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Amazon、デジタル通貨プロジェクト立ち上げに向けエンジニアを募集

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update 2021.08.31 15:31
Amazon、デジタル通貨プロジェクト立ち上げに向けエンジニアを募集

update 2021.08.31 15:31

プライム会員を対象とした新しい決済手段を開発へ

大手イーコマース企業のAmazonが、DEP(Digital and Emerging Payments)部門を立ち上げ、メキシコでデジタル通貨プロジェクトをローンチするために、ソフトウェアエンジニアを募集していることが明らかになった。[1]

現在、Amazonは収益性の高いプライム会員を対象としたデジタル通貨プロジェクトの立ち上げを試みており、その実現に向けて幅広い分野のソフトウェアエンジニアを募集しているという。Amazonは現金と交換可能なデジタル通貨を開発し、それを商品の購入やプライムビデオなどのオンラインサービスにおける決済手段として利用することを想定しているようだ。

これとは別に、Amazonは今年後半までにアマゾンコイン(Amazon Coin)と呼ばれる独自通貨を発行することを予定している。アマゾンコインは1通貨あたり1セントの価値を持っており、米国内のユーザーがKindleアプリおよびゲームを購入する際に利用できるという。Amazonはアマゾンコインのローンチに伴い、利用促進を図るために数百万ドル相当の同通貨を無料配布することを計画している。

Amazonは新しいデジタル通貨プロジェクトに関する詳細を公開しておらず、それがアマゾンコインに関連性があるものなのかも明らかになっていない状況だ。GAFAの一角であるFacebookはリブラをディエムに変更して引き続き世界的なステーブルコイン発行を目指す意思があることを示しているが、Amaoznはどのような動きに出るのか、今後も同社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.02.12

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨市場への本格参入が期待されるAmazon

これまで、Amazonは仮想通貨市場に本格的に参入することはせず、仮想通貨関連企業にバックエンドサービスを提供するのみに留まっていた。特にAmazonのクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Service)は、取引インフラやアプリの基盤として利用されることが多く、米バージニア州にPoPを開設したAvelacomなども同プラットフォームを用いて接続サービスを展開しているという。しかしながら最近、仮想通貨関連サービスを開始したペイパルやテスラなどの米大手上場企業がより直接的な形で仮想通貨市場に関与し始めているため、Amazonも何らかの動きを見せることが期待されている。今回、AmaoznがDEP部門を立ち上げたことは、暗号市場本格参入に向けた布石となる可能性があるが、同社はどのような方針を持って事業を展開していくのか、今後もその動きを見守っていきたい。


Date

作成日

2021.02.12

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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