作成日
:2021.02.12
2021.08.31 15:31
米国のSNS大手のTwitter, Inc.(1355 Market Street, Suite 900 San Francisco, CA 94103
)【以下、Twitterと称す】が、電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)に続き、ビットコイン(Bitcoin)に投資する可能性があることが明らかとなった。TwitterのCFO(Chief Financial Officer)であるNed Segal氏は、メディアのインタビューで同社が一部資金をビットコインに投資できるかを考えていると語った。Twitterはビットコインで従業員やベンダーに支払いを行うことを想定しており、Segal氏は送金時に米ドルを同仮想通貨に両替する、または、同仮想通貨を資産として保有するかを検討すると述べている。
Twitterの創設者兼CEOであるJack Dorsey氏は、ビットコインを変革的なテクノロジーと称し、ビットコインがより多くの人々に金融システムへアクセスする機会を提供することに加え、10年後に世界の単一通貨となる存在だと捉えているようだ。同じくDorsey氏が創設者兼CEOを務める決済サービスプロバイダのSquare(スクエア)は、同氏のビジョンを事業に反映させており、仮想通貨の取り込みを進めている。既に、Squareは昨年10月に約5,000万ドル相当の4,700BTCを購入し、ビットコインの値上がりで大きな利益を上げているという。
SquareのCFOは、ビットコインが将来的によりユビキタスな通貨になる可能性があると言及しており、同社が引き続き仮想通貨市場参入の機会を模索する方針であると伝えているが、Twitterはどのような判断を下すのか、今後もこれら企業の取り組みに注目していきたい。
release date 2021.02.12
昨年、大手オンライン決済サービスのペイパルが仮想通貨関連サービスを本格始動して以降、機関投資家による仮想通貨市場参入が続いており、それがビットコイン需要の高まりを招いているようだ。最近では、テスラが将来的に仮想通貨による決済に対応する意向を示し、15億ドル相当のビットコインを購入したことを背景に、ビットコイン価格は4万7,000ドルを突破している。その他にも、世界最大の資産運用会社であるBlackRockがビットコイン先物に投資することを見据え、米証券取引委員会(US Securities and Exchange Commission, SEC)に目論見書を提出するなど、仮想通貨市場へのアクセスを拡大する動きが生じているという。このまま機関投資家の仮想通貨市場参入が増加していけば、ビットコイン価格の上昇トレンドが長期化する可能性があると考えられるが、今後もその展開を見守っていきたい。
作成日
:2021.02.12
最終更新
:2021.08.31
米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー