Select Language

FxPro、7月31日より仮想通貨の24時間取引サービスを提供開始

FxPro、7月31日より仮想通貨の24時間取引サービスを提供開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:28
FxPro、7月31日より仮想通貨の24時間取引サービスを提供開始

update 2022.04.20 12:28

強まる顧客需要に対応

英国・ロンドンを拠点とする海外FXブローカーであるFxPro(エフエックスプロ)は2021年7月31日より、週末を含めて毎日24時間にわたる仮想通貨(暗号資産)CFD取引サービスの提供を開始することを発表した。[1]

ブローカレッジ業界のグローバルリーダーであるFxProは、仮想通貨取引環境の改善に向けた取り組みを推進している。特に、市場のボラティリティが大きく拡大することがある週末に、仮想通貨を取引もしくは管理することの重要性が高まる中、今回同社は24時間取引サービスを開始したという。同サービスは、FxProの独自プラットフォームであるFxPro EDGEとMetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5)上で利用できる。また、同社は顧客需要への対応を進めるべく、2021年6月に13種類の仮想通貨を追加しており、現在ではビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)といったメジャー通貨を始め、18種類の仮想通貨CFDを取引できる。尚、FxProはEquinix(エクイニクス)のデータセンターを活用し、0.014秒以下の高速約定を実現した取引環境下において、取引手数料を無くした最大レバレッジ200倍の仮想通貨取引サービスを提供している。

現状、仮想通貨CFDの24時間取引サービスを提供している海外FXブローカーは限定的であるが、例えば、13種類の仮想通貨を取り扱うExness(エクスネス)は、スワップフリーで24時間取引サービスを提供している。また、8種類の仮想通貨を提供するTraders Trust(トレーダーズ トラスト)も24時間取引できる他、8月1日より仮想通貨の最大レバレッジを25倍に引き上げたExclusive Marketsは、一部の銘柄を除き24時間取引サービスを提供している。これらの海外FXブローカーを通じて取引するユーザーにとっては、自身のライフスタイルに応じて好きな時間に柔軟なトレードができる他、週末にマーケットが急変したとしても機動的な売買が可能だ。

2006年に創業したFxProは、世界170か国を超える国々にサービス展開する欧州の大手海外FXブローカーだ。同社はグループで、厳格な規制を敷く英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority, FCA)を始め4つのライセンスを保有し、各市場の規制を遵守した高い信頼性を誇っている。最近では、Global Forex AwardsにてFxProは3つの賞にノミネートするなど、数々の国際的な賞を受賞しブランド力を高めている状況だ。また、FxProは70種類のFX通貨ペアを始めとするバラエティに富んだ商品を提供している他、NDD方式を採用した透明性の高い取引環境を構築している。尚、日本居住者向けには、キプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission, CySEC)ライセンスを保有するFxPro Financial Services Limitedと、バハマ証券委員会(Securities Commission of the Bahamas, SCB)ライセンスを保有するFxPro Global Markets Limitedという2つの運営会社がサービスを提供している。但し、より高いレバレッジである最大200倍を提供するFxPro Global Markets Limitedを利用するユーザーが多いという。

FxProは需要高まる仮想通貨の24時間取引サービスを開始したことで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.08.02

ニュースコメント

comment

各取引ツールに対応した多彩な口座タイプを提供するFxPro


FxProはMT4/MT5、FxPro EDGE、cTraderと多様な取引プラットフォームを提供している。そして、MT4マーケット口座とMT4インスタント口座(変動スプレッドと固定スプレッドタイプあり)、MT5口座、cTrader口座、FXPro EDGE口座という、これらの取引ツールに対応した多彩な口座タイプを用意している点が特徴として挙げられる。MT4マーケット口座とMT4インスタント口座では注文執行方式が異なる。MT4マーケット口座は市場決済を採用し、顧客注文を直接市場に流すことで、スリッページは発生するものの、リクオートのない透明性の高い口座タイプとなる。一方、MT4インスタント口座は即時決済を採用し、FxProが顧客注文をカバーし執行することがあり、リクオートは発生するが、基本的にスリッページが発生しない仕組みとなっている。また、MT4/MT5はEA(自動売買システム)を容易に利用できる一方、cTraderはスキャルピングなどの短期売買に適しているという特徴を持っており、ユーザーは自身のトレードスタイルを踏まえて口座タイプを選択することができる。加えて、最大レバレッジや初回最低入金額などは全ての口座タイプ共通であるが、取り扱い商品数に関しては大きく異なっており、MT4とFXPro EDGEは400種類を超える一方、MT5とcTraderは200種類弱となる。尚、今回FxProが開始した仮想通貨の24時間取引サービスは、MT4インスタントとcTraderには対応していないとのことだ。最近、FxProは100種類以上の株式CFDを追加するなど、顧客需要への対応を進めている。トレーディングエクスペリエンスが向上する同社を通じ、多くの日本人ユーザーが自身に最適な口座タイプを選択し、取引を活性化することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.08.02

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

初めてのバックテストでも安心!MT5ストラテジーテスターの使い方ガイド

MT5のストラテジーテスターでは、バックテストによりEAのパフォーマンスを確認できます。バックテストの開始手順や注意点を解説します。
update2025.06.17 19:00

bitbankからBybitに送金してみた!トラベルルールの対応状況も解説

Myforex編集部では、bitbank(ビットバンク)からBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.12 19:30
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル