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MicroStrategy、ビットコインの追加購入額を拡大

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update 2022.04.20 12:27
MicroStrategy、ビットコインの追加購入額を拡大

update 2022.04.20 12:27

社債増額に加えて10億ドルの普通株を売却する可能性

ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)を開発するMicroStrategyが、ビットコイン(Bitcoin)の追加購入額を拡大する見通しであることが明らかになった。[1]

6月初め、MicroStrategyはビットコインの追加購入に向けて4億ドル相当の社債を発行すると発表していたが、今回、それを5億ドルに増額して資金調達コストを差し引いた4億8,800万ドルを同仮想通貨(暗号資産)への投資に充てる意向であることを示した。更に米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)に提出した文書の中でMicroStrategyは、最大10億ドルの普通株を売却し、その資金をビットコインの購入および一般的な企業活動に利用する可能性があることを明示している。

既にMicroStrategyは約37億ドル相当の9万2,079BTCを保有している。現在、ビットコイン価格が4万ドル前後であることを考慮すると、MicroStrategyは1万BTC以上を追加購入することが可能となっており、同社が保有するビットコイン数は10万BTCを超える見込みだ。

MicroStrategyのCEOであるマイケル・セイラー氏は、ビットコインの押し目買いを継続しながらも、再生可能エネルギーの促進を目的にBitcoin Mining Councilの設立を北米のマイニング事業者に合意させるなど、業界のサステナビリティ改善に尽力する姿勢を見せている。セイラー氏は仮想通貨市場に対して高いコミットメントを示しているが、この一連の行動がどのような成果につながるのか、今後もMicroStrategyの取り組みに注目していきたい。

release date 2021.06.16

ニュースコメント

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MicroStrategyの経営方針を懸念する投資家


当初、MicroStrategyは米ドルのインフレリスクをヘッジするためにビットコイン投資を行うと主張していたが、最近では投機的な目的で同仮想通貨の追加購入を拡大しているようだ。これを受け、大手銀行のシティバンクがビットコインへの過剰投資を理由にMicroStrategy株の格下げを行うなど、株式市場では同社の経営方針に対する懸念が高まっている。実際にMicroStrategyの株価がピーク時の半分以下にまで後退しているのに加え、過去に発行した転換債券価格も軒並み下落しているという。Cumberland AdvisorsのCIO(Chief Investment Officer)であるデビッド・コトック氏はMicroStrategyが本業でない仮想通貨投資に注力していることを批判している。先月からビットコイン価格は暴落を繰り返しているが、これがMicroStrategyの経営にどのような影響を及ぼすのか、今後も同社の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.06.16

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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