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海外FXのXアカウントがまた凍結?FXGT・Vantage Tradingのポストが閲覧不可に

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New update 2025.12.10 17:15
海外FXのXアカウントがまた凍結?FXGT・Vantage Tradingのポストが閲覧不可に

update 2025.12.10 17:15

2025年12月10日現在、海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)とVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)の公式Xアカウントが閲覧できなくなっています。今回のアカウント削除・制限には金融庁の規制強化が関係している可能性があります。

この記事では、現在の状況やブローカーのアカウントの削除・制限になぜ金融庁が関わってくるのかを説明します。

12/10頃にFXGTのXアカウント削除

FXGT(エフエックスジーティー)の日本向けX(旧Twitter)アカウント(https://x.com/FXGT_JP)にアクセスすると、「アカウントは存在しない」 というメッセージが表示され、投稿やプロフィールを閲覧できなくなっています。そのため、凍結ではなくアカウント自体が削除されたとみられます。

FXGTのXアカウント

削除されたのはあくまでも日本向けのXアカウントで、アジア圏向けに運営されているXアカウント(https://x.com/FXGT_ASIA)は通常通り閲覧できます。

Vantage Tradingも表示制限

Vantage Trading(ヴァンテージトレーディング)の日本向けXアカウント(https://x.com/Vantage_JP)も、現在 「表示が制限されているアカウント」 と表示され、投稿を閲覧できなくなっています。

Vantage TradingのXアカウント

Vantage TradingのXアカウントに関しては過去にも同様の騒動があり、公式アカウントを閲覧できなくなったのは今回で2度目です。ただし、FXGTとは異なり、今回Vantage TradingはXアカウントが削除されたわけではなく、あくまでも日本からのアクセスが制限されている状態です。そのため、国外からは閲覧できる可能性があります。

公的機関による働きかけの可能性

Vantage Trading(バンテージトレーディング)のXアカウントにアクセスすると、現在 「@Vantage_JP has been withheld in JP in response to a legal demand.」 というメッセージが表示されます。Xのヘルプセンターによると、このメッセージは 「裁判所命令などの有効な法的要請に応じて、指定されたアカウント全体(例:@username)を差し控えざるを得なかった」場合に適用されると記載されています。[1]

そのため、Vantage Tradingの閲覧制限はX側の自主的な措置ではなく、公的機関による法的要請に基づいて実施された可能性が高いと見られます。

金融庁の圧力?

海外FX業者のXアカウント削除や制限は、金融庁による圧力の可能性があります。

2025年2月、海外の仮想通貨(暗号資産)取引所5社のアプリが一斉に削除される騒動がありました。その後に公開された金融庁の公式資料には、以下のように金融庁自身がアプリ削除を要請していることが明記されています。

クロスボーダーの暗号資産取引については、現行の制度運用上、無登録の外国の事業者が、日本語のウェブサイト等により本邦居住者向けに暗号資産取引等の勧誘をしている場合については、警告・公表やアプリストアへの削除要請といった対応を行っている。

事務局説明資料(暗号資産に係る規制の見直しについて) - より引用

また、2025年3月にAxioryのスマートフォンアプリがApp Storeから削除された際、同社はユーザーに配信したメールで 「Apple社に対する外部からの圧力が原因」 で削除したと説明しています。そのため、ユーザーの間ではAxioryの件も「金融庁からApple社へ働きかけがあったのでは」との見方が広がりました。

仮想通貨取引所のアプリに対しては、金融庁が直接削除要請を行っていたことが判明しているため、同様に海外FXのアプリの削除やSNSアカウント制限にも金融庁が関わっていた可能性があります。

サービスは平常通り稼働中

海外FX業者のXアカウントが削除・制限されたのは、これが初めてではありません。過去にはBigBoss(ビッグボス)のアカウントが削除されたこともありましたが、現在は新しいXアカウントが運用されています。

同様に、FXGT(エフエックスジーティー)やVantage Trading(ヴァンテージトレーディング)についても、今後新しいアカウントが開設される可能性があります。

なお、Xアカウントが利用できない状態であっても、両社の公式サイトは通常どおりアクセスでき、取引サービスも普段どおり提供されています。そのため、今回の騒動が原因で、ユーザーの取引や入出金に影響が及ぶことはなさそうです。

出典元:

  1. About country withheld content

    https://help.x.com/en/rules-and-policies/post-withheld-by-country

Date

作成日

2025.12.10

Update

最終更新

2025.12.10

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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