業者のExnessで突如スワップフリーが剥奪されたとするXの投稿が注目を集めています。Exnessはシステムのバグが原因と説明しており、スワップが発生したユーザーに対して補償する方針を示しています。
update2025.07.18 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル