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TradingView、ブランドロゴを刷新

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update 2022.04.20 12:28
TradingView、ブランドロゴを刷新

update 2022.04.20 12:28

コーポレートブランドの更なる強化を模索

ウェブベースのチャート作成ツールを提供するTradingViewは7月19日、ブランドロゴを刷新したことを発表した。[1]

雲に折れ線チャートを加えたTradingViewの最初のブランドロゴは、作成から10年が経ち、クラウドは一般的なものとなり特別感を失っていたため、今回新たなブランドロゴを採用することにしたという。モノグラムデザインの新ブランドロゴは、全てのユーザーが利用するチャートを意味する直角と、市場で何が起きているか注視する目を表現したドット、そして利益を意味する上向きのスラッシュという3要素で構成されている。また、同社は稀代のフリークライマーであるアレックス・オノルド氏、名高いフリースキーヤーであるケイト・ゼリフ氏、そして冒険家のレオ・ホールディング氏と提携した。TradingViewは、彼らが達成困難な目標を掲げて驚くべきことにコミットし、懸命に努力するという同社の企業精神を体現していることからパートナー契約を締結したという。更にTradingViewは、全ての人が常に十分な情報に基づいて投資意思決定を下せることをミッションとして掲げている。同社は、まずチャートを見てからチャンスに飛びつけ(Look first / Then leap)というコンセプトを活用し、分析や準備を行った上で実行することの重要性をより明確に伝えていくという。TradingViewはこれらの取り組みを通じて、コーポレートブランドの更なる強化を図っていく方針だ。

また、TradingViewはユーザーの利便性向上に向け、継続的に様々な機能を改善している。例えば、TradingViewはMac向けM1プロセッサーをサポートした他、7月には銘柄ごとの通貨変換機能やカスタマイズ可能なインディケータの可視化機能に加え、米連邦準備制度(Federal Reserve System, FRS)の経済データが利用できるようになった。同社はこれらの新機能を提供すると共に、今回ブランドロゴを刷新することで、顧客認知度向上に伴う更なる利用拡大が期待できそうだ。尚、近年、同社はグローバル投資家の間で高い人気を集めているが、現状では日本語対応の海外FXブローカーとは提携していない状況である。唯一、BVI FSCライセンスを追加したeasyMarketsが、TradingViewのサイトから直接注文を出す機能はないものの、easyMarketsのプラットフォーム上でTradingViewのチャートを提供している。

TradingViewがブランド力と利用価値を高める中、日本語対応の海外FXブローカーが同社との提携を進めることにも期待したい。

release date 2021.08.02

ニュースコメント

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ブランドロゴを刷新してイメージ向上を図る海外FXブローカー


各企業にとって、ブランドロゴはブランドイメージや企業理念などを伝える重要なツールとなる。今回、TradingViewはブランドロゴの刷新に加え、企業の広告塔になる有名スポーツ選手の起用やキャッチーなコンセプトを打ち出すことで、強力にブランディング戦略を推進している模様だ。他方で、同社以外にも、複数の海外FXブローカーが企業イメージの向上を図るべく、ブランディング戦略の一環としてブランドロゴを刷新している。最近では、ハイスペックなトレード環境を構築するTradeview(トレードビュー)が新たなブランドロゴを公表した。同社は、顧客の利益最大化に寄与する最先端テクノロジーの提供を通じ、より優れたトレーディングエクスペリエンスの構築に努めていく方針も打ち出している。また、モバイルアプリに新機能を追加したFBSも、各製品(FBS Trading Broker、FBS Trader、FBS CopyTrade)のロゴを刷新することで、製品の独自性を強調すると共に顧客認知度を高めている。ブランドロゴを刷新して企業イメージの向上を図るこれら海外FXブローカーが、更なる顧客基盤の拡大に向けて如何なるソリューションを打ち出すのか今後も注目したい。


Date

作成日

2021.08.02

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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