Select Language

Twitter、テスラに続きビットコインに投資する可能性

Twitter、テスラに続きビットコインに投資する可能性

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:31
Twitter、テスラに続きビットコインに投資する可能性

update 2021.08.31 15:31

従業員やベンダーへの支払いに利用することを想定

米国のSNS大手のTwitter, Inc.(1355 Market Street, Suite 900 San Francisco, CA 94103[1])【以下、Twitterと称す】が、電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)に続き、ビットコイン(Bitcoin)に投資する可能性があることが明らかとなった。[2]

TwitterのCFO(Chief Financial Officer)であるNed Segal氏は、メディアのインタビューで同社が一部資金をビットコインに投資できるかを考えていると語った。Twitterはビットコインで従業員やベンダーに支払いを行うことを想定しており、Segal氏は送金時に米ドルを同仮想通貨に両替する、または、同仮想通貨を資産として保有するかを検討すると述べている。

Twitterの創設者兼CEOであるJack Dorsey氏は、ビットコインを変革的なテクノロジーと称し、ビットコインがより多くの人々に金融システムへアクセスする機会を提供することに加え、10年後に世界の単一通貨となる存在だと捉えているようだ。同じくDorsey氏が創設者兼CEOを務める決済サービスプロバイダのSquare(スクエア)は、同氏のビジョンを事業に反映させており、仮想通貨の取り込みを進めている。既に、Squareは昨年10月に約5,000万ドル相当の4,700BTCを購入し、ビットコインの値上がりで大きな利益を上げているという。

SquareのCFOは、ビットコインが将来的によりユビキタスな通貨になる可能性があると言及しており、同社が引き続き仮想通貨市場参入の機会を模索する方針であると伝えているが、Twitterはどのような判断を下すのか、今後もこれら企業の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.02.12

出典元:

ニュースコメント

機関投資家の市場参入がビットコイン需要の高まりを招く

昨年、大手オンライン決済サービスのペイパルが仮想通貨関連サービスを本格始動して以降、機関投資家による仮想通貨市場参入が続いており、それがビットコイン需要の高まりを招いているようだ。最近では、テスラが将来的に仮想通貨による決済に対応する意向を示し、15億ドル相当のビットコインを購入したことを背景に、ビットコイン価格は4万7,000ドルを突破している。その他にも、世界最大の資産運用会社であるBlackRockがビットコイン先物に投資することを見据え、米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)に目論見書を提出するなど、仮想通貨市場へのアクセスを拡大する動きが生じているという。このまま機関投資家の仮想通貨市場参入が増加していけば、ビットコイン価格の上昇トレンドが長期化する可能性があると考えられるが、今後もその展開を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.02.12

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

日本でも税率20%でビットコインのトレードが可能?IG証券がIBIT・ETHAのCFD取扱い開始

IG証券がブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、イーサリアム現物ETF「ETHA」のCFD取引を提供開始し、SNSで話題になっています。本記事では、IG証券の発表内容やSNSでの反応、国内の仮想通貨税制、海外FXとの比較などを紹介します。
update2025.10.10 19:30

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

【要注意】Axi口座から不正出金被害、セキュリティ対策に不安の声

海外FX業者のAxiで、不正出金の被害が海外フォーラムなどで報告されています。国内で同様の被害は確認されていませんが、日本人ユーザーも無関係ではありません。この記事では、報告されている不正出金の事例やセキュリティの問題点のほか、現状でユーザーがとれる対策を説明します。
update2025.09.29 19:00

XMTradingが新銘柄GAUUSDを追加!取引コストはGOLDより割高か

XMTradingが新たにGAUUSDなど4種類のゴールド銘柄を追加し、グラム単位で少額取引が可能になりました。この記事では、従来のGOLDとの取引コストやスワップを比較します。
update2025.10.10 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

Exnessがスプレッドを最大30%OFF!仮想通貨・株価指数で大幅縮小

海外FX業者のExnessが主要銘柄のスプレッドを縮小しています。BTCUSDは16%、ETHUSDでは23%の縮小が確認されています。本記事では縮小後のExnessスプレッドを主要なブローカーと比較しました。
update2025.10.02 19:00

【要注意】堀江氏・テスタ氏のディープフェイク広告が急増中?国内で詐欺の事例も

ディープフェイク技術を使った詐欺広告が世界的に増加しており、国内でも有名人を装った広告が出回っています。広告は精巧で、違和感に気づけないケースもあるため、真偽を見抜くのは簡単ではありません。本記事では、出回っているディープフェイク動画の広告主を調査しました。
update2025.10.08 19:00

【当サイト限定】FXONの口座開設でボーナス15,000円をプレゼント!既存ユーザーも対象

2025年8月1日より、FXONでの口座開設で15,000円のボーナスを獲得できる、当サイトMyforex限定のキャンペーンがスタートしました。この記事では、ボーナスの受け取り方法や注意点などを説明します。
update2025.08.01 19:30

話題のDCJPYとJPYCの違い|海外FXの入出金に使えるのは?

DCJPYというデジタル通貨が話題となっています。一方で、海外FXユーザーの間ではJPYCへの期待も高まっています。本記事では、DCJPYとJPYCの特徴や違いを比較し、海外FXトレーダーにとってどちらが送金手段の選択肢となるのかを解説します。
update2025.09.26 19:30

XMのビットコインスプレッドはExnessの2倍広い!それでも「ナシ」ではない理由とは?

Myforex編集部では、2025年1月10日〜4月10日の3ヶ月間にわたり、XMTradingにおけるビットコインのスプレッドを独自調査。その結果、狭い業者と比べて2倍以上の差があることが分かりました。
update2025.09.05 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル