Select Language

バイナンス、コンプライアンス強化に向けた取り組みを発表

  1. HOME
  2. マーケット情報・ナレッジベース
  3. 世界のFXニュース
  4. バイナンス、コンプライアンス強化に向けた取り組みを発表

世界のFXニュース

バイナンス、コンプライアンス強化に向けた取り組みを発表

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.09.02 11:10
バイナンス、コンプライアンス強化に向けた取り組みを発表

update 2021.09.02 11:10

出金限度額引き下げと税報告ツールの提供を開始

今月27日、世界最大の仮想通貨(暗号資産)取引所であるBinance【以下、バイナンスと称す】は、コンプライアンス強化の一環として出金限度額を引き下げ、税報告ツールの提供を開始すると発表した。[1][2]

各国の規制当局から問題視されている現状を打開するために、今回バイナンスはコンプライアンス強化に踏み切っており、これらの変更を決定したという。これまで、バイナンスは1日あたりの出金限度額を2BTC(約8万ドル相当)に設定していたものの、KYC(顧客確認)を完了していないユーザーに限りその上限を0.06BTC(約2,400ドル相当)へ引き下げることとなった。この変更は8月4日から有効化される予定だが、KYCを完了していれば、1日あたり最大100BTC(約400万ドル相当)まで出金することが可能だ。

加えて、バイナンスはユーザーの納税を促すことを目的に、新しく税報告ツールの提供を開始している。このツールを利用すれば、ユーザーはAPIを介してトランザクション履歴とキャピタル・ロスの記録を外部サービスにエクスポートし、それぞれの国や地域で申告が必要な税金を簡単に計算することができる。

その他、バイナンスは豪ドル、ユーロ、英ポンドを対象とした仮想通貨の証拠金取引を停止することを発表している。[3]バイナンスは8月12日まで保留中となっている注文を取り消すことに加え、証拠金取引のポジションを強制的に精算すると伝えているようだ。最近各国の規制当局から警告を受けて、バイナンスは仮想通貨先物のレバレッジ制限を決めるなど、投資家保護の観点から自粛する動きを見せている。

バイナンスのCEOであるチャンポン・ジャオ氏が地域本部設立の可能性について言及するなど、同取引所は分散型からより中央集権型に近い組織体制に移行しつつあるが、これがどのような変化をもたらすのか、今後もバイナンスの動向に注目していきたい。

release date 2021.07.30

ニュースコメント

comment

マネーロンダリングに利用されるオフショア取引所


昨年公開されたChainalysisのレポートによると、犯罪利用された可能性のあるビットコイン(Bitcoin)は年間28億ドルに達し、その50%以上がオフショア取引所のバイナンスおよびHuobi(フォビ)に送金されていたという。特にマネーロンダリングに特化したサービスを提供するOTC(店頭取引)業者が、KYCプロセスが緩いオフショア取引所を利用するケースが多発しており、これらの取引所からテザー(Tether)などのステーブルコインに両替された資金が大量に持ち出されているようだ。これに対してバイナンスはCipherTraceと協業するなど、テクノロジーを強化することで解決を図ってきたが、最近では各国のKYC要件に従うことが求められ始めている。最終的にバイナンスはオフショア取引所の運営形態から脱却することができるのか、今後も同取引所の取り組みに注目していきたい。


Date

作成日

 : 2021.07.30

Update

最終更新

 : 2021.09.02

著者情報

Zero(ゼロ) | Zero

金融ライター

arw
Zero

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

関連記事

アクセスランキング

MetaQuotes、新規顧客へのMT4の提供廃止

ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】は、新規顧客に対する、MetaTrader 4【以下、MT4と称す】の提供廃止を発表した。
update2018.01.12 12:05

BITトークン、SushiSwapのファーミング報酬として配布

BitDAOは8月31日、同日から最大180日間に渡って、最大3,400万BITトークンが分散型取引所(DEX)SushiSwapのファーミング報酬に割り当てられると発表しました。ファーミングとは、仮想通貨をレンディングやステーキングすることで報酬を得る行為を指します。
update2021.09.03 18:00

金融業界に変革を起こす!BitDAOとはどんな組織?

2021年6月に、世界で最も新しいDAO(自立分散型組織)としてBitDAOが誕生しました。DeFiの発展を目指すとしていて、仮想通貨取引所Bybitの支援を受け、2億3千万ドルもの資金を調達しました。この記事では、BitDAO、DAO、DeFiについて詳しく解説します。
update2021.07.06 10:00

BitDAOがIDO開始!SNSでも話題に

仮想通貨デリバティブの取引高が世界第6位を誇るBybitが支援する自立分散型組織(DAO)、「BitDAO」のIDO(新規DEX公開)が2021年8月16日に開始されました。
update2021.08.23 10:00

話題のDAO、BitDAOを徹底解説!参加するメリットは?

2021年6月、DAO(自立分散型組織)であるBitDAOが活動を開始しました。大手仮想通貨取引所のBybitが継続的に出資をしていることで、活動開始前から現在に至るまでSNS等で注目を集めています。
update2021.09.10 20:00

海外FXブローカー各社、スイスフランのレバレッジを変更

2021年8月上旬にユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)が年初来安値を更新する展開となる中、海外FXブローカー各社は、スイス国立銀行(Swiss National Bank)【以下、SNBと称す】による現行のペッグ通貨政策にリスクが伴うとして、スイスフラン通貨ペアのレバレッジを変更した。
update2021.08.30 12:19

NYオプションカット情報(4月9日)

米国証券保管振替機関(DTCC)によると、日本時間4月10日午前0時(米国東部標準時4月9日午前10時)に期限を迎えるオプション取引の数量は下記の通り。本日は、ユーロドル、ドル円、米ドルカナダドル、NZドル米ドルに10億通貨を超える大口のオプション取引がある。
update2021.04.09 15:44

ユーロリアルタイムオーダー=1.1800ドル OP本日NYカット大きめほか

1.2000ドル OP30日NYカット1.1940ドル 売り1.1925ドル OP23日NYカット1.1900-10ドル 断続的に売り(1.1900ドル OP28・30日NYカット)1.1890ドル OP28日NYカット1.1880ドル 売...
update2021.07.23 18:11

BitDAO、Bybitから約4,720万ドルの資金提供を受ける

世界最大の仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所Bybitが支援する自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization, DAO)のBitDAOが、同取引所から約4,720万ドルの資金提供を受けたことが明らかになった。
update2021.08.11 14:20

ドル円リアルタイムオーダー=107.80円 買い・割り込むとストップロス売り

110.00円 売り109.90円 OP22日NYカット109.70円 売り109.00-20円 断続的に売り108.60-80円 断続的に売り108.55円 売り・超えるとストップロス買い108.40-50円 断続的に売り108.30円 ...
update2021.04.21 21:02
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。利用の方針

クッキー利用に同意する