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【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

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New update 2025.12.09 15:50
【実測】Exnessのゴールドスプレッドで損しない!「最狭口座」はコレ一択

update 2025.12.09 15:50

Exness(エクスネス)のスプレッドは業界最狭」と噂されることも少なくありません。そこでMyforex編集部では1分単位でスプレッドデータを独自に取得し、4ヶ月間にわたってゴールド(XAUUSD)のスプレッドを徹底調査しました。

その結果、噂通りExnessのスプレッドは業界最狭水準であり、最も狭いスプレッドを提供しているのはロースプレッド口座であることが分かりました。ただし、取引スタイルやキャッシュバックサイトを経由するかどうかなどによって、必ずしもロースプレッド口座を選べば良いわけでもありません。

本記事では、Exnessではゴールド取引でいくらの手数料がかかるのかだけでなく、どの口座タイプを選べばよいのかまで解説します。

Exnessのゴールドスプレッドはいくら?5つの口座を比較

Exness(エクスネス)が提供する各口座タイプについて、ドル建てゴールド(XAUUSD)の取引で一体いくらのコストがかかるのか調査しました。

その結果、取引手数料を含めた実質的なスプレッドではロースプレッド口座が1.07pipsと最も狭く、ゼロ口座、プロ口座が僅差で続くことが分かりました。

Exnessのゴールドスプレッド(全期間)

平均スプレッドと1ロットごとの円換算

口座タイプ 平均スプレッド 1ロットあたりの円換算(*1)
スタンダード 1.60pips 2,400円
スタンダードセント 1.60pips 2,400円
プロ 1.12pips 1,680円
ロースプレッド 1.07pips(*2) 1,605円
ゼロ 1.10pips(*3) 1,650円
口座タイプ 平均 1ロット(*1)
スタンダード 1.60pips 2,400円
スタンダードセント 1.60pips 2,400円
プロ 1.12pips 1,680円
ロースプレッド 1.07pips(*2) 1,605円
ゼロ 1.10pips(*3) 1,650円

(*1)1ドル=150円で算出

(*2)往復7ドルの取引手数料込み

(*3)往復11ドルの取引手数料込み

ゼロ口座では往復11ドル(1.1pips相当)、ロースプレッド口座では往復7ドル(0.7pips相当)の取引手数料がスプレッドとは別にかかります。しかし、ゼロ口座とロースプレッド口座ではスプレッドが0pips付近で推移しているため、実質スプレッドは取引手数料が無料のプロ口座とあまり変わりません。

また、スタンダード口座とスタンダードセント口座のスプレッドは、Exnessの中では広めの水準となっていますが、他社のハイスペック口座と比べても非常に優秀な水準です。

point ゴールドの1pipsはいくら?

XMTrading(エックスエムトレーディング)を含めた多くの業者では、ゴールド1ロットあたり「1pips=10ドル」と定義されていますが、Exnessでは「1pips=1ドル」です。このように差が出る理由は、銘柄の仕様差にあります。多くの業者ではXAUUSDの価格が4010.00といった少数第2位までで提供されています。一方でExnessでは4010.000といった少数第3位まで提供されていることから、1pipsあたりの金額に差が出るのです。

定義が異なるだけで実際にかかる取引コストが10分の1になるわけではありませんが、Exnessの公式HP上でスプレッド値を確認する際は注意しましょう。なお本記事では、他ブローカーの定義に合わせて取引手数料を換算しています。

【他社比較】Exnessのゴールドスプレッドは最狭水準

Exness(エクスネス)が提供するドル建てゴールド(XAUUSD)のスプレッドは、他社のハイスペック口座と比較しても最狭水準を誇ります。

海外FX業者が提供するXAUUSDのリアルタイムスプレッドランキングは以下の通りです。2025年11月時点では、Exnessのプロ口座が業界第3位に位置しています。

業者名 口座タイプ 平均スプレッド
(スリートレーダー)

Rawゼロ

全期間平均:0.9pips
欧米時間平均:0.8pips
(アクシ)

エリート

全期間平均:1.0pips
欧米時間平均:0.9pips
(エクスネス)

プロ

全期間平均:1.1pips
欧米時間平均:1.1pips
(エックスエス)

プロ・エリート

全期間平均:1.2pips
欧米時間平均:1.1pips
(ヴァンテージ トレーディング)

プレミアム

全期間平均:1.3pips
欧米時間平均:1.2pips

ThreeTrader

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
Rawゼロ
全期間平均:0.9pips
欧米時間平均:0.8pips

Axi

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
エリート
全期間平均:1.0pips
欧米時間平均:0.9pips

Exness

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プロ
全期間平均:1.1pips
欧米時間平均:1.1pips

XS.com

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プロ・エリート
全期間平均:1.2pips
欧米時間平均:1.1pips

Vantage Trading

口座タイプ 平均スプレッド(*1)
プレミアム
全期間平均:1.3pips
欧米時間平均:1.2pips

(*1)2025年11月時点から過去1ヶ月間で算出

ThreeTrader(スリートレーダー)やAxi(アクシ)のようにExnessよりもスプレッドが狭い業者はありますが、Exnessの特筆すべき点はスプレッドの「安定性」にあります。ランキング上位5社のスプレッドの推移状況まで確認してみると、Axiのエリート口座に関しては、上下の振れが激しいことが分かります。

Exnessのゴールドスプレッドを他社と比較

単純なスプレッドの狭さに加えて、いつ取引してもコストがほぼ変わらないという「安定性」もExnessの魅力といえるでしょう。

このようなリアルタイムのスプレッド状況は、Myforexのリアルタイムスプレッド比較ツールを使えば、銘柄と期間を指定するだけですぐに確認できます。グラフ機能では最大5社まで比較できるので、気になる業者の取引コストをさらに詳しく見てみたい際にぜひご活用ください。

Exnessにおけるゴールドのスプレッドの特徴や傾向

これまでの比較で、Exness(エクスネス)が提供するスプレッドが狭く、安定していることが見えてきました。続いてプロ口座を例に、以下の時間帯に区切ってゴールドのスプレッドの特徴や傾向をさらに詳しくみていきましょう。

  • 早朝
  • 経済指標発表時間
  • ニューヨーク時間

なお、今回はよくおすすめの海外FX業者として取り上げられる、XMTrading(エックスエムトレーディング)、Titan FX(タイタンエフエックス)、XS.com(エックスエス)の3社が提供する最も低スプレッドの口座タイプを比較対象としてピックアップしました。

早朝のスプレッド

Exnessでは、早朝であってもスプレッドが広がらず安定しています。最大スプレッドの平均値と通常時との差は0.01pipsと、早朝であっても普段と同じ感覚で取引できます。また調査期間にわたって、早朝のスプレッドが最大でも約1.2pipsまでしか拡大しないことも確認できました。

Exnessのゴールドスプレッドを他社と比較(早朝)

最大スプレッドの平均と通常時とのスプレッド差

業者名 平均 スプレッド差
(エクスネス)

1.13pips

0.01pips

(エックスエムトレーディング)

5.26pips

2.98pips

(タイタンエフエックス)(*1)

6.04pips

3.39pips

(エックスエス)

1.66pips

0.42pips

Exness

最大スプレッド平均 通常時とのスプレッド差
1.13pips 0.01pips

XMTrading

最大スプレッド平均 通常時とのスプレッド差
5.26pips 2.98pips

Titan FX(*1)

最大スプレッド平均 通常時とのスプレッド差
6.04pips 3.39pips

XS.com

最大スプレッド平均 通常時とのスプレッド差
1.66pips 0.42pips

(*1)1ロット当たり往復0.6ドルの手数料込み

一方で他社では、早朝になると通常時の1.5倍から2倍程度まで拡大することが一般的です。特にXMTradingやTitan FXでは、通常時の6倍以上まで拡大するケースも確認できています。

経済指標発表時間のスプレッド

早朝だけでなく、経済指標発表時に関してもExnessのスプレッドは安定しています。米国の主要経済指標が発表される午後9時30分時点(夏時間)における最大スプレッドの推移状況をグラフ化しました。

他社では経済指標発表時に数pipsはスプレッドが拡大する中、Exnessは最大でも通常時と比べて0.15pipsしかスプレッドが広がらないことが分かりました。

Exnessのゴールドスプレッドを他社と比較(経済指標)

最大スプレッドと通常時とのスプレッド差

業者名 最大スプレッド スプレッド差
(エクスネス)

1.27pips

0.15pips

(エックスエムトレーディング)

8.35pips

6.07pips

(タイタンエフエックス)(*1)

7.55pips

4.91pips

(エックスエス)

2.20pips

0.96pips

Exness

最大スプレッド 通常時とのスプレッド差
1.27pips 0.15pips

XMTrading

最大スプレッド 通常時とのスプレッド差
8.35pips 6.07pips

Titan FX(*1)

最大スプレッド 通常時とのスプレッド差
7.55pips 4.91pips

XS.com

最大スプレッド 通常時とのスプレッド差
2.20pips 0.96pips

(*1)1ロット当たり往復0.6ドルの手数料込み

caution 経済指標発表前後のレバレッジ制限

Exnessでは重要な経済指標発表の15分前から5分後までの間、ゴールドを含む一部銘柄の新規ポジションに対する最大レバレッジが一時的に最大200倍に制限されます。ことExnessに関しては、少額でハイレバレッジをかける際、スプレッドの拡大よりもレバレッジ制限に注意した方がよいでしょう。

ニューヨーク時間のスプレッド

各社が提供するスプレッドが最も狭くなる時間帯が、取引が最も活発になるニューヨーク時間です。各社のスプレッドが狭くなる中でも、やはりExnessのスプレッドの安定性と狭さは目立ちます。

Exnessのゴールドスプレッドを他社と比較(NY時間)

平均スプレッドと最大スプレッドの平均値

業者名 平均スプレッド 平均値
(エクスネス)

1.12pips

1.12pips

(エックスエス)

1.19pips

1.30pips

(タイタンエフエックス)(*1)

2.11pips

2.35pips

(エックスエムトレーディング)

1.97pips

2.62pips

Exness

平均スプレッド 最大スプレッドの平均値
1.12pips 1.12pips

XS.com

平均スプレッド 最大スプレッドの平均値
1.19pips 1.30pips

XMTrading

平均スプレッド 最大スプレッドの平均値
1.97pips 2.62pips

Titan FX(*1)

平均スプレッド 最大スプレッドの平均値
2.11pips 2.35pips

(*1)1ロット当たり往復0.6ドルの手数料込み

Exnessのゴールドスプレッドがこれほど安定している理由として挙げられるのが、Exnessが採用する独自の価格提供システムです。Exnessは公式サイト上で、XAUUSDを含む主要銘柄においてスプレッドを安定させる「Stable Spreads」という仕組みを導入していると公表しています。

この仕組みでは、一定期間で観測されたスプレッドとティックデータを加重平均、つまりある程度ならすことで市場の突発的なノイズや変動が直接スプレッドに反映されにくいように調整しているようです。この仕組みがしっかりと機能していることが、今回の調査結果にも表れたと考えられます。

Exnessのゴールドスプレッドを加味した口座選び

ドル建てゴールド(XAUUSD)の取引において、Exness(エクスネス)のスプレッドが優秀であることが分かりましたがそこで迷うのが口座タイプ選びです。実は、プロ口座やゼロ口座などスプレッドが狭い口座をとりあえず選んでおけば良いという訳ではなく、スプレッド以外の取引条件にも目を向けていくと他の口座タイプにも使い道があります。

例えば、各口座間で初回最低入金額が以下のように異なります。

平均スプレッドと初回最低入金額

口座タイプ 平均スプレッド 初回最低入金額
プロ 1.12pips 2,000USD相当額
ゼロ 1.07pips
ロースプレッド 1.10pips
スタンダード 1.60pips 150USD相当額
スタンダードセント
口座タイプ 平均 入金額
プロ 1.12pips 2,000USD
相当額
ゼロ 1.07pips
ロースプレッド 1.10pips
スタンダード 1.60pips 150USD
相当額
スタンダードセント

スプレッドだけを見るとスタンダード口座やスタンダードセント口座ではなく、プロ口座などで取引をすれば1ロット当たり約700円お得に取引できるものの、取引自体を始めるためには10倍以上の資金が必要です。

またスタンダード口座やスタンダードセント口座であっても、他社の同タイプの口座だけでなく、ハイスペック口座と比べても優秀な水準です。取引を始めるハードルとスプレッドが狭い口座タイプを選ぶことで浮くコストを加味すると、少額トレーダーにとってはスタンダード口座やスタンダードセント口座も十分良い選択であるといえます。

point 全口座がスワップフリー対象

Exnessでは、全口座タイプでXAUUSDをスワップフリーで取引できます。2025年時点で上昇トレンドが続くゴールドですが、ほとんどの海外FX業者では買いポジションがマイナススワップになっています。Exnessならどの口座タイプを選んでも、マイナススワップを気にすることなく取引が可能です。

スタンダード口座よりもスタンダードセント口座の方が万人向け

スタンダード口座とスタンダードセント口座は全期間を通したスプレッドの値がほぼ同じ、かつ両者ともプロ口座などと同様にスプレッドが安定しています。

Exnessのスタンダード口座と他社のスタンダード口座のスプレッドを比較した結果は、以下の通りです。比較した4社の中では最低水準で安定感があることが分かります。

Exnessスタンダード口座のゴールドスプレッド比較(全期間)
業者名 口座タイプ 平均スプレッド
(エクスネス)

スタンダード

1.60pips

(エックスエムトレーディング)

スタンダード

3.92pips

(タイタンエフエックス)

スタンダード

2.69pips

(エックスエス)

スタンダード

1.84pips

Exness

口座タイプ 平均スプレッド
スタンダード 1.60pips

XMTrading

口座タイプ 平均スプレッド
スタンダード 3.92pips

Titan FX

口座タイプ 平均スプレッド
スタンダード 2.69pips

XS.com

口座タイプ 平均スプレッド
スタンダード 1.84pips

さらに海外FX業界全体で見ても、2025年11月時点では、Axi(アクシ)に次ぐ業界2位のスタンダード口座となっています。

また、Exnessのスタンダードセント口座は業界最狭のスプレッドを誇るマイクロ口座でありながら、他社のマイクロ口座と比較してみてもコストのブレを気にせずに取引ができることが分かります。

Exnessマイクロ口座のゴールドスプレッド比較(全期間)
業者名 口座タイプ 平均スプレッド
(エクスネス)

スタンダードセント

1.60pips

(エックスエムトレーディング)

マイクロ

3.92pips

(タイタンエフエックス)

マイクロ

3.18pips

(エックスエス)

セント

1.84pips

Exness

口座タイプ 平均スプレッド
スタンダードセント 1.60pips

XMTrading

口座タイプ 平均スプレッド
マイクロ 3.92pips

Titan FX

口座タイプ 平均スプレッド
マイクロ 3.18pips

XS.com

口座タイプ 平均スプレッド
セント 1.84pips

ただし、スタンダードセント口座で取引できるのは限られた通貨ペアと貴金属、仮想通貨のみです。したがって、マイクロ口座を使いたいという特段の理由がない限り、取引銘柄数が豊富なスタンダード口座の方が汎用性は高いと言えるでしょう。

スプレッド以外の取引環境も重視するならプロ口座

スタンダード口座のスプレッドも業界内ではかなり優秀ですが、とにかく良い取引環境を求めるならプロ口座がやはりおすすめです。

仮に毎日1ロットの取引を約1ヶ月(22営業日)続けた場合の総コストを、スタンダード口座と比較してみると、1ヶ月で約1万6,000円、年間では約20万円ものコスト差が生まれる計算になります。さらに取引量が多くなるほど、プロ口座の恩恵は大きく積みあがっていくはずです。

プロ口座:1.12pips × 22日 =
24.64pips(=36,960円)

スタンダード口座:1.60pips × 22日 =
35.2pips(=52,800円)

またプロ口座では、他の口座タイプで採用されている成行約定だけでなく、即時約定(Instant Execution)という約定方式を選べます。

Myforexが提供するインディケータを使って、各約定方式のスリッページを計測した結果は以下の通りです。なおExnessのMetaTrader4デモ口座を使用し、午後4時頃に日本国内からXAUUSDを1ロットで20回成行注文しました。

オープン・クローズごとのスリッページ

オープン・クローズごとのスリッページ

約定方式
(口座)
オープン クローズ
即時約定
(プロ)
平均-1.675pips(*1)
最小-12pips
最大4.6pips
平均0.415pips(*1)
最小-3.2pips
最大4.5pips
成行約定
(プロ)
平均0.276pips
最小-3.2pips
最大5.9pips
平均0.159pips
最小-34.2pips
最大35.5pips
成行約定
(スタンダード)
平均0.0pips
最小0.0pips
最大0.0pips
平均0.0pips
最小0.0pips
最大0.0pips

即時約定(プロ)

オープン
平均-1.675pips(*1)
最小-12pips/最大4.6pips
クローズ
平均0.415pips(*1)
最小-3.2pips/最大4.5pips

成行約定(プロ)

オープン
平均0.276pips
最小-3.2pips/最大5.9pips
クローズ
平均0.159pips
最小-34.2pips/最大35.5pips

成行約定(スタンダード)

オープン
平均0.0pips
最小0.0pips/最大0.0pips
クローズ
平均0.0pips
最小0.0pips/最大0.0pips

(*1)オープン・クローズともに2回のリクオートが発生

プロ口座の即時約定のスリッページを見てみると、ポジションオープン時に1.67pipsほど有利な価格帯で取引ができていることが分かります。つまりプロ口座の平均スプレッドが1.12pipsであることから、計測期間内ではポジションを持った瞬間に0.55pips(1.67pips-1.12pips)利益が出た状態でポジションを保有できるというわけです。

リクオートの懸念はありますが、全口座タイプの中でも最狭のコストで取引できる可能性がある約定方式を選択できる点でも、プロ口座はおすすめです。

自分のトレード環境でスリッページを調べたい場合には、スリッページ記録ツールをご活用ください。

スプレッドを気にせず取引をしたいならゼロ口座・ロースプレッド口座

ゼロ口座とロースプレッド口座では、外付け手数料を除くと0pips近辺でスプレッドが推移しています。

以下は、ゼロ口座とロースプレッド口座について外付け手数料を除いたスプレッドの推移状況を計測したグラフです。特にゼロ口座のスプレッドが優秀で、当サイトの計測によると1日を通して約40%の時間帯でスプレッドが0になっています。

Exness手数料抜きスプレッド

取引手数料が別途かかるので実質的にはコストが0でないにしろ、エントリー時の建値が良くなるのでチャートの見え方も変わり、取引手法次第ではその見え方の違いがトレード結果を左右する場面もあります。

トータルの取引コストを抑えたいならロースプレッド口座、エントリー時の建値重視ならゼロ口座、外付け手数料の計算が面倒だという場合はプロ口座という選び方がよいでしょう。

キャッシュバックを使うと選ぶ口座タイプが変わる可能性あり

キャッシュバックサイトを経由して口座を開設すると、取引ごとに支払ったスプレッドまたは手数料の一部が還元されることがあります。キャッシュバックを使うと、どの口座タイプがお得に取引ができるのか調査しました。

例えばTariTali(タリタリ)を経由した取引を想定すると、各口座タイプ別の実質スプレッドは以下になります。

口座タイプ キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
スタンダード スプレッドの40% 0.96pips
スタンダードセント
プロ スプレッドの25% 0.84pips
ロースプレッド 1.7192ドル 0.90pips
ゼロ 1.149ドル 0.99pips

スタンダード

キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
スプレッドの40% 0.96pips

スタンダードセント

キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
スプレッドの40% 0.96pips

プロ

キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
スプレッドの25% 0.84pips

ロースプレッド

キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
1.7192ドル 0.90pips

ゼロ

キャッシュバック率(*1) 実質スプレッド
1.149ドル 0.99pips

(*1)2025年11月時点の数値

キャッシュバックサイトを活用すると、プロ口座が最もお得になり、かつスタンダード・スタンダードセント口座もかなり実質スプレッドが狭くなります。お使いのキャッシュバックサイトによっては、有利な口座タイプの序列に変化があるかもしれない点は押さえておきましょう。

Exnessにおけるゴールドの取引条件まとめ

Exness(エクスネス)におけるドル建てゴールド(XAUUSD)の取引条件を改めてまとめました。

項目 内容
銘柄表記 XAU/USD
レバレッジ 最大無制限
ストップレベル 0pips
ロスカット水準 0%
最小注文数 0.01ロット
最大注文数 200ロット(*1)
取引可能時間
(日本時間)
【夏時間】
(月曜)午前6:05~
(土曜)午前6:00
【冬時間】
(月曜)午前7:05~
(土曜)午前7:00
ロングスワップ スワップフリー
ショートスワップ スワップフリー
約定方式
成行約定
(プロ口座のみ即時約定を選択可能)

(*1)スタンダードセント口座以外は、午前 6:00〜午後 3:59(日本時間)の間は60ロット

Exnessの取引条件に関しては以下もご参照ください。

条件付きではあるもののレバレッジ最大無制限、かつストップレベルとロスカット水準がともに0です。調査結果から分かった安定した低スプレッドと組み合わせると、Exnessはハイレバレッジを使ったゴールド取引に非常に向いている取引環境を用意しているといえます。

また2025年下旬に入ってから、仮想通貨や株価指数などほかの銘柄でもスプレッドが大幅縮小されており、他銘柄についてもExnessのスプレッドの優秀さが見られます。

ゴールド取引に関してはロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の順でおすすめという結果になりましたが、銘柄によってその序列は変わる可能性があります。Myforexのツールを使ってご自身が取引する銘柄のコストを比較しつつ口座タイプ選びまで進めていきましょう。


Date

作成日

2025.12.09

Update

最終更新

2025.12.09

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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